JP6361401B2 - 画像処理システム、プログラム及び画像処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、画像処理システム、プログラム及び画像処理装置に関する。
従来から、画像形成装置において、原稿を読み取って得た画像データを複数に分割して各々拡大し、この分割及び拡大された複数の分割画像データを、複数の転写紙にのりしろを設けつつ個々に印刷出力する機能が知られている。ユーザは、図25に示すようにこの出力された複数の転写紙をのりしろAで貼り合わせることにより、1枚の大きな印刷出力物を得ることができる。このような出力機能は拡大連写と呼ばれ、例えば特許文献1に記載されている。
また、これとは別に、印刷対象の画像に対し、ユーザが指定した画像をユーザが指定した位置に付加して印刷する機能も知られている。図26には、画像を右下に付加した例を示すが、付加する画像は、(a)に示すようなユーザ名、(b)に示すようなページ番号、(c)に示すような日付など、様々である。
ところで、上述した拡大連写機能と、画像の付加機能とを組み合わせて用いる場合、単純に組み合わせると出力物が不自然な外観になってしまうことが考えられる。例えば、拡大連写で設けるのりしろの位置にかかるように画像を付加してしまうと、転写紙を貼り合わせた状態では付加した画像の一部が隠れてしまうことになる。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、複数枚の記録媒体を貼り合わせた時に画像データに係る画像が得られるようにその画像データに係る画像を複数枚の記録媒体に分割して形成する場合において、他の画像を付加して画像を形成しても自然な仕上がりを得られるようにすることを目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するため、画像処理システムにおいて、記録媒体上に形成すべき画像の画像データを取得する画像取得手段と、上記画像取得手段が取得した画像データに基づき、複数枚の記録媒体を貼り合わせた時にその画像データに係る画像が得られるようにその画像データに係る画像をその複数枚の記録媒体に分割して形成するための、その複数枚の記録媒体の各々と対応する画像データを生成する画像加工手段と、上記画像取得手段が取得した画像データに付加すべき付加画像及び画像中での付加位置を取得する付加画像取得手段とを設け、上記画像加工手段に、上記付加画像取得手段が上記付加画像及び上記付加位置を取得した場合に、上記複数枚の記録媒体を貼り合わせた状態で、上記付加画像が、その貼り合わせた記録媒体全体の中で上記付加位置に該当する位置に配置されるように、上記記録媒体の枚数と、画像形成方向とに基づき、どの記録媒体と対応する画像データのどの位置に上記付加画像を付加するかを決定し、その決定に従って付加画像を付加する画像付加手段を設け、上記付加画像取得手段が、上記付加画像を一の記録媒体にのみ付加するか、全記録媒体に付加するかの設定も取得し、上記画像付加手段が、上記付加画像取得手段が上記付加画像を全記録媒体に付加する設定を取得した場合は、上記複数枚の記録媒体を貼り合わせた状態で、上記付加画像が、その貼り合わせた記録媒体の各々の中で上記付加位置に該当する位置に配置されるように、画像形成方向に基づき、各記録媒体と対応する画像データのどの位置に上記付加画像を付加するかを決定するようにしたものである。
上記構成によれば、複数枚の記録媒体を貼り合わせた時に画像データに係る画像が得られるようにその画像データに係る画像を複数枚の記録媒体に分割して形成する場合において、他の画像を付加して画像を形成しても自然な仕上がりを得られるようにすることができる。
この発明の画像処理装置及び画像処理システムの一実施形態であるMFPのハードウェア構成を示す図である。 拡大連写機能を使用して画像形成を行う場合に図1に示したMFPのCPUが実行する処理のフローチャートである。 3×3分割の場合の読取領域の設定例を示す図である。 画像データの拡大の例を示す図である。 画像付加機能を使用して画像形成を行う場合に図1に示したMFPのCPUが実行する処理のフローチャートである。 図5の各ステップにおける処理の内容を模式的に示す図である。 拡大連写設定画面の例を示す図である。 画像付加設定画面の例を示す図である。 図1に示したMFPのCPUが実行する画像形成処理の第1例を示すフローチャートである。 図9の各ステップにおける処理の内容を模式的に示す図である。 画像形成処理の第2例において、図9のステップS44乃至S47と置き換える処理のフローチャートである。 のりしろを考慮した付加位置の特定について説明するための図である。 付加画像を転写紙1枚のみに付加する設定がなされている場合の、画像形成処理の第2例による仕上がり例を示す図である。 付加画像を全転写紙に付加する設定がなされている場合の、画像形成処理の第2例による仕上がり例を示す図である。 比較例による図14と対応する仕上がり例を示す図である。 画像形成処理の第3例において、図11のステップS47及びS63で実行する処理のフローチャートである。 画像形成処理の第3例による仕上がり例を示す図である。 画像形成処理の第4例において、図9のステップS44乃至S47と置き換える処理のフローチャートである。 画像形成処理の第4例による仕上がり例を示す図である。 画像形成処理の第5例において、図16の処理と置き換える処理のフローチャートである。 画像形成処理の第5例による仕上がり例を示す図である。 画像形成処理の第5例の変形例による仕上がり例を示す図である。 画像形成処理の第6例において、図16の処理と置き換える処理のフローチャートである。 拡大倍率とフォントサイズの関係の例を示す図である。 従来の拡大連写機能について説明するための図である。 従来の画像付加機能について説明するための図である。
