JP2006309289A - バックアップ方法およびバックアップシステム、ならびにそのためのプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 バックアップ/リカバリの際の転送容量を減らし、バックアップ/リカバリ時間を短くし、また、自動取得することによってクライアントからのバックアップするシステム情報の取得漏れを防ぐとともにリカバリするシステム情報の反映漏れを防ぐこと。
【解決手段】 クライアント11は、システム状態の変更をシステム差分情報として読み取る差分情報検索手段13、システム差分情報に基づいて差分バックアップファイルを生成する差分バックアップファイル生成手段14、差分バックアップファイルをサーバに転送する差分バックアップファイル転送手段15、リカバリ要求をサーバに送信しサーバから差分バックアップファイルを受信してシステム状態を全て自動反映する差分リカバリ手段を有し、サーバ10は、クライアントから受信した差分バックアップファイルを保管し、リカバリ要求に応じて差分バックアップファイルをクライアントに送信する手段を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワークに接続された端末機器やPC(パーソナルコンピュータ)などのクライアントとサーバからなるクライアント・サーバシステムにおいて、システム変更に伴うクライアントのバックアップおよびリカバリ技術に係り、特に、バックアップ時に、クライアントからシステム変更に伴う変更分に対応する差分バックアップ情報をサーバで取得し、リカバリ時に、該サーバに取得されたシステム変更分に対応する差分バックアップ情報を全て自動的にクライアントに反映させる技術に関する。
クライアント・サーバシステムにおけるユーザデータのバックアップ/リカバリ技術は従来から検討されており、様々な方法が提案されている。
例えば、特開2004−94617号公報(特許文献1)の〔従来の技術〕の項に開示されているように、大別して、全てのユーザデータをバックアップ/リカバリするフルバックアップ/リカバリ方法、変更されたユーザデータのみをバックアップする差分バックアップ/リカバリ方法がある。
また、差分をとる方向として、古いファイルから新しいファイルの差分をとる順方向差分、新しいファイルから古いファイルの差分をとる逆方向差分があり、さらに差分をとる間隔として、最も近いバージョン同士の差分をとる線形差分、離れたバージョン同士の差分をとるジャンプ差分がある。
また、差分バックアップの方法としては、ユーザデータの差分を圧縮してサーバに退避、リカバリは関連情報を使って復元する方法もある。
このように、特許文献1に記載された如き従来のバックアップ/リカバリ方法は、全てユーザデータ(ユーザ情報)についてのバックアップ/リカバリを考慮するものであり、システム構成に係るシステム情報について差分を自動で取得することは全く考慮されていなかった。
また、システム情報について述べると、システム全体のバックアップすなわちフルバックアップが行われるか、あるいは、システム情報の差分を取得する場合は変更時点で変更した部分をバックアップ(差分バックアップ)するが、その場合の変更部分は人手によって取得するものであった。
特開2004−94617号公報
従来技術では、フルバックアップの場合はバックアップの度にシステム停止や大量のデータのバックアップが必要であり、一方、差分バックアップの場合では、人手による管理が発生するため、バックアップデータの取得漏れやリカバリ時のバックアップデータの反映漏れが発生する可能性がある。
また、前述したように、ネットワークを使用した差分自動バックアップは、特許文献1にも見られるようにユーザデータの差分バックアップは考えられているが、システム情報は差分バックアップを自動で行うことは全く考慮されていない。
本発明は、上記事情に鑑み、バックアップ/リカバリする場合、バックアップ/リカバリの際の転送容量を減らし、バックアップ/リカバリ時間を短くし、また、自動で取得することによってクライアントからのバックアップするシステム情報の取得漏れを防ぐとともに、リカバリ時にリカバリするシステム情報の反映漏れを防ぐことが可能なバックアップ方法およびバックアップシステム、ならびにそのためのプログラムを提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、前システム情報と現システム情報の変更分を読み取り、変更分のみをバックアップ対象としてバックアップファイルを作成、サーバに転送する。サーバでは時系列にバックアップファイルの一覧を作成し、バックアップファイルを格納し、リカバリ時は、初期状態のクライアントからサーバにある時系列のバックアップ一覧ファイルの順にバックアップファイルを受信し反映するようにしたものである。
