JP2003255649A - 複写機及び複合機 - Google Patents

複写機及び複合機

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JP2003255649A JP2002060947A JP2002060947A JP2003255649A JP 2003255649 A JP2003255649 A JP 2003255649A JP 2002060947 A JP2002060947 A JP 2002060947A JP 2002060947 A JP2002060947 A JP 2002060947A JP 2003255649 A JP2003255649 A JP 2003255649A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開閉カバーを左右方向に開く構成であっ
ても、装置を大型化することなく、開閉角度を十分に確
保でき、メンテナンスを容易に行うこと。 【解決手段】 複写機100の正面に設けられ左右方向
に開閉する開閉カバー200と、一端で複写機100本
体の外周領域内部の右端に回動自在に取り付けられると
共に他端で開閉カバー200を回動自在に保持する中間
回動体201と、を具備し、開閉カバー200を開閉さ
せる際、開閉カバー200の開閉角度に中間回動体20
1の回動角度を合わせた全角度だけ開閉カバー200を
複写機100から開くようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙ジャム除去や記
録部のメンテナンスを行うために装置内部を開放する開
閉カバーを有する複写機又は複合機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の複写機及び複合機(以
下、「複写機等」という)は、図15に示すように、装
置正面に開閉カバー1501が設けられ、この開閉カバ
ー1501を手前に開くと装置内部がユーザに開放され
る。この開閉カバー1501の開閉方向は、同図に示す
ように、回動軸を開閉カバー1501の下端に設け、こ
れを支点として開閉カバー1501の上端を上下に開閉
する方向である。
【0003】また、この開閉カバー1501を開ける
と、記録部を構成する現像装置にトナーを供給するトナ
ーボトルが手前に現れる。このトナーボトルも回動自在
に取り付けられ、装置の外側に引き出せるようになって
いる。このトナーボトルの回動方向は、回動軸が左端又
は右端に設けられ、これを支点として先端部を手前に引
く方向である。そして、このトナーボトルの奥に、記録
部を構成する現像装置などの各装置が配置されている。
【0004】従って、記録部のメンテナンスをする際
は、先ず、開閉カバー1501を開け、次にトナーボト
ルを回動させ、その上でその奥に配置された現像装置な
どの各装置を手前に引き出していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
技術では、以下のような問題があった。
【0006】即ち、複写機等の機能の高度化により、従
来は必要な場合に追加されていた自動両面機構などのオ
プション機構が標準機能として要求されるようになって
いる。このように標準機能として要求される機構数が増
加すれば、その分装置は大型化する。しかし、標準機能
を増加しても従来と同程度の大きさにすることも要請さ
れる。そのため、装置内部に配置される各機構の大きさ
及び各機構間の隙間は、可能な限り無駄なスペースを省
き、圧縮する必要が生じる。
【0007】このような事情から、従来であれば記録部
と給紙カセット段との境に開閉カバー1501の開閉ヒ
ンジを設けていたが、その分のスペースも圧縮する必要
が生じた。仮に、従来と同様に記録部と給紙カセット段
との境にスペースを設けて開閉ヒンジを設けると、その
スペースが装置の大型化につながるという問題が生じ
る。そのため、開閉ヒンジを装置内部の各機構が重なる
間に取り付けることはできず、図16に示すように、開
閉ヒンジを装置の左端又は右端に取り付けて、開閉カバ
ー1501を左右方向に回動させることが必要となる。
【0008】しかし、このように開閉カバー1501を
左右に開く構成を採用する際には、単に開閉カバー15
01を左右に開く構成としただけでは以下のような問題
が別途生ずる。
【0009】即ち、開閉カバー1501を左右に開く構
成とした場合には、開閉カバー1501の開閉角度が規
制されるという問題が生ずる。このような問題は、例え
ば、図17に示すように、開閉ヒンジ1701を装置内
に設けた場合に生ずる。
【0010】この場合、開閉カバー1501を開いて
も、図17に示すように、いずれは開閉カバー1501
の表面が装置のフレームに当接し、それ以上進まなくな
る。しかも、記録部をメンテナンスする場合には、開閉
カバー1501を開けて、さらにトナーボトル1702
を回動させる必要がある。
【0011】開閉カバー1501の開閉角度が規制され
ると、トナーボトル1702の回動角度もそれ以下に規
制されることになる。その結果、トナーボトル1702
の後方に配置されている現像装置1703などの各機構
を引き出すにはトナーボトル1702が十分に回動せ
ず、記録部のメンテナンスができないという問題が生ず
る。
【0012】一方、トナーボトル1702が十分に回動
しない状態でも、現像装置1703などの各機構を引き
出せるようにするには、図18に示すように、トナーボ
トル1702の回動軸から十分に距離を離して現像装置
1703などの各機構を配置することが考えられる。し
かし、記録部を構成する現像装置1703などの各機構
は相互に、画質との関係で所定の間隔を維持して配置さ
れるものである。このため、各機構をトナーボトル17
02の回動軸から離すと、その分装置が横方向に大型化
するという問題が生ずる。
【0013】これに対し、開閉カバー1501を大きく
開けても開閉カバー1501の表面が装置のフレームに
当接しないように、図19に示すように、開閉カバー1
501の回動ヒンジ1801を装置本体の外側に設ける
ことが考えられる。しかし、この場合、開閉ヒンジ18
01が装置外部に突き出るために、その分装置が大型化
するという問題が生ずる。
【0014】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、開閉カバーを左右方向に開く構成であって
も、装置を大型化することなく、開閉角度を十分に確保
でき、メンテナンスを容易に行うことができる複写機又
は複合機を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、装置正面に設
けられ左右方向に開閉する開閉カバーと、一端で装置本
体の外周領域内部の左端又は右端に回動自在に取り付け
られると共に他端で開閉カバーを回動自在に保持する中
間回動体と、を具備するものである。
【0016】これによれば、開閉カバーを左右方向に開
閉させる際、開閉カバーと装置本体との間に中間回動体
を設けることにより、開閉カバーの開閉角度に中間回動
体の回動角度を合わせた全角度だけ開閉カバーを装置本
体から開くことができる。このため、開閉カバーの開閉
角度を十分に確保して、メンテナンスを容易に行うこと
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係る複写機
は、装置正面に設けられ左右方向に開閉する開閉カバー
と、一端で装置本体の外周領域内部の左端又は右端に回
動自在に取り付けられると共に他端で前記開閉カバーを
回動自在に保持する中間回動体と、を具備する構成を採
る。
【0018】この構成によれば、開閉カバーを左右方向
に開閉させる際、開閉カバーと装置本体との間に中間回
動体を設けることにより、開閉カバーの開閉角度に中間
回動体の回動角度を合わせた全角度だけ開閉カバーを装
置本体から開くことができる。このため、開閉カバーの
開閉角度を十分に確保して、メンテナンスを容易に行う
ことができる。
【0019】また、中間回動体を装置本体の外周領域内
部に回動自在に取り付けることにより、回動ヒンジを装
置本体の外周領域外部に取り付ける場合に比較して回動
ヒンジが装置外部に突き出ない分装置の大型化を押える
ことができると共に、回動ヒンジを装置本体の外周領域
