JP2003269603A - ロックアップクラッチの制御方法 - Google Patents

ロックアップクラッチの制御方法

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JP2003269603A JP2002068443A JP2002068443A JP2003269603A JP 2003269603 A JP2003269603 A JP 2003269603A JP 2002068443 A JP2002068443 A JP 2002068443A JP 2002068443 A JP2002068443 A JP 2002068443A JP 2003269603 A JP2003269603 A JP 2003269603A
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算寿 恒川
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    • Y10T74/19149Gearing with fluid drive
    • Y10T74/19158Gearing with fluid drive with one or more controllers for gearing, fluid drive, or clutch

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不感帯による応答性の悪化を抑えるとともに
係合ショックができるだけ生じないようなロックアップ
クラッチの制御方法を提供すること。 【解決手段】 供給される流体圧のプリチャージにより
ピストン29の不感帯を消尽させ、プリチャージの後に
更なる流体圧の供給によりピストン29の押付力を増大
させてトルクコンバータ20内のポンプ羽根車21とタ
ービン羽根車22とのスリップ回転数ΔNを制御するロ
ックアップクラッチの制御方法であって、自動変速機3
0の変速段がニュートラル状態で、且つ車速SPDが実
質的にゼロのときに、プリチャージを行う時間TSET
を設定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は流体式動力伝達機構
のポンプ羽根車とタービン羽根車とのスリップ回転数を
制御するロックアップクラッチの制御方法に関するもの
であり、特に、プリチャージを行う時間の設定に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に知られているトルクコンバータ
に設けられるロックアップクラッチでは、供給される流
体圧を制御してピストンの押圧力を制御することでポン
プ羽根車とタービン羽根車とのロックアップ制御或いは
スリップ制御を行っている。ここで、ピストンの不感帯
(ロスストローク)により、流体圧が供給されてから実
際にロックアップクラッチの摩擦プレートが作動してポ
ンプ羽根車とタービン羽根車とが係合し始めるまでには
時間のずれが発生する。この時間のずれが長くなるとロ
ックアップ制御或いはスリップ制御に至るまでの応答性
が悪化してしまい、好ましくない。そこで、このような
不感帯の影響を抑えるため、通常はプリチャージ中にお
ける流体圧の供給速度を増大させてピストンを素早く作
動させている。しかしながら、ロックアップクラッチの
摩耗や経時変化等によりピストンの不感帯の大きさが変
化するので、設定されていたプリチャージの時間が適合
しなくなって、ロックアップクラッチの係合時にショッ
クが生じてしまう場合があり、これもまた好ましくな
い。
【0003】このような問題を鑑みて、特開平5−29
6337号に開示される技術がある。この公報には、ロ
ックアップクラッチの係合ショックを生じない範囲内で
ピストンのロスストローク時間を最大限短くするため
に、自動変速機の出力軸トルクを検出するトルクセンサ
をトルクコンバータ及びロックアップクラッチを並列配
置した系に設置し、このトルクセンサの出力信号を用い
て、プリチャージによるピストンの作動結果が所定の要
求に一致するようにプリチャージの初期圧波形と後期圧
