JP2003280297A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003280297A JP2002078098A JP2002078098A JP2003280297A JP 2003280297 A JP2003280297 A JP 2003280297A JP 2002078098 A JP2002078098 A JP 2002078098A JP 2002078098 A JP2002078098 A JP 2002078098A JP 2003280297 A JP2003280297 A JP 2003280297A
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宏 石井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の光ビームのバランスを適切に調整する
ことによって、入力された画像データに対して、より忠
実な出力画像を再現する。 【解決手段】 ドラムユニット内のフォトセンサで読み
取り可能な位置、および大きさで、LD1を発光させ、
感光体ドラム上にLD1の走査ラインが所定の間隔に配
列することによってハーフトーン画像を形成する。次
に、フォトセンサで光学濃度を測定し、適正な濃度にな
るようフィードバックをかけて変調回路のPM回路を制
御してLD1の光ビームの光量を調整し、次にLD2を
発光させ、LD2についても同様に光ビームの光量を調
整することによって、LD1とLD2の光量およびその
バランスをとる。最後にLD1,LD2を重ね合わせて
基準トナー像を形成し、同様に適正な濃度になるよう重
ね合せ時の光ビームの光量を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機,プリン
タ,ファクシミリ装置等に適用される、電子写真方式の
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるこの種の技術としては、例
えば、特開平9−197776号公報、特開平10−1
81091号公報に記載された技術がある。
【0003】特開平9−197776号公報記載の画像
形成装置は、オーバースキャン露光方式を採用する画像
形成装置において、予め複数のパターンを形成し、平均
濃度測定手段により測定された各パターン毎の平均トナ
ー濃度から、ビーム光量と画像エッジ位置との関係を求
め、調整手段に記憶させておく。そして、実際に画像を
形成する際には、この関係に基づいてビーム光量を制御
することによって、機差や環境等によらずに画像形成処
理を行う、というものである。
【0004】特開平10−181091号公報記載の画
像形成装置は、光学走査装置の解像度の2倍の解像度の
画像データを供給する画像情報源と、画像情報源から入
力する画像データの副走査方向のパターンを判断する画
像パターン判断手段と、画像パターンに応じて画像デー
タの1/2の解像度の光学走査装置で上記画像情報を再
現するため光ビーム点灯信号と光ビーム強度信号を出力
する露光制御手段と、露光制御手段からの光ビーム点灯
信号と光ビーム強度信号に基づいて光ビームを変調する
変調露光手段を備えることによって、光学走査系をもつ
書き込み装置の解像度の2倍の解像度で画像形成する、
というものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】光学走査系が複数の光
ビームを持ち(1つの走査系で複数のビームを持ってい
ても良いし、1つのビームを持つ走査系が複数であって
も良い)、その光学走査系を有する光書込装置の解像度
の2倍の解像度で画像形成する場合、トナー像を精度良
く形成するためには、 ・各光ビーム単独で形成したトナー像同士が等しくなる
こと ・複数の光ビームを重ねあわせて形成したトナー像が、
各光ビーム単独で形成したトナー像と等しくなること が必要となる。
【0006】しかしながら、複数の光ビームのバランス
は、機差,経時環境等で変化する。
【0007】本発明は、このような問題点を解決し、複
数の光ビームのバランスを適切に調整することによっ
て、入力された画像データに対して、より忠実な出力画
像を再現することを実現した画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、画像データに応じた光ビーム走査により
像担持体上に画像露光を行い、かつ2つの光ビームを重
ねて露光することによって光学走査系の持つ解像度の2
倍の解像度を再現する、複数の光ビームを持つ画像形成
装置であって、像担持体上のトナー像の濃度を検知する
光学的検知手段と、予め設定した動作間隔ごとに像担持
体上に基準トナー像を形成し、この基準トナー像の濃度
に応じて、画像形成時における各々の光ビームの光量を
調整するように調整手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明は、予め設定した動作間隔を、所定のプリ
ント枚数あるいは積算動作時間としたことを特徴とす
