JPH09247428A - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents
画像処理装置及びその方法Info
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- JPH09247428A JPH09247428A JP8054630A JP5463096A JPH09247428A JP H09247428 A JPH09247428 A JP H09247428A JP 8054630 A JP8054630 A JP 8054630A JP 5463096 A JP5463096 A JP 5463096A JP H09247428 A JPH09247428 A JP H09247428A
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- unit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の露光部間において形成される画素位置
のズレ(画素ズレ)を補正するために高詳細なCCDを
備えることにより、低コスト化、装置の小型化が困難で
あった。 【解決手段】 各レーザユニット214,217は主走
査方向の奇数ライン及び偶数ラインを形成するそれぞれ
2個のレーザを有している。まず、パターン記憶部10
4に保持されている所定パターンを各レーザユニット2
14,217で形成し、記録媒体上に出力する。そし
て、該記録媒体上のパターンをCCDユニット206に
おいて主走査方向に拡大して読み込み、画素ズレ検出部
105においてパターン記憶部104に保持されたパタ
ーンと比較する事により、発生した画素ズレを検出す
る。そして画素ズレ補正部103において、検出した画
素ズレに応じた同期信号を選択し、各レーザユニットに
出力する。
のズレ(画素ズレ)を補正するために高詳細なCCDを
備えることにより、低コスト化、装置の小型化が困難で
あった。 【解決手段】 各レーザユニット214,217は主走
査方向の奇数ライン及び偶数ラインを形成するそれぞれ
2個のレーザを有している。まず、パターン記憶部10
4に保持されている所定パターンを各レーザユニット2
14,217で形成し、記録媒体上に出力する。そし
て、該記録媒体上のパターンをCCDユニット206に
おいて主走査方向に拡大して読み込み、画素ズレ検出部
105においてパターン記憶部104に保持されたパタ
ーンと比較する事により、発生した画素ズレを検出す
る。そして画素ズレ補正部103において、検出した画
素ズレに応じた同期信号を選択し、各レーザユニットに
出力する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及びそ
の方法に関し、例えば、複数の画像形成部により画像を
形成する画像処理装置及びその方法に関する。
の方法に関し、例えば、複数の画像形成部により画像を
形成する画像処理装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の画像処理装置の発達に伴い、複数
の露光用レーザを用いたプリンタを備えたデジタル複写
機が普及している。このようなデジタル複写機において
は、各露光用レーザ毎の形成される画素位置がずれてし
まう、所謂画素ズレが発生することがあった。この画素
ズレを補正するために、画素ズレの発生度合を調べる必
要がある。
の露光用レーザを用いたプリンタを備えたデジタル複写
機が普及している。このようなデジタル複写機において
は、各露光用レーザ毎の形成される画素位置がずれてし
まう、所謂画素ズレが発生することがあった。この画素
ズレを補正するために、画素ズレの発生度合を調べる必
要がある。
【0003】従来のデジタル複写機においては、現在の
画素ズレの発生度合を調べるために、画素ズレ測定専用
の高精度かつ高分解能のCCDイメージセンサを備え
る。そして、複数の露光用レーザにより特定のテストパ
ターンを形成して出力し、該テストパターンを前記CC
Dによって撮像することにより、現在発生している画素
ズレを測定していた。そして、得られた画素ズレの情報
に従って、例えば複数の露光用レーザのそれぞれの画像
形成タイミングを調整することにより、画素ズレの補正
を実現していた。
画素ズレの発生度合を調べるために、画素ズレ測定専用
の高精度かつ高分解能のCCDイメージセンサを備え
る。そして、複数の露光用レーザにより特定のテストパ
ターンを形成して出力し、該テストパターンを前記CC
Dによって撮像することにより、現在発生している画素
ズレを測定していた。そして、得られた画素ズレの情報
に従って、例えば複数の露光用レーザのそれぞれの画像
形成タイミングを調整することにより、画素ズレの補正
を実現していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のデジタル複写機においては、画素ズレを測定するため
に高精度かつ高分解能の専用CCDイメージセンサを使
用していたために、コストが高くなってしまうという問
題点があった。
のデジタル複写機においては、画素ズレを測定するため
に高精度かつ高分解能の専用CCDイメージセンサを使
用していたために、コストが高くなってしまうという問
題点があった。
【0005】また、画素ズレを測定するための特殊な機
構を複写機本体内に設けていたため、装置の小型化に支
障があった。
構を複写機本体内に設けていたため、装置の小型化に支
障があった。
【0006】本発明は上述した課題を解決するためにな
されたものであり、画素単位に画像形成を行う画像形成
手段を複数有する画像処理装置において、各画像形成手
段間に発生する画素ズレを、安価かつ簡単な構成で補正
可能とする画像処理装置及びその方法を提供することを
目的とする。
されたものであり、画素単位に画像形成を行う画像形成
手段を複数有する画像処理装置において、各画像形成手
段間に発生する画素ズレを、安価かつ簡単な構成で補正
可能とする画像処理装置及びその方法を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための一手段として、本発明の画像処理装置は以下の構
成を備える。
ための一手段として、本発明の画像処理装置は以下の構
成を備える。
【0008】即ち、記録媒体上に形成された画像を光学
的に読み取って画像信号を入力する画像入力手段と、前
記画像信号に基づいて記録媒体上に画像を形成する複数
の画像形成手段とを有する画像処理装置であって、前記
複数の画像形成手段により形成された所定パターン画像
を前記画像入力手段で読み取ることにより得られた画像
信号に基づいて、前記所定パターン画像を構成する画素
位置のズレを検出する検出手段と、前記画素位置のズレ
に基づいて前記複数の画像形成手段を制御する制御手段
とを有することを特徴とする。
的に読み取って画像信号を入力する画像入力手段と、前
記画像信号に基づいて記録媒体上に画像を形成する複数
の画像形成手段とを有する画像処理装置であって、前記
複数の画像形成手段により形成された所定パターン画像
を前記画像入力手段で読み取ることにより得られた画像
信号に基づいて、前記所定パターン画像を構成する画素
位置のズレを検出する検出手段と、前記画素位置のズレ
に基づいて前記複数の画像形成手段を制御する制御手段
とを有することを特徴とする。
【0009】例えば、前記画素位置のズレは、前記画像
形成手段が複数存在することに起因するものであること
を特徴とする。
形成手段が複数存在することに起因するものであること
を特徴とする。
【0010】例えば、前記制御手段は、前記画素位置の
ズレに基づいて前記複数の画像形成手段における画像形
成のタイミングを補正することを特徴とする。
ズレに基づいて前記複数の画像形成手段における画像形
成のタイミングを補正することを特徴とする。
【0011】例えば、前記制御手段は、前記画素位置の
ズレに基づいて前記複数の画像形成手段毎に画像形成の
タイミング信号を選択することを特徴とする。
ズレに基づいて前記複数の画像形成手段毎に画像形成の
タイミング信号を選択することを特徴とする。
【0012】例えば、前記所定パターン信号を保持する
保持手段を更に有することを特徴とする。
保持手段を更に有することを特徴とする。
