JP2009295106A - 情報処理装置及びその印刷制御方法、プログラム、記憶媒体、並びに印刷システム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、無用なICタグへの記録動作や無駄な印刷を防止すると共に、ICタグへの情報の追記を適正に行うことができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】印刷用紙に付加されたICタグに対して付加情報の読み取りおよび書き込みを行うICタグリーダ/ライタ43を備えたプリンタ4と、該プリンタ4に接続されたPC3とで構成される印刷システムにおいて、PC3が、プリンタ4にセットされた印刷用紙にICタグが付加されているかを判定し、その判定結果を表示する。そして、印刷をキャンセルするか否かをユーザに選択させる。
【選択図】図8
【解決手段】印刷用紙に付加されたICタグに対して付加情報の読み取りおよび書き込みを行うICタグリーダ/ライタ43を備えたプリンタ4と、該プリンタ4に接続されたPC3とで構成される印刷システムにおいて、PC3が、プリンタ4にセットされた印刷用紙にICタグが付加されているかを判定し、その判定結果を表示する。そして、印刷をキャンセルするか否かをユーザに選択させる。
【選択図】図8
Description
本発明は、印刷用紙に付加された情報記録媒体に対して情報の読み取り/書き込みが可能な画像出力装置を有する印刷システム及びその制御方法、プログラム、記憶媒体、並びに情報処理装置に関する。
従来、制御言語データに印刷データとRFID(Radio Frequancy IDentification)データを組み込むことにより、1台の印刷システムによって画像情報の印刷とICタグへの情報の書き込みが可能な印刷システムが提案されている(特許文献1参照)。
特開2006−119953号公報
しかしながら、RFIDリーダ/ライタを備えた従来の印刷システムでは、印刷用紙にICタグ(情報記録媒体)が付加されていなかったときにユーザに知らせる方法についてはなんら考慮されていない。そのため、印刷と同時に印刷用紙に付加されたICタグに情報を書き込む場合、誤ってICタグ無しの印刷用紙に印刷してしまうおそれがあり、無用なICタグへの記録動作が行われ、また無駄な印刷が増えてしまうという問題がある。
また、上記従来の印刷システムでは、RFIDリーダ/ライタやICタグの故障等により情報をICタグに記録できなかった場合でも印刷を実行してしまうので、無駄な印刷が行われることがある。
また、印刷済みのICタグ付き印刷用紙に対して新たな情報を追記する場合、ICタグ内に新旧の情報が混在したり、上書きにより記録されていた情報を消失させてしまうおそれがある。
そこで、本発明は、無用なICタグへの記録動作や無駄な印刷を防止すると共に、ICタグへの情報の追記を適正に行うことができる情報処理装置及びその印刷制御方法、プログラム、記憶媒体、並びに印刷システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の情報処理装置は、画像ファイルの印刷を行う印刷手段と印刷用紙に付加された情報記録媒体に対して情報の読み取りおよび書き込みを行う情報記録手段とを備える画像出力装置に、前記画像ファイルの印刷指示を行う情報処理装置であって、前記画像ファイルの印刷処理を行う印刷処理手段と、前記情報記録媒体に記録する付加情報を設定する付加情報設定手段と、前記画像出力装置にセットされた印刷用紙に前記情報記録媒体が付加されているかを判定する判定手段と、前記判定手段による判定の結果を通知する通知手段と、印刷をキャンセルするか否かを選択させる選択手段とを備え、前記選択手段によりキャンセルすると選択された場合、前記印刷処理手段は、前記画像出力装置に前記画像ファイルの印刷指示をしないことを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項7記載の印刷制御方法は、画像ファイルの印刷を行う印刷手段と印刷用紙に付加された情報記録媒体に対して情報の読み取りおよび書き込みを行う情報記録手段とを備える画像出力装置に、前記画像ファイルの印刷指示を行う情報処理装置における印刷制御方法であって、前記画像ファイルの印刷処理を行う印刷処理工程と、前記情報記録媒体に記録する付加情報を設定する付加情報設定工程と、前記画像出力装置にセットされた印刷用紙に前記情報記録媒体が付加されているかを判定する判定工程と、前記判定工程による判定の結果を通知する通知工程と、印刷をキャンセルするか否かを選択させる選択工程とを備え、前記選択工程によりキャンセルすると選択された場合、前記印刷処理工程は、前記画像出力装置に前記画像ファイルの印刷指示をしないことを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項8記載のプログラムは、画像ファイルの印刷を行う印刷手段と印刷用紙に付加された情報記録媒体に対して情報の読み取りおよび書き込みを行う情報記録手段とを備える画像出力装置に、前記画像ファイルの印刷指示を行う情報処理装置において実行可能なプログラムであって、前記画像ファイルの印刷処理を行う印刷処理手段、前記情報記録媒体に記録する付加情報を設定する付加情報設定手段、前記画像出力装置にセットされた印刷用紙に前記情報記録媒体が付加されているかを判定する判定手段、前記判定手段による判定の結果を通知する通知手段、印刷をキャンセルするか否かを選択させる選択手段として前記情報処理装置を機能させ、前記選択手段によりキャンセルすると選択された場合、前記印刷処理手段は、前記画像出力装置に前記画像ファイルの印刷指示をしないことを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項11記載の印刷システムは、印刷する画像ファイルを選択することが可能な情報処理装置と、前記選択された画像ファイルの印刷を行う印刷手段と印刷用紙に付加された情報記録媒体に対して情報の読み取りおよび書き込みを行う情報記録手段とを備える画像出力装置とで構成される印刷システムであって、前記情報処理装置は、前記画像ファイルの印刷処理を行う印刷処理手段と、前記情報記録媒体に記録する付加情報を設定する付加情報設定手段と、前記画像出力装置にセットされた印刷用紙に前記情報記録媒体が付加されているかを判定する判定手段と、前記判定手段による判定の結果を通知する通知手段と、印刷をキャンセルするか否かを選択させる選択手段とを備え、前記選択手段によりキャンセルすると選択された場合、前記印刷処理手段は、前記画像出力装置に前記画像ファイルの印刷指示をしないことを特徴とする。
