JP2003274135A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003274135A
JP2003274135A JP2002069522A JP2002069522A JP2003274135A JP 2003274135 A JP2003274135 A JP 2003274135A JP 2002069522 A JP2002069522 A JP 2002069522A JP 2002069522 A JP2002069522 A JP 2002069522A JP 2003274135 A JP2003274135 A JP 2003274135A
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Kazuhiro Kurabayashi
和弘 倉林
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 拡大連写機能及び両面印刷機能を有する画像
形成装置の特徴を最大限発揮させるために、拡大連写の
出力結果物がばらばらになっても後の処理を容易にし得
る画像形成装置を提供する。 【解決手段】 拡大連写が実行される場合、分割画像デ
ータが印刷される各印刷用紙の裏面に、両面印刷機能を
用いて、拡大連写により再現される全体イメージ像10
4とともに当該全体イメージ像104の中に当該各印刷
用紙(例えば、印刷用紙102a)の表面に印刷される
分割画像データ106aが占める位置を明示する態様の
印刷情報、例えば、当該印刷用紙102a用の分割画像
データ106a対応の分割縮小画像105a以外は分割
境界線103のみとした態様の印刷情報を印刷すること
で、拡大連写の出力結果物がばらばらになっても個々の
印刷用紙102a〜102iの裏面印刷情報を見るだけ
で貼り合せ配置でき、後の処理作業が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、拡大連写機能及び
両面印刷機能を有するデジタル複写機等の画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在のデジタル複写機等の画像形成装置
は多機能化が進んでおり、画像形成に対して応用的な各
種動作を実現している。その1つとして拡大連写があ
り、特開平3−16826号公報、特開平4−2602
73号公報、特開平7−38733号公報、特開平3−
75115号公報等に記載されている。
【0003】拡大連写では、1枚の読取原稿から読み取
った1つの原稿画像データを複数に分割して各々拡大
し、この分割及び拡大された複数の分割画像データを複
数の印刷用紙に個々に印刷出力する。この複数の印刷用
紙を貼り合せれば1枚の巨大な複写原稿が完成するの
で、デジタル複写機が取り扱える範囲の印刷用紙から巨
大なポスター等の複写原稿を生成することができる。
【0004】上述のようなデジタル複写機は、読取原稿
から読み取った原稿画像データを拡大連写することによ
り、巨大な複写原稿となる複数の複写原稿を通常の印刷
用紙で形成することができる。
【0005】しかし、このようなデジタル複写機で拡大
連写を実行すると、実際に複数の複写原稿が出力される
まで原稿画像データの分割位置が判明しないので、ユー
ザが分割したくない位置で原稿画像データが分割される
ことがある。特に、拡大連写では縦横方向に相違する倍
率も設定できるので、このような場合にはユーザが意図
しない位置で原稿画像データが分割されることが多い。
また、出力結果物を並べて貼り合せる時にも、その順番
が判りにくい。
【0006】このような点を考慮し、テスト出力機能を
有する拡大連写方式が特開平10−75329号公報に
より開示されている。この公報例によれば、原稿画像デ
ータを拡大連写のイメージで分割の境界線とともに1枚
の印刷用紙に画像印刷装置によりテスト出力させるもの
であり、テスト出力結果によれば予め拡大連写の出力結
果のイメージを捉え得るとともに、出力結果物を並べて
貼り合せる時にもテスト出力結果を参照できる。
【0007】ところが、現実問題としては、拡大連写に
より得られた出力結果物に関して、似たような分割画像
データが多数存在することや、出力結果物の順序がばら
ばらになってしまうことが少なからずある。このような
状況下では、出力結果物を整理しにくかったり、並べて
貼り合せる際に判りにくくなってしまう。加えて、この
ような貼り合せ作業は、通常は出力結果物を裏返して裏
面側で貼り合せるために表面の分割画像データが見えな
いため、作業を一層困難なものとしている。
【0008】そこで、このような点を考慮し、拡大連写
の実行時には、裏面情報付加印刷手段によって両面印刷
機能を用いて分割画像データが印刷される各印刷用紙の
裏面にテスト出力対応の付加データを印刷することで、
ばらばらになった拡大連写の出力結果物を整理する際に
似通った分割画像データが多数存在するようなことがあ
っても、テスト出力結果を参照しながら出力結果物の裏
面の付加データを見ることにより作業者の混乱を防止で
きるようにした提案が特開平11−69139号公報に
よりなされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
改良された特開平11−69139号公報等の提案例に
よっても、ばらばらになった拡大連写の出力結果物を整
理する際には、テスト出力結果を参照しなければなら
ず、その作業が面倒である。
【0010】そこで、本発明は、拡大連写機能及び両面
