JP3936896B2 - 伝達元機器、伝達先機器、情報伝達システム、及び情報伝達システムにおける自動時刻設定方法 - Google Patents

伝達元機器、伝達先機器、情報伝達システム、及び情報伝達システムにおける自動時刻設定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3936896B2
JP3936896B2 JP2002231520A JP2002231520A JP3936896B2 JP 3936896 B2 JP3936896 B2 JP 3936896B2 JP 2002231520 A JP2002231520 A JP 2002231520A JP 2002231520 A JP2002231520 A JP 2002231520A JP 3936896 B2 JP3936896 B2 JP 3936896B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time information
correction
time
file
transmission source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002231520A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004069605A (ja
Inventor
春仁 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2002231520A priority Critical patent/JP3936896B2/ja
Publication of JP2004069605A publication Critical patent/JP2004069605A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3936896B2 publication Critical patent/JP3936896B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、システムが互いに異なる伝達元機器と伝達先機器との間でファイルを転送可能な、伝達元機器,伝達先機器,これら両機器を利用して構成される情報伝達システム、及びこの情報伝達システムにおける自動時刻設定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、システムが互いに異なる機器間で情報伝達を行えるように、マスストレージクラス(Mass Storage Class)のバルク転送プロトコルを実装した機器がある。このマスストレージクラスのバルク転送プロトコルを実装した機器の代表例として、撮像機器のデジタルスチルカメラが知られている。
【0003】
マスストレージクラス対応のインタフェースを採用したデジタルスチルカメラは、標準化されたシリアルインタフェース規格、例えばUSB(Universal Serial Bus)によって他の機器、例えばパーソナルコンピュータ(以下、PCという)と接続された場合、PC側では、FDD(Floppy Disk Drive)やHDD(Hard Disk Drive)と同様に、このデジタルスチルカメラも当該PCのドライブとして認識することができる。
【0004】
しかしながら、上述したデジタルスチルカメラ等のマスストレージクラスのバルク転送プロトコルを実装した機器は、互いに異なるシステム間でファイルを転送する仕組みを備えているだけである。
【0005】
そのため、ユーザは、マスストレージクラスのバルク転送プロトコルを実装した機器側におけるファイルの中から必要なファイルを選択して、この選択したファイルを機器側からPC側へ転送できるだけであった。
【0006】
一方、マスストレージクラスのバルク転送プロトコルを実装した機器ではないものの、ネットワーク網を介して接続されたファイル伝達元のリモートコンピュータとファイル伝達先のローカルコンピュータとの間で、ファイル伝達先のローカルコンピュータがファイル伝達元のリモートコンピュータからファイル以外の情報を取得する技術が、特開平5−113958号にファイル再読込み判定方式として示されている。
【0007】
このファイル再読込み判定方式は、分散ファイルシステムを構成する複数のコンピュータ間で他のコンピュータの時計を直接的に参照することができない分散ファイルシステム環境において、コンピュータ間の時計のずれを調整した上で、ファイルの再読込みを行うべきか否かの判定を行う方式である。
【0008】
そのために、伝達先コンピュータが伝達元コンピュータ内のファイルを最初に使用する際には、まず、伝達先コンピュータは、伝達元コンピュータにダミーファイルを生成し、伝達元コンピュータの時計によって計測されたそのダミーファイルの生成時刻と、そのダミーファイルの生成直後に伝達先コンピュータ自身の時計によって計測された時刻とを比較することによって、伝達元コンピュータの時計と伝達先コンピュータの時計とのずれを測定する構成となっている。
【0009】
その上で、伝達元コンピュータ内のファイルの読込み時には、伝達先コンピュータは、伝達先コンピュータ自身の時計によって計測されたファイル読込み時刻から、前述の測定した時計のずれを減算して調整後ファイル読込み時刻を求め、これを記憶しておく構成となっている。
【0010】
これら構成により、伝達先コンピュータは、ファイルの使用時には、その記憶されている調整後ファイル読込み時刻と伝達元コンピュータの時計によって計測された最新修正時刻とを比較し、調整後ファイル読込み時刻の値が最新修正時刻の値以下である場合に、判定対象のファイルの再読込みを行うべきものと判定する構成になっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述したデジタルスチルカメラのように、マスストレージクラスのバルク転送プロトコルを実装した機器の場合、現状では、PC側が、機器側における転送対象となるファイル以外の情報を、機器側から取得することができなかった。
【0012】
すなわち、デジタルスチルカメラ等のマスストレージクラスのバルク転送プロトコルを実装した機器にあっては、マスストレージクラスのバルク転送プロトコルでは基本的にファイル転送以外の手段を提供できない、といった問題があった。
【0013】
また、前述したデジタルスチルカメラの場合は、その内蔵時計は、バッテリーを抜いてしばらくするとリセットされてしまう構成になっている。
【0014】
そのため、デジタルスチルカメラのバッテリーを抜いた後しばらくして、バッテリーを再び装着した場合、その内蔵時計の時刻は、現在の日時ではなく、バッテリーが抜かれたことに伴ってメモリー内に記憶された日時になっている。
【0015】
これにより、デジタルスチルカメラにバッテリーを再び装着した後に、内蔵時計の時刻を設定し直すこと無しに撮った撮影データファイル内の日時が、実際の日時に全く一致しないという現象が頻繁に起こり、不都合が生じる。
【0016】
この結果、ユーザは、デジタルスチルカメラにバッテリーを装着し直す度に、内蔵時計の時刻を現在の日時に設定し直さなければならず、ユーザに不便を与えていた。
【0017】
そこで、このようなマスストレージクラスのバルク転送プロトコルを実装した機器の問題点を解決するために、前述した特開平5−113958号のファイル再読込み判定方式に記載された、分散ファイルシステム環境におけるコンピュータ間の時計のずれに関する調整技術を、このマスストレージクラスのバルク転送プロトコルを実装した機器に適用することが考えられる。
【0018】
しかしながら、このファイル再読込み判定方式に係る時計のずれ調整技術は、異なるシステム間でファイルを読み込む点では、マスストレージクラスのバルク転送プロトコルを実装した機器の場合と基本的に相違はないものの、次のような理由で、マスストレージクラスのバルク転送プロトコルを実装した機器にはそのまま適用することができないという問題点があった。
【0019】
まず、前述のファイル再読込み判定方式は、時刻比較に関する仕組みを追求したものであり、時刻の比較結果に基づいて行われる構成・作用も、マスストレージクラスのバルク転送プロトコルを実装した機器の場合と全く違う構成・作用となっている。
【0020】
すなわち、前述のファイル再読込み判定方式では、その時刻比較は、分散ファイルシステム環境におけるファイル伝達先のコンピュータが、ファイル伝達元のコンピュータで共有化されているファイルの再読込みを行うか否かを判断するために行われるのに対し、マスストレージクラスのバルク転送プロトコルを実装した機器の場合では、伝達元側の機器(例えば、前述のデジタルスチルカメラ)の内蔵時計の時刻修正又は再設定のために行われる。
