JP3419828B2 - 画像通信アダプター装置 - Google Patents

画像通信アダプター装置

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JP3419828B2
JP3419828B2 JP16654493A JP16654493A JP3419828B2 JP 3419828 B2 JP3419828 B2 JP 3419828B2 JP 16654493 A JP16654493 A JP 16654493A JP 16654493 A JP16654493 A JP 16654493A JP 3419828 B2 JP3419828 B2 JP 3419828B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、画像通信アダプター装
置、特に、カメラと外部回線との間の画像情報の通信を
可能とする画像通信アダプター装置に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】近年、ICメモリカード,磁気記録媒
体,光磁気記録媒体等を記録媒体とするデジタルスチル
ビデオカメラ(以下、DSCと記載する)においては、
多機能化のための提案が数多くなされている。その1つ
として、通信回線を利用して、外部と画像情報をやり取
りできる技術が提案されている。 【0003】その外部通信の方法としては、例えば、従
来のDSCにおいては、電話回線を使ったデータ転送に
ついて、直接行うことはできず、PC(パーソナルコン
ピュータ)からの設定によって転送を行っていた。ま
た、記録媒体をカメラより抜き出し、別の専用転送機に
装着し、そこからデータの転送を行っていた。更に、特
願平2−309875号に開示の電子スチルカメラにお
いては、アダプターをカメラに装着し、そのアダプター
を介してPCとのデータの転送を行うものであった。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ようなDSCの転送態様であると、データを転送するた
めのPCへのデータ吸い上げや転送専用機の準備等煩雑
な手続が必要であるという課題がある。 【0005】また、DSC内に転送処理部を設けること
は、ソフトの複雑化、および、表示、操作の繁雑化を招
き、実現性を欠いている。 【0006】また、特願平2−309875号に開示の
電子スチルカメラにおいて、電話回線を使って外部機器
と通信を行おうとすると、前記アダプターとは別に電話
器を接続し、該電話器を用いて相手先を呼び出す必要が
あり、非常に面倒な状態になっていた。 【0007】本発明の画像通信アダプターは、従来のカ
メラのそのような課題を考慮し、転送に関する操作を本
アダプター上で行え、カメラの操作性が複雑にならない
ようにすることを可能とする画像通信アダプターを提供
することを目的とするものである。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、カメラとの間
で画像情報の授受を行うための第1のインターフェイス
手段と、通信用モデムを介して、外部と画像情報の授受
を行うための第2のインターフェイス手段と、外部の通
信相手を特定し、回線を確立させるとともに、第1及び
第2のインターフェイス手段を介して、特定された通信
相手とカメラとの間の画像情報の通信を制御する操作手
段とを備えた画像通信アダプター装置である。 【0009】 【作用】本発明では、操作手段を利用することによっ
て、外部の通信相手を特定し回線を確立させ、それか
ら、第1のインターフェイス手段を利用することによっ
て、カメラとの間で画像情報の授受を行うとともに、第
2のインターフェイス手段を利用することによって、通
信用モデムを介して、外部と画像情報の授受を行うこと
によって、特定された通信相手とカメラとの間の画像情
報の通信を実現する。 【0010】 【実施例】図1は、画像記録装置の一例であるDSC
(デジタルスチルカメラ)20の外観図である。該DS
C20は、その画像情報の記録媒体としてICメモリカ
ード17を用いるものとする。本DSC20において
は、上記図1に示すようにカメラ外装体18の前面部に
被写体像を取り込む撮影レンズ1が配設されている。そ
して、外装体18の上面には制御動作指示用の操作スイ
ッチ群14a〜14eと、LCD表示部13と、撮影動
作の指示をするレリーズスイッチ釦19が配設されてい
る。更に、側面部にはビデオ信号出力端子7と、PC、
および、モデム等の外部機器との信号授受のための接続
部であってミニDINコネクタ等で構成されるコネクタ
15aと記録媒体であるメモリカード17の挿入口18
aが配設されている。 【0011】図2は、前記操作スイッチ群14a〜14
eの拡大図であり、該スイッチ群のうち、14aは、カ
メラの電源(POWER)スイッチであり、14bは、
記録、または、再生指示を行う記録/再生(REC/P
LAY)スイッチである。また、14cは、再生、消去
コマ指定番号を1コマアップさせるアップ(UP)スイ
ッチであり、14dは、再生、消去コマ指定番号を1コ