【0013】例えば、前記複数の画像形成手段は、主走
査のライン単位に画像を形成することを特徴とする。
査のライン単位に画像を形成することを特徴とする。
【0014】例えば、前記複数の画像形成手段は、主走
査の奇数ラインを形成する奇数ライン形成手段と、主走
査の偶数ラインを形成する偶数ライン形成手段とを有す
ることを特徴とする。
査の奇数ラインを形成する奇数ライン形成手段と、主走
査の偶数ラインを形成する偶数ライン形成手段とを有す
ることを特徴とする。
【0015】例えば、前記所定パターンは、副走査方向
に1画素幅のパターンであることを特徴とする。
に1画素幅のパターンであることを特徴とする。
【0016】例えば、前記複数の画像形成手段は複数の
色毎の画像形成手段であり、各画像形成手段毎に、前記
奇数ライン形成手段及び偶数ライン形成手段を有するこ
とを特徴とする。
色毎の画像形成手段であり、各画像形成手段毎に、前記
奇数ライン形成手段及び偶数ライン形成手段を有するこ
とを特徴とする。
【0017】例えば、前記所定パターンは、主走査方向
に1画素幅のパターンを、主走査方向に所定間隔をおい
て前記複数の色毎に備えることを特徴とする。
に1画素幅のパターンを、主走査方向に所定間隔をおい
て前記複数の色毎に備えることを特徴とする。
【0018】例えば、前記所定間隔は、5画素分の間隔
であることを特徴とする。
であることを特徴とする。
【0019】例えば、前記複数の画像形成手段は、第1
色の画像形成を行う手段と第2色の画像形成を行う手段
とを有することを特徴とする。
色の画像形成を行う手段と第2色の画像形成を行う手段
とを有することを特徴とする。
【0020】例えば、前記第1色は赤であり、前記第2
色は黒であることを特徴とする。
色は黒であることを特徴とする。
【0021】例えば、前記検出手段は、前記黒の画像形
成を行う画像形成手段における前記奇数ライン形成手段
によって形成された画素を基準として、画素位置のズレ
を検出することを特徴とする。
成を行う画像形成手段における前記奇数ライン形成手段
によって形成された画素を基準として、画素位置のズレ
を検出することを特徴とする。
【0022】例えば、前記複数の画像形成手段は、感光
体に光照射を行うことにより画像を形成することを特徴
とする。
体に光照射を行うことにより画像を形成することを特徴
とする。
【0023】例えば、前記複数の画像形成手段は、マル
チビームレーザであることを特徴とする。
チビームレーザであることを特徴とする。
【0024】例えば、前記画像入力手段は、前記所定パ
ターンを読み取る際に、前記所定パターンを拡大した読
み取りを行うことを特徴とする。
ターンを読み取る際に、前記所定パターンを拡大した読
み取りを行うことを特徴とする。
【0025】例えば、前記画像入力手段は、前記所定パ
ターンを読み取る際に、前記所定パターンを主走査方向
に拡大した読み取りを行うことを特徴とする。
ターンを読み取る際に、前記所定パターンを主走査方向
に拡大した読み取りを行うことを特徴とする。
【0026】例えば、前記画像入力手段は、前記所定パ
ターンを読み取る際に読取り手段の移動速度を低下させ
ることを特徴とする。
ターンを読み取る際に読取り手段の移動速度を低下させ
ることを特徴とする。
【0027】また、上述した目的を達成するための一手
法として、本発明に係る画像処理方法は以下の工程を備
える。
法として、本発明に係る画像処理方法は以下の工程を備
える。
【0028】即ち、複数の画像形成手段により記録媒体
上に所定パターン画像を形成するパターン形成工程と、
前記記録媒体を読み取って前記所定パターンの画像信号
を入力する入力工程と、前記画像信号に基づいて前記所
定パターン画像を構成する画素位置のズレを検出する検
出工程と、前記画素位置のズレに基づいて前記複数の画
像形成手段における画像形成タイミングを補正する補正
工程とを有することを特徴とする。
上に所定パターン画像を形成するパターン形成工程と、
前記記録媒体を読み取って前記所定パターンの画像信号
を入力する入力工程と、前記画像信号に基づいて前記所
定パターン画像を構成する画素位置のズレを検出する検
出工程と、前記画素位置のズレに基づいて前記複数の画
像形成手段における画像形成タイミングを補正する補正
工程とを有することを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0030】図1は本実施形態におけるデジタル複写機
の構成を示す側断面図である。尚、本実施形態における
デジタル複写機は、赤及び黒の2色画像形成が可能なデ
ジタル複写機である。
の構成を示す側断面図である。尚、本実施形態における
デジタル複写機は、赤及び黒の2色画像形成が可能なデ
ジタル複写機である。
【0031】図1において201は原稿台ガラスで、所
定位置に原稿が載置される。202は例えばハロゲンラ
ンプから構成される原稿照明ランプで、原稿台ガラス2
01に載置された原稿を露光する。203、204、2
05は走査ミラーであり、光学走査ユニット250に収
容されている。光学走査ユニット250は速度Vで往復
動(副走査)しながら、原稿からの反射光をCCDユニ
ット206に導く。CCDユニット206はCCDライ
ンセンサに原稿からの反射光を結像させる結像レンズ2
07、例えばカラーCCDから構成される撮像素子20
8、撮像素子208を駆動するCCDドライバ209等
から構成されている。撮像素子208からの画像信号出
力はレッド(R),グリーン(G),ブルー(B)それ
ぞれについて、例えば8ビットのデジタルデータに変換
された後、コントローラ239に入力される。また、2
10は感光ドラムであり、前露光ランプ212により画
像形成に備えて除電される。
定位置に原稿が載置される。202は例えばハロゲンラ
ンプから構成される原稿照明ランプで、原稿台ガラス2
01に載置された原稿を露光する。203、204、2
05は走査ミラーであり、光学走査ユニット250に収
容されている。光学走査ユニット250は速度Vで往復
動(副走査)しながら、原稿からの反射光をCCDユニ
ット206に導く。CCDユニット206はCCDライ
ンセンサに原稿からの反射光を結像させる結像レンズ2
07、例えばカラーCCDから構成される撮像素子20
8、撮像素子208を駆動するCCDドライバ209等
から構成されている。撮像素子208からの画像信号出
力はレッド(R),グリーン(G),ブルー(B)それ
ぞれについて、例えば8ビットのデジタルデータに変換
された後、コントローラ239に入力される。また、2
10は感光ドラムであり、前露光ランプ212により画
像形成に備えて除電される。
【0032】213は第1の帯電器であり、感光ドラム
210を一様に帯電させる。214は第1露光部となる
第1レーザユニットであり、2個の半導体レーザにより
構成される。該2個の半導体レーザの一方は入力された
画像信号の奇数ラインを露光し、他方は偶数ラインの露
光を行う。第1レーザユニット214は、画像処理や装
置全体の制御を行うコントローラ239で処理された赤
色の画像データの奇数及び偶数ラインの画像データに基
づいて、感光ドラム210を露光して静電潜像を形成す
る。215は第1現像器で、交換可能な構成であり、使
用者が簡単に装置内の所定位置にセットできる。第1現
像器215の内部には、赤色の現像色を発色する現像剤
(トナー)が充填されている。
210を一様に帯電させる。214は第1露光部となる
第1レーザユニットであり、2個の半導体レーザにより
構成される。該2個の半導体レーザの一方は入力された
画像信号の奇数ラインを露光し、他方は偶数ラインの露
光を行う。第1レーザユニット214は、画像処理や装
置全体の制御を行うコントローラ239で処理された赤
色の画像データの奇数及び偶数ラインの画像データに基
づいて、感光ドラム210を露光して静電潜像を形成す
る。215は第1現像器で、交換可能な構成であり、使
用者が簡単に装置内の所定位置にセットできる。第1現
像器215の内部には、赤色の現像色を発色する現像剤
(トナー)が充填されている。
【0033】216は第2帯電器であり、第1現像器2
15による現像が行われた後に、感光ドラム210を一
様に帯電させる。217は第2露光部となる第2レーザ
ユニットであり、2個の半導体レーザにより構成され
る。該2個の半導体レーザのうち一方は入力された画像