【0021】
そのため、時刻比較という観点に立った場合、両者は、その仕組みに根本的な違いが存在する。
【0022】
マスストレージクラスのバルク転送プロトコルを実装した機器の場合は、ファイルの生成は、伝達先側の機器(PC)が生成するのではなく、伝達元側の機器(デジタルスチルカメラ)が生成する構成になっている。
【0023】
これは、伝達元側の機器(デジタルスチルカメラ)が、伝達先側の機器(PC)に、伝達先側の機器(PC)のシステムに適合した伝達元側の機器(デジタルスチルカメラ)である、という機器判定を的確に行わせるために、伝達元側の機器(デジタルスチルカメラ)でファイルを作成させる必要があるからである。
【0024】
これに対して、前述のファイル再読込み判定方式における時刻比較は、再読込みを行うか否かの判定対象のファイル自体が既にそのシステム内で共有化されていることを前提にした上で行われるため、マスストレージクラスのバルク転送プロトコルを実装した機器の場合とファイルの生成が根本的に異なり、そのまま適用することができないという問題点があった。
【0025】
さらに、前記ファイル再読込み判定方式では、比較するべき時間情報をファイル自体の生成時間情報からとっているが、マスストレージクラスのバルク転送プロトコルを実装した機器は、ファイルを生成し、そのファイル自体の生成時間情報を作成する伝達元側の機器(デジタルスチルカメラ)に内蔵された時計機能の時刻調整を行わなければならないために、ファイル内に時間情報オブジェクトを持たせ、その時間情報を基に時刻比較しなければならない、という問題点があった。
【0026】
本発明は、上記問題点に鑑み、マスストレージクラスのバルク転送プロトコルを実装した機器に係り、マスストレージクラスの基本プロトコルとは一切関わりを無くし、ファイル内の情報をベースとした認識、及び情報の伝達を達成し、システム自体の複雑化を回避した、伝達元機器,伝達先機器,情報伝達システム、及び情報伝達システムにおける情報伝達方法を提供することを目的とする。
【0027】
また、本発明は、上記問題点に鑑み、マスストレージクラスのバルク転送プロトコルを実装した機器の内蔵された時計機能の自動時刻調整に係り、機器同士が同システムであることの認識が容易にでき、その自動時刻調整の容易化をはかった伝達元機器,伝達先機器を提供することを目的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】
本発明は前述した課題を解決するためになされたものであって、本発明に係る情報伝達システムの伝達元機器は、システムが異なる機器間でファイルを伝達する情報伝達システムの伝達元機器であって、時刻を計測する時計手段と、該時計手段の計測時刻の補正を指示するために操作される補正指示操作部と、伝達するファイルを予め伝達先機器との間で定められている標準化されたフォルダ構造で保存する伝達元記憶手段と、該伝達元記憶手段に、前記伝達するファイルに加えて、前記補正指示操作部の操作に基づき、当該伝達するファイルの伝達元を伝達先に特定させるための識別用データ、及び前記時計手段の計測時刻に基づき取得されたポップアップ時刻情報と伝達先機器によって前記時計手段以外の時間情報源から取得されて保存されている補正時刻情報とを有する時間情報オブジェクトを含む識別用ファイルを、予め伝達先機器との間で定められている標準化されたフォーマットで生成する識別用ファイル生成手段と、該識別用ファイル生成手段によって生成され、前記伝達元記憶手段に保存されている識別用ファイル内の時間情報オブジェクトが伝達先機器により補正されたのを、前記識別用ファイルに含まれている時間情報オブジェクトのポップアップ時刻情報と補正時刻情報との一致/不一致を比較することによって判断する時間情報オブジェクト補正検出手段と、該時間情報オブジェクト補正検出手段による一致判断に対応した補正検出に基づき、当該補正された時間情報オブジェクトのポップアップ時刻情報又は補正時刻情報に基づいて、前記時計手段の計測時刻を補正する時刻補正手段とを備えていることを特徴とする。
【0029】
また、本発明に係る情報伝達システムの伝達先機器は、システムが異なる機器間でファイルを伝達する情報伝達システムの伝達先機器であって、伝達元機器以外の時間情報源から現在時刻を取得する現在時刻取得手段と、伝達元機器が当該伝達元機器に備えられた時計手段の計測時刻の補正を行うための補正時刻情報を記憶する補正情報保存手段と、伝達元機器に備えられている伝達元記憶手段のフォルダ構造について、予め伝達元機器との間で定められている標準化されたフォルダ構造になっていることを検出し、当該フォルダ構造中に予め伝達元機器との間で定められている標準化されたフォーマットで含まれる、伝達元機器の識別用データ、及び伝達元機器で前記時計手段の計測時刻に基づき定義したポップアップ時刻情報と当該時計手段の計測時刻の補正に用いられた補正時刻情報とを有する時間情報オブジェクトを含んだ識別用ファイルを識別する監視手段と、該監視手段が識別した識別用ファイルに含まれる時間情報オブジェクトの補正の必要性の有/無を、当該識別用ファイルに含まれる時間情報オブジェクトのポップアップ時刻情報と前記補正情報保存手段に記憶されている補正時刻情報との不一致/一致に対応させて判断する補正要否判断手段と、該補正要否判断手段によるポップアップ時刻情報と補正時刻情報との不一致に対応した補正要判断に基づいて、前記現在時刻取得手段に現在時刻を取得させ、当該取得した現在時刻で、当該識別用ファイルに含まれる時間情報オブジェクトのポップアップ時刻情報及び補正時刻情報を記憶更新するとともに、前記補正情報保存手段の補正時刻情報を記憶更新する時間情報オブジェクト補正手段とを備えていることを特徴とする。
【0030】
また、本発明に係る情報伝達システムは、上述した構成の伝達元機器に、上述した構成の伝達先機器を、標準化されたシリアルインタフェース規格をもって接続してなること特徴とする。
【0031】
また、本発明に係る情報伝達システムおける自動時刻設定方法は、システムが異なる伝達元、伝達先機器間でファイルを伝達する情報伝達システムおける自動時刻設定方法であって、伝達元機器が、予め伝達先機器との間で定められている標準化されたフォルダ構造で、伝達するファイルを伝達元記憶手段に保存する伝達ファイル保存ステップと、伝達元機器が、補正指示に基づき、自身を伝達先機器に特定させるための識別用データ、及び自身の時計手段の計測時刻に基づき取得されたポップアップ時刻情報と伝達先機器によって該時計手段以外の時間情報源から取得されて保存されている補正時刻情報とを有する時間情報オブジェクトを含む識別用ファイルを、予め伝達先機器との間で定められている標準化されたフォーマットで生成し、予め伝達先機器との間で定められている標準化されたフォルダ構造で前記伝達元記憶手段に保存する識別用ファイル保存ステップと、伝達先機器が、伝達元機器に備えられている伝達元記憶手段のフォルダ構造について、予め伝達元機器との間で定められている標準化されたフォルダ構造になっていることを検出し、当該フォルダ構造中に含まれる予め伝達元機器との間で定められている標準化されたフォーマットの、伝達元機器の識別用データ、及び伝達元機器のポップアップ時刻情報と補正時刻情報とを有する時間情報オブジェクトを含んだ識別用ファイルを識別する監視ステップと、伝達先機器が、該監視ステップによって識別した識別用ファイルに含まれる時間情報オブジェクトの補正の必要性の有/無を、当該識別用ファイルに含まれる時間情報オブジェクトのポップアップ時刻情報と自身に備えられている補正情報保存手段に記憶されている伝達元機器の前記時計手段が計測時刻の補正に用いる補正時刻情報との不一致/一致に対応させて判断する補正要否判断ステップと、伝達先機器が、該補正要否判断ステップによるポップアップ時刻情報と補正時刻情報との不一致に対応した補正要判断に基づいて、自身に備えられている現在時刻取得手段に伝達元機器以外の時間情報源から現在時刻を取得させ、当該取得した現在時刻に基づいて定義された時間情報で、当該識別用ファイルに含まれる時間情報オブジェクトのポップアップ時刻情報及び補正時刻情報を記憶更新するとともに、前記補正情報保存手段に記憶されている補正時刻情報を記憶更新する時間情報オブジェクト補正ステップと、伝達元機器が、前記識別用ファイル保存ステップにより前記伝達元記憶手段に保存した識別用ファイル内の時間情報オブジェクトが、伝達先機器の前記時間情報オブジェクト補正ステップによって記憶更新されたのを、当該識別用ファイルの時間情報オブジェクトのポップアップ時刻情報と補正時刻情報との一致/不一致を比較することによって判断する時間情報オブジェクト補正検出ステップと、伝達元機器が、該時間情報オブジェクト補正検出ステップによる一致判断に対応した補正検出に基づき、当該補正された時間情報オブジェクトのポップアップ時刻情報又は補正時刻情報に基づいて、前記時計手段の計測時刻を補正する時刻補正ステップとを有していることを特徴とする。