る。このように構成したことにより、予め設定した動作
間隔(枚数、時間)ごとに像担持体上に基準トナー像を形
成し、この基準トナー像の濃度に応じて、画像形成時に
おける各々の光ビームの光量を調整するので、トナーや
像担持体,レーザダイオード(以下、LDと称する)等
の経時変化によって、形成される画像に影響を与えるも
のの変化を補正することができ、入力された画像データ
に対して、より忠実な出力画像を再現することができ
る。
【0009】また本発明は、画像データに応じた光ビー
ム走査により像担持体上に画像露光を行い、かつ2つの
光ビームを重ねて露光することによって光学走査系の持
つ解像度の2倍の解像度を再現する、複数の光ビームを
持つ画像形成装置であって、像担持体上のトナー像の濃
度を検知する光学的検知手段と、予め設定した環境条件
において像担持体上に基準トナー像を形成し、この基準
トナー像の濃度に応じて、画像形成時における各々の光
ビームの光量を調整する調整手段とを備えたことを特徴
とする。また本発明は、予め設定した環境条件を、前回
調整時からの温度,湿度または温湿度の変化量としたこ
とを特徴とする。このように構成したことにより、予め
設定した環境条件(温度,湿度,温湿度)において像担持
体上に基準トナー像を形成し、この基準トナー像の濃度
に応じて、画像形成時における各々の光ビームの光量を
調整するので、トナーや像担持体,LD等、環境変化に
よって、形成される画像に影響を与えるものの変化を補
正することができ、入力された画像データに対して、よ
り忠実な出力画像を再現することができる。
【0010】また本発明は、画像データに応じた光ビー
ム走査により像担持体上に画像露光を行い、かつ2つの
光ビームを重ねて露光することによって光学走査系の持
つ解像度の2倍の解像度を再現する、複数の光ビームを
持つ画像形成装置であって、像担持体上のトナー像の濃
度を検知する光学的検知手段と、画像形成装置の条件設
定動作の一部として、像担持体上に基準トナー像を形成
し、この基準トナー像の濃度に応じて、画像形成時にお
ける各々の光ビームの光量を調整する調整手段を備えた
ことを特徴とする。また本発明は、条件設定動作の一部
を、電源投入時における初期設定動作としたことを特徴
とする。このように構成したことにより、画像形成装置
の条件設定動作の一部として、像担持体上に基準トナー
像を形成し、この基準トナー像の濃度に応じて、画像形
成時における各々の光ビームの光量を調整するので、ト
ナーや像担持体,LD等、経時や環境変化によって、形
成される画像に影響を与えるものの変化を補正すること
ができ、入力された画像データに対して、より忠実な出
力画像を再現することができる。また電源投入時や24
時間毎等に他の動作と一緒に一連の動作として調整する
ため、頻繁にプリントする時間帯に調整動作が割り込む
ことがない、あるいは、毎日、調整した上で使用し始め
ることができる、という効果を得ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施形態における電子写
真方式の画像形成装置の内部構成を示す側面図であり、
1は像担持体である感光体ドラム、2は感光体ドラム1
を一様に帯電させる帯電部、3は感光体ドラム1に光ビ
ームを照射して感光体ドラム1に静電潜像を形成させる
光書込部、4は静電潜像にトナーを付着させてトナー像
化する現像部、5はトナー像を転写紙に転写させる転写
部、6はトナー像を担持した転写紙を加圧・加熱するこ
とによりトナー像を転写紙に定着させる定着部、7は定
着部6を通過した転写紙の搬送路を外部への排出する方
向または両面印刷用の両面部8に切り換える反転・排紙
部、9は転写紙を収納するタンデムLCT、10は、タ
ンデムLCT9の下方に配置され、転写紙を収納するユ
ニバーサルトレイ、11はトナーバンク、12は廃トナ
ーボトル、13は原稿の画像を光学的に読み取るスキャ
ナ部、14は原稿をスキャナ部13に自動搬送するAD
F、15は各種情報を表示する表示部および各種命令を
入力する入力キーを有する操作パネルを示す。
【0013】感光体ドラム1,帯電部2,現像部4,転
写部5、さらに転写部5において転写紙に転写されずに
感光体ドラム1上に残留したトナーを回収するトナー回
収部および感光体ドラム1上の残留電荷を除去する除電
部が一体化して、画像形成装置本体に対して着脱自在な
ドラムユニットとして構成されている。
【0014】帯電部2に感光体ドラム1を一様に帯電さ
せ、光書込部3から、スキャナ部13によって読み取ら
れた原稿の画像データあるいは外部から入力した画像デ
ータに基づいて変調した光ビームを感光体ドラム1に照
射させることによって、感光体ドラム1上に静電潜像が
形成される。次に、静電潜像は現像部4でトナー像化さ
れ、トナー像は転写部5において感光体ドラム1上から
転写紙上へ転写される。その後、定着部6において転写
紙上に定着される。
【0015】また、ドラムユニット内にフォトセンサ
(後述する)が備えられており、感光体ドラム1上のト
ナー像の光学反射濃度を測定することができる。
【0016】図2は光書込部の主要構成を示す斜視図で
