JP2004187189A - 情報伝達システム及び伝達元機器と伝達先機器 - Google Patents

情報伝達システム及び伝達元機器と伝達先機器 Download PDF

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Abstract

【課題】機器同士間でのファイルの転送に係り、機器同士が同システムであることを容易に識別でき、ファイル転送操作の容易化をはかるとともに、システム自体の複雑化を回避した、伝達元機器、伝達先機器情報伝達システムを提供する。
【解決手段】システムが異なる機器間でのファイルの伝達を行う情報伝達システムを、伝達先機器30とで構成する伝達元機器10であって、伝達するファイルが保存される伝達元記憶手段と、予め伝達元と伝達先の機器間で標準化されたフォルダ構造、かつ、伝達元を特定するためのユニークな構造をもった識別用ファイルを、伝達先機器30と接続される前に、伝達元記憶手段に生成する識別用ファイル生成手段とを具備する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、異なるシステム間でユーザーが必要なファイルを選択してファイル転送を行う為の、伝達元機器、伝達先機器、情報伝達システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般的にシステム間にマスストレージクラス(Mass Storage Class)のプロトコルを実装した機器が多数ある。その具体例の一つとしては、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」と称す)上から、メモリーデバイスを読み書きする為のリムーバブルカードリーダが知られている。PCに、これらマスストレージクラスのプロトコルが実装された機器を、標準化されたシリアルインターフェース規格、例えば、USB(Universal Serial Bus)で接続した場合、PC側からは、FDD(Flexible Disk Drive)やHDD(Hard Disk Drive)と同様に、これら機器は該当PCのドライブとして認識されることになる。これらマスストレージクラスのプロトコルを実装した機器では、システム間にファイルを転送する仕組みがあるのみである。そのため、ユーザーは、機器側におけるファイルの中から必要なファイルを選択して、この選択したファイル自体をPC側に転送する構成になっている。しかし、このようなシステムの場合、現状では、PC側で、機器側における転送対象となるファイル以外の情報を取得することができなかった。そこで、このような問題の解決をはかった従来技術として、例えば、特許文献1記載のファイル制御装置のファイル通信方法及び装置がある。この場合、ホスト側、パソコン通信ユーザー側の双方それぞれで、他方にあるファイルが当方に存在しない場合の検出装置をもち、この検出装置による検出によって、当方には存在しないファイルを他方からダウンロードする仕組みを提供する。また、この当方には存在しないファイルを他方からダウンロードするに当っては、他方にある登録ファイルのファイル名だけが存在し中身がないダミーファイルを生成する等のことを特徴としている。基本的に特許文献1記載の技術は、ダウンロードしたいファイルに関しての仕組みを提供する為に、ファイルを利用しており、かつPC側でそのファイルを読み込んで受信側で情報の生成を行って再読み込みを行っている。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−314789号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述したリムーバブルカードリーダ等の機器の、マスストレージクラスのプロトコルでは、基本的にファイル転送を一方側(PC側)で手動で行うしかない、機器同士が同システムであることの認識が全くできない、といった問題があった。
