JP2003276377A5 - - Google Patents
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Description
【0017】
ファイルの主体をなす表紙体の態様としては、表表紙と裏表紙の間が分離し、綴じ片がそれらの表紙の綴じ元側の縁部を利用したものであるものや、表表紙と裏表紙の間が背表紙で繋がっており、少なくとも他方の綴じ片が表表紙若しくは背表紙の内面より内側に折り込んだ位置に形成されているもの、更には、表表紙若しくは裏表紙の一方を綴じ元側に開口する袋状にするとともに、他方の綴じ元側に前記開口内に挿入可能な延出部を設け、この延出部を開口内に挿入した状態で、表表紙と裏表紙の間に表出する延出部を背表紙とするものであって、両綴じ片が表表紙及び裏表紙の内面より内側に折り込んだ位置に形成されているものが挙げられる。
このようなファイルを構成する綴じ足係止部としては、綴じ足の先端側を一部に挿し通すとともに当該挿通部において綴じ足を折り曲げた状態に係止するものであって、開放操作部及び閉止操作部を有する一対のスライダによって少なくとも構成し、両閉止操作部を相寄る方向に引き寄せることによって両スライダを綴じ足を折り曲げて係止し得る方向に相対移動させ、両開放操作部を相寄る方向に引き寄せることによって両スライダを綴じ足を開放し得る方向に相対移動させ得るように構成したものが好適である。
ファイルの主体をなす表紙体の態様としては、表表紙と裏表紙の間が分離し、綴じ片がそれらの表紙の綴じ元側の縁部を利用したものであるものや、表表紙と裏表紙の間が背表紙で繋がっており、少なくとも他方の綴じ片が表表紙若しくは背表紙の内面より内側に折り込んだ位置に形成されているもの、更には、表表紙若しくは裏表紙の一方を綴じ元側に開口する袋状にするとともに、他方の綴じ元側に前記開口内に挿入可能な延出部を設け、この延出部を開口内に挿入した状態で、表表紙と裏表紙の間に表出する延出部を背表紙とするものであって、両綴じ片が表表紙及び裏表紙の内面より内側に折り込んだ位置に形成されているものが挙げられる。
このようなファイルを構成する綴じ足係止部としては、綴じ足の先端側を一部に挿し通すとともに当該挿通部において綴じ足を折り曲げた状態に係止するものであって、開放操作部及び閉止操作部を有する一対のスライダによって少なくとも構成し、両閉止操作部を相寄る方向に引き寄せることによって両スライダを綴じ足を折り曲げて係止し得る方向に相対移動させ、両開放操作部を相寄る方向に引き寄せることによって両スライダを綴じ足を開放し得る方向に相対移動させ得るように構成したものが好適である。
【0029】
また、開放摘み51が各スライダ5の端部に形成してあり、この摘み51によって開閉される位置関係となるように相手方のスライダ5に綴じ足引出し開口56を設け、その綴じ足引出し開口56の開閉に伴って綴じ足3の係止若しくはその解除を行い得るようにしているため、2部品であっても綴じ足3の係止、解除を有効に行うことができる。
また、開放摘み51が各スライダ5の端部に形成してあり、この摘み51によって開閉される位置関係となるように相手方のスライダ5に綴じ足引出し開口56を設け、その綴じ足引出し開口56の開閉に伴って綴じ足3の係止若しくはその解除を行い得るようにしているため、2部品であっても綴じ足3の係止、解除を有効に行うことができる。
【0034】
スライダ105は、開放摘み1051と閉止摘み1052の間を連結板1053で連結したもので、連結板1053に対してこれらの摘み1051、1052は肉厚方向へ突出させて一体的に設けてある。両摘み1051、1052はベース106の基部領域106xよりも若干幅広で、開放摘み1051はベース106の基部領域106xを両側から抱きかかえるようにしてそのレール部1061に係わり合う係合爪1051aを有し、閉止摘み1052は相手方の連結板1053を片側から抱きかかえるようにしてその外側の縁部1054に係わり合う係合爪1052aを有している。そして、両スライダ105を、その連結板1053の内縁同士が密接に擦れ合うように(すなわち、操作領域が見掛け上基部領域に略同巾で連続するように)隣接させて、各摘み1051、1052を対応するレール部1061及び縁部1054に係わり合わせ、長手方向に相対移動可能かつ分離し得ないように組み付けている。このようにして、両スライダ105は、両開放摘み1051を相寄る方向に引き寄せて各々が相手方の閉止摘み1052に衝き当たるか若しくは近接する位置にまで離反方向へ相対移動させた図10(a)の開放状態と、両閉止摘み1052を相寄る方向に引き寄せて互いが衝き当たるか若しくは近接する位置にまで重合方向へ相対移動させた図10(b)の閉止状態とを選択的にとり得るものである。そして、各々のベース106の基部領域106xにおいて、前記開放摘み1051によって開閉される位置に綴じ足引出し開口1062を設け、この開口1062より綴じ片2側に挿し通した綴じ足3を引き出した際に、閉止状態でスライダ105の開放摘み1051と綴じ足引出し開口1062の開口縁1062aとによって綴じ足3を折り曲げて係止し、開放状態でスライダ105の開放摘み1051を綴じ足引出し開口1062から退避させて綴じ足3を開放し得るようにしている。図中符号1064で示すものは綴じ足収納凹溝である。
スライダ105は、開放摘み1051と閉止摘み1052の間を連結板1053で連結したもので、連結板1053に対してこれらの摘み1051、1052は肉厚方向へ突出させて一体的に設けてある。両摘み1051、1052はベース106の基部領域106xよりも若干幅広で、開放摘み1051はベース106の基部領域106xを両側から抱きかかえるようにしてそのレール部1061に係わり合う係合爪1051aを有し、閉止摘み1052は相手方の連結板1053を片側から抱きかかえるようにしてその外側の縁部1054に係わり合う係合爪1052aを有している。そして、両スライダ105を、その連結板1053の内縁同士が密接に擦れ合うように(すなわち、操作領域が見掛け上基部領域に略同巾で連続するように)隣接させて、各摘み1051、1052を対応するレール部1061及び縁部1054に係わり合わせ、長手方向に相対移動可能かつ分離し得ないように組み付けている。