マダウンさせるダウン(DOWN)スイッチである。更
に、14eは、接続されたモデムに対応するようにI/
Fを機能させる指示を与えるモデム切り換え(MODE
M)スイッチである。 【0012】図3は、前記表示部13の詳細を示す図で
あり、該表示部13は、撮影画面データの再生時に点灯
するセグメント「PLAY」と、通信機器としてモデム
が選択された時に点灯するセグメント「MODEM」
と、接続されたモデムが通信可能状態になった時に点灯
するセグメント「CONNECT」と、2種類の7セグ
メント表示部で構成される。上記2種類の7セグメント
表示部のうち1つはコマ番号、ファイル処理状態等を表
示するものであり、他の1つは残り撮影可能コマ数を表
示するものである。 【0013】図4は、上記DSC20の制御部の主要ブ
ロック構成図であり、本DSCは、レリーズスイッチ釦
19(図1参照)の押圧に応動して、装着されているメ
モリカード17に被記録信号である撮像信号の記録を行
い、また、操作スイッチ群14a〜14eのスイッチ釦
の操作により該メモリカード17上の指定されたコマ番
号の画像ファイルの撮像記録信号を再生し、そのビデオ
信号をビデオ信号出力端子7より出力する。更に、被記
録信号供給手段の1つである通信用外部インターフェー
ス回路のRS232CI/F15により、モデムを介して画像
情報の通信が可能である。 【0014】以下その構成について詳細に説明すると、
まず、撮影時においては、被写体像が撮影レンズ1を介
して被記録信号供給手段の1つである撮像回路2に内蔵
されるCCD等の撮像素子上に結像され、画像信号とし
て被記録信号供給手段の1つであるA/Dコンバータ3
に出力される。A/Dコンバータ3でデジタル変換され
た画像データは、被記録信号供給手段の1つであって画
像メモリのフレームメモリ4に一時的に記憶される。そ
して、フレームメモリ4の画像データは、D/Aコンバ
ータ5で再度アナログ変換され、ビデオエンコーダ6を
介してビデオ信号としてビデオ出力端子7より出力され
る。 【0015】メモリカード17に画像データを記録する
場合は、フレームメモリ4から画像データをブロック単
位で読み出し、圧縮/伸張回路9でJPEG(JOINT PH
OTOGRAFIC EXPERT GROUP)方式等によりデータ圧縮し
て、バスを介して被記録信号供給手段の1つであるカー
ドI/F16に入力する。そこで、メモリカード17上
の指定された領域に上記圧縮データが書き込まれる。 【0016】一方、再生時には、まず、UPスイッチ1
4c,DOWNスイッチ14dを操作してコマ番号等を
指定する。そのコマ番号、または、ファイル番号等は、
LCD表示部13に表示される。その指定に基づいて、
メモリカード17のメモリ領域が選択され、対応する画
像データがカードI/F16、バスを介して圧縮/伸長
回路9に入力される。そこで、画像データの伸長処理が
なされ、フレームメモリ4に記憶される。その画像デー
タは、再度、フレームメモリ4から読み出されて、前述
したようにD/Aコンバータ5でアナログ信号に変換さ
れ、ビデオエンコーダ6に入力する。そして、ビデオエ
ンコーダ6でエンコードされ、ビデオ信号としてビデオ
信号出力端子7より出力される。 【0017】なお、DSC20の各制御要素はシステム
コントローラ10によりコントロールされるものとす
る。そして、操作スイッチ14a〜14eからの入力信
号は、給電制御手段を兼ねる表示・スイッチ制御回路1
2を介して、システムコントローラ10に入力され、各
制御処理が行われる。また、LCD表示部13の表示
は、システムコントローラ10の指示に基づいて表示・
スイッチ制御回路12を介して行われる。 【0018】更に、各制御要素の駆動電源部となる電源
手段の電源回路11が配設されており、該電源回路11
の動作は、後述するように操作スイッチのうちのPOW
ERスイッチ14aの操作信号に基づいて、または、外
部通信回線接続完了に伴う被呼信号であるCI信号に基
づいて、上記表示・スイッチ制御回路12により、その
給電動作がコントロールされるものとする。 【0019】図5は、本例のDSC20に、電話回線を
介して外部機器と通信するためにモデム22等を接続し
たときの系統とブロック構成を示す図である。そして、
本図に示すようにモデム22には、電話回線23が接続
され、更に、モデム24を介して相手側カメラ25、ま
たは、PC(パーソナルコンピュータ)26と接続され
ている。 【0020】なお、DSC20については、その電源供
給、および、通信制御に関する回路部、即ち、システム
コントローラ10と表示・スイッチ制御回路12および
RS232CI/F15の回りのみ図示している。該回路部に
おいて、表示・スイッチ制御回路12、および、電圧変
換回路21は、POWERスイッチ14a、または、モ
デム等の接続に関わらず、常時、動作状態に保持される
ために専用の電源部12aを有している。そして、表示
・スイッチ制御回路12によりコントロールされる電源
回路11は、システムコントローラ10、および、RS23
2CI/F15への給電を、表示・スイッチ制御回路12
