JP2003276612A - ステアリングホイール - Google Patents

ステアリングホイール

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JP2003276612A
JP2003276612A JP2002086629A JP2002086629A JP2003276612A JP 2003276612 A JP2003276612 A JP 2003276612A JP 2002086629 A JP2002086629 A JP 2002086629A JP 2002086629 A JP2002086629 A JP 2002086629A JP 2003276612 A JP2003276612 A JP 2003276612A
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switch
steering
mounting
claw
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Masaru Kato
大 加藤
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステアリングスイッチを取り付ける際の作業
効率が高いステアリングホイールを得る。 【解決手段】 ステアリングホイール10の芯金12に
は取付部24が形成され、クルーズスイッチ44が取り
付けられる。クルーズスイッチ44を取付部24に取り
付ける際には、クルーズスイッチ44の軸部56を取付
部24の軸受部30に軸支させた後に、クルーズスイッ
チ44を回動させて、嵌合爪58と嵌合部40とをスナ
ップフィットにより嵌合させる。この状態では、嵌合爪
58を嵌合部40から離脱させる方向へのクルーズスイ
ッチ44と取付部24との相対移動が、軸部56及び軸
受部30に制限されるため、当該嵌合状態が維持され
る。したがって、取付作業者がクルーズスイッチ44を
保持しなくても、ねじ32による固定作業を行うことが
でき、作業効率が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステアリングホイ
ールに係り、特にステアリングスイッチが取り付けられ
るステアリングホイールに関する。
【0002】
【従来の技術】車両の操舵装置を構成するステアリング
ホイールは、通常、周囲が皮や合成樹脂材によって覆わ
れたリング状のリムを備えている。また、リムの内側に
はリムと同軸上に、ステアリングシャフトと一体的に連
結されたハブが設けられている。ハブとリムとは1乃至
複数のスポークによって一体的に連結されており、リム
をその軸心周りに回転させると、スポーク及びハブを介
してステアリングシャフトが回転し、このステアリング
シャフトの回転によって車両の操舵が行われるようにな
っている。
【0003】ところで、近年の車両には、車両の走行速
度を乗員が設定した所望の一定速度に制御する、すなわ
ち、車両を一定速度で走行させることが可能なクルーズ
コントロール機構が搭載されたものがある。このクルー
ズコントロール機構のON/OFF、或いは、走行速度
の設定を行うためのスイッチ(以下、「クルーズスイッ
チ」という)には、ステアリングホイールのスポーク又
はハブに形成されたクルーズスイッチ取付用の取付部に
取り付けられたものがある。
【0004】ここで、図5には従来のステアリングホイ
ール100における、クルーズスイッチ102と取付部
104との構成の一例が分解斜視図で示されている。
【0005】クルーズスイッチ102は、本体部105
と操作レバー106とで構成されている。本体部105
の両側面部には一対の取付板108が設けられ、この取
付板108には取付孔110が形成されている。
【0006】一方、取付部104には、クルーズスイッ
チ102の取付孔110に対応するねじ孔112が形成
されている。
【0007】すなわち、この従来のステアリングホイー
ル100では、ねじ孔112と取付孔110とを重なる
ように位置合わせをした後に、取付孔110にねじ11
4を貫通させてねじ孔112に螺合させることで、クル
ーズスイッチ102を取付部104に固定する構成であ
る。
【0008】ところで、クルーズスイッチ102は、操
作レバー106の重量により全体の重量バランスが悪
く、重心位置が取付板108より操作レバー106側に
ある。このため、クルーズスイッチ102を取付部10
4に取り付ける際には、作業者がクルーズスイッチ10
2を取付部104から脱落しないように常に保持し、か
つ、取付孔110とねじ孔112との位置合わせ状態を
維持していなければならず、作業効率が悪かった。
【0009】しかも、このクルーズスイッチ102を保
持するとき、ステアリングホイール100に設けられた
スポークやハブが障害となり易いため、取付作業者が無
理な姿勢でクルーズスイッチ102を保持することが多
