JP7247668B2 - 画像検査装置、及び印刷システム - Google Patents

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Description

本発明は、画像検査装置、及び印刷システムに関する。
画像形成装置において、記録媒体の外形(エッジ位置)や、記録媒体に画像形成された画像のエッジ位置をそれぞれ読取デバイスで検出し、記録媒体のエッジ位置に対して適切に画像形成を行えるように、検出結果に応じて画像形成条件(画像のエッジ位置、倍率、歪み等)を補正する技術が知られている。
また、記録媒体の種類により異なる記録媒体の色に対してコントラストが高い色で、記録媒体に形成した基準マークの画像を用いることで、読取デバイスにより基準マークの画像のエッジ位置を正確に検出し、画像形成範囲を適切に調整する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1の技術では、記録媒体の種類により異なる記録媒体の厚みに応じ、読取デバイスから記録媒体の表面までの距離が変化すること等に起因して、読取結果に焦点ずれや倍率誤差等が含まれ、記録媒体のエッジ位置や記録媒体に形成された基準マーク等の画像のエッジ位置を適切に検出できなくなる場合があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、記録媒体の種類によらず、記録媒体のエッジ位置や記録媒体に形成された画像のエッジ位置を適切に検出することを課題とする。
開示の技術の一態様に係る画像検査装置は、記録媒体の種類に応じて決定された前記記録媒体に形成する画像の色情報を出力する画像色情報出力部と、前記記録媒体の一方の面側に設けられ、前記記録媒体を読み取った画像信号を出力する読取部と、前記読取部から入力した前記画像信号に基づいて検出された前記記録媒体のエッジ位置、又は前記記録媒体に形成された画像のエッジ位置の少なくとも1つを出力する位置出力部と、前記記録媒体の他方の面側に接触可能に設けられ、前記記録媒体の面に交差する方向における高さが異なる複数の高さ設定背景部材と、前記記録媒体の他方の面側に接触可能に設けられ、色が異なる複数の色設定背景部材と、前記記録媒体の種類に応じて選択された前記複数の高さ設定背景部材、及び前記複数の色設定背景部材のうちの1つを、前記記録媒体の他方の面側に接触させる背景部材配置部と、を有する。
本発明の実施形態によれば、記録媒体の種類によらず、記録媒体のエッジ位置や記録媒体に形成された画像のエッジ位置を適切に検出することができる。
第1の実施形態に係る印刷システムの構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る画像検査装置の構成の一例を示す図である。 実施形態に係る印刷システムのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 実施形態に係る画像形成装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 位置出力部により取得された2次元画像データの一例を説明する図(その1)であり、(a)は二次元画像データ全体を示す図、(b)は(a)のうちの一部の断面の画像データを示す図である。 位置出力部により取得された2次元画像データの一例を説明する図(その2)であり、(a)は比較例に係る二次元画像データ全体を示す図、(b)は(a)のうちの一部の断面の画像データを示す図、(c)は実施形態に係る二次元画像データ全体を示す図、(d)は(c)のうちの一部の断面の画像データを示す図である。 位置出力部により取得された2次元画像データの一例を説明する図(その3)であり、(a)は実施形態に係る二次元画像データ全体を示す図、(b)は(a)のうちの一部の断面の青色の画像データを示す図、(c)は(a)のうちの一部の断面の赤色の画像データを示す図、(d)は色相環を説明する図である。 第1の実施形態に係る印刷システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 第2の実施形態に係る縮小光学系を備える読取デバイスの構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
以下では、画像検査装置及び画像形成装置が、短時間で大量の枚数を連続して印刷する商業印刷機(プロダクションプリンティング機)等の印刷システムに適用された場合を一例として説明する。
[第1の実施形態]
<印刷システムの構成>
図1は、第1の実施形態に係る印刷システム1の構成の一例を示す図である。図1に示すように、印刷システム1は、画像形成装置100と、画像検査装置200と、スタッカ300とを備える。
画像形成装置100は、オペレーションパネル101と、タンデム式の電子写真方式の作像部103Y、103M、103C、103Kと、転写ベルト105と、二次転写ローラ107と、給紙部109と、搬送ローラ対102と、定着ローラ104と、反転パス106とを備える。
オペレーションパネル101は、画像形成装置100や画像検査装置200に対して各種操作入力を行ったり、各種画面を表示したりする操作表示部である。
作像部103Y、103M、103C、103Kは、それぞれ、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、及びクリーニング工程)が行われることによりトナー像が形成され、形成されたトナー像を転写ベルト105に転写する。本実施形態では、作像部103Y上にイエロートナー像が形成され、作像部103M上にマゼンダトナー像が形成され、作像部103C上にシアントナー像が形成され、作像部103K上にブラックトナー像が形成される。但し、これに限定されるものではなく、作像部103Y、103M、103C、103Kの配置の順番は適宜変更されても良い。また、画像形成装置100は、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラック以外の色のトナー像を形成する作像部を備えても良い。イエロー、マゼンタ、シアン及びブラック以外の色は白色等である。
転写ベルト105は、作像部103Y、103M、103C、及び103Kにより重ね合わせて転写されたフルカラーのトナー像を二次転写ローラ107の二次転写位置に搬送する。本実施形態では、転写ベルト105には、先ず、イエロートナー像が転写(一次転写)され、続いて、マゼンダトナー像、シアントナー像、ブラックトナー像が順次重ね合わされて転写される。但し、これに限定されるものではなく、各色のトナー像が転写ベルト105に転写される順番は適宜変更されても良い。また、以下では、色を特に区別しない場合は、作像部103Y、103M、103C、103Kを、作像部103と称する。
