JP2003263358A - 伝達元機器、伝達先機器、情報伝達システム、及び情報伝達システムにおけるシステム認識方法 - Google Patents

伝達元機器、伝達先機器、情報伝達システム、及び情報伝達システムにおけるシステム認識方法

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JP2003263358A
JP2003263358A JP2002064380A JP2002064380A JP2003263358A JP 2003263358 A JP2003263358 A JP 2003263358A JP 2002064380 A JP2002064380 A JP 2002064380A JP 2002064380 A JP2002064380 A JP 2002064380A JP 2003263358 A JP2003263358 A JP 2003263358A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器同士間でのファイルの転送に係り、機器
同士が同システムであること容易に認識でき、ファイル
転送操作の容易化をはかるとともに、システム自体の複
雑化を回避する。 【解決手段】 PC30内に常駐させている監視用常駐
ソフト61によって、デジタルカメラ本体11内のフォ
ルダ構造41を検出し、その検出したフォルダ構造41
の中に本情報伝達システム1の識別用ファイル45が存
在するか否かをファイル解析する。この解析の結果に基
づいて、監視用常駐ソフト61は、デジタルスチルカメ
ラ11内にある画像ファイル46をコピーするために、
PC30のコピーアプリケーションソフト62を起動す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なるシステム間
でユーザが必要なファイルを選択してファイル転送を行
うための、伝達元機器,伝達先機器,情報伝達システ
ム,及び情報伝達システムにおけるシステム認識方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的にシステム間にマスストレ
ージクラス(Mass Storage Class)のプロトコルを実装
した機器が多数ある。その具体例の一としては、パーソ
ナルコンピュータ(以下、PCと称す)上からメモリー
デバイスを読み書きするためのリムーバブルカードリー
ダが知られている。
【0003】PCに、これらマスストレージクラスのプ
ロトコルが実装された機器を、標準化されたシリアルイ
ンタフェース規格、例えばUSB(Universal Serial B
us)で接続した場合、PC側からは、FDD(Floppy D
isk Drive)やHDD(HardDisk Drive)と同様に、こ
れら機器は当該PCのドライブとして認識されることに
なる。
【0004】これらマスストレージクラスのプロトコル
を実装した機器では、システム間にファイルを転送する
仕組みがあるのみである。そのため、ユーザは、機器側
におけるファイルの中から必要なファイルを選択して、
この選択したファイル自体をPC側に転送する構成にな
っている。
【0005】しかし、このようなシステムの場合、現状
では、PC側で、機器側における転送対象となるファイ
ル以外の情報を取得することができなかった。そこで、
このような問題の解決をはかった従来技術として、例え
ば、特開平6−350886号公報記載のカメラがあ
る。
【0006】このカメラには、情報記録媒体にファイル
形式で記録された画像データのうちの特定の画像データ
を伝送対象として指定して伝送する画像取扱装置が示さ
れている。この画像取扱装置では、情報記録媒体にファ
イル形式で記録された画像データについて、ディレクト
リ番号又はファイル名等の画像特定情報によって伝送対
象となる画像ファイルが特定される形式で複数の画像特
定情報を保持し、伝送命令に応じて、この保持された画
像特定情報によって特定される順次の画像ファイルの画
像データを伝送処理することを特徴としている。
【0007】ここで、上述した画像特定情報は、情報記
録媒体のデータ領域に、画像特定情報の入ったファイル
を設ける構成になっている。そして、この画像特定情報
ファイルの中身を受信側で解析して、それに応じて受信
側で処理を行うといった構成になっている。また、別の
例として、特開平8−314789号公報記載のファイ
ル制御装置のファイル通信方法及び装置がある。
【0008】この場合、ホスト側,パソコン通信ユーザ
側の双方それぞれで、他方にあるファイルが当方には存
在しない場合の検出装置を持ち、この検出装置による検
出によって、当方には存在しないファイルを他方からダ
ウンロードする仕組みを提供する。また、この当方には
存在しないファイルを他方からダウンロードするに当た
っては、他方にある登録ファイルのファイル名だけが存
在し中身がないダミーファイルを生成する、等のことを
特徴としている。基本的に、両公報記載の技術とも、ダ
ウンロードしたいファイルに関しての仕組みを提供する
ためにファイルを利用しており、かつPC側でそのファ
イルを読み込んで受信側で情報の生成を行って再書込を
行っている、点で相違はない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述したリムーバブル
