JP2003258621A - インタフェースバッファ - Google Patents

インタフェースバッファ

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JP2003258621A JP2002049488A JP2002049488A JP2003258621A JP 2003258621 A JP2003258621 A JP 2003258621A JP 2002049488 A JP2002049488 A JP 2002049488A JP 2002049488 A JP2002049488 A JP 2002049488A JP 2003258621 A JP2003258621 A JP 2003258621A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電源検知回路の貫通電流を防止した、出力が固
定できるインタフェースバッファを提供する。 【解決手段】動作電圧が1.5Vのコア回路用の電源V
1で動作するコア回路8と、電源V1および動作電圧が
3.3Vのインタフェース用の電源V2で動作し、コア
回路8の出力102を受け、レベルシフトした出力10
3を出力するインタフェース回路10と、電源V1およ
び電源V2のオン、オフに対応して動作し、インタフェ
ース回路10の出力を制御する電源検知回路1とを備
え、電源検知回路1のレベルシフト回路2は、Nchト
ランジスタ14,15が2段縦積みで電源V2に接続さ
れインバータ3から成り、電源検知回路1の貫通電流を
防止するインタフェースバッファ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インタフェースバ
ッファに関し、特に、多電源で構成したインタフェース
電源の貫通電流を防止したインタフェースバッファに関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報処理装置の電子機器、特に、
携帯電話等の電子機器の低消費電力化のため、これらの
電子機器の動作電圧が下がってきていることは、周知の
事実である。その結果、これらの電子機器に搭載される
集積回路に使用される素子、例えば、トランジスタなど
の動作電圧も下がってきていることも、周知である。
【0003】しかしながら、これらの電子機器に搭載さ
れる集積回路のチップ間のインタフェース電圧は、その
信号の伝送の問題等により、その動作電圧を下げられな
い。そのため、CORE回路で使用している動作電圧と
インタフェースの動作電圧の差が、ますます広がってき
ている。
【0004】また、低消費電力化のため、停止状態のチ
ップには電源供給を切断(OFF)する方法が多く取ら
れている。そして、停止状態のチップと動作状態のチッ
プ間のインタフェースは接続されたままであるため、イ
ンタフェース電源は供給されたままである。
【0005】したがって、CORE回路の電源はOFF
するが、次段の動作状態のチップに対して動作を保障す
るため、インタフェースの論理出力は、固定電位の出力
をする必要がある。
【0006】そのため、CORE回路の電源がOFF、
インタフェース電源がON状態で各インタフェースブロ
ックの出力を固定するCORE領域の電源OFF検知用
ブロックにおいて低電力化(貫通電流防止)が必要とな
っている。
【0007】このような多電源に対する従来の電源検知
回路は、例えば、特開平9−205355号公報に記載
されている。この従来の電源検知回路の回路構成を図7
に示す。従来の電源検知回路は、異電位間の電源検知回
路付のインタフェースバッファが存在していないため、
特開平9−205355号公報特の回路をインタフェー
スバッファに適用し、電源検知回路付のインタフェース
バッファについて、図4を参照して説明する。
【0008】まず、図7を参照して、従来の電源検知回
路の動作について説明する。
【0009】電源V1がOFF状態で、電源V2がON
状態では、電源V1は、電位固定回路4のPchトラン
ジスタ20が常にONしているため、抵抗5とPchト
ランジスタ20によりOFFしている電源である、すな
わちフローティングとなっている電源V1の電位がGN