印刷機能を有する画像形成装置の特徴を最大限発揮させ
るために、拡大連写の出力結果物がばらばらになっても
個々の印刷用紙の裏面印刷情報を見るだけで貼り合せ配
置させることができ、後の処理作業が容易となる画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0011】また、拡大連写の出力結果物を貼り合せる
場合には通常は出力結果物を裏返して裏面側で貼り合せ
るが、その際の作業性を向上させ得る画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
原稿画像データをデータ処理手段により分割及び拡大
し、分割及び拡大された複数の分割画像データを画像印
刷装置により複数の印刷用紙に個々に印刷出力する拡大
連写機能とともに両面印刷機能を有する画像形成装置に
おいて、拡大連写の実行時に分割画像データが印刷され
る各印刷用紙の裏面に、拡大連写の全体イメージ像とと
もに当該全体イメージ像中に当該各印刷用紙の表面に印
刷される分割画像データが占める位置を明示する態様の
印刷情報を両面印刷機能を用いて印刷させる裏面情報付
加印刷手段を備える。
【0013】従って、拡大連写が実行される場合、分割
画像データが印刷される各印刷用紙の裏面には、拡大連
写により再現される拡大連写の全体イメージ像とともに
当該全体イメージ像中に当該各印刷用紙の表面に印刷さ
れる分割画像データが占める位置を明示する態様の印刷
情報が両面印刷機能を用いて印刷される。これにより、
各印刷用紙毎に拡大連写の全体イメージ像の中で当該印
刷用紙に印刷されている分割画像データの占める位置が
明らかに判るため、拡大連写の出力結果物がばらばらに
なっても個々の印刷用紙の裏面印刷情報を見るだけで貼
り合せ配置させることができ、後の処理作業が容易とな
る。ここに、拡大連写の実行に際してこれらの情報は裏
面に印刷されるので、表面の分割画像データの見栄えを
損なうこともない上に、裏返しての貼り合せ作業等に都
合がよい。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記裏面情報付加印刷手段は、分
割画像データが印刷される各印刷用紙の裏面に印刷され
る拡大連写の全体イメージ像を、当該印刷用紙の表面に
印刷される分割画像データの縮小画像以外はその分割画
像データの縮小画像用の印刷領域を示す分割境界線のみ
とする。
【0015】従って、拡大連写の全体イメージ像中で当
該各印刷用紙の表面に印刷される分割画像データが占め
る位置を明示する態様の印刷情報として、当該印刷用紙
用の分割画像データ以外は分割境界線のみとすることに
より、極めて単純にして当該印刷用紙の分割画像データ
が占める位置を明らかにすることができる。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記裏面情報付加印刷手段は、分
割画像データが印刷される各印刷用紙の裏面に印刷され
る拡大連写の全体イメージ像中で、当該印刷用紙の表面
に印刷される分割画像データの縮小画像部分のみを白黒
反転画像とする。
【0017】従って、拡大連写の全体イメージ像中で当
該各印刷用紙の表面に印刷される分割画像データが占め
る位置を明示する態様の印刷情報として、当該印刷用紙
の表面に印刷される分割画像データの縮小画像部分のみ
を白黒反転画像として印刷させることにより、当該印刷
用紙の分割画像データが占める位置を目立つようにする
ことができる。
【0018】請求項4記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、前記画像印刷装置はカラー機能を
有し、前記裏面情報付加印刷手段は、分割画像データが
カラー印刷される各印刷用紙の裏面に印刷される拡大連
写の全体イメージ像中で、当該印刷用紙の表面に印刷さ
れる分割画像データの縮小画像部分のみをカラー印刷画
像とする。
【0019】従って、拡大連写の全体イメージ像中で当
該各印刷用紙の表面に印刷される分割画像データが占め
る位置を明示する態様の印刷情報として、当該印刷用紙
の表面に印刷される分割画像データの縮小画像部分のみ
をカラー印刷画像として印刷させることにより、当該印
刷用紙の分割画像データが占める位置を目立つようにす
ることができる。
【0020】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
の何れか一記載の画像形成装置において、前記裏面情報
付加印刷手段は、分割画像データが印刷される各印刷用
紙の裏面に印刷される拡大連写の全体イメージ像を、当
該全体イメージ像の左右を反転させたミラーリング印刷
画像とする。
【0021】従って、拡大連写の出力結果物を貼り合せ
る場合には通常これらの出力結果物を裏返して作業する
が、拡大連写の全体イメージ像も当該全体イメージ像の
左右を反転させたミラーリング印刷画像の状態で各印刷
用紙の裏面に印刷させることにより、各印刷用紙の貼り
合せ配置させる位置を掴みやすくすることができ、貼り
合せの作業性が向上する。
【0022】請求項6記載の発明は、原稿画像データを
データ処理手段により分割及び拡大し、分割及び拡大さ
れた複数の分割画像データを画像印刷装置により複数の
印刷用紙に個々に印刷出力する拡大連写機能とともに両
面印刷機能を有する画像形成装置において、拡大連写の
実行時に分割画像データが印刷される各印刷用紙の裏面
に、隣接する分割画像データが印刷される他の印刷用紙
との隣接関係を裏面側から見た状態で示す配置情報を両