本発明によれば、画像出力装置で印刷と同時に印刷用紙に付加された情報記録媒体に付加情報を記録する際、印刷用紙に情報記録媒体が付加されていなかったときは、印刷を実行する前にユーザがそのことを知ることができる。その結果、印刷をキャンセルするか否かを選択でき、無用なICタグへの記録動作や無駄な印刷を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る印刷システムの一例を示す図である。図2は、図1の印刷システムで利用される印刷用紙の一例を示す図であり、(a)はICタグ付き印刷用紙、(b)はICタグ付き印刷用紙を載せるICタグ用紙トレイである。
印刷システムは、ディスプレイやキーボード等を備える情報処理装置としてのパーソナルコンピュータ(PC)3と、PC3に通信I/F5を介して接続され、当該PC3から画像データを受信して印刷出力する画像出力装置としてのプリンタ4とで構成される。
プリンタ4は、図2(a)に示すICタグ付き印刷用紙1に付加された情報記録媒体であるICタグ(RFIDチップ)11に対して情報の読み取りや書き込みを行なうことができる。ICタグ付き印刷用紙1は、プリンタ4においてICタグ有無判定を効率的に行うために、予め決められた位置にICタグ11が付加されている。ICタグ付き印刷用紙1を用いてプリンタ4で印刷を行う場合、ユーザは、ICタグ付き印刷用紙1を図2(b)に示すICタグ用紙トレイ2に載せて印刷を行う。プリンタ4は、ICタグ付き印刷用紙1を載せたICタグ用紙トレイ2を給送可能な機構を有する。
図3は、プリンタ4における印刷用紙の搬送路部分の概略構成を示す概略縦断面図である。
プリンタ4は、ICタグ付き印刷用紙1に付加されたICタグ11に対して情報の読み取りや書き込みを行うICタグリーダ/ライタ43を備える。また、プリンタ4は、ICタグ付き印刷用紙1を載せたICタグ用紙トレイ2を給送する紙送りローラ対45と、ICタグ付き印刷用紙1に画像等の印刷する印刷ヘッド44と、該ICタグ用紙トレイ2を装置外に排紙する排紙ローラ対46とを備える。
プリンタ4は、図示のように、ICタグ付き印刷用紙1を載せたICタグ用紙トレイ2がセットされた位置で、ICタグリーダ/ライタ43によりICタグの有無確認、ICタグからの情報の読み取り、ICタグへの情報の書き込みが可能な構成となっている。ICタグ付き印刷用紙1を載せたICタグ用紙トレイ2は、紙送りローラ対45及び排紙ローラ対46により図示の搬送方向へ搬送されつつ、印刷ヘッド44によりICタグ付き印刷用紙1の部分に画像の印刷が行われる。
図4は、プリンタ4及びPC3における機能部分の概略構成を示すブロック図である。なお、本発明に関連する構成要素のみを説明し、その他の機能部分については省略する。
PC3は、ソフトウェアモジュールとして、アプリケーション31と、OS(Operating System)32と、プリンタドライバ33とを備える。アプリケーション31は、画像をディスプレイに表示したり、プリンタドライバ33に描画データを出力することが可能なソフトウェアである。OS32は、PC3上で稼働しているオペレーティングシステムである。プリンタドライバ33は、アプリケーション31で作成された描画データをプリンタ4用の制御言語データに変換する機能を持ったソフトウェアである。このように、PC3上では、アプリケーション31が動作し、プリンタドライバ33を介して、描画データや後述する付加情報をプリンタ4に送信する。
プリンタ4は、装置自体の動作を制御するプリンタコントローラ41と、印刷を実行するプリンタエンジン42と、ICタグリーダ/ライタ43とを備える。プリンタコントローラ41は、通信I/F5を介してPC3に接続されている。また、プリンタコントローラ41は、プリンタエンジン用の制御データをプリンタエンジン42に送信し、動作や処理をコントロールすると共に、ICタグリーダ/ライタ43が実行する処理を制御する。この処理は、例えば、ICタグリーダ/ライタ43のエラー情報などのステータスを得ることを意味する。
ICタグリーダ/ライタ43は、上述したように、ICタグ付き印刷用紙1を載せたICタグ用紙トレイ2がプリンタ4にセットされた位置でICタグ11に対して付加情報の読み取り又は書き込みを行なうことができる。また、ICタグリーダ/ライタ43は、プリンタコントローラ41から送信されるICタグライトデータを元にICタグ付き印刷用紙1に付加されたICタグ11へ付加情報を書き込む機能を持つ。ICタグライトデータは、ICタグリーダ/ライタ43を制御する制御データを有し、該ICタグ11に書き込む付加情報が記載されたデータである。
プリンタエンジン42は、プリンタコントローラ41から送信されるビデオデータを元にICタグ付き印刷用紙1に印刷する機能を持つ。
次に、図4に示す印刷システムの機能部における印刷時のシーケンスを図5を参照して説明する。
図5は、図4に示す印刷システムの機能部分間の印刷時のシーケンスを示す図である。
本実施形態では、プリンタコントローラ41からプリンタエンジン42に送信されるビデオデータ、プリンタドライバ33からプリンタコントローラ41に送信されるビデオデータの情報が記述された制御言語データ、アプリケーション31からプリンタドライバ33に送信される制御言語データの情報が記述された描画データを総括して印刷データと呼ぶ。