波形の波形バランスを修正する技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記公報
に開示される技術では、自動変速機の出力軸トルクを用
いてプリチャージの波形バランスを修正しているので、
波形バランスの修正時において、一度はロックアップク
ラッチが急激に係合される状況が発生してしまう。そし
て、このときにロックアップクラッチの係合ショックが
生じてしまうことが考えられる。
【0005】そこで本発明は、上記問題点を解決すべく
ロックアップクラッチの不感帯による応答性の悪化を抑
えるとともにロックアップクラッチの係合ショックがで
きるだけ生じないようなロックアップクラッチの制御方
法を提供することを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1は、供給される流体圧のプリチャージにより
ピストンの不感帯を消尽させ、前記プリチャージの後に
更なる流体圧の供給によりピストンの押付力を増大させ
てトルクコンバータ内のポンプ羽根車とタービン羽根車
とのスリップ回転数を制御するロックアップクラッチの
制御方法であって、自動変速機の変速段がニュートラル
状態で、且つ車速が実質的にゼロのときに、前記プリチ
ャージを行う時間を設定するようにした。
【0007】ここで、本発明におけるスリップ回転数と
は、ポンプ羽根車の回転数とタービン羽根車の回転数と
の差で示される回転数のことである。また、ロックアッ
プクラッチは、車両の運転状態に応じて非ロックアップ
領域(非係合となる領域)、ロックアップオン領域(完
全係合する領域)及びスリップ領域(ポンプ羽根車とタ
ービン羽根車とが相対回転しながら係合する領域)の3
つの領域に応じてスリップ回転数がそれぞれ設定され
る。ロックアップオン領域にあるときのスリップ回転数
は略0 (ポンプ羽根車とタービン羽根車の回転速度が
略同一)に設定される。ロックアップクラッチがスリッ
プ領域にあるときのスリップ回転数は車両の燃費を向上
させながらエンジンの振動を吸収する程度のスリップ回
転数に設定される。
【0008】請求項1によると、プリチャージ時間の設
定は自動変速機の変速段がニュートラル状態のときに行
われるので、プリチャージ時間の設定時にロックアップ
クラッチが急激に係合するような場合があったとして
も、自動変速機の出力軸には係合ショックが伝達され
ず、車両にも係合ショックによる影響が伝達されない。
【0009】請求項2から請求項4の発明は、請求項1
のプリチャージ時間の設定を具体的に説明したものであ
る。
【0010】請求項2は、請求項1において、流体圧の
プリチャージを開始してから前記スリップ回転数が所定
値以下になるまでの所要時間に基づいて、プリチャージ
を行う時間を設定するようにしたことである。
【0011】請求項3は、請求項1において、前記ロッ
クアップクラッチが非作動時の前記スリップ回転数と前
記ロックアップクラッチが作動時の前記スリップ回転数
との差が所定値以上になるまでの所要時間に基づいて、
プリチャージを行う時間を設定するようにしたことであ
る。
【0012】請求項4は、請求項1において、流体圧の
プリチャージを開始してから前記タービン羽根車の回転
数が上昇し始めるまでの所要時間に基づいて、プリチャ
ージを行う時間を設定するようにしたことである。
【0013】請求項2から請求項4によると、検出信号
としてはポンプ羽根車及びタービン羽根車の回転数、或
いはタービン羽根車の回転数のみであるので、ロックア
ップクラッチの制御に要する検出信号、検出のためのセ
ンサが最小限に抑えられるので、好適である。
【0014】なお、請求項2から請求項4に記載される
所定値とは、それぞれ異なるパラメータにおける所定の
値を示しており、実際の数値としてはそれぞれの所定値
が同一の値となるとは限らない。
【0015】請求項5の発明は、請求項2から請求項4
におけるプリチャージを行う時間の設定を具体的に示し
たものであり、前記所要時間から微少時間を差し引いた
時間を、プリチャージを行う時間として設定するように
したことである。
【0016】これは、請求項2から請求項4の所要時間