信号の奇数ラインを露光し、他方は偶数ラインの露光を
行う。第2レーザユニット217は、コントローラ23
9で処理された黒色の画像データの奇数及び偶数ライン
の画像データに基づいて、感光ドラム210を露光して
静電潜像を形成する。218は第2現像器であり、黒色
の現像剤(トナー)が収容されている。
15による現像が行われた後に、感光ドラム210を一
様に帯電させる。217は第2露光部となる第2レーザ
ユニットであり、2個の半導体レーザにより構成され
る。該2個の半導体レーザのうち一方は入力された画像
信号の奇数ラインを露光し、他方は偶数ラインの露光を
行う。第2レーザユニット217は、コントローラ23
9で処理された黒色の画像データの奇数及び偶数ライン
の画像データに基づいて、感光ドラム210を露光して
静電潜像を形成する。218は第2現像器であり、黒色
の現像剤(トナー)が収容されている。
【0034】219は転写前帯電器であり、感光ドラム
210上に現像されたトナー像に対して高圧をかけるこ
とによりトナー像の電荷を上昇させ、転写効率を上げる
とともに、感光ドラム210から転写用紙を分離しやす
くする。220,222,224は給紙ユニットであ
り、各給紙ローラ221,223,225の駆動によ
り、転写用紙が装置内へ給送される。転写用紙はレジス
トローラ226の配設位置で一旦停止し、感光ドラム2
10上に形成された画像との書き出しタイミングがとら
れた後、再給送される。227は転写帯電器であり、感
光ドラム210上に現像されたトナー像を、給送されて
きた転写用紙に転写する。228は分離帯電器であり、
転写動作の終了した転写用紙を感光ドラム210より分
離する。感光ドラム210上に転写されずに残ったトナ
ーは、クリーナ211によって回収される。
210上に現像されたトナー像に対して高圧をかけるこ
とによりトナー像の電荷を上昇させ、転写効率を上げる
とともに、感光ドラム210から転写用紙を分離しやす
くする。220,222,224は給紙ユニットであ
り、各給紙ローラ221,223,225の駆動によ
り、転写用紙が装置内へ給送される。転写用紙はレジス
トローラ226の配設位置で一旦停止し、感光ドラム2
10上に形成された画像との書き出しタイミングがとら
れた後、再給送される。227は転写帯電器であり、感
光ドラム210上に現像されたトナー像を、給送されて
きた転写用紙に転写する。228は分離帯電器であり、
転写動作の終了した転写用紙を感光ドラム210より分
離する。感光ドラム210上に転写されずに残ったトナ
ーは、クリーナ211によって回収される。
【0035】229は搬送ベルトであり、転写プロセス
の終了した転写用紙を定着器230に搬送し、該転写用
紙は、定着器230において例えば熱によりトナー像が
定着される。231はフラッパであり、定着プロセスの
終了した転写用紙の搬送パスを、排紙トレイ232また
は中間トレイ237の配置方向のいずれかに制御する。
233〜236は給送ローラであり、一度定着プロセス
の終了した転写用紙を中間トレイ237に反転(多重印
刷の場合)または非反転(両面印刷の場合)として給送
する。238は再給送ローラであり、中間トレイ237
に載置された転写用紙を、再度レジストローラ226の
配設位置まで搬送する。239のコントローラには後述
するマイクロコンピュータ、画像処理部等が備えられて
おり、操作パネル240からの指示に従って、前述の画
像形成動作を制御する。
の終了した転写用紙を定着器230に搬送し、該転写用
紙は、定着器230において例えば熱によりトナー像が
定着される。231はフラッパであり、定着プロセスの
終了した転写用紙の搬送パスを、排紙トレイ232また
は中間トレイ237の配置方向のいずれかに制御する。
233〜236は給送ローラであり、一度定着プロセス
の終了した転写用紙を中間トレイ237に反転(多重印
刷の場合)または非反転(両面印刷の場合)として給送
する。238は再給送ローラであり、中間トレイ237
に載置された転写用紙を、再度レジストローラ226の
配設位置まで搬送する。239のコントローラには後述
するマイクロコンピュータ、画像処理部等が備えられて
おり、操作パネル240からの指示に従って、前述の画
像形成動作を制御する。
【0036】次に、上述したコントローラ239の詳細
構成を図2のブロック図に示し、説明する。
構成を図2のブロック図に示し、説明する。
【0037】図2において、301は本実施形態のデジ
タル複写機全体の制御を行うCPUであり、装置本体の
制御手順(制御プログラム)を記憶した読み取り専用メ
モリ(ROM)203からプログラムを順次読み取り、
実行する。CPU301のアドレスバス及びデータバス
は、バスドライバ,アドレスデコーダ302を経て、各
負荷に接続されている。また、304は入力データの記
憶や作業用記憶領域等として用いられる主記憶装置であ
るランダムアクセスメモリ(RAM)である。305は
I/Oインターフェースであり、操作者がキー入力を行
って装置の状態等を液晶やLED等を用いて表示する操
作パネル240や、給紙系,搬送系,光学系の駆動を行
うモータ類307、クラッチ類308、ソレノイド類3
09、及び、搬送される用紙を検知するための紙検知セ
ンサ類310等の各負荷に接続される。更に、赤色用の
第1現像器215、黒色用の第2現像器218のそれぞ
れには、現像器内のトナー量を検知する第1トナー残検
センサ311、第2トナー残検センサ312が配置され
ており、その出力信号がI/Oインターフェース305
に入力される。
タル複写機全体の制御を行うCPUであり、装置本体の
制御手順(制御プログラム)を記憶した読み取り専用メ
モリ(ROM)203からプログラムを順次読み取り、
実行する。CPU301のアドレスバス及びデータバス
は、バスドライバ,アドレスデコーダ302を経て、各
負荷に接続されている。また、304は入力データの記
憶や作業用記憶領域等として用いられる主記憶装置であ
るランダムアクセスメモリ(RAM)である。305は
I/Oインターフェースであり、操作者がキー入力を行
って装置の状態等を液晶やLED等を用いて表示する操
作パネル240や、給紙系,搬送系,光学系の駆動を行
うモータ類307、クラッチ類308、ソレノイド類3
09、及び、搬送される用紙を検知するための紙検知セ
ンサ類310等の各負荷に接続される。更に、赤色用の
第1現像器215、黒色用の第2現像器218のそれぞ
れには、現像器内のトナー量を検知する第1トナー残検
センサ311、第2トナー残検センサ312が配置され
ており、その出力信号がI/Oインターフェース305
に入力される。
【0038】306は画像処理部であり、CCDユニッ
ト206より入力された画像信号に対して後述する画像
処理を行い、該画像データに従って第1レーザユニット
214及び第2レーザユニット217の制御信号を出力
する。第1レーザユニット214及び第2レーザユニッ
ト217から出力されるレーザ光は感光ドラム210を
照射して露光するとともに、非画像領域において受光セ
ンサである第1ビーム検知センサ313,第2ビーム検
知センサ314によってそれぞれの発光状態が検知さ
れ、その出力信号がI/Oインターフェース305に入
力される。
ト206より入力された画像信号に対して後述する画像
処理を行い、該画像データに従って第1レーザユニット
214及び第2レーザユニット217の制御信号を出力
する。第1レーザユニット214及び第2レーザユニッ
ト217から出力されるレーザ光は感光ドラム210を
照射して露光するとともに、非画像領域において受光セ
ンサである第1ビーム検知センサ313,第2ビーム検
知センサ314によってそれぞれの発光状態が検知さ
れ、その出力信号がI/Oインターフェース305に入
力される。
【0039】次に、上述した画像処理部306の詳細構
成を図3のブロック図に示し、説明する。
成を図3のブロック図に示し、説明する。
【0040】CCDユニット206から出力された画像
信号は、2色分離部101で黒色と赤色の画像信号に分
離され、奇数偶数ライン分離部102により黒色の奇数
ラインの画像信号,黒色の偶数ラインの画像信号,赤色
の奇数ラインの画像信号,赤色の偶数ラインの画像信号
とに分離される。画素ズレ補正部103は奇数偶数ライ
ン分離部102から出力された黒色及び赤色毎の奇数及
び偶数ラインの全4種類の画像信号に対して後述する処
