JP2604582Y2 - 車輌用方向指示器 - Google Patents

車輌用方向指示器

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JP2604582Y2
JP2604582Y2 JP1993055942U JP5594293U JP2604582Y2 JP 2604582 Y2 JP2604582 Y2 JP 2604582Y2 JP 1993055942 U JP1993055942 U JP 1993055942U JP 5594293 U JP5594293 U JP 5594293U JP 2604582 Y2 JP2604582 Y2 JP 2604582Y2
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JP
Japan
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lever
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lever support
rotation
hole
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JP1993055942U
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JPH0718983U (ja
Inventor
啓造 松井
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U-SHINLTD.
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U-SHINLTD.
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車等の車輌で使用
される車輌用方向指示器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、自動車、トラクタ等の車輌の
右折あるいは左折を指示するために、車輌用方向指示器
が使用されている。車輌用方向指示器は、方向指示レバ
ーが一体的に設けられたレバー支持部材を回動自在に保
持すると共に、前記レバー支持部材の回動範囲を規制部
材により所定範囲内に規制するように構成されている。
図6は従来から使用されている車輌用方向指示器の概略
を示す平面図である。また、図7は図6に示す車輌用方
向指示器の側面図であり、同一部分には同一符号を付し
ている。
【0003】図6及び図7において、ステアリングシャ
フト(図示せず)が挿通される円筒開口部608が形成
されたベース部材601には、節度壁605及び回動範
囲規制用の突起609、610が配設されている。円筒
開口部608よりも大きな径の孔607を有するレバー
支持部材602の一端には、バネ(図示せず)及び前記
バネにより節度壁605方向に付勢されたボール604
が収納され、他端には方向指示レバー603が一体に形
成されている。レバー支持部材602は、回動軸606
により回動自在に保持されている。
【0004】以上の様に構成された車輌用方向指示器に
おいては、車輌の左折、右折に応じて各々、回動軸60
6を中心として方向指示レバー603をX方向、Y方向
に回動させることにより、スイッチ回路(図示せず)が
オン/オフし、車輌の左右に設けられたターンシグナル
ランプ(図示せず)が点滅する。このとき、方向指示レ
バー603の回動に伴い、これと一体となってレバー支
持部材602が回動し、ボール604は節度壁605に
当接しながら移動する。ボール604と節度壁605と
から成る節度機構により、レバー支持部材602は所定
位置に回動した状態で保持される。レバー支持部材60
2が所定量以上に回動すると突起609あるいは610
に当接し、それ以上の回動は規制される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の車輌用方向
指器においては、方向指示レバー603の回動規制用の
突起609、610はベース部材601の上部即ち運転
手側に設けられており、外部に開放されているので、方
向指示レバー603で左折及び右折指示する際の回動範
囲を規制する場合に、レバー支持部材602と突起60
9、610が当接した際の衝突音が運転手側に直接伝わ
り、衝突音が極めて大きいという問題があった。
【0006】本考案は前記問題点に鑑み成されたもの
で、方向指示レバーの回動範囲を規制する際の運転者側
に漏れる衝突音を低減化することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】方向指示レバーが一体的
に設けられたレバー支持部材と、前記レバー支持部材を
回動自在に保持するベース部材と、前記レバー支持部材
の回動範囲を規制部材により所定範囲内に規制してなる
車輛用方向指示器において、前記規制部材は前記レバー
支持部材の下部に設け、前記レバー支持部材により前記
規制部材の回動範囲を覆うことを特徴とする車輛方向指
示器。
【0008】
【作用】方向指示レバーの回動に伴いレバー支持部材が
回動する。前記レバー支持部材は、その下部に設けられ
た規制部材により、回動範囲が所定範囲内に規制しする
と共に、規制部材をレバー支持部材の下部に設け、レバ
ー支持部材により前記規制部材の回動範囲を覆っている
ので、運転者側に漏れる衝突音を抑えることができる。
【0009】
【実施例】図1は、本考案の一実施例を示す平面図で、
図2はその底面図である。また、図3は、図1のA−A
断面図である。尚、図1乃至図3において同一部分には
同一符号を付している。
【0010】図1乃至図3において、ステアリングシャ
フト(図示せず)が挿通される円筒開口部108が形成
されたベース部材101には、節度壁105が配設され
ると共にレバー支持部材102に一体形成された回動軸
106が回動自在に嵌入される孔110が形成され又、
略長方形の孔202が形成されている。この略長方形の
孔はレバー支持部材の回動範囲で、レバー支持部材に覆
われるように位置する。レバー支持部材102の一端に
は、バネ301及びバネ301により節度壁105方向
に付勢されたボール104が収納され、他端には方向指
示レバー103が一体に形成されている。また、レバー
支持部材102には、その下部即ち運転者とは反対側に