給紙部109は、複数の記録媒体が重ね合わせて収容されており、記録媒体を給紙する。記録媒体としては、記録紙(転写紙)等が挙げられるが、これに限定されるものではなく、画像を形成(記録)可能な媒体であれば、コート紙、厚紙、OHP(Overhead Projector)シート、プラスチックフィルム、プリプレグ、及び銅箔等であっても良い。
搬送ローラ対102は、給紙部109から給紙された記録媒体を搬送路a上で矢印s方向に搬送する。
二次転写ローラ107は、転写ベルト105により搬送されたフルカラーのトナー像を、搬送ローラ対102により搬送された記録媒体上に二次転写位置で一括転写(二次転写)する。
定着ローラ104は、フルカラーのトナー像が転写された記録媒体を加熱及び加圧することにより、フルカラーのトナー像を記録媒体に定着させる。
画像形成装置100は、片面印刷の場合、フルカラーのトナー像が定着された記録媒体を画像検査装置200へ送る。一方、画像形成装置100は、両面印刷の場合、フルカラーのトナー像が定着された記録媒体を反転パス106へ送る。
反転パス106は、送られた記録媒体をスイッチバックすることにより記録媒体の表面・裏面を反転して矢印t方向に搬送する。反転パス106により搬送された記録媒体は、搬送ローラ対102により再搬送され、二次転写ローラ107により前回と逆側の面にフルカラーのトナー像が転写され、定着ローラ104により定着される。その後、画像検査装置200及びスタッカ300へ送られる。
画像形成装置100の下流に配置された画像検査装置200は、読取デバイス210、背景部220等を備え、画像形成装置100から送られた記録媒体のエッジ位置、又は記録媒体に形成された画像のエッジ位置の少なくとも1つを検出する。そして、検出が完了した記録媒体をスタッカ300へ排紙する。なお、この画像検査装置200の構成の詳細については、図2を用いて次述する。
スタッカ300は、トレイ301を備える。スタッカ300は、画像検査装置200から排紙された記録媒体をトレイ301にスタックする。
<画像検査装置の構成>
次に、本実施形態に係る画像検査装置の構成を、図2を参照して説明する。図2は、画像検査装置200の構成の一例を示す図である。図2に示すように、画像検査装置200は、読取デバイス210と、背景部220と、コンタクトガラス230と、照明ユニット240と、搬送ローラ対250及び251とを備える。
搬送ローラ対250及び251は、画像形成装置100から送られてきた記録媒体Pを図2のY方向に搬送する。搬送ローラ対250及び251の何れか一方を、モータ等の駆動部により回転駆動される駆動ローラ対とし、他方を搬送される記録媒体Pに従って回転する従動ローラ対とすることができる。
コンタクトガラス230は、透明なガラスで構成され、搬送される記録媒体Pに接触し、読取デバイス210による読取時(撮像時)における記録媒体Pのばたつき等を抑制する機能を有する。図2に示すように、記録媒体Pは、コンタクトガラス230と背景部220との間をY方向に搬送される。
照明ユニット240は、搬送ローラ対250等の軸方向(図2のX方向で、以下では幅方向という)に複数のLED(Light Emitting Diode)が配列されたLEDアレイ等により構成され、搬送される記録媒体Pにライン状の光を照明する。
但し、照明ユニット240はこの構成に限定されず、赤、緑、及び青色の各色のLEDを同時に点灯させ、各色の光を混合させて、白色光に近い広範囲な波長帯域を有する光を照射しても良い。また、蛍光管のように幅方向に長いライン状の光を照射する素子を1つ備える構成であっても良い。蛍光管によれば、幅方向に明るさが均一な白色光を照射することができる。
さらに、幅方向を長手方向とする導光部材を用い、導光部材の両端に配置した白色、又は赤色、緑色、及び青色の各色のLEDを点灯させて、導光部材を通過させることでライン状の光を照射しても良い。導光部材により幅方向に明るさが均一な光を照射することができる。また、LEDアレイからの光を、搬送される記録媒体Pの幅方向のエッジが通過する領域に、効率的に導くための導光レンズを設けた構成としても良い。
読取デバイス210は、記録媒体の一方の面側(図2の正のZ方向側)に設けられ、CIS(Contact Image Sensor;密着型イメージセンサ)等により実現される。より具体的には、読取デバイス210は、ミラー211~213と、レンズ214と、画素アレイ215とを備える。照明ユニット240から照射された光の記録媒体Pからの反射光は、図2に破線で示すように、ミラー211~213でそれぞれ反射され、レンズ214により画素アレイ215の受光面上に結像させられる。
画素アレイ215は、光信号を電気信号に変換する光電変換素子であるPD(Photo Diode)が幅方向にアレイ状に配列された素子である。1つの光電変換素子は、1つの画素に該当し、光の受光量に応じた電気信号を出力する。画素アレイ215は、幅方向の1ライン分の画素の電気信号(画像信号)を出力する。また、この際に、画素アレイ215は、搬送ローラ対250及び251によりY方向に搬送される記録媒体Pからの反射光を所定のタイミング毎に受光し、1ライン分の画像信号を出力する。このように出力された1ライン分の画像信号を、画素アレイ215における画素の配列方向と直交する方向に繋ぎ合せることで2次元画像データが取得される。
また、画素アレイ215は、赤色の光を受光する画素アレイ215Rと、緑色の光を受光する画素アレイ215Gと、青色の光を受光する画素アレイ215Bとを含み、それぞれは、幅方向と画素の配列方向が略平行になる状態で配置されている。
赤色の光を受光する画素アレイ215Rは、受光面の前に赤色のカラーフィルタを備え、カラーフィルタを通過した赤色の光を受光する。赤色のカラーフィルタは、赤色の波長帯の光を通過し、他の波長帯の光を吸収、又は反射する。同様に、画素アレイ215Gは、緑色のカラーフィルタを備え、緑色の波長帯の光を受光し、画素アレイ215Bは、青色のカラーフィルタを備え、青色の波長帯の光を受光する。
なお、画素アレイには、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide-Semiconductor)等を用いても良い。また、二次元の画素アレイを有するCCDやCMOSのエリアセンサを用いて、画素アレイ215を構成してもよい。さらに、画素アレイ215の集光効率を上げるために、記録媒体Pによって反射された光を画素アレイ215に導くためのロッドレンズアレイ等を設けることもできる。
読取デバイス210は、読取対象である記録媒体Pからの反射光を受光して、画像信号を出力する。具体的には、読取デバイス210は、画像形成装置100から送られた記録媒体Pのエッジ(端部)、及び記録媒体Pに形成された画像を含む画像信号を出力することができる。
