JP2003285950A - プリンタ用ラベル紙 - Google Patents

プリンタ用ラベル紙

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JP2003285950A JP2002091033A JP2002091033A JP2003285950A JP 2003285950 A JP2003285950 A JP 2003285950A JP 2002091033 A JP2002091033 A JP 2002091033A JP 2002091033 A JP2002091033 A JP 2002091033A JP 2003285950 A JP2003285950 A JP 2003285950A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタ用ラベル紙をプリンタに用いた際
に、分離案内面に当たることによりハーフカット加工を
施した部分が折れることなく、一枚ずつ分離しながら搬
送して印字することができるプリンタ用ラベル紙を提供
する。 【解決手段】 プリンタ1は、積層した状態で給紙部6
にセットされたラベル紙30を、ラベル紙30に接触し
て駆動するピックアップローラ12により送り出し、分
離案内面13aに当接させることにより、一枚ずつ分離
しながら搬送して印字する。ラベル紙30は、ラベル紙
搬送方向先頭側の端縁30aと、当該端縁と最も近い、
用紙搬送方向に垂直な方向のハーフカット部31bと、
の間の距離をAとし、ピックアップローラの繰出し位置
12aと、分離案内面の用紙搬送方向における下流側の
端縁の位置13cと、の間の距離をBとしたときに、A
≧Bとなるように用紙搬送方向先頭側のハーフカット部
31を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ用ラベル
紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、プリンタに用いられる用紙と
して、ハーフカット加工を施すことにより剥離可能な一
又は複数のラベル部が形成された、いわゆるラベル紙が
用いられている。
【0003】このラベル紙がプリンタに用いられる際に
は、複数枚積層した状態でプリンタの給紙部にセットさ
れ、この給紙部に設けられるピックアップローラにより
プリンタ用ラベル紙が送り出される。そしてラベル紙の
先頭側は、プリンタ側に形成された分離案内面に当た
り、分離案内面の分離作用を受けて一枚ずつ分離されな
がら搬送されて印字される。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】ここで、前記分離案内
面により良好な分離作用を行わせ、かつラベル紙をスム
ーズに搬送させるためには、ラベル紙の先頭側をまっす
ぐ分離案内面に当接させる必要がある。
【0005】即ち、前記分離案内面が用紙の分離作用を
良好に行うためには、図6の(a)のように、ピックア
ップローラ12により搬送される用紙30の先頭が、適
切な向きで真っ直ぐ分離案内面13aに当接する必要が
ある。なお、図中の符号30bは、裏面に粘着材層が形
成されている表素材(感熱紙)であり、30cは表素材
に貼り合わされる剥離紙である。一方、例えば図6の
(b)のように、用紙30の先頭方向が分離案内面13
aとほぼ直角に向いてしまっている場合は、用紙30の
先頭が分離案内面13aに対して滑らないために下流側
に搬送されず、用紙の空送が起こってしまう。また、図
6の(c)のように、用紙30の先頭方向が分離案内面
13aに沿う方向に向いてしまっている場合は、分離案
内面13aによる分離作用が良好に働かずに、複数枚を
同時に下流側に送ってしまう重送が起こってしまう。
【0006】この点、前述のプリンタ用ラベル紙は、ハ
ーフカット加工を施した部分が弱いため、その先端が分
離案内面に当たり分離作用(抵抗力)を受けている間、