面印刷機能を用いて印刷させる裏面情報付加印刷手段を
備える。
【0023】従って、拡大連写が実行される場合、分割
画像データが印刷される各印刷用紙の裏面には、隣接す
る分割画像データが印刷される他の印刷用紙との隣接関
係を裏面側から見た状態で示す配置情報が両面印刷機能
を用いて印刷される。これにより、各印刷用紙毎に他の
印刷用紙との隣接関係、即ち、貼り合せ配置関係が明ら
かに判るため、拡大連写の出力結果物がばらばらになっ
ても個々の印刷用紙の裏面に印刷された配置情報を見る
だけで印刷用紙の隣接関係を取得して貼り合せ配置させ
ることができ、後の処理作業が容易となる。ここに、拡
大連写の実行に際してこれらの情報は裏面に印刷される
ので、表面の分割画像データの見栄えを損なうこともな
い上に、裏返しての貼り合せ作業等に都合がよい。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
ないし図6に基づいて説明する。まず、本実施の形態の
画像形成装置はデジタル複写機への適用例を示す。この
デジタル複写機1は、図1に示すように、読取原稿10
1(図4参照)から原稿画像データを読取走査する画像
読取装置であるスキャナ部2と、原稿画像データを印刷
用紙102(図5等参照)に印刷出力する画像印刷装置
であるプリンタ部3とを有している。
【0025】このプリンタ部3は、その内部上方に感光
ドラム4が配置されており、この感光ドラム4の周囲
に、トナークリーナ5、帯電チャージャ6、レーザスキ
ャナ7、現像器8,9等が配置されており、感光ドラム
4や定着器10が用紙搬送路11に配置されることによ
り電子写真機構12が形成されている。この電子写真機
構12に用紙搬送路11で連通する位置には、サイズや
方向が相違する印刷用紙102を供給する複数の給紙カ
セット13や手差トレイ14が設けられており、これら
の手差トレイ14や給紙カセット13から1種類の印刷
用紙102が電子写真機構12に選択的に供給される。
また、定着器10より下流側の排紙部から分岐形成され
た両面用循環経路15中には両面トレイ16が配設さ
れ、この両面トレイ16の排出・給紙口側には正逆転自
在に駆動されるローラ17が設けられている。このロー
ラ17は、両面用循環経路15を搬送される印刷用紙1
02を時計方向の回転により両面トレイ16中に排出収
納させ、反時計方向の回転により両面トレイ16中の印
刷用紙102を感光ドラム4側に向けて再給紙させる。
これらの両面用循環経路15、両面トレイ16、ローラ
17等により、周知の両面印刷機能が確保されている。
【0026】また、スキャナ部2は、本体ハウジング1
8の上面にコンタクトガラス19が設けられており、こ
のコンタクトガラス19の上面に読取原稿101が載置
される。このコンタクトガラス19に対向する位置に第
1の走査ユニット20が移動自在に支持されており、こ
の第1の走査ユニット20と対向する位置に第2の走査
ユニット21が移動自在に支持されており、この第2の
走査ユニット21に結像光学系22を介して対向する位
置にCCD(Charge Coupled Device)23が固定さ
れている。
【0027】また、本体ハウジング18の上面の手前の
位置には、入力操作装置として操作パネル24が設けら
れており、この操作パネル24には、図2に示すように
タッチパネル25とキーボード26とが設けられてい
る。タッチパネル25は、EL(Electro Luminescen
ce)等のバックライトと、ドットマトリクスのLCD
(Liquid Crystal Display)モジュールと、アナロ
グのスイッチプレートとを有しており、これらが順番に
積層されている。
【0028】次に、本実施の形態のデジタル複写機1の
制御系のブロック構造を図3に基づいて説明する。スキ
ャナ部2とプリンタ部3とには、各種制御を実行するシ
ステム制御ユニット31と画像データを加工処理する画
像処理ユニット32とが各々接続されている。システム
制御ユニット31には各種コマンドを通信するシリアル
通信ドライバ33を介してCPU(Central Processi
ng Unit)34が接続され、画像処理ユニット32には
画像データを通信するデータバッファ35、画像データ
の転送をスケジューリングするFIFO(First In
First Out)のラインバッファ36、画像データを蓄
積するDRAM(Dynamic Random Access Memory)
37が順次接続されている。
【0029】CPU34にはDMAC(Direct Memor
y Access Controller)が内蔵され、このDMACが
DRAM37に接続されている。さらに、CPU34に
は、タッチパネル25の表示を制御するLCDコントロ
ーラ38とキーボード26等とが接続されており、制御
プログラムなどを記憶したROM(Read Only Memor
y)39及びSRAM(Static RAM)40も接続さ
れている。LCDコントローラ38には、画像データが
展開されるVRAM(Video RAM)41が接続され
ており、このVRAM41にLCDコントローラ38を
介してDRAM37が接続されている。
【0030】本実施の形態のデジタル複写機1は、RO
M39等に適正なプログラムが格納されており、これに
対応してCPU34等が各種の処理動作を実行すること
により、モード切換手段、用紙選択手段、データ処理手
段、拡大連写手段、選択手段、裏面情報付加印刷手段等
の機能を実現している。
【0031】モード切換手段は、操作パネル24の入力