く、このため、取付作業が困難であった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮して、ステアリングスイッチを取り付ける際の作業効
率が高いステアリングホイールを得ることが目的であ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のス
テアリングホイールは、略リング状に形成されたリム
と、前記リムに対して同軸的に設けられ、操舵装置を構
成するステアリングシャフトに機械的に連結されるハブ
と、前記リムの内側に設けられ、前記リムを前記ハブに
一体に接続するスポークと、前記ハブ又は前記スポーク
に形成されステアリングスイッチが取り付けられる取付
部と、前記ステアリングスイッチ及び前記取付部の何れ
か一方に設けられ、弾性変形可能な弾性片及び前記弾性
片に形成された爪部を含めて構成される嵌合爪と、前記
ステアリングスイッチ及び前記取付部の何れか他方に設
けられ、前記取付部への前記ステアリングスイッチの取
り付けに際して前記嵌合爪に干渉して前記弾性片を弾性
変形させると共に、前記取付部への前記ステアリングス
イッチの取付状態で前記弾性片が復元して前記爪部が嵌
合し、当該嵌合状態で前記爪部に干渉することで前記取
付部からの前記ステアリングスイッチの離脱を制限する
嵌合部と、前記嵌合状態で前記嵌合部からの前記嵌合爪
の離脱方向に対応した前記取付部に対する前記ステアリ
ングスイッチの相対変位を制限する制限手段とを備えて
いる。
【0012】請求項1記載のステアリングホイールで
は、ステアリングシャフトに一体的に連結されたハブ
が、略リング状のリムの内側に設けられたスポークによ
りリムに一体的に連結され、リムを回転させることで、
スポーク及びハブを介してステアリングシャフトが回転
する。これにより、操舵装置が操作される。
【0013】一方で、スポーク又はハブには取付部が形
成されており、この取付部にステアリングスイッチが取
り付けられる。
【0014】ここで、取付部にステアリングスイッチを
取り付ける際には、ステアリングスイッチを取付部に対
して所定の取付方向に移動させる。これにより、取付部
及びステアリングスイッチの何れか一方に設けられた嵌
合爪に、取付部及びステアリングスイッチの何れか他方
に設けられた嵌合部が干渉して、嵌合爪の弾性片を弾性
変形させる。この状態から、さらにステアリングスイッ
チを上記取付方向に移動させると、当該弾性変形した嵌
合爪の弾性片が復元して嵌合爪の爪部が嵌合部に嵌合す
る。
【0015】この嵌合状態では、取付部からステアリン
グスイッチを離脱させようとすると、嵌合部が爪部に干
渉する。これにより、上記のステアリングスイッチの離
脱移動に伴う嵌合部に対する爪部の相対変位が制限さ
れ、その結果、取付部からのステアリングスイッチの離
脱が制限される。
【0016】一方、上記の嵌合状態で、爪部を嵌合部か
ら離脱させようとすると、この嵌合部からの爪部の離脱
移動に伴う取付部に対するステアリングスイッチの相対
変位が制限手段により制限される。このように、制限手
段がステアリングスイッチの相対変位を制限すること
で、嵌合部からの爪部の離脱移動が制限されるため、嵌
合部に対する爪部(嵌合爪)の嵌合が維持される。
【0017】このように、嵌合部に対する嵌合爪の嵌合
状態では、取付部に対するステアリングスイッチの相対
変位が制限される。このため、仮に、この嵌合状態を取
付部に対するステアリングスイッチの固定状態(取付終
了状態)とするならば、上記のように基本的に嵌合部へ
嵌合爪を嵌合させるだけでステアリングスイッチの固定
を行うことができる。
【0018】また、嵌合状態を取付部に対するステアリ
ングスイッチの仮の位置決め状態とするならば、上記の
ように嵌合状態における取付部に対するステアリングス
イッチの相対変位が制限されていることで、作業者等が
特別にステアリングスイッチを保持していなくても、容
易に取付部等へステアリングスイッチを固定するための
作業を行うことができる。
【0019】請求項2に係る発明のステアリングホイー
ルは、請求項1記載のステアリングホイールにおいて、
前記制限手段は、前記ステアリングスイッチ又は前記取
付部に設けられる軸部と、前記ステアリングスイッチ及
び前記取付部のうち前記軸部が設けられていない方に設
けられ、前記軸部を軸支すると共に、内側へ前記軸部を
挿入可能な開口部が形成され、前記嵌合部から前記嵌合
爪が離脱する際の前記軸部の相対的な変位方向に沿って
内側面が前記軸部に干渉する軸受部とを有し、前記軸受
部による前記軸部の軸支状態で、前記取付部が前記ステ
アリングスイッチを前記軸部周りに回動可能に支持する
と共に、前記軸部周りの一方への前記ステアリングスイ
ッチの回動で前記嵌合爪と前記嵌合部とが嵌合すること
を特徴としている。
【0020】請求項2記載のステアリングホイールで
は、ステアリングスイッチ又は取付部に軸部が設けられ