一方、プリンタコントローラ41からICタグリーダ/ライタ43に送信されるICタグライトデータ、ICタグライトデータの情報が記述されているプリンタドライバ33からプリンタコントローラ41に送信される制御言語データをICタグデータ、制御言語データの情報が記述されているアプリケーション31からプリンタドライバ33に送信されるICタグ元データを総括してICタグデータと呼ぶ。
PC3上のアプリケーション31が起動して印刷指示を受け付けると(S101)、その描画データは一度OS32に格納される(S102)。OS32は、プリンタドライバ33に描画データを送信する(S104)。
一方、アプリケーション31で編集されたICタグデータは、アプリケーション31の起動と同時に、アプリケーション31によって直接制御言語データのフォーマットに変換され、ICタグ元データとしてプリンタドライバ33に転送される(S103)。ICタグ元データは、ICタグリーダ/ライタ43に送信されるICタグライトデータに記載されるテキスト情報である。
プリンタドライバ33は、描画データをOS32から受信し、ICタグ元データをアプリケーション31から受信して、これらをプリンタエンジン42及びICタグリーダ/ライタ43用の制御言語データに変換して、任意のポートにデータを転送する(S105)。ポートに転送された制御言語データは、通信I/F5を介してプリンタコントローラ41に送信される(S106)。
プリンタコントローラ41は受信した制御言語データを解析し、プリンタエンジン42用のビデオデータやICタグリーダ/ライタ43用のICタグライトデータに変換し、プリンタエンジン42やICタグリーダ/ライタ43に送信する(S107,S108)。
PC3上のアプリケーション31で選択された画像ファイルは、前述の通り制御言語データに置換され、プリンタコントローラ41を通じてプリンタエンジン42によって印刷用紙に印刷される(S110)。同様に、ICタグデータもアプリケーション31からICタグ元データが出力され、制御言語データに変換され、プリンタコントローラ41を通じてICタグライトデータとしてICタグリーダ/ライタ43に送信される。そして、ICタグ11にICタグライトデータのテキスト情報が書き込まれる(S109)。
前述の通り、プリンタドライバ33は、PC3上のアプリケーション31で選択された画像ファイルをプリンタエンジン42用の制御言語データに変換する機能を持ったソフトウェアである。プリンタドライバ33は、アプリケーション31で選択された画像ファイル以外にもアプリケーション31と直接通信が可能で、アプリケーション31から出力された制御データやテキスト情報が記述されたデータを直接制御言語データに組み込むことが可能である。また、アプリケーション31で選択される記録モード指定や、ICタグ有無判定実行指定等の制御コマンドもプリンタドライバ33と直接通信が可能であり、この仕組みを用いて、アプリケーション31で選択された記録モード等をプリンタドライバ33に通知する。
本実施形態における印刷システムでは、プリンタエンジン42で印刷する印刷データは、アプリケーション31からプリンタドライバ33に描画データとして送信され、プリンタドライバ33上で制御言語データに変換される。一方、ICタグリーダ/ライタ43に書き込まれるICタグデータはアプリケーション31上で制御言語データの形式に変換されたICタグ元データを、直接プリンタドライバ33に転送して、その後プリンタコントローラ41上でICタグライトデータに変換される。
プリンタコントローラ41では、プリンタドライバ33から出力される制御言語データ中の制御コマンドを解釈して、プリンタエンジン42に送信するビデオデータとICタグリーダ/ライタ43に送信するICタグライトデータを作成する。
アプリケーション31は、その編集画面上において画像ファイルとICタグデータの表示及び編集が可能である。画像ファイルは、プリンタドライバ33によってプリンタコントローラ41に送信する制御言語データに変換され、ICタグデータはアプリケーション31内で制御言語データ形式のICタグ元データに変換され、プリンタドライバ33に転送される。
プリンタドライバ33では、先に受信した描画データを制御言語データに変換し、次に受信するICタグ元データと組み合わせ制御言語データを一元化することによって印刷とICタグデータの書き込みを容易に同期することができる。また、プリンタドライバ33は、プリンタコントローラ41に対する制御コマンドの送信、その実行結果のプリンタコントローラ41からの受信を繰り返して、シーケンス制御を行なう。例えば、印刷用紙に対するICタグ有無の確認をし、ICタグ有りならICタグデータ書き込みを行い、その後に画像印刷を行なうというようにシーケンス制御を行なう。なお、以下の説明では、ICタグデータを付加情報として説明する。
図6は、アプリケーション31により表示されるユーザインタフェース画面の一例を示す図である。
図6において、ユーザインタフェース(UI)画面8は、アプリケーション31が起動して印刷指示を受け付ける際にPC3のディスプレイに表示される。UI画面8は、画像表示領域81と、付加情報編集領域82と、記録モード指定領域83と、付加情報選択領域84と、ICタグ有無判定実行選択領域85とから構成される。
マウス等によりUI画面8上で付加情報編集領域82内の「ファイル選択」ボタン822が押下(クリック)されると、不図示の画像ファイルの選択画面がポップアップ表示され、印刷する画像ファイルをユーザが選択することができる。選択された画像ファイルの画像が画像表示領域81に表示され、ファイル名がファイル名領域821に表示される。
付加情報編集領域82では、ICタグ11に記録する付加情報としてのタイトル(Title)8231、撮影年月日(Date)8232、場所(Place)8233、コメント(Comment)825を編集することができる。ICタグ11に記録される付加情報のフォーマットの一例を図7に示す。付加情報は、図7に示すように、ICタグ11に記録された付加情報に編集された付加情報を追加記録(追記)する際の目安となるファイル名701と、画像に関する付加情報フィールド702とから成る。付加情報フィールド702には、データを格納するための空き領域が存在し、この空き領域に後述する付加情報が追記される。