操作に対応して各種の動作モードを切換自在に設定す
る。このように切換設定される動作モードとしては、通
常複写モードや拡大連写モードがあり、この拡大連写モ
ードでは、1枚の読取原稿101の原稿画像データが複
数の印刷用紙102に拡大連写される。
【0032】用紙選択手段は、プリンタ部3による画像
印刷の実行時に、複数の給紙カセット13を切り換えて
複数サイズの印刷用紙102を選択する。このような印
刷用紙102の選択は、通常複写モードや拡大連写モー
ド等の各種動作モードの設定下で実行され、操作パネル
24による手動操作やCPU34等による自動操作とし
て実行される。
【0033】データ処理手段は、拡大連写モードの設定
下で拡大連写の設定データが操作パネル24に入力操作
されると、その設定データに対応してスキャナ部2によ
り読取走査された原稿画像データを画像処理ユニット3
2等により分割及び拡大する。この拡大連写の設定デー
タは、例えば、原稿画像データの縦横方向の読取サイ
ズ、データ拡大の縦横方向の倍率、印刷用紙102のサ
イズ等であるが、印刷用紙102のサイズは自動選択さ
せることも可能である。
【0034】拡大連写手段は、上述のようにデータ処理
手段により分割及び拡大された複数の分割画像データ
を、プリンタ部3により複数の印刷用紙102に個々に
印刷出力する(図5参照)。このとき、用紙選択手段
は、拡大連写の設定データとして用紙サイズが指定され
ていれば、その指定サイズの印刷用紙102を選択する
が、拡大連写の設定データとして用紙サイズが指定され
ていなければ、読取サイズや拡大倍率に対応して適正な
用紙サイズを自動選択する。
【0035】選択手段は、拡大連写手段による拡大連写
の実行時に各印刷用紙102の裏面に各印刷用紙102
の貼り合せ配置に役立つ後述するような情報を印刷する
か否かを選択する。このような選択は、操作パネル24
で“拡大連写設定モード”を設定し、かつ、“情報付
加”キーを選択する手動操作に基づき実行される。図2
に示すような拡大連写モード画面において“拡大連写設
定”キー部分を押下すると、“拡大連写設定画面”(図
示せず)が出現し、“情報付加”キー等の選択操作が可
能となる。この“拡大連写設定”モードにおける全ての
機能は“両面”キーが押下されていることが条件とされ
る。
【0036】裏面情報付加印刷手段は、拡大連写モード
の設定下で選択手段により裏面情報印刷が選択された場
合において、拡大連写の実行時に、両面印刷機能を用い
て表面に分割画像データが印刷された各印刷用紙102
の裏面にプリンタ部3により所定の付加情報を印刷する
(図6参照)。ここに、この裏面情報付加印刷手段によ
り裏面に印刷される付加画像について説明する。裏面情
報付加印刷手段は、拡大連写モードの設定下で拡大連写
の処理が実行されると、原稿画像データを拡大連写のイ
メージで分割境界線103により表現した拡大連写の全
体イメージ像104とともに、当該全体イメージ像10
4の中で当該印刷用紙102の表面に印刷されている分
割画像データが占める位置を明示するための当該分割画
像データのみを分割縮小画像105として(他の領域は
分割境界線103のみ)、両面印刷機能を利用して、各
印刷用紙102の裏面に印刷する。
【0037】例えば、図4に示すような読取原稿101
に対して読取サイズを全域、縦、横倍率を各々300%
とし、拡大連写を実行すると、図5に示すように読取原
稿101の原稿画像データが3×3枚の合計9枚の印刷
用紙102a〜102iに分割画像データ106a〜1
06iとして分割かつ拡大されて拡大連写される。この
ような拡大連写の実行時に、各々分割画像データ106
a〜106iが表面Sに印刷された各印刷用紙102a
〜102i(図6では、一例として、印刷用紙102
a,102e,102iのみを抽出して示す)の裏面B
には、分割境界線103により表現された拡大連写の全
体イメージ像104とともに、当該全体イメージ像10
4の中で当該印刷用紙102a〜102iの表面に印刷
されている分割画像データ106a〜106iが占める
位置を明示するための当該分割画像データのみが分割縮
小画像105a〜105iとして(他の領域は分割境界
線103のみ)印刷される。
【0038】ここで、原稿画像データを拡大連写のイメ
ージで分割境界線103により表現した全体イメージ像
104なる付加データは、例えば、読取原稿101から
読取走査された原稿画像データを、拡大連写の設定デー
タに対応して縦横方向の一方に縮小し、これに拡大連写
の設定データから算出する等、画像処理機能により実現
でき、各印刷用紙102a〜102i毎に個別に印刷す
る分割縮小画像105a〜105iに関しても元の分割
画像データ106a〜106iに関する縮小処理等の画
像処理機能により容易に実現できる。
【0039】このような構成において、本実施の形態の
デジタル複写機1により読取原稿101の画像を複写す
る場合は、読取画像がスキャナ部2により読取走査され
て原稿画像データが出力され、この原稿画像データがプ
リンタ部3により印刷用紙102に印刷される。このよ
うな画像複写を実行する場合は、操作パネル24の手動
操作によりスキャナ部2やプリンタ部3等に各種情報が
設定され、この設定情報に対応してスキャナ部2やプリ
ンタ部3が動作する。
【0040】そして、本実施の形態のデジタル複写機1
により拡大連写を実行する場合には、図3に示すよう
に、操作パネル24の入力操作により拡大連写モードを
選択してから、読取画像の縦横方向のサイズ、縦横方向