理によって選択された読み出し同期信号により、前記4
種類の画像信号を同期させて、第1レーザユニット21
4及び第2レーザユニット217の制御信号を出力す
る。パターン記憶部104は後述する特定の画素ズレ測
定用パターンを含む何種類かのパターン画像データを記
憶しており、コントローラ239からの命令に基づい
て、記憶しているパターンの画像データを第1レーザユ
ニット214及び第2レーザユニット217に出力す
る。画素ズレ検出部105は、奇数偶数ライン分離部1
02から出力された黒色及び赤色毎の奇数及び偶数ライ
ンの全4種類の画像信号と、パターン記憶部104が記
憶している特定の画素ズレ測定用パターンの画像信号と
を比較し、画素ズレデータを生成する。
信号は、2色分離部101で黒色と赤色の画像信号に分
離され、奇数偶数ライン分離部102により黒色の奇数
ラインの画像信号,黒色の偶数ラインの画像信号,赤色
の奇数ラインの画像信号,赤色の偶数ラインの画像信号
とに分離される。画素ズレ補正部103は奇数偶数ライ
ン分離部102から出力された黒色及び赤色毎の奇数及
び偶数ラインの全4種類の画像信号に対して後述する処
理によって選択された読み出し同期信号により、前記4
種類の画像信号を同期させて、第1レーザユニット21
4及び第2レーザユニット217の制御信号を出力す
る。パターン記憶部104は後述する特定の画素ズレ測
定用パターンを含む何種類かのパターン画像データを記
憶しており、コントローラ239からの命令に基づい
て、記憶しているパターンの画像データを第1レーザユ
ニット214及び第2レーザユニット217に出力す
る。画素ズレ検出部105は、奇数偶数ライン分離部1
02から出力された黒色及び赤色毎の奇数及び偶数ライ
ンの全4種類の画像信号と、パターン記憶部104が記
憶している特定の画素ズレ測定用パターンの画像信号と
を比較し、画素ズレデータを生成する。
【0041】図4に、上述したパターン記憶部104に
記憶されている特定の画素ズレ測定用パターン例を示
す。図4に示す画素ズレ測定用パターンは、副走査方向
に1画素幅を有する黒線401と、黒線401に対して
主走査方向に5画素離れた位置に、同じく1画素幅の赤
線402とが描かれる様な画像データが記憶されてい
る。尚、図4における主走査方向は、第1レーザユニッ
ト214,第2レーザユニット217により出力される
レーザ光の走査方向であり、図4の副走査方向は主走査
方向に対して垂直な方向である。
記憶されている特定の画素ズレ測定用パターン例を示
す。図4に示す画素ズレ測定用パターンは、副走査方向
に1画素幅を有する黒線401と、黒線401に対して
主走査方向に5画素離れた位置に、同じく1画素幅の赤
線402とが描かれる様な画像データが記憶されてい
る。尚、図4における主走査方向は、第1レーザユニッ
ト214,第2レーザユニット217により出力される
レーザ光の走査方向であり、図4の副走査方向は主走査
方向に対して垂直な方向である。
【0042】即ち、パターン記憶部104から図4に示
すようなパターンの画像信号を出力して第1レーザユニ
ット214及び第2レーザユニット217を駆動するこ
とにより、記録用紙上にパターン画像を形成する。そし
て、該記録用紙をCCDユニット206から読み込むこ
とにより、図4に示すパターンのズレを検出することが
できる。これにより、レーザユニット間で発生した画素
ズレの度合を検出できる。
すようなパターンの画像信号を出力して第1レーザユニ
ット214及び第2レーザユニット217を駆動するこ
とにより、記録用紙上にパターン画像を形成する。そし
て、該記録用紙をCCDユニット206から読み込むこ
とにより、図4に示すパターンのズレを検出することが
できる。これにより、レーザユニット間で発生した画素
ズレの度合を検出できる。
【0043】図5に、本実施形態において上述した様に
して図4に示すパターン画像を形成・出力した結果を示
す。主走査方向と副走査方向は図4と同様である。
して図4に示すパターン画像を形成・出力した結果を示
す。主走査方向と副走査方向は図4と同様である。
【0044】図5において、504は出力した特定の画
素ズレ測定用パターン画像における黒線、505は同じ
く赤線である。これらはそれぞれ図4の401,402
の各線に対応する。図5に示すパターン画像は、黒線5
04及び赤線505共に奇数ライン及び偶数ライン毎に
形成されている。また、501,502,503はそれ
ぞれ画素ズレを示す。即ち、第1レーザユニット214
及び第2レーザユニット217内における半導体レーザ
の位置精度等により、主走査方向にその複写機固有の画
素ズレ501,502,503が発生する。
素ズレ測定用パターン画像における黒線、505は同じ
く赤線である。これらはそれぞれ図4の401,402
の各線に対応する。図5に示すパターン画像は、黒線5
04及び赤線505共に奇数ライン及び偶数ライン毎に
形成されている。また、501,502,503はそれ
ぞれ画素ズレを示す。即ち、第1レーザユニット214
及び第2レーザユニット217内における半導体レーザ
の位置精度等により、主走査方向にその複写機固有の画
素ズレ501,502,503が発生する。
【0045】画素ズレ501は、黒線を走査する第2レ
ーザユニット217内における2個の半導体レーザの位
置精度等による画素ズレであり、第2レーザユニット2
17内における2個の半導体レーザのうち、奇数ライン
を走査するレーザを基準にしている。
ーザユニット217内における2個の半導体レーザの位
置精度等による画素ズレであり、第2レーザユニット2
17内における2個の半導体レーザのうち、奇数ライン
を走査するレーザを基準にしている。
【0046】画素ズレ502は、黒線を走査する第2レ
ーザユニット217と、赤線を走査する第1レーザユニ
ット214の位置精度等による画素ズレであり、第2レ
ーザユニット217内における2個の半導体レーザのう
ち、奇数ラインを走査するレーザによって形成された画
素を基準にしている。
ーザユニット217と、赤線を走査する第1レーザユニ
ット214の位置精度等による画素ズレであり、第2レ
ーザユニット217内における2個の半導体レーザのう
ち、奇数ラインを走査するレーザによって形成された画
素を基準にしている。
【0047】画素ズレ503は、赤線を走査する第1レ
ーザユニット214内における2個の半導体レーザの位
置精度等による画素ズレであり、第1レーザユニット2
14内における2個の半導体レーザのうち、奇数ライン
を走査するレーザによって形成された画素を基準にして
いる。
ーザユニット214内における2個の半導体レーザの位
置精度等による画素ズレであり、第1レーザユニット2
14内における2個の半導体レーザのうち、奇数ライン
を走査するレーザによって形成された画素を基準にして
いる。
【0048】以下、本実施形態における画素ズレの検出
方法について、図6のフローチャートを参照して詳細に
説明する。尚、該フローチャートに示す処理を実現する
制御プログラムはROM303に格納されており、CP
U301によって読み出されて実行される。
方法について、図6のフローチャートを参照して詳細に
説明する。尚、該フローチャートに示す処理を実現する
制御プログラムはROM303に格納されており、CP
U301によって読み出されて実行される。
【0049】まずステップS101において、パターン
記憶部104内に記憶されている図4に示す画素ズレ測
定用パターンを出力し、第1レーザユニット214及び
第2レーザユニット217を介して記録用紙上に形成す
る。
記憶部104内に記憶されている図4に示す画素ズレ測
定用パターンを出力し、第1レーザユニット214及び
第2レーザユニット217を介して記録用紙上に形成す
る。
【0050】そしてステップS102において、記録用
紙上に形成された画素ズレ測定用パターンを、その形成
時のレーザ光の主走査方向及びこれに垂直な副走査方向
をそれぞれCCDユニット206の副走査方向(CCD
ユニット206の移動方向)及び主走査方向(CCDラ
インセンサのライン方向)に合わせ、原稿として原稿台
ガラス101上に載置し、光学走査ユニット250にお
ける副走査を等倍複写動作時の10分の1の速度で行
い、原稿画像を読み取る。これにより、原稿台ガラス1
01上の原稿は副走査方向に10倍に拡大して撮像され