背景部220は、記録媒体Pの他方の面側(図2の負のZ方向側)に接触し、読取デバイス210により記録媒体Pのエッジを読み取る際に記録媒体Pの背景となる背景部材を備える。なお、「他方の面」とは、読取デバイス210が配置されている側の記録媒体Pの面とは反対側の面である。
より詳しくは、背景部220は、リボルバ221と、白色小径ローラ222と、黒色小径ローラ223と、白色大径ローラ224と、黒色大径ローラ225とを備える。白色小径ローラ222、白色大径ローラ224、黒色小径ローラ223、及び黒色大径ローラ225は、図2に示すように、リボルバ221に含まれる円柱状部材の円柱軸の周りに配置されるように、リボルバ221に装着されている。ここで、白色小径ローラ222、白色大径ローラ224、黒色小径ローラ223、及び黒色大径ローラ225は、それぞれ背景部材の一例であり、また、円筒状部材の一例である。
リボルバ221に含まれる円柱状部材には、円柱軸方向に貫通する複数の円形状の貫通孔が形成されている。また、各貫通孔は、リボルバ221の円柱軸の周りに配置されるようにして形成されている。この貫通孔に各ローラを通すことで、各ローラをリボルバ221に装着させることができる。
なお、円形状の貫通孔は、必ずしも断面形状が円形でなくても良く、断面形状が円形の一部であっても良い。また、ローラに代えて角柱部材等を装着する場合は、矩形状の貫通孔が形成されていても良い。
また、リボルバ221は、その円柱軸回り(図2の矢印uの方向)に回転可能である。一例として、リボルバ221に取り付けられたモータ(図示を省略)を、制御信号により回転駆動させることで、リボルバ221を矢印uの方向に回転させ、リボルバ221に装着された複数のローラのうちの所定のローラを、記録媒体Pの他方の面に接触させることができる。但し、制御信号に応じてリボルバ221を回転することに限定されるものではなく、印刷システム1の操作者等がリボルバ221を手動で回転させて、装着された複数のローラのうちの所定のローラを、記録媒体Pの他方の面に接触させても良い。
このように、白色小径ローラ222、白色大径ローラ224、黒色小径ローラ223、及び黒色大径ローラ225は、リボルバ221の回転により、記録媒体Pの他方の面に接触可能に設けられている。
白色小径ローラ222と黒色小径ローラ223は、ローラの直径は同じであるが、ローラの色が異なっている。一例として記録媒体Pの下地の色が白色の場合、黒色小径ローラ223を記録媒体Pの他方の面に接触させることで、記録媒体Pと背景部材としての黒色小径ローラ223との色のコントラストが高くなるため、記録媒体Pのエッジ位置をより検出しやすくなる。以上では、白色小径ローラ222と黒色小径ローラ223を例に述べたが、白色大径ローラ224と黒色大径ローラ225においても同様である。また、白色と黒色のローラを一例としたが、これに限定されるものではなく、記録媒体Pの色に応じてこれ以外の色のローラを用いても良い。
一方、黒色小径ローラ223と黒色大径ローラ225は、ローラの色は同じであるが、ローラの直径が異なっている。そのため、黒色大径ローラ225を記録媒体Pの他方の面に接触させた場合、黒色大径ローラ225が記録媒体Pを図2の正のZ方向に押すため、黒色小径ローラ223を記録媒体Pの他方の面に接触させた場合に対して、記録媒体Pの面に交差する方向(図2のZ方向)における高さを異ならせることができる。つまり、黒色小径ローラ223を記録媒体Pの他方の面に接触させた場合に対して、黒色大径ローラ225を接触させた場合は、記録媒体Pの一方の面を読取デバイス210に、より近づけることができる。
記録媒体Pは、種類に応じて厚みが異なる場合があり、薄い記録媒体Pと厚い記録媒体Pでは、記録媒体Pの一方の面から読取デバイス210までの距離(高さ)が異なる。このような高さの相違に起因して、読取デバイス210で読み取った画像に焦点ずれが含まれる場合がある。
特に、読取デバイス210は薄型化して構成されているため、被写界深度が浅い。従って、記録媒体Pの厚みの違いに伴う記録媒体Pの一方の面から読取デバイス210までの高さのわずかな相違により、読み取った画像が焦点ずれしやすい。焦点ずれした画像を用いると、記録媒体Pのエッジ位置、及び記録媒体Pに形成された画像のエッジ位置を正確に検出することが困難になる。
これに対し、実施形態では、例えば、薄い記録媒体Pの場合は、黒色大径ローラ225を記録媒体Pの他方の面に接触させることで、記録媒体Pの一方の面を読取デバイス210に近づけることができる。逆に、厚い記録媒体Pの場合は、黒色小径ローラ223を記録媒体Pの他方の面に接触させることで、記録媒体Pの一方の面を読取デバイス210に近づけないようにすることができる。
このようにして、記録媒体Pの厚みによらず、記録媒体Pの一方の面から読取デバイス210までの高さを一定にすることができ、読み取った画像における焦点ずれを防ぐことができる。以上では、黒色小径ローラ223と黒色大径ローラ225を例に述べたが、白色小径ローラ222と白色大径ローラ224においても同様である。
なお、上述した例では、背景部材としてローラを用い、ローラの直径を変えることで、「高さ」を異ならせるものを説明したが、これに限定されるものではない。例えば、背景部材として角柱を用い、角柱の断面形状における高さ(厚さ)寸法を変えること等でも、「高さ」を異ならせることができる。
<実施形態に係る印刷システムのハードウェア構成>
次に、印刷システム1のハードウェア構成について、図3を参照して説明する。図3は、実施形態に係る印刷システム1のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、印刷システム1は、コントローラ910と、近距離通信回路920と、エンジン制御部930と、操作パネル940と、ネットワークI/F950とを備える。
これらのうち、コントローラ910は、コンピュータの主要部であるCPU901と、システムメモリ(MEM-P)902と、ノースブリッジ(NB)903と、サウスブリッジ(SB)904と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)906と、記憶部であるローカルメモリ(MEM-C)907と、HDDコントローラ908と、記憶部であるHD909とを備える。また、NB903とASIC906との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス921で接続した構成となっている。
これらのうち、CPU901は、印刷システム1の全体制御を行う制御部である。NB903は、CPU901と、MEM-P902、SB904、及びAGPバス921とを接続するためのブリッジであり、MEM-P902に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタ及びAGPターゲットとを備える。
MEM-P902は、コントローラ910の各機能を実現させるプログラムやデータの格納用メモリであるROM902a、プログラムやデータの展開、及びメモリ印刷時の描画用メモリなどとして用いるRAM902bとからなる。