【0032】
これらによれば、機器同士間でのファイルの転送に係り、機器同士が同システムであること容易に認識でき、ファイル転送操作の容易化をはかるとともに、システム自体の複雑化を回避することができる。
【0033】
さらに、伝達元機器の伝達元記憶手段を伝達先機器の伝達先記憶手段に接続するという行為で、伝達元機器がマスストレージクラスのUSBデバイスであっても、面倒な手動操作を必要とせず、伝達元機器の時刻調整の自動化をはかることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る、伝達元機器,伝達先機器,及びこれら伝達元・伝達先機器によって構成される情報伝達システムの自動時刻設定方法について、その実施の形態を説明する。
【0035】
本実施の形態では、異なるシステム間でファイル転送を行うことが可能なマスストレージクラスのバルク転送プロトコルを実装した機器として、撮像システムのデジタルスチルカメラを例に挙げ、伝達元機器をこのデジタルスチルカメラとし、伝達先機器をこのデジタルスチルカメラとUSB接続されたPCとする情報伝達システムについて、添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
【0036】
さらに、本実施の形態では、このデジタルスチルカメラとUSB接続されたPCとから構成される情報伝達システムについて、伝達元機器のデジタルスチルカメラに備わっている時計機能を補正するための自動時刻設定方法について、添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
【0037】
図1は、本発明の一実施の形態に係る情報伝達システムの概略構成図である。
図1に示した情報伝達システム1では、撮像システム10が、標準化されたシリアルインタフェース規格をもって、PC30にデータ接続されている。
【0038】
本実施の形態の場合、撮像システム10は、デジタルスチルカメラ11によって構成されている。このデジタルスチルカメラ11は、撮影した画像を外部記録メディアとしてのメモリカードデバイス40に保存する構成になっている。
【0039】
そのため、デジタルスチルカメラ11の本体12には、このメモリカードデバイス40が着脱自在に装着されるメモリカードデバイス挿入用スロット13が設けられている。
【0040】
また、デジタルスチルカメラ11の本体12には、操作ボタン(操作スイッチ)14,及びUSB端子15が設けられている。
【0041】
操作ボタン14は、メモリカードデバイス挿入用スロット13に装着されたメモリカードデバイス40に保存されているファイルのコピーや、デジタルスチルカメラ11に備わっている時計機能(内蔵時計)の時刻合わせを行う場合に、コピー用や時刻合わせ用のアプリケーションを起動するための操作スイッチである。
【0042】
本実施の形態では、この操作ボタン14について、ユーザがデジタルスチルカメラ11の時計機能の時刻合わせ操作を行った場合について説明し、コピー操作を行った場合についてはその説明を省略する。
【0043】
USB端子15は、PC30との間でデータ送受信するための、標準化されたシリアルインタフェース規格の端子である。デジタルスチルカメラ11は、そのメモリカードデバイス挿入用スロット13にメモリカードデバイス40を装着した状態で、同じくUSB端子33を備えたPC30との間で、両USB端子15,33をUSBケーブル51によって接続し、ファイル転送のやり取りを行うことができる。
【0044】
その際、デジタルスチルカメラ11のメモリカードデバイス挿入用スロット13に装着されたメモリカードデバイス40は、リムーバブルドライブ形式で、又はオペレーティングシステム(Operating System,以下、OSと略称する)によっては内蔵ドライブ形式で、PC30から認識することができる。
【0045】
また、PC30には、予め、監視用常駐ソフト61及び時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62がインストールされてそれぞれ機能する構成になっている。
【0046】
次に、この監視用常駐ソフト61及び時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62による、デジタルスチルカメラ11内の時計機能の時刻修正システムに関して説明する。
【0047】
図2は、本実施の形態に係る情報伝達システムのシステム構成図である。
図2は、伝達先機器であるPC30に、撮像システム10を構成する伝達元機器のデジタルスチルカメラ11を、USBケーブル51によってUSB接続した場合の情報伝達システム1の構成を示している。
【0048】
なお、その説明に当たって、先に図1で説明した構成部分については、同一符号を付し、その説明を省略する。
【0049】
同図に示すように、撮像システム10において、デジタルスチルカメラ11に搭載したメモリカードデバイス40のファイル格納フォルダ構造41は、ルートフォルダ42とサブフォルダ43とからなる階層フォルダ構造になっている。
【0050】
そのうち、ルートフォルダ42には、デジタルスチルカメラ11に備えられた識別用ファイル生成手段16によって生成され、当該デジタルスチルカメラ11に関する識別用ファイル45が格納される。これに対し、サブフォルダ43には、デジタルスチルカメラ11によって撮影されたファイル(画像ファイル)46が格納される。
【0051】
ここで、識別用ファイル生成手段16によって生成される識別用ファイル45の構成について説明する。
【0052】
図3は、本実施の形態における識別用ファイルのフォーマット構造を示した図である。
本実施の形態では、メモリカードデバイス40内のルートフォルダ42に生成される識別用ファイル45は、伝達元機器のデジタルスチルカメラ11に設けられた識別用ファイル生成手段16によって、図3に示すファイルフォーマットにしたがって生成される。
【0053】
本実施の形態の識別用ファイル45は、4バイトのファイルサイズ部(File size,Header)451,4バイトのマジックナンバー部(Magic Number)452,14バイトの目的部(Purpose)453,20バイトのソース名部(Source Name)454,6バイトのバージョン部(Version)455,8バイトのポップアップ時刻部(Pop Up Date& Time)456、8バイトの時刻部(Date & Time)457,及び8バイトの1つのリザーブ部(Reserved)458から構成されている。
【0054】
マジックナンバー部452には、識別用ファイル45のマジックナンバー(Magic Number)で、このファイルの特有な名称がASCII表記される。
【0055】
目的部453には、このファイルの目的がASCII表記される。表示としては、“1 G _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _”の14バイトになっている。“_”は今後の拡張を行う場合、バイト数を有効活用できるように構成された部分である。例えば、“_”は12バイトであるが、これをビット表記することで最大4096種類の情報を扱うことができる。なお、本実施形態の情報伝達システム1の場合、この目的部453は、単純に“時刻情報を更新する”といった目的のために使用されているが、将来的にさらに複雑な処理を行う場合には、その目的も異なってくる。その場合、例えば、後述のリザーブ部458に新たな目的に適った内容が付加されることになるが、そのような拡張がなされても支障が起きないように予め拡張の仕組みを用意している。
【0056】
ソース名部454には、ソース名として、この識別用ファイル45を生成した機器名がASCII表記される。
【0057】
バージョン部455には、この識別用ファイル45のバージョン情報がASCII表記される。
【0058】
ポップアップ時刻部456には、当該識別用ファイル45の生成日時(初めて使うとき)、又はUSBでアクティブ接続する直前の日時についての時刻情報がASCII表記される。
【0059】