以下、この発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
次に、図1に、この発明の画像処理装置及び画像処理システムの一実施形態であるMFP(デジタル複合機:Multi Function Peripheral)のハードウェア構成を示す。
MFP10は、原稿の画像を読み取ってその画像データを取得する画像読取手段と、画像データに基づき転写紙をはじめとする記録媒体に画像を形成する画像形成手段とを備える。そして、コピー、プリント、スキャン、ファクシミリ通信、文書蓄積等の種々の機能を実現する画像処理装置である。記録媒体は、樹脂によるシートやフィルムであってもよい。
図1に示すように、MFP10は、ハードウェアとしてはCPU101、ROM102、RAM103、HDD(ハードディスクドライブ)104、通信I/F(インタフェース)105、操作部106、表示部107、エンジンI/F108を備え、これらをシステムバス110により接続した構成としている。また、エンジンI/F108にはエンジン部109が接続される。
そして、CPU101が、RAM103をワークエリアとしてROM102あるいはHDD104に記憶されたプログラムを実行することにより、MFP10全体を制御し、後述する拡大連写や画像付加印刷をはじめとする種々の機能を実現する。
ROM102及びHDD104は、不揮発性記憶媒体(記憶手段)であり、CPU101が実行する各種プログラムや後述する各種データを格納している。
通信I/F105は、ネットワーク等の通信路を介して他の装置と通信するためのインタフェースである。使用する通信路の規格に応じたものを設ければよい。
操作部106は、ユーザからの操作を受け付けるための操作手段である。各種ボタンやスイッチの他、タッチパネルを備え、表示部107が表示するGUI(グラフィカルユーザインタフェース)に対する操作を受け付けることができる。
表示部107は、上記GUIの他、MFP10の動作状態や設定内容、メッセージ等をユーザに提示するための提示手段であり、液晶ディスプレイやランプ等を備える。
エンジンI/F108は、エンジン部109をシステムバス110に接続し、CPU101から制御可能とするためのインタフェースである。また、エンジン部109は、上述した画像形成手段や画像読取手段等、機械的な動きを含む機能を実現するためのモジュールである。
この実施形態において特徴的な点の一つは、複数枚の記録媒体を貼り合わせた時に画像データに係る画像が得られるようにその画像データに係る画像をその複数枚の記録媒体に分割して形成する拡大連写機能と、付加画像を所望の位置に付加して画像を形成する画像付加機能とを併用した場合の、各記録媒体と対応する画像データの生成処理である。
以下、この点を中心に説明するが、その前に、拡大連写機能と画像付加機能とをそれぞれ単独で使用した場合のMFP10の動作について説明する。また、以下の例では原稿を読み取って得た画像データに基づき画像形成を行う例について説明するが、既に読み取りその他の手段で生成して保存されている画像データに基づいても同様の画像形成が可能であることはもちろんである。
まず拡大連写機能を使用して画像形成を行う場合にMFP10のCPU101が実行する処理について説明する。
図2は、この処理のフローチャートである。
MFP10のCPU101は、原稿が読み取り台に載置された状態で拡大連写機能を使用した画像形成の実行が指示されると、図2のフローチャートに示す処理を開始する。なお、拡大連写機能を使用するに当たっては、使用する転写紙のサイズ及び方向(画像をどの向きに形成するかを示す画像形成方向)と、元の画像を何枚の転写紙に分割して形成するかを示す分割数とを設定するものとする。ユーザがこれらの値のいずれかを設定しなかった場合、CPU101が自動的に所定のデフォルト値を設定する。
図2の処理において、CPU101はまず、載置された原稿のサイズ及び方向を取得する(S11)。また、設定された転写紙のサイズ、方向及び分割数を取得する(S12)。そして、原稿のサイズと転写紙のサイズ及び分割数とから、変倍率を算出する(S13)。
なお例えば、転写紙のサイズが、幅:Wcm、高さ:Hcm、のりしろ:Scm(縦横で共通)、分割数:N×Nであるとすると、N×N枚の転写紙を貼り合わせたサイズは幅:(W−S×(N−1))cm、高さ:(H−S×(N−1))cmとなる。従って、もとの原稿のサイズと、この貼り合わせたサイズとを比較して変倍率を算出すればよい。あるいは、のりしろを考慮せずに変倍率を算出してもよい。
次に、CPU101は、分割数に基づき、貼り合わせののりしろ幅も考慮して原稿上に各転写紙と対応する読取領域を設定する(S14)。
図3に、3×3分割の場合の読取領域を、左上から右に向かって1枚目、2枚目、・・・、というように設定する場合の設定例を示す。のりしろがあるため、図3に示すように、各転写紙と対応する読取領域は一部重ねて設定することになる。この重なる部分の画像は、複数枚の転写紙に形成されることになる。
図2に戻ると、次に、CPU101は、ステップS14で設定した各読取領域の原稿の画像を読み取り、得られた画像データを、図4に示すようにステップS13で算出した変倍率に従って拡大する(S15)。なおここでは、読み取りを各読取領域に対応してN×N回行ってもよいし、1回の読み取りで得た画像から、各読取領域と対応する部分をそれぞれ切り出してもよい。
また、CPU101は、原稿の方向と転写紙の方向及び分割数から、転写紙への画像の面付け方向を決定する(S16)。この処理は、原稿が縦長で、転写紙を分割数分組み合わせたサイズが横長であれば、原稿の画像を90°あるいは270°回転させて転写紙上に形成する等、回転角を決定するものである。
その後、CPU101は、ステップS16で決定した面付け方向に従って、ステップS15で得た画像データを回転して、各転写紙と対応する画像データを生成する(S17)。