図6に戻り、UI画面8上で「Exifから取得」ボタン824がクリックされた場合、選択済みの画像ファイルに対応して記録されたExif情報から付加情報が取得され、取得された付加情報が付加情報編集領域82に表示される。Exifとは、デジタルカメラ用の画像ファイルの規格であり、画像についての情報や撮影日時などの付加的な情報を記録できるほか、縮小画像(サムネイル)を記録することができる。ここでいうExif情報とは、撮影日時などの付加的な情報のことである。また、ユーザは、付加情報編集領域82に直接付加情報を入力することも可能である。つまり、ユーザは、アプリケーション31を利用して、印刷する画像ファイルに対応する付加情報を新たに入力したり、Exif情報から取得した付加情報を編集することができる。
記録モード指定領域83では、記録モード831,832,833,834の4種類の記録モードからいずれかを選択することができる。記録モード831は、プリンタ4に写真(画像)印刷のみを行わせるモードである。記録モード832は、プリンタ4にICタグ付き印刷用紙1に付加されたICタグ11に付加情報の新規記録のみを行わせるモードである。記録モード833は、プリンタ4に記録済みのICタグ11に付加情報を追記させるモードである。記録モード834は、プリンタ4に写真(画像)印刷と付加情報の記録の両方を行わせるモードである。
付加情報選択領域84では、ラジオボタン841,842により、ICタグ11に記録する付加情報をユーザが指定するか、Exif情報から自動取得するかを選択することができる。ICタグ有無判定実行選択領域85では、印刷実行前に印刷用紙内のICタグの存在有無を判定するかを選択することができる。
上述した付加情報の設定が終了した後、ユーザがUI画面8上の実行ボタン86をクリックすると、UI画面8上で選択された情報がPC3内のメモリ等に記憶され、印刷処理が開始される。一方、終了ボタン87がクリックされると、アプリケーション31が終了してUI画面8が閉じる。
図8は、UI画面8上で写真印刷モードが選択された場合のPC3及びプリンタ4にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。なお、図示の各処理は、PC側ではプリンタドライバ33により実行されるものとし、プリンタ側ではプリンタコントローラ41により実行されるものとする。
図8において、UI画面8上の記録モード指定領域83で記録モード831が選択されていた場合、PC3は、まずICタグ有無確認を行うか否かを判断する(ステップS1001)。ここでは、PC3は、UI画面8上のICタグ有無判定実行選択領域85内のラジオボタン851,852の選択状態に応じて、ICタグ有無の確認を行うか否かを判断する。この結果、ラジオボタン851が選択され、ICタグの有無を確認する場合(ステップS1001でYES)、ステップS1002へ進む。
ステップS1002では、PC3は、プリンタ4にセットされた印刷用紙にICタグが付加されているか否かを確認するために、ICタグ有無確認要求コマンドをプリンタ4に送信する。一方、ラジオボタン852が選択され、ICタグの有無を確認しない場合(ステップS1001でNO)、ステップS1008へ進む。
プリンタ4は、PC3から送信されたICタグ有無確認要求コマンドを受信すると、ICタグリーダ/ライタ43により印刷用紙のICタグ有無を確認し(ステップS1003)、その確認結果をPC3に送信する(ステップS1004)。
PC3は、プリンタ4よりICタグ有無の確認結果を受信すると、当該結果に基づいて、プリンタ4にセットされた印刷用紙がICタグ付き印刷用紙か否かを判断する(ステップS1005)。この結果、セットされた印刷用紙がICタグ付き印刷用紙であると判断した場合(ステップS1005でYES)、PC3は、図14に示すようなICタグ有り警告メッセージをディスプレイに表示する(ステップS1006)。
次に、PC3は、ユーザにより印刷キャンセルが選択されたかを判断する(ステップS1007)。この結果、印刷ボタンがクリックされ、印刷が選択された場合(ステップS1007でNO)、PC3は、プリンタ4に印刷データ(制御言語データ)を送信する(ステップS1008)。一方、キャンセルボタンがクリックされ、印刷キャンセルが選択された場合は(ステップS1007でYES)、印刷処理を実行せずに終了する。
プリンタ4は、PC3から印刷データ(制御言語データ)を受信すると(ステップS1009)、セットされた印刷用紙を紙送りローラ対45により印刷ヘッド44へ搬送し、印刷処理を実行する(ステップS1010)。
以上のように、印刷用紙に対するICタグ有無の判定を実行するように設定された場合、ICタグリーダ/ライタ43により印刷用紙のICタグ有無を確認し、印刷用紙にICタグが付加されていたときは、ICタグ有り警告メッセージを表示する。そして、ユーザに印刷キャンセルするか否かを選択させる。これにより、高価なICタグ付き印刷用紙に付加情報の無い不要な印刷を行なうことを防ぐことができる。
図9は、UI画面8上で付加情報新規記録モードが選択された場合のPC3及びプリンタ4にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。なお、図示の各処理は、PC側ではプリンタドライバ33により実行されるものとし、プリンタ側ではプリンタコントローラ41により実行されるものとする。
UI画面8上の記録モード指定領域83で記録モード832が選択されていた場合、PC3は、ICタグ有無確認要求コマンドをプリンタ4に送信する(ステップS1101)。ICタグ有無確認要求コマンドについては、図8のステップS1002と同様に、プリンタ4にセットされた印刷用紙にICタグが付加されているか否かを確認するためのものである。
