JP3620769B2 - デジタル複写機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、拡大連写機能を有するデジタル複写機に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在のデジタル複写機は多機能化が進んでおり、画像形成に対して応用的な各種動作を実現している。その1つとして拡大連写があり、特開平3−16826号公報、特開平4−260273号公報、特開平7−38733号公報、特開平3−75115号公報等に記載されている。
【0003】
拡大連写では、1枚の読取原稿から読み取った1つの原稿画像データを複数に分割して各々拡大し、この分割及び拡大された複数の分割画像データを複数の印刷用紙に個々に印刷出力する。この複数の印刷用紙を貼合せれば1枚の巨大な複写原稿が完成するので、デジタル複写機が取り扱える範囲の印刷用紙から巨大な複写原稿を生成することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のようなデジタル複写機は、読取原稿から読み取った原稿画像データを拡大連写することにより、巨大な複写原稿となる複数の複写原稿を通常の印刷用紙で形成することができる。
【0005】
しかし、このようなデジタル複写機で拡大連写を実行すると、実際に複数の複写原稿が出力されるまで原稿画像データの分割位置が判明しないので、ユーザが分割したくない位置で原稿画像データが分割されることがある。特に、拡大連写では縦横方向に相違する倍率も設定できるので、このような場合にはユーザが意図しない位置で原稿画像データが分割されることが多い。また、出力結果物を並べて貼合せる時にも、その順番が判りにくい。
【0006】
このような点を考慮し、テスト出力機能を有する拡大連写方式が本出願人により提案されている。この提案によれば、原稿画像データを拡大連写のイメージで分割の境界線とともに1枚の印刷用紙に画像印刷装置によりテスト出力させるものであり、テスト出力結果によれば予め拡大連写の出力結果のイメージを捉え得るとともに、出力結果物を並べて貼合せる時にもテスト出力結果を参照できる。
【0007】
ところが、現実問題としては、拡大連写により得られた出力結果物に関して、似たような分割画像データが多数存在することや、出力結果物の順序がばらばらになってしまうことが少なからずある。このような状況下では、出力結果物を整理しにくかったり、並べて貼合せる際に判りにくくなってしまう。加えて、このような貼合せ作業は、通常は出力結果物を裏返して裏面側で貼合せるために表面の分割画像データが見えないため、作業を一層困難なものとしている。
【0008】
そこで、本発明は、テスト出力機能を有する拡大連写方式のデジタル複写機の特徴を最大限発揮させるために、拡大連写の出力結果物がばらばらになっても後の処理が容易となるデジタル複写機を提供することを目的とする。
【0009】
より具体的には、ばらばらになった拡大連写の出力結果物を整理する際に、似通った分割画像データが多数存在するようなことがあっても、操作者の混乱を防ぎ、後処理に関する作業性を向上させ得るデジタル複写機を提供することを目的とする。
【0010】
また、拡大連写の出力結果物を貼合せる場合には通常は出力結果物を裏返して裏面側で貼合せるが、その際の表面の分割画像データの内容を掴みやすく作業性を向上させ得るデジタル複写機を提供することを目的とする。
【0011】
さらには、表面の分割画像データの内容を掴みやすくするための印刷画像の役割を損なうことなくこの印刷画像形成のためのトナーの消費を抑制して経済性をも向上させ得るデジタル複写機を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、読取原稿から原稿画像データを読取走査する画像読取装置と、読取走査された原稿画像データを印刷用紙に印刷出力する画像印刷装置とを有し、拡大連写の設定データが入力操作装置に入力操作されると、その設定データに対応して前記画像読取装置により読取走査された原稿画像データをデータ処理手段により分割及び拡大し、この分割及び拡大された複数の分割画像データを拡大連写手段が前記画像印刷装置により複数の印刷用紙に個々に印刷出力する両面複写可能なデジタル複写機において、テスト出力する分割画像データの位置に拡大連写の実行時の頁等を示す付加データを個々に付加しながら原稿画像データを拡大連写のイメージで分割の境界線とともに1枚の印刷用紙に前記画像印刷装置によりテスト出力するテスト出力手段と、拡大連写の実行時に各印刷用紙の裏面にテスト出力時の各分割画像データの位置に付加された付加データを印刷するか否かを選択する選択手段と、付加データの印刷が選択された場合の拡大連写の実行時に両面複写機能を用いて分割画像データが印刷される各印刷用紙の裏面に対応する付加データを印刷させる裏面情報付加印刷手段とを備える。