の倍率、印刷用紙102のサイズ等の設定データを操作
パネル24に入力操作する。
【0041】この完了後に読取原稿101をスキャナ部
2にセットしてから、タッチパネル25の“拡大連写実
行”の入力操作により拡大連写の開始を指定すると、ス
キャナ部2が読取原稿101から原稿画像データを読取
走査し、この原稿画像データが設定データに対応して画
像処理ユニット32等により分割及び拡大される。そし
て、この分割及び拡大された複数の分割画像データが、
プリンタ部3により複数の印刷用紙102a〜102i
に個々に印刷出力されるので、この印刷用紙102をユ
ーザが貼り合せれば巨大な複写原稿が形成される。例え
ば、図4に示すような読取原稿101に対し、読取サイ
ズを全域、縦、横倍率をともに300%とすると、図5
に示すように読取原稿101の原稿画像データが3×3
枚の印刷用紙102a〜102iに拡大連写される。
【0042】このような拡大連写の実行に並行して、各
印刷用紙102a〜102iの裏面側には両面印刷機
能、裏面情報付加印刷手段により、図6に示したような
裏面配置関係を示す付加情報が拡大連写の全体イメージ
像104とともに印刷される。
【0043】このように、本実施の形態によれば、拡大
連写が実行される場合、例えば、分割画像データ106
aが印刷された印刷用紙102aの裏面Bには、拡大連
写の全体イメージ像104とともに当該全体イメージ像
104の中に当該各印刷用紙102aの表面Sに印刷さ
れる分割画像データ106aが占める位置を明示する態
様の印刷情報として、当該印刷用紙102a用の分割画
像データ106aの分割縮小画像105a以外は分割境
界線103のみとすることにより、極めて単純にして当
該印刷用紙102aの分割画像データ106aが占める
位置を明らかにすることができる。他の印刷用紙102
b〜102iに関しても同様である。これにより、各印
刷用紙102a〜102i毎に分割画像データ106a
〜106iの全体イメージ像104の中で当該印刷用紙
に印刷されている分割画像データの占める位置が明らか
に判るため、拡大連写の出力結果物がばらばらになって
も個々の印刷用紙102a〜102iの裏面印刷情報を
見るだけで貼り合せ配置させることができ、後の処理作
業が容易となる。ここに、拡大連写の実行に際してこれ
らの情報は裏面に印刷されるので、表面の分割画像デー
タ106a〜106iの見栄えを損なうこともない上
に、裏返しての貼り合せ作業等に都合がよい。
【0044】なお、本実施の形態では、拡大連写の全体
イメージ像104を印刷用紙102とほぼ同じ程度の大
きさに印刷させるようにしたが、全体像を把握できれ
ば、印刷用紙102に収まる範囲内で適宜な大きさとし
てもよい(以降の実施の形態でも同様)。
【0045】本発明の第二の実施の形態を図7に基づい
て説明する。第一の実施の形態で示した部分と同一部分
は同一符号を用いて示し、説明も省略する(以降の各実
施の形態でも同様とする)。
【0046】本実施の形態は、基本的には、第一の実施
の形態に準ずるが、裏面情報付加印刷手段による処理内
容を異ならせたものである。
【0047】本実施の形態の裏面情報付加印刷手段で
は、拡大連写モードの設定下で拡大連写の処理が実行さ
れると、拡大連写の全体イメージ像111として各印刷
用紙102a〜102iの裏面に印刷させるが、この
際、全体イメージ像111の中で、当該印刷用紙102
の表面Sに印刷されている分割画像データ106が占め
る位置を明示するために当該分割画像データ106に対
応する分割縮小画像105のみを白黒反転画像として印
刷させるようにしたものである。
【0048】図7において、例えば、拡大連写の実行時
において、表面Sに分割画像データ106aが印刷され
る印刷用紙102aの裏面Bには、拡大連写のイメージ
で全体イメージ像111が縮小印刷されるが、この際、
全体イメージ像111の中で、当該印刷用紙102aの
表面Sに印刷されている分割画像データ106aが占め
る位置を明示するために当該分割画像データ106aに
対応する分割縮小画像105aのみを白黒反転画像とし
て印刷させるものである。このように当該印刷用紙10
2aの表面に印刷される分割画像データ106aの縮小
画像部分105aのみを白黒反転画像として印刷させる
ことにより、当該印刷用紙102aの分割画像データ1
06aが占める位置を目立つようにすることができる。
他の印刷用紙102b〜102iに関しても同様であ
る。
【0049】このような拡大連写の全体イメージ像11
1は分割画像データ自体の縮小処理等の画像処理機能、
白黒反転画像は画像データの白黒反転等の画像処理機能
により容易に実現できる。
【0050】従って、本実施の形態によっても、前述の
実施の形態の場合と同様に、各印刷用紙102a〜10
2i毎に分割画像データ106a〜106iの全体イメ
ージ像111の中で当該印刷用紙に印刷されている分割
画像データの占める位置が白黒反転画像の位置により明
らかに判るため、拡大連写の出力結果物がばらばらにな
っても個々の印刷用紙102a〜102iの裏面印刷情
報を見るだけで貼り合せ配置させることができ、後の処
理作業が容易となる。
【0051】本発明の第三の実施の形態について図7を
参照して説明する。本実施の形態は、フルカラー印刷が
可能なデジタル複写機への適用例を示す。従って、本実
施の形態では、読取原稿のカラー原稿画像データが印刷
用紙102a〜102iにカラーの分割画像データ10
6a〜106iとして分割かつ拡大されて拡大連写され
る場合を想定している。
【0052】本実施の形態の裏面情報付加印刷手段で