プリンタ4は、PC3から送信されたICタグ有無確認要求コマンドを受信すると、ICタグリーダ/ライタ43により印刷用紙のICタグ有無確認と同時に、ICタグから記録済みデータがあれば、そのデータの取得も行なう(ステップS1102)。そして、その確認結果(及び取得した記録済みデータ)をPC3に送信する(ステップS1103)。
PC3は、プリンタ4よりICタグ有無の確認結果(及び記録済みデータ)を受信すると、当該結果に基づいて、プリンタ4にセットされた印刷用紙がICタグ付き印刷用紙か否かを判断する(ステップS1104)。この結果、セットされた印刷用紙がICタグ付き印刷用紙ではないと判断した場合(ステップS1104でNO)、図15に示すようなICタグ無し用紙通知メッセージをディスプレイに表示し(ステップS1105)、本処理を終了する。
一方、セットされた印刷用紙がICタグ付き印刷用紙であると判断した場合(ステップS1104でYES)、PC3は、さらに、該ICタグ付き印刷用紙のICタグに付加情報が記録されているか否かを判断する(ステップS1106)。ここでは、ステップS1102で記録済みデータが取得されていたか否かにより判断される。この結果、ICタグに付加情報が記録されていると判断した場合(ステップS1106でYES)、PC3は、図16に示すような付加情報記録済み通知メッセージをディスプレイに表示し(ステップS1107)、本処理を終了する。
一方、ICタグ付き印刷用紙のICタグに付加情報が記録されていないと判断した場合(ステップS1106でNO)、PC3は、プリンタ4に付加情報を送信する(ステップS1108)。付加情報については、UI画面8上の付加情報編集領域82で入力(または編集)された情報が図7に示すように形式で送信される。
プリンタ4は、PC3から付加情報を受信すると、ICタグリーダ/ライタ43によりICタグ付き印刷用紙のICタグに付加情報を記録する(ステップS1109)。そして、プリンタ4は、付加情報がICタグに正常に記録されたか否かを示す情報(記録状態情報)をPC3に送信する(ステップS1110)。
PC3は、プリンタ4から受信した記録状態情報を確認し(ステップS1111)、ICタグへの付加情報の記録が成功したか否かを判断する(ステップS1112)。この結果、記録失敗と判断した場合は(ステップS1112でNO)、PC3は、図17に示すような記録失敗(付加情報記録エラー1)メッセージをディスプレイに表示し(ステップS1113)、本処理を終了する。一方、記録成功と判断した場合(ステップS1112でYES)、本処理を終了する。
以上のように、ICタグ付き印刷用紙に付加されたICタグに、ユーザにより入力された付加情報を容易に記録することができる。
図10は、UI画面8上で付加情報追記モードが選択された場合のPC3及びプリンタ4にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。なお、図示の各処理は、PC側ではプリンタドライバ33により実行されるものとし、プリンタ側ではプリンタコントローラ41により実行されるものとする。
UI画面8上の記録モード指定領域83で記録モード833が選択されていた場合、PC3は、まずICタグ有無確認要求コマンドをプリンタ4に送信する(ステップS1201)。ICタグ有無確認要求コマンドについては前述した通りである。
プリンタ4は、PC3から送信されたICタグ有無確認要求コマンドを受信すると、ICタグリーダ/ライタ43による印刷用紙のICタグ有無確認と同時に、ICタグから記録済みデータの取得を行なう(ステップS1202)。そして、その確認結果及び取得した記録済みデータをPC3に送信する(ステップS1203)。
PC3は、プリンタ4よりICタグ有無の確認結果及び記録済みデータを受信すると、当該結果に基づいて、プリンタ4にセットされた印刷用紙がICタグ付き印刷用紙か否かを判断する(ステップS1204)。この結果、セットされた印刷用紙がICタグ付き印刷用紙ではないと判断した場合(ステップS1204でNO)、図15に示すようなICタグ無し用紙通知メッセージをディスプレイに表示し(ステップS1205)、本処理を終了する。
一方、セットされた印刷用紙がICタグ付き印刷用紙であると判断した場合(ステップS1204でYES)、PC3は、さらに、該ICタグ付き印刷用紙のICタグに付加情報が記録されているか否かを判断する(ステップS1206)。ここでは、ステップS1202で取得された記録済みデータに基づいてICタグの付加情報の記録有無確認により判断される。この結果、ICタグに付加情報が記録されていないと判断した場合(ステップS1206でNO)、PC3は、上述した付加情報の新規記録の場合と同様に、プリンタ4に付加情報を送信する(ステップS1211)。
一方、ICタグに付加情報が記録されていると判断した場合(ステップS1206でYES)、PC3は、追記しようとしている付加情報のファイル名と記録済みの付加情報のファイル名とを比較する(ステップS1207)。この結果、ファイル名が一致しなかった場合(ステップS1208でNO)、図18に示すようなファイル名不一致警告メッセージをディスプレイに表示して(ステップS1209)、本処理を終了する。このように、ファイル名を比較することで、異なるファイル名で記憶されている付加情報への誤った書き込みを防止するので整合性を維持することができる。
一方、ファイル名が一致した場合(ステップS1208でYES)、PC3は、記録済み付加情報と追記しようとしている付加情報の結合を行なう(ステップS1210)。付加情報はフィールドに分かれていて、記録済み付加情報の空のフィールドに対してのみ追記を可能とする。次に、PC3は、プリンタ4にステップS1210で結合した付加情報を送信する(ステップS1211)。
プリンタ4は、PC3から付加情報を受信すると、ICタグリーダ/ライタ43によりICタグ付き印刷用紙のICタグに付加情報を上書きで記録する(ステップS1212)。そして、プリンタ4は、付加情報がICタグに正常に記録されたか否かを示す記録状態情報をPC3に送信する(ステップS1213)。