あり、20はLDユニット、21はポリゴンモータ、2
2はポリゴンモータ21を制御するポリゴンモータドラ
イバ、23はシリンダレンズ、24は第1ミラー、25
は第1fθレンズ、26は第2fθレンズ、27はBT
Lレンズ、28は第2ミラー、29は防塵ガラス、30
は第3ミラー、31は同期検知センサ、32は吸気ファ
ン、33は防塵フィルタ、34は排気ファンを示す。
【0017】LDユニット20から発生した光ビーム
は、シリンダレンズ23,第1ミラー24を介して、ポ
リゴンモータ21に設けられたポリゴンミラーに照射さ
れる。よって反射された光ビームは、第1fθレンズ2
5,第2fθレンズ26,BTLレンズ27を透過し、
第2ミラー28によって感光体ドラム1に偏向され、防
塵ガラス29を透過して感光体ドラム1に照射され、ポ
リゴンミラーの回転によって感光体ドラム1表面が光ビ
ームによって走査される。感光体ドラム1の走査範囲外
の光ビームの一部が第3ミラー30によって同期検知セ
ンサ31に向けて偏向される。LDユニット20の両側
部には吸気ファン32および排気ファン34が設けられ
ており、吸気ファン32の近傍に防塵フィルタ33が設
けられている。
【0018】図3はLDユニットの主要構成を示す斜視
図であり、LDユニット20は、レーザ光源35と、コ
リメートレンズ36と、アパーチャ37を有する筐体と
から構成されており、さらに、レーザ光源35には、フ
ォトダイオード35aと、複数のLDを1列に配列して
なるLDアレイ35bとが備えられている。本実施形態
においては、2つのLDを有するLDアレイ35bが備
えられており、この2つの光ビームがアパーチャ37を
介して出射される。
【0019】図4はLDユニットおよびその周辺の制御
系を示すブロック図であり、40はスキャナ部13の受
光素子であるCCD(Cherge Coupled Device)、41
は、CCD40,増幅回路、A/D変換回路等を有する
SBU(Sensor Board Unit)、42は画像系メインボー
ドであるSICU(Scanner & Image Processing Contro
l Unit)を示し、このSICU42には、SBU41か
らの画像データに対して画像処理を施すIPU(Image P
rocessing Unit)43、画像圧縮/展開、メモリ/HD
Dコントローラ等を有するMSU(Memory Supercharger
Unit)44が備えられている。45はLDB(Laser Dio
de Drive Board)を示し、このLDB45には、LD制
御回路46、パルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulatio
n)回路およびパワー変調(PM:Power Modulation)回路を
有する変調回路47、レーザ光源35の点灯制御を行う
LDD(Laser Diode Drive)回路48、2チャンネルの
LDアレイ35b(LDA:Laser Diode Alley)が備えられ
ている。
【0020】図4において、図3に示す2チャンネルの
LDアレイ35bにおけるLD1とLD2の2つの光ビ
ームが出射される。このLD1とLD2は互いに隣接し
ており、LD1とLD2とを重ね合わせて感光体ドラム
1に照射することにより、入力した画像データの2倍の
解像度で像形成が行われる。
【0021】図5は、ビーム光量調整時に使用する基準
トナー像を形成する際の、露光パターンを示すモデル図
であり、予め画像形成を行う前に、入力された画像デー
タに対して、どのようなプロフィールの光ビームで静電
潜像を形成すれば良いのかを決めておき、実際の画像形
成時にはその情報(チューニングデータ)に基づいて静電
潜像を形成する。
【0022】具体的に説明すると、まず、ドラムユニッ
ト内のフォトセンサで読み取り可能な位置、および大き
さで、図5(a)に示すタイミングでLD1を発光さ
せ、基準トナー像を形成する。ここでは、図5(b)に
示すようにLD1の走査ラインが所定の間隔に配列され
ることによって形成されてなるハーフトーン画像とす
る。次に、フォトセンサで光学濃度を測定し、トナー像
が適正な濃度になるようフィードバックをかけて変調回
路47のPM回路を制御して光ビームの光量を調整する
(必要に応じて複数個形成して調整する)。次に図5
(c)に示すタイミングでLD2を発光させ、LD2の
みの基準トナー像を形成し、同様に光ビームの光量を調
整する。これによって、LD1とLD2の光ビームのバ
ランスをとる。最後に、図5(d)に示すタイミング、
すなわちLD1,LD2の順で発光させ、LD1,LD
2を重ね合わせて基準トナー像を形成し、同様に適正な
濃度になるよう重ね合せ時の光ビームの光量を調整す
る。
【0023】図6は光ビームの光量調整に係る制御系を
示すブロック図であり、50はCPU、51は、ドラム
ユニット内に設けられ、トナー像の光学反射濃度を検知
するフォトセンサ、52はプリント枚数を計数するカウ
ンタ、53は積算動作時間を計測する計測器、54は温
度センサ、55は湿度センサを示す。