は、拡大連写モードの設定下で拡大連写の処理が実行さ
れると、拡大連写の全体イメージ像111として各印刷
用紙102a〜102iの裏面に印刷させるが、この
際、全体イメージ像111の中で、当該印刷用紙102
の表面Sに印刷されている分割画像データ106が占め
る位置を明示するために当該分割画像データ106に対
応する分割縮小画像105のみをカラー印刷画像として
印刷させるようにしたものである。
【0053】図7において、例えば、拡大連写の実行時
において、表面Sにカラーの分割画像データ106aが
印刷される印刷用紙102aの裏面Bには、拡大連写の
イメージで全体イメージ像111が縮小印刷されるが、
この際、全体イメージ像111の中で、当該印刷用紙1
02aの表面Sに印刷されている分割画像データ106
aが占める位置を明示するために当該分割画像データ1
06aに対応する分割縮小画像105aのみをカラー印
刷画像として印刷し、残りは白黒画像として印刷させる
ものである。このように当該印刷用紙102aの表面に
印刷される分割画像データ106aの縮小画像部分10
5aのみをカラー印刷画像として印刷させることによ
り、当該印刷用紙102aの分割画像データ106aが
占める位置を目立つようにすることができる。他の印刷
用紙102b〜102iに関しても同様である。
【0054】このような拡大連写の全体イメージ像11
1は分割画像データ自体の縮小処理等の画像処理機能、
残りの分割縮小画像に関する白黒画像化はカラー画像デ
ータのモノクロ化等の画像処理機能により容易に実現で
きる。
【0055】従って、本実施の形態によっても、前述の
実施の形態の場合と同様に、各印刷用紙102a〜10
2i毎に分割画像データ106a〜106iの全体イメ
ージ像111の中で当該印刷用紙に印刷されている分割
画像データの占める位置がカラー印刷画像の位置により
明らかに判るため、拡大連写の出力結果物がばらばらに
なっても個々の印刷用紙102a〜102iの裏面印刷
情報を見るだけで貼り合せ配置させることができ、後の
処理作業が容易となる。
【0056】本発明の第四の実施の形態を図8ないし図
10に基づいて説明する。本実施の形態は前述の何れの
実施の形態の場合にも適用できるが、例えば、第一の実
施の形態方式への適用例として説明する。
【0057】まず、第二の実施の形態のように印刷され
た印刷用紙102a〜102iを裏返して貼り合せ配置
させる場合、実際には、図8に示すように、印刷用紙1
02aを右側、印刷用紙102iを左側、といったよう
に左右反転させた位置に配置させる必要があり、面倒と
なる場合もある。
【0058】このような点を考慮し、本実施の形態の裏
面情報付加印刷手段では、図9に示すように、最初から
分割画像データ全体の左右を反転させたミラーリング画
像を想定し、このようなミラーリング画像による全体イ
メージ像104′を図10に示すように各印刷用紙10
2a〜102iの裏面Bに印刷し、ミラーリング画像に
よる全体イメージ像104′中で個々の印刷用紙102
a〜102iに印刷された分割画像データのみを画像と
して印刷させることにより明示させるようにしたもので
ある。例えば、印刷用紙102aであれば、ミラーリン
グ画像による全体イメージ像104′が裏面Bに印刷さ
れるとともに、ミラーリング画像による全体イメージ像
104′中で当該印刷用紙102aの表面Sに印刷され
ている分割画像データ106aの位置を明示するために
分割縮小画像105a′が印刷されるため、当該印刷用
紙102aの貼り合せ位置が裏返した場合には右側であ
ることが直ぐに判る。
【0059】このような全体像の左右を反転させるミラ
ーリングは、画像処理として公知技術を利用できるた
め、画像処理機能により容易に実現できる。
【0060】このように、本実施の形態によれば、拡大
連写の出力結果物を貼り合せる場合には通常これらの出
力結果物を裏返して作業するが、全体イメージ像104
のイメージも当該全体イメージ像104の左右を反転さ
せたミラーリング印刷画像104′の状態で各印刷用紙
102a〜102iの裏面Bに印刷させることにより、
貼り合せ配置が直接的に明示されていることとなり、各
印刷用紙102a〜102iの貼り合せ配置させる位置
を掴みやすくすることができ、貼り合せの作業性が向上
する。
【0061】本発明の第五の実施の形態を図12及び図
13に基づいて説明する。本実施の形態では、裏面情報
付加印刷手段が、拡大連写の実行時に分割画像データが
印刷される各印刷用紙の裏面に、両面印刷機能を用い
て、隣接する分割画像データが印刷される他の印刷用紙
との隣接関係を裏面側から見た状態で示す配置情報を印
刷させるようにしたものである。
【0062】図12に示す例を参照して説明する。前述
した拡大連写機能によれば、その分割形態として全て同
一の印刷用紙に印刷する形態に限らず、例えば、図12
(a)に示すように印刷用紙121a〜121fとして
異なるサイズが混在するような分割連写の形態も設定可
能である。これらの印刷用紙121a〜121fの表面
Sには各々分割画像データ122a〜122fが印刷さ
れる。この場合、印刷用紙121a、印刷用紙121
b、…、印刷用紙121fのような順序で印刷される。
このように印刷される印刷用紙121a〜121fを正
しく配置させて裏側から透かして見ると、各印刷用紙1
21a〜121fは図12(b)に示すような配置関係
となる。
【0063】そこで、本実施の形態では、まず、このよ
うな印刷順序を示す数字1,2,…,6を図13に示す