また、特許文献1記載の従来技術においては、ダウンロードしたいファイルに関する仕組みを追求したものであり、ファイル内リンク情報とリンクされたファイルの実態とは常に1:1に対応されている必要があった。そのため、システム自体が複雑化するといった問題がある。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑み、機器同士間でのファイルの転送に係り、機器同士が同システムであることを容易に識別でき、ファイル転送操作の容易化をはかるとともに、システム自体の複雑化を回避した、伝達元機器、伝達先機器情報伝達システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、こうした課題を解決するための手段を提供するもので、以下の技術手段を構成する。すなわち、本発明の情報伝達システムの伝達元機器は、システムが異なる機器間で、ファイルを伝達する情報伝達システムの伝達元機器であって、伝達するファイルを保存する伝達元記憶手段と、該伝達元記憶手段に、予め伝達元と伝達先との機器間で、標準化されたフォルダ構造で、伝達するファイルに加えて、伝達先機器と接続される前に、伝達元を特定するためのユニークな構造をもった識別用ファイルを生成する識別用ファイル生成手段とを具備したことを特徴とする。
【0007】
また、本発明の情報伝達システムの伝達先機器は、システムが異なる機器間で、ファイルを伝送する情報伝達システムの伝達先機器であって、伝達されたファイルが保存される伝達先記憶手段と、伝達元機器に備えられている伝達元記憶手段のフォルダ構造について、予め伝達元と伝達先との機器間で標準化されたフォルダ構造になっていることを検出し、当該フォルダ構造中に含まれる、伝達元を特定する為のユニークな構造をもった識別用ファイルを識別する監視手段と、該監視手段によって、識別用ファイルが識別された場合、識別用ファイルを削除する識別用ファイル削除手段と、識別用ファイルを削除後、伝達元機器の伝達元記憶手段に保存されているファイルを、前記伝達先記憶手段に保存する保存手段とを具備したことを特徴とする。
【0008】
そして、本発明の情報伝達システムは、システムが異なる機器間でファイルを伝達する情報伝達システムであって、伝達するファイルを保存する伝達元記憶手段と、該伝達元記憶手段に、予め伝達元と伝達先との機器間で標準化されたフォルダ構造で、伝達するファイルに加えて、伝達先機器と接続される前に、伝達元を特定するためのユニークな構造をもった識別用ファイルを生成する識別用ファイル生成手段とを備えている伝達元機器に、伝達されたファイルが保存される伝達先記憶手段と、前記伝達元機器に備えられている前記伝達元記憶手段のフォルダ構造について、予め伝達元と伝達先との機器間で標準化されたフォルダ構造になっていることを検出し、当該フォルダ構造中に含まれる、伝達元を特定するためのユニークな構造をもった識別用ファイルを識別する監視手段と、識別用ファイルが識別された場合、識別用ファイルを削除する識別用ファイル削除手段と、識別用ファイルを削除後、伝達元機器の伝達元記憶手段に保存されているファイルを、前記伝達先記憶手段に保存する保存手段とを備えている伝達先機器を、標準化されたシリアルインタフェース規格をもって接続してなること特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について、デジタルスチルカメラ等の撮影システムによって撮影された画像をPCに転送する為のシステムを例に挙げ、添付図面を参照しながら、詳細に説明する。
【0010】
本発明は、伝達元機器と伝達先機器とからなり、システムが異なる機器間でのファイルの伝達を行う情報伝達システムであって、前記伝達元機器は、伝達するファイルが保存される伝達元記憶手段と、予め伝達元と伝達先の機器間で標準化されたフォルダ構造、かつ、伝達元を特定するためのユニークな構造をもった識別用ファイルを、前記伝達先機器と接続される前に、生成する識別用ファイル生成手段とを備え、前記伝達先機器は、伝達されたファイルが保存される伝達先記憶手段と、前記伝達元機器の伝達元記憶手段に保存されているフォルダについて、予め伝達元と伝達先の機器間で標準化されたフォルダ構造になっていることを検出し、当該フォルダ構造中に含まれる、伝達元を特定するためのユニークな構造をもった識別用ファイルを識別する監視手段と、該監視手段により識別された識別用を削除する識別用ファイル削除手段と、伝達元機器の伝達元記憶手段に保存されているファイルを、識別用ファイルの削除後に、前記伝達先記憶手段に保存する保存手段とを備え、そして、伝達先機器と伝達先機器とは標準化されたシリアルインタフェース規格をもつ接続が可能である。
【0011】
本発明の実施の形態について、具体的に説明する。図1は、本実施の形態による情報伝達システムの概略構成図である。本実施の形態の情報伝達システム1では、撮像システム10とカードリーダ20とが、標準化されたシリアルインターフェース規格をもって、PC30にデータ接続されている。
【0012】