さらに詳細に述べると、本発明においては、バックアップ時に、クライアントにおけるシステム状態の変更をシステム差分情報として読み取り、該読み取ったシステム差分情報に基づいて差分バックアップファイルを生成し、生成した差分バックアップファイルをサーバに転送して時系列に保管し、リカバリ時に、サーバに保管した差分バックアップファイルを時系列に読み出してクライアントに送信し、クライアントにおいて変更を全て自動反映するようにしたものである。
本発明によれば、各クライアントにおいてシステム情報変更を調べることによってバックアップ対象を特定するため、システム変更のバックアップにおいて取得漏れを防ぐ、またリカバリを行うときにシステム変更分バックアップファイル全てを自動的に反映することによってシステム変更分の反映漏れを防ぐことが可能となる。
以下、本発明の実施形態を、図面を用いて詳細に説明する。
(実施例)
図1は、本発明に係るネットワークを使ったバックアップサーバとクライアントAからなるバックアップシステムにおけるシステム変更の差分自動バックアップ処理を説明するための図である。
図1においては、差分自動バックアップ処理を説明するために、バックアップサーバを自動バックアップサーバ10、クライアントAを自動バックアップクライアント11と表記し、差分自動バックアップ処理に係るそれぞれのハードウェアおよびソフトウェアの全体の関連を示している。
同図に示すように、本発明に係るシステム変更の差分自動バックアップシステムにおける自動バックアップサーバ10は、自動バックアップクライアント11からバックアップファイルとファイル情報を受信してバックアップファイルをクライアント毎のディレクトリに保管し、各クライアントのバックアップファイル一覧を作成するバックアップ差分ファイル受信手段12を保有する。
本発明におけるネットワークに接続されたサーバとクライアントからなるシステム情報の差分自動バックアップシステムにおいて、自動バックアップクライアント11は、システム情報から変更部分を探し出す差分情報検索手段13と、変更部分をコピーし、自動反映可能なファイルとしてバックアップファイルを作成する差分バックアップファイル生成手段14と、バックアップサーバにバックアップファイルとファイル情報を送信する差分バックアップファイル転送手段15とを保有する。
本発明に係るバックアップシステムの前提として、(1)上記各手段を有している、(2)自動バックアップクライアント11側で上記手段の初期状態としてシステムファイルのコピーを取得している、(3)初期状態を自動バックアップサーバ10に登録している、(4)初期状態のシステムバックアップデータを別途取得している。
また、自動バックアップサーバ10と自動バックアップクライアント11は、LANやインターネットなど相互通信可能なネットワークに接続されている。
図2は、本発明に係るネットワークを使ったバックアップサーバとクライアントAからなるバックアップシステムにおけるシステム変更の差分自動リカバリ処理を説明するための図であり、図1のバックアップにより取得したファイルをもとにシステム変更分の差分自動リカバリの動作を示している。
図2においては、差分自動リカバリ処理を説明するために、バックアップサーバを自動リカバリサーバ40、クライアントAを自動リカバリクライアント41と表記し、差分自動リカバリ処理に係るそれぞれのハードウェアおよびソフトウェアの全体の関連を示している。
同図に示すように、本発明におけるネットワークを使ったシステム変更の差分自動リカバリシステムの自動リカバリサーバ40は、自動リカバリクライアント41の要求によってバックアップファイル一覧情報を返送するリカバリファイル情報送信手段42と、自動リカバリクライアント41からの要求によって各クライアントのバックアップファイルを送信するリカバリファイル送信手段43を保有する。
また、ネットワークを使ったシステム変更の差分自動リカバリシステムの自動リカバリクライアント41は、自動リカバリサーバ40からバックアップファイル情報を取得し、該取得したバックアップファイル情報を時系列に自動リカバリサーバ40から取得して反映する差分リカバリ手段44を保有する。
本発明に係るリカバリを実施する上での前提として、(1)上記バックアップシステムでのバックアップが取得できている、(2)初期状態のバックアップに戻っている
また、自動リカバリサーバ40と自動リカバリクライアント41は、LANやインターネットなど相互通信可能なネットワークに接続されている。
次に、前述の図1および図3〜図6を用いてバックアップ処理を説明する。
図3から図6は、バックアップ処理を説明するための処理フロー図である。