それを折り目として屈曲してしまいやすい。この結果、
用紙30の先頭が図6(b)や(c)の向きに向いてし
まい易く、前述の空送や重送といった用紙搬送トラブル
が頻発するという問題があったのである。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みてされたもので
あり、プリンタ用ラベル紙をプリンタに用いた際に、分
離案内面に当たることによりハーフカット加工を施した
部分が折れることなく、一枚ずつ分離しながら搬送して
印字することができるプリンタ用ラベル紙を提供するも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の請求項1に記載のプリンタ用ラベル紙は、積
層した状態の用紙をセット可能な給紙部と、該給紙部に
セットされた用紙に接触して駆動し、用紙を送り出すた
めのピックアップローラと、そのピックアップローラに
より送り出された用紙の先頭側に当接する分離案内面
と、を有し、前記ピックアップローラと前記分離案内面
とにより用紙を一枚ずつ分離しながら搬送して印字する
プリンタに前記用紙として用いられるラベル紙であっ
て、該ラベル紙にはハーフカット加工を施して、剥離可
能な一又は複数のラベル部を形成するとともに、ラベル
紙の搬送方向先頭側の端縁と、当該端縁と最も近い、用
紙搬送方向に垂直な方向のハーフカット部と、の間の距
離をAとし、ピックアップローラの繰出し位置と、前記
分離案内面の用紙搬送方向における下流側の端縁の位置
と、の間の距離をBとしたときに、A≧Bであることを
特徴とする。
【0009】この請求項1の構成によると、給紙部に積
層した状態でセットされたプリンタ用ラベル紙が、ピッ
クアップローラにより送り出されて、プリンタ用ラベル
紙の搬送方向先頭側の端縁が分離案内面の用紙搬送方向
における下流側の端縁に位置した際に、プリンタ用ラベ
ル紙の搬送方向先頭側の端縁と最も近い、用紙搬送方向
に垂直な方向のハーフカット部が、ピックアップローラ
の繰出し位置にあるか、あるいはピックアップローラの
繰出し位置よりも用紙搬送方向における上流側の位置に
ある。即ち、プリンタ用ラベル紙の搬送側先頭側の端縁
が分離案内面を乗り越えるまでは、前記ハーフカット部
がピックアップローラから送り出されないことが確保さ
れる。従って、プリンタ用ラベル紙の搬送側先頭側の端
縁が分離案内面に当たったときに、プリンタ用ラベル紙
の搬送方向先頭側の端縁と最も近い、用紙搬送方向に垂
直な方向のハーフカット部が折れてしまうトラブルを回
避することができる。この結果、プリンタ用ラベル紙を
空送および重送することなく、プリンタ用ラベル紙を確
実に一枚ずつ分離しながら搬送して印字することができ
る。
【0010】本発明の請求項2に記載のプリンタ用ラベ
ル紙は、請求項1に記載のプリンタ用ラベル紙であっ
て、ラベル紙の搬送方向の最も先頭側に位置するラベル
部の輪郭線の少なくとも一部がラベル紙全体の用紙搬送
方向先頭側の端縁と重複していることを特徴とする。
【0011】この請求項2の構成によると、ラベル紙の
搬送方向の最も先頭側に位置するラベル部の輪郭線の少
なくとも一部がラベル紙全体の用紙搬送方向先頭側の端
縁と重複していることから、プリンタ用ラベル紙の搬送
方向先頭側の端縁からラベル紙の搬送方向の最も先頭側
に位置するラベル部との間に余白がなくなる。従って、
請求項1の構成による効果のほかに、ラベル部以外の無
駄になる部分(残余部分)を少なくすることができ、コ
ストを低減することができる。
【0012】本発明の請求項3に記載のプリンタ用ラベ
ル紙は、積層した状態の用紙をセット可能な給紙部と、
該給紙部にセットされた用紙に接触して駆動し、用紙を
送り出すためのピックアップローラと、そのピックアッ
プローラにより送り出された用紙の先頭側に当接する分
離案内面と、を有し、前記ピックアップローラと前記分
離案内面とにより用紙を一枚ずつ分離しながら搬送して
印字するプリンタに前記用紙として用いられるラベル紙