時刻部457には、デジタルスチルカメラ11がPC30とUSB接続された条件下の後述するPC30による、識別用ファイル45内のポップアップ時刻部456の時間情報と、PC30のHDD34内の時間情報ファイル34Aに保存された時間情報との比較で、両者が一致しない場合に、ポップアップ時刻部456の時間情報がPC30の監視用常駐ソフト61によってASCII表記で書き込まれるようになっている。
また、残りの8バイトのリザーブ部458は、将来の拡張用に使用される。
【0060】
そして、上述した識別用ファイル45は、ファイルサイズ部451の4バイト以外はACSII表記とし、デジタルスチルカメラ11内でのファイル認識を高速化している。
【0061】
これに対し、ファイルサイズ部451は、識別用ファイル45のトータルバイト数‘72’からファイルサイズ部451のバイト数‘4’を引いたバイト数‘68’を、ビックエンディアン表記で記載して、識別用ファイル45が破壊されているか否かのチェックが容易になっている。
【0062】
すなわち、このファイルサイズ部451をビックエンディアン表記とすることで、非常に簡単なエラーチェックであるが、何らかの原因でデータが追廃(改竄)された場合には、ファイルサイズ部451に記載されたバイト数‘68’が異なることになる。
【0063】
したがって、ヘッダ451に識別用ファイル45のトータルバイト数からファイルサイズ部451のバイト数を除いたバイト数を記述しておくことによって、これを扱うアプリケーションで、識別用ファイル45が破壊されているか否かの判断を、識別用ファイル45の中身を見なくても簡単かつ短時間で行うことができ、その識別用ファイル45自体が信頼できるものであるか否かの判別が可能になる。そのために、PC30のHDD34には、この識別用ファイル45のトータルファイルサイズ‘72’から、ヘッダ451の長さ分の4バイトを差し引いたサイズ‘68’が、予め定義された所定のファイルフォーマットとして記入されている。
【0064】
これにより、図2に示すように、デジタルスチルカメラ11とPC30とがUSBケーブル51によってUSB接続されると、デジタルスチルカメラ11に装着されたメモリカードデバイス40の中に保存された、ルートフォルダ42及びサブフォルダ43からなる階層フォルダ構造や、その中のファイル群45,46を、そっくりPC30側から見ることができる。
【0065】
このことは、デジタルスチルカメラ本体12に装着されたメモリカードデバイス40のファイル格納フォルダ構造41が、PC30側からは、PC30に接続されているドライブ340のファイル格納フォルダ構造341として認識されることを示す。
【0066】
これに基づき、メモリカードデバイス40のファイル格納フォルダ構造41におけるルートフォルダ42及びサブフォルダ43は、PC30側から眺めたドライブ340のファイル格納フォルダ構造341におけるルートフォルダ342及びサブフォルダ343として認識されることになる。
【0067】
そして、このPC30側から認識されたルートフォルダ342には、図2で説明したデジタルスチルカメラ11の識別用ファイル生成手段16によって生成され識別用ファイル45が識別用ファイル345として格納され、サブフォルダ343には、デジタルスチルカメラ11で撮影されたファイル(画像ファイル)46が、画像ファイル346として格納されていることになる。
【0068】
すなわち、メモリカードデバイス40のファイル格納フォルダ構造41の各ファイル45(すなわち、345)、46(すなわち、346)は、デジタルスチルカメラ11とPC30とによって共有されることになる。
【0069】
そこで、本実施の形態の情報伝達システム1では、PC30内に常駐させている監視用常駐ソフト61によって、デジタルカメラ本体12内のフォルダ構造41(341)を検出し、その検出したフォルダ構造41(341)を解析して、その識別用ファイル45(345)のファイル構造が、本システム1で予め定められた伝達元機器の識別用ファイル45(345)のファイルフォーマット及びデータ内容になっているか否かを識別する構成となっている。
【0070】
監視用常駐ソフト61は、例えば、デジタルスチルカメラ11の識別用ファイル生成手段16によって生成された識別ファイル45(345)と、HDD34内の時間情報ファイル34Aに保存された識別ファイル45(345)との間で、前述した識別用ファイル45が破壊されているか否かのチェックに加え、次のチェックを行う。
【0071】
まず、監視用常駐ソフト61は、伝達元機器のデジタルスチルカメラ11の識別用ファイル生成手段16によって生成された識別ファイル45(345)について、そのマジックナンバー部452のマジックナンバー、目的部453のファイルの目的、及びバージョン部455のバージョン情報それぞれが、伝達先機器のPC30のHDD34内の時間情報ファイル34A(一般的にはソフトファイルと同じフォルダ内に設けられる)に保存された識別ファイル45(345)のマジックナンバー部452のマジックナンバー、目的部453のファイルの目的、及びバージョン部455のバージョン情報とデータ内容が一致するか否かをチェックする。
【0072】
そして、監視用常駐ソフト61は、これらの何れかが一致しない場合は、本システム1の伝達先機器の識別用ファイル45(345)のファイルフォーマット及びデータ内容ではないと判定する。
【0073】
一方、両者のマジックナンバー部452のマジックナンバー、目的部453のファイルの目的、及びバージョン部455のバージョン情報それぞれが一致する場合には、監視用常駐ソフト61は、デジタルスチルカメラ11の識別用ファイル生成手段16によって生成された識別ファイル45(345)のポップアップ時刻部456の時間情報と、HDD34内の時間情報ファイル34Aに保存された識別ファイル45(345)のポップアップ時刻部456の時間情報との比較を行い、両者の時間情報が一致しない場合は、デジタルスチルカメラ11内の時計機能の時間情報を修正するために、PC30内の時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62を起動する構成になっている。
【0074】
この結果、本実施の形態の情報伝達システム1では、監視用常駐ソフト61によって検出・解析されたデジタルカメラ本体12内のフォルダ構造41(341)が予めPC30で定義されているフォルダ構造41(341)であって、かつ、その識別用ファイル45(345)のファイル構造,その所定の項目データの内容がPC30で予め定められているファイルフォーマット及びデータ内容と一致し、さらにその中の時間情報が一致しない場合に、監視用常駐ソフト61は時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62を起動する。
【0075】
時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62は、PC30によって例えばリムーバブルメディアドライブとして認識された、図2に示すドライブ340(40)内のフォルダ構造341(41)中にある、識別用ファイル345(45)内のポップアップ時刻部456(時間情報記述オブジェクトヘッダに対応、後述の図3参照)の情報を利用して、デジタルスチルカメラ11内の時計機能の自動時刻設定を行う。
【0076】
時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62は、デジタルスチルカメラ11内の時間情報を更新するための最初のルーチンとして、インターネット上にあるタイムサーバーやPC30内にある時計機能からAPI( Application Program Interface )を経由して最新時間情報を取得し、この取得した最新時間情報を識別用ファイル345(45)内のポップアップ時刻部456及び時刻部457に書き込むとともに、HDD34内の時間情報ファイル34Aに、ポップアップ時刻部456及び時刻部457の更新された時間情報の入ったデータファイル、又は更新された識別用ファイル345(45)をコピーしておく構成となっている。
それ以降は、PC30は、監視用常駐ソフト61により起動されている前述の時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62の実行を終了する。
【0077】
一方、前述したように、メモリカードデバイス40のファイル格納フォルダ構造41の各ファイル45(すなわち、345)、46(すなわち、346)は、デジタルスチルカメラ11とPC30とによって共有されているため、撮像システム10を構成するデジタルスチルカメラ11は、フォルダ構造41内の識別用ファイル45のポップアップ時刻部456及び時刻部457に記憶したファイル日時がPC30の時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62によって更新されたことを、その更新直後に判別可能である。