の指示により実行する。 【0021】また、相手側カメラ25が電話回線23、
モデム24,22を介して通信可能状態に接続されたと
き、モデム22を介して被呼信号CIが入力される。該
被呼信号CIは、電圧変換回路21を介して表示・スイ
ッチ制御回路12に入力される。このように電圧変換回
路21を介して入力する理由は、モデムの出力電圧レン
ジが±15Vであり、DSC20側が0〜5Vで動作す
るため電圧変換を必要とするからである。なお、上記表
示・スイッチ制御回路12、および、電圧変換回路21
のみは、上述のように内部に電源部12aを有してお
り、常時、作動状態にある。 【0022】以上のように構成された図5のDSC20
の回路部のパワーオン動作について説明する。まず、P
OWERスイッチ14aが操作された場合、表示・スイ
ッチ制御回路12の指示により電源回路11が動作状態
になり、システムコントローラ10,RS232CI/F1
5、および、他の制御要素に給電され、カメラモードに
よる記録、または、再生可能の動作状態になる。 【0023】一方、上記POWERスイッチ14aがオ
フの状態において、外部機器がモデムを介して接続さ
れ、通信が可能状態となると、上記外部機器から被呼信
号CIが入力される。そのCI信号が電圧変換回路21
を介して表示・スイッチ制御回路12に入力される。そ
の入力に基づいて表示・スイッチ制御回路12は、電源
回路11を給電状態にし、システムコントローラ10等
の制御要素に給電がなされる。そして、メモリカード1
7に相手側カメラからの被記録信号が書き込み可能な状
態になる。 【0024】なお、図5に示すように電話回線によって
PC26とも通信は可能であって、該PC26によっ
て、DSC20と画像データの授受やPC26による遠
隔操作も可能となる。また、DSC20の通信開始時の
上述した被呼信号CIによるパワーオン処理も勿論可能
となる。 【0025】上記パワーオン動作について、図6のフロ
ーチャートにより説明する。被呼信号CIが入力される
と、「CI割り込み」処理が起動する。まず、システム
全体が電源オンの状態となる(ステップS1)。このと
き、表示部13はオスの状態を保つ。この表示はDSC
が通信可能状態になった時点でオン状態になる。続い
て、CI入力フラグを1にセットする(ステップS
2)。 【0026】一方、上記システム電源オンに伴い、シス
テムコントローラ10側のサブルーチンの「パワーオン
処理」もコールされ、上記ステップS1における電源オ
ンに対応した一部のパワーオン処理がなされる(ステッ
プS3)。この一部のパワーオン処理は表示部13の表
示は行わず、他の制御要素の作動準備を行うものであ
る。続いて、前記CIフラグの読み出しを行う(ステッ
プS4)。 【0027】ステップS5でCIフラグをチェックし
て、被呼信号CIの入力があったかどうかをチェックす
る。信号CIの入力があった場合、ステップS7に進
み、「通信処理」ルーチンが実行される。信号CIの入
力がなかった場合にはパワースイッチ14aが操作され
たことになるので、DSC20自体による撮影、また
は、画像再生を実行するためのカメラモードに対応する
作動準備のためのパワーオン処理がなされる。 【0028】上記「通信処理」ルーチンによる処理は、
図7のフローチャートに示すように、まず、ステップS
11において、モデム通信モードに対するパワーオン処
理を実行する。この処理により表示部13に表示がなさ
れ、パワーオン状態になったことを知らせる。ステップ
S12において、ATコマンドを送ってモデムの設定を
行う。ステップS13で相手側カメラからの通信メッセ
ージの受信を持つ。ステップS14で上記通信メッセー
ジに基づいてファイルの送信を行うかどうかを判定す
る。DSC20から相手側カメラ25に画像ファイルデ
ータを送信する場合、ステップS15に進み、相手側カ
メラ25から画像ファイルデータをDSC20に受信す
る場合、ステップS21に進む。 【0029】上記ステップS15に進んだ場合、ディレ
クトリデータの送信を行い、更に、ステップS16に
て、画素数の少ない目次画像の制御ファイルの送信を行
う。続いて、画像ファイルデータを送信して(ステップ
S17)、ステップS18に進む。一方、上記ステップ
S21に進んだ場合、DSC20の受信可能なメモリ容
量データの送信を実行する。そして、画像ファイルデー
タを受信して(ステップS22)、ステップS18に進
む。 【0030】ステップS18では、回線23の切断処理
を実施し、更に、ステップS19、20においてパワー
オフ処理、また、システムコントローラ10から表示・
スイッチ制御回路12にパワーオフ命令を出し、システ
ムコントローラ10自身、および、表示・スイッチ制御
回路12以外の他の制御要素の電源をオフ状態にして、
本ルーチンを終了する。 【0031】上述のように、本例のDSC20により外
部との通信を実行しようとする場合、使用者がわざわざ
受信側であるカメラの電源スイッチを操作することな
く、通信開始と同時に、電源オンの状態にすることが可
能になる。更に、通常の待ち状態では表示・スイッチ制
御回路12と電圧変換回路21のみが動作状態で他の回