【0024】光ビームの光量調整は、カウンタ52や計
測器53を用いて、枚数や時間を検知し、例えば、「1
000枚のプリント毎」、「1時間の積算動作毎」等、
予め設定したプリント枚数や動作時間ごとに感光体ドラ
ム1上に基準トナー像を形成し調整する。
【0025】これによって、LD1,LD2と重ね合せ
の3つのパターンのバランスと光量適正化を行うことが
可能となり、経時・環境等による感光体ドラム1の感度
変化や現像特性の変化等に対応し、入力された画像デー
タに対して、より忠実な出力画像を再現することが可能
になる。なお、重ね合せのパターンについては、LD
1,2ではなくLD2,1で形成するパターンで行って
も良いし、また両方で行っても良い。
【0026】また、上述した実施形態では、予め設定し
たプリント枚数や動作時間ごとに光ビームの光量調整を
行うようにしたが、それに限るものではなく、図6に示
す温度センサ54や湿度センサ55を用いて、温度や湿
度を検知し、前回調整時からの温度、湿度または温湿度
の変化量がしきい値を超えた場合に感光体ドラム1上に
基準トナー像を形成し、光ビームの光量を調整してもよ
い。
【0027】また、画像形成装置の条件設定動作の一部
として感光体ドラム1上に基準トナー像を形成して調整
しても良い。例えば、図6に示す電源装置56を入れた
際に、作像条件の調整動作や現像剤の帯電量を安定させ
るための動作を行うようにしている場合には、その動作
に加えても良い。
【0028】これによって、画像データに対してLD
1,LD2と重ね合せの3つのバランスと光量適正化を
行い、経時・環境等による感光体ドラム1の感度変化や
現像特性の変化等に対応し、入力された画像データに対
して、より忠実な出力画像を再現する。重ね合せのパタ
ーンについては、LD1,2ではなくLD2,1で形成
するパターンで行っても良いし、また両方で行っても良
い。なお、LD1のみと、LD2のみと、2つの重ね合
せパターンのうちの1つとが合っていれば、4つの書き
込みパターンともに合うはずであるが、より正確さを増
すために4パターンについて調整しても良い。
【0029】同様にして、複数の画像データ(例えば、
ライン幅)について調整を行って、そのデータ(調整値)
に基づいて画像形成を行えば、さらに忠実に画像を再現
することができる。
【0030】なお、上述した実施形態では2つの光ビー
ムを持つ画像形成装置について説明したが、光ビーム数
は2つに限らず、それ以上であってもよい。
【0031】図7は4ビームのLDユニットの主要構成
を示す斜視図、図8は図7のLDユニットおよびその周
辺の制御系を示すブロック図、図9は、光ビームの光量
調整時に使用する基準トナー像を形成する際の、露光パ
ターンを示すモデル図である。なお、図3,図4に示す
部材と同一の部材については同一の符号を付して詳細な
説明は省略する。
【0032】4ビームのLDユニットは、図3に示す2
チャネルのLDアレイ35bの代わりに図7に示すよう
に4チャネルのLDアレイ35cを設けたものであり、
LDアレイ35cの4つのLDに対して、図8に示すよ
うに、4つの変調回路47およびLDD回路48を対応
させたものである。
【0033】そして、感光体ドラム1上に、LD1のみ
のパターン(図9(a)参照)、LD2のみのパターン
(図9(b)参照)、LD3のみのパターン(図9
(c)参照)、LD4のみのパターン(図8(d)参
照)、LD1,2の重ね合せパターン(図9(e)参
照)、LD2,LD3の重ね合せパターン、LD3,4
の重ね合せパターン、LD4,1の重ね合せパターンを
形成し、フォトセンサ51で光学濃度を測定し、適正な
濃度になるようフィードバックをかけて変調回路47の
PM回路を制御して光ビームの光量を調整する。その結
果、入力された画像データに対して、より忠実な出力画
像を再現することができる。
【0034】
【発明の効果】以上、説明したように構成された本発明
によれば、予め設定した動作間隔ごとに、あるいは予め
設定した環境条件になった場合に、あるいは画像形成装
置の条件設定動作の一部として、像担持体上に基準トナ
ー像を形成し、この基準トナー像の濃度に応じて、画像
形成時における各々の光ビームの光量を調整することに
より、形成される画像に影響を与えるものの変化を補正
することができるようになり、その結果、入力された画
像データに対して、より忠実な出力画像を再現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における電子写真方式の画
像形成装置の内部構成を示す側面図
【図2】光書込部の主要構成を示す斜視図
【図3】LDユニットの主要構成を示す斜視図
【図4】LDユニットおよびその周辺の制御系を示すブ
ロック図
【図5】光ビームの光量調整時に使用する基準トナー像
を形成する際の、露光パターンを示すモデル図
【図6】光ビームの光量調整に係る制御系を示すブロッ
ク図
【図7】4ビームのLDユニットの主要構成を示す斜視
図、
【図8】図7のLDユニットおよびその周辺の制御系を
示すブロック図
【図9】ビーム光量調整時に使用する基準トナー像を形