であって、該ラベル紙にはハーフカット加工を施して、
剥離可能な一又は複数のラベル部を形成するとともに、
少なくとも、ラベル紙の搬送方向先頭側の端縁と最も近
い、用紙搬送方向に垂直な方向のハーフカット部は、ミ
シン目状のハーフカット部となっていることを特徴とす
る。
【0013】この請求項3の構成によると、ラベル紙の
搬送方向先頭側の端縁と最も近い、用紙搬送方向に垂直
な方向のハーフカット部は、ミシン目状のハーフカット
部となっているため、連続的なハーフカットを施した場
合に比べて、当該ハーフカット部が折れにくくなる。従
って、プリンタ用ラベル紙の搬送側先頭側の端縁が分離
案内面に当たったときに、プリンタ用ラベル紙の搬送方
向先頭側の端縁と最も近い、用紙搬送方向に垂直な方向
のハーフカット部が折れてしまうトラブルを回避するこ
とができる。そして、プリンタ用ラベル紙を空送および
重送することなく、プリンタ用ラベル紙を一枚ずつ分離
しながら搬送して印字することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を説明す
る。図1は、プリンタ装置の用紙分離部および印刷機構
部の詳細を示した断面拡大図である。図2は、第1の実
施形態に係るプリンタ用ラベル紙の平面図である。図3
は、第1の実施形態の別の実施形態に係るプリンタ用ラ
ベル紙の平面図である。図4は、第2の実施形態に係る
プリンタ用ラベル紙の平面図である。図5は、第1の実
施形態または第2の実施形態に係るプリンタ用ラベル紙
の変形例を示す平面図である。図6は、ラベル紙が分離
案内面と当接する様子を示した要部拡大図である。
【0015】まず、プリンタ装置1の概略構造を、図1
を参照しながら説明する。プリンタ装置は、平面視で長
方形状(A6〜A7サイズ程度の大きさ)とされ、か
つ、厚みが略2cmあるいはそれ以下となる、コンパク
トな構成とされている。プリンタ装置1の本体ケース2
は、枠体3の下面を下カバー4で覆うとともに、上面の
一部を上カバー5で覆って形成されている。
【0016】枠体3の上面側のうち前記上カバー5で覆
われた箇所を除いた残りの部分には、用紙収容部(給紙
部)6が形成される。この用紙収容部6には、A6〜A
7サイズのカットシート状の感熱紙(被記録媒体。以下
「用紙」と称する)30をパッケージ材8の内部に複数
枚収納した用紙パッケージ9を収容可能としている。な
お、用紙30として、本実施形態に係るプリンタ用ラベ
ル紙が用いられる。前記用紙収容部6の上方は蓋体10
にて覆われ、この蓋体10は回動自在とされる。本体ケ
ース2側には図示しないロック機構が設けられており、
前述のように用紙収容部6に用紙パッケージ9をセット
した状態で、蓋体10を閉じてロックできるようになっ
ている。
【0017】用紙収容部6の一側の端部には、用紙分離
部11としてのピックアップローラ12および分離ブロ
ック13等が配置されている。また、上カバー5の下方
には、後に詳述する印刷機構部14としてのサーマルヘ
ッド15、プラテンローラ16、ペーパーガイド17が
配置される。
【0018】用紙分離部11を説明する。前記用紙収容
部6の、前記印刷機構部14に近い側の端部には、ピッ
クアップローラ12と分離ブロック13とが設けられて
いる。前記蓋体10の用紙収容部6側を向く内面には、
押圧板18が回動自在に支持されている。この押圧板1
8と蓋体10との間にはコイル状の付勢バネ19が介在
され、押圧板18に対し、該押圧板18を下方へ回動さ
せる向きの付勢力を常時作用させている。
【0019】用紙パッケージ9は、印字面を下側へ向け
ながら積層された状態で内部に収納されている用紙30
のうち、最も下側に位置する用紙30の下面をパッケー
ジ材8から一部露出させた状態で、用紙収容部6にセッ
トされる。そして、前記蓋体10を閉じてロックした際
には、前述の付勢バネ19により下方へ付勢される押圧
板18が、パッケージ材8を介して、用紙30の前記露
出した部分をピックアップローラ12側へ押し付け、該
