JP2001346143A - 画像ファイル複写装置、撮像装置、画像ファイル複写システム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

画像ファイル複写装置、撮像装置、画像ファイル複写システム及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2001346143A
JP2001346143A JP2000168748A JP2000168748A JP2001346143A JP 2001346143 A JP2001346143 A JP 2001346143A JP 2000168748 A JP2000168748 A JP 2000168748A JP 2000168748 A JP2000168748 A JP 2000168748A JP 2001346143 A JP2001346143 A JP 2001346143A
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Masahiko Chatani
雅彦 茶谷
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルスチルカメラで撮像してPCカード
に記録した画像ファイルをディスク等の記録媒体に簡単
に複写できるようにする。 【解決手段】 画像ファイル複写装置1のインターフェ
ース3にデジタルスチルカメラ33で撮像記録したPC
カード34を装着すると共に、ファイル記録装置2にデ
ィスク50を装着する。表示器・スイッチ5を用いてP
Cカードから所望の画像ファイルを選択してディスク5
0に複写する。複写された画像ファイルは、上記表示器
・操作キー又は上記カメラの操作キー・表示器を使用し
てビデオエンコーダ10でテレビ信号に変換し、TV受
像機31で表示することができる。また、上記複写した
画像ファイルをPC32に転送することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルスチルカ
メラ等で撮像した画像ファイルをディスク媒体等に複写
する場合に用いて好適な画像ファイル複写装置、撮像装
置、上記画像ファイル複写装置と撮像装置で構成される
画像ファイル複写システム及び上記画像ファイル複写装
置、撮像装置でそれぞれ用いられるコンピュータ読み取
り可能な記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、デジタルスチルカメラ等の携
帯機器によりPCカードに記録した画像ファイルをフロ
ッピー(登録商標)ディスク等の他の記録媒体に複写す
る画像ファイル複写装置が知られている。このような装
置として、例えば、特開平7−283896号公報に開
示されたものが知られている。この装置においては、装
着された複写元の記録媒体上の画像ファイルを接続され
たモニタ画面上にマルチ画面形式で表示し、複写する画
像を選択できるようにしている。
【0003】また従来より、特開平9−98377号公
報又は図10に開示されるように、フラッシュメモリを
固定内蔵したデジタルカメラ202からデジタルカメラ
インターフェース203を介して画像ファイルを送り、
外部接続したディスクファイル装置201に画像ファイ
ルを複写するようにした画像ファイル複写装置205が
知られている。尚、206は液晶表示装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平7−283896号公報に開示された従来の画像フ
ァイル複写装置は、TV受像機等のモニタを常時接続し
て使用することを前提としているため携帯が困難であ
る。このため、デジタルスチルカメラ等の携帯機器を用
いて画像ファイルを大量に取得する場合には、PCカー
ド、コンパクトフラッシュ(登録商標)、SSFDC
(スマートメディア)等の低記録容量で高価格な半導体
メモリ(フラッシュメモリ)を複数携帯する必要があ
り、ユーザの経済的負担が大きくなるという問題があっ
た。従って、デジタルスチルカメラを長期間携帯する場
合には、記憶容量が大きいHDD(ハードディスク装
置)を装備したノートパソコン等を同時に携帯する必要
があった。
【0005】また、上記特開平9−98377号公報又
は図10に開示される従来の画像ファイル複写装置で
は、ケーブル接続によるデジタルカメラインターフェー
ス203を用いたシリアルインターフェースを介して画
像ファイルの転送をパケット通信等の手法で行っている
ので、複数の交換型記録媒体やノートパソコン等を携帯
する必要がなくなる。しかしながら、近年、撮像素子の
画素数が100万画素以上のデジタルカメラが普及して
いるため画像ファイル容量が増大しており、上記パケッ
ト通信等により複写を行うことが困難であり、画像ファ
イルの複写に多大な時間を必要としていた。