Dとなり、V1電位固定回路4の出力6はGNDとな
り、インバータ50の出力信号17Zは電源V2の電位
となり、OR回路39Zの出力S39Zは電源V2電位
固定となり、LD11Zを無効化する。
【0010】電源V1,電源V2がともにON状態で
は、V1電位固定回路4のPchトランジスタ20が常
にONしているため、V1電位固定回路4の出力6はP
chトランジスタ20のON抵抗と抵抗5の抵抗比によ
り中間電位となるが、抵抗5の抵抗値はPchトランジ
スタ20のON抵抗値に比べ十分大きく電源V1近くま
で電位が上がり、インバータ50の出力17ZはGND
となり、OR回路39Zの出力S39ZはLD11Zに
より変化し、LD11Zを有効化する。すなわち、電源
V1のON,OFFによりLD11Zを有効、無効の切
り替えを行う。
【0011】次に、図4を参照して、特開平9−205
355号公報に記載の電源検知回路付インタフェースバ
ッファについて説明する。
【0012】電源検知回路付インタフェースバッファ
は、コア回路用の1.5Vの電圧電源V1と、インタフ
ェース用の3.3Vの電圧電源V2を有する。
【0013】電源検知回路51は、抵抗5を含むV1電
位固定回路4と、インバータ50から成る。
【0014】インタフェース回路10は、CORE回路
8の出力を端子OUTに出力する回路で、インタフェー
ス用レベルシフト回路11と、NOR回路12と、出力
バッファ13から成る。
【0015】電源V1がOFF、電源V2がON状態で
は、V1電位固定回路4のPchトランジスタ20が常
にONしているため、抵抗5とPchトランジスタ20
によりOFFしている電源、すなわちフローティングと
なっている電源V1の電位がGNDとなり、V1電位固
定回路4の出力6はGNDとなり、インバータ50の出
力17Zは電源V2の電位となり、OUTは電源V2の
電位固定となる。すなわち、電源V1がOFFしている
ことをV1電位固定回路4により検知してインバータ5
0によりレベルを変換している。
【0016】電源V1、電源V2がともにON状態で
は、V1電位固定回路4のPchトランジスタ20が常
にONしているため、V1電位固定回路4の出力6はP
chトランジスタ20のON抵抗と抵抗5の抵抗比によ
り中間電位となるが、抵抗5の抵抗値はPchトランジ
スタ20のON抵抗値に比べ十分大きく電源V1近くま
で電位が上がり、インバータ50の出力17ZはGND
となり、OUTはCORE回路8の論理を出力する。
【0017】すなわち、電源V1のON,OFFの状態
により、インタフェース出力の制御を行う構成となって
いる。
【0018】しかし、図4の回路では電源V1、電源V
2がともにON状態では、V1電位固定回路4の出力6
の電位が電源V2の電位よりも低いため、インバータ5
0のPchトランジスタ52はOFFしないため、電源
V2とGND間に電流54が流れる。
【0019】さらに、近年では前述したように、COR
E回路の電源とインタフェースの電源の電位差が大きく
なってきており、この貫通電流が無視できない電流とな
っている。
【0020】例えば、貫通電流の例を挙げて説明する
と、V1電位固定回路4による貫通電流は主に抵抗Rに
より決定されるが、抵抗Rは1GΩ程度の大抵抗で構成
されるため、V1=1.5Vとすると1.5nA程度の
電流となる。インバータ50では例えばゲートソース間
電圧VGS=3.3VでPchトランジスタのION=
0.5mA、NchトランジスタのION=1mAとし
た場合、VGS=1.5Vでは Pchトランジスタの
ION=0.18mA NchトランジスタのION=
0.36mAとなり、200μA程度の電流となる。ま
た、トランジスタのゲート長を長くしてON抵抗値を下
げ、数nAとするためには、トランジスタ面積が数百倍
必要となり、チップの占有面積の点で不利となる。
【0021】また抵抗素子面積の例を挙げて説明する
と、V1電位固定回路4で使用される1GΩの抵抗を抵
抗素子(例えばポリ抵抗)で構成するためには、20m
m程度の長さが必要であり、4mm2 程度の面積が必要
となり、トランジスタ素子の代わりに抵抗素子を多用す
ることはレイアウト面積の面で不利となる。
【0022】次に、従来、電源V2とGND間の電流を
流さずに、電源V1、電源V2のように異電位間の電圧
変換(レベルシフト)に使用される回路を用いて電源検
知回路付のインタフェースバッファを構成した場合につ
いて、図5、図6を元に説明する。
【0023】図5は、電源V2とGND間の電流を流さ
ずに、電源V1、電源V2のように異電位間の電圧変換
(レベルシフト)する回路である。
【0024】CORE回路8の論理信号60がインタフ
ェースバッファ65に入力される。信号61はCORE
回路の論理信号60の反転信号となり、Nchトランジ
スタ63がON、Nchトランジスタ64がOFFであ
るか、あるいはNchトランジスタ63がOFF、Nc
hトランジスタ64がONとなり、信号62の電位が電
源V2あるいはGND電位となる構成であり、電源V
2,GND間の電流を流さずに電源V1から電源V2へ
レベルシフトを行う。
【0025】図6に、図4のインバータ52を図5の貫
通電流を防止したレベルシフト回路に置き換えた電源検
知回路付のインタフェースバッファを示す。
【0026】電源V1、電源V2がともにON状態で
は、V1電位固定回路4の出力6の電位が電源V1の電
位、インバータ70の出力3の電位がGNDとなり、電
源検知回路1の出力信号17の電位がGNDとなりCO
RE回路8の論理を出力する。
【0027】電源V1がOFF、電源V2がON状態で
は、V1電位固定回路4の出力6の電位がGND、イン
バータ70の電源である電源V1がGNDとなるためイ
ンバータ70の出力3の電位もGNDとなり、Nchト
ランジスタ9,19がともにOFFし、電源検知回路1
の出力信号17の電位は確定されず、レベル出力端子O
UTが確定されない。
【0028】すなわち、従来のインタフェース電源の貫
通電流防止のレベルシフト回路を用いた場合、電源検知
回路付のインタフェースブロックとして動作しない。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では以下の問題点があった。
【0030】低電位であるCORE電源V1から高電位
であるインタフェース電源V2に変換する際に高電位で
あるインタフェース電源V2のみで電位変換(レベルシ
フト)すると、高電位のゲート回路に低電位を入力する
必要があり、PchトランジスタがOFFしきらず、貫
通電流が流れる。
【0031】従来技術の電源検知回路で、貫通電流を防
止した、低電位から高電位に変換する回路を使用する
と、回路内に低電位であるCORE電源V1と高電位で
あるインタフェース電源V2を用いた回路構成となって
いるため、CORE電源V1がOFFすると出力が固定
できず不安定な動作となる問題があった。したがって、
本発明の主な目的は、上記問題を解決したインタフェー
スバッファを提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明のインタフェース
バッファは、動作電圧が第1の電源電位で動作するコア
回路と、前記第1の電源電位および動作電圧が第2の電
源電位で動作し、前記コア回路の出力を受け、前記第1
の電源電位に対応するレベルシフトした出力を出力する
インタフェース回路と、前記第1の電源電位および前記
第2の電源電位で動作し、前記インタフェース回路の出
力を制御する電源検知回路とを備え、前記電源検知回路
は、前記第1の電源がオフ状態で、前記前記第2の電源
がオン状態で、前記インタフェース回路の出力を所定の
固定電位とする制御をし、前記第2の電源からGNDに
貫通電流が流れない構成である。
【0033】また、本発明のインタフェースバッファの
前記電源検知回路は、前記第1の電源電位の電位を入力
とするV1電位固定回路と、前記第2の電源電位の電位
を入力とするレベルシフト回路とから成り、前記V1電
位固定回路の出力を受けて、前記レベルシフト回路が、
前記インタフェース回路の出力を所定の固定電位とする
制御をする構成である。
【0034】また、本発明のインタフェースバッファの
前記レベルシフト回路は、一導電型の第1および第2の
トランジスタとを縦積みで前記電源V2に接続し、逆導
電型の第3のトランジスタのバックゲートを前記第2の
トランジスタのドレインに接続したインバータとを備
え、前記第3のトランジスタのドレイン端子の電位が、
前記第1の電源電位よりも低い電位となるように、前記
第1および第2トランジスタの縦積み段数を調整する構
成である。
【0035】またさらに、本発明のインタフェースバッ
ファの前記一導電型の第1および第2のトランジスタ
は、Nchトランジスタであり、前記逆導電型の第3の
トランジスタは、Pchトランジスタである。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明によるインタフェースバッ
ファは、CORE(内部)電圧、インタフェース(外
部)電圧が異電位で供給され、CORE電圧(例えば
1.5V)<インタフェース電圧(例えば3.3V)の
関係にあるチップにおいて、CORE電源がOFF、イ
ンタフェース電源がON状態となっても次段チップの誤
動作を防ぐため、チップの出力(インタフェース出力)
を固定電位(電源電圧またはGND)出力するために使
用される、インタフェース電源の貫通電流を防止した電
源検知回路を備えたインタフェースバッファである。
【0037】図面を参照しながら、本発明の実施の形態
のインタフェースバッファについて、詳細に説明する。
【0038】図1は、本発明の第1の実施の形態のイン
タフェースバッファの構成を示すブロック図を示す。
【0039】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態のインタフェースバッファは、動作電圧が1.5V
のコア回路用の電源V1で動作するコア回路8と、電源
V1および動作電圧が3.3Vのインタフェース用の電
源V2で動作し、コア回路8の出力102を受け、レベ
ルシフトした出力103を出力するインタフェース回路
10と、電源V1および電源V2で動作し、インタフェ
ース回路10の貫通電流を制御する電源検知回路1とを
備える。
【0040】また、インタフェース回路10は、コア回
路8の出力102を端子OUT103に出力する回路
で、インタフェース用レベルシフト回路11と、NOR
回路12と、出力バッファ13から成る。
【0041】電源検知回路1は、電源V2で動作するレ
ベルシフト回路2と、電源V1で動作し、抵抗5を含む
V1電位固定回路4とから成る。
【0042】レベルシフト回路2は、Nchトランジス
タ9と、Nchトランジスタ19と、Pchトランジス
タ22と、Pchトランジスタ23と、縦積みインバー
タ3とから成る。
【0043】縦積みインバータ3は、通常のインバータ
と構成が異なり、Nchトランジスタ(14、15)が
2段縦積みで電源V2に接続され、Pchトランジスタ
16はバックゲートがNchトランジスタ15のドレイ
ン端子7に接続されている。
【0044】V1電位固定回路4は、Nchトランジス
タ21とPchトランジスタ20から成る。Nchトラ
ンジスタ21は、そのゲートに縦積みインバータ3の出
力が接続され、そのドレインにV1電位固定回路4の出
力信号6が接続されている。Pchトランジスタ20は
ゲートにGNDが接続され、そのソースに電源V1が接
続され、そのレインにV1電位固定回路4の出力信号6
が接続されている。
【0045】インタフェース用レベルシフト回路11
は、CORE回路8の出力信号を入力し、V1電圧レベ
ルの信号をV2レベルに昇圧させ出力信号18として出
力する回路である。
【0046】NOR回路12は電源検知回路1の出力信
号17と、インタフェース用レベルシフト回路11の出
力信号18を論理演算する回路である。出力バッファ1
3はNOR回路12の出力を論理反転し端子OUTから
出力する。
【0047】次に、本発明の第1の実施の形態のインタ
フェースバッファの動作について説明する本発明の第1
の実施の形態のインタフェースバッファは、電源V1が
OFF、電源V2がON状態では、V1電位固定回路4
のPchトランジスタ20が常にONしているため、抵
抗5とPchトランジスタ20によりOFFしている電
源、すなわち、フローティングとなっている電源V1の
電位がGNDとなり、V1電位固定回路4の出力6はG
NDとなり、Nchトランジスタ24がOFF、Pch
トランジスタ16がONし、インバータ3の出力 24
はNchトランジスタ15のドレイン端子7の電位を出
力する。
【0048】このとき、Nchトランジスタ15のドレ
イン端子7の電位は、電源V2よりNchトランジスタ
(14、15)の閾値VTn分電位が降下した電位とな
っており、その電位をVXとすると、電位VXは電源V
1以下の電位となっている。Nchトランジスタ(1
4、15)の閾値VTnは、1.0V程度であり、2段
縦積みとすることにより、電位VXは、電源V1よりも
2V程度電位降下した値となる。
【0049】V1電位固定回路4の出力6とNchトラ
ンジスタ15のドレイン端子7の電位により、Nchト
ランジスタ9はOFFし、Nchトランジスタ19はO
Nし、電源検知回路1の出力信号17の電位は、電源V
2の電位となり、NOR回路12の出力はCORE回路
8の出力に関係なくGNDとなり、出力端子OUTは電
源V2の電位固定となる。
【0050】電源V1および電源V2がともにON状態
では、V1電位固定回路4のPchトランジスタ20が
常にONしているため、V1電位固定回路4の出力6
は、Pchトランジスタ20のON抵抗と抵抗5の抵抗
比により中間電位となるが、抵抗5の抵抗値は、Pch
トランジスタ20のON抵抗値に比べ十分大きく、V1
電位固定回路4の出力6の電位は電源V1近くまで上が
る。
【0051】Nchトランジスタ15のドレイン端子7
をバックゲートとしているPchトランジスタ16は、
バックゲートの電位VXが電源V1以下となるように、
Nchトランジスタ14,15の2段落を介して電源V
2に接続されているため、完全にOFFし、インタフェ
ース電源に貫通電流を流さずに、縦積みインバータ3の
出力24の電位をGNDとする。そして、Nchトラン
ジスタ9はON、Nchトランジスタ19はOFFし、
電源検知回路1の出力信号17の電位をGNDとし、O
UTはCORE回路8の論理を出力する図2は、本発明
の第2の実施の形態のインタフェースバッファの構成を
示すブロック図である。
【0052】図2を参照すると、本発明の第2の実施の
形態のインタフェースバッファは、図1の本発明の第1
の実施の形態のインタフェースバッファの縦積みインバ
ータ3のNchトランジスタ14、15をダイオード3
4、35に置き換えた縦積みインバータ32で、その他
の構成要素は同一であるので、その詳細な説明は省略す
る。
【0053】本発明の第2の実施の形態のインタフェー
スバッファは、ダイオード35の端子7の電位VXが電
源V1よりも低い電位となるように、ダイオードの縦積
み段数を調整することにより、本発明の第1の実施の形
態のインタフェースバッファと同様の効果が得られる。
【0054】図3は、本発明の第3の実施の形態のイン
タフェースバッファの構成を示すブロック図である。
【0055】図3を参照すると、本発明の第2の実施の
形態のインタフェースバッファは、図1の本発明の第1
の実施の形態のインタフェースバッファのインタフェー
スブロック用レベルシフタ回路11をNOR型のレベル
シフト回路43に置き換えた回路で、その他の構成要素
は同一であるので、その詳細な説明は省略する。
【0056】本発明の第3の実施の形態のインタフェー
スバッファは、インタフェース部にインタフェースブロ
ック用と電源検知用レベルシフタを合わせたNOR型レ
ベルシフト回路を用いても、本発明の第1の実施の形態
のインタフェースバッファと同様の効果が得られる。
【0057】
【発明の効果】以上説明した通り、電源V1の電位を入
力としているレベルシフト回路2内のインバータ3のN
chトランジスタ15のドレイン端子7の電位VXが、
電源V1よりも低い電位となるように、Nchトランジ
スタ14,15の縦積み段数を調整することにより、イ
ンタフェース電源V2からGNDに貫通電流が流れずに
内部電源V1の電源検知回路を構成できる。
【0058】例えば、CORE電位V1=1.5V、イ
ンタフェース電圧V2=3.3V、Nchトランジスタ
のVTn=1.0Vの場合 Nch2段縦積みすること
により、VX=3.3V−1.0V×2=1.3Vとな
りVX<V1の関係となる、Pchトランジスタ16の
ゲート電圧は、V1=1.5V、ソース電圧VX=1.
