JP2002072821A - カラー画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents

カラー画像読取装置および画像形成装置

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JP2002072821A
JP2002072821A JP2000292894A JP2000292894A JP2002072821A JP 2002072821 A JP2002072821 A JP 2002072821A JP 2000292894 A JP2000292894 A JP 2000292894A JP 2000292894 A JP2000292894 A JP 2000292894A JP 2002072821 A JP2002072821 A JP 2002072821A
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JP2000292894A
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Yoshikatsu Kamisuwa
吉克 上諏訪
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複写対象である原稿の原稿面の全域において所
定の解像度を得ることのできるカラー画像読取装置を提
供する。 【解決手段】この発明のカラー画像読取装置は、矩形の
板状で、原稿Oを保持する原稿テーブル12と、原稿テ
ーブル上の原稿を照明する照明装置と、原稿からの光に
収束性を与える縮小レンズと、3つのラインセンサを含
み、縮小レンズで収束性が与えられた原稿からの光を色
成分毎に受光して、それぞれの光に対応する電気信号を
出力する3ラインCCDセンサと、3ラインCCDセン
サからのそれぞれの出力信号と個々の色に対応する基準
値を比較して各色成分毎のMTFを演算するMTF演算
装置と、原稿テーブルと縮小レンズとの間の距離を原稿
テーブルの位置毎に調整可能なテーブル位置調整機構2
2とを有し、カラー画像の読取時の読取位置に起因する
解像力のばらつきを抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電子写真
方式の画像形成装置向けの画像データを得る画像読取装
置およびその画像読取装置を有する画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置向けの画像データを得る画
像読取装置は、読取対象物を保持する透明な原稿保持部
(ガラス板)と、原稿保持部にセットされた読取対象物
を照明する照明ユニット(照明ランプ)と、照明ユニッ
トにより照明された読取対象物からの反射光を受光して
光電変換する光電変換素子(CCD)と、原稿保持部と
光電変換素子との間に設けられる光学セット(ミラーお
よび結像レンズ)等からなる。なお、CCDに代えて折
り返しミラーを配置し、感光体ドラムに、直接、読取対
象物からの反射光を導くアナログ式の電子写真装置にお
いても、原稿保持部と照明ユニットおよび光学セット
(画像読取部)は、類似した構成である。
【0003】このような画像読取装置(画像読取部)に
おいては、CCDの受光面(感光体ドラムの感光面)に
形成される像(光学像)の解像力は、結像レンズの前側
主平面と原稿保持部の原稿保持面(ガラス板の原稿と接
する面)との間の距離、結像レンズとCCDの受光面
(感光体ドラムの感光面)との間の距離、光学セットの
ミラーの傾きあるいはCCDセンサの固定位置等に代表
される複数の調整対象に対する位置の調整により、最適
化される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−22682
9号公報には、上述した調整対象の位置調整に加え、原
稿保持部(ガラス)の位置を変更する例が開示されてい
る。なお、原稿保持部の位置を変更することは、結像レ
ンズやミラーの位置を調整した後の画像形成(あるいは
読取)によるチェック工程以降の工程では、通常、結像
レンズやミラーを調整するためは原稿保持部を取り外す
必要があるために有益である。
【0005】しかしながら、特開平7−226829号
公報に、開示されている原稿保持部の位置を変える方法
では、画像読取装置の結像レンズやCCDを交換した際
に生じることのある解像力の低下および下限以下のスペ
ックしか得られない場合においても調整を可能とするも
のではなく、また、読取対象物の全域に対する調整もで
きない問題がある。
【0006】この発明の目的は、複写対象である原稿の
原稿面の全域において所定の解像度を得ること、結像レ
ンズやCCDを交換した際やフレームに歪みが生じた場
合などにおいて生じることのある解像力の低下を補正お
よび結像レンズを含む画像読取装置における前側光路長
を、原稿面の全域で調整可能な画像形成装置を提供する
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述した問
題点に基づきなされたもので、読み取り対象物を保持す
る平面体であって、4つの辺を有する矩形の板状である
読み取り対象保持体と、前記読み取り対象保持体上の前
記読み取り対象物を照明する照明装置と、読み取り対象
物からの光に収束性を与える縮小レンズと、前記縮小レ
ンズで収束性が与えられた前記読み取り対象物からの光
を受光して前記光に対応する電気信号を出力するCCD
センサと、前記CCDセンサからの出力信号と基準値と
を比較してMTFを演算するMTF演算装置と、前記読
み取り対象保持体と前記縮小レンズとの間の距離を、前
記読み取り対象保持体の前記平面体の任意の位置毎に、
調整可能な読み取り対象保持体位置調整機構と、を有す
ることを特徴とするカラー画像読取装置を提供するもの
である。
【0008】また、この発明は、読み取り対象物を保持
する平面体であって、4つの辺を有する矩形の板状であ
る読み取り対象保持体と、前記読み取り対象保持体上の
前記読み取り対象物を照明する照明装置と、読み取り対
象物からの光に収束性を与える縮小レンズと、3つのラ
インセンサを含み、前記縮小レンズで収束性が与えられ
た前記読み取り対象物からの光を色成分毎に受光して、
それぞれの光に対応する電気信号を出力する3ラインC
CDセンサと、前記3ラインCCDセンサからのそれぞ
れの出力信号と個々の色に対応する基準値を比較して、
各色成分毎のMTFを演算するMTF演算装置と、前記
読み取り対象保持体と前記縮小レンズとの間の距離を、
前記読み取り対象保持体の前記平面体の任意の位置毎
に、調整可能な読み取り対象保持体位置調整機構と、を
有することを特徴とするカラー画像読取装置を提供する
ものである。
【0009】さらに、この発明は、読み取り対象物を保
持する平面体であって、4つの辺を有する矩形の板状で
ある読み取り対象保持体と、前記読み取り対象保持体上
の前記読み取り対象物を照明する照明装置と、読み取り
対象物からの光に収束性を与える縮小レンズと、3つの
ラインセンサを含み、前記縮小レンズで収束性が与えら
れた前記読み取り対象物からの光を色成分毎に受光し
て、それぞれの光に対応する電気信号を出力する3ライ
ンCCDセンサと、前記3ラインCCDセンサからのそ
れぞれの出力信号と個々の色に対応する基準値を比較し
て、各色成分毎のMTFを演算するMTF演算装置と、
前記読み取り対象保持体と前記縮小レンズとの間の距離
を、前記読み取り対象保持体の前記平面体の任意の位置
毎に、調整可能な読み取り対象保持体位置調整機構と、
を有するカラー画像読取装置と、前記カラー画像読取装
置により生成された出力画像信号に対応して光強度が変
化された露光光を所定の位置に出射する露光装置と、光
受容体である感光体と、前記感光体に可視化材を選択的
に供給できる現像装置と、前記可視化材を前記感光体か
ら被転写材に移しとる転写装置を含み、前記露光装置か
ら出射された露光光により前記感光体に形成された潜像
に、前記現像装置により可視化材を供給して可視化して
可視化材像を形成するもので、色成分に対応する所定の
配列で配列され、時系列に従って前記カラー画像読取装
置から供給される色成分毎の出力画像信号に対応して、
対応する色のトナー像を形成する第1の画像形成装置
と、光受容体である感光体と、前記感光体に可視化材を
選択的に供給できる現像装置と、前記可視化材を前記感
光体から被転写材に移しとる転写装置を含み、前記露光
装置から出射された露光光により前記感光体に形成され
た潜像に、前記現像装置により可視化材を供給して可視
化して可視化材像を形成するもので、色成分に対応する
所定の配列で配列され、時系列に従って前記カラー画像
読取装置から供給される色成分毎の出力画像信号に対応
して、対応する色のトナー像を形成する第2の画像形成
装置と、前記第1および第2の画像形成装置の個々の転
写装置に対して所定の位置に設けられ、貯留部から給送
された被転写材を搬送しながら前記第1および第2の画
像形成装置により形成された前記可視化材像を被転写材
上に転写可能に、被転写材を搬送する被転写材搬送機構
と、加熱機構と加圧機構を含み、前記被転写材搬送機構
により搬送されている被転写材に、被転写材上に転写さ
れた前記可視化材像を定着する定着装置と、を有するこ
とを特徴とするカラー画像形成装置を提供するものであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、この発明の
実施の形態であるカラー画像形成装置を詳細に説明す
る。
【0011】図1は、この発明の画像読取装置が組み込
まれるカラー画像形成装置の一例であるカラーデジタル
複写装置1を説明する概略図である。
【0012】図1に示すように、カラーデジタル複写装
置1は、図示しない複写対象物の画像情報を光の明暗と
して読み取って、画像信号を生成するカラー画像読取装
置(スキャナ)11およびスキャナ11または外部から
供給される画像信号に対応する画像を形成する画像形成
装置101からなる。
【0013】画像形成装置101は、減法混色が適用さ
れる各色成分であるY(イエロー)、M(マゼンタ)お
よびC(シアン)の3色と明暗の補強のためのB(黒)
の4色の画像を形成する4つの画像形成部102Y、1
02M、102Cおよび102Bと、それぞれの画像形
成部に設けられている感光体ドラムに、スキャナ11あ
るいは外部から供給される画像信号に対応して光強度が
断続的に変化されている露光光、例えばレーザビームを
照射する露光装置103、被転写材である用紙を搬送し
ながら各画像形成部において形成された画像を、用紙上
に順に重ね合わせる転写ベルト104、転写ベルト10
4により搬送された用紙および用紙上の画像(現像剤
像)を加熱しながら加圧することで用紙に現像剤像を定
着する定着装置105を有している。なお、各画像形成
部102Y、102M、102Cおよび102Bには、
対応する色の現像剤(トナー)を収容している現像装置
が、それぞれの画像形成部の感光体ドラムの近傍の所定
の位置に設けられている。
【0014】転写ベルト104の下方の所定の位置に
は、各画像形成部で形成されたトナー像が転写される用
紙を保持する用紙カセット106a,106bが設けら
れている。なお、それぞれの用紙カセット106a,1
06bには、カセット内に収容されている用紙を1枚ず
つ取り出すためのピックアップローラ107a,107
bが設けられている。また、それぞれの用紙カセット1
06a,106bと転写ベルト104との間には、ピッ
クアップローラにより取り出された用紙を、転写ベルト
104に向けて給送するためのガイドやローラからなる
用紙搬送部108が形成されている。なお、用紙搬送部
108の転写ベルト104側の所定の位置には、いずれ
かのカセットから取り出されて用紙搬送部108を搬送
されている用紙と各画像形成部において形成される画像
との位置を整合するために、用紙を転写ベルト104に
向けて送り出すタイミングを設定するアライニングロー
ラ109が設けられている。
【0015】図1に示したカラー画像形成装置101に
おいては、スキャナ1あるいは外部装置から画像信号が
供給されると、時系列に従って、図示しない帯電電源装
置により各画像形成部の感光体ドラムが所定の電位に帯
電され、露光装置103から、画像信号に基づいて光強
度が断続的に変化されたレーザビームが、個々の感光体
ドラムに照射される。
【0016】これにより、4つの画像形成部102Y、
102M、102Cおよび102Bの感光体ドラムに、
出力すべきカラー画像に対応した静電潜像が形成され
る。なお、各画像形成部の感光体ドラムに画像が露光さ
れるタイミングは、転写ベルト104上を搬送される用
紙の移動に合わせて、所定の順に定義されている。
【0017】各画像形成部の感光体ドラムに形成された
静電潜像は、同一の画像形成部内に配置され、予め決め
られた色のトナー(現像剤)を収容している現像装置に
よりトナーが選択的に提供されて現像され、転写ベルト
104を介在させて、感光体ドラムと対向されている転
写装置により、転写ベルト104上の用紙に、順に、転
写される。なお、用紙は、予め選択されているサイズあ
るいは露光装置103により露光される画像のサイズに
対応する大きさの用紙を収容しているカセットから取り
出されて用紙搬送部108のアライニングローラ109
まで搬送され、一時的にアライニングローラ109で停
止されている。また、用紙は、露光装置103による最
初の色の画像の露光もしくは所定のタイミングで、アラ
イニングローラ103から、転写ベルト104に向けて
給送される。このとき、用紙は、転写ベルト104を支
持している用紙給送部側のローラの近傍に設けられてい
る帯電装置(用紙向け)により帯電されて、転写ベルト
104に密着される。
【0018】各画像形成部により形成されたトナーすな
わちトナー像が転写された用紙は、定着装置105に搬
送され、定着装置105で溶融されたトナーが定着され
る。
【0019】図2は、図1に示したカラー画像形成装置
に組み込まれるカラー画像読取装置(スキャナ)の一例
を説明する概略図である。
【0020】図2に示されるように、カラー画像読取装
置11は、4つの辺を有する矩形の板状の平面体であっ
て、読取(複写)対象物である原稿Oを保持する原稿ガ
ラス12、原稿ガラス12に載置された原稿Oを照明す
る照明ランプ13、照明ランプ13を保持するとともに
照明ランプ13により照明された原稿Oからの反射光を
所定の方向に案内する第1画像ミラー14cを有する第
1キャリッジ14、第1キャリッジ14の第1画像ミラ
ー14cで反射された原稿Oからの反射光を所定の方向
に案内する第2画像ミラー15aおよび第3画像ミラー
15bを有する第2キャリッジ15、第2キャリッジ1
5に案内された原稿Oからの反射光に所定の縮小倍率を
与える縮小レンズ16、縮小レンズ6により所定倍率に
縮小された原稿Oからの反射光を受光して光電変換して
原稿Oの画像に対応する画像情報信号を出力する3ライ
ンカラーCCDセンサ17および第1および第2のキャ
リッジ14、15を原稿ガラス12に沿って移動可能に
支持するレール18を有している。
【0021】原稿ガラス12の一端部の近傍で第1キャ
リッジ14が原稿Oの先端部に近接したホームポジショ
ンに位置される際に第1キャリッジ14の照明ランプ1
3および反射板14a,14bにより照明可能な位置に
は、CCDセンサ17の感度やCCDセンサ17が原稿
Oの画像を白画像と黒画像とに識別するためのスレッシ
ョルドレベルの補正にりようされる白色基準板19が設
けられている。
【0022】3ラインCCDセンサ17は、加法混色に
従って、原稿Oの画像を、R(赤)、G(緑)およびB
(青)の3つの色成分画像に分解するための、R、Gお
よびBのそれぞれ対応する3本のラインセンサ17a,
17bおよび17cが互いに平行に配列されているもの
で、縮小レンズ16の光軸に対して所定角度で固定され
ている。なお、CCDセンサ17からの出力は、画像形
成装置101による画像形成に適した出力画像信号を生
成する画像信号処理部50に入力される。
【0023】図3は、図2に示したカラー画像読取装置
の3ラインCCDセンサの構造を説明する概略図であ
る。
【0024】3ラインCCDセンサ17のそれぞれのラ
インセンサには、赤色フィルタ(Rフィルタ)、緑色フ
ィルタ(Gフィルタ)および青色フィルタ(Bフィル
タ)が設けられている。それぞれのフィルタは、原色系
フィルタであり、対応するラインセンサ17a,17b
および17cは、それぞれ、R、GおよびBの画像信号
を出力する。
【0025】図4は、図2および図3に示した3ライン
CCDセンサにより得られた画像信号を処理して、図1
に示した画像形成装置における画像形成のための出力画
像信号を生成する画像処理回路の一例を説明する概略ブ
ロック図である。
【0026】3ラインCCDセンサ17のR用ラインセ
ンサ17a,G用ラインセンサ17bおよびB用ライン
センサ17cのそれぞれから出力された画像信号(ライ
ンセンサの出力)は、それぞれ、画像信号処理部50の
増幅器51a,51bおよび51cにより、所定のレベ
ルまで増幅される。
【0027】個々の増幅器51a,51bおよび51c
で増幅された各ラインセンサ17a,17bおよび17
cからの出力は、それぞれに対応するA/D変換器52
a,52bおよび52cによりデジタル信号に変換さ
れ、それぞれに対応するシェーディング補正回路53
a,53bおよび53cに入力されて、予め白色基準板
19からの反射光に基づいて設定されたスレショルドレ
ベルに従って、白レベルと黒レベルの基準値が補正され
て、次段のライン補正回路54に、入力される。
【0028】ライン補正回路54に入力された画像信号
は、各ラインセンサ17a,17bおよび17cにより
読み込んだ際の読み取りタイミングのズレである入力ラ
インのずれが補正されて、信号処理回路55に出力され
る。
【0029】信号処理回路55は、ライン補正回路54
からの画像信号に対し、図示しない画像処理CPUの制
御により、例えば色補正(カラーバランスの変更)や濃
度補正を施し、画像形成装置101の各画像形成部が色
成分毎の画像を形成するための出力画像信号を出力す
る。なお、信号処理回路55から出力された出力画像信
号は、画像形成装置101の主制御回路111のメイン
CPU113の制御により、例えば画像メモリ(RA
M)もしくはバッファメモリ115に保持される。
【0030】また、それぞれのシェーディング補正回路
53a,53bおよび53cの出力は、MTF演算回路
56に供給され、メインCPU113の制御により、予
め、ROM117に記憶されているテストチャートのラ
インペア画像の黒線の間隔に対応する時間差とCCDセ
ンサ17の各ラインセンサ17a,17bおよび17c
が検知したラインペア画像からの反射光の黒線の幅に対
応する信号レベル(強度)とが求められて、MTFに変
換される。なお、MTF演算回路56は、例えば主制御
回路の111のCPU113内に、ファームウェアとし
て組み込まれてもよい。
【0031】このようにしてMTF演算回路56により
求められたMTFは、操作パネル70の表示部71に表
示される。
【0032】このようなカラー画像読取装置11におい
ては、第1キャリッジ14がホームポジションに位置し
ている際に、所定のタイミングで照明ランプ13が点灯
され、白色基準板19からの反射光に基づいて、CCD
センサ17のスレショルドレベルおよび感度が校正され
る。
【0033】原稿(対象物)Oの画像を読み取る際に
は、照明ランプ13および反射板14a,14bにより
照明された原稿Oからの反射光すなわち原稿Oの画像情
報を光の明暗として含んでいる画像光)は、第1キャリ
ッジ14の第1画像ミラー14cにより、第2キャリッ
ジ15の第2画像ミラー15aに向けて、反射される。
【0034】第2画像ミラー15aに案内された画像光
は、第2および第3画像ミラー15a,15bで、順に
反射され、縮小レンズ16に入射される。縮小レンズ1
6に案内された画像光は、所定の倍率で縮小され、3ラ
インカラーCCDセンサ17の受光面に入射される。
【0035】以下、図示しないモータにより、第1キャ
リッジ14に対して第2キャリッジ15が1/2の速度
となる速度で、それぞれが、原稿ガラス12に沿ってレ
ール18上を移動されることで、第1および第2キャリ
ッジ14、15が移動される方向と直交する方向の所定
幅のライン領域毎に、原稿Oの全ての領域で反射された
画像光が、CCDセンサ17に、縮小レンズ16で縮小
されて案内される。これにより、原稿Oの画像情報が読
み取られて、カラー画像信号に変換され、カラー画像情
報信号が得られる。
【0036】図5は、図1ないし図4に示した画像形成
装置の画像読取装置部分を、原稿ガラス(原稿保持部)
の側から見た概略図である。
【0037】図5に示されるように、原稿ガラス12
は、ガラス12の端面の全周を覆う環状のガラス受け2
1に保持されている。
【0038】ガラス受け21の所定の位置には、画像読
取装置11のフレーム(あるいはフレームに固定された
補助部材または本体カバー)に設けられているネジ穴部
11(a,b,c)に対してネジ込まれている原稿ガラ
ス12の高さを調整可能な3つの調整ネジ22(a),
22(b)および22(c)が接触されている。
【0039】それぞれの調整ネジ22(a,b,c)
は、図6に示すように、ボルト部22−1の所定の位置
に、利用者による回転が可能なつまみ22−2が設けら
れているもので、つまみ22−2が回転されることで、
ボルト部22−1が画像読取装置11のフレーム11a
に設けられているネジ穴部23に対して、推進/後退さ
れて、ボルト部22−1に接している原稿ガラス12の
高さを変更できる。なお、調整ネジ22(a,b,c)
の個数は、3以上の任意数を用いることができるが、3
が最も少ない数で、全ての方向の高さを調整を可能であ
る。
【0040】ところで、原稿のピントの状態は、物面
(原稿面)−レンズ16間距離(前側光路長)とレンズ
16−像面(CCDセンサ17の受光面(アナログ機で
は、感光体ドラム表面))間距離(後側光路長)との関
係に依存している。このピントの状態に関係する部品
は、原稿ガラス12、縮小レンズ16、CCDセンサ1
7、第1ないし第3の画像ミラー14c、15a,15
bおよびレール18等である。なお、今日、後側光路長
については、縮小レンズ16とCCDセンサ17とを一
体化してユニットとする例が多く、従って、ピント調整
としては、必然的に物面−レンズ16間に関し、ガイド
レールの取り付け位置や個々のミラー14c、15a,
15bの取り付け角度もしくは原稿ガラス12の高さの
調整することが多くなる。
【0041】上述した画像読取装置11においては、所
定の解像力を得るために、レンズ16とCCDセンサ1
7は、レンズ−CCDユニットとして予め精密に調整さ
れている。すなわち、後側光路長(レンズ16の後側主
平面−CCDセンサ17の受光面間の距離)は、変化す
ることはない。しかしながら、画像形成装置101と組
み合わせた後の画像出し(画像を形成する)工程におい
て解像力不足(不良)が生じた場合には、レンズ−CC
Dユニットに関する調整は、困難である。
【0042】このため、通常、レール18の高さ(原稿
ガラス12の先端−後端方向ならびに画像形成装置10
1における前側−後側方向)の偏差(ずれ)や個々のミ
ラー14c、15a,15bの取り付け誤差およびレー
ル18と原稿ガラス12との間の距離等が調整される
が、原稿面(原稿ガラス12)の全域に亘って、所定の
解像力を得ることは、困難である。このことは、特に利
用者の使用中に、何らかの理由でレンズ−CCDユニッ
トを交換したり、画像読取装置11のフレームに歪みが
生じた等の場合に、限られた時間および工具により、十
分な解像力が得られるように画像読取装置11を調整す
ることを、不可能とする。
【0043】これに対して、この発明の原稿ガラス高さ
調整機構によれば、原稿ガラス12の高さは、ガラス受
け21を支持している3つの調整ネジ22(a,b,
c)のフレーム(あるいはフレームに固定された補助部
材または本体カバー)11aに設けられているネジ穴部
に対するネジ込み量を変化することで、利用者の使用中
に、何らかの理由でレンズ−CCDユニットを交換した
り、フレームに歪みが生じた等の場合に、容易に、十分
な解像力が得られるように、画像読取装置11を調整す
ることができる。
【0044】次に、原稿ガラス12の高さを調整する方
法について説明する。
【0045】通常、縮小光学系では、前側光路長が変化
しても解像力の変動は小さい(このため、原稿ガラス1
2の高さを変える画像読取装置は少ない)が、減法混色
を用いるカラー画像読取装置においては、各ラインセン
サ17a,17bおよび17cから出力される画像信号
に関し、主走査方向(原稿Oの画像がライン状に読み取
られる際の長手方向)および主走査方向と直交する副走
査方向(第1、第2のキャリッジ14、15が移動され
る方向)のそれぞれの解像力のバランスがよいことが望
まれる。
【0046】しかしながら、図7に示すように、例えば
縮小レンズ16の倍率誤差や焦点深度および光路長等に
依存して、各ラインセンサ17a,17bおよび17c
から出力されるR、GおよびBの画像信号毎に、解像力
が異なる問題がある。また、原稿ガラス12の全域にお
いて、均一な解像力が得られることは、少ない。
【0047】このため、この発明の画像読取装置では、
図8に示すような2つの配列パターンが与えられている
ラインペア画像を用いて原稿ガラス12の高さの偏差
(偏り、傾き)を求め、各色の解像力のバランスを向上
するものである。なお、図8に示したテストチャートに
おいて、ラインペア画像は、副走査方向に所定長さに延
出された黒線が、黒線の幅を間隔として複数設けられて
いる第1のラインペア画像Aと主走査方向(副走査方
向)に対して所定の角度で所定長さに延出された黒線
が、黒線の幅を間隔として複数設けられている第2のラ
インペア画像Bと、からなり、それぞれのラインペア画
像が、少なくとも原稿ガラス12の4隅と原稿ガラス1
2の先端側および後端側の中央の合計6カ所設けられ
る。また、ラインペア画像は、例えば画像形成装置10
1によりラインペア画像A、Bが出力されたテスト用シ
ートを用いるか、例えば印刷等により高い間隔の精度で
予め形成されたラインペア画像A、Bを原稿ガラス12
上の読み取り可能領域のうちの原稿がセットされること
のない画像非読取領域に貼りつけることで、提供され
る。この場合、原稿ガラス12上の読み取り可能領域の
うちの原稿がセットされることのない画像非読取領域
に、予めラインペア画像A、Bを印刷等により形成して
もよい。なお、第2のラインペア画像Bの黒線が傾けら
れる角度は、図9に示すように、照明ランプ13が主走
査方向のライン状の領域を照明して反射された反射光が
CCDセンサ17のそれぞれのセンサに入射される際
に、少なくとも隣りの黒線からの反射光を同時に検出で
きる(2本以上の黒線からの反射光が同時に入射可能
な)角度に定義される。
【0048】以下、図示しない操作パネルから原稿ガラ
ス高さ調整モードを設定し、例えば倍率調整キー72に
より第1キャリッジ14を原稿ガラス12に沿って移動
させ、原稿ガラス12の先端側のラインペア画像A、B
を照明可能な位置で停止させ、照明ランプ13を点灯さ
せる。
【0049】次に、CCDセンサ17の個々のラインセ
ンサ17a,17bおよび17cに入射したテストチャ
ートからの反射光に対応する出力信号を確認しながら、
調整ねじ22(a,b,c)のうちの任意の/または2
つの/もしくは3つのつまみ22−2を回転させて、そ
れぞれのラインセンサ17a,17bおよび17cに対
応するシェーディング補正回路53a,53bおよび5
3cからの出力信号の大きさ(レベル)の差が最も少な
くなる位置で、調整ネジ22(a,b,c)の回転を止
める。なお、それぞれのラインセンサ17a,17bお
よび17cからの出力信号は、図4を用いて前に説明し
た通り、所定のルーチンに従って演算され、図示しない
操作パネルの表示部71に、MTFとして表示される。
【0050】続いて、倍率調整キー72により第1キャ
リッジ14を原稿ガラス12に沿って移動させ、原稿ガ
ラス12の後端側のラインペア画像A、Bを照明可能な
位置で停止させ、照明ランプ13を点灯させる。
【0051】以下、前に説明したと同様に、CCDセン
サ17の個々のラインセンサ17a,17bおよび17
cに入射したテストチャートからの反射光に対応する出
力信号を確認しながら、調整ねじ22(a,b,c)の
うちの任意の/または2つの/もしくは3つのつまみ2
2−2を回転させて、それぞれのラインセンサ17a,
17bおよび17cに対応するシェーディング補正回路
53a,53bおよび53cからの出力信号の大きさ
(レベル)の差が最も少なくなる位置で、調整ネジ22
(a,b,c)の回転を止める。なお、それぞれのライ
ンセンサ17a,17bおよび17cからの出力信号
は、前に説明した通り、所定のルーチンに従って演算さ
れ、図示しない操作パネルの表示部71に、MTFとし
て表示される。
【0052】このようにして、調整作業者は、各ライン
センサ17a,17bおよび17cの出力に対応するM
TFが、最大、かつ、3つのラインセンサからの出力レ
ベルが概ね等しくなるように、調整ねじ22(a,b,
c)のうちの任意の/または2つの/もしくは3つのつ
まみ22−2を回転させるのみで、カラー画像に対する
任意の色成分の読取時の解像力のばらつきを抑えること
ができる。
【0053】このように、この発明のカラー画像読取装
置は、読み取り対象保持体である原稿テーブルの位置調
整機構、すなわち読み取り対象保持体位置調整機構によ
り、原稿テーブルを少なくとも3カ所で保持し、原稿テ
ーブルと縮小レンズとの間の距離を、原稿テーブルの少
なくとも3カ所の所定の位置毎に、調整可能であること
を特徴とする。
【0054】また、この発明のカラー画像読取装置は、
読み取り対象保持体位置調整機構が、読み取り対象保持
体である原稿テーブルの4つの辺のうちの互いに対向す
る2辺の方向のうちの一方の方向に関して、原稿テーブ
ルと縮小レンズとの間の距離を、調整可能であることを
特徴とする。
【0055】さらに、この発明のカラー画像読取装置
は、読み取り対象保持体位置調整機構が、読み取り対象
保持体である原稿テーブルを少なくとも3カ所で保持
し、原稿テーブルと縮小レンズとの間の距離を、原稿テ
ーブルの平面の任意の位置毎に調整可能であることを特
徴とする。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のカラー
画像読取装置は、原稿を保持する原稿テーブルと、原稿
テーブル上の原稿を照明する照明装置と、原稿からの光
に収束性を与える縮小レンズと、3つのラインセンサを
含み、縮小レンズで収束性が与えられた原稿からの光を
色成分毎に受光して、それぞれの光に対応する電気信号
を出力する3ラインCCDセンサと、3ラインCCDセ
ンサからのそれぞれの出力信号と個々の色に対応する基
準値を比較して、各色成分毎のMTFを演算するMTF
演算装置と、原稿テーブルと縮小レンズとの間の距離
を、原稿テーブルの位置毎に調整可能なテーブル位置調
整機構を有し、求められたMTFに応じて、原稿テーブ
ルの任意の位置で、テーブル位置を調整することができ
る。従って、カラー画像の読取時の読取位置に起因する
解像力のばらつきを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像読取装置が適用される画像形成
装置の一例を説明する概略図。
【図2】図1に示した画像形成装置に組み込まれる画像
読取装置を拡大した概略図。
【図3】図1および図2に示した画像読取装置のCCD
センサを説明する概略図。
【図4】図2および図3に示した画像読取装置の概略ブ
ロック図。
【図5】図1ないし図4に示した画像読取装置部分を原
稿ガラス(原稿保持部)の側から見た概略図。
【図6】図5に示した画像読取装置部分の原稿ガラス高
さ調整機構を説明する概略図。
【図7】図1ないし図4に示した画像読取装置部分を原
稿ガラス(原稿保持部)の側から見た概略図。
【図8】図1ないし図4に示した画像読取装置の原稿ガ
ラスの高さを調整するために用いられるテストチャート
を説明する概略図。
【図9】図8に示したテストチャートからの反射光をC
CDセンサの個々のラインセンサにより検出した信号の
一例を説明する概略図。
【符号の説明】
1 ・・・カラーデジタル複写装置、 11 ・・・スキャナ(カラー画像読取装置)、 12 ・・・原稿テーブル、 13 ・・・照明ランプ、 14 ・・・第1キャリッジ、 14a・・・反射板、 14b・・・反射板、 14c・・・第1画像ミラー、 15 ・・・第2キャリッジ、 15a・・・第2画像ミラー、 15b・・・第3画像ミラー、 16 ・・・縮小レンズ、 17 ・・・3ラインカラーCCDセンサ、 17a・・・Rラインセンサ、 17b・・・Gラインセンサ、 17c・・・Bラインセンサ、 19 ・・・白色基準板、 50 ・・・画像信号処理部、 51a・・・増幅器、 51b・・・増幅器、 51c・・・増幅器、 52a・・・A/D変換器、 52b・・・A/D変換器、 52c・・・A/D変換器、 53a・・・シェーディング補正回路、 53b・・・シェーディング補正回路、 53c・・・シェーディング補正回路、 54 ・・・ライン補正回路、 55 ・・・信号処理回路、 56 ・・・MTF演算比較回路、 57 ・・・ROM、 70 ・・・操作パネル、 71 ・・・ディスプレイ、 72 ・・・倍率変更キー、 101 ・・・画像形成装置、 102Y・・・画像形成部(Y)、 102M・・・画像形成部(M)、 102C・・・画像形成部(C)、 102B・・・画像形成部(B)、 103 ・・・露光装置、 104 ・・・転写ベルト、 105 ・・・定着装置、 103 ・・・露光装置、 104 ・・・転写ベルト、 105 ・・・定着装置、 108 ・・・用紙搬送部、 109 ・・・アライニングローラ、 111 ・・・メインCPU。
フロントページの続き Fターム(参考) 2H030 AB02 AD12 AD16 2H071 AA34 DA02 EA06 5B047 AA01 AB04 BA02 BB03 BC16 CA17 CB10 DA10 DC06 5C072 AA01 BA16 BA19 DA23 EA05 LA02 QA20 RA11 RA16 RA20 XA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】読み取り対象物を保持する平面体であっ
    て、4つの辺を有する矩形の板状である読み取り対象保
    持体と、 前記読み取り対象保持体上の前記読み取り対象物を照明
    する照明装置と、 読み取り対象物からの光に収束性を与える縮小レンズ
    と、 前記縮小レンズで収束性が与えられた前記読み取り対象
    物からの光を受光して前記光に対応する電気信号を出力
    するCCDセンサと、 前記CCDセンサからの出力信号と基準値とを比較して
    MTFを演算するMTF演算装置と、 前記読み取り対象保持体と前記縮小レンズとの間の距離
    を、前記読み取り対象保持体の前記平面体の任意の位置
    毎に、調整可能な読み取り対象保持体位置調整機構と、
    を有することを特徴とするカラー画像読取装置。
  2. 【請求項2】読み取り対象物を保持する平面体であっ
    て、4つの辺を有する矩形の板状である読み取り対象保
    持体と、 前記読み取り対象保持体上の前記読み取り対象物を照明
    する照明装置と、 読み取り対象物からの光に収束性を与える縮小レンズ
    と、 3つのラインセンサを含み、前記縮小レンズで収束性が
    与えられた前記読み取り対象物からの光を色成分毎に受
    光して、それぞれの光に対応する電気信号を出力する3
    ラインCCDセンサと、 前記3ラインCCDセンサからのそれぞれの出力信号と
    個々の色に対応する基準値を比較して、各色成分毎のM
    TFを演算するMTF演算装置と、 前記読み取り対象保持体と前記縮小レンズとの間の距離
    を、前記読み取り対象保持体の前記平面体の任意の位置
    毎に、調整可能な読み取り対象保持体位置調整機構と、
    を有することを特徴とするカラー画像読取装置。
  3. 【請求項3】読み取り対象物を保持する平面体であっ
    て、4つの辺を有する矩形の板状である読み取り対象保
    持体と、前記読み取り対象保持体上の前記読み取り対象
    物を照明する照明装置と、読み取り対象物からの光に収
    束性を与える縮小レンズと、3つのラインセンサを含
    み、前記縮小レンズで収束性が与えられた前記読み取り
    対象物からの光を色成分毎に受光して、それぞれの光に
    対応する電気信号を出力する3ラインCCDセンサと、
    前記3ラインCCDセンサからのそれぞれの出力信号と
    個々の色に対応する基準値を比較して、各色成分毎のM
    TFを演算するMTF演算装置と、前記読み取り対象保
    持体と前記縮小レンズとの間の距離を、前記読み取り対
    象保持体の前記平面体の任意の位置毎に、調整可能な読
    み取り対象保持体位置調整機構と、を有するカラー画像
    読取装置と、 前記カラー画像読取装置により生成された出力画像信号
    に対応して光強度が変化された露光光を所定の位置に出
    射する露光装置と、 光受容体である感光体と、前記感光体に可視化材を選択
    的に供給できる現像装置と、前記可視化材を前記感光体
    から被転写材に移しとる転写装置を含み、前記露光装置
    から出射された露光光により前記感光体に形成された潜
    像に、前記現像装置により可視化材を供給して可視化し
    て可視化材像を形成するもので、色成分に対応する所定
    の配列で配列され、時系列に従って前記カラー画像読取
    装置から供給される色成分毎の出力画像信号に対応し
    て、対応する色のトナー像を形成する第1の画像形成装
    置と、 光受容体である感光体と、前記感光体に可視化材を選択
    的に供給できる現像装置と、前記可視化材を前記感光体
    から被転写材に移しとる転写装置を含み、前記露光装置
    から出射された露光光により前記感光体に形成された潜
    像に、前記現像装置により可視化材を供給して可視化し
    て可視化材像を形成するもので、色成分に対応する所定
    の配列で配列され、時系列に従って前記カラー画像読取
    装置から供給される色成分毎の出力画像信号に対応し
    て、対応する色のトナー像を形成する第2の画像形成装
    置と、 前記第1および第2の画像形成装置の個々の転写装置に
    対して所定の位置に設けられ、貯留部から給送された被
    転写材を搬送しながら前記第1および第2の画像形成装
    置により形成された前記可視化材像を被転写材上に転写
    可能に、被転写材を搬送する被転写材搬送機構と、 加熱機構と加圧機構を含み、前記被転写材搬送機構によ
    り搬送されている被転写材に、被転写材上に転写された
    前記可視化材像を定着する定着装置と、を有することを
    特徴とするカラー画像形成装置。
JP2000292894A 2000-08-29 2000-09-26 カラー画像読取装置および画像形成装置 Abandoned JP2002072821A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007067504A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像読取り装置
JP2008136050A (ja) * 2006-11-29 2008-06-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像読取装置

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JP2007067504A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像読取り装置
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