【0006】また、複写した画像ファイルの画像表示サ
イズや画像の圧縮方式を変更する場合、パーソナルコン
ピュータを用いることにより、その画像加工編集用のソ
フトウエア及び高速演算可能なCPUと多大なRAM容
量等に依存して上記変更を行うことが可能である。しか
しながら、非パーソナルコンピュータ環境下において、
不特定多数のデジタルスチルカメラや、PCカードイン
ターフェースを搭載する画像関連機器(プリンタ、ハン
ディターミナル、表示器付き携帯電話、CATV専用端
末、インターネット端末、ディスクプレーヤ等)等を用
いて画像ファイルの複写を行う場合は、それぞれの機器
が専用機器であるため、各機器に適した画像サイズや圧
縮形式(非圧縮を含む)、ファイル形式で用いられる場
合が多く、画像ファイルの複写を行っても、その画像フ
ァイルの各機器間での相互利用ができない場合が多いと
いう問題があった。
【0007】本発明は、上記の問題を解決するために成
されたもので、画像ファイルの複写目的外の機能が多い
高価なノートパソコンや、テレビ受像機等の独立した表
示装置を使用せずに、デジタルスチルカメラ等でPCカ
ード上に取得した画像ファイルを簡単に複写保存すると
共に、画像ファイルの画像表示サイズ、圧縮形式などの
変更を可能とした安価で携帯可能な画像ファイル複写シ
ステムを実現することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による画像ファイル複写装置においては、
第1及び第2の記録媒体を用い、一方の記録媒体に記録
された画像ファイルを他方の記録媒体に複写する複写手
段と、外部機器との通信手段と、上記通信手段を介して
入力される制御信号に基づいて上記複写手段の動作を制
御する制御手段とを設けている。
【0009】また、本発明による撮像装置においては、
被写体を撮像し画像信号を出力する撮像手段と、上記画
像信号の画像ファイルを作成し記録媒体に記録する記録
処理手段と、上記記録媒体に記録された画像ファイルの
複写を外部機器内で行わせるための制御信号を送信する
通信手段とを設けている。
【0010】また、本発明による画像ファイル複写シス
テムにおいては、被写体を撮像し画像信号を出力する撮
像手段と、上記画像信号の画像ファイルを作成し第1の
記録媒体に記録する記録処理手段と、上記第1の記録媒
体に記録された画像ファイルの複写を行わせるための制
御信号を送信する第1の通信手段とを有する撮像装置
と、上記第1の記録媒体を着脱可能に装着する装着手段
と、上記装着された第1の記録媒体に記録された画像フ
ァイルを第2の記録媒体に複写する複写手段と、上記制
御信号を受信する第2の通信手段と、上記制御信号に基
づいて上記複写手段の動作を制御する制御手段とを有す
る画像ファイル複写装置とを設けている。
【0011】また、本発明による記憶媒体においては、
外部機器との通信を行う処理と、上記通信処理により入
力される制御信号に基づいて一方の記録媒体に記録され
た画像ファイルを他方の記録媒体に複写する処理とを実
行するためのプログラムを記憶している。
【0012】また、本発明による他の記憶媒体において
は、被写体を撮像し画像信号を出力する処理と、上記画
像信号の画像ファイルを作成し記録媒体に記録する処理
と、上記記録媒体に記録された画像ファイルの複写を外
部機器内で行わせるための制御信号を送信する処理とを
実行するためのプログラムを記憶している。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は本発明の実施の形態による画像
ファイル複写装置及び画像ファイル複写システムの構成
図である。図1において、画像ファイル複写装置1に
は、TV受像機31、PCカード34、このPCカード
34を用いるデジタルスチルカメラ33、パーソナルコ
ンピュータ32等が選択的に接続される。
【0014】画像ファイル複写装置1(以下、本装置1
と言う)において、PCカードインターフェース(以
下、インターフェース)3は、本装置1の主として複写
元となる第1の記録媒体としての半導体フラッシュメモ
リであるPCカードメモリ(PCカード34、コンパク
トフラッシュ、スマートメディア等のより小型のフラッ
シュメモリを含む)の装着装置である。
【0015】また、ファイル記録装置2は、主として複
写先となる第2の記録媒体としての上記第1の記録媒体
より大容量低ビットコストのディスク型の記録媒体50
に画像ファイルを複写するための装置である。記録媒体
50としては、HDD(ハードディスク装置)、CD−
R/RW、DVD−R/RW、MOD(光磁気ディス
ク)が用いられる。
【0016】本装置1にはこの外に、パーソナルコンピ
ュータ(以下、PCと言う)32及びデジタルスチルカ
メラ(以下、カメラと言う)33が接続されるインター
フェース9及びTV受像機31が接続されるビデオ機器
用出力部12が設けられると共に、上記第1、第2の記