る。これにより、図4に示した黒線401に対応する画
像信号は、図7に示すようなパターン602で得られ
る。図7において、601は画素ズレを示す。この画素
ズレ601は、図4に示す測定用パターンを等倍で撮像
した際に得られる図5に示すパターンにおける画素ズレ
501に対応し、画素ズレ501が10倍に拡大された
ものに等しい。
紙上に形成された画素ズレ測定用パターンを、その形成
時のレーザ光の主走査方向及びこれに垂直な副走査方向
をそれぞれCCDユニット206の副走査方向(CCD
ユニット206の移動方向)及び主走査方向(CCDラ
インセンサのライン方向)に合わせ、原稿として原稿台
ガラス101上に載置し、光学走査ユニット250にお
ける副走査を等倍複写動作時の10分の1の速度で行
い、原稿画像を読み取る。これにより、原稿台ガラス1
01上の原稿は副走査方向に10倍に拡大して撮像され
る。これにより、図4に示した黒線401に対応する画
像信号は、図7に示すようなパターン602で得られ
る。図7において、601は画素ズレを示す。この画素
ズレ601は、図4に示す測定用パターンを等倍で撮像
した際に得られる図5に示すパターンにおける画素ズレ
501に対応し、画素ズレ501が10倍に拡大された
ものに等しい。
【0051】尚この時、図4に示す赤線402について
も同様に、図5に示す画素ズレ502,503が10倍
に拡大されて撮像される。
も同様に、図5に示す画素ズレ502,503が10倍
に拡大されて撮像される。
【0052】このように測定用パターンを主走査方向
(レーザ光のスキャン方向)へ拡大して読み取ることに
より、微小な画素ズレの検出が容易となり、画素ズレの
検出精度が向上する。以下、本実施形態において検出さ
れる画素ズレとして、図5に示す501,502,50
3を例として説明を行うが、これらは図7に示す様に1
0倍に拡大されて検出されたものである。
(レーザ光のスキャン方向)へ拡大して読み取ることに
より、微小な画素ズレの検出が容易となり、画素ズレの
検出精度が向上する。以下、本実施形態において検出さ
れる画素ズレとして、図5に示す501,502,50
3を例として説明を行うが、これらは図7に示す様に1
0倍に拡大されて検出されたものである。
【0053】このように入力された画像信号は、ステッ
プS103において2色分離部101で黒色と赤色の画
像信号に分離され、更に奇数偶数ライン分離部102に
おいて各色毎に奇数ライン及び偶数ラインの画像信号に
分離され、画素ズレ検出部105に入力される。
プS103において2色分離部101で黒色と赤色の画
像信号に分離され、更に奇数偶数ライン分離部102に
おいて各色毎に奇数ライン及び偶数ラインの画像信号に
分離され、画素ズレ検出部105に入力される。
【0054】そしてステップS104に進み、画素ズレ
検出部105において、入力された画像信号(図5(図
7)に示すパターン)とパターン記憶部104に記憶さ
れている特定の画素ズレ測定用パターン(図4に示すパ
ターン)の画像信号とを比較し、該比較結果に応じて、
ステップS105で現在発生している画素ズレの様子を
示す画素ズレ信号を生成・出力する。
検出部105において、入力された画像信号(図5(図
7)に示すパターン)とパターン記憶部104に記憶さ
れている特定の画素ズレ測定用パターン(図4に示すパ
ターン)の画像信号とを比較し、該比較結果に応じて、
ステップS105で現在発生している画素ズレの様子を
示す画素ズレ信号を生成・出力する。
【0055】ここで、画素ズレ検出部105において生
成される画素ズレ信号について説明する。画素ズレ信号
は、第2レーザユニット217の有する2つの半導体レ
ーザのうち、奇数ラインを露光するレーザ(黒色画像の
奇数ラインを露光するレーザ)によって露光された画素
を基準とした、他の3つの半導体レーザ(黒色画像の偶
数ライン、赤色画像の奇数ライン、赤色画像の偶数ライ
ンを露光するレーザ)で露光した画素におけるズレ幅及
びズレ方向を表わす信号である。この例を図8に示す。
成される画素ズレ信号について説明する。画素ズレ信号
は、第2レーザユニット217の有する2つの半導体レ
ーザのうち、奇数ラインを露光するレーザ(黒色画像の
奇数ラインを露光するレーザ)によって露光された画素
を基準とした、他の3つの半導体レーザ(黒色画像の偶
数ライン、赤色画像の奇数ライン、赤色画像の偶数ライ
ンを露光するレーザ)で露光した画素におけるズレ幅及
びズレ方向を表わす信号である。この例を図8に示す。
【0056】図8において、701,702,703が
画素ズレ信号であるが、画素ズレ信号701は、黒線の
奇数ラインの画素を基準にして、同じ黒線の偶数ライン
の画素における画素ズレを示し、704で示される1/
4画素の画素ズレ幅で、正方向へ画素ズレが発生してい
ることを示す。尚、ここで正方向とはレーザ光による主
走査方向である。また、画素ズレ信号702は、同様に
黒線の奇数ラインの画素を基準にして、赤線の奇数ライ
ンの画素における画素ズレを示し、1/4画素幅で正方
向へ画素ズレが発生していることを示す。また、画素ズ
レ信号703は、同様に黒線の奇数ラインの画素を基準
にして、赤線の偶数ラインの画素における画素ズレを示
し、705で示される1/2画素幅で正方向へ画素ズレ
が発生していることを示す。
画素ズレ信号であるが、画素ズレ信号701は、黒線の
奇数ラインの画素を基準にして、同じ黒線の偶数ライン
の画素における画素ズレを示し、704で示される1/
4画素の画素ズレ幅で、正方向へ画素ズレが発生してい
ることを示す。尚、ここで正方向とはレーザ光による主
走査方向である。また、画素ズレ信号702は、同様に
黒線の奇数ラインの画素を基準にして、赤線の奇数ライ
ンの画素における画素ズレを示し、1/4画素幅で正方
向へ画素ズレが発生していることを示す。また、画素ズ
レ信号703は、同様に黒線の奇数ラインの画素を基準
にして、赤線の偶数ラインの画素における画素ズレを示
し、705で示される1/2画素幅で正方向へ画素ズレ
が発生していることを示す。
【0057】これら画素ズレ信号701,702は、図
5に示す画素ズレ501,502に対応している。ま
た、画素ズレ信号703は、図5に示す画素ズレ502
と503の和に対応している。即ち、黒線の奇数ライン
を基準として、黒線の偶数ライン及び赤線の奇数ライン
は1/4画素幅、赤線の偶数ラインは1/2画素幅で、
いずれも正方向に画素ズレが発生していることを示す。
5に示す画素ズレ501,502に対応している。ま
た、画素ズレ信号703は、図5に示す画素ズレ502
と503の和に対応している。即ち、黒線の奇数ライン
を基準として、黒線の偶数ライン及び赤線の奇数ライン
は1/4画素幅、赤線の偶数ラインは1/2画素幅で、
いずれも正方向に画素ズレが発生していることを示す。
【0058】以上説明した様に、画素ズレ検出部105
において生成された画素ズレ信号は画素ズレ補正部10
3へ出力される。そして処理はステップS106に進
み、画素ズレ補正部103において、発生している画素
ズレを補正するために読み出し同期信号を選択・生成す
る。以下、画素ズレ補正部103において生成される読
み出し同期信号を図9に示す。
において生成された画素ズレ信号は画素ズレ補正部10
3へ出力される。そして処理はステップS106に進
み、画素ズレ補正部103において、発生している画素
ズレを補正するために読み出し同期信号を選択・生成す
る。以下、画素ズレ補正部103において生成される読
み出し同期信号を図9に示す。
【0059】図9において、805が基準となる基本読
み出し同期信号である。そして、基本読み出し同期信号
805を4分の1周期づつ遅らせた4種類のクロック8
06,807,808,809と、基本読み出し同期信
号805を4分の1周期づつ早めた4種類のクロック8
01,802,803,804を生成する。また、図9
の各信号における▽印は、同期信号801〜809にお
けるそれぞれの画像データ読み出し開始のタイミングを
表わす。
み出し同期信号である。そして、基本読み出し同期信号
805を4分の1周期づつ遅らせた4種類のクロック8
06,807,808,809と、基本読み出し同期信
号805を4分の1周期づつ早めた4種類のクロック8
01,802,803,804を生成する。また、図9
の各信号における▽印は、同期信号801〜809にお