カードリーダ等の機器については、マスストレージクラ
スのプロトコルでは基本的にファイル転送を一方側(P
C側)で手動で行うしかない、機器同士が同システムで
あることの認識が全くできない、といった問題があっ
た。
【0010】また、特開平6−350886号公報や特
開平8−314789号公報記載の従来技術において
は、ダウンロードしたいファイルに関する仕組みを追求
したものであり、ダウンロードする画像ファイルに設定
を施したり、メディア変換等を行うことを主眼としてお
り、ファイル内リンク情報とリンクされたファイルの実
態とは常に1:1に対応されている必要があった。その
ため、システム自体が複雑化するといった問題がある。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑み、機器同士間
でのファイルの転送に係り、機器同士が同システムであ
ること容易に認識でき、ファイル転送操作の容易化をは
かるとともに、システム自体の複雑化を回避した、伝達
元機器,伝達先機器,情報伝達システム,及び情報伝達
システムにおけるシステム認識方法を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は前述した課題を
解決するためになされたものであって、本発明に係る情
報伝達システムの伝達元機器は、システムが異なる機器
間でファイルを伝達する情報伝達システムの伝達元機器
であって、伝達するファイルを保存する伝達元記憶手段
と、該伝達元記憶手段に、予め伝達元と伝達先との機器
間で標準化されたフォルダ構造で、伝達するファイルに
加えて、伝達元を特定するためのユニークな構造をもっ
た識別用ファイルを生成する識別用ファイル生成手段と
を備えていることを特徴とする。
【0013】また、本発明に係る情報伝達システムの伝
達先機器は、システムが異なる機器間でファイルを伝達
する情報伝達システムの伝達先機器であって、伝達され
たファイルが保存される伝達先記憶手段と、伝達元機器
に備えられている伝達元記憶手段のフォルダ構造につい
て、予め伝達元と伝達先との機器間で標準化されたフォ
ルダ構造になっていることを検出し、当該フォルダ構造
中に含まれる、伝達元を特定するためのユニークな構造
をもった識別用ファイルを識別する監視手段と、該監視
手段による識別結果に基づいて、伝達元機器の伝達元記
憶手段に保存されている識別用ファイル以外のファイル
を、前記伝達先記憶手段に保存する保存手段とを備えて
いることを特徴とする。
【0014】また、本発明に係る情報伝達システムは、
システムが異なる機器間でファイルを伝達する情報伝達
システムであって、伝達するファイルを保存する伝達元
記憶手段と、該伝達元記憶手段に、予め伝達元と伝達先
との機器間で標準化されたフォルダ構造で、伝達するフ
ァイルに加えて、伝達元を特定するためのユニークな構
造をもった識別用ファイルを生成する識別用ファイル生
成手段とを備えている伝達元機器に、伝達されたファイ
ルが保存される伝達先記憶手段と、前記伝達元機器に備
えられている前記伝達元記憶手段のフォルダ構造につい
て、予め伝達元と伝達先との機器間で標準化されたフォ
ルダ構造になっていることを検出し、当該フォルダ構造
中に含まれる、伝達元機器を特定するユニークな構造を
もった識別用ファイルを識別する監視手段と、該監視手
段による識別結果に基づいて、前記伝達元記憶手段に保
存されている識別用ファイル以外のファイルを、前記伝
達先記憶手段に保存する保存手段とを備えている伝達先
機器を、標準化されたシリアルインタフェース規格をも
って接続してなること特徴とする。
【0015】また、本発明に係る情報伝達システムのシ
ステム認識方法は、システムが異なる機器間でファイル
を伝達する情報伝達システムのシステム認識方法であっ
て、伝達先機器の伝達先記憶手段に伝達するファイルが
保存されている、伝達元機器の伝達元記憶手段のフォル
ダ構造を検出するフォルダ構造検出ステップと、該フォ
ルダ構造検出ステップにより検出した、前記伝達元記憶
手段のフォルダ構造が、予め定められている標準化され
たフォルダ構造になっており、かつフォルダ構造中に含
まれている伝達元を特定するためのユニークな構造をも
った識別用ファイルを識別する識別用ファイル監視ステ
ップと、該識別用ファイル監視ステップの識別結果に基
づいて、前記伝達元記憶手段に保存されている識別用フ
ァイル以外のファイルを前記伝達先記憶手段にコピーす
るためのコピー手段を起動制御するコピー起動制御ステ
ップとを備えていることを特徴とする。これらによれ
ば、機器同士間でのファイルの転送に係り、機器同士が
同システムであること容易に認識でき、ファイル転送操
作の容易化をはかるとともに、システム自体の複雑化を
回避することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、デジタルスチルカメラ等の撮像システムによ
って撮影された画像をPCに転送するためのシステムを
例に挙げ、添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施の形態による情報
伝達システムの概略構成図である。本実施の形態の情報
伝達システム1では、撮像システム10とカードリーダ
20とが、標準化されたシリアルインタフェース規格を