用紙30の下面を該ピックアップローラ12に接触させ
る。ここで、該用紙30の下面と該ピックアップローラ
12とが接触する位置を、ピックアップローラの繰出し
位置12aとする。
【0020】前記ピックアップローラ12に近接させて
分離ブロック13が設けられ、この分離ブロック13
は、ピックアップローラ12の用紙送り出し方向に対し
て傾斜した分離案内面13aを備えている。
【0021】ここで、分離案内面13aの用紙搬送方向
における先端側の端縁であって、用紙分離部11で分離
された用紙30がピックアップローラ12により後述す
るガイド板21に搬送される際に最終的に接触する分離
案内面13aの部分を、分離案内面13aの用紙搬送方
向における下流側の端縁の位置13cとする。また、図
4に示すように、前記ピックアップローラの繰出し位置
12aと、該分離案内面13aの用紙搬送方向における
下流側の端縁の位置13cと、の間の距離をBとする。
【0022】この構成でピックアップローラ12が回転
駆動することにより、該ピックアップローラ12に接触
する最下層の用紙30に搬送力が加えられる。そして、
前記分離ブロック13の分離案内面13aの分離作用と
あいまって、最下層に位置する一枚の用紙30のみが分
離されて送り出される。
【0023】印刷機構部14を説明する。分離ブロック
13に隣接してプラテンローラ16が回転自在に設けら
れ、その外周面に近接させてペーパーガイド17が配置
される。このペーパーガイド17には、前記プラテンロ
ーラ16の外周面に沿うように、断面が横向き略「U」
字状となるような凹湾曲状の摺接面17aが形成されて
いる。該ペーパーガイド17と本体ケース2との間には
押圧コイルバネ20が設けられており、前記摺接面17
aをプラテンローラ16の外周面に向けて付勢するよう
になっている。
【0024】この構成において、前述の用紙分離部11
で分離された用紙30は、ピックアップローラ12によ
り搬送されて、分離ブロック13の下端と、用紙の向き
をプラテンローラ16側へ向けるためのガイド板21の
間を通過する。用紙30はこのガイド板21により案内
され、プラテンローラ16の下面側から、該プラテンロ
ーラ16とペーパーガイド17との間に送られる。そし
て用紙30は、プラテンローラ16の外周面とペーパー
ガイド17の摺接面17aとの間で保持されつつ、プラ
テンローラ16の回転駆動により横向きU字状に反転さ
れながら搬送され、印字面を上側に向けながらプラテン
ローラ16の上面側に至る。
【0025】プラテンローラ16の上面側に位置する前
記サーマルヘッド15は、印字部たる発熱体部15aを
有している。該サーマルヘッド15は回動軸15bまわ
りに回動可能に設けられて、前記発熱体部15aがプラ
テンローラ16の上面に接離可能とされている。なお、
このようにサーマルヘッド15を回動自在に構成したの
は、前記プラテンローラ16とペーパーガイド17との
間で用紙30が詰まった場合におけるジャム紙除去作業
において、サーマルヘッド15が作業の邪魔にならない
ようにするためである。サーマルヘッド15には捩りコ
イルバネタイプのスプリング22の一端が係止されて、
該サーマルヘッド15の発熱体部15aがプラテンロー
ラ16上面に近接する方向の付勢力を常時加えている。
この構成で、前述のように印字面を上側に向けながらプ
ラテンローラ16により送られてくる用紙の上面にサー
マルヘッド15の発熱体部15aが接触し、この接触す
る箇所において用紙30に印字がなされる。
【0026】サーマルヘッド15はラインヘッド型とさ
れ、搬送されてくる感熱型の用紙30に対し、該用紙3
0の搬送方向に直交する方向に延びるライン毎に、任意
の文字や画像を印刷することができる。一本のラインに
つき印刷する際の印刷幅は、印刷対象の用紙30の幅に
略等しく設定されている。このようにサーマルヘッド1
5を印刷ヘッドとして用いるのは、被記録媒体として感
熱紙を用いることで、インクやインクリボンなどの消耗