【0013】
従って、拡大連写する読取原稿の原稿画像データを画像読取装置が読み取った状態で、テスト出力手段により画像印刷手段にテスト出力を実行させると、拡大連写のイメージの原稿画像データが1枚の印刷用紙に印刷出力され、さらに、そこに拡大連写の実行時の分割位置も境界線として印刷出力される。この際、その分割画像データの各々の位置に実行時の用紙サイズを示すサイズ画像データも印刷出力される。一方、拡大連写の実行時には選択手段により付加データの印刷を選択しておけば、裏面情報付加印刷手段によって両面複写機能を用いて分割画像データが印刷される各印刷用紙の裏面にテスト出力対応の付加データが印刷されるので、ばらばらになった拡大連写の出力結果物を整理する際に似通った分割画像データが多数存在するようなことがあっても、テスト出力結果を参照しながら出力結果物の裏面の付加データを見ることにより作業者の混乱を防ぐことができ、その作業性が向上する。ここに、拡大連写の実行に際して付加データは裏面に印刷されるので、表面の分割画像データの見栄えを損なうこともない上に、裏返しての貼合せ作業等に都合がよい。
【0014】
また、請求項1に記載の発明は、拡大連写の実行時に各印刷用紙の裏面に表面側分割画像データのミラーリング画像データを印刷するか否かを選択する選択手段を備え、裏面情報付加印刷手段は、ミラーリング画像データの印刷が選択された場合の拡大連写の実行時には両面複写機能を用いて分割画像データが印刷される各印刷用紙の裏面に対応するミラーリング画像データを印刷させる。従って、拡大連写の出力結果物を貼合せる場合には通常これらの出力結果物を裏返して作業するが、各分割画像データに対応する付加データとともにその分割画像データのミラーリング画像データが裏面に印刷されるので、表面の分割画像データの内容を掴みやすく貼合せの作業性が向上する。
【0015】
請求項記載の発明は、請求項記載のデジタル複写機において、裏面情報付加印刷手段は、ミラーリング画像データの印刷時にはその画像濃度を表面側分割画像データの画像濃度よりも薄くして印刷する。従って、裏面に印刷するミラーリング画像は作業者が画像イメージさえ掴めればよいので、その画像濃度を薄くしても何ら支障ない上にトナーの消費量も抑制でき、さらには、表裏の区別も付きやすく、裏面側に対しては適宜加筆を行なうこともできる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。まず、本実施の形態のデジタル複写機1は、図2に示すように、読取原稿101(図7参照)から原稿画像データを読取走査する画像読取装置であるスキャナ部2と、原稿画像データを印刷用紙102(図8等参照)に印刷出力する画像印刷装置であるプリンタ部3とを有している。
【0017】
このプリンタ部3は、その内部上方に感光ドラム4が配置されており、この感光ドラム4の周囲に、トナークリーナ5、帯電チャージャ6、レーザスキャナ7、現像器8,9等が配置されており、前記感光ドラム4や定着器10が用紙搬送路11に配置されることにより電子写真機構12が形成されている。この電子写真機構12に前記用紙搬送路11で連通する位置には、サイズや方向が相違する印刷用紙102を供給する複数の給紙カセット13や手差トレイ14が設けられており、これらの手差トレイ14や前記給紙カセット13から1種類の印刷用紙102が前記電子写真機構12に選択的に供給される。また、定着器10より下流側の排紙部から分岐形成された両面用循環経路15中には両面トレイ16が配設され、この両面トレイ16の排出・給紙口側には正逆転自在に駆動されるローラ17が設けられている。このローラ17は、両面用循環経路15を搬送される印刷用紙102を時計方向の回転により両面トレイ16中に排出収納させ、反時計方向の回転により両面トレイ16中の印刷用紙102を感光ドラム4側に向けて再給紙させる。これらの両面用循環経路15、両面トレイ16、ローラ17等により、周知の両面複写機能が確保されている。
【0018】
また、前記スキャナ部2は、本体ハウジング18の上面にコンタクトガラス19が設けられており、このコンタクトガラス19の上面に読取原稿101が載置される。このコンタクトガラス19に対向する位置に第1の走査ユニット20が移動自在に支持されており、この第1の走査ユニット20と対向する位置に第2の走査ユニット21が移動自在に支持されており、この第2の走査ユニット21に結像光学系22を介して対向する位置にCCD(Charge Coupled Device)23が固定されている。
【0019】
また、前記本体ハウジング18の上面の手前の位置には、入力操作装置として操作パネル24が設けられており、この操作パネル24には、図3に示すようにタッチパネル25とキーボード26とが設けられている。前記タッチパネル25は、EL(Electro Luminescence)等のバックライトと、ドットマトリクスのLCD(Liquid Crystal Display) モジュールと、アナログのスイッチプレートとを有しており、これらが順番に積層されている。