撮像システム10は、例えばデジタルスチルカメラ11によって構成されている。このデジタルスチルカメラ11は、撮影した画像を外部記録メディアとしてのメモリカードデバイス40に保存する。そのため、デジタルスチルカメラ11の本体12には、このメモリカードデバイス40が着脱自在に装着されるメモリカードデバイス挿入用スロット13が設けられている。
【0013】
また、デジタルスチルカメラ11の本体12には、操作ボタン(操作スイッチ)14と、USB端子15とが設けられている。
【0014】
操作ボタン14は、本体12内のメモリに保存されたファイルをコピーする場合に、そのためのコピーアプリケーションを起動する為の操作スイッチである。
【0015】
USB端子15は、PC30との間でデータ送受信する為の端子(標準化されたシリアルインターフェース規格)である。
【0016】
これにより、デジタルスチルカメラ11の本体12内のメモリ、及びメモリカードデバイス挿入用スロット13に装着されたメモリカードデバイス40に保存されたデータ(この場合は、画像ファイル)は、前述したデジタルスチルカメラ11とPC30とを、USBケーブル51で直接接続して転送する以外に、このメモリカードデバイス40をカードリーダ20に装着することによっても、PC30に転送することができる。
【0017】
これに対し、PC30の本体31には、上記したデジタルスチルカメラ11及び、カードリーダ20に接続されたUSBケーブル51,52が接続されるUSB端子33が設けられている。
【0018】
これにより、デジタルスチルカメラ11の撮影によってメモリカードデバイス40に保存された画像ファイルは、メモリカードデバイス40をスロット32に装着することによって、直接PC30でそのデータを直接、読み出し・書き込みすることもできる。
【0019】
これらの構成によって、PC30は、デジタルスチルカメラ11のメモリカードデバイス挿入用スロット13に装着されたメモリカードデバイス40、及びカードリーダ20の挿入用スロット22に装着されたメモリカードデバイス40を、PC30の本体31のメモリカードデバイス挿入用スロット32に装着されたメモリカードデバイス40の場合と同様に、リムーバブルドライブ形式(OS(Operating System)によっては、内蔵ドライブ形式)で認識できることになる。
【0020】
さらに、また、PC30には、予め監視用常駐ソフト61及びコピーアプリケーションソフト62がインストールされ、機能するようにされている。コピーアプリケーションソフト62は、PC30によってリムーバブルメディアドライブとして認識されたドライブ内のフォルダ構造中にあるコピーしたい画像データ群を、PC30の保存手段としての保存媒体にコピーを行う為のものである。
【0021】
次に、このコピーしたい画像データ群のコピーに関して説明する。図2は、本実施の形態の情報伝達システムのシステム構成図である。同図は、接続先機器であるPC30に、撮像システム10を構成するデジタルスチルカメラ11を、USBケーブル51によってUSB接続した場合のシステム構成を示している。
なお、その説明に当って、先に図1で説明した構成部分については、同符号を付し、その説明を省略する。
【0022】
同図に示すように、撮像システム10において、デジタルスチルカメラ11に搭載したメモリカードデバイス40のファイル格納フォルダ構造41は、デジタルスチルカメラ11によって生成されるルートフォルダ42とサブフォルダ43とからによる、階層フォルダ構造になっている。
【0023】
この場合、ルートフォルダ42には、撮像システム10としてのデジタルスチルカメラ11により設けられた識別用ファイル生成手段16によって生成される、当該デジタルスチルカメラ11に関しての識別用ファイル45が格納される。これに対し、サブフォルダ43には、デジタルスチルカメラ11で撮影されたファイル(画像ファイル)46が格納される。
【0024】
そして、本実施の形態の情報伝達システム1では、撮像システム10のメモリカードデバイス40のファイル格納フォルダ構造41と、そのファイル格納フォルダ構造41内の識別用ファイル45とを、前述したPC30に設けられた監視用常駐ソフト61によって、検出及び、ファイル解析する。
【0025】
この結果、検出及び、ファイル解析された識別用ファイル45が、本システム1で予め定められた依頼元の識別用ファイル45であると識別されると、不必要になった識別用ファイル45を、前述のPC30に設けられた監視常駐ソフト61で削除した後、PC30に設けられたコピーアプリケーションソフト62が、前述の監視用常駐ソフト61によって、自動起動させられる構成となっている。