品が不要とできるほか、インクの供給のための機構など
を省略でき、プリンタ装置1をコンパクトに構成できる
からである。感熱紙としては、サーマルヘッド15の加
熱により発色する発色層を有する感熱発色タイプのもの
や、加熱により穿孔される穿孔層を基材層上に積層した
感熱穿孔タイプのもの等、種々のものを使用できる。
【0027】前記分離ブロック13には、プラテンロー
ラ16の用紙送り出し方向に対して傾斜した排紙ガイド
面13bが形成されている。この構成において、サーマ
ルヘッド15の発熱体部15aにより印字がなされた後
の用紙30は、この排紙ガイド面13bにより案内され
て、本体ケース2の上カバー5と前記蓋体10とがなす
隙間から、蓋体10の上側へ排紙される。
【0028】次に、上述した構成のプリンタ1に用紙3
0として用いられるプリンタ用ラベル紙(以下「ラベル
紙」と称する。)の第1の実施形態の構造を、図2を参
照しながら説明する。ラベル紙30は、A6〜A7サイ
ズのカットシート状であり、裏面に粘着材層が形成され
ている表素材である感熱紙30bと、表素材に貼り合わ
される剥離紙30cとから形成される。ラベル紙30に
は、ラベル紙30の搬送方向先頭側から順に、輪郭線を
ハーフカット部31,32,33,34で形成され、剥
離可能な複数(図示では4つ)のラベル部31a,32
a,33a,34aが形成される。ハーフカット部31
〜34は、剥離紙30cを残して表素材の感熱紙30b
のみをカットするハーフカット加工を施される。なお、
ラベル部31a〜34aは複数形成されているが、複数
である必要はなく、一つであってもよい。また、ラベル
部31a〜34aは、図示では用紙搬送方向と直交する
長手方向を有する略長方形状に形成されているが、それ
に限らず、どのような形であってもよい。例えば、用紙
搬送方向と平行な長手方向を有する長方形状のラベル部
が、用紙幅方向に複数並べて設けられている構成でも良
い。
【0029】前記ハーフカット部31〜34のうちラベ
ル紙30の搬送方向の最も先頭側にあるハーフカット部
31は、ラベル紙30の搬送方向先頭側の端縁30a
と、その端縁30aと最も近い、ハーフカット部31の
用紙搬送方向に垂直な方向の部分(図2に示す二点鎖線
部分)31bと、の距離をAとしたとき、この距離Aが
前述の距離B(ピックアップローラの繰出し位置12a
と、分離案内面13aの用紙搬送方向における下流側の
端縁の位置13cと、の間の距離)以上の長さになるよ
うに加工される(A≧B)。
【0030】この構成のラベル紙を用紙30として上述
のプリンタ装置1に用いることにより、ピックアップロ
ーラ12に接触する最下層のラベル紙30がピックアッ
プローラ12により搬送されて、ラベル紙30の搬送方
向先頭側の端縁30aが分離案内面13aに当たった際
には、ラベル紙30の搬送方向先頭側の端縁30aと最
も近い、ハーフカット部31の用紙搬送方向に垂直な方
向の部分31bは、未だ、ピックアップローラの繰出し
位置12aまで到達しない。そして、ラベル紙30の搬
送方向先頭側の端縁30aが分離案内面13aの用紙搬
送方向における下流側の端縁の位置13cを乗り越える
まで、即ち、ラベル紙30の搬送方向先頭側の端縁30
aが分離案内面13aからの抵抗力を受けなくなる位置
に到達するまでは、ラベル紙30の搬送方向先頭側の端
縁30aと最も近い、ハーフカット部31の用紙搬送方
向に垂直な方向の部分31bが、ピックアップローラ1
2から送り出されない。
【0031】このように、第1の実施形態に係るラベル
紙30によれば、ラベル紙30の搬送方向先頭側の端縁
30aが分離案内面13aに突き当たったとき、さらに
はラベル紙30の搬送方向先頭側の端縁30aが分離案
内面13aに接触している間は、ラベル紙30の搬送方
向先頭側の端縁30aと最も近い、ハーフカット部31
の用紙搬送方向に垂直な方向の部分31bは分離案内面
13aからの作用を受けないので、この位置で折れてし