録媒体間のデータ、及び各記録媒体の制御機器への命令
を制御する制御用論理回路4、この回路4をプログラム
制御するCPU7、プログラム動作時のプログラム、及
び変数、画像ファイルの転送保持用のRAM8、プログ
ラム本体格納用ROM6、表示器・操作スイッチ5、ビ
デオエンコーダ10、及び電源11が設けられている。
【0017】尚、上記各要素は以下に説明する本発明の
第1〜第3の実施の形態に応じて選択的に用いられるも
のである。
【0018】まず、第1の実施の形態について図1〜図
6を用いて説明する。本実施の形態は、図2に示すよう
に本装置1にカメラ33とPCカード34が接続された
場合をシステムの基本的な構成とするが、カメラ33に
代えてPC32が接続される場合もある。また、ファイ
ル記録装置2の記録媒体50としてHDD等の内蔵固定
型のディスク型を用いる(以下、記録媒体50をディス
ク50と言う)。
【0019】カメラ33をインターフェース9に接続す
ると共に、カメラ33で撮像した画像データを記録した
PCカード34をインターフェース3に装着する。そし
て、本装置1におけるドットマトリックスLCDやLE
D、発光管等の簡易表示装置により構成された表示器5
aと操作キー5bや、カメラ33の複数のスイッチから
なる操作スイッチ61と液晶表示器60を使用して複写
操作を行う。
【0020】まず、複写元であるPCカード34の複数
枚分の複写先であるファイル記録装置2内のディスク5
0上に各PCカードの容量単位毎に記録領域を確保(分
割)して、各分割領域毎にカード識別番号(インデック
ス番号)を書き込む操作を行う。この操作によりPCカ
ードの記録容量に応じてディスク50に複写可能なPC
カード枚数が決定される。尚、この分割方法について
は、後述により詳細に説明する。
【0021】次に、PCカード34の容量単位でディス
ク50に対して上記区画化及び識別番号を記録する操作
手順を図3(a)を用いて説明する。本装置1に電源が
投入されカメラ33が接続されると、図3の(3−0)
のように「メニュー選択」が表示器5aに表示される。
カメラ33の操作スイッチ61の選択キーを操作して
「ファイル記録装置(ディスク・ドライブ)2のフォー
マット」(3−1)を選択する。
【0022】次に、操作スイッチ61の実行キーを押す
と、表示は「自動フォーマット」(3−2)の状態に移
行する。そこで上記実行キーを押すと、本システムで常
時使用するPCカード34が要求される(3−3)。そ
こで、PCカード34をインターフェース3に装填する
と、このPCカード34の容量を自動的に調査し、調査
結果の容量に従ってディスク50上を上述のように分割
して区画化(フォーマット化)を実行する(3−4)。
【0023】尚、ここではフォーマット動作をカメラ3
3の操作スイッチ61を介して操作する例を述べたが、
本装置1単体でも操作キー5b等を操作することができ
る。また、上記のフォーマット化動作は、本装置1の表
示器5a及び操作キー5bを使用せず、また、カメラ3
3に代えてPC32をインターフェース9に接続し、こ
のPC32から本装置用のフォーマッタ(フォーマット
用プログラム)を使用することにより、汎用のパーソナ
ルコンピュータ外部接続用ディスク装置等で行う場合と
同じようにして行うことも可能である。
【0024】また、容量の異なる複数枚のPCカード3
4を混在して使用する場合には、最大容量のPCカード
34を挿入して上記操作を行うことで使用可能である。
その場合の手順を図3(b)に示す。図3(b)におい
て、同図(a)の(3−0)、(3−1)の後、手動操
作(3−9)メニューを選択し、(3−10)でそのカ
ードのXXMビットを指定し、(3−11)でファイル
記録装置2上のディスク50をフォーマット化する。こ
れにより、同図(a)のPCカード34の容量調査時間
を短縮することができる。
【0025】次に、PCカード34の内容をファイル記
録装置2内のディスク50に複写する場合の動作を、図
5(a)の表示状態を示す図及び図6のフローチャート
を用いて説明する。カメラ33が本装置1に接続され、
本装置1に電源が投入されると(図6のS701)、カ
メラ33の液晶表示器60に図2に示すようなPCカー
ド34からディスク50への複写動作を選択表示させる
(S702)。なお、カメラ33に代えて外部接続機器
としてPC32をインターフェース9に接続して使用す
る場合には、具体的には図示しないが、本装置1の制御
用プログラムを起動して、複写元の選択をディスク50
に設定することもできる。
【0026】本装置1の選択キー5bを操作して複写先
のコマ番号(インデックス番号)を表示させ(図5の2
−2)、コマ番号を選択して(2−3)実行キーを押す
(S703)。本装置1のプログラムは、複写先のファ
イル記録装置2に対して、選択したコマ番号の使用状態
を調査し(S704)、「空」であればPCカード34
の全データの転送を開始し(S706)、使用済みであ