もって、PC30にデータ接続されている。
【0018】撮像システム10は、例えば、デジタルス
チルカメラ11によって構成されている。このデジタル
スチルカメラ11は、撮影した画像を外部記録メディア
としてのメモリカードデバイス40に保存する。そのた
め、デジタルスチルカメラ11の本体12には、このメ
モリカードデバイス40が着脱自在に装着されるメモリ
カードデバイス挿入用スロット13が設けられている。
【0019】また、デジタルスチルカメラ11の本体1
2には、操作ボタン(操作スイッチ)14と、USB端子
15とが設けられている。操作ボタン14は、本体12
内のメモリ(図示省略)に保存されたファイルをコピー
する場合に、そのためのコピーアプリケーションを起動
するための操作スイッチである。USB端子15は、P
C30との間でデータ送受信するための端子(標準化さ
れたシリアルインタフェース規格の端子)である。
【0020】これにより、デジタルスチルカメラ11の
本体12内のメモリ、及びメモリカードデバイス挿入用
スロット13に装着されたメモリカードデバイス40
は、このUSB端子15に接続されたUSBケーブル5
1を介して、PC30との間でデータのやり取りができ
ることになっている。
【0021】一方、カードリーダ20は、前述したデジ
タルスチルカメラ11にも装着可能なメモリカードデバ
イス40に対し、データの読出・書込を行うものであ
る。カードリーダ20の本体21には、メモリカードデ
バイス40が着脱自在に装着される挿入用スロット22
と、後述するPC30とデータ送受信するためのUSB
端子23とが設けられている。カードリーダ20は、こ
のUSB端子23に接続されたUSBケーブル52を介
して、PC30との間でデータのやり取りができること
になっている。
【0022】これにより、デジタルスチルカメラ11の
撮影によってスロット13に装着されたメモリカードデ
バイス40に保存されたデータ(この場合は、画像ファ
イル)は、前述したデジタルスチルカメラ11とPC3
0とを、USBケーブル51で直接接続して転送する以
外に、このメモリカードデバイス40を本体12から外
して、カードリーダ20に装着することによっても、P
C30に転送することができる。
【0023】これに対し、PC30の本体31には、上
記したデジタルスチルカメラ11及びカードリーダ20
に接続されたUSBケーブル51,52が接続されるU
SB端子33が備えられている。さらに、PC30の本
体31には、本実施の形態では、メモリカードデバイス
挿入用スロット32も備えられている。
【0024】これにより、デジタルスチルカメラ11の
撮影によってメモリカードデバイス40に保存された画
像ファイルは、メモリカードデバイス40をスロット3
2に装着することによって、直接PC30でそのデータ
を直接、読出・書込することもできる。
【0025】これら構成によって、PC30は、データ
デジタルスチルカメラ11のメモリカードデバイス挿入
用スロット13に装着されたメモリカードデバイス4
0,及びカードリーダ20の挿入用スロット22に装着
されたメモリカードデバイス40を、PC30の本体3
1のメモリカードデバイス挿入用スロット32に装着さ
れたメモリカードデバイス40の場合と同様に、リムー
バブルドライブ形式(OS(Operating System)によって
は、内蔵ドライブ形式)で認識できることになる。
【0026】さらにまた、PC30には、予め監視用常
駐ソフト61及びコピーアプリケーションソフト62が
インストールされ、機能するようにされている。コピー
アプリケーションソフト62は、PC30によってリム
ーバブルメディアドライブとして認識されたドライブ内
のフォルダ構造中にあるコピーしたい画像データ群を、
PC30の保存手段としてのHDD34(後述の図3中
に図示)にコピーを行うためのものである。次に、この
コピーしたい画像データ群のコピーに関して説明する。
【0027】図2は、本実施の形態の情報伝達システム
のシステム構成図である。同図は、接続先機器であるP
C30に、撮像システム10を構成するデジタルスチル
カメラ11を、USBケーブル51によってUSB接続
した場合のシステム構成を示している。なお、その説明
に当たって、先に図1で説明した構成部分については、
同符号を付し、その説明を省略する。
【0028】同図に示すように、撮像システム10にお
いて、デジタルスチルカメラ11に搭載したメモリカー
ドデバイス40のファイル格納フォルダ構造41は、デ
ジタルスチルカメラ11によって生成されるルートフォ
ルダ42とサブフォルダ43とからによる、階層フォル
ダ構造になっている。
【0029】この場合、ルートフォルダ42には、撮像
システム10としてのデジタルスチルカメラ11に設け
られた識別用ファイル生成手段16によって生成され
る、当該デジタルスチルカメラ11に関しての識別用フ
ァイル45が格納される。これに対し、サブフォルダ4
3には、デジタルスチルカメラ11で撮影されたファイ
ル(画像ファイル)46が格納される。
【0030】そして、本実施の形態の情報伝達システム
1では、撮像システム10のメモリカードデバイス40
のファイル格納フォルダ構造41と、そのファイル格納
フォルダ構造41内の識別用ファイル45とを、前述し
たPC30に設けられた監視用常駐ソフト61によって
検出及びファイル解析する。
【0031】この結果、検出及びファイル解析された識
別用ファイル45が、本システム1で予め定められた伝
達元の識別用ファイル45であると識別されると、PC
30に設けられたコピーアプリケーションソフト62
が、前述の監視用常駐ソフト61によって自動起動させ
られる構成となっている。
【0032】すなわち、デジタルスチルカメラ11とP
C30とのUSBケーブル51によるUSB接続によっ
て、デジタルスチルカメラ本体11がPC30に接続さ
れると、メモリカードデバイス40の中に保存された階
層フォルダ構造42,43や、その中のファイル群4
5,46を、そっくりPC30側から見ることができ
る。このことは、上記構成からなるメモリカードデバイ
ス40のファイル格納フォルダ構造41が、PC30側
からは、PC30に接続されているドライブ340のフ
ァイル格納フォルダ構造341として認識されることを
示す。
【0033】これに基づき、メモリカードデバイス40
のファイル格納フォルダ構造41におけるルートフォル
ダ42及びサブフォルダ43は、PC30側から眺めた
ドライブ340のファイル格納フォルダ構造341にお
けるルートフォルダ342及びサブフォルダ343とし
て認識されることになる。
【0034】これに伴い、PC30側から認識されたル
ートフォルダ342には、デジタルスチルカメラ11に
装着されているメモリカードデバイス40の識別用ファ
イル45が識別用ファイル345として格納され、サブ
フォルダ343には、デジタルスチルカメラ11で撮影
されたファイル(画像ファイル)46がファイル(画像
ファイル)346として格納されていることになる。
【0035】そこで、本実施の形態の情報伝達システム
1では、PC30内に常駐させている監視用常駐ソフト
61によって、デジタルカメラ本体11内のフォルダ構
造41(341)を検出し、その検出したフォルダ構造
41(341)を解析して、その識別ファイル45(3
45)のファイル構造が、本システム1で予め定められ
た伝達元の識別用ファイルのファイルフォーマット及び
データ内容になっているか否かを識別する構成となって
いる。
【0036】この結果、本実施の形態の情報伝達システ
ム1では、監視用常駐ソフト61によって、検出された
識別用ファイル45(345)のファイル構造が予め定
義された所定のファイルフォーマットを持ったものであ
り、この予め定義された所定のファイルフォーマットに
おける所定の項目データの内容が予め定められている内
容と一致すると識別された場合に、監視用常駐ソフト6
1は、デジタルスチルカメラ11内にある画像ファイル
46(346)をコピーするために、PC30のコピー
アプリケーションソフト62を起動する構成になってい
る。
【0037】それ以降は、PC30は、監視用常駐ソフ
ト61により起動される前述のコピーアプリケーション
ソフト62が起動する度に、そのHDD34に特定フォ
ルダを生成し、その特定フォルダ内に、当該メモリカー
ドデバイス40(340)内の、識別用ファイル45
(345)を除く、カメラで撮影されたファイル群46
(346)の各ファイルをコピーして、一連の情報伝達
シーケンスを完了する構成になっている。
【0038】図3は、本実施の形態の情報伝達システム
のフローチャートである。以下、このフローチャートに
基づいて、適宜図1及び図2を参照しながら、上述の情
報伝達システムの作用について詳述する。まず、ユーザ
は、デジタルスチルカメラ11及びPC30のUSB端
子15,33同士を、USBケーブル51で接続する
(ステップS01)。
【0039】この状態では、デジタルスチルカメラ11
とPC30とのUSB接続は、まだアクティブな状態に
はなっておらず、つまり電気的に接続されていない状態
になっている。そして、ユーザがデジタルスチルカメラ
11の本体12に設けられた操作ボタン14を押釦操作
する(ステップS02)。
【0040】この操作ボタン14の押釦によって、ま
ず、デジタルスチルカメラ11内では、ファイル生成手
段16が起動し、挿入用スロット13に装着されたメモ
リカードデバイス40内に、後述の図4に示すフォーマ
ットに従って、識別用ファイル45を生成する。その識
別用ファイル45の生成にあたっては、当該識別用ファ
イル45の中にポップアップファイル最終転送日時を記
述する(ステップS03)。このメモリカードデバイス
40内への識別用ファイル45の生成が終わると、デジ
タルスチルカメラ11は、PC30にあるUSBターミ
ナルスロット(USB端子)33を、アクティブな状態
にする(ステップS03)。
【0041】これにより、PC30のOSに備えられて
いるプラグアンドプレイ(Plug andPlay)機能が、デジ
タルスチルカメラ11内のUSBシステムを認識し、デ
ジタルスチルカメラ11からは付属のデバイスドライバ
がロードされる。そして、PC30にインストールされ
ているマスストレージクラスのUSBドライバが、その
OS内でロードされる。
【0042】これにより、PC30のOS内の上位層で
は、デジタルスチルカメラ11に装着されたメモリカー
ドデバイス40は、PC30のドライブ340として認
識される。この結果、PC30のOSが、例えばウィン
ドウズOS(Windows:マイクロソフト社の商標)であ
れば、アイコンのマイコンピュータ(My Computer)内
に、メモリカードデバイス40が、PC30に接続され
ている記憶装置(デバイス)の一として認識される状態
となる。
【0043】一方、デジタルスチルカメラ11で生成さ
れたルート(階層)フォルダ42以下のファイル格納フ
ォルダ構造41は、PC30では、PC30に接続され
ているドライブ340のファイル格納フォルダ構造34
1として認識されることになる。ところで、PC30に
は、そのタスク内に前述した監視用常駐ソフト61が常
駐しており、PC30の新たに生成されたドライブ34
0内のフォルダ構造341や、その中のファイル34
5,346をチェックしている。
【0044】したがって、この監視用常駐ソフト61に
よって、前述したステップS01のデジタルスチルカメ
ラ11とPC30とのUSB接続により、新たに生成さ
れたドライブ340(メモリカードデバイス40が対
応)内のフォルダ構造341(メモリカードデバイス4
0のフォルダ構造41が対応)や、その中のファイル3
45,346(メモリカードデバイス40のファイル4
5,46が対応)も、チェックされることになる(ステ
ップS04)。
【0045】そして、このチェックの際には、ユーザ
が、既にデジタルスチルカメラ11からPC30のHD
D34へファイル46がコピーされてしまっているメモ
リカードデバイス40を、カードリーダ20やPC30
のスロット22,32に装着してしまい、PC30のH
DD34内に同じ内容のファイル46が複数コピーされ
てしまうのを防止するための、2重コピーの防止チェッ
クも行われている。
【0046】ここで、この2重コピーの防止チェック機
能について詳述する。2重コピーの防止チェック機能
は、 前述のステップS03で説明したように、操作ボタ
ン14の押釦操作によって起動されるデジタルスチルカ
メラ11のファイル生成手段16が、メモリカードデバ
イス40内に生成された識別用ファイル45内に記述す
るポップアップファイル最終転送日時、 後述のステップS08で説明する、メモリカードデ
バイス40内のファイル46についてPC30のHDD
34へのコピーが正常に完了した場合に、PC30内の
レジストリ又はキャッシュファイル内に保存されるファ
イル345内の時間情報(メモリカードデバイス40の
識別用ファイル45に記述された最終転送日時が対
応)、に基づいて行われる。
【0047】すなわち、既にデジタルスチルカメラ11
からPC30のHDD34にファイル46がコピーされ
てしまっているメモリカードデバイス40を、例えばカ
ードリーダ20の挿入用スロット22に装着してしまっ
た場合も、PC30内の監視用常駐ソフト61は、前述
のステップS04と同様にして、この装着されたメモリ
カードデバイス40をPC30のドライブ340として
認識してしまう。
【0048】ところで、例えば、カードリーダ20のよ
うな一般的なリムーバブルメディアドライブでは、装着
されたメモリカードデバイス40のようなリムーバブル
メディアの時間情報を変更する構成が備えられていな
い。すなわち、上述したデジタルスチルカメラ11のよ
うに、識別用ファイル45内のコピーのために操作ボタ
ン14の押釦操作する毎に、装着されたメモリカードデ
バイス40の識別用ファイル45内にポップアップファ
イル最終転送日時を記述する、といった構成が設けられ
ていない。
【0049】そこで、本実施の形態の情報伝達システム
1では、2重コピーの防止チェック処理を、PC30内
の監視用常駐ソフト61が、前記のメモリカードデバ
イス40内に生成された識別用ファイル45内に記述さ
れているポップアップファイル最終転送日時(PC30
の記憶装置340の識別用ファイル345内に記述され
ている時間情報と同じ)と、前記のPC30内のレジ
ストリ又はキャッシュファイル内に保存されている時間
情報と、を比較することによって行う。
【0050】この2重コピーの防止チェック処理では、
リムーバブルメディアドライブに装着された伝達元のメ
モリカードデバイス40内に記述されている時間情報
と、その伝達先のPC30のHDD34に保存されてい
るファイルについての時間情報とが一致したならば、伝
達元のメモリカードデバイス40内のファイル45と、
伝達先のPC30のHDD34に保存されているファイ
ルとは、同じデータ内容のファイルであると判断する。
これに対し、両者の時間情報が異なっていれば、伝達元
のメモリカードデバイス40内のファイル45のデータ
内容は、伝達先のPC30のHDD34にファイル保存
されていないと判断する。
【0051】したがって、図3のステップS05に示し
た2重コピーの防止チェックの判断については、例え
ば、ユーザが既にデジタルスチルカメラ11からPC3
0のHDD34にファイル46がコピーされてしまって
いるメモリカードデバイス40を外し、同じPC30と
USB接続されたカードリーダ20等のリムーバブルメ
ディアドライブに装着してしまった等の場合に限り、上
記した両時間情報が一致することになるので、後述のス
テップS10の処理に移行し、自動コピーが禁止される
ことになる。
【0052】一方、既にデジタルスチルカメラ11から
PC30のHDD34にファイル46がコピーされてし
まっているメモリカードデバイス40を、別のPC30
に新たにコピーする場合や、メモリカードデバイス40
が装着されたデジタルスチルカメラ11から操作ボタン
14の押釦操作してPC30にコピーする場合等は、上
記した両時間情報が一致しないので、次のステップS0
6に進み、自動コピーが開始されることになる。この結
果、上記説明した2重コピーの防止チェック機能によっ
て、PC30に一度取り込んだ情報を、同じPC30に
何度も繰り返してコピーしてしまうことを、未然に防ぐ
ことができる。
【0053】ステップS05で、PC30上で認識され
たドライブ340のフォルダ構造341や、その中の識
別用ファイル345のファイルフォーマット及びデータ
内容が、本情報伝達システム1で予め定められているも
のであるとともに、2重コピーではないと、監視用常駐
ソフト61が確認した場合は、監視用常駐ソフト61
は、ドライブ340内のファイル346をコピーするた
めに、コピーアプリケーションソフト62を自動起動す
る(ステップS06)。
【0054】これによって、監視用常駐ソフト61によ
り自動起動されたコピーアプリケーションソフト62
は、まず、PC30の本体31内のHDD34等のメモ
リーデバイスに、新規のユニークなフォルダ(すなわ
ち、前述した特定フォルダ)を生成する。
【0055】その上で、コピーアプリケーションソフト
62は、この新規のユニークなフォルダの中に、ドライ
ブ340内の各ファイル346、すなわちデジタルスチ
ルカメラ11のメモリカードデバイス40内にある、当
該カメラ11で撮影されたファイル群46の各ファイル
をコピーし、前述のファイル346とは別名のファイル
名を付して保存する(ステップS07)。
【0056】そして、この保存作業の正常終了により
(ステップS07で“Yes”)、コピーアプリケーショ
ンソフト62は、ドライブ340内の識別用ファイル3
45内に記述されている時間情報と同じ)と、前記の
PC30内のレジストリ又はキャッシュファイル内に保
存した上(ステップS08)、監視用常駐ソフト61に
よって自動起動されたコピーアプリケーションソフト6
2は、自動終了することになる(ステップS09)。と
ころで、上述したコピー作業中、仮に何らかのトラブ
ル、例えば接続が中断する等が発生した場合は(ステッ
プS07で“No”)、コピーを中止し、コピーアプリケ
ーションソフト62は終了する(ステップS10)。た
だし、監視用常駐ソフト61は、そのままである。
【0057】図4は、図2で説明した監視用常駐ソフト
によって検出される識別用ファイルのフォーマット構造
を示す図である。図3におけるステップS03の処理
で、識別用ファイル生成手段16によって、メモリカー
ドデバイス挿入用スロット13に装着されたメモリカー
ドデバイス40内に生成される識別用ファイル45は、
このファイルフォーマットに基づいて生成される。
【0058】なお、PC30のHDD34(図1,図2
参照)には、この識別用ファイル45のヘッダ451
で、トータルファイルサイズからヘッダ451の長さ分
の4バイトを差し引いたサイズが、予め定義された所定
のファイルフォーマットとして記入されている。
【0059】本実施の形態の場合、識別用ファイル45
は、4バイトのファイルサイズ部(すなわち、ヘッダ)
451,4バイトのマジックナンバー部452,14バ
イトの目的(Purpose)部453,20バイトのソース
名(Source Name)部454,6バイトのバージョン(V
ersion)部455,及びそれぞれ8バイトの3つのリザ
ーブ(Reserved)部456〜458から、フォーマット
構成されている。
【0060】ここで、マジックナンバー部452には、
認識ファイル45のマジックナンバー(Magic Number)
で、このファイルの特有な名称がASCII表記され
る。目的部453には、このファイルの目的がASCI
I表記される。表示としては、“1 G _ _ _ _ _ _ _ _
_ _ _ _”の14バイトとなっている。_ は今後の拡張
を行う場合、バイト数を有効活用するためのものであ
る。例えば、_ は12バイトあるが、これをビット表記
することで最大4096種類の情報を扱うことができ
る。このファイルが本システムを使う第一世代の時に
は、単純に自動コピーする、といった目的のために使用
されているが、将来的にさらに複雑な処理を行うときは
第1世代の内容と目的が異なる。その場合、例えば、現
在“Reserved”となっているリザーブ部457,458
に新たな目的にかなった内容が付加されることになる
が、そういった拡張されても支障が起きないように予め
拡張の仕組みを用意している。ソース名部454には、
ソース名として、生成した機器名がASCII表記され
る。バージョン部455には、このファイルのバージョ
ン情報がASCII表記される。また、残りの合計24
バイトのリザーブ部456〜458は、将来の拡張用に
使用される。本実施の形態では、その中のリザーブ部4
56には、図3のステップS03の処理による、デジタ
ルスチルカメラ11の操作ボタン14の押釦操作によっ
て保存される、ポップアップファイル最終転送日時が記
憶される。このように識別用ファイル45のファイル構
造は、前述のとおり、ヘッダ4バイト以外はACSII
表記とし、デジタルスチルカメラ11内での認識を高速
化している。
【0061】これに対し、ヘッダ451はファイルのト
ータルバイト数からヘッダのバイト数を引いたバイト数
をビックエンディアン表記で記載する。これにより、本