【0078】
デジタルスチルカメラ11は、フォルダ構造41内の識別用ファイル45(345)内のポップアップ時刻部456及び、時刻部457が更新され、かつそれらの時間情報が一致していることを判別すると、内部の時計機能による時間情報と、識別用ファイル45(345)内のポップアップ時刻部(時間情報格納オブジェクトヘッダ)456に記述された時間情報とを比較し、差異が認められた場合、当該時計機能による時間情報を、[識別用ファイル45(345)のポップアップ時刻部456に格納された時間情報]+[撮像システム10が識別用ファイル45(345)が変更になったことを認識してからファイル解析までの補正時間(α時間)]の合算値で時間補正し、一連の情報伝達シーケンスを完了する構成になっている。
【0079】
ここで、撮像システム10が識別用ファイル45が変更になったことを認識してからファイル解析までの補正時間(α時間)を考慮しているのは、本来すぐに判別できるデジタルスチルカメラ11の上記した更新判別が、デジタルスチルカメラ11特有のファイルシステムの構成、OS等の関係で、実際には“遅れ”が生じるためによる。例えば,デジタルスチルカメラ11のファイルシステムでは、カメラ11内のバスシステムを使ってメモリカードデバイス40内の情報を見ているため、そのバス内にいろいろな割り込みが入ってきてしまった場合には、本来すぐに判別できる更新直後の時間に対し、その割り込みの処理時間分だけ“遅れ”が生じる。そして、その“遅れ”分は、撮像システム10それぞれによっても違うし、そのカメラ内のバスがどの程度忙しいかによっても変化するため、本実施の形態では、この補正時間(α時間)を加えた合算値で、デジタルスチルカメラ11の時計機能の時間情報を補正する構成となっている。
【0080】
図4は、本実施形態の情報伝達システムのフローチャートである。
以下、このフローチャートに基づいて、適宜図1〜図3を参照しながら、上述の情報伝達システムの作用について詳述する。
【0081】
まず、ユーザは、デジタルスチルカメラ11のUSB端子15と、PC30のUSB端子33とを、USBケーブル51によって接続する(ステップS01)。なお、この状態では、デジタルスチルカメラ11とPC30とのUSB接続は、まだアクティブな状態にはなっておらず、デジタルスチルカメラ11とPC30とは、電気的には接続されていない状態になっている。
【0082】
その上で、ユーザは、デジタルスチルカメラ11の本体12に設けられた操作ボタン14を押釦操作して、デジタルスチルカメラ11に内蔵された時計機能の時刻合わせ操作を指示する(ステップS02)。
【0083】
この操作ボタン14による時刻合わせ操作が行われると、デジタルスチルカメラ11内では、識別用ファイル生成手段16が起動し、挿入用スロット13に装着されたメモリカードデバイス40内に、前述の図3に示したフォーマットからなる識別用ファイル45を生成、又は既に識別用ファイル45生成されている場合にはその更新を行う(ステップS03)。
【0084】
この識別用ファイル45の生成又は更新に当たっては、識別用ファイル生成手段16は、デジタルスチルカメラ11に内蔵された時計機能に基づいて、当該識別用ファイル45の生成又は更新日時をそのポップアップ時刻部456に記述する。
このとき、時刻部457は、以前の情報値が維持され、生成日時の記述は行われない。
【0085】
デジタルスチルカメラ11は、このメモリカードデバイス40内への識別用ファイル45の生成又は更新が終わると、USB端子15を、アクティブな状態にする(ステップS03)。
【0086】
これにより、PC30のOSに備えられているプラグアンドプレイ(Plug and Play)機能が、デジタルスチルカメラ11内のUSBシステムを認識し、デジタルスチルカメラ11用として予めPC30のOSにインストールされているデバイスドライバがロードされる。
【0087】
これにより、PC30のOS内の上位層では、デジタルスチルカメラ11に装着されたメモリカードデバイス40は、PC30のドライブ340として認識され、識別用ファイル45は共有化される(ステップS04)。
【0088】
この結果、PC30のOSが、例えばウィンドウズOS(Windows:マイクロソフト社の商標)であれば、マイコンピュータ(My Computer)内に、メモリカードデバイス40が、PC30に接続されている記憶装置(デバイス)の一つとして認識され、リムーバブルメディアデバイスとして表示される。
【0089】
一方、デジタルスチルカメラ11で生成されたルート(階層)フォルダ42以下のファイル格納フォルダ構造41は、PC30では、PC30に接続されている記憶装置340のファイル格納フォルダ構造341として認識されることになる。
【0090】
ところで、PC30には、そのタスク内に前述した監視用常駐ソフト61が常駐しており、PC30の新たに生成されたドライブ340内のフォルダ構造341や、その中のファイル345,346をチェックしている。
【0091】
したがって、前述したステップS01のデジタルスチルカメラ11とPC30とのUSB接続により、この監視用常駐ソフト61によって、新たに生成されたドライブ340(メモリカードデバイス40に対応)内のフォルダ構造341(メモリカードデバイス40のフォルダ構造41に対応)や、その中のファイル345,346(メモリカードデバイス40の識別用ファイル45とその他のファイル46に対応)も、チェックされることになる。
【0092】
そこで、監視用常駐ソフト61は、ドライブ340内に新たに生成されたフォルダ構造341の存在を認めると、時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62を起動する(ステップS05)。
【0093】
この結果、PC30は、この時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62の起動によって、識別用ファイル345内のポップアップ時刻部456に記述された最終転送日時を、PC30内の後述する時間情報ファイル34Aに保存すること、及び以下のアルゴリズムをこのシステムに適用することによって、PC30に接続されたシステム10内の時計機能による時間情報が常に最新の状態であるか否かを見出すことが可能となる。
【0094】
ここで、最終転送日時は、前述のステップS3で、デジタルスチルカメラ11側の識別用ファイル生成手段16によって、識別用ファイル45の生成又は更新時、当該識別用ファイル45内のポップアップ時刻部456に記述された、デジタルスチルカメラ11に内蔵された時計機能に基づく時刻情報を示す。
【0095】
最終転送日時は、デジタルスチルカメラ11の操作ボタン14を押釦操作し(ステップS02)、デジタルスチルカメラ11側の識別用ファイル生成手段16によって生成又は更新された識別用ファイル345を、PC30側の監視用常駐ソフト61が認識し(ステップS03,S04)、時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62が起動した時点(ステップS05)で、時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62によって識別用ファイル345内のポップアップ時刻部456の時間情報を取得するとともに、PC30内のレジストリ又はHDD34内にある時間情報ファイル34Aに保存されている時間情報を取得する(ステップS06)。なお、上記ステップS05で時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62が起動された当初では、PC30内のレジストリ又はHDD34内にある時間情報ファイル34Aには、前回デジタルスチルカメラ11とPC30とUSB接続して、デジタルスチルカメラ11に内蔵された時計機能の時刻合わせ操作した際に取得された以前の時間情報がまだ記憶されている。
【0096】
ステップS03〜S06の処理を行った後、PC30は、起動した時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62により、識別用ファイル345内のポップアップ時刻部456の時間情報と、PC30内のレジストリ又はHDD34内の時間情報ファイル34Aに保存された時間情報との比較を行う(ステップS07)。
【0097】