図3は、図1に示す本発明に係るバックアップシステムでの自動バックアップクライアント11のシステム変更情報を検索する差分情報検索手段13の処理フローを示す図である。
同図に示すように、差分情報検索手段13は、自動バックアップクライアント11内のシステム変更情報を取得するために、現在のシステム情報21のコピーを取得して現在システム情報22とし(ステップS200)、事前にコピーしてある前回システム情報23と比較してシステム差分情報24を生成するとともに、現在のシステム情報22と前回システム情報23に差分があるか否かを判定し、すなわちシステム情報が変更されてシステム差分情報24にデータが入っているか否かを判定し、その判定結果によってその後の処理を分岐する(ステップS201)。
システム差分情報24にデータが入っていない(すなわちシステム情報に変更がない)場合は、現在システム情報22を削除して(ステップS205)、処理を終了する。
システム差分情報24にデータが入っている(すなわちシステム情報に変更がある)場合は、差分変更情報を引数として図4に示す差分バックアップファイル生成手段14の処理を呼び出す(ステップS202)。
次に、差分バックアップファイル生成手段14の処理の終了判定を行い(ステップS203)、正常終了の場合は(ステップS203:Y)、現在システム情報22を前回システム情報23としてコピーし(ステップS204)、現在システム情報22を削除して(ステップS205)、処理を終了する。
差分バックアップファイル生成手段14の処理が正常終了していなければ(ステップS203:N)、現在システム情報22を削除して(ステップS205)、処理を終了する。
システム情報については、windowsではレジストリファイル、UNIX(登録商標)では/etc以下のファイルなどを示している。図10は、システム情報の一例としてwindowsのレジストリファイルの抜粋を示す図である。現在システム情報も前回システム情報も同様である。
図4は、本発明に係るバックアップシステムでの自動バックアップクライアント11における差分バックアップファイル生成手段14の処理フローを示す図である。
同図において、まず、図3のステップS201で生成されたシステム差分情報24よりバックアップ対象となる変更分の設定と対象ファイルを決定する(ステップS300)。
次に、バックアップ対象となる変更分の「設定/ファイル(変更のあったシステム情報と対象のファイル)」25をバックアップ対象とし、バックアップ分のコピーエリアにバックアップ分の設定/ファイル26としてコピーする(ステップS301)。
次に、コピーしたバックアップ分の設定/ファイル26を、バッチファイルやtar(tape archiverの略で、UNIX(登録商標)で、ファイルのバックアップに広く用いられているコマンドの一種)によって自動反映ファイルとしてバックアップ用自動ファイル27を作成し、例えばzip(英語圏でよく使用される書庫圧縮形式の一種)等を用いて圧縮する(ステップS302)。
次に、バックアップファイル一覧28を作成し、作成した前記バックアップ用自動ファイル27のファイル名と生成(バックアップ)日時をバックアップファイル一覧28に登録する(ステップS303)。
図11(a)は、このようにして登録されたバックアップファイル一覧28の内容を説明するための図である。本例では、バックアップファイル一覧は、日時とバックアップファイル名からなる。同図に示すように、日時とはバックアップ日時(すなわちバックアップ用自動ファイル2の生成日時)を意味し、バックアップファイル名とは自動反映に加工したバックアップファイル名を意味する。
図11(b)は、バックアップファイル一覧の具体的な実施例を示す図であり、バックアップ日時が「20041212153420(2004年12月12日15時34分20秒)」で、バックアップファイル名が「PRN 200412121534.exe」の場合を示している。
図5は、バックアップシステムのクライアント(自動バックアップクライアント11)が作成したバックアップ用ファイル27とバックアップファイル一覧28をバックアップサーバに送るときの、差分バックアップファイル転送手段15の処理フローを示す図である。
差分バックアップファイル転送手段15のこの処理フローの処理は、図3に示したシステム情報の差分情報検索手段13の処理フローのステップS205の処理が終了した後に開始する。
差分バックアップファイル転送手段15は、まず、バックアップファイル一覧28が存在するか否かをチェックし(ステップS400)、バックアップファイル一覧28が存在しなければ(ステップS400:N)、処理を終了し、バックアップファイル一覧28が存在していれば(ステップS400:Y)、自動バックアップサーバ10の差分ファイル受信手段12と通信を開始し(ステップS401)、バックアップファイル一覧28とバックアップ用自動ファイル27を自動バックアップサーバ10に送信する(ステップS402)(図6の差分ファイル受信手段12の処理フローのステップS500参照)。