図2の処理は画像データの生成までを示しているのでここで終了であるが、その後、CPU101は、制御手段として機能して、生成した画像データに基づき画像形成手段を制御し、各転写紙に画像を形成させる。以上により、複数枚貼り合わせると原稿の画像を拡大した画像が得られるように、複数枚の転写紙上に画像を形成することができる。なお、図2の処理において、CPU101は画像加工手段として機能する。
次に、画像付加機能を使用して画像形成を行う場合にMFP10のCPU101が実行する処理について説明する。
図5は、この処理のフローチャートである。また、図6に、そのフローチャートの各ステップにおける処理の内容を模式的に示す。なお、図5の処理は、原稿の画像を、使用する転写紙のサイズ及び方向に合わせて拡縮及び回転する用紙指定変倍も同時に行う場合について示している。また、画像付加機能を使用するに当たっては、原稿の画像に付加すべき付加画像及びその付加位置を設定するものとする。ユーザがこれらの値のいずれかを設定しなかった場合、CPU101が自動的に所定のデフォルト値を設定する。
図5の処理において、CPU101はまず、載置された原稿のサイズ及び方向を取得する(S21)。また、設定された転写紙のサイズ及び方向を取得する(S22)。そして、原稿のサイズと転写紙のサイズとから、変倍率を算出する(S23)。
次に、CPU101は、原稿の画像を読み取り、得られた画像データを、ステップS23で算出した変倍率に従って変倍する(S24)。そして、原稿の方向と転写紙の方向から、転写紙への画像の面付け方向を決定する(S25)。この処理は、原稿が縦長で、転写紙が横長であれば、原稿の画像を90°あるいは270°回転させて転写紙上に形成する等、回転角を決定するものである。
その後、CPU101は、ステップS25で決定した面付け方向に従って、ステップS24で得た画像データを回転して、転写紙に形成する画像の画像データを生成する(S26)。
次に、CPU101は、付加画像とその付加位置の設定を取得する(S27)。そして、ステップS25で決定した面付け方向に従って付加画像と付加位置も回転させ(S28)、ステップS26で得た回転後の画像データの、ステップS28で得た回転後の付加位置に、回転後の付加画像を付加する(S29)。この付加は、単なる上書きではなく、画素毎のOR演算等により行ってもよい。付加画像が文字列の画像である場合、文字のない部分は付加前の画像データの内容を維持するようにするとよい。
図5の処理も、画像データの生成までを示しているのでここで終了であるが、その後、CPU101は、生成した画像データに基づき画像形成手段を制御して、各転写紙に画像を形成させる。以上により、原稿を読み取って得た画像に、任意の付加画像を付加して転写紙上に画像形成することができる。
次に、MFP10が上述した拡大連写機能及び画像付加機能に関する設定を受け付けるための画面の例を示す。
図7は、拡大連写機能に関する設定を受け付けるための拡大連写設定画面の例を示す図である。
この拡大連写設定画面210は、ユーザの指示に応じて表示部107に表示される画面であり、分割数設定部211と、転写紙設定部212とを備える。
分割数設定部211は、上述した分割数を設定するための領域であり、各枚数と対応するボタンを操作することにより、分割数を択一的に設定することができる。ボタンの上の図は、画像の形成順を示す。また、図7に示したもの以外の分割数を設定できるようにしてもよい。
転写紙設定部212は、転写紙のサイズ及び向きを設定するための領域であり、MFP10が備える各給紙トレイと対応する選択肢のいずれかを、ラジオボタンにより選択することができる。手差しトレイ等を用いて、任意のサイズ及び向きを設定できるようにしてもよい。
図8は、画像付加機能に関する設定を受け付けるための画像付加設定画面の例を示す図である。
この画像付加設定画面220も、ユーザの指示に応じて表示部107に表示される画面であり、付加画像表示部221、付加位置設定部222、付加位置調整部223、付加シート設定部224を備える。
付加画像表示部221は、別画面で設定した付加画像又はその名称を表示する領域である。図8では、ユーザ名の文字列を付加すべきことが設定されている例を示している。
付加位置設定部222は、付加画像を付加する大まかな位置を、位置と対応するボタンにより設定するための領域である。図8では、右下が設定されている例を示している。
付加位置調整部223は、付加位置の用紙端からの距離を設定し、付加位置の微調整を行うための領域である。
付加シート設定部224は、付加画像を全転写紙に付加するか、1枚のみに付加するかを設定するための領域である。拡大連写機能と画像付加機能とを同時に使用する場合、全シートに付加する設定は、分割数分の転写紙の全てにおいてそれぞれ、付加位置設定部222及び付加位置調整部223で設定した付加位置に該当する位置に付加画像を付加することを意味する。また、1枚のみに付加する設定は、複数枚の転写紙を貼り合わせた場合に、画像全体の中で付加画像が付加位置設定部222及び付加位置調整部223で設定した付加位置に該当する位置に来るように、1枚の転写紙に形成する画像に付加画像を付加することを意味する。
以下、図7及び図8に示した画面での設定に従ってMFP10が実行する画像形成処理について、いくつかの例を説明する。MFP10は、以下に説明する処理のいずれかを実行するのみでもよいし、何らかの設定に従って複数の処理を切り替えて実行できるようにしてもよい。
〔画像形成処理の第1例:図9,図10〕
まず、MFP10のCPU101が実行する画像形成処理の第1例を、図9に示す。また、図10に、そのフローチャートの各ステップにおける処理の内容を模式的に示す。なお、この第1例においては、付加シート設定部224でなされる設定は考慮しない。
MFP10のCPU101は、画像形成の実行を指示されると、図9のフローチャートに示す処理を開始する。