このステップS07の比較判断で、ポップアップ時刻部456に記述された時間情報がPC30内の時間情報ファイル34Aに保存された時間情報と異なる場合は“No”となり、時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62は、インターネット上にあるタイムサーバーやPC30内にある時計機能といった時間情報源より現在の時間情報を取得するため、時間情報記述用書き込みアプリソフトを起動させ、時間情報記述用書き込みアプリソフトは取得した時間情報を時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62に渡す(ステップS08)。
【0098】
これにより、時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62は、識別用ファイル345内のポップアップ時刻部456及び時刻部457に、時間情報源より取得した最新の時間情報を書き込んで更新するとともに(ステップS09)、この更新されたポップアップ時刻部456の最新の時間情報を、PC30内のレジストリ又はHDD34内にある時間情報ファイル34Aに、従前から保存されている時間情報に代えて保存しておく(ステップS10)。
【0099】
そして、時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62は、再び前述したステップS06の処理の実行に戻るが、今度はステップS07の識別用ファイル345内のポップアップ時刻部456の時間情報と、PC30内のレジストリ又はHDD34内の時間情報ファイル34Aに保存された時間情報との比較において、上述したステップS09,S10の処理の結果、両時間情報は一致することになる。
【0100】
これにより、時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62は、その処理の実行が終了したことを、監視用常駐ソフト61に通知する。それを受けて、監視用常駐ソフト61は、時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62を終了する(ステップS11)。ただし、監視用常駐ソフト61はそのままである。
【0101】
なお、上述したコピー作業中、仮に何らかのトラブル、例えば、PC30のOSがクラッシュした,デジタルスチルカメラ11とPC30とのUSB接続が外れてしまった,デジタルスチルカメラ11の電源が落ちてしまった等といったことにより、PC30側で識別用ファイル345内のポップアップ時刻部456の時間情報が取得できない、又は時間情報を書き込めない等といったトラブルが起きた場合には、PC30は、上記説明した時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62による時間情報更新処理を中止し、最新時間情報取得/時間情報記述ソフト62は終了する(ステップS17)。ただし、監視用常駐ソフト61はそのままである。
【0102】
これに対し、前述したように、デジタルスチルカメラ11のメモリカードデバイス40は、PC30とUSB接続されている状態では共有され、PC30によるメモリカードデバイス40内の情報の取得や保存もカメラ11内のバスシステムを使って行われることに基づき、デジタルスチルカメラ11が、そのフォルダ構造41内の識別用ファイル45のポップアップ時刻部456及び時刻部457に記憶されている時間情報がPC30の時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62によって更新された(ステップS12、前述のステップS09に対応)ことを認識すると(ステップS13)、デジタルスチルカメラ11は、次に述べるような時刻変更処理を行う。
【0103】
まず、デジタルスチルカメラ11は、識別用ファイル45のファイル内のポップアップ時刻部456と時刻部457とのそれぞれ時間情報の比較を行う。
この場合、前述したように、コピー作業中に何らかのトラブルが発生して前述のステップS9の処理が行われなかった場合以外は、それぞれ時間情報が一致しているので、デジタルスチルカメラ11は、ポップアップ時刻部456及び時刻部457それぞれの時間情報の一致を持って、PC30の時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト62によって時間情報が更新されたとの判断を行う(ステップS14)。
【0104】
そこで、撮像システム10内の監視ソフトは、撮像システム10に内蔵された時計機能による時間情報を取得し(ステップS15)、この取得した時計機能による時間情報と識別ファイル45内のポップアップ時刻部456又は時刻部457に保存されている時間情報とを比較し、その情報が識別ファイル45内の時間情報と一致しない(±3sec程度の時間トレランスを設けておく)場合(ステップS16)、デジタルスチルカメラ11は、自身の内蔵された時計機能の時間情報、すなわちカメラ内時間を識別用ファイル45内の時刻部456の時間情報を使って更新する(ステップS17)。
【0105】
これに対し、デジタルスチルカメラ11は、上記ステップS16による取得した自身の時計機能による時間情報と識別ファイル45内のポップアップ時刻部456又は時刻部457に保存されている時間情報との比較において、両者が一致している(±3sec程度の時間トレランス内の誤差)ならば、自身の内蔵された時計機能の時間情報は、現在の時刻に対して‘遅れ’も‘進み’もないとして、カメラ内時間の変更は行わない(ステップS18)。
そして、デジタルスチルカメラ11は、PC30とのUSB接続状態での時刻合わせ操作による一連の時間補正を終了する(ステップS19)。
【0106】
以上により、ユーザは、デジタルスチルカメラ11のUSB端子15と、PC30のUSB端子33とのUSBケーブル51による接続を外すことが可能になる(ステップS20)。
【0107】
以上のように、本実施の形態のでは、デジタルスチルカメラ11のUSB端子15とPC30のUSB端子33とをUSBケーブル51で接続し、デジタルスチルカメラ11の本体12に設けられた操作ボタン14を押釦操作するだけで、デジタルスチルカメラ11に内蔵された時計機能の時刻合わせが自動的に行われる。
【0108】
なお、本実施の形態は、以上説明したように構成されるが、これに限るものではなく、伝達元機器としては、デジタルスチルカメラ11に限らず、例えばビデオカメラ等のような、内部に時計機能を有して他の機器と自身の記憶手段に記憶されたファイルの共有化がはかれる機器であればよく、又、伝達先機器としては、PCに限らず、前記伝達元機器とファイルの共有化がはかれる相手方機器であればよい。
【0109】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、伝達元機器の伝達元記憶手段を伝達先機器の伝達先記憶手段に接続するという行為で、伝達元機器がマスストレージクラスのUSBデバイスであっても、時刻調整に当たっての伝達元機器による面倒な手動操作が必要なくなり、自動化をはかることができる。さらに、このシステムを使うことでUSBのプロトコル自体を複雑化し、システム自体の複雑化することを回避し、容易に伝達先機器をコントロールできる。また、マスストレージクラスでは、本来、ファイルを転送するといういわゆるファイル転送専用の機能しかないが、本発明により、自動的に伝達先機器側のコピーアプリソフトをコントロールし、時刻調整用アプリソフトを起動し、実行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る情報伝達システムの概略構成図である。
【図2】本実施の形態に係る情報伝達システムのシステム構成図である。
【図3】本実施の形態における識別用ファイルのフォーマット構造を示した図である。
【図4】本実施形態の情報伝達システムのフローチャートである。
【符号の説明】
1 情報伝達システム
10 撮像システム
11 デジタルスチルカメラ
12 本体
13 メモリカードデバイス挿入用スロット
14 操作ボタン(操作スイッチ)
15 USB端子
16 識別用ファイル生成手段
30 PC
33 USB端子
34 HDD
340 ドライブ
341 ファイル格納フォルダ構造
342 ルートフォルダ
343 サブフォルダ
345 識別用ファイル
346 ファイル(画像ファイル)
40 メモリカードデバイス
41 ファイル格納フォルダ構造
42 ルートフォルダ
43 サブフォルダ
45 識別用ファイル
451 ファイルサイズ部
452 マジックナンバー部
46 ファイル(画像ファイル)
51 USBケーブル
61 監視用常駐ソフト
62 時間情報取得/識別ファイル更新用ソフト