【0026】
即ち、デジタルスチルカメラ11とPC30とのUSBケーブル51によるUSB接続によって、デジタルスチルカメラ本体11がPC30に接続されると、メモリカードデバイス40の中に保存された階層フォルダ構造42,43や、その中のファイル群45,46をそっくりPC側から見ることができる。
【0027】
このことは、上記構成からなるメモリカードデバイス40のファイル格納フォルダ構造41が、PC側からは、PC30に接続されているドライブ340のファイル格納フォルダ構造341として認識されることを示す。
【0028】
これに基づき、メモリカードデバイス40のファイル格納フォルダ構造41におけるルートフォルダ42及び、サブフォルダ43は、PC側から眺めたドライブ340のファイル格納フォルダ構造341におけるルートフォルダ342及び、サブフォルダ343として認識されることになる。
【0029】
これに伴い、PC30側から認識されたルートフォルダ342には、デジタルスチルカメラ11の識別用ファイル45が識別用ファイル345として格納され、サブフォルダ343には、デジタルスチルカメラ11で撮影されたファイル(画像ファイル)46がファイル(画像ファイル)346として格納されていることになる。
【0030】
そこで、本実施の形態の情報伝達システム1では、PC30内に常駐させている監視用常駐ソフト61によって、デジタルカメラ本体11内のフォルダ構造41(341)を検出し、その検出したフォルダ構造41(341)を解析して、その識別ファイル45(345)のファイル構造が本システム1で予め定められた、依頼元としての識別用ファイルのファイル名、ファイルフォーマット及び、データ内容になっているか否かを識別する構成となっている。
【0031】
極端な話として、依頼元としての識別用ファイルであるかどうかを識別するのであれば、ファイル名のみで、中身は空のファイルであっても可能である。しかし、これでは、偶然同一のファイル名が存在する場合も考えられるので、ファイルフォーマットについては、必要最小限の情報のみ書き込まれている。例えば、ファイルサイズ情報、メーカー情報といったデータである。
【0032】
この結果、本実施の形態の情報伝達システム1では、監視用常駐ソフト61によって、検出された識別用ファイル45(345)のファイル構造が予め定義された所定のファイルフォーマットを持ったものであり、この予め定義された所定のファイルフォーマットにおける所定の項目データの内容が予め定められている内容と一致すると識別された場合に、監視用常駐ソフト61は、不必要になった識別用ファイル45(345)を削除した後、デジタルスチルカメラ11内にある画像ファイル46(346)をコピーする為に、PC30のコピーアプリケーションソフト62を起動する構成になっている。
【0033】
それ以降は、PC30は、監視用常駐ソフト61により起動される前述のコピーアプリケーションソフト62が起動する度に、そのHDD34に特定フォルダを生成し、その特定フォルダ内に、該当メモリカードデバイス40(340)内の、カメラで撮影されたフィル群46(346)の各ファイルをコピーして、一連の情報伝達シーケンスを完了する構成なっている。
【0034】
このことから、ファイルコピー完了後、該当メモリカードデバイス40を他のメモリーカードリーダに挿入しても、識別用ファイルは既に削除されてしまっているので、監視用常駐ソフト61により自動起動されるコピーアプリケーションソフト62が起動されることはない。即ち、特定の機器でのみ動作することから、他の機器との差別化が図れることになる。
【0035】
図3は、本実施の形態の情報伝達システムのフローチャートである。以下、このフローチャートに基づいて、適宣図1及び、図2を参照しながら、上述の情報伝達システムの作用について詳述する。
【0036】
まず、ユーザーは、デジタルスチルカメラ11及び、PC30のUSB男子15、33同士を、USBケーブル51で接続する。(ステップS01)。
【0037】
この状態では、デジタルスチルカメラ11とPC30とのUSB接続は、まだアクティブな状態にはなっておらず、つまり電気的に接続されていない状態になっている。
【0038】
そして、ユーザーがデジタルスチルカメラ11の本体12に設けられた操作ボタン14を押す操作をする。(ステップS02)。
【0039】