自動バックアップサーバ10への送信が正常に終了したかを判定し(ステップS403)、正常に終了していなければ(ステップS403:N)、処理を終了し、別途原因調査等を実施する。
正常に終了していれば(ステップS403:Y)、自動バックアップクライアント11にあるバックアップファイル一覧28とバックアップ用自動ファイル27を削除して(ステップS404)、処理を終了する。
図6は、バックアップシステムでの自動バックアップサーバ10の差分ファイル受信手段12の処理フローを示す図であり、自動バックアップクライアント11からバックアップ用自動ファイル27およびバックアップファイル一覧(ファイル情報)28を受信し、それらを格納する処理フローである。
差分ファイル受信手段12は、自動バックアップクライアント11から、図5に示す差分バックアップファイル転送手段15の処理フローのステップ402で送信された図11(b)に示す如きバックアップファイル名と日時(バックアップ日時)を含むバックアップファイル一覧28とバックアップ用自動ファイル27を受信する(ステップS500)。
次に、各クライアント毎の格納エリア30に、ステップS500で受信したバックアップ用自動ファイル27をバックアップ用自動ファイル32として追加格納する(ステップS501)。
さらに、各クライアント毎のエリア30にあるバックアップファイル一覧31に、ステップS500で受信したバックアップファイル一覧28の情報を反映フラグ‘1’とともに追加登録する(ステップS502)。
図11(c)は、このようにして追加登録されたバックアップファイル一覧の情報と反映フラグの意味を説明するための図である。本例では、バックアップファイル一覧は、日時とバックアップファイル名、反映フラグからなる。日時とはバックアップ日時を意味し、バックアップファイル名とは自動反映に加工したバックアップファイル名を意味し、反映フラグとはリカバリ対象であるか否かを示すものであり、デフォルトは‘1’(リカバリ対象)で、リカバリ前に反映フラグを‘0’にしてリカバリに反映させないことも可能である。
図11(d)は、バックアップファイル一覧と反映フラグの具体的な実施例を示す図であり、日時が「20041212153420」(2004年12月12日15時34分20秒)で、バックアップファイル名が「PRN 200412121534.exe」で、反映フラグが‘1’の場合を示している。
次に、前述の図2および図7〜図9を用いてリカバリ処理を説明する。
図7〜図9は、リカバリ処理を説明するための処理フロー図である。
図7は、自動リカバリサーバのリカバリファイル情報送信手段が、バックアップファイル情報を自動リカバリクライアントの差分リカバリ手段に対して送信する処理フローを示す図である。ここでは、一例として、自動リカバリサーバ40のリカバリファイル情報送信手段42が、バックアップファイル情報を、自動リカバリクライアント41の差分リカバリ手段44に対して送信する場合を示す。
自動リカバリサーバ40のリカバリファイル情報送信手段42は、自動リカバリクライアント41の差分リカバリ手段44から(図9の差分リカバリ手段44の処理フローのステップS800参照)、リカバリ用のバックアップファイル一覧の要求を受信する(ステップS600)。
共用バックアップエリア45にある要求された自動リカバリクライアント、今の場合は自動リカバリクライアント41に関連する格納エリア46からバックアップファイル一覧47を取り出し、その中の反映フラグが‘1’になっているファイル情報を自動リカバリクライアント41に送信する(ステップS601)。
図8は、リカバリファイル送信手段が、自動リカバリクライアントからのリカバリ処理によるバックアップ用自動ファイル送信要求を受けて対応する自動リカバリクライアントに要求されたバックアップ用自動ファイルを送信するフローである。ここでは、例えばリカバリファイル送信手段43が、自動リカバリクライアント41の差分リカバリ手段44からリカバリ処理によるバックアップ用自動ファイル送信要求を受けた場合の例を示す。
まず、リカバリファイル送信手段43が、自動リカバリクライアント41からファイル送信要求を受信する。この時、自動リカバリクライアント41からの引数としてファイル名を受信する(ステップS700)。
次に、共用バックアップエリア45にある各クライアントの格納エリアのうち自動リカバリクライアント41に対応する格納エリア46から、要求されたバックアップ用自動ファイル48を取得し、対応する自動リカバリクライアント41に送信する(ステップS701)。