そしてまず、拡大連写機能が設定されているか否か判断し(S41)、されていなければ、設定されているその他の機能に応じた画像の読み取り(S49)と画像データの加工(S50)を行って、その結果の画像データに基づき画像形成を実行する(S51)。この部分の処理については、詳細な説明は省略する。
一方、ステップS41で拡大連写機能が設定されていれば、CPU101は、図2に示した拡大連写画像生成処理により、各転写紙と対応する画像データを生成する(S42)。
その後、CPU101は、画像付加機能が設定されているか否か判断する(S43)。ここでNoであれば、これ以上画像データを加工する必要がないので、生成した画像データに基づき各転写紙への画像形成を実行し(S48)、処理を終了する。この場合の出力結果は、図3に示したような単なる拡大連写である。ただし、ここで考慮していない他の機能に従った加工を行うことも妨げられない。
一方、ステップS43でYesである場合、CPU101は、ステップS43以下の画像付加に関する処理に進む。そしてまず、付加画像とその付加位置の設定を取得する(S44)と共に、図2のステップS16で決定した面付け方向に従って付加画像と付加位置を回転させる(S45)。その後、CPU101は、面付け方向及び分割数から、のりしろも考慮して、原稿画像中で回転後の付加位置に該当する位置が、何枚目の転写紙のどの位置であるかを特定する(S46)。
例えば、図10の例では、付加位置の設定は右下であるが、ステップS45での回転によりこの位置は右上に変更される。用紙端からの距離も、右端からの距離が上端からの距離に、下端からの距離が右端からの距離にそれぞれ置き換えられる。そして、これらの情報から、4枚の転写紙に、図7に示したように左上、右上、左下、右下の順で画像を形成する場合、右上と対応する2枚目の転写紙の右上に付加画像を付加すべきことを特定できる。
CPU101は、ステップS46で特定した転写紙と対応する画像データ中の、ステップS46で特定した位置に、ステップS45での回転後の付加画像を付加して(S47)、画像付加に関する処理を終了する。この付加の処理は、付加位置以外は図5のステップS29の場合と同様に行うことができる。
そして、ここまでに生成した画像データに基づき各転写紙への画像形成を実行し(S48)、図9の処理を終了する。
以上の処理において、CPU101はステップS44では付加画像取得手段として機能し、ステップS45乃至S47では画像付加手段として機能する。
そして、以上の処理によれば、MFP10は、拡大連写機能に係る複数枚の転写紙を貼り合わせた状態で、その貼り合わせた転写紙全体の中で付加画像が設定された付加位置に該当する位置に配置されるように、一の転写紙と対応する画像データに付加画像を付加することができる。従って、拡大連写機能と画像付加機能を同時に使用しても自然な仕上がりの画像を得ることができる。
〔画像形成処理の第2例:図11乃至図15〕
次に、MFP10のCPU101が実行する画像形成処理の第2例について説明する。この処理は、図9のステップS44乃至S47の処理に代えて図11の処理を実行する点が第1例と異なるのみであるので、この部分についてのみ説明する。図11の処理は、付加シート設定部224でなされる設定を考慮し、全ページに付加画像を付加する場合の処理を図9の処理に追加したものである。そこで、このことに伴う図9との相違点を中心に説明する。
図11の処理において、CPU101は、ステップS45の後、付加画像を転写紙1枚のみに付加する設定がなされているか否か判断する(S61)。1枚のみの場合、以後、図9と同じ処理を行う(S46,S47)。一方、1枚のみでない場合、全シートに付加することが設定されているため、これに応じた処理を行うべくステップS62に進む。
そして、CPU101は、のりしろを考慮して、各転写紙内でステップS45での回転後の付加位置に該当する位置がどの位置であるかを特定する(S62)。
ここで、図12を用いて、のりしろを考慮した付加位置の特定について説明する。
図12に示すように、2枚の転写紙230a,230bを、転写紙230aが上になるように貼り合わせる場合を考える。実線231aが用紙230aの左端であり、破線232bが転写紙230bの右端である。ただし、破線232bで示す右端は転写紙230aに隠れて見えないので、見える範囲での転写紙230bの右端は、実線231aとなる。
一方、MFP10において、付加位置は、図8を用いて説明したように、転写紙上を大まかに区分した位置と、紙端からの距離により特定される。ここで、転写紙の右下で、右端からXmmの位置が付加位置である場合について考える。
転写紙230aについては、右端からXmmの位置を付加位置233aとすれば、転写紙230bと貼り合わせた状態でもそのままの位置に付加画像が表れる。従って、右端からXmmの位置をそのまま付加位置とすればよい。
しかし、転写紙230bについては、右端からXmmの位置を付加位置とすると、転写紙230aと貼り合わせた状態では、右側Ammが隠れてしまうため、見かけ上の紙端である実線231aからの距離は(X−A)mmしかなくなってしまう。また、X<Aであれば、付加画像の一部が転写紙230aによって覆い隠されてしまう。
図11の処理では、このような事態を防止するため、転写紙230bにおける付加位置233bを、転写紙230aと貼り合わせた状態での見かけ上の右端からXmmの位置に設定するようにしている。この位置は、実際の紙端から測ると、設定された紙端からの距離にのりしろの幅を加えた(X+A)mmの距離である。
この位置が、拡大連写に係る複数枚の転写紙を貼り合わせた場合における、転写紙230b内での付加位置に該当する位置である。図12では、図で左右方向の位置の設定について説明したが、上下方向についても同様に考えることができる。
なお、貼り合わせる際にどちらの転写紙を上にするかは、予め定めておく。さらに、下になる転写紙については、画像に線を付加する等して、貼り合わせの際に下にすべきこと及びのりしろの幅を示すようにするとよい。