まうことが防止される。従って、ラベル紙30の先頭が
真っ直ぐに向いた図6(a)の状態が確保されるので、
ラベル紙30を複数枚送ってしまう重送や、ラベル紙3
0を搬送できなくなる空送が回避される。
【0032】なお、前述のラベル紙30は、ラベル紙3
0の搬送方向先頭側の端縁30aと、その端縁30aと
最も近い、ハーフカット部31の用紙搬送方向に垂直な
方向の部分31bと、の間を余白としているが、これに
限られない。即ち図3に示すように、ハーフカット部3
1〜34のうちラベル紙30の搬送方向の最も先頭側に
あるハーフカット部31の用紙搬送方向に垂直な方向の
一端と、ラベル紙30の搬送方向先頭側の端縁30a
と、が重複するように、ラベル紙30を形成してもよ
い。この場合は前述の距離Aは、ラベル紙30の搬送方
向先頭側の端縁30aと、その端縁30aと最も近い、
ハーフカット部31の用紙搬送方向に垂直な方向の部分
31bと、の間の距離であるから、図3に図示する距離
となる。この距離Aが前述の距離B以上となるように構
成すればよい。
【0033】さらに、図2及び図3によれば、ハーフカ
ット部31〜34の間に余白が設けられているが、これ
に限られない。例えば図5に示すように、ハーフカット
部31〜34の間に余白を設けることなく、それぞれの
ハーフカット部31〜34の一端同士を重複させてラベ
ル紙30を形成してもよい。図5の変形例は後述する。
【0034】このように構成することにより、さらに、
ラベル部31a〜34a以外の無駄となる部分(残余部
分)を少なくすることができ、コストを低減できる。
【0035】次に、上述した構成のプリンタ1に用いら
れるラベル紙の第2の実施形態の構成を、図4を参照し
ながら説明する。尚、第1の実施形態と同一の部材には
同一の符号を付記してその説明を省略する。
【0036】前記ハーフカット部31〜34のうちラベ
ル紙30の搬送方向の最も先頭側にあるハーフカット部
31は、ラベル紙30の搬送方向先頭側の端縁30a
と、その端縁30aと最も近い、用紙搬送方向に垂直な
方向の部分(図4に示す破線部分)31bが、ミシン目
状のハーフカット部として形成されている。
【0037】この構成において、ラベル紙を用紙30と
して、上述のプリンタ装置1に用いることにより、ピッ
クアップローラ12に接触する最下層のラベル紙30が
ピックアップローラ12により搬送されて、ラベル紙3
0の搬送方向先頭側の端縁30aが分離案内面13aに
当たった際に、ラベル紙30の搬送方向先頭側の端縁3
0aと最も近い、ハーフカット部31の用紙搬送方向に
垂直な方向のミシン目状に形成されている部分31bが
ピックアップローラ12から送り出される。
【0038】このように、第2の実施形態に係るラベル
紙30によれば、ラベル紙30の搬送方向先頭側の端縁
30aが分離案内面13aに突き当たったときに、ラベ
ル紙30の搬送方向先頭側の端縁30aと最も近い、ハ
ーフカット部31の用紙搬送方向に垂直な方向の部分3
1bがミシン目状に形成されているため、折れにくくな
る。従って、前述の条件(A≧B)を満たすようにハー
フカット部31の位置を定めなくても、ラベル紙30の
搬送方向先頭側の端縁30aと最も近い、ハーフカット
部31の用紙搬送方向に垂直な方向の部分31bが折れ
てしまい、前述したようなラベル紙30の搬送不良が発
生するトラブルは回避される。なお、ミシン目状に形成
する部分は、図4に示されるものに限定されるものでは
なく、それ以外の部分をミシン目状に形成しても良い。
特に、ラベル部31aの用紙搬送方向における幅が狭い
場合は、ハーフカット部31のうち用紙搬送方向に垂直
な方向の次の部分、さらにはラベル部32aを形成する
ハーフカット部32についても、ミシン目状にすること
が望ましい。
【0039】なお、本発明に係るラベル紙の実施形態
は、前記実施形態に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載した限りにおいてさまざまな設計変更が可
能である。