Claims (4)

  1. システムが異なる機器間でファイルを伝達する情報伝達システムの伝達元機器であって、
    時刻を計測する時計手段と、
    該時計手段の計測時刻の補正を指示するために操作される補正指示操作部と、
    伝達するファイルを予め伝達先機器との間で定められている標準化されたフォルダ構造で保存する伝達元記憶手段と、
    該伝達元記憶手段に、前記伝達するファイルに加えて、前記補正指示操作部の操作に基づき、当該伝達するファイルの伝達元を伝達先に特定させるための識別用データ、及び前記時計手段の計測時刻に基づき取得されたポップアップ時刻情報と伝達先機器によって前記時計手段以外の時間情報源から取得されて保存されている補正時刻情報とを有する時間情報オブジェクトを含む識別用ファイルを、予め伝達先機器との間で定められている標準化されたフォーマットで生成する識別用ファイル生成手段と、
    該識別用ファイル生成手段によって生成され、前記伝達元記憶手段に保存されている識別用ファイル内の時間情報オブジェクトが伝達先機器により補正されたのを、前記識別用ファイルに含まれている時間情報オブジェクトのポップアップ時刻情報と補正時刻情報との一致/不一致を比較することによって判断する時間情報オブジェクト補正検出手段と、
    該時間情報オブジェクト補正検出手段による一致判断に対応した補正検出に基づき、当該補正された時間情報オブジェクトのポップアップ時刻情報又は補正時刻情報に基づいて、前記時計手段の計測時刻を補正する時刻補正手段と
    を備えていることを特徴とする伝達元機器。
  2. システムが異なる機器間でファイルを伝達する情報伝達システムの伝達先機器であって、
    伝達元機器以外の時間情報源から現在時刻を取得する現在時刻取得手段と、
    伝達元機器が当該伝達元機器に備えられた時計手段の計測時刻の補正を行うための補正時刻情報を記憶する補正情報保存手段と、
    伝達元機器に備えられている伝達元記憶手段のフォルダ構造について、予め伝達元機器との間で定められている標準化されたフォルダ構造になっていることを検出し、当該フォルダ構造中に予め伝達元機器との間で定められている標準化されたフォーマットで含まれる、伝達元機器の識別用データ、及び伝達元機器で前記時計手段の計測時刻に基づき定義したポップアップ時刻情報と当該時計手段の計測時刻の補正に用いられた補正時刻情報とを有する時間情報オブジェクトを含んだ識別用ファイルを識別する監視手段と、
    該監視手段が識別した識別用ファイルに含まれる時間情報オブジェクトの補正の必要性の有/無を、当該識別用ファイルに含まれる時間情報オブジェクトのポップアップ時刻情報と前記補正情報保存手段に記憶されている補正時刻情報との不一致/一致に対応させて判断する補正要否判断手段と、
    該補正要否判断手段によるポップアップ時刻情報と補正時刻情報との不一致に対応した補正要判断に基づいて、前記現在時刻取得手段に現在時刻を取得させ、当該取得した現在時刻で、当該識別用ファイルに含まれる時間情報オブジェクトのポップアップ時刻情報及び補正時刻情報を記憶更新するとともに、前記補正情報保存手段の補正時刻情報を記憶更新する時間情報オブジェクト補正手段と
    を備えていることを特徴とする伝達先機器。
  3. システムが異なる機器間でファイルを伝達する情報伝達システムであって、
    時刻を計測する時計手段と、
    該時計手段の計測時刻の補正を指示するために操作される補正指示操作部と、
    伝達するファイルを予め伝達先機器との間で定められている標準化されたフォルダ構造で保存する伝達元記憶手段と、
    該伝達元記憶手段に、前記伝達するファイルに加えて、前記補正指示操作部の操作に基づき、当該伝達するファイルの伝達元を伝達先に特定させるための識別用データ、及び前記時計手段の計測時刻に基づき取得されたポップアップ時刻情報と伝達先機器によって前記時計手段以外の時間情報源から取得されて保存されている補正時刻情報とを有する時間情報オブジェクトを含む識別用ファイルを、予め伝達先機器との間で定められている標準化されたフォーマットで生成する識別用ファイル生成手段と、
    該識別用ファイル生成手段によって生成され、前記伝達元記憶手段に保存されている識別用ファイル内の時間情報オブジェクトが伝達先機器により補正されたのを、前記識別用ファイルに含まれている時間情報オブジェクトのポップアップ時刻情報と補正時刻情報との一致/不一致を比較することによって判断する時間情報オブジェクト補正検出手段と、
    該時間情報オブジェクト補正検出手段による一致判断に対応した補正検出に基づき、当該補正された時間情報オブジェクトのポップアップ時刻情報又は補正時刻情報に基づいて、前記時計手段の計測時刻を補正する時刻補正手段と
    を備えている伝達元機器に、
    伝達元機器以外の時間情報源から現在時刻を取得する現在時刻取得手段と、
    伝達元機器が当該伝達元機器に備えられた時計手段の計測時刻の補正を行うための補正時刻情報を記憶する補正情報保存手段と、
    伝達元機器に備えられている伝達元記憶手段のフォルダ構造について、予め伝達元機器との間で定められている標準化されたフォルダ構造になっていることを検出し、当該フォルダ構造中に予め伝達元機器との間で定められている標準化されたフォーマットで含まれる、伝達元機器の識別用データ、及び伝達元機器で前記時計手段の計測時刻に基づき定義したポップアップ時刻情報と当該時計手段の計測時刻の補正に用いられた補正時刻情報とを有する時間情報オブジェクトを含んだ識別用ファイルを識別する監視手段と、
    該監視手段が識別した識別用ファイルに含まれる時間情報オブジェクトの補正の必要性の有/無を、当該識別用ファイルに含まれる時間情報オブジェクトのポップアップ時刻情報と前記補正情報保存手段に記憶されている補正時刻情報との不一致/一致に対応させて判断する補正要否判断手段と、
    該補正要否判断手段によるポップアップ時刻情報と補正時刻情報との不一致に対応した補正要判断に基づいて、前記現在時刻取得手段に現在時刻を取得させ、当該取得した現在時刻で、当該識別用ファイルに含まれる時間情報オブジェクトのポップアップ時刻情報及び補正時刻情報を記憶更新するとともに、前記補正情報保存手段の補正時刻情報を記憶更新する時間情報オブジェクト補正手段と
    を備えている伝達先機器を、標準化されたシリアルインタフェース規格をもって接続してなること特徴とする情報伝達システム。
  4. システムが異なる伝達元、伝達先機器間でファイルを伝達する情報伝達システムおける自動時刻設定方法であって、
    伝達元機器が、予め伝達先機器との間で定められている標準化されたフォルダ構造で、伝達するファイルを伝達元記憶手段に保存する伝達ファイル保存ステップと、
    伝達元機器が、補正指示に基づき、自身を伝達先機器に特定させるための識別用データ、及び自身の時計手段の計測時刻に基づき取得されたポップアップ時刻情報と伝達先機器によって該時計手段以外の時間情報源から取得されて保存されている補正時刻情報とを有する時間情報オブジェクトを含む識別用ファイルを、予め伝達先機器との間で定められている標準化されたフォーマットで生成し、予め伝達先機器との間で定められている標準化されたフォルダ構造で前記伝達元記憶手段に保存する識別用ファイル保存ステップと、
    伝達先機器が、伝達元機器に備えられている伝達元記憶手段のフォルダ構造について、予め伝達元機器との間で定められている標準化されたフォルダ構造になっていることを検出し、当該フォルダ構造中に含まれる予め伝達元機器との間で定められている標準化されたフォーマットの、伝達元機器の識別用データ、及び伝達元機器のポップアップ時刻情報と補正時刻情報とを有する時間情報オブジェクトを含んだ識別用ファイルを識別する監視ステップと、
    伝達先機器が、該監視ステップによって識別した識別用ファイルに含まれる時間情報オブジェクトの補正の必要性の有/無を、当該識別用ファイルに含まれる時間情報オブジェクトのポップアップ時刻情報と自身に備えられている補正情報保存手段に記憶されている伝達元機器の前記時計手段が計測時刻の補正に用いる補正時刻情報との不一致/一致に対応させて判断する補正要否判断ステップと、
    伝達先機器が、該補正要否判断ステップによるポップアップ時刻情報と補正時刻情報との不一致に対応した補正要判断に基づいて、自身に備えられている現在時刻取得手段に伝達元機器以外の時間情報源から現在時刻を取得させ、当該取得した現在時刻に基づいて定義された時間情報で、当該識別用ファイルに含まれる時間情報オブジェクトのポップアップ時刻情報及び補正時刻情報を記憶更新するとともに、前記補正情報保存手段に記憶されている補正時刻情報を記憶更新する時間情報オブジェクト補正ステップと、
    伝達元機器が、前記識別用ファイル保存ステップにより前記伝達元記憶手段に保存した識別用ファイル内の時間情報オブジェクトが、伝達先機器の前記時間情報オブジェクト補正ステップによって記憶更新されたのを、当該識別用ファイルの時間情報オブジェクトのポップアップ時刻情報と補正時刻情報との一致/不一致を比較することによって判断する時間情報オブジェクト補正検出ステップと、
    伝達元機器が、該時間情報オブジェクト補正検出ステップによる一致判断に対応した補正検出に基づき、当該補正された時間情報オブジェクトのポップアップ時刻情報又は補正時刻情報に基づいて、前記時計手段の計測時刻を補正する時刻補正ステップと
    を有していることを特徴とする情報伝達システムおける自動時刻設定方法。
JP2002231520A 2002-08-08 2002-08-08 伝達元機器、伝達先機器、情報伝達システム、及び情報伝達システムにおける自動時刻設定方法 Expired - Fee Related JP3936896B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002231520A JP3936896B2 (ja) 2002-08-08 2002-08-08 伝達元機器、伝達先機器、情報伝達システム、及び情報伝達システムにおける自動時刻設定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002231520A JP3936896B2 (ja) 2002-08-08 2002-08-08 伝達元機器、伝達先機器、情報伝達システム、及び情報伝達システムにおける自動時刻設定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004069605A JP2004069605A (ja) 2004-03-04
JP3936896B2 true JP3936896B2 (ja) 2007-06-27