る。また、ステアリングスイッチ及び取付部のうち軸部
が設けられていない方に軸受部が設けられる。この軸部
が軸受部に回動可能に軸支されることで、取付部に対し
てステアリングスイッチは軸部周りに回動可能に支持さ
れ、軸部周りの一方へ回動させることで、爪部(嵌合
爪)が嵌合部に嵌合する。これにより、ステアリングス
イッチが取付部に取り付けられる。
【0021】ここで、軸部を軸受部に軸支させる際に、
軸部を開口部から軸受部内に挿入するが、嵌合部から嵌
合爪が離脱する際の軸部の相対的な変位方向に沿って軸
受部の内側面(軸部との対向面)が軸部に干渉する。こ
のため、爪部(嵌合爪)を嵌合部から離脱させようとす
ると、軸部が軸受部の内側面に干渉し、当該軸支状態が
維持される。これにより、ステアリングスイッチが取付
部から離脱しない。
【0022】このように、本ステアリングホイールで
は、ステアリングスイッチを回動させるだけで取付部に
取り付けることができる。しかも、軸部を軸受部に軸支
する際は、軸部を開口部から軸受部に挿入するだけであ
り、作業が簡単である。
【0023】
【発明の実施の形態】図4には本発明の実施の形態に係
るステアリングホイールとしての車両用のステアリング
ホイール10の構成が分解斜視図で示されている。
【0024】図4に示す如く、ステアリングホイール1
0は、金属により形成された芯金12と、ウレタン樹脂
により形成された外皮14とで構成されている。芯金1
2は略リング形状のリム16を有し、外皮14はこのリ
ム16の外周を覆っている。また、芯金12は、リム1
6の内側であってリム16と同軸上にハブ18を有して
いる。このリム16とハブ18との間には、3本のスポ
ーク20が略T字状とされて架け渡されている。なお、
本実施の形態におけるスポーク20は3本設けられてい
るが、この本数に制限はなく、例えば4本設けられてい
ても良い。また、ハブ18の略中央にはボス孔22が設
けられている。このボス孔22には、図示しないステア
リングシャフトの先端部が貫通して固定され、これによ
り、ステアリングホイール10の回転により車両の操舵
が可能となる構成である。
【0025】また、芯金12の乗員側から見て下側のス
ポーク20の右側端部には、取付部24が形成されてい
る。この取付部24は、平行に設けられた一対の矩形板
状の支持片26を有する。これらの支持片26の基端部
側は、スポーク20と一体的に形成されている。また、
これらの支持片26の略中央部には、それぞれねじ孔2
8が形成されている。これらのねじ孔28の内面には雌
ねじが形成されており、直接ねじ32を螺合させること
ができるようになっている。
【0026】また、支持片26の先端部側には軸受部3
0が形成されている。この軸受部30は、支持片26か
ら車両後方(乗員方向)に向けて切り起こされた背片部
34を有している。また、背片部34の乗員側の端部か
らは腕片部36がスポーク20側に向けて、支持片26
と平行に形成されている。また、この軸受部30にはス
テアリングホイール10の中心方向に向けて開口した開
口部38が形成されている。
【0027】さらに、これらの支持片26の間には、矩
形板状の嵌合部40が形成されている。この嵌合部40
の基端部側はスポーク20と一体的に形成され、車両前
方に向けて芯金12から突出している。また、この嵌合
部40の略中央部には孔部42が形成されている。
【0028】この取付部24には、ステアリングスイッ
チとしてのクルーズコントロール機構用操作スイッチ4
4(以下、「クルーズスイッチ44」という)が取り付
けられている。このクルーズコントロール機構は、本実
施の形態に係るステアリングホイール10が適用される
車両の走行速度を乗員が設定した所望の一定速度で制御
する、すなわち、車両を一定速度で走行させることがで
きるものである。
【0029】図1には、ステアリングホイール10にお
ける取付部24とクルーズスイッチ44との取付構成が
斜視図で示され、図2には取付部24とクルーズスイッ
チ44との取付構成が分解斜視図で示されている。
【0030】図2に示す如く、クルーズスイッチ44
は、合成樹脂材により形成された箱状の本体部46と、
棒状の操作レバー48とで構成されている。この操作レ
バー48の基端部は本体部46内に収容されており、当
該基端部を略中心として、揺動可能とされている。ま
た、この操作レバー48は先端部にはボタンスイッチ5
0が設けられている。この操作レバー48を揺動させる
ことで走行速度の設定・リセットが行われ、また、ボタ
ンスイッチ50が押されることで、クルーズコントロー
ル機構の入/切(ON/OFF)が行われるようになっ
ている。
【0031】また、このクルーズスイッチ44の本体部
46の幅寸法は、前述の支持片26の対向する端部の間
隔と対応している。さらに、クルーズスイッチ44の本
体部46の両側面部には、それぞれ板状の取付板52が
設けられている。これらの取付板52の略中央にはそれ