ファイルが破壊されていないかのエラーチェックも容易
になる。例えば、何らかの原因でデータが追廃(改竄)
されると、ファイルのトータルバイト数が異なることに
なる。このヘッダにファイルのトータルバイト数を記述
しておけば、これを扱うアプリケーションでファイルが
壊れているか否かの判断がファイルの中身を見なくても
簡単に、しかも短時間で、そのファイル自体信頼できる
ものか否か判別がつく。この次に、図3におけるステッ
プS03の処理における、フォルダ構造341や、その
中のファイル345,346のチェックでは、マジック
ナンバー部452のマジックナンバーと、目的部453
のファイルの目的と、バージョン部455のバージョン
情報、とが一致し、さらに前述のリザーブ部456の時
間情報と図3のステップS08の保存された時間情報が
一致しないとき、監視用常駐ソフト61は、デジタルス
チルカメラ内にある画像ファイルをコピーするために、
パソコン本体31のコピーアプリケーションソフト62
を起動する。すなわち、識別用ファイル45は、基本的
にはファイルサイズは可変で必要に応じて拡張できるよ
うになっている。
【0062】本実施の形態の情報伝達システムによれ
ば、ユーザはPC30側で手動操作せずとも、メモリカ
ードデバイス40が装着されたデジタルスチルカメラ1
1をPC30にUSB接続するだけで、メモリカードデ
バイス40内のファイル46を容易にPC30に転送す
ることができる。また、このメモリカードデバイス40
を、カードリーダ20やPC30のスロット22,32
に装着するだけでも、メモリカードデバイス40内のフ
ァイル46を容易にPC30に転送することができる。
【0063】そして、転送元(伝送元)に備えられた識
別用ファイル作成手段16によって識別用ファイル45
を生成し、転送先(伝送先)の監視用常駐ソフト61に
よって、転送元のフォルダ構造41を検出し、その検出
したフォルダ構造41中の識別用ファイル45をチェッ
クし、この結果に基づいて、転送先のコピーアプリケー
ションソフト62が起動されるから、そのシステム構成
も複雑化することがない。
【0064】その転送の際も、2重コピーの防止チェッ
ク機能によって、PC30に一度取り込んだ情報を同じ
PC30に何度も繰り返してコピーしてしまうことを未
然に防ぐことができる。具体的には、デジタルスチルカ
メラ11に装着されているメモリカードデバイス40を
本体12から取り外し、リムーバブルメディアドライブ
としてのカードリーダ20に差し込むと、PC30の監
視用常駐ソフト61は、ポップアップファイル最終転送
日時を認識する。PC30内には、既にコピーされた情
報のポップアップファイル内の時間情報が保存されてい
るので、以前に接続、認識した情報のポップアップ内の
時間情報と一致したら、2重コピーを禁止することがで
きる。
【0065】なお、本実施の形態では、識別用ファイル
45は、デジタルスチルカメラ11に設けられた転送の
ための操作ボタン14をユーザが操作したときに、識別
用ファイル生成手段16によりメモリカードデバイス4
0に生成される。しかし、この識別用ファイル生成手段
16による、メモリカードデバイス40への識別用ファ
イル45の生成タイミングは、メモリカードデバイス4
0がデジタルスチルカメラ11に装着されている期間内
であれば、変更も可能である。
【0066】以上説明したように、本実施の形態の情報
伝達システムは構成されるが、本発明は上記実施の形態
に限定されるものではない。例えば、上記実施の形態で
は、カメラにUSB端子をつけ、そのUSBを使った通
信としてマスストレージクラスのプロトコルを実装し、
PCとの間で静止画ファイル等の転送を行う、カードリ
ーダデバイス等のリムーバブルメディアカードリーダを
備えたシステムを例に説明した。
【0067】しかし、本発明の実施の形態による情報伝
達システムは、ホスト側で識別用ファイルを生成し、特
定のフォルダに保存しておき、ターミナル側に常駐して
いるチャイルドソフトウエアがその特定のフォルダを見
つけ出して識別用ファイルを発見すると、この識別用フ
ァイルの確認結果に基づき、自動コピー機能を有したア
プリケーションソフトウエアを起動する構成のシステム
であれば、上記のシステムに限られることはない。
【0068】例えば、一般的に売られているUSBカー
ドリーダ等に、図1記載のメモリカードデバイス40を
装着してPC30の本体31に接続すると、PC30に
常駐している監視用常駐ソフト61がメモリカードデバ
イス40及びフォルダ構造41を検知して同様のシーケ
ンスが行われる、等といった種々の変形例も可能であ
る。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明の伝達元機器,伝
達先機器,及び情報伝達システムによれば、伝送元機器
の伝達元記憶手段を伝送先機器の伝達先記憶手段に接続
するという行為で、伝送元機器がマスストレージクラス
のUSBデバイスであっても、ファイル転送に当たって
の伝送元機器による面倒な手動操作が必要なくなり、フ
ァイル転送操作の容易化をはかることができる。さら
に、システム自体の複雑化を回避し、容易に伝送先機器
をコントロールできる。また、マスストレージクラスで
は本来、ファイルを転送するといういわゆるファイル転
送専用の機能しかないが、本発明により、自動的に伝送
先機器側のコピーアプリケーションをコントロールし、