けるそれぞれの画像データ読み出し開始のタイミングを
表わす。
【0060】以下、ステップS106に示した、画素ズ
レ補正部103における画素ズレ補正処理について、図
10のフローチャートを参照して詳細に説明する。尚、
該フローチャートに示す処理を実現する制御プログラム
もROM303に格納されており、CPU301によっ
て読み出されて実行される。
レ補正部103における画素ズレ補正処理について、図
10のフローチャートを参照して詳細に説明する。尚、
該フローチャートに示す処理を実現する制御プログラム
もROM303に格納されており、CPU301によっ
て読み出されて実行される。
【0061】まずステップS901において、画素ズレ
補正部103は、画素ズレ検出部105から出力された
画素ズレ信号を参照して、画素ズレがあるか否か(ズレ
幅が「0」か否か)を判断する。画素ズレがあればステ
ップS902に進み、ズレ方向が正方向であるか否かを
判断する。ズレ方向が正であれば、次にステップS90
3において、基本読み出し同期信号805に対する読み
出し同期信号804の遅れ分と、画素ズレ信号が示すズ
レ幅とを比較する。そしてステップS904において、
該比較の結果、読み出し同期信号804の遅れ分と画素
のズレ幅とが等しいか、即ち、その差分が「0」である
か否かを判定する。ステップS904において等しいと
判定されるとステップS911に進んで、読み出し同期
信号として、クロック804を選択する。
補正部103は、画素ズレ検出部105から出力された
画素ズレ信号を参照して、画素ズレがあるか否か(ズレ
幅が「0」か否か)を判断する。画素ズレがあればステ
ップS902に進み、ズレ方向が正方向であるか否かを
判断する。ズレ方向が正であれば、次にステップS90
3において、基本読み出し同期信号805に対する読み
出し同期信号804の遅れ分と、画素ズレ信号が示すズ
レ幅とを比較する。そしてステップS904において、
該比較の結果、読み出し同期信号804の遅れ分と画素
のズレ幅とが等しいか、即ち、その差分が「0」である
か否かを判定する。ステップS904において等しいと
判定されるとステップS911に進んで、読み出し同期
信号として、クロック804を選択する。
【0062】一方、ステップS904において等しくな
いと判定されるとステップS905に進み、今度は基本
読み出し同期信号805に対する読み出し同期信号80
3の遅れ分と、画素ズレ信号が示すズレ幅とを比較す
る。そしてステップS906において等しければステッ
プS912に進んで、読み出し同期信号としてクロック
803を選択するが、等しくなければステップS907
に進む。ステップS907では、同様に基本読み出し同
期信号805に対する読み出し同期信号802の遅れ分
と、画素ズレ信号が示すズレ幅とを比較する。そしてス
テップS908において等しければステップS913に
進んで、読み出し同期信号としてクロック802を選択
するが、等しくなければステップS909に進んでクロ
ック801を選択する。
いと判定されるとステップS905に進み、今度は基本
読み出し同期信号805に対する読み出し同期信号80
3の遅れ分と、画素ズレ信号が示すズレ幅とを比較す
る。そしてステップS906において等しければステッ
プS912に進んで、読み出し同期信号としてクロック
803を選択するが、等しくなければステップS907
に進む。ステップS907では、同様に基本読み出し同
期信号805に対する読み出し同期信号802の遅れ分
と、画素ズレ信号が示すズレ幅とを比較する。そしてス
テップS908において等しければステップS913に
進んで、読み出し同期信号としてクロック802を選択
するが、等しくなければステップS909に進んでクロ
ック801を選択する。
【0063】一方、ステップS901において画素ズレ
信号が示すズレ幅が「0」であった場合、即ち、画素ズ
レが発生していない場合にはステップS910に進み、
読み出し同期信号として基準画素データ読み出し同期信
号805を選択する。
信号が示すズレ幅が「0」であった場合、即ち、画素ズ
レが発生していない場合にはステップS910に進み、
読み出し同期信号として基準画素データ読み出し同期信
号805を選択する。
【0064】また、ステップS902において画素ズレ
信号が示すズレ方向が正でない、即ち負であった場合、
ステップS914に進む。そして、以降上述したステッ
プS903〜909,S911〜S913における処理
と略同様に、読み出し同期信号を選択する。この時、画
素ズレの方向が負であるため、ステップS914,S9
16,S918においてズレ幅と比較する読み出し同期
信号は、基本読み出し同期信号805を遅らせたクロッ
ク806,807,808となる。そして、各比較結果
に応じてクロック806,807,808,809のい
ずれかが選択される。
信号が示すズレ方向が正でない、即ち負であった場合、
ステップS914に進む。そして、以降上述したステッ
プS903〜909,S911〜S913における処理
と略同様に、読み出し同期信号を選択する。この時、画
素ズレの方向が負であるため、ステップS914,S9
16,S918においてズレ幅と比較する読み出し同期
信号は、基本読み出し同期信号805を遅らせたクロッ
ク806,807,808となる。そして、各比較結果
に応じてクロック806,807,808,809のい
ずれかが選択される。
【0065】図10のフローチャートに示す処理は、そ
れぞれの画素ズレ信号に対して実行される。従って、例
えば本実施形態における画素ズレ信号701を例とする
と、画素ズレ信号701は正方向にズレ幅1/4画素を
示すため、ステップS904において読み出し同期信号
804の遅れ分とズレ幅との差分は「0」となる。従っ
て、第2レーザユニット217内における2個の半導体
レーザのうちの偶数ラインを走査するレーザの制御信号
に対する同期信号として、ステップS911において読
み出し同期信号804が選択される。また同様に、画素
ズレ信号702も正方向のズレ幅1/4画素を示すた
め、第1レーザユニット214内において奇数ラインを
走査するレーザの制御信号に対する同期信号として、読
み出し同期信号804が選択される。また、画素ズレ信
号703は正方向のズレ幅1/2画素を示すため、読み
出し同期信号803の遅れ分とズレ幅との差分が「0」
となる。従って、第1レーザユニット214内において
偶数ラインを走査するレーザの制御信号に対する同期信
号として、ステップS912において読み出し同期信号
803が選択される。尚、第2レーザユニット217内
において基準となる黒線の奇数ラインを走査するレーザ
の制御信号に対する同期信号としては、ステップS91
0で基本読み出し同期信号805が選択される。
れぞれの画素ズレ信号に対して実行される。従って、例
えば本実施形態における画素ズレ信号701を例とする
と、画素ズレ信号701は正方向にズレ幅1/4画素を
示すため、ステップS904において読み出し同期信号
804の遅れ分とズレ幅との差分は「0」となる。従っ
て、第2レーザユニット217内における2個の半導体
レーザのうちの偶数ラインを走査するレーザの制御信号
に対する同期信号として、ステップS911において読
み出し同期信号804が選択される。また同様に、画素
ズレ信号702も正方向のズレ幅1/4画素を示すた
め、第1レーザユニット214内において奇数ラインを
走査するレーザの制御信号に対する同期信号として、読
み出し同期信号804が選択される。また、画素ズレ信
号703は正方向のズレ幅1/2画素を示すため、読み
出し同期信号803の遅れ分とズレ幅との差分が「0」
となる。従って、第1レーザユニット214内において
偶数ラインを走査するレーザの制御信号に対する同期信
号として、ステップS912において読み出し同期信号
803が選択される。尚、第2レーザユニット217内
において基準となる黒線の奇数ラインを走査するレーザ
の制御信号に対する同期信号としては、ステップS91
0で基本読み出し同期信号805が選択される。
【0066】そして、以上の様に各画素ズレ信号に従っ
て読み出し同期信号を選択することにより、各同期信号
に基づいて各露光用の半導体レーザの制御信号の同期を
取ることができる。例えば、画素ズレ信号701,70
2に対しては読取り同期信号804が選択され、画素ズ
