JPH1124353A - 前ドア開閉機構 - Google Patents

前ドア開閉機構

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Publication number
JPH1124353A
JPH1124353A JP9197945A JP19794597A JPH1124353A JP H1124353 A JPH1124353 A JP H1124353A JP 9197945 A JP9197945 A JP 9197945A JP 19794597 A JP19794597 A JP 19794597A JP H1124353 A JPH1124353 A JP H1124353A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front door
main body
hinge
door
closing mechanism
Prior art date
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Pending
Application number
JP9197945A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Kawakami
雅則 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP9197945A priority Critical patent/JPH1124353A/ja
Publication of JPH1124353A publication Critical patent/JPH1124353A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前ドアの開閉に特別な動作を必要とせず、一
連の動きの中で前ドアの横方向のスライドを可能にし、
前ドアの開閉範囲を狭める。 【解決手段】 装置本体1の前面に開閉自在に設けてあ
る前ドア5は回転ヒンジ9の一端部に設けたドア回転支
点92にヒンジ側端部5bからD3分内側に入ったとこ
ろで軸支されており、回転ヒンジ9の他端部の本体回転
支点91は装置本体1に軸支されている。前ドア5の開
放時、まず本体回転支点91を中心に前ドア5は回転
し、途中でドア回転支点92を中心に、前ドア5と回転
ヒンジ9が相対的に回転するようにして、前ドア5は横
方向にスライドする。そして、回転ヒンジ9が180度
開いた状態で前ドア5は回転ヒンジ9と直角になる。従
って、装置本体1の奥行き方向の設置寸法をD3分小さ
くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体前面に回転ヒ
ンジにより開閉自在に軸支された前ドアの開閉機構に関
する。この前ドアの開閉機構は種々の什器に応用される
が、装置本体の前面を必要に応じて開閉する複写機プリ
ンタ等の画像形成装置にも好適である。
【0002】
【従来の技術】従来、大型の複写機の前ドアは、片側を
支点として左右どちらかに大きく開くように構成されて
おり、機械本体の幅寸法分、前ドアを開いたとき前側に
空間が必要であった。図4は従来の複写機における前ド
ア開放状態の平面図である。装置本体1の側面には、ソ
ータ、ステイプラなどの用紙後処理装置3が接続されて
いる。また装置本体1の前面には前ドア5が設けてあ
る。前ドア5はその一端が回転ヒンジ8に連結されてい
る。回転ヒンジ8と前ドア5はビス等により固定されて
おり、本体回転支点81を中心に前ドア5の開放側先端
部は矢印で示すように、図4において反時計回りに回転
して前ドアは開放される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4において、装置本
体1の奥行き寸法をDとし、前ドア5の幅寸法をD1と
すると、前ドア5を開放するためには本体奥行き寸法D
に前ドア5の幅寸法D1を加えた寸法D2が必要となる
(D2=D+D1)。即ち、複写機の設置スペースとし
てD2分必要となる。従って、広いスペースを有する場
合は問題ないが、廊下等狭い場所しかない場合は、装置
本体1が設置できても、前ドア5を完全に開けることが
できなくなり、メンテナンス等ができず、最終的に設置
不能の事態を招く。
【0004】なお、図4において、前ドア5は閉じた状
態から直角に開いた状態を示しており、装置本体1の前
方(手前側)にD1分のスペース、つまり最大スペース
をとっているが、さらにこの状態から反時計回り方向に
回動して、最終的な静止位置における寸法がこれより小
さいものであったとしても、その過程で装置本体1の前
方にD1分のスペースが必要になることは変わりがな
い。
【0005】本発明はこのような背景に鑑みてなされた
ものであり、前ドアの開閉に特別な動作を必要とせず、
一連の動きの中で前ドアの横方向のスライドを可能に
し、前ドアの開閉範囲を狭めることができる前ドア開閉
機構を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、本体前面に回転ヒンジによ
り開閉自在に軸支された前ドアの開閉機構において、回
転ヒンジの一端は本体側に本体前面に対して略180度
開放可能に軸支され、他端は前ドアの内面の左右端より
任意の距離に設けられた回転支持部材に軸支されている