【0020】
次に、本実施の形態のデジタル複写機1の制御系のブロック構造を図1に基づいて説明する。前記スキャナ部2と前記プリンタ部3とには、各種制御を実行するシステム制御ユニット31と画像データを加工処理する画像処理ユニット32とが各々接続されている。前記システム制御ユニット31には各種コマンドを通信するシリアル通信ドライバ33を介してCPU(Central Processing Unit)34が接続され、前記画像処理ユニット32には画像データを通信するデータバッファ35、画像データの転送をスケジューリングするFIFO(First InFirst Out) のラインバッファ36、画像データを蓄積するDRAM(Dynamic Random Access Memory)37が順次接続されている。
【0021】
前記CPU34にはDMAC(Direct Memory Access Controller) が内蔵され、このDMACが前記DRAM37に接続されている。さらに、前記CPU34には、前記タッチパネル25の表示を制御するLCDコントローラ38と前記キーボード26等とが接続されており、制御プログラムなどを記憶したROM(Read Only Memory)39及びSRAM(Static RAM) 40も接続されている。前記LCDコントローラ38には、画像データが展開されるVRAM(Video RAM) 41が接続されており、このVRAM41に前記LCDコントローラ38を介して前記DRAM37が接続されている。
【0022】
本実施の形態のデジタル複写機1は、前記ROM39等に適正なプログラムが格納されており、これに対応して前記CPU34等が各種の処理動作を実行することにより、モード切換手段、用紙選択手段、データ処理手段、拡大連写手段、テスト出力手段、警告報知手段、選択手段、裏面情報付加印刷手段等の機能を実現している。
【0023】
モード切換手段は、前記操作パネル24の入力操作に対応して各種の動作モードを切換自在に設定する。このように切換設定される動作モードとしては、通常複写モードや拡大連写モードがあり、この拡大連写モードでは、1枚の読取原稿101の原稿画像データが複数の印刷用紙102に拡大連写される。
【0024】
用紙選択手段は、前記プリンタ部3による画像印刷の実行時に、複数の前記給紙カセット13を切り換えて複数サイズの印刷用紙102を選択する。このような印刷用紙102の選択は、通常複写モードや拡大連写モード等の各種動作モードの設定下で実行され、前記操作パネル24による手動操作や前記CPU34等による自動操作として実行される。
【0025】
データ処理手段は、拡大連写モードの設定下で拡大連写の設定データが前記操作パネル24に入力操作されると、その設定データに対応して前記スキャナ部2により読取走査された原稿画像データを前記画像処理ユニット32等により分割及び拡大する。この拡大連写の設定データは、例えば、原稿画像データの縦横方向の読取サイズ、データ拡大の縦横方向の倍率、印刷用紙102のサイズ等であるが、印刷用紙102のサイズは自動選択させることも可能である。
【0026】
拡大連写手段は、上述のようにデータ処理手段により分割及び拡大された複数の分割画像データを、前記プリンタ部3により複数の印刷用紙102に個々に印刷出力する(図8参照)。このとき、用紙選択手段は、拡大連写の設定データとして用紙サイズが指定されていれば、その指定サイズの印刷用紙102を選択するが、拡大連写の設定データとして用紙サイズが指定されていなければ、読取サイズや拡大倍率に対応して適正な用紙サイズを自動選択する。
【0027】
テスト出力手段は、拡大連写モードの設定下でテスト出力の実行が前記操作パネル24により入力操作されると、原稿画像データを拡大連写のイメージで分割の境界線103とともに1枚の印刷用紙102に前記プリンタ部3によりテスト出力する(図9参照)。つまり、読取原稿101から読取走査された原稿画像データを、拡大連写の設定データに対応して縦横方向の一方に縮小し、これに拡大連写の設定データから算出した分割の境界線103を合成し、これを読取原稿101と同一サイズの印刷用紙102にテスト出力する。さらに、このテスト出力手段は、テスト出力する原稿画像データの分割画像データの位置に、拡大連写の実行時の用紙サイズを示すサイズ画像データ104と出力順序を示す頁数画像データ105とを付加データとして個々に付加する(図9参照)。上述のように拡大連写の用紙サイズは手動や自動により選択されるので、この用紙サイズが“A3”等のサイズ画像データ104として、テスト出力される原稿画像データの分割画像データの位置に付加される。拡大連写は複数の印刷用紙102に順番に実行されるので、この出力順序が頁数画像データ105としてテスト出力される原稿画像データの分割画像データの位置に付加される。また、このテスト出力手段は、上述のようにデフォルト設定ではテスト出力を読取原稿101と同一サイズの印刷用紙102に実行するが、テスト出力に使用される印刷用紙102のサイズ指定が操作パネル24に入力操作された場合には、テスト出力する原稿画像データを印刷用紙102の指定サイズに対応して変倍する。