レ信号703に対しては読取り同期信号803が選択さ
れることにより、即ち第2レーザユニット217におい
て偶数ラインを露光するレーザ、及び第1レーザユニッ
ト214において奇数ラインを露光するレーザに対して
読取り同期信号804が選択され、第1レーザユニット
214において偶数ラインを露光するレーザに対して読
取り同期信号803が選択されることになる。また、第
2レーザユニット217において奇数ラインを露光する
レーザに対しては読取り同期信号805が選択される。
て読み出し同期信号を選択することにより、各同期信号
に基づいて各露光用の半導体レーザの制御信号の同期を
取ることができる。例えば、画素ズレ信号701,70
2に対しては読取り同期信号804が選択され、画素ズ
レ信号703に対しては読取り同期信号803が選択さ
れることにより、即ち第2レーザユニット217におい
て偶数ラインを露光するレーザ、及び第1レーザユニッ
ト214において奇数ラインを露光するレーザに対して
読取り同期信号804が選択され、第1レーザユニット
214において偶数ラインを露光するレーザに対して読
取り同期信号803が選択されることになる。また、第
2レーザユニット217において奇数ラインを露光する
レーザに対しては読取り同期信号805が選択される。
【0067】以上説明した用にして、各画素ズレ信号に
応じた読取り同期信号が選択されると、次にステップS
107において各半導体レーザ毎に、選択された読取り
同期信号に応じて、それぞれの制御信号の同期が取られ
る。従って、例えば図5において発生していた画素ズレ
501は、第2レーザユニット217の偶数ライン対応
レーザにおける読取り同期信号が1/4画素分早められ
ることにより、画素ズレ測定用パターンにおいて基準と
なる黒奇数ラインの画素位置に一致する様に補正され
る。また、画素ズレ502は第1レーザユニット214
の奇数ライン対応レーザにおける読取り同期信号が1/
4画素分早められることにより、基準となる黒奇数ライ
ンの画素位置から所定距離(5画素分)の画素位置に補
正される。また、画素ズレ503は第1レーザユニット
214の偶数ライン対応レーザにおける読取り同期信号
が1/2画素分早められることにより、基準となる黒奇
数ラインの画素位置から所定距離(5画素分)の画素位
置に補正される。
応じた読取り同期信号が選択されると、次にステップS
107において各半導体レーザ毎に、選択された読取り
同期信号に応じて、それぞれの制御信号の同期が取られ
る。従って、例えば図5において発生していた画素ズレ
501は、第2レーザユニット217の偶数ライン対応
レーザにおける読取り同期信号が1/4画素分早められ
ることにより、画素ズレ測定用パターンにおいて基準と
なる黒奇数ラインの画素位置に一致する様に補正され
る。また、画素ズレ502は第1レーザユニット214
の奇数ライン対応レーザにおける読取り同期信号が1/
4画素分早められることにより、基準となる黒奇数ライ
ンの画素位置から所定距離(5画素分)の画素位置に補
正される。また、画素ズレ503は第1レーザユニット
214の偶数ライン対応レーザにおける読取り同期信号
が1/2画素分早められることにより、基準となる黒奇
数ラインの画素位置から所定距離(5画素分)の画素位
置に補正される。
【0068】以上説明した様に本実施形態によれば、画
素ズレ測定用のパターンを形成して出力し、該出力を拡
大して読み取ることにより、複数の露光用レーザ間にお
いて発生した画素ズレを画素ズレ信号として検出し、該
画素ズレ信号に従って、各露光用レーザに対する画素読
み出し同期信号を選択する。そして、選択された読み出
し同期信号に基づいて各露光用レーザの制御信号の同期
をとることにより、第1レーザユニット214及び第2
レーザユニット217内における半導体レーザの位置精
度等により発生する、装置固有の画素ズレ(501,5
02,503等)を適切に補正することが可能となる。
素ズレ測定用のパターンを形成して出力し、該出力を拡
大して読み取ることにより、複数の露光用レーザ間にお
いて発生した画素ズレを画素ズレ信号として検出し、該
画素ズレ信号に従って、各露光用レーザに対する画素読
み出し同期信号を選択する。そして、選択された読み出
し同期信号に基づいて各露光用レーザの制御信号の同期
をとることにより、第1レーザユニット214及び第2
レーザユニット217内における半導体レーザの位置精
度等により発生する、装置固有の画素ズレ(501,5
02,503等)を適切に補正することが可能となる。
【0069】尚、本実施形態においては、発生した画素
ズレを1/4画素単位で補正する例について説明を行っ
たが、本発明はもちろんこの例に限定されるものではな
く、同様の方法で1/6画素単位,1/8画素単位等の
より細かい単位、若しくは1/2画素単位等の粗い単位
によって、画素ズレの補正を行う事も可能である。
ズレを1/4画素単位で補正する例について説明を行っ
たが、本発明はもちろんこの例に限定されるものではな
く、同様の方法で1/6画素単位,1/8画素単位等の
より細かい単位、若しくは1/2画素単位等の粗い単位
によって、画素ズレの補正を行う事も可能である。
【0070】また、本実施形態は電子写真方式のデジタ
ル複写機において画素ズレを補正する場合を例として説
明したが、例えばインクジェット方式等、複数の画素形
成手段を有し、該複数の画素形成手段における画素形成
のタイミングや設置位置のズレ等、画像形成手段が複数
存在することに起因して画素ズレが発生する画像処理装
置であれば、本発明は適用可能である。
ル複写機において画素ズレを補正する場合を例として説
明したが、例えばインクジェット方式等、複数の画素形
成手段を有し、該複数の画素形成手段における画素形成
のタイミングや設置位置のズレ等、画像形成手段が複数
存在することに起因して画素ズレが発生する画像処理装
置であれば、本発明は適用可能である。
【0071】また、本実施形態では赤及び黒の2色画像
処理装置について説明を行ったが、本発明はもちろんこ
の例に限定されるものではなく、単色、又は3色以上の
多色画像処理装置であっても適用可能である。
処理装置について説明を行ったが、本発明はもちろんこ
の例に限定されるものではなく、単色、又は3色以上の
多色画像処理装置であっても適用可能である。
【0072】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0073】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。
【0074】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0075】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
体としては、例えば、フロッピディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0076】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0077】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることは言うまでもない。
【0078】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、画素
単位に画像形成を行う画像形成手段を複数有する画像処
理装置において、各画像形成手段間に発生する画素ズレ
を、安価かつ簡単な構成で補正することができる。
単位に画像形成を行う画像形成手段を複数有する画像処
理装置において、各画像形成手段間に発生する画素ズレ
を、安価かつ簡単な構成で補正することができる。
【0079】
【図1】本発明に係る一実施形態であるデジタル複写機
の側断面図である。
の側断面図である。
【図2】本実施形態におけるコントローラの詳細構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】本実施形態における画像処理部の詳細構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図4】本実施形態における画素ズレ測定用パターン例
を示す図である。
を示す図である。