路には給電されない状態であることから、効果的な節電
が実施可能になる。 【0032】なお、本例においては、画像記録装置とし
てDSCを適用したが、これに限らず、その機器自体に
撮像手段を持たない録再機にも、本例の思想は適用でき
ることは勿論である。 【0033】次に、DSCに外部通信機器としてPC
(パーソナルコンピュータ)が適用された場合の変形例
について説明する。図8は、本変形例のDSC30に、
PC31を接続したときの系統とブロック構成を示す図
である。そして、上記変形例のDSC30については、
電源供給,通信制御に関する回路部、即ち、システムコ
ントローラ10と表示・スイッチ制御回路12およびRS
232CI/F15の回りのみを図示する。但し、前記例の
ものと同様の構成要素については同一の符号を付す。更
に、本図に図示しない構成は前記例のものと同一であ
る。 【0034】なお、該回路部において、PC31が通信
可能状態に接続されたとき、送信信号SDが入力される
が、その信号を被呼信号として利用する。即ち、該送信
信号SDは、RS232CI/F15に入力されると同時に、
電圧変換回路21を介して表示・スイッチ制御回路12
にも入力し、後述するようにパワーオン処理を行って、
DSC30を通信可能状態にする。なお、このように電
圧変換回路21を介して入力する理由は、前記例の場合
と同様にPCの出力電圧レンジが±15Vであり、DS
C30側が0〜5Vで動作するため電圧変換を必要とす
るからである。また、DSC30がPC31へデータを
送信する場合、DSC30は、RS232CI/F15を介し
てPC31の送信データRDを出力する。そして、DS
C30とPC31との通信状態のコネクタのリード線本
数はアース線も含めて3本となる。 【0035】図9は、上記送受信信号SD,RDのタイ
ムチャートであって、該信号には転送スタート時に−1
5Vから+15Vに立ち上がり所定のパルス幅のスター
トビット信号と、転送終了時に+15Vから−15Vに
立ち上がりの所定パルス幅のストップビット信号が含ま
れる。 【0036】以上のように構成された図5のDSC20
の回路部のパワーオン動作について、図10のフローチ
ャートにより説明する。PC31側から送信信号SDが
入力されると、「SD割り込み」処理が起動する。ま
ず、システム全体が電源オンの状態となる(ステップS
31)。このとき、表示部13はオフの状態を保つ。な
お、表示部13は、この後、DSCが通信可能状態にな
った時点でオン状態になる。続いて、SD入力フラグを
1にセットする(ステップS32)。 【0037】一方、上記システム電源オンに伴い、シス
テムコントローラ10側のサブルーチンのパワーオン処
理もコールされ、上記ステップS31における電源オン
に対応した一部のパワーオン処理がなされる(ステップ
S33)。この一部のパワーオン処理でも表示部13の
表示は行わない。続いて、前記SDフラグの読み出しを
行う(ステップS34)。ステップS35でSDフラグ
をチェックして、SD入力があったかどうかをチェック
する。 【0038】SD入力がない場合には、DSC30のパ
ワースイッチの操作が行われたことになり、DSC30
自体による撮影、または、画像再生を実行するためのカ
メラモードに対応するパワーオン処理がなされる。 【0039】SD入力があった場合、ステップS36に
進み、RS232Cによる通信処理が開始される。しか
し、一定時間、例えば、0.5秒内に通信が成立しなか
った場合、正常なデータが入力されていないと判断し
(ステップS37)。ステップS38,39に進み、パ
ワーオフ処理を行い、パワーオフ命令を出力する。そし
て、本ルーチンを終了する。なお、上記パワーオフ命令
が出力された場合、「受信処理」ルーチンが立ち上が
り、表示・スイッチ制御回路12によるシステム電源オ
フ処理が行われる。 【0040】以上説明したように本変形例のDSC30
によれば、送信、受信の2本の信号線(コモンラインを
含めると信号線3本)のみで、カメラをパワーオフから
パワーオンさせることがとなり、PCからカメラの遠隔
操作の操作性を向上させることができる。勿論、前記例
のDSCの有している前述の効果も有している。 【0041】次に、本発明の画像通信アダプターの一実
施例に付いて説明する。すなわち、前記例のDSC2
0、または、30の関連機器であって、外部通信回線を
通じてモデムの制御,データの送受信、カメラのコント
ロール等を集中して操作でき、カメラ本体へのキー操
作、および、表示の煩雑さが改良された外部接続機器で
ある画像通信アダプターについて説明する。 【0042】図11は、本アダプター50のブロック構
成と、該アダプター50に接続されるカメラであるDS
C53,モデム54,電話器55の接続を示した図であ
る。また、図12は、上記アダプター50と各接続機器
の接続状態を示した斜視図である。 【0043】上記アダプター50は、CPU41により
各制御要素がコントロールされる。モデム54との通信
は、第2のインターフェースであるRS232Cドライバ44
を介して行い、DSC53との通信は第1のインターフ
ェースであるRS232Cドライバ45を介して行われる。そ
して、通信電話回線の電話番号の指定やDSC53への
動作指示を与えるためのテンキーとコマ指定用キー、あ
るいは、電話番号を記憶させるメモリキー等で構成され
る操作手段であるキーマトリックス42(CPU41と
共働する)が配設され、その出力がCPU41に入力さ
れる。また、電話番号やコマ数、通信先等の表示や現在
カメラ側を操作しているか、モデム側を操作している
か、また、送信中であるか、受信中であるか等の表示を
するLCD表示43が配設されている。更には、上記RS
232Cドライバ44,45,CPU41等の駆動用電源を
供給する電源回路46も内蔵される。 【0044】一方、モデム54にはスイッチ54aが内
蔵されており、電話器55、または、他のDSC,PC
に接続を切り換えることができる。上記電話器55は必
ずしも必要な要素ではないが、この電話器55を介して
通信先を呼び出すことも可能である。更に、上記モデム
54には、後述する手動発着信スイッチ54bも配設さ
れている。なお、このモデム54の基本的な仕様は、一
般的に利用されているモデムの仕様が適用可能である。 【0045】このように、電話回線を使って外部機器と
通信を行おうとする場合、従来は、アダプターとは別に
電話器を接続し、該電話器を用いて相手先を呼び出す必
要があり、非常に面倒な状態になっていたが、本実施例
においてはスイッチの切り替えで容易に電話を利用可能
と出来る。 【0046】以上のように構成された本アダプター50
を利用したDSC53の通信時の動作について説明する
と、まず、モデム54からの被呼信号を本アダプター5
0のRS232Cドライバ44が受けるとCPU41を介し
て、RS232Cドライバ45よりDSC53に該被呼信号を
出力することによって、外部機器との通信開始のための
パワーオン処理が実行される。この処理は、前記本発明
の実施例のもので説明したパワーオン処理と同一の処理
である。また、モデムのパワーオン処理も行うことが可
能である。その後、上記ドライバ,CPUを介して画像
情報等の送信、または、受信を行うことができる。 【0047】なお、本アダプターを用い、通信に先立
ち、図12に示すキーマトリックス42のテンキーを操
作して入力し、通信先を選択すること、また、カメラ5
3側のコマ数の指定や管理、撮影条件の設定等も行うこ
とができる。そして、モデム54における電話回線とカ
メラの通信切り換えは、図12の手動発着信スイッチ5
4bのツマミを操作して行うことが可能である。この手
動発着信スイッチ54bの機能は、スイッチツマミ位置
ANS,AA,ORGにより次の(表1)に示される機
能が選択可能である。 【0048】 【表1】 スイッチ スイッチ位置 機能 手動 ANS 手動で着信 発着信 AA 自動(モデムコマンド)で発着信 スイッチ ORG 手動で発信 なお、本アダプター50は、上記モデム54と一体構造
とするように構成してもよいことは勿論である。 【0049】次に、前記実施例のDSC20における画
像データのファイル管理システムであって、前記図16
等で説明したDOSによってサポートされるFATシス
テム、または、類似のメモリ管理システムを用いた使い
勝手のよい画像データ管理システムについて説明する。 【0050】前記DSCでは、撮影、または、通信によ
り画像データが記録媒体であるメモリカードにデータフ
ァイルとして記録されるが、図16は、記録媒体である
メモリカードのメモリ領域の配置を示す図である。該メ
モリ領域は、JEIDA(日本電子工業振興協会)にて
提案されているように、まず、ブートセクタ領域には、
DSCのI/FのOS(オペレーティング システム)
がDOSを用いることから後述するFAT(FILE ALLOC
ATION TABLE),ルートディレクトリ(階層構造)の管理
領域情報が記録される。 【0051】(表2)は、そのブートセクタのフォーマ
ットを示す。このフォーマットも前記JEIDAで提案
されている「ICメモリカードガイドライン Ver.4.1」
によるものである。上記ブートセクタにおいては、最初
の部分にブートコードへのジャンプ命令,メーカ名等に
続いて、BPB として示す範囲にはDOSの管理情報、即
ち、上述したようにFAT,ディレクトリに対する管理
情報が格納されている。このデータを読み出すことによ
りFAT,ディレクトリの解釈が可能となる。なお、こ
のデータにはある程度の自由度が持たされている。 【0052】 【表2】 オフセット バイト数 内 容 +00 3 ID(ブートコードへのジャンプ命令) EBH,xxH,90H か E9H,xxH,xxHでなければならない +03 8 メーカ名及びバージョン番号 +0B 2 1セクタ当たりのバイト数 +0D 1 アロケーションユニット当たりのセクタ数 +0E 2 予約セクタ数 +10 1 FAT数 +11 2 ルートディレクトリのエントリ数 +13 2 全セクタ数 +15 1 メディアディスクリプタ(F8h) +16 2 FAT当たりのセクタ数 +18 2 1トラック当たりのセクタ数 +1A 2 ヘッド数 +1C 2 不可視セクタ数 +1E 34 (予約) +40 − プートストラップコード等 【0053】更に、上記FAT領域にはデータの記録領
域情報がチェーン形式で記録され、ルートディレクトリ
領域には後述するデータ記録領域にデータがどのように
記録されているかの情報が記録される。 【0054】図17は、上記ブートセクタに続いて記録
されるFATの構成を示した図である。FATデータの
記録領域は各エントリがクラスタに対応して分割され
る。例えば、各エントリがそれぞれ2クラスタ,3クラ
スタ,………,最終クラスタに対応している。各エント
リは12ビット構成とする。なお、最初の2つのエント
リ0と1は、システム予約になっている。そして、FA
Tのデータ構成としては、ディレクトリにより指定され
たエントリに始まり、使用したクラスタを順次指定して
ゆくチェーン構造とする。チェーンの最後は0FFFH
(Hは16進数であることを示す)で終了する。なお、
エントリデータ0は、未使用状態を示す。 【0055】FATに続いてルートディレクトリ情報が
格納されている。 【0056】図18は、上記ルートディレクトリを構成
するエントリを示す。これらのエントリ0,1,2,3
……は、それぞれコマNO.のデータ領域の画像ファイ
ルに対応することになる。但し、サブディレクトリが作
成された場合、対応するエントリは、サブディレクトリ
のためのディレクトリエントリとなる。そして、該サブ
ディレクトリデータは、データ領域に格納される。但
し、そのサブディレクトリのエントリ0にはファイル名
「・」とし自身の位置情報が格納されエントリ1にはフ
ァイル名「・・」とし上位のディレクトリの位置情報が
格納される。そして、エントリ2以降にディレクトリデ
ータが格納される。 【0057】なお、図19は、32バイトで構成される
ディレクトリエントリのフォーマットを示している。ま
た、(表3)は、属性の値と属性の内容を示す表であ
る。 【0058】 【表3】【0059】ルートディレクトリ領域に続いて配設され
るデータ記録領域は、各画像ファイルにより構成されて
いる。該画像ファイルにはそれぞれ1コマ分の画像に関
するデータが書き込まれている。前記図16に示すよう
に該画像ファイルは、ヘッダ部と画像そのものを格納す
る画像データ部とで構成される。 【0060】該ヘッダには図20に示すように仕様タプ
ル,データ形式タプル,撮影情報タプル,コメントタプ
ル等が記録されている。上記仕様タプルは、仕様バージ
ョン,ファイルの映像・音声・制御の別を示す種類,ヘ
ッダの大きさを与える。データ形式タプルは、ファイル
本体の形式、即ち、JPEG・非圧縮・PICT、その
他画像データの保持形式の形式別を与える。撮影情報タ
プルにはシャッタ速度や絞り等の撮影情報が記録され
る。また、コメントタプルには、撮影の説明文等が記録
される。 【0061】なお、図21は、上記タプル形式のデータ
構造を示す図であり、該タプルは規定データを表すタプ
ルID,次タプルのポインタ,タプルデータとで構成さ
れている。 【0062】従来のDSCの画像ファイル管理方法とし
ては、図22(A)で示したように1画像ファイル領域
のサイズは、撮像された画像データの圧縮の度合いによ
り定められ、可変としていた。ところが、ある1画像デ
ータを消去し、そこに別の画像データを記録する場合、
当該データエリアが小さいときは、はみ出した部分を別
のクラスタに分けて記録する等の処理が必要であった。
また、サイズが可変であることから、記録可能な残りコ
マ数も正確に示すことが不可能であった。 【0063】そこで、特開平4−167868号公報に
開示の画像データの符号化装置、および、符号化方法が
提案されており、この装置は、符号量を一定に制御する
符号化装置に関するものであるが、本符号化装置を適用
すれば、JPEG規格に従って量子化とエントロピ符号
化手法を用いて圧縮を行うようなDSCでは、1画面当
たりの符号量を一定にすることが可能になる。 【0064】しかしながら、エントロピ符号化による圧
縮を行うために、結果としての符号量にはある程度の誤
差が生じる。このため媒体内に記録可能な画像データフ
ァイルの数が正確に決定できないという不具合があっ
た。 【0065】なお、特開平4−183066号公報に開
示の画像処理装置は、入力画像サイズを識別して、圧縮
率を設定する装置に関するものであるが、後述する本提
案の画像データ管理システムによるものでは、上記入力
画像サイズが予め固定されたサイズを持つものであっ
て、その手法は異なっている。 【0066】そこで、上記不具合を解決するための画像
データ管理システムを提案するが、本システムは、画像
データ本体の大きさが正確に一定でない場合であっても
ファイルサイズを一定、または、固定にする手段を設け
ることによって、媒体に記録可能な画像データ数を確定
することによって使い勝手をよくするものである。以
下、上記画像データ処理システムについて詳細に説明す
る。 【0067】図13は、本提案の画像データ管理システ
ムにおけるデータ管理領域に続いて配設される画像デー
タ記録領域を示した図である。本図に示すように各画像
ファイルB1 ,B2 ,B3 はそれぞれヘッダ部と画像デ
ータ部、および、0データ部B1a, B2a, B3aで構成す
る。上記0データ部B1a, B2a, B3aには値0が書き込
まれるが、図示するように画像データによって領域の大
きさが変動する。更に、ヘッダ記録領域についても、必
ずしも一定としなくてもよい。なお、図13の例は各画
像ファイルサイズが一定に設定された場合を示している
が、このファイルサイズをスイッチ等により適宜変更し
て設定することも可能である。 【0068】次に本提案の画像データ管理システムを用
いた画像データファイルの記録動作について図14,1
5のフローチャートを用いて説明する。なお、DSC自
体は、前記図4等で説明したものと同一の構成とし、同
じ符号を用いて説明する。 【0069】図14に示す「カード挿入時の処理」にお
いて、まず、ステップS51においてメモリカード17
のブートセクタ等の管理領域のチェックを行う。ステッ
プS52で現在記録モードであるかどうかのチェックを
行い、記録モードでなかった場合は再生処理を行うため
にステップS59にジャンプする。記録モードであった
場合、ステップS53に進み、メモリカード17にプロ
テクトが掛かっているかをチェックする。プロテクトが
掛かっていれば、ステップS60にジャンプし、その旨
の警告を行う。プロテクトが掛かっていなければ、ステ
ップS54に進み、FATから記録可能枚数を検索す
る。この場合、画像ファイルサイズが固定、または、設
定されたサイズであることから正確な撮影可能枚数が求
められる。 【0070】更に、ステップS55にて、ディレクトリ
を検査して記録コマを決定する。ステップS56にて、
FATから画像データ書き込みに十分なエリアをもつメ
モリエリアを検索する。そして、判別の結果(ステップ
S57)、記録可能なエリアが存在しなかった場合、ス
テップS61にジャンプして警告を発する。記録可能と
判別された場合、ステップS58に進み、記録開始アド
レスを計算し、システムコントローラ10内のメモリに
記憶する。そして、本ルーチンを終了する。 【0071】続いて、トリガスイッチ釦19が押圧され
て撮影を実行する場合の動作を図15の「トリガ処理」
のフローチャートによって説明する。記録モードに設定
された状態にてトリガスイッチ釦19が押圧されると、
上記トリガ処理が立ち上がり、ステップS71において
記録可能かどうかのチェックを行う。メモリの空きがな
い場合、プロテクトが掛かっている場合等記録不可の状
態であれば、ステップS90へジャンプして警告を発す
る。記録可能である場合、ステップS72に進み、画像
記録開始アドレスを設定する。更に、ステップS73
で、前記固定のファイルサイズからファイルの最終アド
レスを設定する。また、そのアドレスを越えないような
圧縮仕様、即ち、圧縮パラメータの設定を行う。そし
て、ステップS74で撮影を実行し、ステップS75で
圧縮処理を行う。ステップS76で該圧縮データがオバ
ーフローしたかを確認し、オバーフローしているとき
は、圧縮パラメータを変更して(ステップS91)、ス
テップS75に戻る。なお、このパラメータ変更処理
は、すでに、ステップS73で適切な設定がなされてお
れば、実際にはあまり実行されない。 【0072】上記ステップS76でオバーフローのない
ことが確認されるとステップS77に進み、最終アドレ
スを読み出す。更に、ステップS78で上記最終アドレ
スの次のアドレスから当該画像データファイルの最終ア
ドレスまで値0を書き込む。但し、このエリアのデータ
が値0でなく不定値データでもよければ、このステップ
S78の処理は不要となる。そして、ステップS79で
ファイルヘッダを書き込み、ステップS80に進む。 【0073】ステップS80において、ディレクトリの
書き込みを行うが、この場合、ファイルサイズを固定の
大きさとして書き込む。ステップS81でFATの書き
込みを行うが、これは、使用したメモリエリアのFAT
を使用した状態に設定するものである。ここまでの処理
でDOSの管理エリアの設定はすべて終了したことにな
る。 【0074】そして、ステップS82,83で、記録可
能枚数のデクリメントを行い、また、ディレクトリを検
索して次の記録コマを決定する。また、ステップS84
では、FATから記録可能なメモリエリアの検索を行
い、エリアの有無をチェックする(ステップS85)。
記録可能なエリアがない場合、ステップS92にジャン
プし、その旨の警告を発する。また、記録可能なエリア
があった場合、ステップS86に進み、記録開始アドレ
スを計算して、システムコントローラ10内のメモリに
記憶し、本ルーチンを終了する。 【0075】以上説明したように、本システムを適用し
たカメラによれば、画像データの大きさが一定値以下で
あれば、ある程度のバラツキを許容するように制御する
ことにより、圧縮処理の高速化を計ることもできる。更
に、ファイルサイズを固定化することにより、1コマ消
去モードで中間のメモリエリアが解放されたメモリエリ
アに入ることが保障されるため、メモリを有効に使うこ
とができる。更に、カメラの連写速度を高速化でき、D
OS管理が容易になるなどの効果もある。 【0076】なお、以上、メモリカードを記録媒体とす
るDSCについて説明したが、他の媒体、例えば、フィ
レキシブルディスクやハードディスクなど磁気記録媒
体、光記録媒体等にも適用できる。 【0077】また、本発明の第1及び第2のインターフ
ェイス手段は、上記実施例では、RS232Cドライバ
ーであったが、これに限らず、他の方式のインターフェ
イス手段であってもかまわない。 【0078】また、本発明の操作手段は、上記実施例で
は、キーマトリックスとCPUであったが、これに限ら
ず、アイコンとCPU等、他の手段でもかまわない。 【0079】また、本発明は、CPUを必ずしも用い
ず、そのCPUの果たす機能を有する専用のハード回路
を利用してもかまわない。 【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明にかかる画像通信アダプターは、転送に関する操
作を本アダプター上で行え、カメラの操作性が複雑にな
らないようにすることを可能とする長所を有するもので
ある。
【図面の簡単な説明】 【図1】画像記録装置の一例であるDSC(デジタルス
チルカメラ)の外観図。 【図2】上記図1のDSCの操作スイッチ群の配置図。 【図3】上記図1のDSCの表示部の詳細図。 【図4】上記図1のDSCの制御部の主要ブロック構成
図。 【図5】上記図1のDSCに他のカメラをモデムを介し
て接続したときの接続系統とDSC内の電源供給,通信
制御部回りのブロック構成を示す図。 【図6】上記図1のDSCの外部機器接続時に、発生す
る割り込み処理ルーチン「CI入力割り込み」と「パワ
ーオン」処理ルーチンのフローチャート。 【図7】上記図6の「パワーオン」処理ルーチンでコー
ルされるサブルーチン「通信処理」のフローチャート。 【図8】上記図1のDSCの変形例であって、該変形例
のDSCにPCを接続したときの接続系統と該変形例の
DSC内の電源供給,通信制御部回りのブロック構成を
示す図。 【図9】上記図8の変形例のDSCに取り込まれる通信
信号であるSD,RD信号のタイムチャート。 【図10】上記図8の変形例のDSCの外部機器接続時
に、発生する割り込み処理ルーチン「SD入力割り込
み」と「パワーオン」処理ルーチンのフローチャート。 【図11】本発明の一実施例であって、上記図1のDS
Cの関連装置であって、モデムを用いた通信に適用され
る画像通信アダプターのブロック構成と、DSC,モデ
ム等を接続した状態とを示す図。 【図12】上記図11の画像通信アダプターを適用した
アダプター,DSC,モデム等の接続状態での斜視図。 【図13】上記図1のDSCに適用可能な画像データ管
理システムにおける画像ファイルのメモリ配置図。 【図14】上記図13の画像データ管理システムを適用
したDSCの「メモリカード挿入時の処理」のフローチ
ャート。 【図15】上記図13のDSCの「トリガ処理」のフロ
ーチャート。 【図16】従来のDSCに適用されるメモリカードのメ
モリのデータ配置図。 【図17】従来のDSCに適用されるメモリカードにお
けるFATの構成図。 【図18】従来のDSCに適用されるメモリカードにお
けるディレクトリの構成図。 【図19】従来のDSCに適用されるメモリカードにお
けるディレクトリエントリのフォーマット。 【図20】従来のDSCに適用されるメモリカードにお
ける画像ファイルに記録されるタプル形式のヘッダ情報
を示す図。 【図21】従来のDSCに適用されるメモリカードにお
ける管理情報のタプル形式のデータ構成図。 【図22】従来のDSCに適用されるメモリカードにお
けるデータ領域の画像ファイル構成図。 【符号の説明】 41 CPU(操作手段) 42 キーマトリックス(操作手段) 43 LCD表示 44 RS232Cドライバー(第2インターフ
ェイス手段) 45 RS232Cドライバー(第1インターフェ
イス手段) 46 電源回路 50 アダプター 53 DSC(カメラ本体) 54 モデム 55 電話器

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】カメラとの間で画像情報の授受を行うため
    の第1のインターフェイス手段と、 通信用モデムを介して、外部と画像情報の授受を行うた
    めの第2のインターフェイス手段と、 外部の通信相手を特定し、回線を確立させるとともに、
    前記第1及び第2のインターフェイス手段を介して、前
    記特定された通信相手と前記カメラとの間の画像情報の
    通信を制御する操作手段と、 を備えたことを特徴とする画像通信アダプター装置。
JP16654493A 1993-07-06 1993-07-06 画像通信アダプター装置 Ceased JP3419828B2 (ja)

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JP4536172B2 (ja) * 1998-07-17 2010-09-01 ソニー株式会社 接続基台およびプリンタならびに撮影装置
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