この操作ボタン14が押されることによって、まず、デジタルスチルカメラ11内では、ファイル生成手段16が起動し、挿入用スロット13に装着されたメモリカードデバイス40内に、予め定義されたフォーマットに基づいて、識別用ファイル45を生成する。このメモリカードデバイス40内への識別用ファイル45の生成が終わると、デジタルスチルカメラ11は、PC30にあるUSBターミナルスロット(USB端子)33を、アクティブな状態する。(ステップS03)。
【0040】
これにより、PC30のOSに備えられているプラグアンドプレイ(Plugand play)機能が、デジタルスチルカメラ11内のUSBシステムを認識し、デジタルスチルカメラ11からは、付属のデバイスドライバがロードされる。
【0041】
これにより、PC30のOS内の上位層では、デジタルスチルカメラ11に装着されたメモリーカードデバイス40は、PC30のドライブとして認識される。
【0042】
この結果、PC30のOSが、例えば、ウィンドウズOS(Windows:マイクロソフト社の登録商標)であれば、アイコンのマイコンピュータ(My Computer)内に、メモリカードデバイス40が、PC30に接続されている記憶装置(デバイス)の一つとして認識される状態となる。
【0043】
一方、デジタルスチルカメラ11で生成されたルート(階層)フォルダ42以下のファイル格納フォルダ構造41は、PC30では、PC30に接続されている記憶装置340のファイル格納フォルダ構造341として認識されることになる。
【0044】
ところで、PC30には、そのタスク内に前述した監視用常駐ソフト61が常駐しており、PC30のあたりに生成されたドライブ内のフォルダ構造や、その中のファイルをチェックしている。
【0045】
したがって、この監視用常駐ソフト61によって、前述したステップS1のデジタルスチルカメラ11とPC30とのUSB接続により、新たに生成されたドライブ340(メモリカードデバイス40に対応)内のフォルダ構造341(メモリカードデバイス40のフォルダ構造41に対応)や、その中のファイル345,346(メモリカードデバイス40のファイル45,46に対応)も、チェックされることになる。特に、デジタルスチルカメラ11で生成された識別ファイル45(345)のチェックでは、予め定義されたフォーマット通りのファイルになっているか否かによってその後の処理が変わってくる。(ステップS04)。
【0046】
ステップS04で、識別用ファイル45(345)が、予め定義されたファイル名及び、フォーマットになっている場合は、当該デジタルスチルカメラによって、生成されたファイルである事が明白となり、不必要になった識別用ファイル45(345)を監視常駐ソフト61が削除する。(ステップS05)。
【0047】
ステップS04で、識別用ファイル45(345)が、予め定義されたファイル名及び、フォーマットになっていない場合や識別ファイル45(345)が存在しない場合には、当該デジタルスチルカメラが接続されていないと判断し、そのまま、監視常駐ソフト61は、通常の監視状態に移行する。(ステップS08)。
【0048】
ステップS05で、監視常駐ソフト61は、不必要となった識別用ファイル45(345)を削除後、ファイルのコピー処理を行うコピーアプリケーションソフト62を自動起動し、コピーアプリケーションソフト62のコピー処理が完了するまでの間、監視常駐ソフト61は、監視処理を中断する。(ステップS06)。
【0049】
これによって、監視常駐ソフト61により自動起動されたコピーアプリケーションソフト62は、まず、PC30の本体31内のHDD34等のメモリ−デバイスに、新規のユニークなフォルダを生成する。
【0050】
その上で、コピーアプリケーションソフト62は、この新規のユニークなフォルダの中に、ドライブ340内のファイル格納フォルダ構造341及び、その中のファイル群346、即ちデジタルスチルカメラ11のメモリカードデバイス40内にある、当該カメラ11で撮影されたファイル格納フォルダ構造41の中のファイル群46を、ファイル格納フォルダ構造41と同一のファイル格納フォルダ構造の中にコピーする(ステップ07)。
【0051】
そして、この保存作業の終了により、監視用常駐ソフト61によって自動起動されたコピーアプリケーション62は、自動終了し、監視用常駐ソフト61は、監視処理を再開する(ステップ8)。
【0052】