【0028】
警告報知手段は、上述のようにテスト出力の印刷用紙102がサイズ指定された状態で、この指定サイズとテスト出力する原稿画像データとの比率が前記テスト出力手段の変倍処理の許容範囲を超過すると、図4に示すように、前記操作パネル24のタッチパネル25に所定の警告をメッセージ表示として報知出力する。例えば、テスト出力手段の変倍処理の最小値が50%の場合、原稿画像データがA3横で印刷用紙102の指定サイズがA4縦ならば、これは変倍処理の許容範囲を超過することになる。
【0029】
しかし、このように警告が報知出力された状態で前記操作パネル24にテスト出力の強制実行が入力操作されると、テスト出力手段は、指定サイズの印刷用紙102に原稿画像データの一部を印刷出力させる。例えば、上述のように原稿画像データがA3横で印刷用紙102の指定サイズがA4縦の場合、この印刷用紙102に原稿画像データの略半分が印刷出力される(図10参照)。
【0030】
なお、上述のように原稿画像データが1枚の印刷用紙102にテスト出力された状態で、前記操作パネル24の入力操作によりテスト出力編集が選択指定されると、図5に示すように、前記タッチパネル25には拡大連写の分割位置に対応した操作画面が表示される。拡大連写手段は、前記タッチパネル25の表示画像の手動操作により分割画像データが選択指定されると、この選択指定された分割画像データのみ印刷出力する。
【0031】
また、上述のように前記操作パネル24の入力操作によりテスト出力編集が選択指定された状態では、複数の分割画像データが拡大連写される複数の印刷用紙102の個々のサイズ指定を入力操作することもでき、このようなサイズ指定が入力操作された場合、拡大連写手段は、複数の分割画像データを印刷出力させる複数の印刷用紙をサイズ指定に対応して各々選択させる(図11(a)参照)。
【0032】
選択手段は、拡大連写手段による拡大連写の実行時に各印刷用紙102の裏面にテスト出力時の各分割画像データの位置に付加された付加データ104,105を印刷するか否かを選択する。このような選択は、前記操作パネル24で“拡大連写設定モード”を設定し、かつ、“情報付加”キーを選択する手動操作に基づき実行される。図3に示すような拡大連写モード画面において“拡大連写設定”キー部分を押下すると、図6に示すような“拡大連写設定画面”が出現し、“情報付加”キー等の選択操作が可能となる。この“拡大連写設定”モードにおける全ての機能は“両面”キーが押下されていることが条件とされ、また、“薄い画像”キーは“ミラー”キーが押下されていることを条件に有効とされる。“ミラー”キーは、拡大連写の実行時に各印刷用紙102の裏面に表面側分割画像データのミラーリング画像データを印刷するか否かを選択する選択手段として機能する。“薄い画像”キーは“ミラー”キーによりミラーリング画像データの印刷が選択された場合にその画像濃度を表面側分割画像データの画像濃度よりも薄くして印刷することを選択するために用いられる。
【0033】
裏面情報付加印刷手段は、拡大連写モードの設定下で選択手段により付加データの印刷が選択された場合において、拡大連写の実行時に、両面複写機能を用いて表面に分割画像データが印刷された各印刷用紙102の裏面に前記プリンタ部3により付加データ104,105を印刷する(図11(b)参照)。この場合、“ミラー”キーによりミラーリング画像データの印刷も選択されていれば、拡大連写の実行時に、両面複写機能を用いて表面に分割画像データが印刷された各印刷用紙102の裏面に前記プリンタ部3によりその分割画像データに対応するミラーリング画像データ106を印刷する(図11(b)参照)。この際、“薄い画像”キーにより薄い画像出力が選択されていれば、ミラーリング画像データ106を表面分割データよりも画像濃度(トナー濃度)の薄い状態で印刷出力する(図11(b)参照)。
【0034】
ここで、印刷用紙102の裏面への付加データ104,105の付加印刷機能は、デジタル複写機1の印字機能、特に本実施の形態ではテスト印刷出力時と同様の印字機能により実現でき、ミラーリング画像データの印刷機能も、デジタル複写機1における編集機能を利用することにより実現でき、薄い画像出力機能もレーザスキャナ7による書き込み時に半導体レーザのパワーを可変させるとか、画像データをハーフトーン処理する、といった手法により実現でき、何れも公知技術を利用し得るため、詳細は省略する。
【0035】
このような構成において、本実施の形態のデジタル複写機1により読取原稿101の画像を複写する場合は、読取画像がスキャナ部2により読取走査されて原稿画像データが出力され、この原稿画像データがプリンタ部3により印刷用紙102に印刷される。このような画像複写を実行する場合は、操作パネル24の手動操作によりスキャナ部2やプリンタ部3等に各種情報が設定され、この設定情報に対応してスキャナ部2やプリンタ部3が動作する。
【0036】
そして、本実施の形態のデジタル複写機1により拡大連写を実行する場合には、図3に示すように、操作パネル24の入力操作により拡大連写モードを選択してから、読取画像の縦横方向のサイズ、縦横方向の倍率、印刷用紙102のサイズ等の設定データを操作パネル24に入力操作する。
【0037】
この完了後に読取原稿101をスキャナ部2にセットしてから、タッチパネル25の“拡大連写実行”の入力操作により拡大連写の開始を指定すると、スキャナ部2が読取原稿101から原稿画像データを読取走査し、この原稿画像データが設定データに対応して画像処理ユニット32等により分割及び拡大される。そして、この分割及び拡大された複数の分割画像データが、プリンタ部3により複数の印刷用紙102に個々に印刷出力されるので、この印刷用紙102をユーザが貼合せれば巨大な複写原稿が形成される。例えば、図7に示すようにA3横の読取原稿101に対し、読取サイズを全域、縦倍率を300%、横倍率を400%、印刷用紙102をA3横とすると、図8に示すように読取原稿101の原稿画像データが3×4枚のA3横の印刷用紙102に拡大連写される。
【0038】
このような拡大連写によりユーザが所望する結果が得られる場合はよいが、このような拡大連写を実行するとユーザが要望しない結果となることもある。例えば、図示例では分割が画像である文字の間隙で実行されているが、この文字が分割される場合には、倍率や用紙サイズの変更をユーザが要望することが一般的である。そこで、本実施の形態のデジタル複写機1では、上述のような拡大連写に先行してテスト出力を実行することができ、このテスト出力により拡大連写の結果を1枚の印刷用紙102で迅速に確認することができる。
【0039】
より詳細には、ユーザがテスト出力を要望する場合には、上述のように拡大連写の設定データを入力操作した状態で、図3中に示すタッチパネル25の“テスト出力”の入力操作によりテスト出力の開始を指定する。すると、詳細な説明は省略するが図12ないし図14のフローチャートに示すような処理を経て、原稿画像データが拡大連写のイメージに変換され、その分割の境界線103とともに1枚の印刷用紙102にテスト出力される。例えば、図7に示すようなA3横の読取原稿101に対し、読取サイズを全域、縦倍率を300%、横倍率を400%、印刷用紙102をA3横とした場合、図9に示すように、1枚のA3横の印刷用紙102に、縦方向のみ3/4に縮小された原稿画像データが、3×4の分割の境界線103とともに印刷出力される。このため、ユーザは拡大連写を実行した場合のイメージを、1枚の印刷用紙102による迅速なテスト出力により正確に確認することができる。しかも、このようにテスト出力される原稿画像データの分割画像データの位置には、拡大連写の実行時の用紙サイズを示すサイズ画像データ104が個々に付加されるので、例えば、拡大連写の用紙サイズをユーザが指定せずデジタル複写機1に自動選択させる場合でも、この拡大連写で自動選択される用紙サイズをユーザがテスト出力された原稿画像データにより確認することができる。さらに、テスト出力される原稿画像データの分割画像データの位置には、拡大連写の実行時の出力順序を示す頁数画像データ105も個々に付加されるので、拡大連写は複数の印刷用紙102に順番に実行されるが、この拡大連写された複数の印刷用紙102をテスト出力された原稿画像データに従って正確に配列することができる。
【0040】
なお、本実施の形態のデジタル複写機1は、上述のように原稿画像データを1枚の印刷用紙102に印刷出力する場合、よりイメージを明確にするために原稿画像データの全体を微妙に縮小させて周囲に余白を形成し、その輪郭の位置にも境界線103を印刷出力する。
【0041】
また、上述のようにデフォルト設定ではテスト出力を読取原稿101と同一サイズの印刷用紙102に実行するが、この用紙サイズを所望により指定することも可能である。その場合、図3中に示すタッチパネル25の“テスト出力用紙”を入力操作し、図4に示すようにテスト出力での用紙サイズの指定画面をタッチパネル25に表示出力させる。この場合、本実施の形態のデジタル複写機1では、4個の給紙カセット13により“A5縦,A4横,A4縦,A3横”が4つの用紙サイズとして用意されているので、これが4つの指定キーとしてタッチパネル25に表示される。この時、原稿画像データの読取サイズを最小に変倍した画像サイズと用紙サイズとが比較され、原稿画像データの全域を印刷できない用紙サイズには“×”が表示される。
【0042】
これを確認したユーザが、原稿画像データの全域を印刷できる用紙サイズを選択指定すると、拡大連写のイメージの原稿画像データは選択指定された用紙サイズに対応して変倍されてからテスト出力される。例えば、前述のように読取原稿101がA3横の場合、用紙サイズとしてA4横が選択指定されると、このA4横の印刷用紙102に原稿画像データの全域が縮小されて印刷される。
【0043】
このため、ユーザの要望する用紙サイズでテスト出力を実行することができ、例えば、複雑な画像には大きい印刷用紙102を選択し、単純な画像には小さい印刷用紙102を選択するようなことができる。しかも、ユーザが原稿画像データの全域を印刷できない用紙サイズを選択指定すると、図4に示すようにタッチパネル25に警告メッセージが表示されるので、ユーザの不注意による誤操作が防止される。
【0044】
ただし、ユーザが原稿画像データの全域の印刷を要望せず、故意に全域を印刷できない用紙サイズを選択指定する場合もある。この場合、タッチパネル25に警告メッセージが表示された状態でユーザがテスト出力の強制実行を入力操作すると、指定サイズの印刷用紙102に原稿画像データの一部が印刷出力される。例えば、A3横の読取原稿101に対してA4縦の印刷用紙102が選択指定された場合、図10に示すようにこの印刷用紙102には原稿画像データの略半分が印刷出力される。このため、ユーザが原稿画像データの全域を必要としないような場合には、所望の印刷用紙102でテスト出力を実行させることができ、印刷用紙102の無用な消耗を防止することができる。
【0045】
上述のように原稿画像データを1枚の印刷用紙102に迅速にテスト出力し、その分割位置等をユーザが満足した場合、このユーザは拡大連写を実行することになるが、本実施の形態のデジタル複写機1では、拡大連写する原稿画像データを部分的に選択することや、拡大連写される印刷用紙102を個々に指定することが可能である。
【0046】
その場合、図3中に示すタッチパネル25の“テスト出力編集”を入力操作し、図5に示すように、拡大連写の編集画面をタッチパネル25に表示出力させる。この場合、タッチパネル25には拡大連写の分割位置に対応した操作画面が表示されるので、この表示画像の手動操作により分割画像データが選択指定されると、この選択指定された分割画像データのみ印刷出力される。例えば、3×4に分割された操作画面に対し、その縦方向で中央の1列を選択指定した場合、図11(a)に示すように、この1列に相当する分割画像データのみ4枚の印刷用紙102に拡大連写される。
【0047】
このため、ユーザはテスト出力の結果を確認して必要な部分のみ指定することができ、拡大連写で印刷用紙102を無駄に消費することを防止できる。なお、上述のようにタッチパネル25に表示される操作画像は、拡大連写の分割位置を示すブロックからなり、ここに原稿画像データは表示されないので、タッチパネル25に高度な解像度は要求されない。
【0048】
さらに、上述のような拡大連写の編集画面で複数の分割画像データが拡大連写される複数の印刷用紙102の個々のサイズ指定を入力操作すれば、このサイズ指定された印刷用紙102に対応する分割画像データが印刷出力される。例えば、図10に示すように、デフォルト設定では全部の印刷用紙102がA3横となる場合でも、向かって右端の画像がA3横の印刷用紙102の左半分にしか位置しないならば、この部分のみ印刷用紙102をA4縦に設定すれば、印刷用紙102の無駄な消費を防止することができ、所望の画像を必要最小限の印刷用紙102に拡大連写することができる。
【0049】
また、上述のようにテスト編集画面により分割画像データや用紙サイズを指定した状態でテスト出力を実行することも可能であり、その場合はテスト編集画面の指定に対応した拡大連写のイメージでテスト出力が実行される。その場合、テスト出力される原稿画像データは、その分割画像データの位置に用紙サイズを示すサイズ画像データ104が付加されるので、ユーザは拡大連写の実行時の用紙サイズを正確に確認することができる。
【0050】
ところで、上述したような拡大連写を実行した場合の出力結果物(印刷用紙102)に関して、似たような分割画像データが多数存在することや、出力結果物の順序がばらばらになってしまうことが少なからずある。このような状況下では、出力結果物を整理しにくかったり、並べて貼合せる際に判りにくくなってしまう。特に、このような貼合せ作業は、通常は出力結果物を裏返して裏面側で貼合せるために表面の分割画像データが見えないため、作業は困難となる。このような点が問題となる場合には、本実施の形態のデジタル複写機1では、拡大連写の実行時に両面複写機能を利用することで各出力結果物(印刷用紙102)の裏面に付加データ104,105、さらには、ミラーリング画像データ106を印刷でき、拡大連写実行後の後処理が容易となる。
【0051】
より詳細には、拡大連写時にユーザが付加データ104,105の印刷を要望する場合には、拡大連写実行に先立って、図3中に示すタッチパネル25の“拡大連写設定”を入力操作し、図6に示すような拡大連写モードでの拡大連写設定画面をタッチパネル25に表示出力させる。この場合、本実施の形態では、拡大連写設定用の指定キーとして“両面”“情報付加”“ミラー”“薄い画像”がタッチパネル25に表示される。これらの指定キー操作に伴う処理は図17のフローチャートに示す手順に従って各々設定・解除が実行される。例えば、“両面”キーを押下すると“両面”キー部分が点灯して拡大連写時の両面機能が選択されたことを示し、このように点灯した状態で再び“両面”キーを押下すると消灯して両面機能が解除されたことを示す。他の指定キーについても同様である。最も、拡大連写設定に関する全ての機能は、“両面”キーが押下されていることが条件とされ、この“両面”キーが押下されていなければ機能はしない。また、“薄い画像”キーに関しては“ミラー”キーが選択されていることが条件とされる。
【0052】
例えば、図11(a)に示すような形態での拡大連写の指定時に、“両面”“情報付加”“ミラー”“薄い画像”の全ての機能を選択指定した後、“拡大連写実行“キーを押下することにより実行された拡大連写の出力結果例を図11に示す。図11(a)は拡大連写された各印刷用紙102の表面側の様子を示し、図11(b)は拡大連写された各印刷用紙102の裏面側の様子を示す。即ち、表面に分割画像データが印刷される各印刷用紙102の裏面にテスト出力対応の付加データ104,105が印刷されるので、ばらばらになった拡大連写の出力結果物(印刷用紙102)を整理する際に似通った分割画像データが多数存在するようなことがあっても、図9等に示すようなテスト出力結果を参照しながら図11(b)に示すような印刷用紙102の裏面の付加データ104,105を見ることにより作業者の混乱を防ぐことができ、その作業性が向上する。このような付加データ104,105は拡大連写の実行に際して裏面側に印刷されるので、表面の分割画像データの見栄えを損なうこともない上に、裏返しての貼合せ作業等に都合がよい。
【0053】
また、各分割画像データに対応する付加データ104,105だけでなく、その分割画像データのミラーリング画像データ106も印刷用紙102の裏面に印刷されるので、裏返しての貼合せ作業に際して表面の分割画像データの内容を掴みやすく貼合せの作業性が向上する。この際、裏面に印刷するミラーリング画像データ106は作業者が画像イメージさえ掴めればよいので、その画像濃度を薄くしても何ら支障ない上にトナーの消費量も抑制でき、さらには、表裏の区別も付きやすく、裏面側に対しては適宜加筆を行なうこともできる。特に、表面側の分割画像データがベタ画像の場合であっても裏面側のミラーリング画像データ106に対してはメモ書き等の加筆を行なうことができる。
【0054】
なお、本発明は上記形態に限定されるものではなく、各種の変形を許容する。例えば、ここでは複数の分割画像データを一部のみ拡大連写する場合、その分割イメージを示す操作画像をタッチパネル25に表示させて印刷する分割画像データを選択指定させることを例示したが、例えば、上述のようにテスト出力する原稿画像データの分割画像データの位置に頁数画像データ105を付加するならば、この頁数画像データ105の数値入力により拡大連写する分割画像データを選択指定させることも可能である。
【0055】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、テスト出力する分割画像データの位置に拡大連写の実行時の頁等を示す付加データを個々に付加しながら原稿画像データを拡大連写のイメージで分割の境界線とともに1枚の印刷用紙に画像印刷装置によりテスト出力するテスト出力手段と、拡大連写の実行時に各印刷用紙の裏面にテスト出力時の各分割画像データの位置に付加された付加データを印刷するか否かを選択する選択手段と、付加データの印刷が選択された場合の拡大連写の実行時に両面複写機能を用いて分割画像データが印刷される各印刷用紙の裏面に付加データを印刷させる裏面情報付加印刷手段とを備え、拡大連写の実行時には選択手段により付加データの印刷を選択しておけば、裏面情報付加印刷手段によって両面複写機能を用いて分割画像データが印刷される各印刷用紙の裏面にテスト出力対応の付加データが印刷されるようにしたので、ばらばらになった拡大連写の出力結果物を整理する際に似通った分割画像データが多数存在するようなことがあっても、テスト出力結果を参照しながら出力結果物の裏面の付加データを見ることにより作業者の混乱を防ぐことができ、その作業性を向上させることができる。
【0056】
また、請求項記載の発明によれば、拡大連写の実行時に各印刷用紙の裏面に表面側分割画像データのミラーリング画像データを印刷するか否かを選択する選択手段を備え、裏面情報付加印刷手段は、ミラーリング画像データの印刷が選択された場合の拡大連写の実行時には両面複写機能を用いて分割画像データが印刷される各印刷用紙の裏面に対応するミラーリング画像データを印刷させるので、拡大連写の出力結果物を貼合せる際に出力結果物を裏返して作業する場合でも、表面の分割画像データの内容を掴みやすく貼合せの作業性を向上させることができる。
【0057】
請求項記載の発明によれば、請求項記載のデジタル複写機において、裏面に印刷するミラーリング画像データは作業者が画像イメージさえ掴めればよい点に着目し、裏面情報付加印刷手段は、ミラーリング画像データの印刷時にはその画像濃度を表面側分割画像データの画像濃度よりも薄くして印刷するようにしたので、ミラーリング画像データの画像濃度を薄くしても何ら支障ない上にトナーの消費量も抑制でき、さらには、表裏の区別も付きやすく、裏面側に対しては適宜加筆を行なうこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のデジタル複写機の回路構造を示すブロック図である。
【図2】デジタル複写機の内部構造を概略的に示す縦断正面図である。
【図3】タッチパネルに拡大連写モードの初期画面が表示された状態を示す平面図である。
【図4】タッチパネルにテスト出力の用紙設定画面が表示された状態を示す平面図である。
【図5】タッチパネルに拡大連写の出力編集画面が表示された状態を示す平面図である。
【図6】タッチパネルに拡大連写設定画面が表示された状態を示す平面図である。
【図7】読取原稿を示す平面図である。
【図8】複数の印刷用紙に原稿画像データを拡大連写した状態を示す平面図である。
【図9】1枚の印刷用紙に原稿画像データをテスト出力した状態を示す平面図である。
【図10】小さい印刷用紙に原稿画像データの一部をテスト出力した状態を示す平面図である。
【図11】少数の印刷用紙に複数の分割画像データの一部を拡大連写した状態を示し、(a)は表面側の平面図、(b)は裏面側の平面図である。
【図12】拡大連写モードの処理動作を示すフローチャートである。
【図13】テスト出力する原稿画像データの倍率計算の処理動作の前半部を示すフローチャートである。
【図14】テスト出力する原稿画像データの倍率計算の処理動作の後半部を示すフローチャートである。
【図15】テスト出力の用紙設定の処理動作を示すフローチャートである。
【図16】拡大連写の出力編集の処理動作を示すフローチャートである。
【図17】拡大連写設定の処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 画像読取装置
3 画像印刷装置
21 入力操作装置
101 読取原稿
102 印刷用紙
103 境界線
104,105 付加データ
106 ミラーリング画像データ

Claims (2)

  1. 読取原稿から原稿画像データを読取走査する画像読取装置と、読取走査された原稿画像データを印刷用紙に印刷出力する画像印刷装置とを有し、拡大連写の設定データが入力操作装置に入力操作されると、その設定データに対応して前記画像読取装置により読取走査された原稿画像データをデータ処理手段により分割及び拡大し、この分割及び拡大された複数の分割画像データを拡大連写手段が前記画像印刷装置により複数の印刷用紙に個々に印刷出力する両面複写可能なデジタル複写機において、
    テスト出力する分割画像データの位置に拡大連写の実行時の頁等を示す付加データを個々に付加しながら原稿画像データを拡大連写のイメージで分割の境界線とともに1枚の印刷用紙に前記画像印刷装置によりテスト出力するテスト出力手段と、
    拡大連写の実行時に各印刷用紙の裏面にテスト出力時の各分割画像データの位置に付加された付加データを印刷するか否かを選択する選択手段と、
    付加データの印刷が選択された場合の拡大連写の実行時に両面複写機能を用いて分割画像データが印刷される各印刷用紙の裏面に対応する付加データを印刷させる裏面情報付加印刷手段と、
    拡大連写の実行時に各印刷用紙の裏面に表面側分割画像データのミラーリング画像データを印刷するか否かを選択する選択手段と、
    を備え、
    前記裏面情報付加印刷手段は、ミラーリング画像データの印刷が選択された場合の拡大連写の実行時には両面複写機能を用いて分割画像データが印刷される各印刷用紙の裏面に対応するミラーリング画像データを印刷させる、
    ことを特徴とするデジタル複写機。
  2. 裏面情報付加印刷手段は、ミラーリング画像データの印刷時にはその画像濃度を表面側分割画像データの画像濃度よりも薄くして印刷することを特徴とする請求項1記載のデジタル複写機。
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