ぞれ取付孔54が設けられている。これらの取付孔54
の間隔は前述の支持片26に設けられたねじ孔28と対
応しており、ねじ32が貫通してねじ孔28に螺合する
ことで、クルーズスイッチ44が支持片26(芯金1
2)に固定されている。
【0032】さらに本体部46の側端面部であって、取
付板52より操作レバー48の側には、それぞれ軸部5
6が同軸的に設けられている。この軸部56は、前述の
軸受部30の腕片部36と、支持片26との間に収容さ
れている。
【0033】また、本体部46の操作レバー48の反対
側には、嵌合爪58が車両前方側に向けて突設されてい
る。また、この嵌合爪58は弾性片60を有している。
この弾性片60は、操作レバー48側に向けて弾性変形
可能となっている。また、この弾性片60には前述の孔
部42に対応する爪部62が形成されており、図1に示
す如く、爪部62と孔部42とが嵌合している。
【0034】次に本実施の形態の作用について説明す
る。
【0035】上記構成のステアリングホイール10で
は、取付部24にクルーズスイッチ44が取り付けられ
る。
【0036】この取付部24にクルーズスイッチ44を
取り付ける際には、先ず、軸部56を開口部38から軸
受部30に挿入する。このとき、図3(A)に示す如
く、嵌合爪58と嵌合部40とが干渉(接触)しないよ
うに、クルーズスイッチ44先端部を乗員方向に向けて
傾けた状態で、軸部56を軸受部30の腕片部36及び
背片部34に引っ掛ける。
【0037】次に、クルーズスイッチ44を軸部56周
り(図3の反時計周り方向)に回動させる。これによ
り、爪部62と嵌合部40とが干渉し、弾性片60がク
ルーズスイッチ44の本体部46後端部側に向けて弾性
変形する。この状態からさらにクルーズスイッチ44を
回動させ、爪部62が孔部42に対向する位置に達する
と、弾性片60が原形状に復元し、爪部62と孔部42
とが嵌合する。すなわち、嵌合部40と嵌合爪58と
を、所謂、スナップフィットにより嵌合させる。また、
この嵌合状態では取付孔54とねじ孔28との位置が重
なる。
【0038】最後に、取付孔54にねじ32を貫通させ
ると共に、ねじ32をねじ孔28に螺合させて、クルー
ズスイッチ44を取付部24に固定する(図3(B)参
照)。
【0039】すなわち、本実施の形態に係るステアリン
グホイール10では、クルーズスイッチ44と取付部2
4とは、先ず、嵌合爪58と嵌合部40とが嵌合されて
仮固定状態とされ、しかる後に、ねじ32により本固定
が行われる。
【0040】ここで、ねじ32による固定がされる前の
嵌合爪58と嵌合部40とが嵌合した仮固定の状態で
は、取付部24からクルーズスイッチ44を離脱させよ
うとすると、嵌合爪58と嵌合部40とが、また、軸部
56と軸受部30とが、さらに、取付板52と支持片2
6とが干渉する。これにより、上記のクルーズスイッチ
44の離脱移動に伴う嵌合部40に対する爪部62の相
対変位が制限され、その結果、取付部24からのクルー
ズスイッチ44の離脱が制限される。
【0041】一方、上記の仮固定状態で、爪部62を嵌
合部40(孔部42)から離脱させようとしても、この
嵌合部40からの爪部62の離脱移動に伴う取付部24
に対するクルーズスイッチ44の相対変位が、軸部56
及び軸受部30により制限される。このように、嵌合部
40からの爪部62の離脱移動が制限されるため、嵌合
部40に対する爪部62(嵌合爪58)の嵌合が維持さ
れる。
【0042】このように、嵌合部40に対する嵌合爪5
8の嵌合状態(仮固定状態)では、取付部24に対する
クルーズスイッチ44の相対変位が制限される。このた
め、作業者が特別にクルーズスイッチ44を保持してい
なくても、容易に取付部24へクルーズスイッチ44を
ねじ32よって固定する作業(本固定)を行うことがで
きる。
【0043】しかも、上記仮固定作業は、軸部56を軸
受部30に軸支させた後に、クルーズスイッチ44を回
動させるだけであり簡単である。
【0044】さらに、軸受部30には、開口部38が設
けられており、軸部56を軸受部30に軸支する際に
は、軸部56を軸受部30に挿入して引っ掛けるだけで
あり、作業が容易である。
【0045】このように、本実施の形態に係るステアリ
ングホイール10は、クルーズスイッチ44を芯金12
に取り付ける際の作業効率が高い。
【0046】また、取付作業の効率が良くなることによ
り、製造コストの低減を図ることが可能となる。
【0047】なお、本実施の形態では、クルーズスイッ
チ44と取付部24(芯金12)とを、スナップフィッ
トにより仮固定した後に、さらに、ねじ32により本固
定を行う構成であったが、クルーズスイッチ44と取付
部24との取付構成はこれに限られない。すなわち、ク
ルーズスイッチ44と取付部24とをスナップフィット
により取り付けた状態を以って、本固定状態としても良
い。
【0048】また、本実施の形態に係るステアリングホ
イール10では、取付部24にはクルーズスイッチ44