ように、主の配置情報123として各印刷用紙121a
〜121fの裏面ほぼ中央に印刷させることを基本とす
る。併せて、本実施の形態では、図12(b)に示すよ
うな裏面側から見た状態で各印刷用紙121a〜121
fの隣接関係を示す補助的な配置情報124を各印刷用
紙121a〜121fの裏面Bの各々隣接関係が成立す
る辺部付近に位置させて印刷させるようにしたものであ
る。例えば、印刷用紙121dに着目すると、裏面から
見た状態で、左上に隣接する印刷用紙121bを示す数
字2、右上に隣接する印刷用紙121aを示す数字1、
右隣に隣接する印刷用紙121cを示す印刷用紙121
aを示す数字3、右下に隣接する印刷用紙121eを示
す数字5、左下に隣接する印刷用紙121fを示す数字
6が補助的な配置情報124として、主の配置情報12
3よりも一回り小さい状態で印刷される。他の印刷用紙
121b〜121fに関しても同様である。
【0064】拡大連写は複数の印刷用紙121a〜12
1fに順番に実行されるので、その出力順序に関する頁
数画像データに基づきこれらの配置情報123,124
を取得し、画像処理手段により印刷画像データとして生
成すればよい。
【0065】本実施の形態によれば、拡大連写が実行さ
れる場合、分割画像データが印刷される各印刷用紙12
1a〜121fの裏面Bには、両面印刷機能を利用する
ことで、隣接する分割画像データが印刷される他の印刷
用紙との隣接関係を裏面側から見た状態で示す配置情報
123,124が印刷される。これにより、各印刷用紙
121a〜121f毎に他の印刷用紙との隣接関係、即
ち、貼り合せ配置関係が明らかに判るため、拡大連写の
出力結果物がばらばらになっても個々の印刷用紙の裏面
印刷情報を見るだけで貼り合せ配置させることができ、
後の処理作業が容易となる。また、本実施の形態の場合
も、拡大連写の実行に際してこれらの情報は裏面Bに印
刷されるので、表面Sの分割画像データの見栄えを損な
うこともない上に、裏返しての貼り合せ作業等に都合が
よいものとなる。
【0066】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、拡大連写
が実行される場合、分割画像データが印刷される各印刷
用紙の裏面に、両面印刷機能を用いて、拡大連写の全体
イメージ像とともに当該全体イメージ像中に当該各印刷
用紙の表面に印刷される分割画像データが占める位置を
明示する態様の印刷情報を印刷するようにしたので、各
印刷用紙毎に拡大連写の全体イメージ像の中で当該印刷
用紙に印刷されている分割画像データの占める位置が明
らかに判るため、拡大連写の出力結果物がばらばらにな
っても個々の印刷用紙の裏面印刷情報を見るだけで貼り
合せ配置させることができ、後の処理作業を容易なもの
とすることができる。
【0067】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、拡大連写の全体イメージ像
中で当該各印刷用紙の表面に印刷される分割画像データ
が占める位置を明示する態様の印刷情報として、当該印
刷用紙用の分割画像データ以外は分割境界線のみとした
ので、極めて単純にして当該印刷用紙の分割画像データ
が占める位置が明らかになるようにすることができる。
【0068】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、拡大連写の全体イメージ像
中で当該各印刷用紙の表面に印刷される分割画像データ
が占める位置を明示する態様の印刷情報として、当該印
刷用紙の表面に印刷される分割画像データの縮小画像部
分のみを白黒反転画像として印刷させるようにしたの
で、当該印刷用紙の分割画像データが占める位置が目立
つようにすることができる。
【0069】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の画像形成装置において、拡大連写の全体イメージ像
中で当該各印刷用紙の表面に印刷される分割画像データ
が占める位置を明示する態様の印刷情報として、当該印
刷用紙の表面に印刷される分割画像データの縮小画像部
分のみをカラー印刷画像として印刷させるようにしたの
で、当該印刷用紙の分割画像データが占める位置を目立
つようにすることができる。
【0070】請求項5記載の発明によれば、請求項1な
いし4の何れか一記載の画像形成装置において、拡大連
写の出力結果物を貼り合せる場合には通常これらの出力
結果物を裏返して作業するが、拡大連写の全体イメージ
像も当該全体イメージ像の左右を反転させたミラーリン
グ印刷画像の状態で各印刷用紙の裏面に印刷させるよう
にしたので、各印刷用紙の貼り合せ配置させる位置を掴
みやすくすることができ、貼り合せの作業性を向上させ
ることができる。
【0071】請求項6記載の発明によれば、拡大連写が
実行される場合、分割画像データが印刷される各印刷用
紙の裏面に、両面印刷機能を用いて、隣接する分割画像
データが印刷される他の印刷用紙との隣接関係を裏面側
から見た状態で示す配置情報を印刷させるようにしたの
で、各印刷用紙毎に他の印刷用紙との隣接関係、即ち、
貼り合せ配置関係が明らかに判るため、拡大連写の出力
結果物がばらばらになっても個々の印刷用紙の裏面に印
刷された配置情報を見るだけで印刷用紙の隣接関係を取
得して貼り合せ配置させることができ、後の処理作業を
容易なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態のデジタル複写機の
内部構造を概略的に示す縦断正面図である。