PC3は、プリンタ4から受信した記録状態情報を確認し(ステップS1214)、ICタグへの付加情報の記録が成功したか否かを判断する(ステップS1215)。この結果、記録失敗と判断した場合は(ステップS1215でNO)、PC3は、図17に示すような記録失敗(付加情報記録エラー1)メッセージをディスプレイに表示し(ステップS1216)、本処理を終了する。一方、記録成功と判断した場合(ステップS1215でYES)、本処理を終了する。
図11は、UI画面8上で写真印刷+付加情報記録モードが選択された場合のPC3及びプリンタ4にて実行される処理の一例を示すフローチャートである。なお、図示の各処理は、PC側ではプリンタドライバ33により実行されるものとし、プリンタ側ではプリンタコントローラ41により実行されるものとする。
UI画面8上の記録モード指定領域83で記録モード834が選択されていた場合、PC3は、まずICタグ有無確認を行うか否かを判断する(ステップS1301)。ここでは、PC3は、UI画面8上のICタグ有無判定実行選択領域85内のラジオボタン851,852の選択状態に応じて、ICタグ有無の確認を行うか否かを判断する。この結果、ラジオボタン851が選択され、ICタグの有無を確認する場合(ステップS1301でYES)、ステップS1302へ進む。
ステップS1302では、PC3は、プリンタ4にセットされた印刷用紙にICタグが付加されているか否かを確認するために、ICタグ有無確認要求コマンドをプリンタ4に送信する。一方、ラジオボタン852が選択され、ICタグの有無を確認しない場合(ステップS1301でNO)、ステップS1307へ進む。ここで、ICタグ有無確認要求コマンドについては前述した通りである。
プリンタ4は、PC3から送信されたICタグ有無確認要求コマンドを受信すると、ICタグリーダ/ライタ43による印刷用紙のICタグ有無を確認し(ステップ1303)、その確認結果をPC3に送信する(ステップS1304)。
PC3は、プリンタ4よりICタグ有無の確認結果を受信すると、当該結果に基づいて、プリンタ4にセットされた印刷用紙がICタグ付き印刷用紙か否かを判断する(ステップS1305)。この結果、セットされた印刷用紙がICタグ付き印刷用紙ではないと判断した場合(ステップS1305でNO)、図19に示すようなICタグ無し警告メッセージをディスプレイに表示し(ステップS1306)、印刷キャンセルが選択されたかを判断する(ステップS1313)。ここでキャンセルを選択されたか否かに応じて、ICタグの無い印刷用紙に付加情報の無い不要な印刷を行なうことを防ぐことができる。
一方、セットされた印刷用紙がICタグ付き印刷用紙であると判断した場合(ステップS1305でYES)、PC3は、プリンタ4に付加情報を送信する(ステップS1307)。
プリンタ4は、PC3から付加情報を受信すると、ICタグリーダ/ライタ43によりICタグ付き印刷用紙のICタグに付加情報を記録する(ステップS1308)。そして、プリンタ4は、付加情報がICタグに正常に記録されたか否かを示す記録状態情報をPC3に送信する(ステップS1309)。
PC3は、プリンタ4から受信した記録状態情報を確認し(ステップS1310)、ICタグへの付加情報の記録が成功したか否かを判断する(ステップS1311)。この結果、記録失敗と判断した場合は(ステップS1311でNO)、PC3は、図20に示すような記録失敗(付加情報記録エラー2)メッセージをディスプレイに表示し(ステップS1312)、印刷キャンセルが選択されたかを判断する(ステップS1313)。ここでキャンセルを選択することにより、付加情報記録に失敗した用紙に不要な印刷を行なうことを防ぐことができる。一方、記録成功と判断した場合(ステップS1311でYES)、PC3は、プリンタ4に印刷データ(制御言語データ)を送信する(ステップS1314)。
プリンタ4は、PC3から印刷データ(制御言語データ)を受信すると(ステップS1315)、セットされた印刷用紙を紙送りローラ対45により印刷ヘッド44へ搬送し、印刷処理を実行する(ステップS1316)。
このようにして、印刷されたICタグ付き印刷用紙1を利用して、図21に示すように、ICタグリーダ付きの端末等によりICタグ11に記録された付加情報を読み出し、端末上に表示することできる。これにより、プリンタ等を利用して一度に複数枚の画像を印刷出力した場合、出力された写真の元画像との対応が容易となる。また、出力された写真をアルバム等に収納しても、撮影日時やコメント等を容易に閲覧することができ、写真の整理を簡単に行うことができる。
上記実施の形態では、アプリケーション31を用いて、印刷データ(制御言語データ)と付加情報をPC3からプリンタ4に送信する形態について説明したが、アプリケーション31を用いずに、プリンタドライバ33のみで付加情報を送信することも可能である。
図12及び図13は、プリンタドライバ33により表示されるユーザインタフェース画面の例を示す図である。なお、図6に示す構成要素と同じものについては同一の符号を付して、その説明を省略する。
図12において、ユーザインタフェース(UI)画面9は、プリンタドライバ33が起動して印刷設定の詳細を受け付ける際にPC3のディスプレイに表示される。UI画面9には、通常の印刷設定に関する情報に加えて、付加情報電子記録チェックボックス91と、付加情報編集ボタン92とが配置される。
付加情報電子記録チェックボックス91が選択された場合、付加情報編集ボタン92が有効になる。付加情報編集ボタン92がクリックされると、図13に示す付加情報編集画面10が表示される。付加情報編集画面10は、上述したUI画面8の付加情報編集領域82と同じ構成になっており、付加情報を編集することができる。