が、ロックアップクラッチが係合し始めた時点を示して
いる場合において、請求項5のように所要時間から微少
時間を差し引くことで、プリチャージによるロックアッ
プクラッチの係合ショックを回避できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態を説明する。図1は第1の実施形態における
ロックアップクラッチの制御方法を実行する自動変速機
を車両に搭載したときの概略図である。この車両は、エ
ンジン10と、ロックアップクラッチ付トルクコンバー
タ20と、複数組の遊星歯車ユニットなどから構成され
た自動変速機30と、自動変速機30に供給する油圧を
制御する油圧制御回路40と、油圧制御回路40に制御
指示信号を与える電気制御装置50とを備え、アクセル
ペダル11の踏込みによって増減されるエンジン10の
動力をトルクコンバータ20、自動変速機30、及び図
示しないディファレンシャルを介して駆動輪へ伝達する
ように構成されている。
【0018】トルクコンバータ20は、図2に示したよ
うに、流体式動力伝達機構20Aと、流体式動力伝達機
構20Aと並列に連結されたロックアップクラッチ20
Bとから成る。流体式動力伝達機構20Aは、エンジン
10のクランク軸12に対しトルクコンバータ20のフ
ロントカバー等を含む連結部材13を介して連結された
ポンプ羽根車21と、自動変速機30の入力軸31に固
定されるとともにポンプ羽根車21からの油を受けて回
転するタービン羽根車22と、一方向クラッチ23を介
してハウジング24に固定されるステータ羽根車25と
から構成されている。トルクコンバータ20側からみる
と、連結部材13はエンジン10の出力軸(即ちエンジ
ンのクランク軸12)と一体的に回転するように連結さ
れたポンプ羽根車21を、自動変速機30の入力軸31
は車両の駆動輪と一体的に回転するように連結されたタ
ービン羽根車22をそれぞれ構成している。
【0019】ロックアップクラッチ20Bは、図2に示
したように、軸方向に移動可能に保持され両面に摩擦材
が設けられたリング状の摩擦プレート26と、摩擦プレ
ート26の径方向内側に固定されたリング状のドライブ
プレート27と、摩擦プレート26に対向するように連
結部材13と一体的に構成されたクラッチ対向部13a
と、自動変速機30の入力軸31と一体的に回転するよ
うに入力軸31に固定された第1ドリブンプレート28
aと、リベットRにより第1ドリブンプレート28aに
固定されたリング状の第2ドリブンプレート28bと、
軸方向に移動可能であって摩擦プレート26をクラッチ
対向部13aに押圧するためのピストン29と、ドライ
ブプレート27と両ドリブンプレート28a、28bと
の間のトルク変動を緩衝する複数のコイルスプリングS
とから構成される。
【0020】コイルスプリングSは、振動を吸収するダ
ンパ機構を構成するものであって、第1、第2ドリブン
プレート28a、28bの適宜箇所に円周方向に沿って
形成された長孔内に保持され、ドライブプレート27
(摩擦プレート26)と第1ドリブンプレート28a
(第2ドリブンプレート28b)との間に捩じれ角が発
生したとき、ドライブプレート27と第1ドリブンプレ
ート28aの間に弾発力が付与される。
【0021】ピストン29は、同ピストン29と連結部
材13とにより画定される係合側油室R1内の油圧が摩
擦プレート26とクラッチ対向部13aと第1ドリブン
プレート28a等とにより画定される解放側油室R2内
の油圧よりも高められたとき、摩擦プレート26をクラ
ッチ対向部13aに向けて押圧し、摩擦プレート26を
クラッチ対向部13aに係合させるようになっている。
これに対し、ピストン29は、係合側油室R1よりも解
放側油室R2内の油圧が高められたとき、摩擦プレート
26をクラッチ対向部13aから離間させ、摩擦プレー
ト26とクラッチ対向部13aとを非係合とするように
なっている。
【0022】自動変速機30は、入力軸31と、車両の
駆動輪とディファレンシャル等を介して駆動輪に連結さ
れた出力軸32とを備え、複数の油圧式摩擦係合装置の
係合・非係合の組合せに応じて複数の前進ギア段及び後