なお、RAM902bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、CD-R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成しても良い。
SB904は、NB903とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。ASIC906は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス921、PCIバス922、HDD908およびMEM-C907をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。
このASIC906は、PCIターゲットおよびAGPマスタ、ASIC906の中核をなすアービタ(ARB)、MEM-C907を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジック等により画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、並びに、スキャナ部931及びプリンタ部932との間でPCIバス922を介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。
なお、ASIC906には、USBのインタフェースや、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインタフェースを接続するようにしても良い。
MEM-C907は、コピー用画像バッファ及び符号バッファとして用いるローカルメモリである。HD909は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。HD909は、CPU901の制御にしたがってHD909に対するデータの読出又は書込を制御する。
AGPバス921は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM-P902に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
また、近距離通信回路920には、近距離通信回路920aが備わっている。近距離通信回路920aは、NFC、Bluetooth(登録商標)等の通信回路である。
更に、エンジン制御部930は、スキャナ部931と、プリンタ部932とを備えている。また、操作パネル940は、現在の設定値や選択画面等を表示させ、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部940a、並びに、濃度の設定条件などの画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキー及びコピー開始指示を受け付けるスタートキー等からなる操作部940bを備えている。
コントローラ910は、印刷システム1全体の制御を行い、例えば、描画、通信、操作パネル940からの入力等を制御する。スキャナ部931又はプリンタ部932には、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれている。
なお、印刷システム1は、操作パネル940のアプリケーション切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となる。
ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、コピー機能の選択時にはコピーモードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
また、ネットワークI/F950は、ネットワークを利用してデータ通信をするためのインタフェースである。近距離通信回路920及びネットワークI/F950は、PCIバス922を介して、ASIC906に電気的に接続されている。
ここで、印刷システム1は、さらに照明ユニット駆動回路960と、リボルバ駆動回路970と、画素アレイ駆動回路980とを備える。
照明ユニット駆動回路960は、照明ユニット240に電気的に接続され、照明ユニット240を駆動する電気回路である。CPU901等からの制御信号に応じて照明ユニット駆動回路960が照明ユニット240に対して駆動信号を出力することで、照明ユニット240が記録媒体Pに照射する光の強度やタイミングが制御される。
リボルバ駆動回路970は、リボルバ221に取り付けられたリボルバモータ221aに電気的に接続され、リボルバモータ221aを駆動する電気回路である。CPU901等からの制御信号に応じてリボルバ駆動回路970がリボルバモータ221aに対して駆動信号を出力することで、リボルバ221が回転駆動され、白色小径ローラ222、白色大径ローラ224、黒色小径ローラ223、及び黒色大径ローラ225のうちの所定のローラを、記録媒体Pの他方の面に接触させることができる。
画素アレイ駆動回路980は、画素アレイ215に電気的に接続され、画素アレイ215を駆動する電気回路である。画素アレイ215による画像信号は画素アレイ駆動回路980を介して入力され、所定の処理が実行されたり、HD909等に格納されたりすることができる。
<実施形態に係る印刷システムの機能構成>
次に、印刷システム1の機能構成について、図4を参照して説明する。図4に示すように、印刷システム1に含まれる画像検査装置200は、記録媒体種類取得部201と、画像色情報出力部202と、背景部材配置部203と、読取色出力部204と、読取部205と、位置出力部206とを備える。これらのうち記録媒体種類取得部201、画像色情報出力部202、読取色出力部204、及び位置出力部206は、図3のCPU901が所定のプログラムを実行することにより実現される。
記録媒体種類取得部201は、画像形成を行う記録媒体Pの種類の情報を取得し、画像色情報出力部202、背景部材配置部203、及び読取色出力部204のそれぞれに出力する。ここで、記録媒体Pの種類の情報には、記録媒体Pの色情報と、記録媒体Pの厚み情報が含まれる。
記録媒体種類取得部201は、一例として、パネル表示部940aを用いて印刷システム1の操作者が入力した記録媒体Pの銘柄に基づいて、記録媒体Pの銘柄情報と色情報及び厚み情報とがそれぞれ対応付けられて格納されたHD909を参照することで、色情報及び厚み情報を含む記録媒体Pの種類情報を取得することができる。
また、記録媒体種類取得部201を、記録媒体銘柄取得部の一例としての用紙銘柄識別リーダにより実現しても良い。用紙銘柄識別リーダには公知の技術を適用できるため、ここでは詳細な説明を省略する。