内部に取り付けた場合であっても、本来、開閉カバー単
独で開く開閉角度以上に開閉カバーを装置本体から開け
ることができるので、開閉カバーの開閉角度を十分に確
保できる。
【0020】本発明の第2の態様に係る複写機は、装置
正面に設けられ左右方向に開閉する開閉カバーと、一端
で装置本体の外周領域内部の左端又は右端に回動自在に
取り付けられると共に他端で前記開閉カバーを回動自在
に保持する中間回動体と、を具備し、前記開閉カバーは
前記中間回動体に対して約90°回動する一方、前記中
間回動体は装置本体に対して約90°回動する構成を採
る。
【0021】この構成によれば、開閉カバーは、中間回
動体に対して約90°回動する一方、中間回動体は装置
本体に対して約90°回動する。このため、中間回動体
を装置本体の外周領域内部に取り付けた場合の最大回動
角度と、開閉カバーを中間回動体の外周領域内部に取り
付けた場合の最大開閉角度とを合わせて開閉カバーを装
置本体に対して最大約180°開けることができる。し
たがって、各ヒンジを外周領域外部に設けることなく、
開閉カバーの開閉角度を十分に確保でき、装置の大型化
を押えることができる。
【0022】本発明の第3の態様に係る複写機は、装置
正面に設けられ左右方向に開閉する開閉カバーと、一端
で装置本体の外周領域内部の左端又は右端に回動自在に
取り付けられると共に他端で前記開閉カバーを回動自在
に保持する中間回動体と、を具備し、閉時、前記開閉カ
バーは装置正面を形成すると共に前記中間回動体は装置
側面を形成する構成を採る。
【0023】この構成によれば、閉時、開閉カバーは、
装置正面を形成する一方、中間回動体は装置側面を形成
することにより、開閉カバーを開けて開閉カバーの表面
が装置本体のフレームに接触しても、その接触した領域
が開閉カバーと連動して開く。したがって、開閉カバー
の開閉ヒンジを装置本体の外周領域内部に設けた場合で
あっても、開閉カバーの開閉角度を規制するものがなく
なり、開閉角度を大幅に広げることが可能となる。
【0024】本発明の第4の態様に係る複写機は、装置
正面に設けられ左右方向に開閉する開閉カバーと、一端
で装置本体の外周領域内部の左端又は右端に回動自在に
取り付けられると共に他端で前記開閉カバーを回動自在
に保持する中間回動体とを具備し、前記中間回動体は前
記開閉カバーが開き切っていない場合に閉位置に戻るよ
うに付勢されている構成を採る。
【0025】開閉カバーを閉める際、中間回動体が最後
まで閉っていない場合、開閉カバーのみを閉めても完全
には閉らない。本発明の第4の態様では、開閉カバーが
開き切っていない場合は中間回動体を閉位置に戻るよう
付勢することにより、開閉カバーを開き切った状態以外
の閉める途中の状態では、中間回動体は常に閉状態とな
る。このため、開閉カバーを閉めれば、開閉カバーは装
置本体に対して常に完全に閉めることができる。この結
果、開閉カバーを閉めても装置本体の閉位置と合わない
という事態を防止できる。
【0026】本発明の第5の態様に係る複写機は、装置
正面に設けられ左右方向に開閉する開閉カバーと、一端
で装置本体の外周領域内部の左端又は右端に回動自在に
取り付けられると共に他端で前記開閉カバーを回動自在
に保持する中間回動体と、を具備し、前記中間回動体は
前記開閉カバーが開き切っていない場合に閉位置に戻る
ように付勢される一方、前記中間回動体は前記開閉カバ
ーを開き切った場合に前記開閉カバーと一体となって回
動するように付勢されている構成を採る。
【0027】一般ユーザがジャム処理等のために開閉カ
バーを開く場合には開閉カバーを90°程度開ければ十
分に対応でき、中間回動体まで回動させて開閉カバーを
不必要に遠く行かせる必要はない。本発明の第5の態様
によれば、開閉カバーを90°以上開かなければ、中間
回転体は開かないように中間回動体を付勢している。こ
のため、紙ジャム処理等が終了すると、開閉カバーはユ
ーザの近くに存在するので、ジャム処理等が終了すると
開閉カバーの先端を掴むために別途立ち上がる必要がな
く、作業した体勢のままで、すぐに開閉カバーを閉める
ことができる。
【0028】一方、サービスマンが記録部をメンテナン
スする場合は、現像装置などの各装置を引き出す必要か
ら開閉カバーを90°以上開ける必要がある。本発明の
第5の態様によれば、中間回動体も一体となって回動し
開閉カバーを大きく開けることができるので、開閉カバ
ーの開閉角度を十分に確保して、メンテナンスを容易に
行うことができる。
【0029】本発明の第6の態様に係る複写機は、装置
正面に設けられ左右方向に開閉する開閉カバーと、一端
で装置本体の外周領域内部の左端又は右端に回動自在に
取り付けられると共に他端で前記開閉カバーを回動自在
に保持する中間回動体と、を具備し、前記開閉カバーは
前記中間回動体に対してL字板金で回動自在に設けられ
た構成を採る。
【0030】開閉カバーと中間回動体とを回動自在に連
結する場合、開閉カバーに第1回動ヒンジを設けると共
に中間回動体に第2回動ヒンジを設け、両回動ヒンジを
板金によって連結することになる。この場合には、例え
ば、開閉カバーが適切に開かないという問題が生ずる。
即ち、開閉カバーと中間回動体とが近接していると、中
間回動体が開閉カバーの開閉を規制するので、開閉カバ
ーが開かなくなる。
【0031】これに対して、開閉カバーと中間回動体と
の距離を離し、中間回動体が開閉カバーの開閉の妨げと
ならない位置関係とすることで解決できる。しかし、こ
の場合、開閉カバーと中間回動体との間に隙間が生じる
ので、その分装置が大型化すると共に、装置の外部から
その隙間を通じて内部が露出し、筐体としての役割を果
さないという問題がある。
【0032】また、開閉カバーと板金とが接触して、ま
た、中間回動体と板金とが接触して、開閉カバーの開閉
を妨げることがないように、板金の経路として開閉カバ
ー及び中間回動体の双方に切り込みを入れる必要があ
る。この場合には、装置としての美観が損なわれる。
【0033】また、上記のように、開閉カバーの開閉の
ために、開閉カバー側と中間回動体側のそれぞれに回動
ヒンジが必要なため、その分部品点数が多くなるという
問題がある。
【0034】本発明の第6の態様によれば、開閉カバー
を中間回動体に対してL字板金で回動自在に設け、L字
板金の一方の先端に回動ヒンジを取り付けたことによ
り、開閉カバーを開閉する際開閉カバーと中間回動体と
を近接して配置しても、L字板金の辺の長さだけ回動ヒ
ンジから離れて開閉する。このため、装置を大型化する
ことなく、また、開閉カバーと中間回動体との間に大き
な隙間を開けることなく、開閉カバーを中間回動体に対
して大きく開閉自在とすることができる。
【0035】また、板金の経路としての切り込みは板金
を取り付けていない他方の部材にのみ設ければよいの
で、装置の外観が損なわれる度合いを軽減できる。この
場合、切り込みを設ける側を中間回動体とすれば、装置
正面を構成する開閉カバーには切り込みが入らないの
で、正面から見た装置の印象が悪くなるのを防止でき
る。
【0036】さらに、L字板金の一方の先端に回動ヒン
ジを取り付けたことにより、開閉カバーを開閉するため
の回動ヒンジは1個で済ますことができる。したがっ
て、その分部品点数を削減することができる。
【0037】本発明の第7の態様に係る複写機は、装置
正面に設けられ左右方向に開閉する開閉カバーと、一端
で装置本体の外周領域内部の左端又は右端に回動自在に
取り付けられると共に他端で前記開閉カバーを回動自在
に保持する中間回動体とを具備し、前記開閉カバーにL
字板金を取り付け、前記L字板金の短辺で前記中間回動
体に回動自在に連結されている構成を採る。
【0038】この構成によれば、開閉カバーにL字板金
を取り付け、L字板金の短辺で中間回動体に回動自在に
連結することにより、開閉カバーを最大限開けたとき、
開閉カバーは中間回動体より外側に位置する。したがっ
て、中間回動体のすぐ内側まで内部機構を配置できるの
で、無駄なスペースを十分に圧縮して装置の小型化を実
現できる。
【0039】本発明の第8の態様に係る複写機は、装置
正面に設けられ左右方向に開閉する開閉カバーと、一端
で装置本体の外周領域内部の左端又は右端に回動自在に
取り付けられると共に他端で前記開閉カバーを回動自在
に保持する中間回動体と、前記開閉カバーを開けた際に
装置本体内部の最も外側に位置し回動自在に設けられた
トナーボトルと、このトナーボトルより装置本体内部の
後方に配置され装置外部に引き出し可能に設けられた記
録部と、を具備し、前記開閉カバーを前記中間回動体と
共に開くと、トナーボトルは90°以上回動可能となる
構成を採る。
【0040】この構成によれば、開閉カバーを中間回動
体と共に開けるようにすることにより、開閉カバーと装
置本体との間の開閉角度は開閉カバー単独で開く場合よ
り大きくすることができる。このため、開閉カバーを開
いた状態で、トナーボトルを回動させると、トナーボト
ルと装置本体との間の開閉角度を90°以上とすること
ができ、その後方に配置された記録部をトナーボトルに
妨げられることなく、装置外部に引き出すことが可能と
なり、メンテナンスを容易にすることができる。
【0041】本発明の第9の態様に係る複合機は、装置
正面に設けられ左右方向に開閉する開閉カバーと、一端
で装置本体の外周領域内部の左端又は右端に回動自在に
取り付けられると共に他端で前記開閉カバーを回動自在
に保持する中間回動体と、を具備する構成を採る。
【0042】この構成によれば、開閉カバーを左右方向
に開閉させる際、開閉カバーと装置本体との間に中間回
動体を設けることにより、開閉カバーの開閉角度に中間
回動体の回動角度を合わせた全角度だけ開閉カバーを装
置本体から開くことができる。このため、開閉カバーの
開閉角度を十分に確保して、メンテナンスを容易に行う
ことができる。
【0043】また、中間回動体を装置本体の外周領域内
部に回動自在に取り付けることにより、回動ヒンジを装
置本体の外周領域外部に取り付ける場合に比較して回動
ヒンジが装置外部に突き出ない分装置の大型化を押える
ことができると共に、回動ヒンジを装置本体の外周領域
内部に取り付けた場合であっても、本来、開閉カバー単
独で開く開閉角度以上に開閉カバーを装置本体から開け
ることができるので、開閉カバーの開閉角度を十分に確
保できる。
【0044】本発明の第10の態様に係る複合機は、装
置正面に設けられ左右方向に開閉する開閉カバーと、一
端で装置本体の外周領域内部の左端又は右端に回動自在
に取り付けられると共に他端で前記開閉カバーを回動自
在に保持する中間回動体と、を具備し、前記開閉カバー
は前記中間回動体に対して約90°回動する一方、前記
中間回動体は装置本体に対して約90°回動する構成を
採る。
【0045】この構成によれば、開閉カバーは、中間回
動体に対して約90°回動する一方、中間回動体は装置
本体に対して約90°回動する。このため、中間回動体
を装置本体の外周領域内部に取り付けた場合の最大回動
角度と、開閉カバーを中間回動体の外周領域内部に取り
付けた場合の最大開閉角度とを合わせて開閉カバーを装
置本体に対して最大約180°開けることができる。し
たがって、各ヒンジを外周領域外部に設けることなく、
開閉カバーの開閉角度を十分に確保でき、装置の大型化
を押えることができる。
【0046】本発明の第11の態様に係る複合機は、装
置正面に設けられ左右方向に開閉する開閉カバーと、一
端で装置本体の外周領域内部の左端又は右端に回動自在
に取り付けられると共に他端で前記開閉カバーを回動自
在に保持する中間回動体と、を具備し、閉時、前記開閉
カバーは装置正面を形成すると共に前記中間回動体は装
置側面を形成する構成を採る。
【0047】この構成によれば、閉時、開閉カバーは、
装置正面を形成する一方、中間回動体は装置側面を形成
することにより、開閉カバーを開けて開閉カバーの表面
が装置本体のフレームに接触しても、その接触した領域
が開閉カバーと連動して開く。したがって、開閉カバー
の開閉ヒンジを装置本体の外周領域内部に設けた場合で
あっても、開閉カバーの開閉角度を規制するものがなく
なり、開閉角度を大幅に広げることが可能となる。
【0048】本発明の第12の態様に係る複合機は、装
置正面に設けられ左右方向に開閉する開閉カバーと、一
端で装置本体の外周領域内部の左端又は右端に回動自在
に取り付けられると共に他端で前記開閉カバーを回動自
在に保持する中間回動体とを具備し、前記中間回動体は
前記開閉カバーが開き切っていない場合に閉位置に戻る
ように付勢されている構成を採る。
【0049】開閉カバーを閉める際、中間回動体が最後
まで閉っていない場合、開閉カバーのみを閉めても完全
には閉らない。本発明の第12の態様では、開閉カバー
が開き切っていない場合は中間回動体を閉位置に戻るよ
う付勢することにより、開閉カバーを開き切った状態以
外の閉める途中の状態では、中間回動体は常に閉状態と
なる。このため、開閉カバーを閉めれば、開閉カバーは
装置本体に対して常に完全に閉めることができる。この
結果、開閉カバーを閉めても装置本体の閉位置と合わな
いという事態を防止できる。
【0050】本発明の第13の態様に係る複合機は、装
置正面に設けられ左右方向に開閉する開閉カバーと、一
端で装置本体の外周領域内部の左端又は右端に回動自在
に取り付けられると共に他端で前記開閉カバーを回動自
在に保持する中間回動体と、を具備し、前記中間回動体
は前記開閉カバーが開き切っていない場合に閉位置に戻
るように付勢される一方、前記中間回動体は前記開閉カ
バーを開き切った場合に前記開閉カバーと一体となって
回動するように付勢されている構成を採る。
【0051】一般ユーザがジャム処理等のために開閉カ
バーを開く場合には開閉カバーを90°程度開ければ十
分に対応でき、中間回動体まで回動させて開閉カバーを
不必要に遠く行かせる必要はない。本発明の第13の態
様によれば、開閉カバーを90°以上開かなければ、中
間回転体は開かないように中間回動体を付勢している。
このため、紙ジャム処理等が終了すると、開閉カバーは
ユーザの近くに存在するので、開閉カバーの先端を掴む
ために別途立ち上がる必要がなく、作業した体勢のまま
で、すぐに開閉カバーを閉めることができる。
【0052】一方、サービスマンが記録部をメンテナン
スする場合は、現像装置などの各装置を引き出す必要か
ら開閉カバーを90°以上開ける必要がある。本発明の
第13の態様によれば、中間回動体も一体となって回動
し開閉カバーを大きく開けることができるので、開閉カ
バーの開閉角度を十分に確保して、メンテナンスを容易
に行うことができる。
【0053】本発明の第14の態様に係る複合機は、装
置正面に設けられ左右方向に開閉する開閉カバーと、一
端で装置本体の外周領域内部の左端又は右端に回動自在
に取り付けられると共に他端で前記開閉カバーを回動自
在に保持する中間回動体と、を具備し、前記開閉カバー
は前記中間回動体に対してL字板金で回動自在に設けら
れた構成を採る。
【0054】開閉カバーと中間回動体とを回動自在に連
結する場合、開閉カバーに第1回動ヒンジを設けると共
に中間回動体に第2回動ヒンジを設け、両回動ヒンジを
板金によって連結することになる。この場合には、例え
ば、開閉カバーが適切に開かないという問題が生ずる。
即ち、開閉カバーと中間回動体とが近接していると、中
間回動体が開閉カバーの開閉を規制するので、開閉カバ
ーが開かなくなる。
【0055】これに対して、開閉カバーと中間回動体と
の距離を離し、中間回動体が開閉カバーの開閉の妨げと
ならない位置関係とすることで解決できる。しかし、こ
の場合、開閉カバーと中間回動体との間に隙間が生じる
ので、その分装置が大型化すると共に、装置の外部から
その隙間を通じて内部が露出し、筐体としての役割を果
さないという問題がある。
【0056】また、開閉カバーと板金とが接触して、ま
た、中間回動体と板金とが接触して、開閉カバーの開閉
を妨げることがないように、板金の経路として開閉カバ
ー及び中間回動体の双方に切り込みを入れる必要があ
る。この場合には、装置としての美観が損なわれる。
【0057】また、上記のように、開閉カバーの開閉の
ために、開閉カバー側と中間回動体側のそれぞれに回動
ヒンジが必要なため、その分部品点数が多くなるという
問題がある。
【0058】本発明の第14の態様によれば、開閉カバ
ーを中間回動体に対してL字板金で回動自在に設け、L
字板金の一方の先端に回動ヒンジを取り付けたことによ
り、開閉カバーを開閉する際開閉カバーと中間回動体と
を近接して配置しても、L字板金の辺の長さだけ回動ヒ
ンジから離れて開閉する。このため、装置を大型化する
ことなく、また、開閉カバーと中間回動体との間に大き
な隙間を開けることなく、開閉カバーを中間回動体に対
して大きく開閉自在とすることができる。
【0059】また、板金の経路としての切り込みは板金
を取り付けていない他方の部材にのみ設ければよいの
で、装置の外観が損なわれる度合いを軽減できる。この
場合、切り込みを設ける側を中間回動体とすれば、装置
正面を構成する開閉カバーには切り込みが入らないの
で、正面から見た装置の印象が悪くなるのを防止でき
る。
【0060】さらに、L字板金の一方の先端に回動ヒン
ジを取り付けたことにより、開閉カバーを開閉するため
の回動ヒンジは1個で済ますことができる。したがっ
て、その分部品点数を削減することができる。
【0061】本発明の第15の態様に係る複合機は、装
置正面に設けられ左右方向に開閉する開閉カバーと、一
端で装置本体の外周領域内部の左端又は右端に回動自在
に取り付けられると共に他端で前記開閉カバーを回動自
在に保持する中間回動体とを具備し、前記開閉カバーに
L字板金を取り付け、前記L字板金の短辺で前記中間回
動体に回動自在に連結されている構成を採る。
【0062】この構成によれば、開閉カバーにL字板金
を取り付け、L字板金の短辺で中間回動体に回動自在に
連結することにより、開閉カバーを最大限開けたとき、
開閉カバーは中間回動体より外側に位置する。したがっ
て、中間回動体のすぐ内側まで内部機構を配置できるの
で、無駄なスペースを十分に圧縮して装置の小型化を実
現できる。
【0063】本発明の第16の態様に係る複合機は、装
置正面に設けられ左右方向に開閉する開閉カバーと、一
端で装置本体の外周領域内部の左端又は右端に回動自在
に取り付けられると共に他端で前記開閉カバーを回動自
在に保持する中間回動体と、前記開閉カバーを開けた際
に装置本体内部の最も外側に位置し回動自在に設けられ
たトナーボトルと、このトナーボトルより装置本体内部
の後方に配置され装置外部に引き出し可能に設けられた
記録部と、を具備し、前記開閉カバーを前記中間回動体
と共に開くと、トナーボトルは90°以上回動可能とな
る構成を採る。
【0064】この構成によれば、開閉カバーを中間回動
体と共に開けるようにすることにより、開閉カバーと装
置本体との間の開閉角度は開閉カバー単独で開く場合よ
り大きくすることができる。このため、開閉カバーを開
いた状態で、トナーボトルを回動させると、トナーボト
ルと装置本体との間の開閉角度を90°以上とすること
ができ、その後方に配置された記録部をトナーボトルに
妨げられることなく、装置外部に引き出すことが可能と
なり、メンテナンスを容易にすることができる。
【0065】以下、本発明の一実施の形態について、図
面を参照して詳細に説明する。
【0066】図1は、本発明の一実施の形態に係る複写
機100の概略構成図である。
【0067】図1に示すように、本複写機100は、上
部に原稿の読み取りを行う読取ユニット101を備え、
その下方に給紙、転写、記録、定着の処理を実行する本
体ユニット102を備える。
【0068】本体ユニット102の底部に給紙カセット
103が設置されている。給紙カセット103にセット
された用紙束から最上面の用紙がピックアップローラ1
04によって取り出される。
【0069】給紙カセット103から取り出された用紙
は、給紙ローラ105によって本体ユニット102の底
部から上方に向けて形成された紙パス106に送り込ま
れる。紙パス106には、複数の搬送ローラ107、1
08及び109が配置されている。
【0070】最も上方に配置された搬送ローラ109に
よって搬送された用紙は、搬送ローラ110によってレ
ジストローラ111に渡される。レジストローラ111
による用紙の搬送先には、図中矢印方向に回転する感光
体ドラム112が配置されている。
【0071】感光体ドラム112の上方には、感光体ド
ラム112の表面に潜像画像を形成するLSU(Laser
Scan Unit)113が配置されている。感光体ドラム1
12に形成された潜像画像に現像材(トナー)を付着さ
せる現像装置114が感光体ドラム112に隣接して配
置されている。現像装置114内部には現像材を攪拌・
搬送する攪拌ローラと感光体ドラム112に現像材を付
着させる現像ローラを備えている。
【0072】感光体ドラム112の下方には、感光体ド
ラム112に現像材が付着することで形成された画像
を、搬送される用紙に転写する転写器115が設置され
ている。なお、感光体ドラム112上の画像と用紙の記
録領域との位置調整はレジストローラ111によって制
御される。
【0073】画像を転写し終わった感光体ドラム112
の表面をクリーニングするクリーニングユニット116
が感光体ドラム112に隣接して配置されている。画像
が転写された用紙は搬送ベルト117によりさらに搬送
される。搬送ベルト117の搬送先には定着ユニット1
18が配置されている。
【0074】定着ユニット118は、定着ローラ119
と、定着ローラ119に対向配置された加圧ローラ12
0と、定着ローラ119に残留したトナーの剥離性を高
めるためオイルを塗布するクリーニングローラ(不図
示)とを備えている。定着ローラ119が用紙の記録面
に熱を加え、加圧ローラ120が用紙を定着ローラ11
9との間で押圧することにより、用紙に画像が定着す
る。
【0075】定着ユニット118から排出された用紙
は、排出ローラ121により本体ユニット102の外部
に排出される。本体ユニット102から排出された用紙
は、排紙トレイ122上に受け止められる。
【0076】定着ユニット118と排出ローラ121と
の間に、用紙を本体ユニット102の外部に排出する
か、両面記録を行うための両面パス123に送り込むか
を切り替える切替ガイド124が配置されている。両面
パス123は、切替ガイド124の近傍から下方向に向
かって形成され、その途中で略水平方向に向かって形成
されている。
【0077】両面パス123に送り込まれた用紙は、反
転ローラ125により両面パス123のうち、下方向に
形成された部分123Aの延長上に形成された反転パス
126に一旦引き込まれる。反転パス126に用紙が引
き込まれると、反転ローラ125が反転し、用紙を両面
パス123のうち、略水平方向に形成された部分123
Bに送り込む。この時点で用紙の表裏が反転する。
【0078】略水平方向に形成された両面パス123B
に送り込まれた用紙は、両面パス123B上に形成され
た搬送ローラ127、128及び129により搬送され
る。両面パス123Bは、搬送ローラ110の下方で紙
パス106に連結されている。搬送ローラ127、12
8及び129により両面パス123Bを搬送し、紙パス
106に送り込まれた用紙は、再度、感光体ドラム11
2の下方に送り込まれ、今度はその裏面に画像が形成さ
れる。
【0079】本体ユニット102の側面に給紙カセット
103からの給紙以外の給紙を実現する手差しトレイ1
30が設けられている。手差しトレイ130に載置され
た用紙束の最上面の用紙がピックアップローラ131に
より取り込まれ、搬送ローラ132によりレジストロー
ラ111に渡される。
【0080】このような構成を有する複写機100にお
いては、紙ジャム除去や記録部のメンテナンスを行うた
めに装置内部を開放する開閉カバーが装置の前面に設け
られている。
【0081】図2は、本実施の形態に係る複写機100
の簡略化した正面図及び側面図である。図2(a)は本
実施の形態に係る複写機100の正面図を示し、図2
(b)は本実施の形態に係る複写機100の側面図を示
す。なお、図2においては、開閉カバーを閉めた場合に
ついて示し、手差しトレイ130については省略してい
る。
【0082】図2(a)に示すように、開閉カバー20
0は、本複写機100の装置正面であって、本体ユニッ
ト102の上方領域に設けられている。閉められている
場合、開閉カバー200は、本複写機100の装置正面
の一部を形成する。
【0083】開閉カバー200は、一方の端部におい
て、中間回動体201を介して本複写機100に取り付
けられている。なお、本実施の形態では、開閉カバー2
00の右端部において中間回動体201に取り付けられ
ている。中間回動体201は、図2(b)に示すよう
に、本複写機100の側面から見える位置に配置され、
本複写機100の側面の一部を形成する。
【0084】開閉カバー200は、中間回動体201周
辺を支点として他方の端部を本複写機100の前方に開
く。開閉カバー200が開く場合に開閉カバー200を
連結している板金が中間回動体201に接触し、開閉カ
バー200の開閉を妨げることがないように、中間回動
体201の一定位置に切り込み202が形成されてい
る。
【0085】図3は、本実施の形態の複写機100の外
観を示す斜視図である。図3においては、開閉カバー2
00が最大限に開いた状態について示している。
【0086】開閉カバー200は、同図に示すように、
右端部で中間回動体201を介して本複写機100に取
り付けられ、左端部を装置の前方に回動させることで装
置内部を開放する。
【0087】開閉カバー200を開くことで、本複写機
100では、後述するトナーボトルが露出する。このト
ナーボトルの後方に、記録部を構成する感光体ドラム1
12、LSU113、現像装置114、転写器115及
びクリーニングユニット116が収納されている。
【0088】中間回動体201は、図3に示すように、
一定の場合に開閉カバー200と一体となって回動する
ようになっている。具体的には、開閉カバー200が開
き切った場合に開閉カバー200と一体となって回動
し、図3に示すように、本複写機100の側面に対して
約90°の位置まで開くようになっている。
【0089】図4は、本複写機100の中間回動体20
1の拡大図である。図4においては、図3に示した状態
の中間回動体201を示している。すなわち、本複写機
100の側面に対して約90°の位置まで開いた状態を
示している。なお、図4においては、開閉カバー200
が固定される板金のみ表示し、開閉カバー200につい
ては省略している。
【0090】中間回動体201は、図4に示す左端部に
設けられた第1回動ヒンジ401で、本複写機100に
取り付けられている。中間回動体201が開いていない
状態において、第1回動ヒンジ401は、中間回動体2
01よりも本複写機100の内側に配置されている。
【0091】本複写機100に固定された固定部材40
2と、中間回動体201の水平方向に形成された回動部
材403とを回動軸404で連結することで、第1回動
ヒンジ401が構成される。第1回動ヒンジ401は、
中間回動体201を、本複写機100の側面に対して約
90°まで回動可能に保持する。
【0092】一方、中間回動体201は、図4に示す右
端部に設けられた第2回動ヒンジ405で、開閉カバー
200に固定されたL字板金406に取り付けられてい
る。
【0093】開閉カバー200に固定されたL字板金4
06の短辺406Aの端部と、回動部材403とを回動
軸407で連結することで、第2回動ヒンジ405が構
成される。第2回動ヒンジ405は、開閉カバー200
を中間回動体201に対して約90°まで回動可能に保
持する。
【0094】なお、開閉カバー200は、L字板金40
6の長辺406Bで構成される平面に右端部を重ねるよ
うに固定される。このため、長辺406Bと開閉カバー
200とは、常に同一方向を向いた状態となっている。
【0095】第2回動ヒンジ405にばね408が取り
付けられている。ばね408は、開閉カバー200が開
き切った状態でない場合には、中間回動体201を、回
動しないように付勢している。つまり、開閉カバー20
0が中間回動体201に対して90°以上開いていない
場合には、ばね408は、中間回動体201が開かない
ように付勢している。
【0096】一方、ばね408は、開閉カバー200が
開き切った状態の場合には、中間回動体201を、開閉
カバー200と一体となって回動すように付勢してい
る。つまり、開閉カバー200が中間回動体201に対
して90°以上開いた場合には、ばね408は、中間回
動体201を開閉カバー200と一体となって開くよう
に付勢している。
【0097】これにより、開閉カバー200が開き切っ
ていない状態、例えば、閉める途中の状態では中間回動
体201は常に開いていない状態とされる。このため、
開閉カバー200を閉める場合において、中間回動体2
01は必ず開いていない状態となっている。したがっ
て、本複写機100の開閉機構との関係で位置が合わ
ず、開閉カバー200を閉めることができないという事
態を防止できる。
【0098】なお、開閉カバー200の状態に応じて中
間回動体201の開閉状態を規制することで、以下のよ
うな効果を得ることができる。
【0099】一般ユーザが紙ジャム処理等のために開閉
カバー200を開く場合には、開閉カバー200を90
°程度開ければ十分に対応でき、中間回動体201まで
回動させて開閉カバー200を不必要に遠く行かせる必
要はない。
【0100】本複写機100によれば、開閉カバー20
0を90°以上開かなければ、中間回転体201は開か
ないように中間回動体201を付勢している。このた
め、開閉カバー200を90°程度開けて紙ジャム処理
等が終了した場合には、開閉カバー200はユーザの近
くに存在する。このため、紙ジャム処理等が終了した場
合に開閉カバー200の先端を掴むために別途立ち上が
る必要はなく、作業した体勢のままで、すぐに開閉カバ
ー200を閉めることができる。
【0101】一方、サービスマンが記録部をメンテナン
スする場合は、現像装置114などの各装置を引き出す
必要から開閉カバー200を90°以上開ける必要があ
る。本複写機100によれば、開閉カバー200を90
°以上開けた場合には、中間回動体201も一体となっ
て回動し、開閉カバー200を大きく開けることができ
る。このため、開閉カバー200の開閉角度を十分に確
保して、メンテナンスを容易に行うことができる。
【0102】以下、本実施の形態に係る複写機100に
おける開閉カバー200の開閉動作について説明する。
図5及び図6は、本実施の形態に係る複写機100を上
面から見た模式図である。
【0103】図5(a)は、開閉カバー200が閉めら
れている状態を示している。この状態では、開閉カバー
200は開き切った状態でないことは言うまでもない。
したがって、開閉カバー200を開いても、中間回動体
201は開くことはない。
【0104】図5(a)に示す状態から開閉カバー20
0を開いた場合には、図5(b)に示すように、中間回
動体201がばね408により開かないように付勢され
ているため、第2回動ヒンジ405を支点として開閉カ
バー200の左端部(図5(b)に示す上端部)が装置
前方に移動する。
【0105】図5(b)に示す状態からさらに開閉カバ
ー200を開き、図6(a)に示すように、開閉カバー
200を中間回動体201に対して約90°まで回動す
る。ここで、開閉カバー200は、開き切った状態とな
る。このとき、ばね408は、中間回動体201を、開
閉カバー200と一緒に回動するように付勢している。
【0106】したがって、図6(a)に示す状態からさ
らに開閉カバー200を開くと、図6(b)に示すよう
に、中間回動体201が本複写機100の側面から開
く。中間回動体201は、第1回動ヒンジ401を支点
として回動する。なお、図6(b)においては、中間回
動体201が本複写機100の側面に対して最大限、す
なわち、約90°まで回動した状態を示している。
【0107】このように本実施の形態の複写機100に
よれば、開閉カバー200を左右方向に開閉させる際、
開閉可能な中間回動体201を介して開閉カバー200
を取り付けている。これにより、開閉カバー200の開
閉角度に中間回動体201の回動角度を合わせた全角度
だけ開閉カバー200を本体ユニット102から開くこ
とができる。このため、開閉カバー200の開閉角度を
十分に確保して、メンテナンスを容易に行うことができ
る。
【0108】また、本実施の形態では、本複写機100
の外周領域内部に取り付けた第1回動ヒンジ401で中
間回動体201を回動自在に保持している。これによ
り、回動ヒンジを本複写機100の外周領域外部に取り
付ける場合に比較して回動ヒンジが装置外部に突き出な
い分、装置の大型化を押えることができる。
【0109】なお、本実施の形態では、回動可能な中間
回動体201を介して開閉カバー200を取り付けてい
る。このため、第1回動ヒンジ401を本体ユニット1
02の外周領域内部に取り付けた場合であっても、開閉
カバー200単独で開く開閉角度以上に開閉カバー20
0を本体ユニット102から開けることができる。この
結果、開閉カバー200の開閉角度を十分に確保でき
る。
【0110】さらに、本実施の形態では、開閉カバー2
00は中間回動体201に対して約90°まで回動可能
に保持されている。また、中間回動体201は本複写機
100に対して約90°まで回動可能に保持されてい
る。このため、中間回動体201を本複写機100の外
周領域内部に取り付けた場合の最大回動角度と、開閉カ
バー200を中間回動体201の外周領域内部に取り付
けた場合の最大開閉角度とを合わせて開閉カバー200
を本複写機100に対して最大約180°開けることが
できる。これにより、第1回動ヒンジ401及び第2回
動ヒンジ405の各ヒンジを外周領域外部に設けること
なく、開閉カバー200の開閉角度を十分に確保でき、
装置の大型化を押えることができる。
【0111】さらに、本実施の形態では、閉められてい
る場合、開閉カバー200が本複写機100の正面の一
部を形成する一方、中間回動体201が本複写機100
の側面の一部を形成する。このため、開閉カバー200
を開けて開閉カバー200の表面が本複写機100のフ
レームに当接しても、その当接した領域が開閉カバー2
00と連動して開くようにしている。したがって、開閉
カバー200の回動ヒンジを本複写機100の外周領域
内部に設けた場合であっても、開閉カバー200の開閉
角度を規制するものがなくなり、開閉角度を大幅に広げ
ることが可能となる。
【0112】なお、本実施の形態の複写機100におい
て記録部を構成する現像装置114等のメンテナンスを
行う場合には、開閉カバー200を開け、トナーボトル
を引き出した後に行う。以下、このようにメンテナンス
を行う場合における本複写機100の動きについて説明
する。
【0113】図7及び図8は、本実施の形態に係る複写
機100を上面から見た模式図である。
【0114】上述のように、トナーボトル701は、開
閉カバー200を開くと露出される位置に配置されてい
る。このトナーボトル701の後方に記録部702が収
納されている。記録部702は、現像装置114等で構
成される。図7では、本複写機100の中央近傍に記録
部702が配置された場合について示している。
【0115】トナーボトル701は、図7に示す下端部
に設けられた回動軸703を支点として、その上端部が
図7に示す左方に回動する。これにより、本複写機10
0の内部から引き出される。
【0116】記録部702のメンテナンスを行う場合に
は、サービスマンは、まず、開閉カバー200を図7
(a)に示す状態から図7(b)に示すように、約90
°開く。ここまで開くことで、上述のように中間回動体
201は、開閉カバー200と一体となって回動する。
【0117】したがって、図7(b)に示す状態からさ
らに開閉カバー200を開くと、図8(a)に示すよう
に、中間回動体201が開閉カバー200と一緒に回動
する。サービスマンは、中間回動体201を本複写機1
00の側面に対して約90°まで開いた後、図8(b)
に示すように、トナーボトル701を装置の前方に回動
させる。
【0118】このとき、中間回動体201は、開閉カバ
ー200と一緒に開いた状態であり、トナーボトル70
1の回動領域から退避している。このため、サービスマ
ンは、図8(b)に示すように、トナーボトル701を
本複写機100から90°以上回動させることができ
る。これにより、トナーボトル701が本複写機100
のフレームに当接し、十分に引き出すことができないと
いう事態は生じない。また、トナーボトル701を90
°以上回動させた場合には、トナーボトル701が記録
部のメンテナンスの際に障害となることはない。
【0119】このように開閉カバー200を中間回動体
201と共に開けるようにすることにより、開閉カバー
200と本複写機100との間の開閉角度は開閉カバー
200単独で開く場合より大きくすることができる。し
たがって、この状態で、トナーボトル701を回動させ
ると、トナーボトル701と本複写機100との間の開
閉角度を90°以上とすることができる。この結果、そ
の後方に配置された記録部702をトナーボトル701
に妨げられることなく、装置外部に引き出すことが可能
となり、メンテナンスを容易にすることができる。
【0120】ところで、本実施の形態の複写機100で
は、L字板金406を用いて開閉カバー200と中間回
動体201とを回動自在に連結している。しかし、開閉
カバー200と中間回動体201とを回動自在に連結す
る場合には、他の形態を採用することも考えられる。以
下、L字板金406を用いない場合の形態について説明
する。
【0121】図9は、L字板金406を用いない場合の
複写機900の構成の一例を示す図である。図9(a)
はL字板金406を用いない場合の複写機900を上面
から見た模式図を示し、図9(b)はL字板金406を
用いない場合の複写機900の側面図を示している。
【0122】複写機900では、図9(a)に示すよう
に、開閉カバー901の一端に設けられた回動ヒンジと
中間回動体902の一端に設けられた回動ヒンジとを板
金903で連結している。また、中間回動体902の他
端に設けられた回動ヒンジと複写機900のフレームの
端部に設けられた回動ヒンジとを板金904で連結して
いる。
【0123】また、図9(b)に示すように、開閉カバ
ー200の後方側及び中間回動体902の前方側には、
板金903が回動時に接触して開閉カバー200の開閉
を妨げることがないように切り込み905が形成されて
いる。一方、中間回動体902の後方側には、板金90
3が回動時に接触しないように切り込み906が形成さ
れている。
【0124】このような形態を採用する場合、開閉カバ
ー901と中間回動体902との間、並びに、中間回動
体902と複写機900のフレームとの間に、それぞれ
開閉カバー901及び中間回動体902が回動可能なス
ペースを設けることが必要となる。
【0125】図9では、これらのスペースを十分に設け
ていない場合について示している。この場合には、開閉
カバー901と中間回動体902とが、また、中間回動
体902と複写機900のフレームとが当接すること
で、開閉カバー901及び中間回動体902が回動する
ことができないという問題が生じ得る。
【0126】これに対して、図10においては、開閉カ
バー901と中間回動体902との間、並びに、中間回
動体902と複写機900のフレームとの間に、それぞ
れ開閉カバー901及び中間回動体902が回動可能な
スペースを設けた場合について示している。なお、図1
0は、開閉カバー901及び中間回動体902が回動可
能なスペースを有している点を除いて図9に示す複写機
900と同一である。
【0127】図10に示す複写機900では、開閉カバ
ー901及び中間回動体902が回動可能なスペースが
設けられている。このため、開閉カバー901及び中間
回動体902は、それぞれ中間回動体902及び複写機
900のフレームと接触することはない。
【0128】したがって、開閉カバー901を開けた場
合には、図11(a)、(b)に示すように、開閉カバ
ー901は、端部に設けられた回動ヒンジを支点として
回動する。また、中間回動体902は、複写機900側
に設けられた回動ヒンジを支点として回動する。
【0129】しかし、この場合には、開閉カバー901
及び中間回動体902が回動可能なスペースが設けられ
ているため、図10(b)に示すように、複写機900
の側面において、開閉カバー901と中間回動体902
との間、並びに、中間回動体902と複写機900のフ
レームとの間に隙間ができる。このため、その分複写機
900自体が大型化すると共に、複写機900の外部か
らその隙間を通じて内部が露出してしまい、筐体として
の役割を果さないという問題が生じる。
【0130】また、このような構成を有する複写機90
0では、図10(b)に示すように、開閉カバー901
及び中間回動体902の双方に切り込み905を入れる
必要がある。このように切り込み905を入れた場合に
は、複写機900の装置としての美観が損なわれるとい
う問題も生じる。
【0131】さらに、開閉カバー901の開閉のため
に、開閉カバー901側と中間回動体902側のそれぞ
れに回動ヒンジを設ける必要があるため、その分部品点
数が多くなるという問題も生じる。
【0132】本実施の形態の複写機100によれば、開
閉カバー200を中間回動体201に対してL字板金4
06で回動自在に保持し、L字板金406の一方の先端
に回動ヒンジ405を取り付けている。これにより、開
閉カバー200を開閉する際、開閉カバー200と中間
回動体201とを近接して配置しても、開閉カバー20
0がL字板金406の辺の長さだけ回動ヒンジ405か
ら離れて開閉する。このため、複写機100を大型化す
ることなく、開閉自在とすることができる。
【0133】また、開閉カバー200と中間回動体20
1との間に大きな隙間を開けることなく、開閉カバー2
00を中間回動体201に対して大きく開閉自在とする
ことができる。
【0134】また、L字板金406の経路としての切り
込み202は、図2(b)に示すように、L字板金40
6を取り付けていない他方の部材にのみ形成すればよ
い。このため、図9及び図10に示した複写機900と
比較して、装置としての外観が損なわれる度合いを軽減
できる。
【0135】なお、本実施の形態では、切り込み202
を形成する部材を中間回動体201としている。このた
め、本複写機100の正面を構成する開閉カバー200
には切り込みが入らないので、正面から見た装置の印象
が悪くなるのを防止することができる。
【0136】また、L字板金406の一方の先端に第2
回動ヒンジ405を取り付けたことにより、開閉カバー
200を開閉するための回動ヒンジは1個となり、図9
及び図10に示すように、開閉カバー901側にも回動
ヒンジを設ける必要がなくなるので、その分部品点数を
削減することができる。このため、本複写機100で
は、L字板金406を用いて開閉カバー200と中間回
動体201とを回動自在に連結している。
【0137】一方、本実施の形態の複写機100では、
L字板金406の長辺406Bに開閉カバー200を固
定する一方、L字板金406の短辺406Aで中間回動
体201に連結している。しかし、L字板金で開閉カバ
ー200と中間回動体201とを連結する場合には、L
字板金の長辺に中間回動体201を固定する一方、L字
板金の短辺で開閉カバー200に連結することも考えら
れる。
【0138】図12は、L字板金の長辺に中間回動体2
01を固定する一方、短辺で開閉カバー200に連結し
た場合の複写機1200の構成を示す図である。図12
(a)はL字板金の長辺に中間回動体201を固定する
一方、短辺で開閉カバー200に連結した場合の複写機
1200の正面図を示し、図12(b)はL字板金の長
辺に中間回動体201を固定する一方、短辺で開閉カバ
ー200に連結した場合の複写機1200の側面図を示
している。
【0139】このように開閉カバー200と中間回動体
201とを連結した場合には、図12(a)に示すよう
に、複写機1200の正面にL字板金406短辺が露出
する。また、開閉カバー200におけるL字板金406
との連結部には、L字板金406との接触を回避するた
めの切り込みが形成されている。また、図12(b)に
示すように、中間回動体201が本複写機1200の側
面であって、装置の最も前面側に配置されることとな
る。
【0140】このような複写機1200における開閉カ
バー200の開閉動作について説明する。図13及び図
14は、複写機1200を上面から見た模式図である。
なお、複写機1200においても、本実施の形態と同様
のばね408がL字板金406の短辺に設けられた回動
ヒンジに取り付けられているものとする。
【0141】図13(a)は、開閉カバー200が閉め
られている状態を示している。この状態から開閉カバー
200を開くと、図13(b)に示すように、開閉カバ
ー200は、L字板金406の短辺の端部に設けられた
回動ヒンジを支点として装置前方に回動する。なお、こ
の状態では、開閉カバー200は開き切った状態ではな
いため、中間回動体201は開くことはない。
【0142】図13(b)に示す状態からさらに開閉カ
バー200を開き、図14(a)に示すように、開閉カ
バー200を中間回動体201に対して約90°まで回
動する。ここで、開閉カバー200は、開き切った状態
となる。このとき、ばね408は、中間回動体201
を、開閉カバー200と一緒に回動するように付勢して
いる。
【0143】したがって、図13(a)に示す状態から
さらに開閉カバー200を開くと、図13(b)に示す
ように、中間回動体201が複写機1200の側面から
開く。中間回動体201は、複写機1200のフレーム
側に設けられた回動ヒンジを支点として回動する。
【0144】ここで、図14(a)に示すように、開閉
カバー200を最大限開けた場合であっても、開閉カバ
ー200は中間回動体201より複写機1200の内側
に位置している。このため、中間回動体201のすぐ内
側まで内部機構を配置した場合には、中間回動体201
に内部機構が接触してしまい、装置外部に引き出すこと
ができないという事態が生じ得る。
【0145】これに対して、本実施の形態の複写機10
0によれば、図6(a)に示すように、開閉カバー20
0を最大限開けた場合には、開閉カバー200は、中間
回動体201より複写機1200の外側に位置してい
る。このため、中間回動体201のすぐ内側まで内部機
構を配置することができる。この結果、無駄なスペース
を十分に圧縮して装置の小型化を実現することができ
る。このため、本複写機100では、L字板金406の
長辺406Bに開閉カバー200を固定する一方、L字
板金406の短辺406Aで中間回動体201に連結し
ている。
【0146】本実施の形態では、中間回動体201を備
えた複写機100について説明しているが、これに限定
されず、装置内部のメンテナンス等を行う開閉カバー2
00を有する装置であれば、どのような装置にも適用す
ることができる。例えば、プリンタ機能、コピー機能及
びファックス機能のいずれか2つ以上の機能を有する、
複合機などに適用することができる。
【0147】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、開
閉カバーを左右方向に開く構成であっても、装置を大型
化することなく、開閉角度を十分に確保でき、メンテナ
ンスを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る複写機の概略構成
【図2】(a)上記実施の形態に係る複写機の簡略化し
た正面図 (b)上記実施の形態に係る複写機の簡略化した側面図
【図3】上記本実施の形態の複写機の外観を示す斜視図
【図4】上記実施の形態に係る複写機の中間回動体の拡
大図
【図5】(a)上記実施の形態に係る複写機を上面から
見た模式図 (b)上記実施の形態に係る複写機を上面から見た模式
【図6】(a)上記実施の形態に係る複写機を上面から
見た模式図 (b)上記実施の形態に係る複写機を上面から見た模式
【図7】(a)上記実施の形態に係る複写機を上面から
見た模式図 (b)上記実施の形態に係る複写機を上面から見た模式
【図8】(a)上記実施の形態に係る複写機を上面から
見た模式図 (b)上記実施の形態に係る複写機を上面から見た模式
【図9】(a)L字板金を用いない場合の複写機を上面
から見た模式図 (b)L字板金を用いない場合の複写機の側面図
【図10】(a)L字板金を用いない場合の複写機を上
面から見た模式図 (b)L字板金を用いない場合の複写機の側面図
【図11】(a)L字板金を用いない場合の複写機を上
面から見た模式図 (b)L字板金を用いない場合の複写機を上面から見た
模式図
【図12】(a)L字板金を異なる形態で用いた複写機
の正面図 (b)L字板金を異なる形態で用いた複写機の側面図
【図13】(a)L字板金を異なる形態で用いた複写機
を上面から見た模式図 (b)L字板金を異なる形態で用いた複写機を上面から
見た模式図
【図14】(a)L字板金を異なる形態で用いた複写機
を上面から見た模式図 (b)L字板金を異なる形態で用いた複写機を上面から
見た模式図
【図15】従来の複写機の外観の一例を示す斜視図
【図16】従来の複写機の外観の一例を示す斜視図
【図17】従来の複写機を上面から見た模式図
【図18】従来の複写機を上面から見た模式図
【図19】従来の複写機を上面から見た模式図
【符号の説明】
100 複写機 112 感光体ドラム 113 LSU 114 現像装置 200 開閉カバー 201 中間回動体 202 切り込み 401 第1回動ヒンジ 405 第2回動ヒンジ 406 L字板金 408 ばね 701 トナーボトル 702 記録部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP04 AP07 AQ06 AR03 AS02 BB10 CD07 2E030 AB05 BB08 DB02 2H071 AA42 BA04 BA14 BA15 DA05 DA08 DA15 EA04 2H077 AA02 AA33 GA04

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置正面に設けられ左右方向に開閉する
    開閉カバーと、一端で装置本体の外周領域内部の左端又
    は右端に回動自在に取り付けられると共に他端で前記開
    閉カバーを回動自在に保持する中間回動体と、を具備す
    ることを特徴とする複写機。
  2. 【請求項2】 装置正面に設けられ左右方向に開閉する
    開閉カバーと、一端で装置本体の外周領域内部の左端又
    は右端に回動自在に取り付けられると共に他端で前記開
    閉カバーを回動自在に保持する中間回動体と、を具備
    し、前記開閉カバーは前記中間回動体に対して約90°
    回動する一方、前記中間回動体は装置本体に対して約9
    0°回動することを特徴とする複写機。
  3. 【請求項3】 装置正面に設けられ左右方向に開閉する
    開閉カバーと、一端で装置本体の外周領域内部の左端又
    は右端に回動自在に取り付けられると共に他端で前記開
    閉カバーを回動自在に保持する中間回動体と、を具備
    し、閉時、前記開閉カバーは装置正面を形成すると共に
    前記中間回動体は装置側面を形成することを特徴とする
    複写機。
  4. 【請求項4】 装置正面に設けられ左右方向に開閉する
    開閉カバーと、一端で装置本体の外周領域内部の左端又
    は右端に回動自在に取り付けられると共に他端で前記開
    閉カバーを回動自在に保持する中間回動体とを具備し、
    前記中間回動体は前記開閉カバーが開き切っていない場
    合に閉位置に戻るように付勢されていることを特徴とす
    る複写機。
  5. 【請求項5】 装置正面に設けられ左右方向に開閉する
    開閉カバーと、一端で装置本体の外周領域内部の左端又
    は右端に回動自在に取り付けられると共に他端で前記開
    閉カバーを回動自在に保持する中間回動体と、を具備
    し、前記中間回動体は前記開閉カバーが開き切っていな
    い場合に閉位置に戻るように付勢される一方、前記中間
    回動体は前記開閉カバーを開き切った場合に前記開閉カ
    バーと一体となって回動するように付勢されていること
    を特徴とする複写機。
  6. 【請求項6】 装置正面に設けられ左右方向に開閉する
    開閉カバーと、一端で装置本体の外周領域内部の左端又
    は右端に回動自在に取り付けられると共に他端で前記開
    閉カバーを回動自在に保持する中間回動体と、を具備
    し、前記開閉カバーは前記中間回動体に対してL字板金
    で回動自在に設けられたことを特徴とする複写機。
  7. 【請求項7】 装置正面に設けられ左右方向に開閉する
    開閉カバーと、一端で装置本体の外周領域内部の左端又
    は右端に回動自在に取り付けられると共に他端で前記開
    閉カバーを回動自在に保持する中間回動体と、を具備
    し、前記開閉カバーにL字板金を取り付け、前記L字板
    金の短辺で前記中間回動体に回動自在に連結されている
    ことを特徴とする複写機。
  8. 【請求項8】 装置正面に設けられ左右方向に開閉する
    開閉カバーと、一端で装置本体の外周領域内部の左端又
    は右端に回動自在に取り付けられると共に他端で前記開
    閉カバーを回動自在に保持する中間回動体と、前記開閉
    カバーを開けた際に装置本体内部の最も外側に位置し回
    動自在に設けられたトナーボトルと、このトナーボトル
    より装置本体内部の後方に配置され装置外部に引き出し
    可能に設けられた記録部と、を具備し、前記開閉カバー
    を前記中間回動体と共に開くと、トナーボトルは90°
    以上回動可能となることを特徴とする複写機。
  9. 【請求項9】 装置正面に設けられ左右方向に開閉する
    開閉カバーと、一端で装置本体の外周領域内部の左端又
    は右端に回動自在に取り付けられると共に他端で前記開
    閉カバーを回動自在に保持する中間回動体と、を具備す
    ることを特徴とする複合機。
  10. 【請求項10】 装置正面に設けられ左右方向に開閉す
    る開閉カバーと、一端で装置本体の外周領域内部の左端
    又は右端に回動自在に取り付けられると共に他端で前記
    開閉カバーを回動自在に保持する中間回動体と、を具備
    し、前記開閉カバーは前記中間回動体に対して約90°
    回動する一方、前記中間回動体は装置本体に対して約9
    0°回動することを特徴とする複合機。
  11. 【請求項11】 装置正面に設けられ左右方向に開閉す
    る開閉カバーと、一端で装置本体の外周領域内部の左端
    又は右端に回動自在に取り付けられると共に他端で前記
    開閉カバーを回動自在に保持する中間回動体と、を具備
    し、閉時、前記開閉カバーは装置正面を形成すると共に
    前記中間回動体は装置側面を形成することを特徴とする
    複合機。
  12. 【請求項12】 装置正面に設けられ左右方向に開閉す
    る開閉カバーと、一端で装置本体の外周領域内部の左端
    又は右端に回動自在に取り付けられると共に他端で前記
    開閉カバーを回動自在に保持する中間回動体と、を具備
    し、前記中間回動体は前記開閉カバーが開き切っていな
    い場合に閉位置に戻るように付勢されていることを特徴
    とする複合機。
  13. 【請求項13】 装置正面に設けられ左右方向に開閉す
    る開閉カバーと、一端で装置本体の外周領域内部の左端
    又は右端に回動自在に取り付けられると共に他端で前記
    開閉カバーを回動自在に保持する中間回動体と、を具備
    し、前記中間回動体は前記開閉カバーが開き切っていな
    い場合に閉位置に戻るように付勢される一方、前記中間
    回動体は前記開閉カバーを開き切った場合に前記開閉カ
    バーと一体となって回動するように付勢されていること
    を特徴とする複合機。
  14. 【請求項14】 装置正面に設けられ左右方向に開閉す
    る開閉カバーと、一端で装置本体の外周領域内部の左端
    又は右端に回動自在に取り付けられると共に他端で前記
    開閉カバーを回動自在に保持する中間回動体と、を具備
    し、前記開閉カバーは前記中間回動体に対してL字板金
    で回動自在に設けられたことを特徴とする複合機。
  15. 【請求項15】 装置正面に設けられ左右方向に開閉す
    る開閉カバーと、一端で装置本体の外周領域内部の左端
    又は右端に回動自在に取り付けられると共に他端で前記
    開閉カバーを回動自在に保持する中間回動体とを具備
    し、前記開閉カバーにL字板金を取り付け、前記L字板
    金の短辺で前記中間回動体に回動自在に連結されている
    ことを特徴とする複合機。
  16. 【請求項16】 装置正面に設けられ左右方向に開閉す
    る開閉カバーと、一端で装置本体の外周領域内部の左端
    又は右端に回動自在に取り付けられると共に他端で前記
    開閉カバーを回動自在に保持する中間回動体と、前記開
    閉カバーを開けた際に装置本体内部の最も外側に位置し
    回動自在に設けられたトナーボトルと、このトナーボト
    ルより装置本体内部の後方に配置され装置外部に引き出
    し可能に設けられた記録部と、を具備し、前記開閉カバ
    ーを前記中間回動体と共に開くと、トナーボトルは90
    °以上回動可能となることを特徴とする複合機。
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