れば「上書きするか?」をユーザに確認し(S70
5)、再度コマ番号を選択させるか、上書きを実行する
(2−5)、(S706)。
【0027】PCカード34内の画像ファイルが全てフ
ァイル記録装置2内のディスク50に記録されると(S
707)、表示器5aに「複写の終了」が表示される。
さらに、PCカード34を交換して複写継続の確認を行
い(2−6)、(S708)、複写を完了する。
【0028】ファイル記録装置2に上記手順により複写
記録された画像ファイルは、本装置1の表示器5a・操
作キー5b又は接続したカメラ33の表示器60・操作
スイッチ61を使用して、外部表示器への表示メニュー
を選択することにより、ビデオエンコーダ10(図1)
により画像ファイルをTV受像機31に表示可能なテレ
ビ信号(NTSC,PAL等)に変換してPCカード単
位で表示することができる。
【0029】次に、複写した画像ファイルをPC32上
で2次利用する場合には、RS232C(シリアルイン
ターフェース)、USB,IEEE1394,IEEE
1284(双方向パラレルインターフェース)等の汎用
のインターフェース9を介してPC32を接続し、本装
置1を制御する専用のアプリケーションソフトを使用し
て、ファイル記録装置2からPC32上のファイル装置
への画像ファイルの再複写(ファイル転送)を行う。
【0030】また、PC32上で加工編集した画像ファ
イルをPCカード34に複写することができる。その場
合の操作手順を図5(b)を用いて説明する。まず、本
装置1の制御用プログラムを使用して、複写元をファイ
ル記録装置2に設定すると共に、複写先をPCカード3
4に設定する。すると、図2のPC32には図示のよう
な内容が表示される。また、本装置1の表示器5aに
は、図5(b)のコマ番号の選択メニュー(2−8)が
表示される。
【0031】選択したコマ番号にデータが存在しない場
合には、「データなし」(2−9)が表示されるが、X
X番を選択(2−10)して実行し、データが存在すれ
ば、複写元のコマ番号が選択され(2−11)、以下は
PCカード34からディスク50に複写した場合と同様
の手順で、複写が開始される。尚、上記の操作を、PC
32上から全て行う構成も可能である。
【0032】次に、PCカードの容量単位での管理及び
区画化について図4を用いて説明する。これは、上述し
た全ての又は多くの操作を本装置1で行う場合に、文字
表示に制限がある低機能の表示器5aや、操作制限があ
る操作キー5bを使用した場合でも、容易に画像ファイ
ルの抽出が可能であり、複数の画像ファイルの管理単位
をPCカード1枚に記憶される範囲に限定して複写操作
時に大容量のディスク50に記録するための方法であ
る。
【0033】図4(a)に示すように、ディスク50を
物理的に区画化して先頭部分に記録可能なカード枚数4
0とインデックス番号に対応するディスクの番地41を
記録し、各区画には先頭行にカード番号(インデックス
番号)を記録し、次にPCカードの内容をそのまま記録
領域42に記録する。
【0034】CD−R/RW等の物理的に書き足しを余
儀なくされる媒体の場合は、図4(b)に示すように、
PCカード一枚単位をIS09660で定義される1セ
ッション51〜54に設定し、複写するPCカード数と
セッション数とが同じになるように記録する方法も可能
である。
【0035】HDDやMOD等の物理的に不連続に書き
換え可能な記録媒体においては、フォーマット時にカー
ド番号を付けた空ディレクトリを作成して管理範囲を制
限する方法を使用することにより、論理的なディスクフ
ァイルの管理を上記ディスク50と同様にして扱うもの
とする(PCカード容量/ディスクフォーマット容量>
ディレクトリ数の制限で管理)。
【0036】従って、表示器に制限がある場合でも複写
操作が可能となるが、CD−R/RWやMOD、HDD
等からPCカード34に複写する際も上記条件で行うも
のとする。また、本実施の形態の場合のように、ファイ
ル記録装置2がHDD等の非交換型の記録媒体(ディス
ク50)の場合には、PC32間での画像ファイルの複
写は、インターフェース9を介して可能とする。
【0037】本実施の形態によれば、画像ファイル複写
装置1はこの装置のみでこの装置上の第1、第2の記録
媒体相互間での画像ファイルの複写が可能であると共
に、カメラ33やPC32に対して交換媒体及び通信機
能の2種の方式でファイル交換が可能である。
【0038】特に、デジタルカメラ等の携帯機器で使用
される半導体メモリであるPCカード(コンパクトフラ
ッシュメモリ,スマートメディア等を含む)に記録した
画像ファイルを、大容量(低ビットコスト)の記録媒体
にPC等の無い携帯環境下において複写する場合に、操
作を簡単にすると共に、半導体メモリの再利用を実現す
ることができる。
【0039】また、ディスク等の大容量の記録媒体上を
PCカード等の小容量の記録媒体単位に分割し、各区画