画像色情報出力部202は、記録媒体種類取得部201から入力した記録媒体Pの種類情報に応じて、記録媒体Pに形成する画像の色情報を決定する。そして、決定された画像色情報を画像形成装置100に含まれる基準マーク画像形成部111に出力する。
背景部材配置部203は、図2のリボルバ221等により実現され、記録媒体種類取得部201から入力した記録媒体Pの種類情報に応じて、複数の高さ設定背景部材207、及び複数の色設定背景部材208のうちの1つを、記録媒体Pの他方の面側に接触させることができる。
ここで、複数の高さ設定背景部材207は、直径の異なる複数のローラ等により構成され、一例として、図2の白色小径ローラ222及び白色大径ローラ224の組合せや、黒色小径ローラ223及び黒色大径ローラ225の組合せ等により構成される。また、複数の色設定背景部材208は、色の異なる複数のローラ等により構成され、一例として、図2の白色小径ローラ222及び黒色小径ローラ223の組合せや、白色大径ローラ224及び黒色大径ローラ225の組合せ等により構成される。
読取色出力部204は、記録媒体種類取得部201から入力した記録媒体Pの種類情報に応じて、記録媒体P、又は記録媒体Pに形成された画像において、読取部205が読取の対象とする色を決定し、決定された読取色の色情報を読取部205に出力する。
読取部205は、記録媒体Pの一方の面側に設けられた読取デバイス210(図2参照)等により実現される。読取部205は、読取色出力部204から入力した色情報の色により記録媒体Pを読み取った画像信号を位置出力部206に出力する。
一例として、読取部205が読取の対象とする色として、読取色出力部204が赤色を出力した場合、読取部205は、赤色の光を受光する画素アレイ215Rを用いて読み取った画像信号を出力する。また、他の例として、読取部205が読取の対象とする色として、読取色出力部204が黄色を出力した場合、赤色の光を受光する画素アレイ215Rと、緑色の光を受光する画素アレイ215Gとを用いて読み取った画像信号を出力する。
位置出力部206は、読取部205から入力した画像信号に基づいて、記録媒体Pのエッジ位置、又は記録媒体Pに形成された画像のエッジ位置の少なくとも1つを検出する。より詳しくは、位置出力部206は、搬送される記録媒体Pを所定のタイミング毎に読取部205が読取って出力した1ライン分の画像信号を、ラインと直交する方向に繋ぎ合せて2次元画像データを取得する。
そして、取得した2次元画像データに対し、所定の画像処理を実行することで、記録媒体Pのエッジ位置、又は記録媒体Pに形成された画像のエッジ位置の少なくとも1つを検出する。位置出力部206は、検出結果を画像形成装置100に含まれる画像位置補正部112に出力する。
なお、画像色情報出力部202、背景部材配置部203、読取色出力部204、及び位置出力部206の機能の詳細については、別途、図5~7を用いて述べる。
印刷システム1に含まれる画像形成装置100は、基準マーク画像形成部111と、画像位置補正部112とを備える。
基準マーク画像形成部111は、作像部103等により実現され、画像検査装置200に含まれる画像色情報出力部202から入力した記録媒体Pに形成する画像の色情報の色により記録媒体Pに基準マーク画像Vを形成する。ここで、基準マーク画像Vとは、記録媒体Pに形成された画像のエッジ位置検出のために、記録媒体Pに形成されたマークの画像である。
画像位置補正部112は、図3のCPU901が所定のプログラムを実行すること等により実現され、画像検査装置200に含まれる位置出力部206から入力した記録媒体Pのエッジ位置、又は記録媒体Pに形成された画像のエッジ位置の少なくとも1つに基づき、記録媒体Pに形成する画像のエッジ位置を補正する。画像位置補正部112による補正機能は、公知の技術を適用できるため、ここでは詳細な説明を省略する。
なお、画像形成装置100及び画像検査装置200は、図4を用いて説明した機能以外の機能を備えても良い。
また、以上では、CPU901により画像形成装置100及び画像検査装置200の機能の一部が実現される例を示したが、これらの機能は、ASICやFPGA(field programmable gate array)等の電子回路により実現されても良い。また、CPU901や上記の電子回路の一部、又は全部は、画像形成装置100に搭載されていても良いし、画像検査装置200に搭載されていても良い。
<画像検査装置における色の設定>
次に、実施形態に係る画像検査装置200における色の設定について、図5~図7を参照して説明する。
先ず、図5は、位置出力部により取得された2次元画像データの一例を説明する図(その1)であり、(a)は二次元画像データ全体を示す図、(b)は(a)のうちの一部の断面の画像データを示す図である。
図5(a)は、読取部205が出力する画像信号に基づき、位置出力部206が取得した2次元画像データ50を示している。2次元画像データ50には、記録媒体Pを読み取った領域51(図5(a)の白色部分)と、黒色の背景部材を読取った領域52(図5(a)の白色部分の周囲の黒色部分)とが含まれる。また、記録媒体Pを読取った領域51の四隅には、記録媒体Pに画像形成された基準マーク画像Vを読取った領域53が含まれている。図5(a)の例では、L字型の基準マークを示したが、XY平面内における直交2方向の位置を検出可能であれば、十字型のマーク等の任意のマークであっても良い。
図5(b)は、図5(a)において、一点鎖線で示された断面54の画像データを示している。図5(b)の横軸は、幅方向(X方向)における画素の位置を示し、縦軸は画素の輝度値を示している。
断面領域55は、断面54のうち、黒色の背景部材を読取った領域52の断面画像データである。断面領域56は、断面54のうち、記録媒体Pを読取った領域51の断面画像データである。断面領域57は、断面54のうち、基準マーク画像Vを読取った領域53の断面画像データである。断面領域58は、断面54のうち、記録媒体Pを読取った領域51の断面画像データである。
また、図5(b)において、輝度閾値59は、記録媒体Pのエッジ位置、及び記録媒体Pに形成された画像のエッジ位置を検出するための輝度値の閾値である。輝度値が閾値を超える境界位置に該当する画素の位置から記録媒体Pのエッジ位置、及び記録媒体Pに形成された画像のエッジ位置を検出することができる。図5(b)の例では、位置60aは記録媒体Pのエッジ位置を示し、位置60bは記録媒体Pに形成された基準マーク画像Vのエッジ位置である。このようなエッジ位置は、2次元画像データ50を画像処理することで検出される。図5(b)では、幅方向(X方向)におけるエッジ位置を検出する例を示したが、幅方向と直交する方向(Y方向)におけるエッジ位置も同様に検出できる。