図11の説明に戻る。
ステップS62の後、CPU101は、各転写紙と対応する画像データの、該転写紙についてステップS62で特定した位置に、ステップS45での回転後の付加画像を付加する(S63)。この付加の処理は、付加位置以外は図5のステップS29やステップS47の場合と同様に行うことができる。
その後、処理は図9のステップS48に進み、CPU101は、ここまでに生成した画像データに基づき各転写紙への画像形成を実行する。
以上の処理によれば、全シートへの付加画像の付加が設定されている場合に、拡大連写に係る複数枚の記録媒体を貼り合わせた状態で、付加画像が、その貼り合わせた記録媒体の各々の中で付加位置に該当する位置に配置されるように、付加画像を付加することができる。従って、拡大連写機能と画像付加機能を同時に使用しても自然な仕上がりの画像を得ることができる。
図13が、付加画像を転写紙1枚のみに付加する設定がなされている場合の仕上がり例(分割数分の画像形成済み転写紙を貼り合わせた状態の例)、図14が、付加画像を全転写紙に付加する設定がなされている場合の仕上がり例である。いずれの場合も、転写紙を貼り合わせた場合に付加画像が他の転写紙で覆われてしまうことがない、自然な仕上がりになっている。また、図14の例では、画像の形成された面から見た場合の各転写紙の見かけ上の輪郭線から一定距離に付加画像が配置され、この点でも自然な外観の仕上がりであると言える。
なお、比較例として、図15に、各転写紙において実際の用紙端から一定距離に付加画像を付加した場合の仕上がり例を示す。この場合、用紙端からの距離が短いと、転写紙を貼り合わせる際に付加画像が他の転写紙で覆われてしまう場合がある。また、各転写紙の見かけ上の輪郭線から付加画像までの距離もまちまちとなり、不自然な仕上がりとなってしまう。図11の処理を実行することにより、このような事態を防止できる。
〔画像形成処理の第3例:図16,図17〕
次に、MFP10のCPU101が実行する画像形成処理の第3例について説明する。この処理は、図11のステップS47及びS63での付加画像の付加処理として、図16に示す処理を実行する点が第2例と異なるのみであるこの部分についてのみ説明する。
図16の処理は、転写紙1枚と対応する画像データへの付加画像の付加に際し、付加画像が、付加先の画像データ中の文字等と重ならないように、付加位置を調整して付加する処理である。ステップS63のように複数枚の転写紙と対応する画像データについて付加画像の付加を行う場合、転写紙1枚毎に図16の処理を実行する。
図16の処理において、CPU101はまず、付加画像を付加する範囲の画像データが、均一な色かつ付加画像中の文字色と異なるか否か判断する(S71)。付加画像を付加する範囲とは、図11のステップS46又はS62で特定された付加位置を基点として付加画像を配置する位置である。この範囲で画像データが均一な色であれば、その範囲は背景に該当する部分であり、画像の付加に適すると考えられる。また、付加画像中の文字色と比較するのは、背景の色と文字色とが同じであると、その部分に画像を付加しても文字が認識できないと考えられるためである。
なお、付加画像に複数色が用いられている場合には、そのいずれとも異なる場合にYesとしてもよい。あるいは、多数の色が用いられている場合には、そのうち1色が背景色であっても影響が少ないため、色の比較は省略してもよい。
そして、ステップS71でYesであれば、CPU101は、現在の付加位置に付加画像を付加して問題ないと判断し、その付加を行い(S72)、元の処理に戻る。
一方、ステップS71でNoであれば、CPU101は、試行回数が所定回数に達するまで(S73)、付加位置を所定量ずつずらして(S74)、ステップS71の判定を繰り返す。すなわち、付加位置を少しずつずらしつつ、付加に適した位置を探索する。ずらす方向及び距離は、任意に定めればよい。
所定回数以内にステップS71の判断がYesになれば、CPU101はその時点の付加位置に付加画像を付加する(S72)。所定回数試行してもステップS71の判断がYesにならなければ、CPU101は、好適な付加位置はみつからなかったと判断する。そして、付加位置を当初の(図16の処理開始時の)値に戻して(S75)、その付加位置に付加画像を付加する(S72)。
以上の処理によれば、付加画像がなるべく付加先の画像において文字等と重ならないように背景となる位置に配置することできる。従って、付加画像を見やすくすることができる。
図17に、図16の処理により付加画像を付加した場合の仕上がり例を示す。図14の例と比較し、付加画像の「RICOH」の文字列を、原稿の読み取りで得た画像中の「R」の文字と重ならないように配置でき、付加画像が見やすい仕上がりとなっている。
〔画像形成処理の第4例:図18、図19〕
次に、MFP10のCPU101が実行する画像形成処理の第4例について説明する。この処理は、図9のステップS44乃至S47の処理に代えて図18の処理を実行する点が第1例及び第2例と異なるのみであるので、この部分についてのみ説明する。
また、この第4例は、画像付加機能に関する設定として、図8を用いて説明した設定の他、特定の付加画像を全転写紙に付加する強制付加の設定を行うことが可能な場合を想定している。この強制付加の設定は、画像形成を行おうとするユーザが自身で行うようにしてもよい。しかし、一般ユーザが変更できないように管理者権限でMFP10に設定したり、保存済みのファイルの属性として設定したりできるようにしたり、読み取った画像中に特定のパターンを検出した場合に設定したりすることも考えられる。
図18の処理は、強制付加の設定を考慮し、強制付加を実行する場合の処理を図11の処理にさらに追加したものである。そこで、このことに伴う図11との相違点を中心に説明する。
図18の処理において、CPU101は、ステップS45の後、強制付加の設定に関する情報を取得し、強制付加の設定がなされているか否か判断する(SA)。このステップSAの処理において、CPU101は、強制設定取得手段として機能する。
ステップSAでYesの場合、CPU101は、ステップS44で取得した付加画像を強制付加用の画像に差し替える(SB)。このとき、ステップS45で行った回転も反映させるとよい。また、付加位置についてはユーザの設定に従う。すなわち、ステップS45での回転後の付加位置をそのまま維持する。そして、全転写紙に画像を付加する場合と同様にステップS62以下の処理を実行する。
一方、ステップSAでNoであれば、ステップS61に進み、以下の処理は図11と同じである。
以上の処理によれば、強制付加の設定に応じて、特定の画像を全転写紙に付加した出力を、転写紙を貼り合わせた場合でも隠れないような仕上がりで行うことができる。強制付加は、出力物が複製であることを示したり、複製物の権利者を表示したりする場合に利用することが考えられる。このような場合に表示が隠れてしまうと不都合であるので、上記のように隠れないように付加できることは有用である。
図19に、図18の処理により付加画像を付加した場合の仕上がり例を示す。図17の例と比較し、付加画像として、強制付加用の「Seculity inji」の文字列を全転写紙に配置でき、強制付加の処理がされた出力であることを目立つように表示した仕上がりとなっている。
〔画像形成処理の第5例:図20乃至図22〕
次に、MFP10のCPU101が実行する画像形成処理の第5例について説明する。この処理は、図16の処理に代えて図20の処理を実行する点が第3例と異なるのみであるので、この部分についてのみ説明する。この第5例は、付加画像が文字列の画像であって転写紙1枚に収まらない場合に、転写紙1枚に収まるようにその文字列を途中で改行した画像を付加するものである。
図20の処理において、CPU101はまず、付加画像を付加する範囲が1枚分の転写紙のサイズ内に収まるか否か判断する(S81)。これがYesであれば、特に問題ないので、単に画像データ中の付加位置に付加画像を付加して(S82)、元の処理に戻る。
一方、ステップS81でNoであり、かつ付加画像が文字列の画像である場合(S83)、付加画像を、文字列を途中で改行したものに差し替える(S84)。改行の位置は、適当なアルゴリズムに従って自動で定めればよい。概ね均等に区切る、転写紙1枚分の幅毎に区切る、等が考えられる。単語の切れ目等を意識して改行位置を設定してもよい。
いずれにせよ、ステップS84の後は、ステップS81に戻り、ステップS81でYesとなるまで処理を繰り返す。Yesとなったら、その時点の付加画像を用いてステップS82の付加を行う。
また、ステップS83でNoの場合、改行によって付加画像を1枚の転写紙内に収めることはできないため、そのままステップS82で付加を行う。この場合、付加画像が一部切れてしまうが、やむを得ないこととする。
以上の処理によれば、付加画像が文字列の場合に複数枚の転写紙にまたがらないように付加を行うことができる。複数枚の転写紙にまたがると、貼り合わせ時に位置ずれが生じる等して不自然な外観になることもあるが、図20の処理によりこのような事態を防止できる。
図21に、図20の処理により付加画像を付加した場合の仕上がり例を示す。図21の例では、長い文字列を画像の右下に付加しようとした場合に、自動的に改行を入れて、1枚の転写紙内に収めるようにしている。
なお、付加画像が1枚の転写紙に収まらない場合に、図22に示すように、あえて2枚の転写紙に分けて形成することも考えられる。この場合、図20のステップS81でNoであれば、付加画像のうち処理中の転写紙の領域内に収まる範囲のみステップS82で付加を行い、その後、収まらなかった部分のみを付加画像として、隣接する転写紙について再度図20の処理を実行すればよい。この場合、付加位置は、図12を用いて説明したように、のりしろの分だけずらすものとする。
〔画像形成処理の第6例:図23〕
次に、MFP10のCPU101が実行する画像形成処理の第6例について説明する。この処理は、図16の処理に代えて図23の処理を実行する点が第3例と異なるのみであるので、この部分についてのみ説明する。この第6例は、付加画像が転写紙1枚に収まらない場合に、画像形成自体を中止するものである。
図23の処理において、CPU101はまず、図20の場合と同様、付加画像を付加する範囲が1枚分の転写紙のサイズ内に収まるか否か判断する(S81)。ここでYesであれば、画像データ中の付加位置に付加画像を付加して(S82)、元の処理に戻る。しかし、Noであれば、画像形成を中止してその旨をユーザに通知し(S85)、そのまま処理を終了する。
以上の処理によれば、付加画像が複数枚の転写紙にまたがってしまう場合に、画像形成自体を中止できる。付加画像が複数枚の転写紙にまたがると不都合な場合には、画像形成自体を中止してしまうことにより、無駄にサプライや時間を費やすことを防止できる。
〔変形例〕
以上で実施形態の説明を終了するが、この発明において、装置の具体的な構成、具体的な処理の手順、データの構成、拡大連写の枚数、転写紙の並び順、付加画像の内容、付加位置の定め方等は、実施形態で説明したものに限るものではない。
例えば、上述した実施形態においても多少述べたが、拡大連写機能と画像付加機能を併用する場合、画像の拡大倍率に応じて、付加画像も拡大して付加するようにしてもよい。この場合、単に画像として拡大するだけでなく、付加画像が文字列に係る画像であれば、フォントサイズの調整により実質的な拡大を行うことができる。
一例として、図24に示すように、拡大倍率とフォントサイズとを対応付けてMFP10に設定しておき、図2のステップS13で算出した拡大倍率と対応するフォントサイズを用いて文字列から付加画像を生成することが考えられる。