以上のように、本発明によれば、伝送元機器の伝達元記憶手段を伝送先機器の伝達先記憶手段に接続するという行為で、伝送元機器がマスストレージクラスのUSBデバイスであっても、ファイル転送に当っての伝送元機器による面倒な手動操作が必要なくなり、ファイル転送操作の容易化をはかることができる。さらに、システム自体の複雑化を回避し、容易に伝送先機器をコントロールできる。また、マスストレージクラスでは本来、ファイルを転送するといういわゆるファイル転送専用の機能しかないが、本発明により、自動的に伝送先機器側のコピーアプリケーションを起動し、ファイルを保存させることができる。さらに、伝送元機器で、識別用ファイルを作成し、伝送先機器で識別用ファイルを削除することから、保存媒体に識別用ファイルが残らないことも大きな特徴である。保存媒体に識別用ファイルが残っていると、伝送元機器の保存媒体がメモリーカード等の場合、一般的なメモリーカードリーダに保存媒体を挿入した時、伝送先機器にファイルが自動的に転送されてしまうが、保存媒体に記録されている識別用ファイルを、伝送先機器で削除することで、特定の伝送元機器と接続された時にのみ、ファイルを自動的に転送するといった、他機器との差別化がはかれる。
【0053】
【発明の効果】
本発明によれば、機器同士間でのファイルの転送に係り、機器同士が同システムであることを容易に識別でき、ファイル転送操作の容易化をはかるとともに、システム自体の複雑化を回避した、伝達元機器、伝達先機器情報伝達システムを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による情報伝達システムの概略構成図。
【図2】本実施の形態の情報伝達システムのシステム構成図。
【図3】本実施の形態の情報伝達システムのフローチャート。
【符号の説明】
1 情報伝達システム
10 撮像システム
11 デジタルスチルカメラ
13 メモリカードデバイス挿入用スロット
14 操作ボタン
15 USB端子
16 識別用ファイル生成手段
20 カードリーダ
22 挿入用スロット
30 PC(パーソナルコンピュータ)
32 メモリカードデバイス挿入用スロット
33 USB端子
34 HDD
40 メモリカードデバイス
41 ファイル格納フォルダ構造
42 ルートフォルダ
43 サブフォルダ
45 識別用ファイル
46 ファイル(画像ファイル)

Claims (3)

  1. システムが異なる機器間でのファイルの伝達を行う情報伝達システムを、伝達先機器とで構成する伝達元機器であって、
    伝達するファイルが保存される伝達元記憶手段と、予め伝達元と伝達先の機器間で標準化されたフォルダ構造、かつ、伝達元を特定するためのユニークな構造をもった識別用ファイルを、前記伝達先機器と接続される前に、前記伝達元記憶手段に生成する識別用ファイル生成手段とを具備することを特徴とする伝達元機器。
  2. システムが異なる機器間でのファイルの伝達を行う情報伝達システムを、伝達元機器とで構成する伝達先機器であって、
    伝達されたファイルが保存される伝達先記憶手段と、前記伝達元機器の伝達元記憶手段に保存されているフォルダについて、予め伝達元と伝達先の機器間で標準化されたフォルダ構造になっていることを検出し、当該フォルダ構造中に含まれる、伝達元を特定するためのユニークな構造をもった識別用ファイルを識別する監視手段と、該監視手段により識別された識別用ファイルを削除する識別用ファイル削除手段と、伝達元機器の伝達元記憶手段に保存されているファイルを、識別用ファイルの削除後に、前記伝達先記憶手段に保存する保存手段とを具備することを特徴とする伝達先機器。
  3. 伝達元機器と伝達先機器とからなり、システムが異なる機器間でのファイルの伝達を行う情報伝達システムであって、
    前記伝達元機器は、伝達するファイルが保存される伝達元記憶手段と、予め伝達元と伝達先の機器間で標準化されたフォルダ構造、かつ、伝達元を特定するためのユニークな構造をもった識別用ファイルを、前記伝達先機器と接続される前に、生成する識別用ファイル生成手段とを備え、前記伝達先機器は、伝達されたファイルが保存される伝達先記憶手段と、前記伝達元機器の伝達元記憶手段に保存されているフォルダについて、予め伝達元と伝達先の機器間で標準化されたフォルダ構造になっていることを検出し、当該フォルダ構造中に含まれる、伝達元を特定するためのユニークな構造をもった識別用ファイルを識別する監視手段と、該監視手段により識別された識別用を削除する識別用ファイル削除手段と、伝達元機器の伝達元記憶手段に保存されているファイルを、識別用ファイルの削除後に、前記伝達先記憶手段に保存する保存手段とを備え、そして、伝達先機器と伝達先機器とは標準化されたシリアルインタフェース規格をもつ接続が可能であること特徴とする情報伝達システム。
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