ここで、図5の例では、記録媒体Pの色は白色である。この場合、背景部材配置部203は、白色に対してコントラストが高い黒色小径ローラ223、又は黒色大径ローラ225を背景部材として選択し、これを記録媒体Pの他方の面に接触させる。白色は明度の高い色であるため、このように明度の低い黒色を接触させれば、背景部材の色の記録媒体Pに対するコントラストを高くすることができる。
また、画像色情報出力部202は、白色に対してコントラストの高い黒色を基準マーク画像Vの色として決定し、基準マーク画像形成部111に出力する。基準マーク画像形成部111は、これに応じて黒色の基準マーク画像Vを記録媒体Pに形成する。
このようにすることで、図5(a)に示したように、背景部材を読取った領域52と、基準マーク画像Vを読取った領域53は黒色になり、記録媒体Pを読取った領域51は白色になる。白色の領域51は輝度値が高く、黒色の領域52及び53は輝度値が低く、両者のコントラストが高くなる。そのため、両者の境界位置が明確になり、画像ノイズ等の影響を抑制して、記録媒体Pのエッジ位置、及び基準マーク画像Vのエッジ位置を検出することができる。
次に、図6は、位置出力部により取得された2次元画像データの一例を説明する図(その2)であり、(a)は比較例に係る二次元画像データ全体を示す図、(b)は(a)のうちの一部の断面の画像データを示す図である。また、(c)は実施形態に係る二次元画像データ全体を示す図、(d)は(c)のうちの一部の断面の画像データを示す図である。
図6(a)は、読取部205が出力する画像信号に基づき、位置出力部206が取得した2次元画像データ50aを示している。2次元画像データ50aには、記録媒体Pを読取った領域51aと、背景部材を読取った領域52aとが含まれる。また、記録媒体Pを読取った領域51aの四隅には、記録媒体Pに画像形成された基準マーク画像Vを読取った領域53aが含まれている。
図6(b)は、図6(a)において、一点鎖線で示された断面54aの画像データを示している。
同様に、図6(c)は、読取部205が出力する画像信号に基づき、位置出力部206が取得した2次元画像データ50bを示している。2次元画像データ50bには、記録媒体Pを読取った領域51bと、背景部材を読取った領域52bとが含まれる。また、記録媒体Pを読取った領域51bの四隅には、記録媒体Pに画像形成された基準マーク画像Vを読取った領域53bが含まれている。
図6(d)は、図6(c)において、一点鎖線で示された断面54bの画像データを示している。なお、図6(b)及び(d)の横軸、縦軸の見方は図5(b)と同様であるため、重複した説明を省略する。
図6(a)、(b)の比較例では、記録媒体Pの色は黒色に近い灰色である。従って、黒色小径ローラ223及び黒色大径ローラ225を背景部材として選択すると、図6(b)に示すように、領域55a及び領域56aともに輝度値が低く、両者のコントラストが低くなる。そして、輝度閾値59を超える画素がないため、記録媒体Pのエッジ位置を検出できなくなる。同様に、基準マーク画像Vの色として黒色を決定すると、領域57a及び領域56aともに輝度値が低く、輝度閾値59を超える画素がないため、基準マーク画像Vのエッジ位置を検出できなくなる。
領域56aが輝度閾値を超えるように、輝度閾値を低くすることも考えられるが、領域56aと、領域55a及び57aとの輝度値の差が小さいため、画像ノイズの影響を受けやすく、エッジ位置を正確に検出できない場合がある。
これに対し、図6(c)、(d)の実施形態では、背景部材配置部203は、黒色に近い灰色に対してコントラストの高い白色小径ローラ222、又は白色大径ローラ224を背景部材として選択し、これを記録媒体Pの他方の面に接触させる。黒に近い灰色は明度の低い色であるため、明度の高い白色を選択すれば、背景部材の色の記録媒体Pに対するコントラストを高くすることができる。
また、画像色情報出力部202は、黒色に近い灰色に対してコントラストの高い白色を基準マーク画像Vの色として決定し、基準マーク画像形成部111に出力する。基準マーク画像形成部111は、これに応じて白色の基準マーク画像Vを記録媒体Pに形成する。
このようにすることで、図6(c)に示すように、背景部材を読取った領域52bと、基準マーク画像Vを読取った領域53bは白色になり、記録媒体Pを読取った領域51bは黒色に近い灰色になる。図6(d)に示すように、白色の領域55b及び57bは輝度値が高く、黒色に近い灰色の領域56bは輝度値が低く、両者のコントラストが高くなる。領域55b及び57bは輝度閾値59を超えるため、記録媒体Pのエッジ位置、及び基準マーク画像Vのエッジ位置を検出可能になる。また、領域55b及び57bと、領域56bの境界位置が明確になり、画像ノイズ等の影響を抑制して、記録媒体Pのエッジ位置、及び基準マーク画像Vのエッジ位置を検出することができる。
次に、記録媒体Pの色が有彩色の場合の一例として、記録媒体Pの色が黄色の場合について、図7を参照して説明する。図7は、位置出力部により取得された2次元画像データの一例を説明する図(その3)であり、(a)は実施形態に係る二次元画像データ全体を示す図、(b)は(a)のうちの一部の断面の青色の画像データを示す図、(c)は(a)のうちの一部の断面の赤色の画像データを示す図、(d)は色相環を説明する図である。
図7(a)は、読取部205が出力する画像信号に基づき、位置出力部206が取得した2次元画像データ50cを示している。2次元画像データ50cには、記録媒体Pを読取った領域51cと、背景部材を読取った領域52cとが含まれる。また、記録媒体Pを読取った領域51cの四隅には、記録媒体Pに画像形成された基準マーク画像Vを読取った領域53cが含まれている。
図7(b)は、図7(a)において、一点鎖線で示された断面54cの青色の画像データを示している。青色の画像データは、画素アレイ215Bの出力する画像信号に基づく画像データである。
図7(c)は、図7(a)において、一点鎖線で示された断面54cの赤色の画像データを示している。赤色の画像データは、画素アレイ215Rの出力する画像信号に基づく画像データである。
背景部材配置部203は、記録媒体Pの黄色に対してコントラストの高い黒色小径ローラ223、又は黒色大径ローラ225を背景部材として選択し、これを記録媒体Pの他方の面に接触させる。黄色は明度の高い色であるため、明度の低い黒色を選択すれば、背景部220の色の記録媒体Pに対するコントラストを高くすることができる。
また、画像色情報出力部202は、図7(d)に示す色相環上で、記録媒体Pの黄色に対して補色側の色であるシアン色を基準マーク画像Vの色として決定し、基準マーク画像形成部111に出力する。基準マーク画像形成部111は、これに応じてシアン色の基準マーク画像Vを記録媒体Pに形成する。
さらに、位置出力部206が記録媒体Pに形成された基準マーク画像Vのエッジ位置を検出する場合に、読取色出力部204は、読取色を、色相環上で基準マーク画像Vのシアン色に対して類似色側の色である青色に決定し、決定結果を読取部205に出力する。読取部205は入力した色情報に応じて、青色の光を受光する画素アレイ215Bの出力を用いて読取った画像信号を出力する。