進ギア段の1つを選択的に成立させ、選択されたギア段
を介して入力軸31と出力軸32とを回転させる周知の
有段式遊星歯車装置として構成されている。
【0023】油圧制御回路40は、電気制御装置50か
らの信号によりON−OFF駆動される第1電磁弁41
及び第2電磁弁42を備えており、これら電磁弁のON
−OFF作動の組合せにより遊星歯車装置の油圧式摩擦
係合装置を選択的に作動させるように構成されている。
【0024】また、油圧制御回路40は、摩擦プレート
26の係合及び解放(非係合)を制御するために前述の
係合側油室R1及び解放側油室R2に供給される油圧P
on、Poffを調整するための第3電磁弁43を備え
ている。第3電磁弁43は、電気制御回路50からの信
号により電流値が制御されるリニアソレノイド駆動型の
電磁弁であり、切替弁(図示省略)に信号圧を与えるこ
とにより調圧弁(図示省略)によって調圧されたライン
圧を制御し、この制御された油圧を係合側油室R1に供
給するようになっている。更に、油圧制御回路40は、
第3電磁弁43が制御されているとき解放側油室R2に
一定油圧を供給し、第3電磁弁43が制御されていない
ときには解放側油室R2にドレン圧を供給するようにな
っている。なお、係合側油室R1内の油圧と解放側油室
R2内の油圧との差圧が摩擦プレート26の係合圧とな
る。
【0025】電子制御装置50は、CPU51、ROM
52、RAM53及びインターフェース54、55等か
ら成るマイクロコンピュータであって、アクセルペダル
11の開度を検出するアクセル開度センサ61、エンジ
ン10の回転速度を検出するエンジン回転速度センサ6
2、自動変速機30の入力軸31の回転速度を検出する
入力軸回転速度センサ63、及び自動変速機30の出力
軸32の回転速度を検出する出力軸回転速度センサ64
と接続されていて、これらのセンサからアクセル開度A
pを表す信号、エンジン回転速度Ne(ポンプ羽根車2
1の回転速度に相当)を表す信号、入力軸回転速度Ni
(タービン羽根車22の回転速度に相当)を表す信号、
及び出力軸回転速度Noを表す信号がそれぞれ供給され
るようになっている。
【0026】電子制御装置50のCPU51は、RAM
53の記憶機能を利用しつつROM52に記憶されたプ
ログラムに従って各種入力信号を処理し、自動変速機3
0の変速制御、摩擦プレート26の係合制御及びプリチ
ャージ時間の設定の制御を実行するものであり、インタ
ーフェース55を介して各電磁弁41〜43を駆動制御
する。つまり、本発明の主旨であるプリチャージを行う
時間の設定に係る制御は、電子制御装置50にて実行さ
れる。
【0027】自動変速機30の変速制御について説明す
る。CPU51は予めROM52に記憶された複数の変
速線図(図示せず)から実際の変速段に対応した変速線
図を選択し、この選択した変速線図を用いて、出力軸回
転速度Noから演算された車速SPDとアクセル開度A
pとに基づいて変速段を決定する。そして、この変速段
が得られるように第1及び第2電磁弁41、42を駆動
して、自動変速機30の変速制御が行なわれる。
【0028】ロックアップクラッチ20Bの制御につい
て説明する。CPU51は、アクセル開度Apと車速S
PDから車両の運転状態が図3のロックアップオン領域
にあるか否かを判定する。ロックアップオン領域は、摩
擦プレート26がクラッチ対向部13aと完全係合し
て、ポンプ羽根車21とタービン羽根車22の回転速度
が等しくなる状態を成立する領域である。また、スリッ
プ領域は、流体式動力伝達機構による動力伝達の損失を
なくしながらエンジン10の低回転時における振動を吸
収するために、完全係合より多少係合圧が小さい状態で
摩擦プレート26をクラッチ対向部13aと係合して、
タービン羽根車21がポンプ羽根車22の回転速度に対
して多少のスリップ回転数(本実施の形態では50rp
m)をもって回転する状態を成立する領域である。
【0029】車両の運転状態がロックアップオン領域及
びスリップ領域のいずれの領域でもない場合には、第3
電磁弁43に駆動指令信号を出力して係合側油室R1内
の油圧Ponをドレン圧にするとともに、解放側油室R
2の油圧Poffをライン圧に近い高圧に制御する。即
ち、摩擦プレート26の係合圧を0とし、ロックアップ
クラッチ20Bを非係合状態とする。
【0030】一方、車両の運転状態がロックアップオン
領域にある場合には、エンジン回転速度Neと入力軸回
転速度Niとが等しくなるように係合圧を制御する。車
両の運転状態が図3のスリップ領域にある場合には、エ
ンジン回転速度Ne と入力軸回転速度Niとの差の絶
対値が50rpm未満となるように係合圧を制御する。
【0031】これらの係合圧の制御に際して、ピストン
の不感帯の影響を抑えるため、プリチャージ中における
流体圧の供給速度を増大させてピストンを素早く作動さ
せている。そして、プリチャージが終了して摩擦プレー
ト26がクラッチ対向部13aと係合し始めると、エン
ジン回転速度Neと入力軸回転速度Niとの差が所望の
値となるように、第3電磁弁43に駆動指令信号を出力
して係合側油室R1内の油圧Ponと解放側油室R2内
の油圧Poffとの差圧をフィードバック制御して、係
合ショックを抑えながら徐々に係合圧を上昇させてい
く。
【0032】その後、上述した制御が繰り返し行なわれ
ることにより、摩擦プレート26はロックアップ状態或
いはスリップ状態となり、係合側油室R1及び解放側油
室R2内の油圧Pon、Poffをその状態を維持する
ことによって係合圧を保持する。
【0033】次に、本発明の主旨であるプリチャージ時
間の設定に係る制御について、図4に示すフローチャー
トを用いて説明する。図4のフローチャートは請求項2
及び請求項5を具体的に説明したものである。本発明に
おけるプリチャージ時間とは、車両の状態が図3のロッ
クアップオン領域或いはスリップ領域に移行してロック
アップクラッチ20Bの係合圧の制御が開始されてか
ら、上述したフィードバック制御により係合圧の制御を
開始するまでの時間である。
【0034】CPU51は図4のフローチャートにて示
されたルーチンの処理を所定時間の経過毎にステップ1
00から開始する。そして、CPU51はステップ10
1にて車速がV1以下であるか否かを判断する。V1は
0に近い小さな車速であり、車速がV1のときには車両
が実質的に停止していると判定される程度の車速に設定
されている。ステップ101で車速がV1より大きいと
判定された場合は、車両の安全性等を考慮して、プリチ
ャージ時間の設定を行わずに本ルーチンを一旦終了す
る。
【0035】ステップ101で車速がV1以下であると
判定されるとステップ102に進み、自動変速機30の
変速段がニュートラル状態であるか否かを判断する。変
速段がニュートラル状態でない、つまり変速段が前進
段、後進段或いはパーキング状態のときには、タービン
羽根車22に伝達される動力が出力軸32に伝わる状態
である。この状態でロックアップクラッチ20Bを係合
させると車両に係合ショックが伝達されてしまうため、
ステップ102で変速段がニュートラル状態でないと判
定されると、プリチャージ時間の設定を行わずに本ルー
チンを一旦終了する。
【0036】ステップ102で変速段がニュートラル状
態であると判断されるとステップ103に進み、ポンプ
羽根車21とタービン羽根車22とのスリップ回転数Δ
Nが第1所定回転数N1(40rpm)以上であるか否
かを判定する。ステップ103にてスリップ回転数ΔN
が第1所定回転数N1より小さいと判定された場合に
は、プリチャージ時間の設定が正確に行えない可能性が
あるとして、プリチャージ時間の設定を行わずに本ルー
チンを一旦終了する。
【0037】ステップ103でスリップ回転数ΔNが第
1所定回転数N1以上であると判定されると、ステップ
104に進んでプリチャージ圧を係合側油室R1に供給
する。このプリチャージ圧は、ピストン29の不感帯を
短縮化するため、ライン圧に近い高圧に設定される流体
圧である。次にステップ105にてプリチャージ圧の供
給開始からの時間を計測すべくタイマをスタートする。
そして、ステップ106に進んでタイマ値Tが所定時間
を超えていないか判定する。タイマ値Tが所定時間
を超えていると判定された場合には、ピストン29
が正常に作動していないとして、プリチャージ時間の設
定を行わずに本ルーチンを一旦終了する。
【0038】ステップ106でタイマ値Tが所定時間T
を超えていなければステップ107に進み、ポンプ羽
根車21とタービン羽根車22とのスリップ回転数ΔN
が第2所定回転数N2(10rpm)以下であるか否か
を判定する。第2所定回転数N2は、ピストン29がス
トロークすることで不感帯が消尽され、ピストン29の
押圧力によってロックアップクラッチ20Bが係合し始
めるとき、つまりスリップ制御が開始可能となったとき
の回転数であり、実験的に求められた値を基に予め設定
されている回転数であって、請求項2における所定値に
相当するものである。
【0039】ステップ107でスリップ回転数ΔNが第
2所定回転数N2以下に達したと判定されると、ステッ
プ108に進んでその時点でのタイマ値T、つまりステ
ップ105でタイマをスタートさせてからステップ10
8に進むまでに要した時間をRAM53内に一旦記憶さ
せる。なお、このタイマ値Tは請求項2の所要時間に相
当するものである。そして、ステップ109で、ステッ
プ108で記憶したタイマ値Tから微少時間t(タイマ
値Tに比べて非常に短い時間)を差し引いた時間を、プ
リチャージ時間TSETとしてRAM53内に記憶す
る。ここで、仮にステップ108で記憶したタイマ値T
をそのままプリチャージ時間TSETに設定すると、プ
リチャージの終了時にロックアップクラッチ20Bの係
合ショックが生じてしまう。そこで、ステップ109を
実行することでタイマ値Tから微少時間tを差し引い
て、係合ショックが生じる直前でプリチャージが終了す
るようにプリチャージ時間TSETを設定している。ス
リップ回転数ΔNが第2所定回転数N2より大きい場合
には、ステップ106でタイマ値Tが所定時間Tを超
えない範囲内において、スリップ回転数ΔNが第2所定
回転数N2以下に達するまで、ステップ104からステ
ップ106が繰り返し実行される。
【0040】このようにして設定されたプリチャ−ジ時
間TSETは、次回のロックアップクラッチ20Bのロ
ックアップ制御或いはスリップ制御を行うときから採用
される。なお、本実施の形態では、上述したプリチャー
ジ時間TSETの設定に係る制御を実行するタイミング
については特に限定しておらず、所定時間の経過毎とし
ているが、例えば、エンジン10の始動直後、エンジン
10の停止直後、或いは車両が一定距離を走行した時点
等、どのようなタイミングで行っても良い。
【0041】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。第2の実施形態は、上述した第1の実施形態に
対してプリチャージ時間の設定に係る制御が異なるだけ
で、それ以外の構成に関しては第1の実施形態と同一で
ある。したがって、第1の実施形態と同一である構成及
び制御に関しては説明を省略する。
【0042】第2の実施形態におけるプリチャージ時間
の設定に係る制御について、図5のフローチャートを用
いて説明する。図5のフローチャートは請求項3及び請
求項5を具体的に説明したものである。図5において、
ステップ200からステップ203は図4のステップ1
00からステップ103と同一のステップを示してお
り、更に、ステップ209とステップ210とは図4の
ステップ108とステップ109と同一のステップを示
しているので、説明を省略する。
【0043】ステップ203でスリップ回転数ΔNが第
1所定回転数N1以上と判定された場合にはステップ2
04に進み、プリチャージ圧が供給される前、つまりピ
ストン29が作動する前におけるスリップ回転数ΔN
OFFをRAM53に記憶する。その後、ステップ20
5に進んでプリチャージ圧を係合側油室R1に供給す
る。このプリチャージ圧は、ピストン29の不感帯を短
縮化するため、ライン圧に近い高圧に設定される流体圧
である。次に、ステップ206に進んでプリチャージ圧
の供給開始からの時間を計測すべくタイマをスタートす
る。ステップ207に進んでタイマ値Tが所定時間T
を超えていないか判定する。タイマ値Tが所定時間T
を超えていると判定された場合には、ピストン29が正
常に作動していないとして、プリチャージ時間の設定を
行わずに本ルーチンを一旦終了する。
【0044】ステップ207でタイマ値Tが所定時間T
を超えていなければステップ208に進み、スリップ
回転数ΔNOFFからプリチャージ開始後、つまりピス
トン29の作動後におけるその時点でのスリップ回転数
ΔNを差し引いた値が第3所定回転数N3(30rp
m)以上であるか否かを判定する。第3所定回転数N3
は、ピストン29が作動する前のスリップ回転数ΔN
OFFから、ピストン29がストロークして不感帯が消
尽されロックアップクラッチ20Bが係合し始めると
き、つまりスリップ制御が開始可能となったときのスリ
ップ回転数を差し引いた回転数であり、実験的に求めら
れた値を基に予め設定されている回転数であって、請求
項3における所定値に相当するものである。
【0045】ステップ208でスリップ回転数の差ΔN
OFF−ΔNが第3所定回転数N3以上に達したと判
定されると、ステップ209、ステップ210へと進ん
で第1の実施形態と同様にプリチャージ時間TSET
設定する。スリップ回転数の差ΔNOFF−ΔNが第
3所定回転数N3より小さい場合には、ステップ207
でタイマ値Tが所定時間Tを超えない範囲内におい
て、スリップ回転数の差ΔNOFF−ΔNが第3所定
回転数N3以上に達するまで、ステップ205からステ
ップ207が繰り返し実行される。なお、ステップ20
9で記憶されるタイマ値Tが請求項3における所要時間
に相当する。
【0046】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。第3の実施形態は、第2の実施形態と同様に、
上述した第1の実施形態に対してプリチャージ時間の設
定に係る制御が異なるだけで、それ以外の構成に関して
は第1の実施形態と同一である。したがって、第1の実
施形態と同一である構成及び制御に関しては説明を省略
する。
【0047】第3の実施形態におけるプリチャージ時間
の設定に係る制御について、図6のフローチャートを用
いて説明する。図6のフローチャートは請求項4及び請
求項5を具体的に説明したものである。図6において、
ステップ300からステップ306は図4のステップ1
00からステップ106と同一のステップを示してお
り、更に、ステップ308とステップ309とは図4の
ステップ108とステップ109と同一のステップを示
しているので、説明を省略する。
【0048】ステップ306でタイマ値Tが所定時間T
を超えていなければステップ307に進み、今回のプ
リチャージ圧の供給時におけるタービン回転数Niから
前回のプリチャージ圧の供給時におけるタービン回転数
Niを差し引いた回転数ΔNiが第4所定回転数N4
(10rpm)以上か否かを判定する。これは、プリチ
ャージ圧が供給されてからポンプ羽根車21とタービン
羽根車22とが係合し始める前までは、今回のタービン
回転数Niと前回のタービン回転数Niとは略同じ回転
数であるが、ポンプ羽根車21とタービン羽根車22と
が係合し始めるとタービン回転数Niはポンプ回転数N
eに伴って急激に上昇するという現象を利用したもので
あり、第4所定回転数N4は、係合し始めるときのター
ビン回転数Niの上昇量を実験的に求め、予め設定され
ている回転数であって、請求項4における所定値に相当
するものである。
【0049】ステップ307で今回と前回のタービン回
転数Niの差ΔNiが第4所定回転数N4以上に達した
と判定されると、ステップ308、ステップ309へと
進んで第1の実施形態と同様にプリチャージ時間T
SETを設定する。タービン回転数の差ΔNiが第4所
定回転数N4より小さい場合には、ステップ306でタ
イマ値Tが所定時間Tを超えない範囲内において、タ
ービン回転数の差ΔNiが第4所定回転数N4以上にな
るまで、ステップ304からステップ306が繰り返し
実行される。なお、ステップ308で記憶されるタイマ
値Tが請求項4における所要時間に相当する。
【0050】以上、本発明の実施の形態によると、プリ
チャージ時間の設定を、自動変速機30の変速段がニュ
ートラル状態のときに行うので、プリチャージ時間の設
定時にロックアップクラッチ20Bが急激に係合するよ
うな場合があったとしても、自動変速機30の出力軸3
2には係合ショックが伝達されず、車両にも係合ショッ
クによる影響が伝達されない。また、通常のロックアッ
プ制御やスリップ制御時には、適切に設定されたプリチ
ャージ時間に基づいて、素早くプリチャージが行われる
とともにロックアップクラッチ20Bの係合ショックも
抑えられるので、運転者は係合ショックによる不快感を
感じることがなく、好適である。
【0051】
【発明の効果】本発明によると、プリチャージ時間の設
定時にロックアップクラッチが急激に係合するような場
合があったとしても、自動変速機の出力軸には係合ショ
ックが伝達されないので、車両にも係合ショックによる
影響が伝達されなくなり、好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態におけるロックアップクラッチの
制御方法を実行する自動変速機を車両に搭載したときの
概略図である。
【図2】図1に示したロックアップクラッチ付トルクコ
ンバータの断面図である。
【図3】車両の運転状態とロックアップクラッチの各領
域を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施形態におけるプリチャージ
時間の設定に係る制御を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態におけるプリチャージ
時間の設定に係る制御を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第3の実施形態におけるプリチャージ
時間の設定に係る制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10・・・エンジン、20・・・トルクコンバータ、2
0A・・・流体式伝達機構、20B・・・ロックアップ
クラッチ、21・・・ポンプ羽根車、22・・・タービ
ン羽根車、29・・・ピストン、30・・・自動変速
機、40・・・油圧制御回路、50・・・電気制御回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給される流体圧のプリチャージにより
    ピストンの不感帯を消尽させ、前記プリチャージの後に
    更なる流体圧の供給によりピストンの押付力を増大させ
    てトルクコンバータ内のポンプ羽根車とタービン羽根車
    とのスリップ回転数を制御するロックアップクラッチの
    制御方法であって、 自動変速機の変速段がニュートラル状態で、且つ車速が
    実質的にゼロのときに、前記プリチャージを行う時間を
    設定することを特徴とする、ロックアップクラッチの制
    御方法。
  2. 【請求項2】 流体圧のプリチャージを開始してから前
    記スリップ回転数が所定値以下になるまでの所要時間に
    基づいて、プリチャージを行う時間を設定することを特
    徴とする、請求項1に記載のロックアップクラッチの制
    御方法。
  3. 【請求項3】 流体圧のプリチャージを開始してから前
    記ロックアップクラッチが非作動時の前記スリップ回転
    数と前記ロックアップクラッチが作動時の前記スリップ
    回転数との差が所定値以上になるまでの所要時間に基づ
    いて、プリチャージを行う時間を設定することを特徴と
    する、請求項1に記載のロックアップクラッチの制御方
    法。
  4. 【請求項4】 流体圧のプリチャージを開始してから前
    記タービン羽根車の回転数が所定値以上上昇するまでの
    所要時間に基づいて、プリチャージを行う時間を設定す
    ることを特徴とする、請求項1に記載のロックアップク
    ラッチの制御方法。
  5. 【請求項5】 前記所要時間から微少時間を差し引いた
    時間を、プリチャージを行う時間として設定することを
    特徴とする、請求項2から請求項4に記載のロックアッ
    プクラッチの制御方法。
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