図9は、自動リカバリクライアントの差分リカバリ手段の処理フローを示す図である。ここでは、自動リカバリクライアント41の差分リカバリ手段44の処理の例を説明する。
自動リカバリクライアント41の差分リカバリ手段44は、自動リカバリサーバ40の共用バックアップエリア45にある各クライアントに対応する格納エリアのうち自動リカバリクライアント41に対応する格納エリア46にあるバックアップファイル一覧47の情報を取得するために、リカバリファイル情報送信手段42と通信を行い、図7に示すリカバリファイル情報送信手段42のステップS601の処理によって送信されるバックアップ対象ファイル一覧47の情報を取得し、バックアップファイル情報49に登録する(ステップS800)。
次に、バックアップファイル情報49のデータ残数をチェックする(ステップS801)。
ステップS801におけるチェックの結果、バックアップファイル情報49のデータ残数が1以上であれば(ステップS801:Y)、取得日時の古いファイルから順番にそのファイル名を引数としてサーバと通信し、図8に示すリカバリファイル送信手段43のステップS701の処理によって送信されるバックアップ用自動ファイル48を受信してリカバリ用ファイル50として格納する(ステップS802)。
受信したリカバリ用ファイル50を実行し、反映させ(ステップS803)、反映したファイル名をバックアップファイル情報49から削除し(ステップS804)、ステップS801に戻る。
ステップS801からステップS804をバックアップファイル情報49のデータが無くなるまで繰り返す。
ステップS801におけるチェックの結果、バックアップファイル情報49の残数が0であれば(ステップS801:N)、現システム情報51を前回システム情報52にコピーして(ステップS805)、処理を終了する。
本発明は、システム情報の差分を取り、その情報から判断し、関連するファイルやディレクトリをコピーして差分バックアップファイルを作成し、この差分バックアップファイルをバックアップ対象とするものであり、この場合のバックアップ対象には、「システム情報の差分(レジストリの差分など)」、「設定ファイル(システム情報と同じという場合も考えられる)」、「インストールされたアプリなどが入っているディレクトリ全体」が含まれる。
なお、前述したように、図1における自動バックアップサーバ10と図2における自動リカバリサーバ40は同一のサーバであり、図1における自動バックアップクライアント11と図2における自動リカバリクライアント41は同一のクライアントであるが、バックアップとリカバリ(復元)を別々に説明するために便宜的に異なる表現を用いたものである。
また、自動バックアップサーバ10における差分ファイル受信手段12、自動リカバリサーバ40におけるリカバリファイル情報送信手段42およびリカバリファイル送信手段43は、これら各手段に対応する処理プログラムをバックアップサーバを構成するコンピュータの記憶装置にインストールし、これを読み出してCPUで実行させることにより実現されるものであることはいうまでもない。
また、自動バックアップクライアント11における差分情報検索手段13、差分バックアップファイル生成手段14、差分バックアップファイル転送手段15、自動リカバリクライアント41における差分リカバリ手段44は、これら各手段に対応する処理プログラムをクライアントを構成するコンピュータの記憶装置にインストールし、これを読み出してCPUで実行させることにより実現されるものであることはいうまでもない。
なお、上記実施例で説明した自動バックアップサーバ10における差分ファイル受信手段12、自動リカバリサーバ40におけるリカバリファイル情報送信手段42、リカバリファイル送信手段43、自動バックアップクライアント11における差分情報検索手段13、差分バックアップファイル生成手段14、差分バックアップファイル転送手段15、および自動リカバリクライアント41における差分リカバリ手段44の各手段の機能を実現するための処理プログラムは、CD−ROM、DVD、FDなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体、あるいはインターネットなどのネットワークを介して市場に流通させることができる。