3Vであり、ゲートソース間電圧VGS=−0.2Vと
なるため、Pchトランジスタ16は完全にOFFしイ
ンバータ3には貫通電流が流れない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のインタフェースバ
ッファの構成を示すブロック図である。。
【図2】本発明の第2の実施の形態のインタフェースバ
ッファの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態のインタフェースバ
ッファの構成を示すブロック図である。
【図4】従来のインタフェースバッファの構成を示すブ
ロック図である。
【図5】本発明の実施の形態の貫通電流防止レベルシフ
タのブロック図である。
【図6】貫通電流防止レベルシフタを用いた従来のイン
タフェースバッファの構成を示すブロック図である。
【図7】特開平9−205355号公報に記載の多電源
電源検知回路である。
【符号の説明】
1 電源検知回路 2 レベルシフト回路 3 縦積みインバータ 4 V1電位固定回路 5 抵抗 6 出力 7 ドレイン端子 8 CORE回路 10 インタフェース回路 11 インタフェース用レベルシフト回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作電圧が第1の電源電位で動作するコ
    ア回路と、前記第1の電源電位および動作電圧が第2の
    電源電位で動作し、前記コア回路の出力を受け、前記第
    1の電源電位に対応するレベルシフトした出力を出力す
    るインタフェース回路と、前記第1の電源電位および前
    記第2の電源電位で動作し、前記インタフェース回路の
    出力を制御する電源検知回路とを備え、 前記電源検知回路は、前記第1の電源がオフ状態で、前
    記前記第2の電源がオン状態で、前記インタフェース回
    路の出力を所定の固定電位とする制御をし、前記第2の
    電源からGNDに貫通電流が流れないことを特徴とする
    インタフェースバッファ。
  2. 【請求項2】 前記電源検知回路は、前記第1の電源電
    位の電位を入力とするV1電位固定回路と、前記第2の
    電源電位の電位を入力とするレベルシフト回路とから成
    り、前記V1電位固定回路の出力を受けて、前記レベル
    シフト回路が、前記インタフェース回路の出力を所定の
    固定電位とする制御をする請求項1記載のインタフェー
    スバッファ。
  3. 【請求項3】 前記レベルシフト回路は、一導電型の第
    1および第2のトランジスタとを縦積みで前記電源V2
    に接続し、逆導電型の第3のトランジスタのバックゲー
    トを前記第2のトランジスタのドレインに接続したイン
    バータとを備え、 前記第3のトランジスタのドレイン端子の電位が、前記
    第1の電源電位よりも低い電位となるように、前記第1
    および第2トランジスタの縦積み段数を調整する請求項
    2記載のインタフェースバッファ。
  4. 【請求項4】 前記一導電型の第1および第2のトラン
    ジスタは、Nchトランジスタであり、前記逆導電型の
    第3のトランジスタは、Pchトランジスタである請求
    項3記載のインタフェースバッファ。
  5. 【請求項5】 前記第2の電源電位は、前記第1の電源
    電位より高い請求項1記載のインタフェースバッファ。
  6. 【請求項6】 前記第1の電源電位は、1.5Vである
    請求項1記載のインタフェースバッファ。
  7. 【請求項7】 前記第2の電源電位は、3.3Vである
    請求項1、2、3または4記載のインタフェースバッフ
    ァ。
  8. 【請求項8】 前記第1および第2トランジスタの縦積
    み段数は、2段である請求項3または4記載のインタフ
    ェースバッファ。
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