コピーアプリケーションを起動し、実行させることがで
きる。また、本発明の情報伝達システムのシステム認識
方法によれば、以前にコピーが行われている伝達元機器
の伝達元記憶手段の情報を、2重コピーしてしまうのを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による情報伝達システム
の概略構成図である。
【図2】本実施の形態の情報伝達システムのシステム構
成図である。
【図3】本実施の形態の情報伝達システムのフローチャ
ートである。
【図4】図2で説明した監視用常駐ソフトによって検出
される識別用ファイルのフォーマット構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 情報伝達システム 10 撮像システム 11 デジタルスチルカメラ 13 メモリカードデバイス挿入用スロット 14 操作ボタン 15 USB端子 16 識別用ファイル生成手段 20 カードリーダ 22 挿入用スロット 30 PC(パーソナルコンピュータ) 32 メモリカードデバイス挿入用スロット 33 USB端子 34 HDD 40 メモリカードデバイス 41 ファイル格納フォルダ構造 42 ルートフォルダ 43 サブフォルダ 45 識別用ファイル 46 ファイル(画像ファイル) 51,52 USBケーブル 61 監視用常駐ソフト 62 コピーアプリケーションソフト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムが異なる機器間でファイルを伝
    達する情報伝達システムの伝達元機器であって、 伝達するファイルを保存する伝達元記憶手段と、 該伝達元記憶手段に、予め伝達元と伝達先との機器間で
    標準化されたフォルダ構造で、伝達するファイルに加え
    て、伝達元を特定するためのユニークな構造をもった識
    別用ファイルを生成する識別用ファイル生成手段とを備
    えていることを特徴とする情報伝達システムの伝達元機
    器。
  2. 【請求項2】 システムが異なる機器間でファイルを伝
    達する情報伝達システムの伝達先機器であって、 伝達されたファイルが保存される伝達先記憶手段と、 伝達元機器に備えられている伝達元記憶手段のフォルダ
    構造について、予め伝達元と伝達先との機器間で標準化
    されたフォルダ構造になっていることを検出し、当該フ
    ォルダ構造中に含まれる、伝達元を特定するためのユニ
    ークな構造をもった識別用ファイルを識別する監視手段
    と、 該監視手段による識別結果に基づいて、伝達元機器の伝
    達元記憶手段に保存されている識別用ファイル以外のフ
    ァイルを、前記伝達先記憶手段に保存する保存手段とを
    備えていることを特徴とする情報伝達システムの伝達先
    機器。
  3. 【請求項3】 システムが異なる機器間でファイルを伝
    達する情報伝達システムであって、 伝達するファイルを保存する伝達元記憶手段と、 該伝達元記憶手段に、予め伝達元と伝達先との機器間で
    標準化されたフォルダ構造で、伝達するファイルに加え
    て、伝達元を特定するためのユニークな構造をもった識
    別用ファイルを生成する識別用ファイル生成手段とを備
    えている伝達元機器に、 伝達されたファイルが保存される伝達先記憶手段と、 前記伝達元機器に備えられている前記伝達元記憶手段の
    フォルダ構造について、予め伝達元と伝達先との機器間
    で標準化されたフォルダ構造になっていることを検出
    し、当該フォルダ構造中に含まれる、伝達元を特定する
    ためのユニークな構造をもった識別用ファイルを識別す
    る監視手段と、 該監視手段による識別結果に基づいて、前記伝達元記憶
    手段に保存されている識別用ファイル以外のファイル
    を、前記伝達先記憶手段に保存する保存手段とを備えて
    いる伝達先機器を、標準化されたシリアルインタフェー
    ス規格をもって接続してなること特徴とする情報伝達シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 システムが異なる機器間でファイルを伝
    達する情報伝達システムのシステム認識方法であって、 伝達先機器の伝達先記憶手段に伝達するファイルが保存
    されている、伝達元機器の伝達元記憶手段のフォルダ構
    造を検出するフォルダ構造検出ステップと、 該フォルダ構造検出ステップにより検出した、前記伝達
    元記憶手段のフォルダ構造が、予め定められている標準
    化されたフォルダ構造になっており、かつフォルダ構造
    中に含まれている伝達元を特定するためのユニークな構
    造をもった識別用ファイルを識別する識別用ファイル監
    視ステップと、 該識別用ファイル監視ステップの識別結果に基づいて、
    前記伝達元記憶手段に保存されている識別用ファイル以
    外のファイルを前記伝達先記憶手段にコピーするための
    コピー手段を起動制御するコピー起動制御ステップとを
    備えていることを特徴とする情報伝達システムのシステ
    ム認識方法。
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