JP2003263117A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2003263117A JP2002063809A JP2002063809A JP2003263117A JP 2003263117 A JP2003263117 A JP 2003263117A JP 2002063809 A JP2002063809 A JP 2002063809A JP 2002063809 A JP2002063809 A JP 2002063809A JP 2003263117 A JP2003263117 A JP 2003263117A
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    • H01L2224/15Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
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  • Liquid Crystal (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板と駆動回路チップの間に介在する異方性
導電膜による残留応力を低減して表示ムラを抑制する。 【解決手段】 表示パネルの基板に実装される駆動回路
チップの底部を異方性導電膜を介して入力配線に接続す
る入力バンプI−BUMPおよび表示パネルの表示領域
ARからの引出し配線に接続する出力バンプO−BUM
PおよびダミーバンプD−BUMPを有し、駆動回路チ
ップの底部の最表面の一部に異方性導電膜の接着面分割
構造EMを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置における
駆動回路チップ実装構造に係り、特にその表示パネルを
構成する基板の周辺上に駆動回路チップを直接実装し
た、所謂フリップチップ実装方式の表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画素毎に薄膜トランジスタTFTなどの
アクティブ素子を有し、このアクティブ素子をスイッチ
ング駆動するアクティブ・マトリクス型の表示装置は、
液晶表示装置や有機EL表示装置などのパネル型表示装
置として知られている。本発明は、この種のパネル型表
示装置に適用される表示パネルに対する駆動回路チップ
の実装構造に特徴を有する。パネル型表示装置の駆動回
路はこの種の表示装置では同様であるので、以下では、
液晶パネルを用いた液晶表示装置を例として説明する。
【0003】例えば、アクティブ素子に薄膜トランジス
タを用いたアクティブ・マトリクス型液晶表示装置は、
アクティブ素子を介して画素電極に液晶駆動電圧(階調
電圧)を印加するため、各画素間のクロストークがな
く、単純マトリクス型の液晶表示装置のようにクロスト
ークを防止するための特殊な駆動方法を用いることなく
多階調表示が可能である。
【0004】図10はフリップチップ実装方式の液晶表
示パネルの駆動回路チップの実装状態を説明する平面図
である。液晶表示パネルPNLは、アクティブ・マトリ
クス基板である第1の基板SUB1と通常はカラーフィ
ルタを有するカラーフィルタ基板である第2の基板SU
B2の貼り合わせ間隙に液晶層を封入して構成される。
【0005】第1の基板SUB1は第2の基板SUB2
よりも外見が若干大きく、その周辺には駆動回路チップ
が直接実装されている。この駆動回路チップは、アクテ
ィブ素子として薄膜トランジスタを用いたものでは、薄
膜トランジスタのゲート線の引出し配線に接続するゲー
ト線の駆動回路チップ(以下、ゲートドライバとも言
う)とドレイン線の引出し配線に接続するドレイン線の
駆動回路チップ(以下、ドレインドライバとも言う)と
からなる。ゲートドライバとドレインドライバを区別す
る必要が無い場合には駆動回路チップと記述する場合も
ある。
【0006】そして、これら駆動回路チップ(ゲートド
ライバとドレインドライバ)に表示のための各種信号を
供給するためのフレキシブルプリント基板FPC1,F
PC2が配置されている。フレキシブルプリント基板F
PC1,FPC2は、液晶パネルの近傍に設けたインタ
ーフェース基板PCBに接続している。インターフェー
ス基板PCBは本体コンピュータなどの外部信号源から
の表示信号を液晶表示装置のための表示信号に変換する
ためのタイミングコンバータ等、各種半導体回路チップ
やその他の電子回路素子が搭載されている。
【0007】図10において、第1の基板SUB1の一
縁(図では下縁、長手方向辺)にドレイン線側のフレキ
シブルプリント基板FPC2が取り付けられ、その開口
部HOPの配列に沿って液晶パネルPNLの裏側に折り
込まれる。また、左縁(図では左縁、短手方向辺)にゲ
ート線側のフレキシブルプリント基板FPC1が取り付
けられ、そのコネクタCT3とインターフェース基板P
CBのコネクタCTR3およびドレイン線側のフレキシ
ブルプリント基板FPC2のコネクタCT4と接続する
コネクタCTR4とが結合される。
【0008】また、インターフェース基板PCBには、
ホストコンピユータなどの外部信号源からの信号を接続
するインターフェースコネクタCT1、タイミングコン
バ−タTCON等が取り付けられる。本構成例ではLV
DS方式のデータ伝送方式を採用しているが、この場合
に必要となる受信側信号変換器(LVDS−R)はタイ
ミングコンバータTCONと同一のチップで一体化する
方法を採ることで、インターフェース基板上の実装面積
を低減している。
【0009】なお、液晶パネルPNLの裏面側と表示面
側(第2の基板SUB2の表面)には下偏光板および上
偏光板が積層されている。図10では上偏光板POL1
のみが図示されている。そして、上偏光板POL1の内
方に表示領域ARが形成される。第1の基板SUB1の
下辺の周縁に搭載された駆動回路チップIC2はドレイ
ンドライバ、左辺の外縁に搭載された駆動回路チップI
C1はゲートドライバであり、それらの底部に入力バン
プと出力バンプを有し、第1の基板SUB1に配線に対
して、所謂FCA(Flip Chip Attac
h)実装されている。
【0010】第1の基板SUB1の左辺と下辺の周縁に
は前記アクティブ素子に表示データを供給する多数の引
出し配線、およびフレキシブルプリント基板FPC1、
FPC2を介して外部から入力する表示のための各種信
号を接続する多数の入力配線が形成されており、上記駆
動回路チップIC1とIC2の各バンプを上記入力配線
と出力配線に異方性導電膜を介して、FCA実装で接続
している。図中、FGPはフレームグランドパッド、F
HLは位置合わせ穴である。この種の液晶表示装置の従
来技術を開示したものとしては、例えば特開平6−13
724号公報、特開平11−297758号公報等を挙
げることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図11は従来の駆動回
路チップの底部に設けられるバンプ等の構成を説明する
底部平面図であり、ここでは駆動回路チップとしてドレ
インドライバIC2について説明するが、ゲートドライ
バIC1についても同様なので、ゲートドライバの場合
については説明を省略する。図中、Xは当該駆動回路チ
ップすなわちドレインドライバIC2の長手方向、Yは
同短手方向、ZはX方向とY方向で形成される平面に垂
直な方向を示す。
【0012】図11において、ドレインドライバIC2
は、その底部の一方の長辺側(X方向側)には多数の入
力バンプI−BUMPを有し、他方の長辺側(液晶パネ
ルの表示領域側)には多数の出力バンプO−BUMPを
有している。なお、底部の隅部には、実装時の圧着力を
均一化して入力バンプや出力バプと配線の接続の信頼性
を確保するためのダミーバンプD−BUMPが形成され
ている。また、出力バンプO−BUMPの配置密度(=
第1の基板上の配線密度)は入力バンプI−BMNPの
それよりも高いので、隣接するバンプ同士は千鳥状に配
列されている。
【0013】この構成例では、底部の入力バンプI−B
UMPと入出力バンプO−BUMPを避けた回路面(チ
ップの配線領域)の全面を覆うようにポリイミド等の有
機絶縁材からなる保護膜Pが塗布されている。この保護
膜Pの材料は、SiO2 、SiN等でもよく、駆動回路
チップの取扱い時における特に回路部分に対する傷の発
生を防止するものである。
【0014】液晶パネルの第1の基板SUB1に形成さ
れた入力配線と出力配線に異方性導電膜を介してドレイ
ンドライバIC2を実装する。異方性導電膜はエポキシ
系を好適とする接着剤に導電粒子を混入したもので、熱
圧着時に接着剤が溶融し、その中に含まれる導電粒子が
入力配線および出力配線と対応する各バンプの間に捕捉
されることで隣接するバンプおよび配線同志が電気的に
隔離されて対応する配線とバンプ間が電気的に接続され
る。異方性導電膜との接着するドレインドライバIC2
の接着面は配線領域の全面となっている。
【0015】ドレインドライバIC2を含めて、この種
の駆動回路チップは小型化、薄肉化の傾向にあり、また
製品の原材料低減や製造時間短縮のため、液晶パネルへ
の搭載数の削減が要求されている。そのため、特にドレ
インドライバIC2の出力バンプの多端子化が要求され
ている。しかし、ドレインドライバIC2のバンプと基
板配線間の接続性を確保するためのバンプ面積、ピッ
チ、配列に限界がある。特に、主として高密度配置の出
力バンプを設ける長辺サイズを大幅に短縮することは困
難であり、多端子化に伴って短辺サイズに比べて長辺サ
イズが大きくなる。
【0016】異方性導電膜によるドレインドライバIC
2の実装では、第1の基板SUB1と異方性導電膜およ
びドレインドライバIC2の間の熱膨張差で、圧着後の
ドレインドライバIC2の接着面に残留応力が生じ、表
示ムラの発生を招くことがある。このことはゲートドラ
イバIC1についても同様である。
【0017】本発明の目的は、基板と駆動回路チップの
間に介在する異方性導電膜による残留応力を低減して表
示ムラを抑制し、高表示品質を実現した表示装置を提供
することにある。本発明の上記目的と他の目的、および
本発明の新規な特徴は、後述する本発明の詳細な記述お
よび図面の記載から明らかになるであろう。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の基本的な思想は、駆動回路チップの底面と表
示装置の基板との接着面を分割する構造とすることで、
当該異方性導電膜の接着面積を低減して残留応力を小さ
くした点に特徴を有する。これにより、駆動回路チップ
と基板および異方性導電膜の熱膨張係数の差から生じる
残留応力に起因する表示ムラの発生が抑制される。本発
明の代表的な構成を記述すれば次のとおりである。な
お、上記の接着面を分割した構造を「接着面分割構造」
と称する。
【0019】(1)、複数のアクティブ素子を配置した
一方の基板と、前記アクティブ素子と共に画素を構成す
る表示部材を有する他方の基板を貼り合わせた表示パネ
ルを有し、前記一方の基板の周辺部に有する前記アクテ
ィブ素子に表示データを供給する多数の引出し配線、お
よびフレキシブルプリント基板を介して外部から入力す
る表示のための各種信号を接続する多数の入力配線と、
前記一方の基板上に直接搭載して前記入力配線と前記引
出し配線に橋絡し、前記フレキシブルプリント基板を介
して入力する前記表示のための各種信号を前記表示デー
タに変換して前記引出し配線に印加するための複数の駆
動回路チップを実装した表示装置であって、前記駆動回
路チップの少なくとも前記一方の基板に実装される底部
は前記一方の基板の縁辺方向に長軸をもつ略矩形形状で
あり、前記底部には異方性導電膜を介して前記入力配線
に接続する入力バンプおよび前記引出し配線に接続する
出力バンプおよびダミーバンプとを有し、前記駆動回路
チップの底部の最表面の一部に、接着面分割構造を設け
たことを特徴とする。
【0020】上記接着面分割構造により駆動回路チップ
の底面と表示パネルの基板の間に介在する異方性導電膜
の実質面積が削減されて当該基板と駆動回路チップの間
の残留応力が低減されることで、表示ムラが抑制され
る。
【0021】(2)、(1)において、前記接着面分割
構造が、前記異方性導電膜との界面接着性が疎である薄
膜の塗布膜であることを特徴とする。
【0022】基板面と駆動回路チップの底面の間に塗布
された異方性導電膜が圧着工程で溶融した際、当該異方
性導電膜との界面接着性が疎である薄膜の塗布領域にお
いては、基板面と薄膜との接着性が阻害される。したが
って、基板と駆動回路チップと、硬化した異方性導電膜
の熱膨張係数の差に起因する残留応力は、界面接着性が
疎である薄膜の塗布領域を除いた領域にのみ存在し、実
質的に小面積の駆動回路チップの実装と同様の残留応力
を持つ。よって、大型チップサイズでも、上記の残留応
力の増大は回避され、表示ムラは抑制される。
【0023】(3)、(1)において、前記接着面分割
構造が、前記駆動回路チップの外形線の内側で、かつ長
手方向に沿って設けたことを特徴とする。
【0024】この構成により、駆動回路チップと基板の
接着面積が小さくなり、残留熱応力に起因する表示ムラ
の発生が抑制される。
【0025】(4)、(3)において、前記駆動回路チ
ップの外形線の内側で、かつ長手方向の一辺に沿ってダ
ミーバンプを有し、前記接着面分割構造が上記ダミーバ
ンプ側に近接して設けたことを特徴とする。
【0026】この構成としたことで、駆動回路チップと
基板の接着面積が小さくなり、残留熱応力に起因する表
示ムラの発生が抑制される。
【0027】(5)、(1)において、前記接着面分割
構造が、前記駆動回路チップの外形線の内側で、かつ長
手方向略中央部で短手方向に沿って設けたことを特徴と
する。
【0028】長手方向略中央部で短手方向に沿って設け
た接着面分割構造は、当該駆動回路チップの長手方向に
ある異方性導電膜を分割する。分割された接着面は長手
方向の長さが短くなるので、長手方向の残留応力は分割
された個々の接着面で小さくなる。結果として、当該駆
動回路チップと基板の接着面全域で見たときの残留応力
の総量が小さくなる。表示ムラは短手方向の残留応力よ
りも長手方向の残留応力への依存度が高いので、長手方
向の残留応力を小さくすることによって、表示ムラを低
減できる。
【0029】(6)、(1)において、前記接着面分割
構造が、前記駆動回路チップの外形線の内側で、かつ長
手方向に沿った部分と当該長手方向の略中央部で短手方
向に沿った部分とに設けたことを特徴とする。
【0030】長手方向略中央部で長手方向と短手方向に
沿って設けた接着面分割構造は、当該駆動回路チップの
長手方向と短手方向で異方性導電膜を分割するため、残
留応力は分割された個々の異方性導電膜の接着面積で制
限され、当該駆動回路チップの底面全域で見たときの残
留応力の総量が小さくなる。
【0031】(7)、(1)乃至(6)の何れかにおい
て、前記駆動回路チップの前記接着面分割構造の端部が
近接する辺にダミーバンプを有することを特徴とする。
【0032】バンプと液晶パネルの引出し配線や入力配
線との接続部は駆動回路チップの短辺近傍または長辺近
傍に配置してある。異方性導電膜による端子接続は、異
方性導電膜内の導電粒子を対向する接続端子の間ではさ
み、導電粒子を変形させ、変形を異方性導電膜内の接着
剤で保持し、導電粒子の反発力により電気的な接続を得
ている。このため、各バンプ毎に、導電粒子を適正な範
囲の中で均等に変形させることが大切である。すなわ
ち、各バンプに均等に圧力をかけることが大切である。
そのため、辺の片側のみに接続部を設けた場合や、チッ
プ圧着時の圧力がバラツキやすいチップ4隅に接続部を
配置すると、導電粒子を適正かつ均等に変形させること
ができず、接続不良となる可能性がある。この問題は、
ダミーバンプを設けることで対策可能である。
【0033】(8)、(1)乃至(7)の何れかにおい
て、前記駆動回路チップの少なくとも前記配線領域に相
当する底部に保護膜を有し、上記保護膜の上に前記接着
面分割構造を設けたことを特徴とする。
【0034】(9)、(1)乃至(7)の何れかにおい
て、前記駆動回路チップの底部の少なくとも前記配線領
域に保護膜を有し、この配線領域に相当する底部に対向
する表示パネルの基板面の上に前記接着面分割構造を設
けたことを特徴とする。
【0035】上記(8)と(9)のように、接着面分割
構造は駆動回路チップの底部に有する保護膜の上に設け
ても、あるいは駆動回路チップの底部の配線領域に相当
する底部に対向する表示パネルの基板面の上に設けても
同様の前記した効果を得ることができる。
【0036】(10)、(1)乃至(9)の何れかにお
いて、前記一方の基板と他方の基板の間に液晶層を有す
ることを特徴とする。
【0037】(10)の構成は、表示パネルとして液晶
パネルを有する表示装置であるが、他の表示装置、例え
ば有機ELパネルを用いたものでも同様である。
【0038】なお、本発明は、上記の構成の各構成およ
び後述する実施例の構成に限定されるものではなく、本
発明の技術思想を逸脱することなく種々の変更が可能で
あることは言うまでもない。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、実施例の図面を参照して詳細に説明する。以下の実
施例でも、液晶パネルを備えた表示装置を想定して説明
するが、他の形式のパネルを有する表示装置についても
同様である。また、以下で説明する駆動回路チップは映
像信号線(ドレイン線)駆動用のチップ(ドレインドラ
イバ)を例として説明するが、動作信号線(ゲート線)
駆動用のチップ(ゲートドライバ)についても同様であ
る。
【0040】図1は本発明による表示装置の一実施例の
構成を模式的に説明する駆動回路チップの底部構成を模
式的に説明する平面図である。前記したように、図示し
た駆動回路チップすなわちドレインドライバは液晶パネ
ルで言えばドレイン線(映像信号線)の駆動回路チップ
である。このドレインドライバの底部には入力バンプI
−BUMP、出力バンプO−BUMP、入出力バンプI
/O−BUMPおよびダミーバンプD−BUMPが形成
されている。
【0041】このドレインドライバは液晶パネルの長辺
に沿う方向(X方向)に配置される一方の長辺側(表示
領域AR側)にはダミーバンプD−BUMPを有する。
また、他方の長辺側の中央領域には出力バンプO−BU
MPを有し、この出力バンプO−BUMPの両側部分の
ターゲットTGの外側に入力バンプI−BUMPを有す
る。チップの四隅には、圧着力を均一化するためにダミ
ーバンプD−BUMPを備えている。
【0042】そして、短辺側(Y方向辺)の前記表示領
域ARから遠い部分には入出力バンプI/O−BUMP
を有し、表示領域ARに近い側にダミーバンプD−BU
MPを有している。この駆動回路チップの底部の回路部
分(当該チップの内部配線領域)には保護膜Pが形成さ
れている。本実施例では、上記表示領域ARに近い側の
ダミーバンプD−BUMPに近接して、かつこのダミー
バンプD−BUMPに沿った部分に接着面分割構造EM
を帯状に有している。
【0043】上記接着面分割構造EMは、異方性導電膜
と界面接着性が悪いテフロン(登録商標、以下同じ)膜
の塗布または貼付で構成されている。なお、テフロン膜
に代えてシリコーンオイル等の剥離剤を塗布または貼付
してもよい。さらに、上記異方性導電膜と界面接着性が
悪い材料や剥離剤の他、駆動回路チップの圧着時に破壊
する材料を塗布または貼付してもよい。これらの接着面
分割構造EMは当該チップのバンプよりも低く塗布また
は貼付する。
【0044】したがって、基板面上の配線とドレインド
ライバのバンプとを実質的に接続する異方性導電膜は、
実質的に図1の太い破線で示したサイズの駆動回路チッ
プと同等の面積となる。なお、図1では接着面分割構造
EMが一つの帯状としてあるが、平行する複数の帯状、
あるいは断続する1または複数の帯状、あるいはドット
状配列に形成してもよい。
【0045】表示パネルの基板に対するドレインドライ
バの接着面は表示領域ARから遠いほど表示ムラの軽減
に効果があるため、本実施例では、表示領域AR側長辺
のバンプは全てダミーバンプD−BUMPとし、表示領
域ARと反対側長辺と短辺とに入力バンプI−BUM
P、出力バンプO−BUMPおよび入出力バンプI/O
−BUMPを配置している。しかし、図11で説明した
ものと同様のバンプ配置に本実施例の接着面分割構造E
Mを設けることもできる。
【0046】図2は本発明の一実施例における駆動回路
チップのバンプを表示パネルの基板面に有する配線に接
続した状態をフレキシブルプリント基板FPCの配線と
の接続状態と共に示す模式図である。参照符号DTMは
表示パネルの表示領域ARから引き出されたドレイン線
接続配線であり、このドレイン線接続配線DTMは駆動
回路チップの当該表示領域AR側に近い長辺から底面を
とおり、表示領域AR側から遠い側の長辺に有する出力
バンプに接続している。
【0047】この出力バンプの両側にある電源入力用の
入力バンプには、フレキシブルプリント基板FPC2の
電源配線端子が接続している。ドレインドライバ駆動信
号及び階調電圧の入力は表示パネルの基板面に配線され
た配線LLからドレインドライバの短辺の一方の入出力
バンプに入力し、短辺の反対側に有する入出力バンプか
ら次段の駆動回路チップに至る配線に出力する。
【0048】本実施例により、ドレインドライバである
駆動回路チップの底面と表示パネルの基板の間に介在す
る異方性導電膜の実質面積が削減されて当該基板と駆動
回路チップの間の残留応力が低減されることで、表示ム
ラが抑制される。
【0049】図3は本発明による表示装置の他の実施例
の構成を模式的に説明する駆動回路チップの底部構成の
平面図である。本実施例の駆動回路チップも液晶パネル
のドレイン線(映像信号線)を駆動するドレインドライ
バであるが、ゲートドライバについても同様である。ド
レインドライバの底部には入力バンプI−BUMP、出
力バンプO−BUMP、およびダミーバンプD−BUM
Pが形成されている。
【0050】このドレインドライバは液晶パネルの長辺
に沿う方向(X方向)に配置される一方の長辺側(表示
領域AR側)には出力バンプO−BAMPが設けられ、
この出力バンプO−BAMPの中央部分にはダミーバン
プD−BAMPを有する。また、他方の長辺側の中央領
域にもダミーバンプD−BAMPを有し、その両側に入
力バンプI−BUMPを有している。さらに、入力バン
プI−BUMPの最外側にもダミーバンプD−BAMP
を有している。そして、入力バンプI−BUMPの配列
の両側部分にターゲットTGを有している。
【0051】このドレインドライバの底部の回路部分
(当該チップの内部配線領域)には保護膜Pが形成され
ている。本実施例では、長辺側における上記表示領域A
Rに近い側のダミーバンプD−BUMPと表示領域AR
から遠い側のダミーバンプD−BUMPを橋絡するよう
に短辺方向に沿った部分に接着面分割構造EMを帯状に
有している。
【0052】上記接着面分割構造EMも、前記実施例と
同様の異方性導電膜と界面接着性が悪いテフロン膜ある
いは剥離剤等の塗布または貼付、またはドレインドライ
バの圧着時に破壊する材料の塗布または貼付で構成され
る。これらの接着面分割構造EMは当該チップのバンプ
よりも低く塗布または貼付する。
【0053】本実施例では、表示パネルの基板面上の配
線とドレインドライバのバンプとを実質的に接続する異
方性導電膜は、実質的に図3の太い破線で示したサイズ
のドレインドライバと同等の面積を有する長辺方向に配
置された2つの大きさとなる。なお、図3では接着面分
割構造EMが一つの帯状としてあるが、平行する複数の
帯状、あるいは断続する1または複数の帯状、あるいは
ドット状配列に形成してもよい。
【0054】本実施例は、ドレインドライバ駆動信号及
び階調電圧とをフレキシブルプリント基板から入力する
方式に好適である。本実施例の構成により、駆動回路チ
ップの底面と表示パネルの基板の間に介在する異方性導
電膜の接着面が2つに分割されているため、基板とドレ
インドライバの間の残留応力が低減される。特に、接着
面の長辺方向の長さが短くなっているので、残留応力の
抑制効果が大きい。
【0055】図4は本発明による表示装置のさらに他の
実施例の構成を模式的に説明する駆動回路チップの底部
構成を模式的に説明する平面図である。図示した駆動回
路チップも液晶パネルで言えばドレイン線(映像信号
線)に駆動信号を与えるドレインドライバである。この
ドレインドライバの底部には入力バンプI−BUMP、
出力バンプO−BUMP、入出力バンプI/O−BUM
PおよびダミーバンプD−BUMPが形成されている。
【0056】このドレインドライバは、液晶パネルの長
辺に沿う方向(X方向)に配置される一方の長辺側(表
示領域AR側)にはダミーバンプD−BUMPを有す
る。また、他方の長辺側の中央領域には出力バンプO−
BUMPを有し、この出力バンプO−BUMPの両側部
分のターゲットTGの外側に入力バンプI−BUMPを
有する。チップの四隅には、圧着力を均一化するために
ダミーバンプを備えている。
【0057】そして、短辺側(Y方向辺)の前記表示領
域ARから遠い部分には入出力バンプI/O−BUMP
を有し、表示領域ARに近い側にダミーバンプD−BU
MPを有している。この駆動回路チップの底部の回路部
分(当該チップの内部配線領域)には保護膜Pが形成さ
れている。本実施例では、上記表示領域ARに近い側の
ダミーバンプD−BUMPに近接して当該長辺に沿った
位置と表示領域から遠い側の長辺の中央部分にあるダミ
ーバンプD−BUMPと上記表示領域ARに近い側のダ
ミーバンプD−BUMPを橋絡するように短辺方向に沿
った部分に接着面分割構造EMを各帯状に有している。
図4では、接着面分割構造EMがT字形に形成されてい
る。
【0058】上記接着面分割構造EMは、前記実施例と
同様の異方性導電膜と界面接着性が悪いテフロン膜、剥
離剤が塗布または貼付される。また、ドレインドライバ
の圧着時に破壊する材料を塗布または貼付してもよい。
これらの接着面分割構造EMは当該チップのバンプより
も低く塗布または貼付する。
【0059】本実施例の接着面分割構造EMは、図1お
よび図3で説明した本発明の前記各実施例を組み合わせ
たものに相当する。したがって、基板面上の配線とドレ
インドライバのバンプとを実質的に接続する異方性導電
膜は、実質的に図1の太い破線で示したサイズのドレイ
ンドライバと同等の面積を有する長辺方向に配置された
2つの大きさとなる。なお、図4では接着面分割構造E
Mのそれぞれが一つの帯状としてあるが、それぞれが平
行する複数の帯状、あるいは断続する1または複数の帯
状、あるいはドット状配列に形成してもよい。
【0060】表示パネルの基板に対するドレインドライ
バの接着面は表示領域ARから遠いほど表示ムラの軽減
に効果があるため、本実施例では、表示領域AR側長辺
のバンプは全てダミーバンプD−BUMPとし、表示領
域ARと反対側長辺と短辺とに入力バンプI−BUM
P、出力バンプO−BUMPおよび入出力バンプI/O
−BUMPを配置している。しかし、図1や図3あるい
は図11で説明したものと同様のバンプ配置に本実施例
の接着面分割構造EMを設けることもできる。
【0061】本実施例は、図1と同様にドレイン駆動信
号および階調電圧を表示パネルの基板上の配線で隣接す
るドレインドライバに転送する方式、所謂ドライバ間デ
ータ転送方式に好適である。本実施例の構成により、ド
レインドライバの底面と表示パネルの基板の間に介在す
る異方性導電膜の接着面が長辺方向中央部で2つに分割
されているため、基板とドレインドライバの間の残留応
力が低減される。
【0062】本発明の各実施例における接着面分割構造
は駆動回路チップの底部に有する保護膜の上に設けて
も、あるいは駆動回路チップの底部の配線領域に相当す
る底部に対向する表示パネルの基板面の上に設けても同
様の前記した効果を得ることができる。なお、表示パネ
ルの基板面の上に設ける場合は、駆動回路チップの搭載
前の異方性導電膜の仮圧着可能が要件である。また、駆
動回路チップの四隅に設けたダミーバンプ、あるいは接
着面分割構造に隣接する位置に設けたダミーバンプは、
接続信頼性が確保できれば不要である。
【0063】次に、以上説明した本発明の各実施例の構
成としたことによる効果を数式で説明する。ドレインド
ライバの長手方向サイズをX、短手方向サイズをY、厚
み(HX−Y平面に垂直な方向のサイズ)をZとしたと
き、当該ドレインドライバの実装後の残留応力Fは次の
関係式で表される。
【0064】 F=X・Y・Z・(弾性率)・Δα・ΔT ここで、Δαはドレインドライバと硬化後の異方性導電
膜の熱膨張率差ΔTは圧着温度と常温の温度差である。
【0065】この関係式から、本発明の各実施例で説明
した接着面分割構造により、XおよびY、またはXとY
の双方を小さくできるので、表示ムラを改善することが
できる。特に、この接着面分割構造を表示領域に近い側
に設けることで、接着面が表示領域から遠ざかることも
表示ムラをより改善することに寄与する。
【0066】本発明は、上記したFCA実装方式で駆動
回路チップやその他の半導体チップを実装するもの一般
に適用できる。また、表示パネルの基板として一般的に
用いられるガラス基板への実装に限るものではなく、フ
レキシブルプリント基板への実装、プリント回路ボード
への実装(COB)等、各種基板にベアチップを実装し
た回路装置、QFP(四辺フラットパッケージ)、CS
P(チップサイズパッケージ)などの各種パッケージに
も同様に適用できる。
【0067】次に、本発明の具体的な構成例について、
上記実施例で説明した特徴以外の構成部分について液晶
パネルを例として説明する。図5は液晶パネルの第1の
基板上に駆動回路チップを搭載した様子を示す平面図、
また図6は図5のA−A線で切断した断面図である。図
5、図6においてPNLは液晶パネル、SUB1は第1
の基板、SUB2は第2の基板、SLは第1の基板と第
2の基板を貼り合わせるシールパターン、ARは表示領
域、COMは導電ビーズや銀ペースト等を介して上側基
板SUB2側の共通電極パターンに電気的に接続させる
第1の基板SUB1上の電極、DTM,GTMは駆動回
路チップIC2からの出力信号を表示領域AR内の配線
に供給する引出し配線、ACF1,ACF2は異方性導
電膜、Tdは駆動回路チップIC2へ入力信号を供給す
る入力配線、ALCはフレキシブルプリント基板の位置
合わせマークである。
【0068】また、PSV1,PSV2は保護被覆膜、
SILシリコーン樹脂層、LCは液晶、BMはブラック
マトリクス、POL1,POL2は偏光板、EPXはエ
ポキシ樹脂、O−BUMPは駆動回路チップの出力バン
プ(金バンプ)、d1,d2は電極(ITO)、FPC
2はフレキシブル基板、BFIはベースフィルム、TM
は出力端子である。駆動回路チップIC2の底部には保
護膜Pを有し、入力バンプI−BUMPおよび出力バン
プO−BUNPはITOからなる電極d1、d2にそれ
ぞれ電気的に接続されている。
【0069】なお、図5では第2の基板SUB2は一点
鎖線で示してあるが、図6に示したように、第2の基板
SUB2は第1の基板SUB1の上方に重なって位置
し、シールパターンSLにより、表示領域ARを含んで
液晶LCを封入している。異方性導電膜ACFは、一列
に並んだ複数個の駆動回路チップIC2部分に共通して
細長い形状となったもの(ACF2)と上記複数個の駆
動回路チップIC2への入力配線のパターン部分に共通
して細長い形状となったもの(ACF1)を別々に貼り
付けている。
【0070】パッシベーション膜(保護被覆膜)PSV
1,PSVは、図6にも示したように、電食防止のため
にできる限り配線部を被覆し、露出部分は異方性導電膜
ACF1にて覆うようにする。さらに、駆動回路チップ
IC2の側面周辺は、シリコーン樹脂SILが充填さ
れ、保護が多重化されている。
【0071】図7は本発明による液晶パネルにおける駆
動回路チップの実装状態を説明する要部斜視図である。
第1の基板SUB1に駆動回路チップIC1、IC2を
COG方式で実装し、この駆動回路チップIC1、IC
2に接続する外部回路と搭載するフレキシブル基板FP
C1,FPC2は上記第1の基板SUB1の端縁から同
図の太矢印で示したように当該基板SUB1の裏面に折
り込まれる。これにより、液晶パネルの額縁を大幅に狭
くすることができる。なお、同図のA−A線は前記図5
のA−A線に相当する。図5、図6と同一符号は同一機
能部分に対応する。
【0072】図8は液晶表示装置の等価回路例を示すブ
ロック図である。この液晶パネルの表示領域ARの下側
にドレインドライバIC2である複数の駆動回路チップ
からなる映像信号線駆動回路DDRが配置され、側面側
にゲートドライバIC1である複数の駆動回路チップか
らなる走査信号線駆動回路GDR、およびコントローラ
部と電源部WO搭載したインターフェース基板I/Fを
有している。
【0073】上記したように、コントローラ部と電源部
は多層プリント基板からなるインターフェース基板I/
Fに搭載され、液晶パネルの額縁領域を縮小するために
走査信号線駆動回路GDRの裏面に配置されている。ア
クティブ素子である薄膜トランジスタTFTは隣接する
2本のゲート信号線GLの交差領域内に配置され、その
ドレイン電極とゲート電極は、それぞれドレイン線D
L、ゲート線GLに接続されている。GTMはゲート線
引出し配線(G−1,G0,G1,G2,・・Gen
d,Gend+1)、DTM(DiR,DiG,Di
B,・・Di+1R,Di+1G,Di+1B,・・)
はドレイン線引出し配線、Caddは保持容量を示す。
なお、ソース、ドレインは、本来その間のバイアス極性
によって決まるもので、この液晶表示装置の回路では、
その極性が動作中反転するので、ソース電極とドレイン
電極は動作中入れ替わると理解されたい。
【0074】図9はアクティブマトリクス型の液晶表示
装置における駆動回路の構成例を説明するブロック図で
ある。液晶表示装置は本体コンピュータ(図8のHOS
T)からの表示信号とクロック信号を含む制御信号を受
けて液晶パネルPNLに画素データ、各種クロック信
号、各種の駆動電圧を印加するインターフェース回路を
搭載したインターフェース基板I/Fを備えている。
【0075】インターフェース回路I/Fは、タイミン
グコンバータTCONを備えた表示制御装置と電源回路
を有し、表示制御装置は液晶パネルに表示信号から生成
した表示データを転送するデータバス、ドレインドライ
バが表示データを取り込むためのクロック、ドレインド
ライバが液晶駆動信号を切り替えるためのクロック、ゲ
ートドライバを駆動するフレーム開始指示信号とゲート
クロックなどのタイミング信号を液晶パネルPNLに出
力する。
【0076】また、電源回路は正極階調電圧生成回路と
負極階調電圧生成回路、対向電極電圧生成回路、ゲート
用電圧生成回路で構成される。本体コンピュータからの
表示信号と制御信号を受け取るインターフェース基板I
/Fは、1画素単位、つまり赤(R)、緑(G)、青
(b)の各データ1つを組にし、図8に示したデータ線
を介して単位時間に1画素分をドレインドライバに転送
する。
【0077】単位時間の基準になるクロック信号は本体
コンピュータHOSTから液晶表示装置に送られる。具
体的には、例えば1024×768画素の液晶表示装置
では、通常は65MHzの周波数が用いられる。液晶パ
ネルPNLの構成としては、表示画面を基準に、横方向
にドレインドライバを置き、このドレインドライバを薄
膜トランジスタTFTのドレイン線の引出し配線に接続
して液晶を駆動するための電圧を供給する。また、ゲー
ト線にはゲートドライバの引出し配線を接続し、ある一
定時間(1水平動作時間)、薄膜トランジスタTFTの
ゲートに電圧を供給する。
【0078】タイミングコンバ−タは半導体集積回路
(LSI、またはIC)により構成され、本体コンピュ
ータHOSTからの表示信号と各種制御信号を受取り、
これを基にドレインドライバ、ゲートドライバへ必要な
表示データと動作クロックを出力する。なお、この例で
は、1画素分のデータ線は18ビット(R,G,B各6
ビット)である。
【0079】本体コンピュータHOSTから液晶表示装
置のタイミングコンバータTCONへは、低電圧振幅差
動信号である、所謂LVDSで信号伝送を行う。タイミ
ングコンバータTCONからドレインドライバへはCM
OSレベルの信号で伝送を行うが、この場合、65MH
zの画素クロックを供給することが困難なので、32.