【図2】タッチパネルに拡大連写モードの初期画面が表
示された状態を示す平面図である。
【図3】デジタル複写機の回路構造を示すブロック図で
ある。
【図4】読取原稿を示す平面図である。
【図5】複数の印刷用紙に原稿画像データを拡大連写し
た状態を示す平面図である。
【図6】拡大連写に伴う各印刷用紙の表面と裏面の印刷
画像例を示す平面図である。
【図7】本発明の第二、第三の実施の形態の拡大連写に
伴う各印刷用紙の表面と裏面の印刷画像例を示す平面図
である。
【図8】貼り合せ配置の様子を模式的に示す平面図であ
る。
【図9】画像データ全体のミラーリング処理例を示す説
明図である。
【図10】本発明の第四の実施の形態の拡大連写に伴う
各印刷用紙の裏面の印刷画像例を模式的に平面図であ
る。
【図11】拡大連写の様子、及び、その全体を裏返した
様子を示す説明図である。
【図12】本発明の第五の実施の形態の拡大連写に伴う
各印刷用紙の裏面の印刷画像例を模式的に平面図であ
る。
【符号の説明】
3 画像印刷装置 102 印刷用紙 103 境界分割線 104 全体イメージ像 105 分割縮小画像 106 分割画像データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/00 384 H04N 1/00 108M 5C076 H04N 1/00 108 1/393 5C079 1/393 G03G 21/00 382 1/46 H04N 1/46 Z Fターム(参考) 2C187 AC06 AD04 AF01 AF03 BF42 DB10 DB26 DB28 2H027 FA13 FA28 FA30 FA35 FD02 FD03 FD08 FD10 GA12 2H028 BA06 BA14 BB06 BD03 2H030 AA02 AD07 AD12 AD13 BB02 BB23 5C062 AA05 AB22 AB32 AC06 AC11 5C076 AA14 AA16 AA21 AA22 AA24 AA25 AA36 AA40 BA01 BA02 BA06 CA10 CB01 CB02 5C079 HA13 LA10 LA31 LA36 LA37 LA38 LA39 LA40 NA17 PA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像データをデータ処理手段により
    分割及び拡大し、分割及び拡大された複数の分割画像デ
    ータを画像印刷装置により複数の印刷用紙に個々に印刷
    出力する拡大連写機能とともに両面印刷機能を有する画
    像形成装置において、 拡大連写の実行時に分割画像データが印刷される各印刷
    用紙の裏面に、拡大連写の全体イメージ像とともに当該
    全体イメージ像中に当該各印刷用紙の表面に印刷される
    分割画像データが占める位置を明示する態様の印刷情報
    を両面印刷機能を用いて印刷させる裏面情報付加印刷手
    段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記裏面情報付加印刷手段は、分割画像
    データが印刷される各印刷用紙の裏面に印刷される拡大
    連写の全体イメージ像を、当該印刷用紙の表面に印刷さ
    れる分割画像データの縮小画像以外はその分割画像デー
    タの縮小画像用の印刷領域を示す分割境界線のみとする
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記裏面情報付加印刷手段は、分割画像
    データが印刷される各印刷用紙の裏面に印刷される拡大
    連写の全体イメージ像中で、当該印刷用紙の表面に印刷
    される分割画像データの縮小画像部分のみを白黒反転画
    像とすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記画像印刷装置はカラー機能を有し、
    前記裏面情報付加印刷手段は、分割画像データがカラー
    印刷される各印刷用紙の裏面に印刷される拡大連写の全
    体イメージ像中で、当該印刷用紙の表面に印刷される分
    割画像データの縮小画像部分のみをカラー印刷画像とす
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記裏面情報付加印刷手段は、分割画像
    データが印刷される各印刷用紙の裏面に印刷される拡大
    連写の全体イメージ像を、当該全体イメージ像像の左右
    を反転させたミラーリング印刷画像とすることを特徴と
    する請求項1ないし4の何れか一記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 原稿画像データをデータ処理手段により
    分割及び拡大し、分割及び拡大された複数の分割画像デ
    ータを画像印刷装置により複数の印刷用紙に個々に印刷
    出力する拡大連写機能とともに両面印刷機能を有する画
    像形成装置において、 拡大連写の実行時に分割画像データが印刷される各印刷
    用紙の裏面に、隣接する分割画像データが印刷される他
    の印刷用紙との隣接関係を裏面側から見た状態で示す配
    置情報を両面印刷機能を用いて印刷させる裏面情報付加
    印刷手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
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