なお、付加画像は文字列の画像に限らず、ビットマップ等のイメージデータにより用意された画像でもよいことはもちろんである。
また、この発明を適用する対象は、画像形成装置や画像形成システムに限られず、単に画像を処理して画像形成装置や画像形成システムにおける画像形成に供する画像処理装置や画像処理システムであっても構わない。
また、上述したMFP10が備える画像処理機能を、複数の装置に分散して設け、それら複数の装置を協働させてその画像処理機能を実現させることも妨げられない。この場合、それら複数の装置が画像処理システムを構成する。
また、この発明のプログラムの実施形態は、コンピュータに所要のハードウェアを制御させて上述した実施形態におけるMFP10の機能(特に拡大連写機能及び画像付加機能)を実現させるためのプログラムである。
このようなプログラムは、はじめからコンピュータに備えるROMや他の不揮発性記憶媒体(フラッシュメモリ,EEPROM等)などに格納しておいてもよい。しかし、メモリカード、CD、DVD、ブルーレイディスク等の任意の不揮発性記録媒体に記録して提供することもできる。それらの記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータにインストールして実行させることにより、上述した各手順を実行させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部装置あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部装置からダウンロードし、コンピュータにインストールして実行させることも可能である。
また、以上説明してきた各実施形態及び変形例の構成は、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることは勿論である。
10:MFP、101:CPU、102:ROM、103:RAM、104:HDD、105:通信I/F、106:操作部、107:表示部、108:エンジンI/F、109:エンジン部、110:システムバス、210:拡大連写設定画面、211:分割数設定部、212:転写紙設定部、220:画像付加設定画面、221:付加画像表示部、222:付加位置設定部、223:付加位置調整部、224:付加シート設定部、230a,230b:転写紙、233a,233b:付加位置
特開平11−69139号公報

Claims (13)

  1. 記録媒体上に形成すべき画像の画像データを取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段が取得した画像データに基づき、複数枚の記録媒体を貼り合わせた時に該画像データに係る画像が得られるように該画像データに係る画像を該複数枚の記録媒体に分割して形成するための、該複数枚の記録媒体の各々と対応する画像データを生成する画像加工手段と、
    前記画像取得手段が取得した画像データに付加すべき付加画像及び画像中での付加位置を取得する付加画像取得手段とを備え、
    前記画像加工手段は、前記付加画像取得手段が前記付加画像及び前記付加位置を取得した場合に、前記複数枚の記録媒体を貼り合わせた状態で、前記付加画像が、該貼り合わせた記録媒体全体の中で前記付加位置に該当する位置に配置されるように、前記記録媒体の枚数と、画像形成方向とに基づき、どの記録媒体と対応する画像データのどの位置に前記付加画像を付加するかを決定し、その決定に従って付加画像を付加する画像付加手段を備え
    前記付加画像取得手段は、前記付加画像を一の記録媒体にのみ付加するか、全記録媒体に付加するかの設定も取得し、
    前記画像付加手段は、前記付加画像取得手段が前記付加画像を全記録媒体に付加する設定を取得した場合は、前記複数枚の記録媒体を貼り合わせた状態で、前記付加画像が、該貼り合わせた記録媒体の各々の中で前記付加位置に該当する位置に配置されるように、画像形成方向に基づき、各記録媒体と対応する画像データのどの位置に前記付加画像を付加するかを決定することを特徴とする画像処理システム。
  2. 請求項1に記載の画像処理システムであって、
    前記画像付加手段は、前記決定した記録媒体において、貼り合わせ時にのりしろとなる領域を避けて、前記付加画像を付加することを特徴とする画像処理システム。
  3. 請求項1又は2に記載の画像処理システムであって、
    特定の付加画像を全記録媒体に付加することを強制する強制付加の設定を取得する強制設定取得手段を備え、
    前記強制設定取得手段が前記強制付加の設定を取得した場合には、前記画像付加手段は、前記付加画像取得手段が取得した設定に関わらず、前記複数枚の記録媒体を貼り合わせた状態で、前記特定の付加画像が、該貼り合わせた記録媒体の各々の中で前記付加位置に該当する位置に配置されるように、画像形成方向に基づき、各記録媒体と対応する画像データのどの位置に前記付加画像を付加するかを決定することを特徴とする画像処理システム。
  4. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の画像処理システムであって、
    前記画像加工手段は、前記付加画像が文字列の画像であって、該付加画像が前記記録媒体1枚に収まらないと判断した場合に、該付加画像を、前記文字列を前記記録媒体1枚に収まるように途中で改行した文字列の画像として、前記付加を行うことを特徴とする画像処理システム。
  5. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の画像処理システムであって、
    前記画像加工手段は、前記付加画像が前記記録媒体1枚に収まらないと判断した場合に、前記画像取得手段が取得した画像データに基づく画像形成を中止すべき旨の情報を生成することを特徴とする画像処理システム。
  6. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の画像処理システムであって、
    前記画像加工手段が生成し、前記画像付加手段が前記付加画像を付加した画像データに基づき記録媒体に画像を形成する画像形成手段を備えることを特徴とする画像処理システム。
  7. 一のコンピュータを、あるいは複数のコンピュータを協働させて、
    記録媒体上に形成すべき画像の画像データを取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段が取得した画像データに基づき、複数枚の記録媒体を貼り合わせた時に該画像データに係る画像が得られるように該画像データに係る画像を該複数枚の記録媒体に分割して形成するための、該複数枚の記録媒体の各々と対応する画像データを生成する画像加工手段と、
    前記画像取得手段が取得した画像データに付加すべき付加画像及び画像中での付加位置を取得する付加画像取得手段として機能させるためのプログラムであって
    前記画像加工手段は、前記付加画像取得手段が前記付加画像及び前記付加位置を取得した場合に、前記複数枚の記録媒体を貼り合わせた状態で、前記付加画像が、該貼り合わせた記録媒体全体の中で前記付加位置に該当する位置に配置されるように、前記記録媒体の枚数と、画像形成方向とに基づき、どの記録媒体と対応する画像データのどの位置に前記付加画像を付加するかを決定し、その決定に従って付加画像を付加する画像付加手段を備え、
    前記付加画像取得手段は、前記付加画像を一の記録媒体にのみ付加するか、全記録媒体に付加するかの設定も取得し、
    前記画像付加手段は、前記付加画像取得手段が前記付加画像を全記録媒体に付加する設定を取得した場合は、前記複数枚の記録媒体を貼り合わせた状態で、前記付加画像が、該貼り合わせた記録媒体の各々の中で前記付加位置に該当する位置に配置されるように、画像形成方向に基づき、各記録媒体と対応する画像データのどの位置に前記付加画像を付加するかを決定することを特徴とするプログラム。
  8. 請求項に記載のプログラムであって、
    前記画像付加手段は、前記決定した記録媒体において、貼り合わせ時にのりしろとなる領域を避けて、前記付加画像を付加することを特徴とするプログラム。
  9. 請求項7又は8に記載のプログラムであって、
    前記一のコンピュータを、あるいは前記複数のコンピュータを協働させて、
    特定の付加画像を全記録媒体に付加することを強制する強制付加の設定を取得する強制設定取得手段として機能させるためのプログラムをさらに備え、
    前記強制設定取得手段が前記強制付加の設定を取得した場合には、前記画像付加手段は、前記付加画像取得手段が取得した設定に関わらず、前記複数枚の記録媒体を貼り合わせた状態で、前記特定の付加画像が、該貼り合わせた記録媒体の各々の中で前記付加位置に該当する位置に配置されるように、画像形成方向に基づき、各記録媒体と対応する画像データのどの位置に前記付加画像を付加するかを決定することを特徴とするプログラム。
  10. 請求項7乃至9のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記画像加工手段は、前記付加画像が文字列の画像であって、該付加画像が前記記録媒体1枚に収まらないと判断した場合に、該付加画像を、前記文字列を前記記録媒体1枚に収まるように途中で改行した文字列の画像として、前記付加を行うことを特徴とするプログラム。
  11. 請求項7乃至9のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記画像加工手段は、前記付加画像が前記記録媒体1枚に収まらないと判断した場合に、前記画像取得手段が取得した画像データに基づく画像形成を中止すべき旨の情報を生成することを特徴とするプログラム。
  12. 請求項7乃至11のいずれか一項に記載のプログラムであって、
    前記一のコンピュータを、あるいは前記複数のコンピュータを協働させて、
    前記画像加工手段が生成し、前記画像付加手段が前記付加画像を付加した画像データに基づき画像形成手段を制御して記録媒体に画像を形成させる制御手段として機能させるためのプログラムをさらに含むことを特徴とするプログラム。
  13. 記録媒体上に形成すべき画像の画像データを取得する画像取得手段と、
    前記画像取得手段が取得した画像データに基づき、複数枚の記録媒体を貼り合わせた時に該画像データに係る画像が得られるように該画像データに係る画像を該複数枚の記録媒体に分割して形成するための、該複数枚の記録媒体の各々と対応する画像データを生成する画像加工手段と、
    前記画像取得手段が取得した画像データに付加すべき付加画像及び画像中での付加位置を取得する付加画像取得手段とを備え、
    前記画像加工手段は、前記付加画像取得手段が前記付加画像及び前記付加位置を取得した場合に、前記複数枚の記録媒体を貼り合わせた状態で、前記付加画像が、該貼り合わせた記録媒体全体の中で前記付加位置に配置されるように、前記記録媒体の枚数と、画像形成方向とに基づき、どの記録媒体と対応する画像データのどの位置に前記付加画像を付加するかを決定し、その決定に従って付加画像を付加する画像付加手段を備え
    前記付加画像取得手段は、前記付加画像を一の記録媒体にのみ付加するか、全記録媒体に付加するかの設定も取得し、
    前記画像付加手段は、前記付加画像取得手段が前記付加画像を全記録媒体に付加する設定を取得した場合は、前記複数枚の記録媒体を貼り合わせた状態で、前記付加画像が、該貼り合わせた記録媒体の各々の中で前記付加位置に該当する位置に配置されるように、画像形成方向に基づき、各記録媒体と対応する画像データのどの位置に前記付加画像を付加するかを決定することを特徴とする画像処理装置。
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