に識別子(インデックス)を記録してフォーマット化す
ることにより、上記大容量の記録媒体への複写を単純な
表示と簡単な操作とにより、実現することができる。
【0040】次に、第2の実施の形態として、カメラ3
3のユーザインターフェースである表示器や操作キーを
有する操作部61を使用して、PCカード34の画像フ
ァイルをディスク50に複写する場合を図1、図7及び
図8を用いて説明する。図7は本実施の形態によるシス
テム構成を示す。本装置1のファイル記録装置2に搭載
されるディスク50として、例えば3.5インチMOD
やCD−R/RW、DVD−R/RAM、3.5インチ
MFD等の、パーソナルコンピュータ32で一般的に使
用可能なディスクを用いる場合には、パーソナルコンピ
ュータ32相互間での画像ファイルの複写は、上記のデ
ィスクのみを介した構成が可能である。
【0041】従って、本実施の形態では、本装置1とカ
メラ33を同時携帯して使用することを前提として、図
7に示すように、カメラ33を接続するインターフェー
ス9をカメラ33専用のインターフェースに特化して物
理的に構造が簡易であるものを採用している。
【0042】次に、カメラ33のユーザインターフェー
スである表示器や操作キーを有する操作部61を使用し
て、PCカード34の画像ファイルをディスク50に複
写する場合について図8のフローチャートを用いて説明
する。本装置1をカメラ専用のインターフェース9を介
してカメラ33に接統すると共に、カメラ33で取得し
た画像データが記録されたPCカード34を、インター
フェース3に装着する。
【0043】図7において、表示器5aとしてセグメン
トLED5cや既成のパターンのみを切り替えて点灯表
示する簡素な液晶表示器5d等を使用する。電源が投入
されると(図8のS801)、上記表示器5aと操作キ
ー5bを使用して外部機器との通信モードを設定する
(S802及び図7の液晶表示器5dの「CAMER
A」が選択された状態)。
【0044】次に、カメラ33の液晶表示器60と操作
部61を使用して本装置1を操作制御するメニュー起動
し(S810)、メニューを実行後、本装置1の操作制
御はカメラ33に移行して、「複写元の設定」(S81
1)を行い、制御終了を通信する(S815)までの
間、カメラ33の液晶表示器60と操作部61を使用し
た操作が可能な状態になる。
【0045】また、PCカード34の内容を確認するた
めのサムネール群(画像のインデックス群)をカメラ3
3の液晶表示部60を使用して確認することができる。
(図7の液晶表示部60に図示された表示内容)。この
場合のサムネイルファイルは、インターフェース9を介
してカメラ33の内蔵RAM又はフラッシュメモリ等に
転送して表示する構成となる。
【0046】本実施の形態によれば、カメラ33やPC
32等の外部接続機器の表示器や操作キー等のユーザイ
ンターフェースを利用して、本装置1上の第1、第2の
記録媒体間での画像ファイルの複写が可能となり、これ
により、表示器や操作キーのみならずCPU、RAM、
ROM等に簡素で低価格な要素が使用可能であり、より
低価格な画像ファイル複写装置を実現できる。
【0047】次に本発明の第3の実施の形態を図9を用
いて説明する。本実施の形態は、画像ファイルを複写す
る際に、画像ファイルの画像サイズや圧縮形式等を変更
できるようにしたものである。このために本実施の形態
においては、図1の本装置1内のROM6上にファイル
変換プログラム及び各種画像ファイル形式の圧縮、伸長
プログラムを格納すると共に、選択されたメニュー(図
9(a)のTV受像機31の画面、(c)の液晶表示器
60の画面)に従ってCPU7が上記プログラムをRA
M8に展開し処理を行うようになされている。
【0048】操作のための表示器、操作キーとしては、
本装置1に設置されるもの(図9(b)の液晶表示器5
等)、及び外部接続機器(図9(c)のカメラ33)等
の何れかを選択可能であることは、上記第1、2の実施
の形態で説明した通りである。
【0049】上記構成では、ROM6、RAM8の容量
が多い程、より多くのファイル形式や圧縮形式(非圧縮
を含む)への変換が可能になるが、CPU7の演算能力
が処理時間を支配してしまう。これを解消するために
は、特に処理が複雑な(例えば、JFIF)圧縮伸長処
理用の論理回路を図1の制御用論理回路4内に設ける構
成も可能である。同様に別途専用の画像処理回路を制御
用論理回路4の制御下に設ける構成も可能である。
【0050】また、取り扱う画像ファイルとしては、撮
像取得した画像ファイルからインデックス表示用に作成
されたサムネイル用画像ファイルについても同様に処理
可能である。
【0051】本実施の形態によれば、非パーソナルコン
ピュータ環境下で、不特定多数のカメラ33や、PCカ
ードインターフェース3を搭載する画像関連機器(プリ
ンタ、ハンディーターミナル、表示器付き携帯電話、C
ATV専用端末、インターネット端末等)等は、専用機
器であるため各機器に適した画像サイズや圧縮形式(非
圧縮を含む)、ファイル形式で利用される場合が多く画
像ファイル複写を行う場合での相互利用が容易になる。
【0052】次に、本発明の第4の実施の形態としての
記憶媒体について説明する。上述した図1のシステムは
ハードウェアで構成することもできるが、CPUとメモ
リを有するコンピュータシステムで構成することもでき
る。コンピュータシステムで構成する場合、本装置1や
カメラ33でそれぞれ用いられる上記メモリは本発明に
よる記憶媒体を構成する。この記憶媒体には、上記各実
施の形態及び各フローチャート等で説明した処理を実行
するためのプログラムが記憶される。
【0053】また、この記憶媒体としては、ROM、R
AM等の半導体メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、
磁気記憶媒体等を用いてよく、これらをCD−ROM、
FD、磁気カード、磁気テープ、不揮発性メモリカード
等に構成して用いてよい。
【0054】従って、この記憶媒体を図1によるシステ
ム以外の他のシステムあるいは装置で用い、そのシステ
ムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格納されたプ
ログラムコードを読み出し、実行することによっても、
上記各実施の形態と同等の機能を実現できると共に、同
等の効果を得ることができ、本発明の目的を達成するこ
とができる。
【0055】また、コンピュータ上で稼働しているOS
等が処理の一部又は全部を行う場合、あるいは記憶媒体
から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに
挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された
拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そ
のプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張機能ボ
ードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理の一部
又は全部を行う場合にも、上記各実施の形態と同等の機
能を実現できると共に、同等の効果を得ることができ、
本発明の目的を達成することができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
デジタルスチルカメラやパーソナルコンピュータ等の外
部機器の制御に基づいて、画像ファイル複写装置内の2
つの記録媒体間の画像ファイルの複写を行うことができ
る。また、
【0057】また、各機器に適した画像サイズや圧縮形
式(非圧縮を含む)を変更することができ、各機器のフ
ァイル形式に適した画像ファイルを複写することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1〜第3の実施の形態による画像フ
ァイル複写装置及び画像ファイル複写システムの構成図
である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による画像ファイル
複写システムの構成図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による表示部の構成
図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態によるPCカード単
位でのディスク上のフォーマット化を説明する構成図で
ある。
【図5】本発明の第1の実施の形態による表示部の構成
図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態による複写動作を示
すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施の形態による画像ファイル
複写システムの構成図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態による複写動作を示
すフローチャートである。
【図9】本発明の第3の実施の形態による画像ファイル
複写システムの構成図である。
【図10】従来の画像ファイル複写システムの構成図で
ある。
【符号の説明】
1 画像ファイル複写装置 2 ファイル記録装置 4 制御用論理回路 5 表示器・操作スイッチ 5a 表示器 5b 操作キー 5c LEDセグメント 5d 液晶表示器 6 ROM 7 CPU 8 RAM 9 PC/デジタルスチルカメラインターフェース 10 ビデオエンコーダ 11 電源 12 ビデオ機器用出力部 31 TV受像機 32 パーソナルコンピュータ 33 デジタルスチルカメラ 34 PCカード 50 ディスク型記録媒体 60 液晶表示部 61 操作部
フロントページの続き Fターム(参考) 5C052 AA01 AA16 AB03 AB04 AC08 CC11 CC20 DD02 DD04 EE03 GA02 GA03 GA04 GA06 GA07 GA08 GA09 GB01 GE08 5C053 FA08 FA14 FA15 FA23 FA27 GA11 GB01 GB06 HA30 JA21 KA05 KA08 KA24 LA01 LA06 LA11 LA15 5D044 AB05 AB07 BC01 CC04 CC08 DE42 EF10 HL02 HL07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2の記録媒体を用い、一方の
    記録媒体に記録された画像ファイルを他方の記録媒体に
    複写する複写手段と、 外部機器との通信手段と、 上記通信手段を介して入力される制御信号に基づいて上
    記複写手段の動作を制御する制御手段とを設けたことを
    特徴とする画像ファイル複写装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の記録媒体の記録容量は上記第
    2の記録媒体の記録容量より小さく、上記第2の記録媒
    体の記録領域を上記第1の記録媒体の記録容量単位に分
    割して管理する管理手段を設けたことを特徴とする請求
    項1記載の画像ファイル複写装置。
  3. 【請求項3】 上記画像ファイルの、画像サイズ、圧縮
    方法の少なくとも一つを変更する変更手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1記載の画像ファイル複写装置。
  4. 【請求項4】 上記通信手段は、上記複写した画像ファ
    イルを転送可能であることを特徴とする請求項1記載の
    画像ファイル複写装置。
  5. 【請求項5】 被写体を撮像し画像信号を出力する撮像
    手段と、 上記画像信号の画像ファイルを作成し記録媒体に記録す
    る記録処理手段と、 上記記録媒体に記録された画像ファイルの複写を外部機
    器内で行わせるための制御信号を送信する通信手段とを
    設けたことを特徴とする撮像装置。
  6. 【請求項6】 上記通信手段を介して上記画像ファイル
    の複写を制御するための操作手段及び表示手段を設けた
    ことを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 被写体を撮像し画像信号を出力する撮像
    手段と、上記画像信号の画像ファイルを作成し第1の記
    録媒体に記録する記録処理手段と、上記第1の記録媒体
    に記録された画像ファイルの複写を行わせるための制御
    信号を送信する第1の通信手段とを有する撮像装置と、 上記第1の記録媒体を着脱可能に装着する装着手段と、
    上記装着された第1の記録媒体に記録された画像ファイ
    ルを第2の記録媒体に複写する複写手段と、上記制御信
    号を受信する第2の通信手段と、上記制御信号に基づい
    て上記複写手段の動作を制御する制御手段とを有する画
    像ファイル複写装置とを備えたことを特徴とする画像フ
    ァイル複写システム。
  8. 【請求項8】 外部機器との通信を行う処理と、 上記通信処理により入力される制御信号に基づいて一方
    の記録媒体に記録された画像ファイルを他方の記録媒体
    に複写する処理とを実行するためのプログラムを記憶し
    たコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  9. 【請求項9】 被写体を撮像し画像信号を出力する処理
    と、 上記画像信号の画像ファイルを作成し記録媒体に記録す
    る処理と、 上記記録媒体に記録された画像ファイルの複写を外部機
    器内で行わせるための制御信号を送信する処理とを実行
    するためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り
    可能な記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004051646A1 (ja) * 2002-12-03 2004-06-17 Konica Minolta Holdings, Inc. データコピープログラム及びデータコピー端末
US7340157B2 (en) 2002-11-20 2008-03-04 Apacer Technology Portable transcription device and method of the same priority

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