このようにして、両スライダ105は、両開放摘み1051を相寄る方向に引き寄せて各々が相手方の閉止摘み1052に衝き当たるか若しくは近接する位置にまで離反方向へ相対移動させた図10(a)の開放状態と、両閉止摘み1052を相寄る方向に引き寄せて互いが衝き当たるか若しくは近接する位置にまで重合方向へ相対移動させた図10(b)の閉止状態とを選択的にとり得るものである。そして、各々のベース106の基部領域106xにおいて、前記開放摘み1051によって開閉される位置に綴じ足引出し開口1062を設け、この開口1062より綴じ片2側に挿し通した綴じ足3を引き出した際に、閉止状態でスライダ105の開放摘み1051と綴じ足引出し開口1062の開口縁1062aとによって綴じ足3を折り曲げて係止し、開放状態でスライダ105の開放摘み1051を綴じ足引出し開口1062から退避させて綴じ足3を開放し得るようにしている。図中符号1064で示すものは綴じ足収納凹溝である。
【符号の説明】
11…表表紙
12…裏表紙
13…背表紙
2…綴じ片
21…延出部
3…綴じ足
4、104…綴じ足係止部
5、105…スライダ
51、1051…開放摘み(開放操作部)
52、1052…閉止摘み(閉止操作部)
56、1062…綴じ足引出し開口
57…長孔
58、1058…止め具
106…ベース
P…紙葉類
11…表表紙
12…裏表紙
13…背表紙
2…綴じ片
21…延出部
3…綴じ足
4、104…綴じ足係止部
5、105…スライダ
51、1051…開放摘み(開放操作部)
52、1052…閉止摘み(閉止操作部)
56、1062…綴じ足引出し開口
57…長孔
58、1058…止め具
106…ベース
P…紙葉類
Claims (1)
- 綴じ足の先端側を一部に挿し通すとともに当該挿通部において綴じ足を折り曲げた状態に係止するものであって、開放操作部及び閉止操作部を有する一対のスライダによって少なくとも構成し、両閉止操作部を相寄る方向に引き寄せることによって両スライダを綴じ足を折り曲げて係止し得る方向に相対移動させ、両開放操作部を相寄る方向に引き寄せることによって両スライダを綴じ足を開放し得る方向に相対移動させ得るように構成したことを特徴とする綴じ足係止部。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002079036A JP4132901B2 (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | ファイル |
CNB031207863A CN100352670C (zh) | 2002-03-20 | 2003-03-19 | 文件夹及装订腿系止部 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002079036A JP4132901B2 (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | ファイル |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003276377A JP2003276377A (ja) | 2003-09-30 |
JP2003276377A5 true JP2003276377A5 (ja) | 2004-10-28 |
JP4132901B2 JP4132901B2 (ja) | 2008-08-13 |
Family
ID=28035624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002079036A Expired - Lifetime JP4132901B2 (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | ファイル |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4132901B2 (ja) |
CN (1) | CN100352670C (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4598505B2 (ja) * | 2004-12-20 | 2010-12-15 | プラス株式会社 | 紙葉バインダー |
JP4652154B2 (ja) * | 2005-07-04 | 2011-03-16 | 株式会社キングジム | 綴込具およびファイリング用具 |
JP2010240978A (ja) * | 2009-04-06 | 2010-10-28 | Kokuyo Co Ltd | 綴じ具及びファイル |
CN103264588A (zh) * | 2013-05-08 | 2013-08-28 | 徐建丰 | 一种塑胶装订夹 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2576032Y2 (ja) * | 1992-06-19 | 1998-07-09 | 完二 野口 | シート類取付け具 |
CN2176248Y (zh) * | 1993-12-11 | 1994-09-07 | 赖五长 | 卷宗夹 |
JP3169566B2 (ja) * | 1997-03-10 | 2001-05-28 | セキセイ株式会社 | 綴じ具 |
JP3488997B2 (ja) * | 1997-09-04 | 2004-01-19 | コクヨ株式会社 | 綴じ具及びこれを用いたファイル |
JP4380078B2 (ja) * | 2001-04-02 | 2009-12-09 | コクヨ株式会社 | 綴じ具 |
-
2002
- 2002-03-20 JP JP2002079036A patent/JP4132901B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2003
- 2003-03-19 CN CNB031207863A patent/CN100352670C/zh not_active Expired - Lifetime
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