【図5】本実施形態において発生した画素ズレを示す図
である。
である。
【図6】本実施形態における画素ズレ補正処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図7】本実施形態における画素ズレ測定用パターンの
拡大読み取り例を示す図である。
拡大読み取り例を示す図である。
【図8】本実施形態における画素ズレの様子を示す画素
ズレ信号例を示す図である。
ズレ信号例を示す図である。
【図9】本実施形態において画素ズレ補正のために選択
される読み出し同期信号例を示す図である。
される読み出し同期信号例を示す図である。
【図10】本実施形態における読み出し同期信号選択処
理を示すフローチャートである。
理を示すフローチャートである。
101 2色分離部 102 奇数偶数ライン分離部 103 画素ズレ補正部 104 パターン記憶部 105 画素ズレ検出部 206 CCDユニット 210 感光ドラム 214 第1レーザユニット 215 第1現像器 217 第2レーザユニット 218 第2現像器 239 コントローラ 250 光学走査ユニット
Claims (20)
- 【請求項1】 記録媒体上に形成された画像を光学的
に読み取って画像信号を入力する画像入力手段と、 前記画像信号に基づいて記録媒体上に画像を形成する複
数の画像形成手段とを有する画像処理装置であって、 前記複数の画像形成手段により形成された所定パターン
画像を前記画像入力手段で読み取ることにより得られた
画像信号に基づいて、前記所定パターン画像を構成する
画素位置のズレを検出する検出手段と、 前記画素位置のズレに基づいて前記複数の画像形成手段
を制御する制御手段と、を有することを特徴とする画像
処理装置。 - 【請求項2】 前記画素位置のズレは、前記画像形成手
段が複数存在することに起因するものであることを特徴
とする請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記画素位置のズレに
基づいて前記複数の画像形成手段における画像形成のタ
イミングを補正することを特徴とする請求項2記載の画
像処理装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記画素位置のズレに
基づいて前記複数の画像形成手段毎に画像形成のタイミ
ング信号を選択することを特徴とする請求項3記載の画
像処理装置。 - 【請求項5】 前記所定パターン信号を保持する保持手
段を更に有することを特徴とする請求項1記載の画像処
理装置。 - 【請求項6】 前記複数の画像形成手段は、主走査のラ
イン単位に画像を形成することを特徴とする請求項1記
載の画像処理装置。 - 【請求項7】 前記複数の画像形成手段は、主走査の奇
数ラインを形成する奇数ライン形成手段と、主走査の偶
数ラインを形成する偶数ライン形成手段とを有すること
を特徴とする請求項6記載の画像処理装置。 - 【請求項8】 前記所定パターンは、副走査方向に1画
素幅のパターンであることを特徴とする請求項7記載の
画像処理装置。 - 【請求項9】 前記複数の画像形成手段は複数の色毎の
画像形成手段であり、各画像形成手段毎に、前記奇数ラ
イン形成手段及び偶数ライン形成手段を有することを特
徴とする請求項7記載の画像処理装置。 - 【請求項10】 前記所定パターンは、主走査方向に1
画素幅のパターンを、主走査方向に所定間隔をおいて前
記複数の色毎に備えることを特徴とする請求項9記載の
画像処理装置。 - 【請求項11】 前記所定間隔は、5画素分の間隔であ
ることを特徴とする請求項10記載の画像処理装置。 - 【請求項12】 前記複数の画像形成手段は、第1色の
画像形成を行う手段と第2色の画像形成を行う手段とを
有することを特徴とする請求項10記載の画像処理装
置。 - 【請求項13】 前記第1色は赤であり、前記第2色は
黒であることを特徴とする請求項12記載の画像処理装
置。 - 【請求項14】 前記検出手段は、前記黒の画像形成を
行う画像形成手段における前記奇数ライン形成手段によ
って形成された画素を基準として、画素位置のズレを検
出することを特徴とする請求項13記載の画像処理装
置。 - 【請求項15】 前記複数の画像形成手段は、感光体に
光照射を行うことにより画像を形成することを特徴とす
る請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項16】 前記複数の画像形成手段は、マルチビ
ームレーザであることを特徴とする請求項15記載の画
像処理装置。 - 【請求項17】 前記画像入力手段は、前記所定パター
ンを読み取る際に、前記所定パターンを拡大した読み取
りを行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装
置。 - 【請求項18】 前記画像入力手段は、前記所定パター
ンを読み取る際に、前記所定パターンを主走査方向に拡
大した読み取りを行うことを特徴とする請求項17記載
の画像処理装置。 - 【請求項19】 前記画像入力手段は、前記所定パター
ンを読み取る際に読取り手段の移動速度を低下させるこ
とを特徴とする請求項18記載の画像処理装置。 - 【請求項20】 複数の画像形成手段により記録媒体上
に所定パターン画像を形成するパターン形成工程と、 前記記録媒体を読み取って前記所定パターンの画像信号
を入力する入力工程と、 前記画像信号に基づいて前記所定パターン画像を構成す
る画素位置のズレを検出する検出工程と、 前記画素位置のズレに基づいて前記複数の画像形成手段
における画像形成タイミングを補正する補正工程と、を
有することを特徴とする画像処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8054630A JPH09247428A (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 画像処理装置及びその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8054630A JPH09247428A (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 画像処理装置及びその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09247428A true JPH09247428A (ja) | 1997-09-19 |
Family
ID=12976085
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8054630A Withdrawn JPH09247428A (ja) | 1996-03-12 | 1996-03-12 | 画像処理装置及びその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09247428A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002042080A1 (en) * | 2000-11-21 | 2002-05-30 | Aetas Technology, Incorporated | Imaging-offset compensation methods and systems |
-
1996
- 1996-03-12 JP JP8054630A patent/JPH09247428A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002042080A1 (en) * | 2000-11-21 | 2002-05-30 | Aetas Technology, Incorporated | Imaging-offset compensation methods and systems |
US6532029B1 (en) * | 2000-11-21 | 2003-03-11 | Aetas Technology Incorporated | Imaging-offset compensation methods and systems |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030603 |