このようにすることで、図7(b)に示すように、記録媒体Pの領域56cは輝度値が低く、基準マーク画像Vの領域57cは輝度値が高くなって、両者のコントラストが高くなる。領域57cは輝度閾値59を超えるため、基準マーク画像Vのエッジ位置を検出可能になる。また、領域57cと、領域56cの境界位置が明確になり、画像ノイズ等の影響を抑制して、基準マーク画像Vのエッジ位置を検出することができる。
一方、位置出力部206が記録媒体Pのエッジ位置を検出する場合に、読取色出力部204は、読取色を、色相環上で記録媒体Pの黄色に対して類似色側、又は補色側の色に決定し、決定結果を読取部205に出力する。図7の例では、読取色出力部204は、記録媒体Pの黄色に対して類似色側の色として、読取色を赤色に決定している。読取部205は決定結果に応じて、赤色の光を受光する画素アレイ215Rの出力を用いて読取った画像信号を出力する。
このようにすることで、図7(c)に示すように、背景部220の領域55dは輝度値が低く、記録媒体Pの領域56dは輝度値が高くなって、両者のコントラストが高くなる。領域56dは輝度閾値59を超えるため、記録媒体Pのエッジ位置を検出可能になる。また、領域55dと、領域56dの境界位置が明確になり、画像ノイズ等の影響を抑制して、記録媒体Pのエッジ位置を検出することができる。
<実施形態に係る印刷システムの動作>
次に、実施形態に係る印刷システム1の動作について、図8を参照して説明する。図8は印刷システム1の動作の一例を示すシーケンス図である。
先ず、ステップS81において、画像検査装置200の記録媒体種類取得部201は、画像形成を行う記録媒体Pの種類の情報を取得し、画像色情報出力部202、背景部材配置部203、及び読取色出力部204のそれぞれに出力する。
続いて、ステップS82において、画像色情報出力部202は、記録媒体種類取得部201から入力した記録媒体Pの種類情報に応じて、記録媒体Pに形成する画像の色情報を決定し、決定した画像色情報を画像形成装置100に含まれる基準マーク画像形成部111に出力する。
続いて、ステップS83において、背景部材配置部203は、記録媒体種類取得部201から入力した記録媒体Pの種類情報に応じて、複数の高さ設定背景部材207、及び複数の色設定背景部材208のうちの1つを、記録媒体Pの他方の面側に接触させる。
続いて、ステップS84において、読取色出力部204は、記録媒体種類取得部201から入力した記録媒体Pの種類情報に応じて、記録媒体P、又は記録媒体Pに形成された画像において、読取部205が読取の対象とする色を決定し、決定した色情報を読取部205に出力する。
なお、ステップS82~S84の動作の順番は適宜変更可能である。また、ステップS82~S84の動作が並行して行われても良い。
続いて、ステップS85において、画像形成装置100の基準マーク画像形成部111は、画像検査装置200に含まれる画像色情報出力部202から入力した記録媒体Pに形成する画像の色情報に応じて、記録媒体Pに基準マーク画像Vを形成する。
続いて、ステップS86において、画像検査装置200の読取部205は、読取色出力部204から入力した色情報の色により記録媒体Pを読取った画像信号を位置出力部206に出力する。
続いて、ステップS87において、位置出力部206は、読取部205から入力した画像信号に基づいて取得した2次元画像データに対し、所定の画像処理を実行することで、記録媒体Pのエッジ位置、又は記録媒体Pに形成された画像のエッジ位置の少なくとも1つを取得する。位置出力部206は、取得結果を画像形成装置100に含まれる画像位置補正部112に出力する。
続いて、ステップS88において、画像形成装置100の画像位置補正部112は、画像検査装置200に含まれる位置出力部206から入力した記録媒体Pのエッジ位置、又は記録媒体Pに形成された画像のエッジ位置の少なくとも1つに基づき、記録媒体Pに形成する画像のエッジ位置を補正する。
このようにして、印刷システム1は、記録媒体Pのエッジ位置や記録媒体に形成された画像のエッジ位置を検出し、検出結果に応じて、記録媒体Pにおける画像の形成位置を補正することができる。
<効果>
以上説明してきたように、本実施形態では、記録媒体Pの種類情報に応じて、記録媒体Pに形成する画像の色情報を決定し、決定された色で記録媒体Pに基準マーク画像Vを画像形成する。また、背景部材配置部203は、記録媒体Pの種類情報に応じて、複数の高さ設定背景部材207、及び複数の色設定背景部材208のうちの1つを、記録媒体Pの他方の面側に接触させる。さらに、読取部205は、読取色出力部204から入力した色情報の色により記録媒体Pを読取り、位置出力部206は、読取部205からの画像信号に基づき、記録媒体Pのエッジ位置、又は記録媒体Pに形成された画像のエッジ位置の少なくとも1つを取得する。
これにより、記録媒体Pの色によらずコントラストの高い読取画像を取得することができ、高精度に位置の検出を行うことができる。また、記録媒体Pの厚みによらず焦点ずれを抑制した読取画像を取得することができ、高精度に位置の検出を行うことができる。以上により、記録媒体Pの種類によらず、記録媒体Pのエッジ位置や記録媒体に形成された画像のエッジ位置を適切に検出することができる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態に係る印刷システム1aについて説明する。なお、既に説明した実施の形態と同一の構成部についての説明は省略する。
第1の実施形態では、読取デバイス210がCIS等により実現される例を説明したが、本実施形態では、読取デバイス210aは、CISに代えて縮小光学系を備えている。
図9は、第2の実施形態に係る縮小光学系を備える読取デバイス210aの構成の一例を示す図である。図9に示すように、読取デバイス210aは、縮小光学系216と、CCD217とを備える。縮小光学系216は、複数のレンズ、又はミラー等の光学系を組み合わせて構成され、被写体の像を縮小してCCD217の撮像面上に結像させる。CCD217は、撮像面上に結像させられた被写体の画像を撮像することができる。
図9において、表面位置91は、記録媒体Pが厚紙の場合の記録媒体Pの表面位置を示し、表面位置92は、記録媒体Pが薄紙の場合の記録媒体Pの表面位置を示す。図9に示すように、厚紙と薄紙の厚みの違いに応じて、表面位置91から読取デバイス210aまでの高さL91と、表面位置92から読取デバイス210aまでの高さL92が異なる。これにより、表面位置91における被写体サイズW91と、表面位置92における被写体サイズW92が異なる倍率誤差95a及び95bが生じる。
倍率誤差95a及び95bにより、画像検査装置200により検出された記録媒体Pのエッジ位置、及び基準マーク画像Vのエッジ位置と、画像形成装置100の画像位置補正部112により補正する位置との対応関係にずれが生じ、正確な補正を行えなくなる。
そこで、本実施形態では、記録媒体Pが厚紙の場合には、白色小径ローラ222、又は黒色小径ローラ223(以下、小径ローラという)を記録媒体Pの他方の面に接触させる。また、記録媒体Pが薄紙の場合には、白色大径ローラ224、又は黒色大径ローラ225(以下、大径ローラという)を記録媒体Pの他方の面に接触させる。そして、小径ローラの直径φ1と、大径ローラの直径φ2を、次式を満たすように決定する。
(φ2-φ1)/2=L92-L91
これにより、高さL92と高さL92の差が打ち消され、倍率誤差を防止することができる。
なお、これ以外の効果は、第1の実施形態で説明したものと同様である。
また、記録媒体Pの銘柄(種類)によっては、記録媒体Pに転写及び定着された画像の色が適切な色でなくなる場合がある。
その場合は、印刷システムに含まれる画像形成装置に、白色のトナーを用いて記録媒体Pに白色の画像を形成する白色画像形成部を設けることができる。そして、他の色の作像部103による作像の先に、白色画像形成部により白色のベタ画像を記録媒体P表面に形成(先塗り)し、その上に他の色のトナー像を形成する。これにより、記録媒体Pに転写及び定着された画像を適切な色にすることができる。また、印刷システムは、白色画像形成部による画像形成が、他の色の画像形成より先に行えるように、白色画像形成部と作像部103の配置を入れ替えるための機構部を備えても良い。
以上、実施形態を説明したが、本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
1 印刷システム
100 画像形成装置
103 作像部
111 基準マーク画像形成部
112 画像位置補正部
105 転写ベルト
200 画像検査装置
201 記録媒体種類取得部
202 画像色情報出力部
203 背景部材配置部
204 読取色出力部
205 読取部
206 位置出力部
207 高さ設定背景部材
208 色設定背景部材
210 読取デバイス
216 縮小光学系
217 CCD
220 背景部
221 リボルバ
222 白色小径ローラ
223 黒色小径ローラ
224 白色大径ローラ
225 黒色大径ローラ
230 コンタクトガラス
240 照明ユニット
250、251 搬送ローラ対
211~213 ミラー
214 レンズ
215 画素アレイ
300 スタッカ
901 CPU
P 記録媒体
V 基準マーク画像
特開2016-139026号公報

Claims (10)

  1. 記録媒体の種類に応じて決定された前記記録媒体に形成する画像の色情報を出力する画像色情報出力部と、
    前記記録媒体の一方の面側に設けられ、前記記録媒体を読取った画像信号を出力する読取部と、
    前記読取部から入力した前記画像信号に基づいて検出された前記記録媒体のエッジ位置、又は前記記録媒体に形成された画像のエッジ位置の少なくとも1つを出力する位置出力部と、
    前記記録媒体の他方の面側に接触可能に設けられ、前記記録媒体の面に交差する方向における高さが異なる複数の高さ設定背景部材と、
    前記記録媒体の他方の面側に接触可能に設けられ、色が異なる複数の色設定背景部材と、
    前記記録媒体の種類に応じて選択された前記複数の高さ設定背景部材、及び前記複数の色設定背景部材のうちの1つを、前記記録媒体の他方の面側に接触させる背景部材配置部と、を有する
    画像検査装置。
  2. 前記記録媒体の種類に応じて決定された、前記読取部が読取対象とする前記記録媒体、又は前記記録媒体に形成された画像の読取色の情報を出力する読取色出力部を有する
    請求項1に記載の画像検査装置。
  3. 前記背景部材配置部は、
    前記記録媒体の厚みに応じて選択された前記複数の高さ設定背景部材のうちの1つを、前記記録媒体の他方の面側に接触させる
    請求項1、又は2に記載の画像検査装置。
  4. 前記複数の高さ設定背景部材は、複数の円筒状部材を含み、前記円筒状部材毎の直径を異ならせることで、前記高さを異ならせる
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像検査装置。
  5. 前記複数の高さ設定背景部材、及び前記複数の色設定背景部材のそれぞれは、複数の円筒状部材を備え、
    前記背景部材配置部は、
    円柱状部材を含むリボルバを備え、
    前記円柱状部材の円柱軸の周りに配置された前記複数の円筒状部材を、前記円柱状部材の円柱軸回りに回転させて、前記複数の円筒状部材のうちの1つを、前記記録媒体の他方の面側に接触させる
    請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像検査装置。
  6. 前記位置出力部が前記記録媒体に形成された画像のエッジ位置を出力する場合に、
    前記画像色情報出力部は、
    色相環上で、前記記録媒体の色に対して補色側の色に決定された前記画像の色情報を出力し、
    前記読取色出力部は、
    前記色相環上で、前記画像の色情報に対して類似色側の色に決定された前記読取色の情報を出力する
    請求項2に記載の画像検査装置。
  7. 前記位置出力部が前記記録媒体のエッジ位置を出力する場合に、
    前記背景部材配置部は、
    前記記録媒体の色に対してコントラストの高い色の前記色設定背景部材を前記記録媒体の他方の面側に接触させ、
    前記読取色出力部は、
    前記色相環上で、前記記録媒体の色に対して補色側、又は類似色側の何れか一方の色に決定された前記読取色の情報を出力する
    請求項6に記載の画像検査装置。
  8. 前記背景部材配置部は、
    前記記録媒体の色の明度が高い場合には、明度が低い色の前記色設定背景部材を前記記録媒体の他方の面側に接触させ、
    前記記録媒体の色の明度が低い場合には、明度が高い色の前記色設定背景部材を前記記録媒体の他方の面側に接触させる
    請求項7に記載の画像検査装置。
  9. 前記記録媒体の銘柄情報を取得する記録媒体銘柄取得部を有する
    請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像検査装置。
  10. 請求項1乃至9の何れか1項に記載の画像検査装置と、
    前記画像検査装置から入力した記録媒体に形成する画像の色情報に応じて、前記記録媒体に基準マーク画像を形成する基準マーク画像形成部と、
    前記画像検査装置により検出された前記記録媒体のエッジ位置、又は前記記録媒体に形成された前記基準マーク画像のエッジ位置の少なくとも1つに基づき、前記記録媒体に形成する画像のエッジ位置を補正する画像位置補正部と、を有する
    印刷システム
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