Family

ID=32017269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002231520A Expired - Fee Related JP3936896B2 (ja) 2002-08-08 2002-08-08 伝達元機器、伝達先機器、情報伝達システム、及び情報伝達システムにおける自動時刻設定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3936896B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4214987B2 (ja) 2004-11-22 2009-01-28 船井電機株式会社 光ディスク記録再生装置
JP6135204B2 (ja) * 2013-03-11 2017-05-31 株式会社リコー 電子機器、時刻設定方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004069605A (ja) 2004-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7269691B2 (en) Electronic device for managing removable storage medium, method and storage medium therefor
US7249281B2 (en) Method and system for backing up and restoring data of a node in a distributed system
US8190576B2 (en) File recording device and imaging device
EP0394114B1 (fr) Coupleur multifonctions entre une unité centrale d'ordinateur et les différents organes périphériques de ce dernier
FR2737029A1 (fr) Dispositif d'interface entre un calculateur a architecture redondante et un moyen de communication
US20110231641A1 (en) Information-processing apparatus and method of starting information-processing apparatus
JP4849259B2 (ja) ハイブリッド型コンピュータセキュリティクロック
US20110102633A1 (en) Image sensing apparatus
JP3936896B2 (ja) 伝達元機器、伝達先機器、情報伝達システム、及び情報伝達システムにおける自動時刻設定方法
US7936474B2 (en) Data transmission system and apparatus for copying or backup
KR100624587B1 (ko) 전달원 기기, 전달처 기기, 정보 전달 시스템, 및 정보전달 시스템에서의 시스템 인식 방법
US8015479B2 (en) Information processing apparatus, electronic document processing method, and storage medium
JPH1051728A (ja) デジタルカメラ、デジタルカメラ制御装置、デジタルカメラシステム、デジタルカメラ制御方法及び媒体
JP2006309289A (ja) バックアップ方法およびバックアップシステム、ならびにそのためのプログラム
US20060101093A1 (en) Processing device and program update method
CN113595762A (zh) 一种网卡配置的保存方法及装置
US10216456B2 (en) Estimating mount time completion in file systems
US6446067B2 (en) Information processing unit, information processing system, method of correcting abnormality of christian calendar year in information processing unit, and computer readable record medium having christian calendar year abnormality correction program recorded therein
JP2004164362A (ja) バックアップ装置、バックアップ方法、バックアップ用プログラム及びバックアップ用プログラムの記録媒体
JP2005348404A (ja) デジタルカメラ
JP2007080462A (ja) 着脱可能な記録媒体を使用したデジタル機器
JP2004187189A (ja) 情報伝達システム及び伝達元機器と伝達先機器
JP2003085056A (ja) リムーバブルメモリを着脱可能な電子装置及びファイルシステム検査方法
WO2021024374A1 (ja) 情報処理装置
US20130218855A1 (en) Method and system for managing data and a corresponding computer program and a corresponding computer-readable storage medium

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050525

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061024

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070306

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070326

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100330

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110330

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120330

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120330

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130330

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees