JP2010166405A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】2系統の電源を使用する半導体集積回路において、電源投入・遮断時に、一方の電源が投入されていない場合、回路内部のノードの電位が不定になってしまう箇所が発生するという課題があり、更に、その結果として回路内部に無駄な貫通電流が流れるという課題があった。
【解決手段】VDDIOを電圧降下させてノードN1にVDD以下の所定電位を印加する電圧降下手段82と、ノードN1に接続され、VDDを入力するインバータ83と、インバータ83の出力信号に基づきオン/オフ動作し、オン状態のときには、“L”を出力するNMOS84とを有する論理回路80を設け、VDDIOが印加され、VDDが印加されていないときは、NMOS84からレベルシフタのノードN3にL”を出力してレベルシフタ90内の論理レベルを確定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源投入時及び電源遮断時における貫通電流発生の抑制を図った、半導体集積回路のインターフェース部の回路に関するものである。
従来、半導体集積回路間の信号のインターフェース部には、半導体集積回路内部の信号レベルと、他の半導体集積回路の信号レベルを変換する出力回路、入力回路、又は入出力回路が用いられ、信号の授受が行われている。
これらの出力回路等では主に二つの異なる電源電位が使われている。一つは半導体集積回路内部の回路で使用する電源電位(以下「VDD」という。)、もう一つは他の半導体集積回路との信号レベルとなる電源電位(以下「VDDIO」という。)である。一般的に、VDDよりVDDIOの電源電位が高く、以下、VDD=1.5V、VDDIO=3.3Vを例に一般的な出力回路について説明する。
図7(a)〜(c)は、従来の出力回路を示す回路図であり、同図(a)はシンボルを示す図、同図(b)は全体の回路図、及び同図(c)は同図(b)中のレベルシフタの回路図である。
この出力回路10は、トライステート出力回路であって、入力信号を入力する入力端子Xと、制御信号を入力するアウトプットイネーブル端子OEと、VDDがそれぞれ印加されたインバータ11、2入力の否定論理積回路(以下「NAND」という。)12、及び2入力の否定論理和回路(以下「NOR」という。)13と、VDD及びVDDIOがそれぞれ印加された2つのレベルシフタ20−1,20−2と、出力用のPチャネルMOSトランジスタ(以下「PMOS」という。)27と、出力用のNチャネルMOSトランジスタ(以下「NMOS」という。)28と、外部出力端子PADとで構成されている。
一方のレベルシフタ20−1は、PMOS24,25で構成されたクロスカップル回路と、PMOS21及びNMOS22で構成されたインバータと、スイッチ用のNMOS23及びNMOS26とを有している。他方のレベルシフタ20−2は、レベルシフタ20−1と同様の構成である。
次に、出力回路10の動作について説明する。
この出力回路10では、アウトプットイネーブル端子OEの信号がローレベル(以下“L”という。)のときは、外部出力端子PADがハイインピーダンス状態(以下“HZ”という。)になる。アウトプットイネーブル端子OEの信号がハイレベル(以下“H”という。)のときは、入力信号の論理レベルと同一の出力信号を出力する。
例えば、アウトプットイネーブル端子OEに“H”が入力され、入力端子Xに“H”の信号が入力されると、NAND12は“L”、NOR13は“L”を出力する。これにより、レベルシフタ20−1,20−2の入力端子INには“L”が入力される。
レベルシフタ20−1の入力端子INに“L”が入力されると、PMOS21がオンするため、NMOS26がオンして、出力端子OUTには“L”が出力される。この結果、PMOS27をオンする。同様に、レベルシフタ20−2は、出力端子OUTからの“L”を出力して、NMOS28をオフする。
PMOS27がオン、NMOS28がオフとすると、外部出力端子PADには、VDDIOレベルの“H”が出力される。
アウトプットイネーブル端子OEに“H”、入力端子Xに“L”が入力された場合は、レベルシフタ20−1,20−2には“L”が入力され、NMOS26には“H”、PMOS25には“H”が入力されるので、出力端子OUTには“L”が出力される。
このようにして、出力回路10は入力端子Xに入力される入力信号の電源電位をVDDからVDDIOにシフトする。
下記の特許文献1には、入力信号のレベルを、VDDからVDDIOに変換するレベルシフト回路において、VDDよりもVDDIOの方が早く投入された場合であっても、貫通電流が流れることを防止するレベルシフタが開示されている。
特開平9−98083号公報
しかしながら、従来の図7の出力回路10や特許文献1のレベルシフタを用いた半導体集積回路では、次の(1)、(2)のような課題があった。
(1)図7の出力回路10の課題
図8(a)、(b)は、図7の従来の出力回路10の動作を示す波形図である。
図8(a)に示すVDD及びVDDIOの電源投入時には、時刻t1とt2のタイミングで、VDDがオフ、VDDIOがオンの状態となることがあるが、このとき、図7(c)のPMOS21、NMOS22で構成されるインバータには、VDDが印加されていないため、このインバータの出力が不定となり、レベルシフタ20−1,20−2の出力信号も不定となってしまう。この結果、レベルシフタ20−1,20−2の出力電位が中間電位になると、VDDIO端子と接地との間に、PMOS27及びNMOS28を介して大きな貫通電流が流れてしまう。同様に、図8(b)に示すVDD及びVDDIOの電源遮断時には、時刻t3とt4のタイミングで、VDDがオフ、VDDIOがオンの状態となることがある。このときも、電源投入時と同様の理由でPMOS27及びNMOS28を介して大きな貫通電流が流れてしまう。
このように、図7の出力回路10では、VDD及びVDDIOの電源投入時及び電源遮断時に、PMOS27及びNMOS28を介して大きな貫通電流が流れてしまうという課題があった。
(2)特許文献1のレベルシフタの課題
特許文献1に記載のレベルシフタでは、図7(c)に示すレベルシフタの出力端子OUTに対し、電源投入時に貫通電流が流れることを防止するためのパワーオン・リセット回路が接続されている。このパワーオン・リセット回路では、VDDよりもVDDIOの方が早く投入された場合には、同回路内のNMOSのゲートにVDDが印加されなくなるので当該のNMOSはオフとなり、容量素子にVDDIOが印加されてこの容量素子により電荷がチャージされる。これにより、出力端子OUTの論理レベルが“L”に設定され、レベルシフタ内の論理レベルが確定する回路である。
しかし、特許文献1の回路は、容量素子を用いているため、VDDが1度、オンになると電荷がディスチャージされるので、再び、VDDがオフになってもパワーオン・リセット回路はレベルシフタ20−1(20−2)から遮断されて機能しなくなる。したがって、特許文献1の回路は、VDD及びVDDIOの投入時には有効であるが、遮断時には利用できない。
更に、特許文献1の回路の場合、パワーオン・リセット回路の容量素子による電荷は、NMOSのリーク電流によりディスチャージされるため、VDDIOがオンになってから長時間、VDDがオフ状態を続けると貫通電流の防止ができなくなることがある。これを防ぐために、大きな容量の容量素子が必要となり、回路面積が大きくなるという課題があった。
本発明の半導体集積回路は、第1の電源電位を電圧降下させて第1のノードに第2の電源電位以下の所定電位を印加する電圧降下手段と、前記第1のノードと、第3の電源電位が印加される第1の電源端子の間に接続され、前記第2の電源電位を入力してその論理レベルを反転した信号を出力する第1のインバータと、前記第1のインバータの出力信号に基づきオン/オフ動作し、オン状態のときには、前記第3の電源電位に応じた論理レベルの信号を出力するスイッチ手段と、前記第1、第2及び第3の電源電位が印加され、論理レベルを表す入力信号を入力し、前記入力信号における前記第2の電源電位に対応する論理レベルの電位を前記第2の電源電位から前記第1の電源電位にシフトして前記入力信号の論理レベルに対応する信号を第1の出力端子に出力し、且つ前記第2の電源電位が遮断されたときには、前記スイッチ手段の出力信号を入力して、前記第1の出力端子の論理レベルを確定するレベルシフタとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、半導体集積回路に第1の電源電位が印加されており、且つ第2の電源電位が印加されていないときは、一定の論理レベルの信号をレベルシフタに出力するための論理回路を設けたので、レベルシフタ内の各ノードの電位が確定して第1の出力端子の電位も確定する。これにより、貫通電流の発生を防止できる。
本発明の実施例1における図2中の出力回路を示す回路図である。 本発明の実施例1における半導体集積回路を示す概略構成図である。 図1の論理回路80の動作を示す波形図である。 本発明の実施例2における出力回路を示す回路図である。 本発明の実施例3における出力回路を示す回路図である。 本発明の実施例4における入出力回路を示す構成図である。 従来の出力回路を示す回路図である。 従来の図7の出力回路10の動作を示す波形図である。
本発明を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の半導体集積回路)
図2は、本発明の実施例1における半導体集積回路を示す概略構成図である。
この半導体集積回路40及び50は、例えば、基板30上に搭載されており、これらに対して低電源部56からは電位の低いVDDが供給され、高電源部57からは、電位の高いVDDIOが供給されている。
一方の半導体集積回路40は、信号処理等を行う内部回路41と、この内部回路41の出力信号を同回路の外部に出力する出力回路42と、外部からの入力信号を入力して内部回路41に与える入力回路43と、内部回路41に対して信号の授受を行う入出力回路44とを有している。
他方の半導体集積回路50は、信号処理等を行う内部回路51と、一方の出力回路42の出力信号を入力して内部回路51に与える入力回路52と、内部回路51の出力信号を入力して入力回路43に出力する出力回路53と、内部回路51に対して信号の授受を行い、一方の入出力回路44と信号の入出力を行う入出力回路54とを有している。
このような半導体集積回路40及び50では、次のような動作を行う。
例えば、VDDにより駆動される半導体集積回路40からVDDIOにより駆動される半導体集積回路50に信号を送信する場合、使用している電源電位が異なるため、電源電位のシフトが必要となる。半導体集積回路40において、内部回路41からVDDの出力信号が出力されると、出力回路42では、これをVDDIOの出力信号にシフトして出力する。入力回路43は、他の半導体集積回路50から出力されたVDDの出力信号を入力して、内部回路41に与える。
(実施例1の出力回路)
図1(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例1における図2中の出力回路を示す回路図であり、同図(a)はシンボルを示す図、同図(b)は全体の回路図及び同図(c)は同図(b)中のレベルシフタの回路図である。
この出力回路42は、トライステート出力回路であって、入力端子Xと、アウトプットイネーブル端子OEと、外部出力端子PADとを有している。出力回路42は、アウトプットイネーブル端子OEの信号を反転するインバータ63と、インプットイネーブル端子OEの信号及び入力端子Xの信号の否定論理積をとる2入力NAND62と、入力端子Xの信号及びインバータ63の出力信号の否定論理和をとる2入力NOR63とを有している。これらのインバータ61、NAND62及び2入力NOR63は、VDDにより駆動される。
出力回路42は、更に、NAND62の出力側に接続された論理回路付きレベルシフタ70−1と、NOR63の出力側に接続された論理回路付きレベルシフタ70−2と、論理回路付きレベルシフタ70−1の出力側に接続されたPMOS95と、論理回路付きレベルシフタ70−2の出力側に接続されたNMOS96を有している。論理回路付きレベルシフタ70−1,70−2は、VDDIO及びVDDにより駆動される。
PMOS95は、VDDIOが印加される第2の電源端子(例えば、VDDIO端子)と、第2の出力端子(例えば、外部出力端子)PADとの間に接続され、論理回路付きレベルシフタ70−1の出力信号によりオン/オフ動作し、VDDIOに基づく出力信号を外部出力端子PADに出力する機能を有している。NMOS96は、外部出力端子PADと、接地との間に接続され、論理回路付きレベルシフタ70−2の出力信号によりオン/オフ動作し、接地電位に基づく出力信号を外部出力端子PADに出力する機能を有している。
論理回路付きレベルシフタ70−1は、論理回路80及びレベルシフタ90により構成されている。論理回路80は、ゲートが接地された静電気対策用のPMOS81と、ダイオード接続された複数のNMOS82a〜82cを有し、VDDIO端子とノードN1の間にダイオード接続された電圧降下手段82と、第1のノードN1、及び接地との間に接続され、PMOS83a及びNMOS83bで構成された第1のインバータ83と、このインバータ83の出力信号に基づきオン/オフ動作し、オン状態のときには接地電位の“L”を出力するスイッチ手段(例えば、NMOS)84により構成されている。
レベルシフタ90は、VDDIOにより駆動され、第2のノードN3及び出力端子OUT上の論理レベルを確定するクロスカップル回路93と、入力端子INの信号に基づきノードN3上の論理レベルを設定する第1のスイッチ(例えば、NMOS)92と、入力端子INの信号の論理レベルを反転する第2のインバータ(例えば、インバータ)91と、第1の出力端子(例えば、出力端子)OUTに接続され、インバータ91の出力信号に基づき出力端子OUT上の論理レベルを設定する第2のスイッチ(例えば、NMOS)94とを有している。
ノードN3は、NMOS84のドレインに接続されている。インバータ91は、PMOS91a及びNMOS91bを有し、これらがVDD端子と接地との間に直列に接続されている。論理回路付きレベルシフタ70−2は、論理回路付きレベルシフタ70−1と同様の構成である。
(実施例1の動作)
本実施例1の出力回路42の動作を、(1)出力回路42の全体動作と、(2)論理回路付きレベルシフタ70−1(70−2)の動作とに分けて、以下説明する。
(1) 出力回路42の全体動作
出力回路42は、図1(b)において、アウトプットイネーブル端子OEの信号が“L”のときは、PMOS95及びNMOS96がいずれもオフとなり、外部出力端子PADは“HZ”になる。アウトプットイネーブル端子OEの信号が“H”のときは、入力端子Xに入力される入力信号の論理レベルが外部出力端子PADに出力される。すなわち、入力端子Xへの入力信号の論理レベルが“L”のときは、NAND62及びNOR63は“H”を出力する。NAND62の出力信号を第1の入力信号として、論理回路付きレベルシフタ70−1は、第1の出力信号“H”を出力し、NOR63の出力信号を第2の入力信号として論理回路付きレベルシフタ70−2は、第2の出力信号“H”を出力する。その結果、PMOS95はオフ、NMOS96はオンとなり、外部出力端子PADに“L”が出力さる。同様に、入力信号の論理レベルが“H”のときは、外部出力端子PADに“H”が出力される。
(2) 論理回路付きレベルシフタ70−1(70−2)の動作
図1(c)において、通常、出力回路42は、VDDIO及びVDDが印加されて動作している。このときは、インバータ83には、論理レベルが“H”であるVDDが入力されるので、ノードN2には“L”が出力される。そのため、NMOS84はオフとなり、論理回路80とレベルシフタ90は切り離され、論理回路80は、レベルシフタ90の動作に寄与することがなく、このレベルシフタ90は、通常の動作を行う。
半導体集積回路40への電源投入時、又は電源遮断時に出力回路42にはVDDIOオン、VDDオフのときの論理回路80の動作について説明する。
電圧降下手段82には、常時オン状態の静電気対策用PMOS81を介して、VDDIOが印加されている。ダイオード接続された複数のNMOS82a〜82cのダイオード接続部において、NMOS82a〜82cの閾値×段数分の電圧を降下させてノードN1の電位をVDD同等またはVDDより低い電位にし、インバータ83がVDDの入力で動作するようにしている。
図3(a)、(b)は、図1の論理回路80の動作を示す波形図であり、同図(a)は電源投入時の波形図、及び同図(b)は電源遮断時の波形図である。
図3(a)において、時刻t1でVDDIO端子にVDDIO印加されると、VDDIOからNMOS82a〜82cの閾値×段数分電圧を降下させた電位(VDDIO−Vtn×N)が、ノードN1に印加される。ここで、Vtnは各NMOS82a、82b及び82cの閾値、Nは段数で、実施例1の場合は“3”である。
時刻t1からt2のタイミングでは、出力回路42には、VDDが印加されていないので、インバータ83にもVDDが印加されず、論理レベル“L”が入力されることになり、ノードN2には“H”が出力される。そのため、NMOS84はオンとなり、接地電位(=“L”)がノードN3に出力される。
ノードN3が“L”となると、PMOS93bがオンとなり、出力端子OUTが“H”となり、PMOS93aがオフとなって、ノードN3及び出力端子OUTの論理レベルが確定する。この結果、PMOS95及びNMOS96には、“H”が入力されてPMOS95がオフするので、VDDIO端子及び接地間には、PMOS95及びNMOS96を介して貫通する電流は流れない。
図3において、時刻t2でVDD端子に電源が投入されると、ノードN2には”L”が出力され、NMOS84はオフとなり、論理回路80とレベルシフタ90は切り離される。
図3(b)の電源遮断時においても同様に、時刻t3でVDD端子にVDDオフになると、ノードN2には“H”が出力されて、ノードN3には“L”、出力端子OUTには“H”が出力される。ノードN2には“H”が出力され、ノードN3には“L”、出力端子OUTには“H”が出力される。以下は電源投入時の動作と同様である。
(実施例1の効果)
本実施例1によれば、次の(1)、(2)のような効果がある。
(1) 本実施例1によれば、インバータ83の入力端子にVDD端子が接続されるとともに、PMOS81のソースにVDDIO端子が接続された論理回路80を設けたので、半導体集積回路40の電源投入・遮断時にVDDがオフであっても、レベルシフタ90の出力端子OUTが“H”となり出力回路42内の論理レベルを確定することができる。その結果、出力回路42内での貫通電流の発生を防止することができる。
(2) 実施例1の論理回路80の電圧降下手段82は、MOS82a、82b及び83cを用いて構成したので、特許文献1の回路が容量素子を用いていることに比べ、半導体集積回路40の面積を極小化することができる。
(実施例2の構成)
図4(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例2における出力回路を示す回路図であり、同図(a)はシンボルを示す図、同図(b)は全体の回路図及び同図(c)は同図(b)中のレベルシフタの回路図である。この図4では、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
実施例2の出力回路2Aは、図2中の出力回路42に代えて半導体集積回路40内に設けられるトライステート出力回路である。
実施例1においては、論理回路80内のNMOS84は、レベルシフタ90内のノードN3に接続されていたが、本実施例2では、NMOS84は、出力端子OUTに接続されている。その他の構成は、実施例1の構成と同様である。
(実施例2の動作)
本実施例2の出力回路42Aの通常動作は、実施例1の動作と同様である。
次に、半導体集積回路40への電源投入時又は電源遮断時にVDDIOがオンでVDDオフのときの論理回路80の動作について説明する。VDDがオフのため、NMOS84は、“Lを”出力し、出力端子OUTの論理レベルは、“L”となる。その結果、PMOS93aはオン、ノードN3は“H”、PMOS93bはオフとなりレベルシフタ90内の論理レベルが確定する。
(実施例2の効果)
本実施例2の効果は、実施例1と同様である。
(実施例3の構成)
図5(a)、(b)、(c)は、本発明の実施例3における出力回路を示す回路図であり、同図(a)はシンボルを示す図、同図(b)は全体の回路図及び同図(c)は同図(b)中のレベルシフタの回路図である。この図5では、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
実施例3の出力回路2Bは、図2中の出力回路42に代えて半導体集積回路40内に設けられるトライステート出力回路である。
実施例3の構成は、図5の(b)において、実施例1で説明した論理回路付きレベルシフタ70、及び実施例2で説明した論理回路付きレベルシフタ70Aを用いて構成したことを特徴とする。その他の構成は、実施例1と同様である。
(実施例3の動作)
実施例3の出力回路42Bの通常動作は、実施例1の動作と同様である。
次に、半導体集積回路40への電源投入時又は電源遮断時にVDDIOがオンでVDDオフのときの論理回路80の動作について説明する。
半導体集積回路40へのVDD及びVDDIO投入時、又は遮断時であって、VDDIOがオン、VDDがオフのときは、論理回路付きレベルシフタ70は、“H”を出力し、論理回路付きレベルシフタ70Aは、“L”を出力する。その結果、PMOS95、及びNMOS96がオフとなる。
(実施例3の効果)
実施例3の効果は、実施例1と同様である。
(実施例4の構成)
図6は、本発明の実施例4における入出力回路を示す構成図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
図6において、実施例4の入出力回路は、実施例1の出力回路42、又は実施例2の出力回路42Aと、従来の入力回路43を組み合わせた構成である。
(実施例4の動作)
本実施例4の出力回路としての動作は、実施例1、実施例2と同様である。
入力回路としての動作は、出力回路42又は42AのアウトプットイネーブルOE端子の信号が“L”になることで、出力回路42又は42Aの出力が“HZ”となり、外部出力端子PADからの入力を入力回路の出力端子Yに出力する。VDD及びVDDIO投入又は遮断時における出力回路としての動作は、実施例1、実施例2と同様である。
(実施例4の効果)
実施例4の効果は、実施例1と同様である。
(変形例)
本発明は、上記実施例1〜4に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(c)のようなものがある。
(a) インバータ91は、VDDの電圧に耐性のあるPMOS91a及びNMOS91bは、MOSトランジスタで説明したが、VDDIOの電圧に耐性のあるPMOS、NMOSでも実現可能である。
(b) 電圧降下手段82をダイオード接続された3段のNMOS82a〜82cを例に説明したが、段数は特に限定されない。接続する段数を変更することで、ノードN1に様々な電源電位を印加することができる。
(c) 電圧降下手段82をダイオード接続された3段のNMOS82a〜82cを例に説明したが、PMOS又はバイポーラトランジスタを用いても実現可能である。
30 基板
40、50 半導体集積回路
41、51 内部回路
42、52 出力回路
43、53 入力回路
44、54 入出力回路
56 低電源部
57 高電源部
70、70A 論理回路付きレベルシフタ
80 論理回路
82 電圧降下手段
90 レベルシフタ

Claims (7)

  1. 第1の電源電位を電圧降下させて第1のノードに第2の電源電位以下の所定電位を印加する電圧降下手段と、
    前記第1のノードと、第3の電源電位が印加される第1の電源端子の間に接続され、前記第2の電源電位を入力してその論理レベルを反転した信号を出力する第1のインバータと、
    前記第1のインバータの出力信号に基づきオン/オフ動作し、オン状態のときには、前記第3の電源電位に応じた論理レベルの信号を出力するスイッチ手段と、
    前記第1、第2及び第3の電源電位が印加され、論理レベルを表す入力信号を入力し、前記入力信号における前記第2の電源電位に対応する論理レベルの電位を前記第2の電源電位から前記第1の電源電位にシフトして前記入力信号の論理レベルに対応する信号を第1の出力端子に出力し、且つ前記第2の電源電位が遮断されたときには、前記スイッチ手段の出力信号を入力して、前記第1の出力端子の論理レベルを確定するレベルシフタと、
    を備えたことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 請求項1記載の半導体集積回路は、更に、
    前記第1の電源電位が印加される第2の電源端子と、第2の出力端子との間に接続され、前記第1の出力端子の出力信号によりオン/オフ動作し、前記第1の電源電位に基づく出力信号を前記第2の出力端子に出力する第1の出力トランジスタを備えたことを特徴とする半導体集積回路。
  3. 請求項1記載の半導体集積回路により構成され、第1の入力信号を前記入力信号として入力し、前記入力信号における前記第2の電源電位に対応する前記論理レベルの電位を前記第2の電源電位から前記第1の電源電位にシフトし、第1の出力信号として前記第1の出力端子から出力する第1の論理回路付きレベルシフタと、
    請求項1記載の半導体集積回路により構成され、第2の入力信号を前記入力信号として入力し、前記入力信号における前記第2の電源電位に対応する前記論理レベルの電位を前記第2の電源電位から前記第1の電源電位にシフトし、第2の出力信号として前記第1の出力端子から出力する第2の論理回路付きレベルシフタと、
    前記第1の電源電位が印加される第2の電源端子と、第2の出力端子との間に直列に接続され、前記第1の論理回路付きレベルシフタの前記第1の出力信号によりオン/オフ動作する第1の出力トランジスタと、
    前記第2の出力端子と、前記第3の電源電位が印加される前記第1の電源端子との間に直列に接続され、前記第2の論理回路付きレベルシフタの前記第2の出力信号によりオン/オフ動作する第2の出力トランジスタと、
    を備えたことを特徴とする半導体集積回路。
  4. 前記レベルシフタは、
    前記第1の電源電位により駆動され、第2のノード及び第1の出力端子上の論理レベルを確定するクロスカップル回路と、
    前記第2のノードに接続され、前記入力信号に基づき前記第2のノード上の前記論理レベルを設定する第1のスイッチと、
    前記第2の電源電位により駆動され、前記入力信号の論理レベルを反転する第2のインバータと、
    前記第1の出力端子に接続され、前記第2のインバータの出力信号に基づき前記第1の出力端子上の論理レベルを設定する第2のスイッチと、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
  5. 前記レベルシフタにおいて、前記第2のノードには、前記スイッチ手段の出力信号が印加されることを特徴とする請求項4記載の半導体集積回路。
  6. 前記レベルシフタにおいて、前記第1の出力端子には、前記スイッチ手段の出力信号が印加されることを特徴とする請求項4記載の半導体集積回路。
  7. 前記電圧降下手段は、ダイオード接続された複数のMOSトランジスタを有し、前記第2の電源端子と前記第1のノードとの間に直列接続されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体集積回路。
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