【0040】例えば、図5に示すように、ラベル部31
a〜34aの間に余白部分を設けず、互いに隣り合うラ
ベル部同士(ラベル部31aとラベル部32a、ラベル
部32aとラベル部33a、ラベル部33aとラベル部
34a)が一端同士を重複させるようにし、かつ、4つ
のラベル部31a〜34aの周囲の部分(ラベル紙の端
縁の部分)にも余白部分が形成されていない、いわゆる
枠無しタイプのラベル紙30に対しても適用することが
できる。この場合は、ラベル紙30の搬送方向先頭側の
端縁30aと、その端縁30aと最も近い、用紙搬送方
向に垂直なハーフカット部(図5に符号31bで示す二
点鎖線部分)と、の距離がAとされる。また、当該ハー
フカット部31bをミシン目状のハーフカット部として
も構わない。
【0041】更には、本発明に係るラベル紙は、前述し
たプリンタ装置1に限定されず、特許請求の範囲に記載
した限りにおいてさまざまなプリンタに適用することが
できる。
【0042】
【発明の効果】本発明のプリンタ用ラベル紙によると、
ラベル紙の搬送方向先頭側の端縁と、当該端縁と最も近
い、用紙搬送方向に垂直な方向のハーフカット部と、の
間の距離をAとし、ピックアップローラの繰出し位置
と、前記分離案内面の用紙搬送方向における下流側の端
縁の位置と、の間の距離をBとしたときに、A≧Bとす
ることにより、給紙部に積層した状態でセットされたプ
リンタ用ラベル紙が、ピックアップローラにより送り出
されて、プリンタ用ラベル紙の搬送方向先頭側の端縁が
分離案内面の用紙搬送方向における下流側の端縁に位置
した際に、プリンタ用ラベル紙の搬送方向先頭側の端縁
と最も近い、用紙搬送方向に垂直な方向のハーフカット
部が、ピックアップローラの繰出し位置にあるか、ある
いはピックアップローラの繰出し位置よりも用紙搬送方
向における上流側の位置にある。即ち、プリンタ用ラベ
ル紙の搬送側先頭側の端縁が分離案内面を乗り越えるま
では、前記ハーフカット部がピックアップローラから送
り出されないことが確保される。従って、プリンタ用ラ
ベル紙の搬送側先頭側の端縁が分離案内面に当たったと
きに、プリンタ用ラベル紙の搬送方向先頭側の端縁と最
も近い、用紙搬送方向に垂直な方向のハーフカット部が
折れてしまうトラブルを回避することができる。そし
て、プリンタ用ラベル紙を空送および重送することな
く、プリンタ用ラベル紙を一枚ずつ分離しながら搬送し
て印字することができる。
【0043】また、ラベル紙の搬送方向の最も先頭側に
位置するラベル部の輪郭線の少なくとも一部をラベル紙
全体の用紙搬送方向先頭側の端縁と重複させることによ
り、プリンタ用ラベル紙の搬送方向先頭側の端縁からラ
ベル紙の搬送方向の最も先頭側に位置するラベル部との
間に余白がなくなる。従って、ラベル部以外の無駄にな
る部分(残余部分)を少なくすることができ、コストを
低減することができる。
【0044】さらに、少なくとも、ラベル紙の搬送方向
先頭側の端縁と最も近い、用紙搬送方向に垂直な方向の
ハーフカット部を、ミシン目状のハーフカット部とする
ことにより、当該ハーフカット部が折れにくくなる。従
って、プリンタ用ラベル紙の搬送側先頭側の端縁が分離
案内面に当たったときに、プリンタ用ラベル紙の搬送方
向先頭側の端縁と最も近い、用紙搬送方向に垂直な方向
のハーフカット部が折れてしまうトラブルを回避するこ
とができる。そして、プリンタ用ラベル紙を空送および
重送することなく、プリンタ用ラベル紙を一枚ずつ分離
しながら搬送して印字することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタ装置の用紙分離部および印刷機構部の
詳細を示した断面拡大図である。
【図2】第1の実施形態に係るプリンタ用ラベル紙の平
面図である。
【図3】第1の実施形態の別の実施形態に係るプリンタ
用ラベル紙の平面図である。
【図4】第2の実施形態に係るプリンタ用ラベル紙の平
面図である。
【図5】第1の実施形態または第2の実施形態に係るプ