5MHzのクロックの立上がりと立下がりの両エッジに
同期して表示データの伝送を行う。
【0080】ゲートドライバへは1水平時間毎に薄膜ト
ランジスタTFTのゲート線に電圧を供給するように水
平同期信号および表示タイミング信号(ディスプレイタ
イミング信号)に基づき、1水平時間周期のパルスを与
える。1フレーム時間単位では第1ライン目からの表示
になるよう、垂直同期信号を基にフレーム開始指示信号
も与える。
【0081】電源回路の正極階調電圧生成回路と負極階
調電圧生成回路は、同じ液晶に長時間同じ電圧が加わら
ないように、ある一定の時間毎に液晶に与える電圧を交
流化するための基準電圧を生成する。実際の交流化は、
ドレインドライバ内で正極階調電圧と負極階調電圧を切
り替えて使用することで行われる。なお、ここで言う交
流化とは、対向電極電圧を基準に、ドレインドライバへ
与える電圧を一定時間毎に正電圧側/負電圧側に変化さ
せることである。ここでは、この交流化の周期を1フレ
ーム時間単位で行っている。
【0082】この液晶パネルにCOG方式で駆動回路チ
ップを上記した各実施例で説明した接着面分割構造を設
けた圧着実装により、表示ムラが抑制されて高品質の液
晶表示装置が得られる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駆動回路チップの底面と表示パネルの基板の間に介在す
る異方性導電膜の接着面を2つに分割することで、基板
と駆動回路チップの間の残留応力を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による表示装置の一実施例の構成を模式
的に説明する駆動回路チップの底部構成を模式的に説明
する平面図である。
【図2】本発明の一実施例における駆動回路チップのバ
ンプを表示パネルの基板面に有する配線に接続した状態
をフレキシブルプリント基板FPCの配線との接続状態
と共に示す模式図である。
【図3】本発明による表示装置の他の実施例の構成を模
式的に説明する駆動回路チップの底部構成の平面図であ
る。
【図4】本発明による表示装置のさらに他の実施例の構
成を模式的に説明する駆動回路チップの底部構成を模式
的に説明する平面図である。
【図5】液晶パネルの第1の基板上に駆動回路チップを
搭載した様子を示す平面図である。
【図6】図5のA−A線で切断した断面図である。
【図7】本発明による液晶パネルにおける駆動回路チッ
プの実装状態を説明する要部斜視図である。
【図8】液晶表示装置の等価回路例を示すブロック図で
ある。
【図9】アクティブマトリクス型の液晶表示装置におけ
る駆動回路の構成例を説明するブロック図である。
【図10】フリップチップ実装方式の液晶表示パネルの
駆動回路チップの実装状態を説明する平面図である。
【図11】従来の駆動回路チップの底部に設けられるバ
ンプ等の構成を説明する底部平面図である。
【符号の説明】
SUB1 第1の基板 SUB2 第2の基板 IC1 駆動回路チップ(ゲートドライバ) IC2 駆動回路チップ(ドレインドライバ) FPC1、FPC2 フレキシブルプリント基板 I−BUMP 入力バンプ I/O−BUMP 入出力バンプ O−BUMP 出力バンプ D−BUMP ダミーバンプ P 保護膜 TG ターゲット EM 接着面分割構造。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 GA31 GA40 GA41 GA42 GA43 GA46 GA48 GA50 GA51 GA55 GA59 GA60 JA24 JB21 JB23 JB24 JB31 JB32 JB33 MA32 NA11 NA13 NA15 NA18 NA25 NA28 NA29 PA06 5C094 AA03 AA31 AA36 BA02 BA43 CA19 DB01 FA01 FB01 HA10 5F044 KK06 LL09 QQ02 5G435 AA07 AA16 BB12 EE37 EE42 HH20 KK09 LL07 LL08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のアクティブ素子を配置した一方の基
    板と、前記アクティブ素子と共に画素を構成する表示部
    材を有する他方の基板を貼り合わせた表示パネルを有
    し、 前記一方の基板の周辺部に有する前記アクティブ素子に
    表示データを供給する多数の引出し配線、およびフレキ
    シブルプリント基板を介して外部から入力する表示のた
    めの各種信号を接続する多数の入力配線と、 前記一方の基板上に直接搭載して前記入力配線と前記引
    出し配線に橋絡し、前記フレキシブルプリント基板を介
    して入力する前記表示のための各種信号を前記表示デー
    タに変換して前記引出し配線に印加するための複数の駆
    動回路チップを実装した表示装置であって、 前記駆動回路チップの少なくとも前記一方の基板に実装
    される底部は前記一方の基板の縁辺方向に長軸をもつ略
    矩形形状であり、前記底部には異方性導電膜を介して前
    記入力配線に接続する入力バンプおよび前記引出し配線
    に接続する出力バンプおよびダミーバンプとを有し、 前記駆動回路チップの底部の最表面の一部に、接着面分
    割構造を設けたことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】前記接着面分割構造が、前記異方性導電膜
    との界面接着性が疎である薄膜の塗布膜であることを特
    徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】前記接着面分割構造が、前記駆動回路チッ
    プの外形線の内側で、かつ長手方向に沿って設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 【請求項4】前記駆動回路チップの外形線の内側で、か
    つ長手方向の一辺に沿ってダミーバンプを有し、前記接
    着面分割構造が上記ダミーバンプ側に近接して設けたこ
    とを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 【請求項5】前記接着面分割構造が、前記駆動回路チッ
    プの外形線の内側で、かつ長手方向略中央部で短手方向
    に沿って設けたことを特徴とする請求項1に記載の表示
    装置。
  6. 【請求項6】前記接着面分割構造が、前記駆動回路チッ
    プの外形線の内側で、かつ長手方向に沿った部分と当該
    長手方向の略中央部で短手方向に沿った部分とに設けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  7. 【請求項7】前記駆動回路チップの前記接着面分割構造
    の端部が近接する辺にダミーバンプを有することを特徴
    とする請求項1乃至6の何れかに記載の表示装置。
  8. 【請求項8】前記駆動回路チップの少なくとも前記配線
    領域に相当する底部に保護膜を有し、上記保護膜の上に
    前記接着面分割構造を設けたことを特徴とする請求項1
    乃至7の何れかに記載の表示装置。
  9. 【請求項9】前記駆動回路チップの少なくとも前記配線
    領域に相当する底部に保護膜を有し、この配線領域に相
    当する底部に対向する表示パネルの基板面の上に前記接
    着面分割構造を設けたことを特徴とする請求項1乃至7
    の何れかに記載の表示装置。
  10. 【請求項10】前記一方の基板と他方の基板の間に液晶
    層を有することを特徴とする請求項1乃至8の何れかに
    記載の表示装置。
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