成する際の、露光パターンを示すモデル図
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 帯電部 3 光書込部 4 現像部 5 転写部 6 定着部 7 反転・排紙部 8 両面部 9 タンデムLCT 10 ユニバーサルトレイ 11 トナーバンク 12 廃トナーボトル 13 スキャナ部 14 ADF 15 操作パネル 20 LDユニット 21 ポリゴンモータ 22 ポリゴンモータドライバ 23 シリンダレンズ 24 第1ミラー 25 第1fθレンズ 26 第2fθレンズ 27 BTLレンズ 28 第2ミラー 29 防塵ガラス 30 第3ミラー 31 同期検知センサ 32 吸気ファン 33 防塵フィルタ 34 排気ファン 35 レーザ光源 35a フォトダイオード 35b,35c LDアレイ 36 コリメートレンズ 37 アパーチャ 40 CCD(cherge coupled device) 41 SBU(Sensor Board Unit) 42 SICU(Scanner & Image Processing Control
Unit) 43 IPU(Image Processing Unit) 44 MSU(Memory Supercharger Unit) 45 LDB(Laser diode Drive Board) 46 LD制御回路 47 変調回路 48 LDD(Laser diode Drive)回路48
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 洋 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 2C362 AA07 AA53 AA55 AA65 BA63 CB72 CB73 2H027 DA10 DA11 DA14 DA39 DA45 EA02 EB01 EC03 EC06 ED04 2H076 AB05 AB06 AB09 AB12 AB22 AB32 DA07 DA10 DA17 5C074 AA02 BB17 CC22 DD01 DD11 DD14 DD30 EE02 EE03 GG12 HH02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに応じた光ビーム走査により
    像担持体上に画像露光を行い、かつ2つの光ビームを重
    ねて露光することによって光学走査系の持つ解像度の2
    倍の解像度を再現する、複数の光ビームを持つ画像形成
    装置であって、 像担持体上のトナー像の濃度を検知する光学的検知手段
    と、予め設定した動作間隔ごとに像担持体上に基準トナ
    ー像を形成し、この基準トナー像の濃度に応じて、画像
    形成時における各々の光ビームの光量を調整するように
    調整手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 予め設定した動作間隔を、所定のプリン
    ト枚数あるいは積算動作時間としたことを特徴とする請
    求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 画像データに応じた光ビーム走査により
    像担持体上に画像露光を行い、かつ2つの光ビームを重
    ねて露光することによって光学走査系の持つ解像度の2
    倍の解像度を再現する、複数の光ビームを持つ画像形成
    装置であって、 像担持体上のトナー像の濃度を検知する光学的検知手段
    と、予め設定した環境条件において像担持体上に基準ト
    ナー像を形成し、この基準トナー像の濃度に応じて、画
    像形成時における各々の光ビームの光量を調整する調整
    手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 予め設定した環境条件を、前回調整時か
    らの温度,湿度または温湿度の変化量としたことを特徴
    とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像データに応じた光ビーム走査により
    像担持体上に画像露光を行い、かつ2つの光ビームを重
    ねて露光することによって光学走査系の持つ解像度の2
    倍の解像度を再現する、複数の光ビームを持つ画像形成
    装置であって、 像担持体上のトナー像の濃度を検知する光学的検知手段
    と、画像形成装置の条件設定動作の一部として、像担持
    体上に基準トナー像を形成し、この基準トナー像の濃度
    に応じて、画像形成時における各々の光ビームの光量を
    調整する調整手段を備えたことを特徴とする画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 条件設定動作の一部を、電源投入時にお
    ける初期設定動作としたことを特徴とする請求項5記載
    の画像形成装置。
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