本発明のバックアップシステムにおける、バックアップ時のハードウェア、ソフトウェアの全体の関連およびシステム構成を示す図である。 本発明のバックアップシステムにおける、リカバリ時のハードウェア、ソフトウェアの全体の関連およびシステム構成を示す図である。 図1における自動バックアップクライアント内の「差分情報検索手段」の処理フローを説明するための図である。 図1における自動バックアップクライアント内の「差分バックアップファイル生成手段」の処理フローを説明するための図である。 図1における自動バックアップクライアント内の「差分バックアップファイル転送手段」の処理フローを説明するための図である。 図1における自動バックアップサーバ内の「バックアップ差分ファイル受信手段」の処理フローを説明するための図である。 図2における自動リカバリサーバ内の「リカバリ(バックアップ)ファイル情報送信手段」の処理フローを説明するための図である。 図2における自動リカバリサーバ内の「リカバリ(バックアップ)ファイル送信手段」の処理フローを説明するための図である。 図2における自動リカバリクライアント内の「差分リカバリ手段」の処理フローを説明するための図である。 図1および図2における「システム情報」に関係するファイルの内容例である。 図1および図2における「バックアップファイル一覧」の項目の説明およびその具体的な実施例である。
符号の説明
10:サーバ(自動バックアップサーバ)
11:クライアント(自動バックアップクライアント)
12:バックアップ差分ファイル受信手段
13:差分情報検索手段
14:差分バックアップファイル生成手段
15:差分バックアップファイル転送手段
21:システム情報
22:現在システム情報
23:前回システム情報
24:システム差分情報
25:変更分設定/ファイル(変更のあったシステム情報と対象のファイル)
26:設定/ファイル
27:バックアップ用自動ファイル
28:バックアップファイル一覧
29:共用バックアップエリア
30:クライアントAのエリア
31:バックアップファイル一覧
32:バックアップ用自動ファイル
40:サーバ(自動リカバリサーバ)
41:クライアント(自動リカバリクライアント)
42:リカバリファイル情報送信手段
43:リカバリファイル送信手段
44:差分リカバリ手段
45:共用バックアップエリア
46:クライアントAのエリア
47:バックアップファイル一覧
48:バックアップ用自動ファイル
49:バックアップファイル情報
50:リカバリ用ファイル
51:システム情報
52:前回システム情報

Claims (5)

  1. ネットワークに接続されたサーバ・クライアントシステムにおけるクライアントの情報をバックアップするバックアップ方法であって、
    前記クライアントにおけるシステム状態の変更をシステム差分情報として読み取るステップと、該読み取ったシステム差分情報に基づいて差分バックアップファイルを生成するステップと、該差分バックアップファイルを前記サーバに転送して時系列に保管するステップと、前記サーバに保管した差分バックアップファイルを時系列に読み出し、前記クライアントに送信するステップと、前記クライアントにおいて前記システム状態の変更を全て自動反映するステップとを有することを特徴とするバックアップ方法。
  2. 前記差分バックアップファイルは、変更のあったシステム情報と対象ファイルに基づいて作成された自動反映ファイルであるバックアップ用自動ファイルと、該バックアップ用自動ファイルのファイル名とその作成日時を示すバックアップファイル一覧からなることを特徴とする請求項1記載のバックアップ方法。
  3. ネットワークに接続されたサーバおよびクライアントを有し、該クライアントの情報をバックアップするバックアップシステムであって、
    前記クライアントは、
    自クライアントのシステム状態の変更をシステム差分情報として読み取る差分情報検索手段と、該差分情報検索手段で読み取ったシステム差分情報に基づいて差分バックアップファイルを生成する差分バックアップファイル生成手段と、該差分バックアップファイルを前記サーバに転送する差分バックアップファイル転送手段と、リカバリ要求を前記サーバに送信するとともに、前記サーバから差分バックアップファイルを受信してシステム状態を全て自動反映する差分リカバリ手段を有し、
    前記サーバは、
    前記クライアントから受信した差分バックアップファイルを保管する手段と、前記クライアントからのリカバリ要求に応じて前記保管してある差分バックアップファイルを読み出して前記クライアントに送信する手段を有する
    ことを特徴とするバックアップシステム。
  4. 前記差分バックアップファイルは、変更のあったシステム情報と対象ファイルに基づいて作成された自動反映ファイルであるバックアップ用自動ファイルと、該バックアップ用自動ファイルのファイル名とその作成日時を示すバックアップファイル一覧からなることを特徴とする請求項3記載のバックアップシステム。
  5. コンピュータを、請求項3または4に記載のバックアップシステムにおける各手段として機能させるためのバックアップ用プログラム。
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