孔202内で移動可能な突起201が一体に設けられて
いる。孔202と突起201は規制部材を構成してい
る。レバー支持部材102は、回動軸106により回動
自在に保持されている。回動軸106は回動司能に孔1
10に嵌入されており、孔110からレバー支持部材1
02が抜脱しないように環状の係止部材109が回動軸
106に嵌着されている。また、レバー支持部材102
にはステアリングシャフトが挿通される孔107が形成
されており、孔107はステアリングシャフトによって
レバー支持部材102の回動動作が妨げられないような
大きさに形成されている。
【0011】以上のように構成された車輌用方向指示器
においては、車輌の左折、右折に応じて各々、回動軸1
06を中心として、方向指示レバー103をX方向、Y
方向に回動させることにより、図示しないスイッチ回路
がオン/オフし、車輌の左右に設けられたターンシグナ
ルランプ(図示せず)が点滅する。
【0012】このとき、方向指示レバー103の回動に
伴い、これと一体にレバー支持部材102は回動し、ボ
ール104は節度壁105に当接しながら移動する。ボ
ール104と壁105との節度機構により、レバー支持
部材102は所定位置で保持される。 方向指示レバー
103を所定範囲以上に回動させようとすると、ベース
部材101の突起201が孔202の端部203、20
4即ちレバー支持部材102の端部に当接し、それ以上
の回動は規制される。このとき、突起201と端部20
3あるいは端部204が当接した際に衝突音が発生する
が、この衝突音はレバー支持部材102の下部で発生
し、運転者側はレバー支持部材により覆われているので
衝突音の漏れは小さくなる。
【0013】以上述べたように本実施例によれば、方向
指示レバー103の回動範囲を規制する突起201と孔
202は、レバー支持部材102の下部に設けられてい
るので、運転者側に漏れる衝突音を低減することが可能
である。本実施例では、突起201をレバー支持部材1
02側に設け孔202をベース部材101側に設けた
が、突起201をベース部材101側に設け孔202を
レバー支持部材102側に設けるようにしてもよい。ま
た、規制部材を突起と孔により構成したが、突起と突起
あるいは突起と溝とで構成することもできる。
【0014】さらに、方向指示レバー103をレバー支
持部材102と一体に形成することにより一体に回動す
るようにしたが、これらを別体とし、方向指示レバー1
03の回動に伴いレバー支持部材103が回動するよう
に構成することも可能である。即ち、方向指示レバーと
レバー支持部材とが実質的に一体となった回動即ち、一
体的な回動動作を行なえばよい。また、レバー支持部材
102を一つの部材により構成したが、複数の部材によ
り構成する等、種々の変形が可能である。
【0015】図4は本考案の他の実施例を示す部分断面
図で、図5はその部分平面図である。図4及び図5にお
いて、図1乃至図3に対応する部分は同一符号を付して
いる。前記第一の実施例においては、レバー支持部材1
02の下部に設けた孔202及び孔202内で移動可能
に形成された突起201とにより規制部材を構成した
が、図4及び図5に示す実施例おいては、回動軸106
に突起401を設けると共にベース部材101に略扇形
の孔501を形成し、これらにより規制部材を構成する
ようにしている。
【0016】即ち、方向指示レバーの回動に伴い回動軸
106も回動するが、その回動範囲は突起401が孔5
01の端部402、403即ちベース部材101の端部
に当接するまでの範囲に規制される。 この場合も、突
起401及び孔501から成る規制部材はレバー支持部
材102の下部に設けられており、規制部材の回動範囲
はレバー支持部材に覆われているため、運転者側に漏れ
る衝突音を低減することが可能となる。 また、突起4
01は回動軸106に一体に形成することにより、レバ
ー支持部材102を素速く回動させた場合でも突起40
1の回動速度は遅いため、突起401と端部402ある
いは端部403が当接する際に発生する衝突音は小さく
なるという効果が生じる。 尚、第二の実施例において
も第一の実施例と同様に種々の変形が可能である。
【0017】
【考案の効果】本考案の車輌用方向指示器は、方向指示
レバーが一体的に設けられたレバー支持部材を回動自在
に保持すると共に、レバー支持部材の回動範囲を規制部
材により所定範囲内に規制して成る車輌用方向指示器に
おいて、規制部材をレバー支持部材の下部に設け、レバ
ー支持部材により前記規制部材の回動範囲を覆っている
ので、運転者側に漏れる衝突音をレバー支持部材で抑え
ることができる。また、レバー支持部材の回動軸等を利
用すれば、特別な防音構造をとる必要がなく、簡単な構
造で衝突音を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す平面図
【図2】図1に示す実施例の底面図
【図3】図1に示す実施例のA−A断面図
【図4】本考案の他の実施例を示す部分断面図
【図5】図4に示す実施例の部分平面図
【図6】従来の車輌用方向指示器の平面図
【図7】従来の車輌用方向指示器の正面図
【符号の説明】
101・・・ベース部材 102・・・レバー支持部材 103・・・方向指示レバー 201・・・規制部材を構成する突起 202・・・規制部材を構成する孔 401・・・規制部材を構成する突起 501・・・規制部材を構成する孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】方向指示レバーが一体的に設けられたレバ
    ー支持部材と、 前記レバー支持部材を回動自在に保持するベース部材
    と、 前記レバー支持部材の回動範囲を規制部材により所定範
    囲内に規制してなる車輛用方向指示器において、 前記規制部材は前記レバー支持部材の下部に設け、前記
    レバー支持部材により前記規制部材の回動範囲を覆うこ
    とを特徴とする車輛方向指示器。
JP1993055942U 1993-09-10 1993-09-10 車輌用方向指示器 Expired - Lifetime JP2604582Y2 (ja)

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JPH0718983U JPH0718983U (ja) 1995-04-04
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