付加情報編集画面10上の「ファイル選択」ボタン822がクリックされると、不図示の画像ファイルの選択画面がポップアップ表示され、印刷する画像ファイルをユーザが選択することができる。選択された画像ファイルのファイル名がファイル名領域821に表示される。このようにして画像ファイルを選択した場合に、「Exifから取得」ボタン824が有効になる。ファイル名領域821に直接ファイル名を入力することも可能であるが、その場合は、ファイルの存在する場所(パス)が不明であるので、「Exifから取得」ボタン824は無効とし、基本情報編集領域823の各項目は直接編集のみ可能とする。
上記実施形態によれば、プリンタ4で印刷と同時に印刷用紙に付加されたICタグに付加情報を記録する際、印刷用紙にICタグが付加されていなかったときは、印刷を実行する前にユーザがそのことを知ることができる。その結果、印刷をキャンセルするか否かを選択でき、無用なICタグへの記録動作や無駄な印刷を防止することができる。また、付加情報をICタグに記録できなかった場合には、印刷前にそのことを知ることができる。
また、印刷済みのICタグ付き印刷用紙に対して、そのICタグに付加情報を追記する場合、記録済みの付加情報と追記する付加情報と一致したときにのみ付加情報の追記を行なうので、印刷用紙に印刷された画像と付加情報との整合性を維持することができる。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、次のものを用いることができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等である。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、前述した実施形態の機能が以下の処理によって実現される場合も本発明に含まれる。即ち、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行う場合である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現される場合も本発明に含まれる。加えて、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現する場合も含まれる。この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接、またはインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続された不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
1 ICタグ付き印刷用紙
2 ICタグ用紙トレイ
3 PC
4 プリンタ
11 ICタグ
31 アプリケーション
33 プリンタドライバ
41 プリンタコントローラ
42 プリンタエンジン
43 ICタグリーダ/ライタ
2 ICタグ用紙トレイ
3 PC
4 プリンタ
11 ICタグ
31 アプリケーション
33 プリンタドライバ
41 プリンタコントローラ
42 プリンタエンジン
43 ICタグリーダ/ライタ
Claims (12)
- 画像ファイルの印刷を行う印刷手段と印刷用紙に付加された情報記録媒体に対して情報の読み取りおよび書き込みを行う情報記録手段とを備える画像出力装置に、前記画像ファイルの印刷指示を行う情報処理装置であって、
前記画像ファイルの印刷処理を行う印刷処理手段と、
前記情報記録媒体に記録する付加情報を設定する付加情報設定手段と、
前記画像出力装置にセットされた印刷用紙に前記情報記録媒体が付加されているかを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定の結果を通知する通知手段と、
印刷をキャンセルするか否かを選択させる選択手段とを備え、
前記選択手段によりキャンセルすると選択された場合、前記印刷処理手段は、前記画像出力装置に前記画像ファイルの印刷指示をしないことを特徴とする情報処理装置。 - 前記画像出力装置に印刷のみを行わせるモード、前記印刷用紙に付加された情報記録媒体に前記付加情報の記録のみを行わせるモード、記録済みの情報記録媒体に前記付加情報を追記させるモード、および印刷と付加情報の記録の両方を行わせるモードのいずれかを選択するモード選択手段をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
- 前記画像出力装置に、前記印刷用紙に対する情報記録媒体の有無の確認を行わせるか否かを設定する情報記録媒体有無設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置。
- 前記付加情報設定手段は、前記画像ファイルに対応して記録されたExif情報から取得される情報を付加情報として設定するExif情報設定手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記付加情報を前記画像出力装置に送信した際に、前記印刷用紙に付加された情報記録媒体に当該付加情報が正常に書き込まれたかどうかの確認を行ない、その結果を前記通知手段により通知することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記付加情報設定手段により設定された付加情報を前記印刷用紙に付加された情報記録媒体に追記する場合、記録済みの付加情報と追記する付加情報との比較の結果に応じて、前記付加情報の追記を行なうことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 画像ファイルの印刷を行う印刷手段と印刷用紙に付加された情報記録媒体に対して情報の読み取りおよび書き込みを行う情報記録手段とを備える画像出力装置に、前記画像ファイルの印刷指示を行う情報処理装置における印刷制御方法であって、
前記画像ファイルの印刷処理を行う印刷処理工程と、
前記情報記録媒体に記録する付加情報を設定する付加情報設定工程と、
前記画像出力装置にセットされた印刷用紙に前記情報記録媒体が付加されているかを判定する判定工程と、