リンタ用ラベル紙の変形例を示す平面図である。
【図6】ラベル紙が分離案内面と当接する様子を示した
要部拡大図である。(a)は用紙が適切に分離されて搬
送される場合を、(b)は用紙が空送される場合を、
(c)は用紙が重送される場合を、それぞれ示す。
【符号の説明】
1 プリンタ 6 給紙部 12 ピックアップローラ 12a ピックアップローラの繰出し位置 13 分離案内面 13c 分離案内面の用紙搬送方向下流側の端縁の位置 30 用紙(ラベル紙) 30a ラベル紙の搬送方向先頭側の端縁 31 ハーフカット部 31a ラベル部 31b ラベル紙の搬送方向先頭側の端縁と最も近い、
用紙搬送方向に垂直方向のハーフカット部 32 ハーフカット部 32a ラベル部 33 ハーフカット部 33a ラベル部 34 ハーフカット部 34a ラベル部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 稔 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内 Fターム(参考) 3F343 FA14 FB04 FC03 FC17 GA01 GB02 GC01 GD01 JD08 JD40 KB05 KB17 LC02

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積層した状態の用紙をセット可能な給紙
    部と、 該給紙部にセットされた用紙に接触して駆動し、用紙を
    送り出すためのピックアップローラと、 そのピックアップローラにより送り出された用紙の先頭
    側に当接する分離案内面と、を有し、 前記ピックアップローラと前記分離案内面とにより用紙
    を一枚ずつ分離しながら搬送して印字するプリンタに前
    記用紙として用いられるラベル紙であって、 該ラベル紙にはハーフカット加工を施して、剥離可能な
    一又は複数のラベル部を形成するとともに、 ラベル紙の搬送方向先頭側の端縁と、当該端縁と最も近
    い、用紙搬送方向に垂直な方向のハーフカット部と、の
    間の距離をAとし、 ピックアップローラの繰出し位置と、前記分離案内面の
    用紙搬送方向における下流側の端縁の位置と、の間の距
    離をBとしたときに、 A≧Bであることを特徴とする、プリンタ用ラベル紙。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプリンタ用ラベル紙で
    あって、 ラベル紙の搬送方向の最も先頭側に位置するラベル部の
    輪郭線の少なくとも一部がラベル紙全体の用紙搬送方向
    先頭側の端縁と重複していることを特徴とする、プリン
    タ用ラベル紙。
  3. 【請求項3】 積層した状態の用紙をセット可能な給紙
    部と、 該給紙部にセットされた用紙に接触して駆動し、用紙を
    送り出すためのピックアップローラと、 そのピックアップローラにより送り出された用紙の先頭
    側に当接する分離案内面と、を有し、 前記ピックアップローラと前記分離案内面とにより用紙
    を一枚ずつ分離しながら搬送して印字するプリンタに前
    記用紙として用いられるラベル紙であって、 該ラベル紙にはハーフカット加工を施して、剥離可能な
    一又は複数のラベル部を形成するとともに、 少なくとも、ラベル紙の搬送方向先頭側の端縁と最も近
    い、用紙搬送方向に垂直な方向のハーフカット部は、ミ
    シン目状のハーフカット部となっていることを特徴とす
    る、プリンタ用ラベル紙。
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CN109823055A (zh) * 2019-02-18 2019-05-31 顺丰科技有限公司 纸仓以及手持式标签打印机

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