が取り付けられる構成であったが、取付部24に取り付
けられるのはクルーズスイッチ44に限られず、例え
ば、カーナビゲイション用等の他のステアリングスイッ
チが取り付けられても良い。
【0049】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係るステア
リングホイールは、ステアリングスイッチを取り付ける
際の作業効率が高いという優れた効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る取付部(芯金)とク
ルーズスイッチとの取付構成を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る取付部(芯金)とク
ルーズスイッチとの取付構成を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るクルーズスイッチの
取付構成を示し、(A)は軸部が軸受部に軸支された状
態を、(B)は取付完了状態を示す側面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るステアリングホイー
ルの構成を示す分解斜視図である。
【図5】従来の取付部(芯金)とクルーズスイッチとの
取付構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 ステアリングホイール 16 リム 18 ハブ 20 スポーク 24 取付部 30 軸受部 38 開口部 40 嵌合部 44 クルーズスイッチ(ステアリングスイッチ) 56 軸部 58 嵌合爪 60 弾性片 62 爪部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略リング状に形成されたリムと、前記リ
    ムに対して同軸的に設けられ、操舵装置を構成するステ
    アリングシャフトに機械的に連結されるハブと、 前記リムの内側に設けられ、前記リムを前記ハブに一体
    に接続するスポークと、 前記ハブ又は前記スポークに形成されステアリングスイ
    ッチが取り付けられる取付部と、 前記ステアリングスイッチ及び前記取付部の何れか一方
    に設けられ、弾性変形可能な弾性片及び前記弾性片に形
    成された爪部を含めて構成される嵌合爪と、 前記ステアリングスイッチ及び前記取付部の何れか他方
    に設けられ、前記取付部への前記ステアリングスイッチ
    の取り付けに際して前記嵌合爪に干渉して前記弾性片を
    弾性変形させると共に、前記取付部への前記ステアリン
    グスイッチの取付状態で前記弾性片が復元して前記爪部
    が嵌合し、当該嵌合状態で前記爪部に干渉することで前
    記取付部からの前記ステアリングスイッチの離脱を制限
    する嵌合部と、 前記嵌合状態で前記嵌合部からの前記嵌合爪の離脱方向
    に対応した前記取付部に対する前記ステアリングスイッ
    チの相対変位を制限する制限手段と、 を備えるステアリングホイール。
  2. 【請求項2】 前記制限手段は、 前記ステアリングスイッチ又は前記取付部に設けられる
    軸部と、 前記ステアリングスイッチ及び前記取付部のうち前記軸
    部が設けられていない方に設けられ、前記軸部を軸支す
    ると共に、内側へ前記軸部を挿入可能な開口部が形成さ
    れ、前記嵌合部から前記嵌合爪が離脱する際の前記軸部
    の相対的な変位方向に沿って内側面が前記軸部に干渉す
    る軸受部と、を有し、 前記軸受部による前記軸部の軸支状態で、前記取付部が
    前記ステアリングスイッチを前記軸部周りに回動可能に
    支持すると共に、前記軸部周りの一方への前記ステアリ
    ングスイッチの回動で前記嵌合爪と前記嵌合部とが嵌合
    する、 ことを特徴とする請求項1記載のステアリングホイー
    ル。
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Cited By (3)

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KR100917568B1 (ko) 2008-02-20 2009-09-16 델파이코리아 주식회사 스티어링휠과 리모콘의 결합구조
JP2010241164A (ja) * 2009-04-01 2010-10-28 Honda Motor Co Ltd 車両用スイッチの配設構造
KR101552657B1 (ko) 2012-01-12 2015-09-14 아우토리브 디벨롭먼트 아베 에어백 모듈과 리모콘 스위치 유닛의 조립체

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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