前記判定工程による判定の結果を通知する通知工程と、
印刷をキャンセルするか否かを選択させる選択工程とを備え、
前記選択工程によりキャンセルすると選択された場合、前記印刷処理工程は、前記画像出力装置に前記画像ファイルの印刷指示をしないことを特徴とする印刷制御方法。 - 画像ファイルの印刷を行う印刷手段と印刷用紙に付加された情報記録媒体に対して情報の読み取りおよび書き込みを行う情報記録手段とを備える画像出力装置に、前記画像ファイルの印刷指示を行う情報処理装置において実行可能なプログラムであって、
前記画像ファイルの印刷処理を行う印刷処理手段、
前記情報記録媒体に記録する付加情報を設定する付加情報設定手段、
前記画像出力装置にセットされた印刷用紙に前記情報記録媒体が付加されているかを判定する判定手段、
前記判定手段による判定の結果を通知する通知手段、
印刷をキャンセルするか否かを選択させる選択手段として前記情報処理装置を機能させ、
前記選択手段によりキャンセルすると選択された場合、前記印刷処理手段は、前記画像出力装置に前記画像ファイルの印刷指示をしないことを特徴とするプログラム。 - アプリケーションまたはプリンタドライバのいずれか一方により実行させることを特徴とする請求項8記載のプログラム。
- 請求項8または9に記載のプログラムを記録したコンピュータに読み取り可能な記憶媒体。
- 印刷する画像ファイルを選択することが可能な情報処理装置と、前記選択された画像ファイルの印刷を行う印刷手段と印刷用紙に付加された情報記録媒体に対して情報の読み取りおよび書き込みを行う情報記録手段とを備える画像出力装置とで構成される印刷システムであって、
前記情報処理装置は、
前記画像ファイルの印刷処理を行う印刷処理手段と、
前記情報記録媒体に記録する付加情報を設定する付加情報設定手段と、
前記画像出力装置にセットされた印刷用紙に前記情報記録媒体が付加されているかを判定する判定手段と、
前記判定手段による判定の結果を通知する通知手段と、
印刷をキャンセルするか否かを選択させる選択手段とを備え、
前記選択手段によりキャンセルすると選択された場合、前記印刷処理手段は、前記画像出力装置に前記画像ファイルの印刷指示をしないことを特徴とする印刷システム。 - 前記画像出力装置は、前記印刷を実行する前に、前記情報処理装置からの要求に応じて、前記情報記録手段により、前記印刷用紙がセットされた位置で当該印刷用紙に情報記録媒体が付加されているかを確認し、その結果を前記情報処理装置に送信する印刷制御手段を備えることを特徴とする請求項11記載の印刷システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008150765A JP2009295106A (ja) | 2008-06-09 | 2008-06-09 | 情報処理装置及びその印刷制御方法、プログラム、記憶媒体、並びに印刷システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008150765A JP2009295106A (ja) | 2008-06-09 | 2008-06-09 | 情報処理装置及びその印刷制御方法、プログラム、記憶媒体、並びに印刷システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009295106A true JP2009295106A (ja) | 2009-12-17 |
Family
ID=41543205
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008150765A Pending JP2009295106A (ja) | 2008-06-09 | 2008-06-09 | 情報処理装置及びその印刷制御方法、プログラム、記憶媒体、並びに印刷システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009295106A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010128041A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
US8736890B2 (en) | 2008-12-24 | 2014-05-27 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Copier configured to copy an image and data stored in a storage medium of an original document based on selection modes |
-
2008
- 2008-06-09 JP JP2008150765A patent/JP2009295106A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010128041A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
US8705143B2 (en) | 2008-11-26 | 2014-04-22 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device |
US8736890B2 (en) | 2008-12-24 | 2014-05-27 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Copier configured to copy an image and data stored in a storage medium of an original document based on selection modes |
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