ことを特徴とするものである。
【0007】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明において、回転ヒンジの開放過程で、前ドアの回
転ヒンジ側端部が回転ヒンジから離反するように回転支
持部材を中心に回転可能であり、かつ回転ヒンジの全開
位置で回転ヒンジと前ドアは略直角になることを特徴と
するものである。
【0008】また請求項3記載の発明は、請求項1及び
請求項2記載の発明において、回転ヒンジと前ドアはマ
グネットで吸着されていることを特徴とするものであ
る。
【0009】また請求項4記載の発明は、請求項1及び
請求項2記載の発明において、回転ヒンジと前ドアを締
結する締結手段を有することを特徴とするものである。
【0010】また請求項5記載の発明は、請求項1及び
請求項2記載の発明において、本体は画像形成装置本体
であり、前ドアは画像形成装置本体前面を被覆するもの
であることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。図1は本発明が適用されるコン
ソールタイプの複写機全体の外観斜視図である。図1に
示す複写機は、装置本体1、装置本体1の上部に設置さ
れる自動原稿送り装置2、装置本体1の排紙部側に連結
される用紙後処理装置3を備える。
【0012】装置本体1は、手前側に引き出し可能な4
段の給紙ユニット4を備え、その上部には、把手6によ
り開閉可能な前ドア5を備えている。さらに装置本体1
の上面手前側には操作・表示部ユニット7が設けてあ
る。把手6は前ドア5の開放側端部外表面に形成されて
おり、この把手6を手前に引くと、前ドア5は図1にお
いて矢印A方向に開放される。
【0013】図2は本発明の実施の形態を示す前ドア開
閉機構の外観斜視図である。前ドア5は回転ヒンジ9を
介して図1に示す装置本体1に軸支、連結されている。
回転ヒンジ9は、その一端に装置本体1に軸支される本
体回転支点91を有し、また他端に前ドア5と連結する
ドア回転支点92を有する。ドア回転支点92は、前ド
ア5に固定支持された回転支持ピン51と嵌合する。
【0014】また、前ドア5にはマグネット52が設け
てあり、前ドア5が矢印B方向に回転し、板金製の回転
ヒンジ9と当接した状態にて着磁保持する。なお、回転
ヒンジ9の穴93と前ドア5のねじ穴53は、前ドア5
と回転ヒンジ9の固定用であり、必要に応じてビスによ
り両者は固定される。
【0015】このように、本発明の前ドア5は、装置本
体1に対しては回転ヒンジ9の本体回転支点91を中心
に回転し、一方、回転ヒンジ9に対してもドア回転支点
92を中心に回転し得るようになっている。回転ヒンジ
9に対してこのように回転可能とすることで、後述する
図3に示すように、前ドア5をスライドさせることが可
能になり、開放動作時の省スペース化が可能になるもの
である。なお、回転支持ピン51は、前ドア5の左右端
より任意の距離(図3ではD3)内側に設けられてい
る。
【0016】図3は図2に示す前ドア開閉機構による前
ドア開閉過程を示す平面図である。前ドア開放時の途中
状態を一点鎖線で示している。装置本体1の前面を被覆
している状態の前ドア5を開放するときは、前述したよ
うに、図1に示す把手6を手前側に引く。すると、前ド
ア5の開放側端部5aが矢印C方向に回転する(第1段
階)。
【0017】次に、開放側端部5aを横方向(矢印D方
向)に押し込むようにすると、ドア回転支点92を中心
に前ドア5は回転ヒンジ9に対して回動する。具体的に
は、前ドア5の回転ヒンジ側端部(開放側端部5aと反
対側の端部)5bがマグネット52の吸着力に抗して、
回転ヒンジ9から離れる(第2段階)。従って、前ドア
5と回転ヒンジ9はドア回転支点92を中心に折れ曲が
ったような形になり、開放側先端部5aが矢印D方向に
水平にスライドする。このことにより、前ドア5の回転
軌跡を小さくすることができる。
【0018】回転ヒンジ9は、装置本体1の前面に対し
て180度回転して実線の状態で停止するが、この状態
では前ドア5は回転ヒンジ9と直角になる。従って、回
転ヒンジ側端部5bから距離D3分内側に回転支持ピン
51が設けてあり、ドア回転支点92が嵌合されている
とし、また装置本体1の奥行き寸法をD、前ドア5の幅
寸法をD1とすれば、奥行き方向に必要な設置寸法D2
は、D2=D+D1−D3となり、図に示す従来例に比
べてD3分小さくすることができる。
【0019】本発明の実施の形態の前ドア開閉機構にお
いては、装置本体1の前面に開閉自在に設けてある前ド
ア5は回転ヒンジ9の一端部に設けたドア回転支点92
にヒンジ側端部5bからD3分内側に入ったところで軸
支されており、回転ヒンジ9の他端部の本体回転支点9
1は装置本体1に軸支されている。前ドア5の開放時、
まず本体回転支点91を中心に前ドア5は回転し、途中
でドア回転支点92を中心に、前ドア5と回転ヒンジ9
が相対的に回転するようにして、前ドア5は横方向にス
ライドする。そして、回転ヒンジ9が180度開いた状
態で前ドア5は回転ヒンジ9と直角になる。従って、装
置本体1の奥行き方向の設置寸法をD3分小さくするこ
とができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1及び2記載の発明によれば、前
ドアと回転ヒンジの連結支点が左右端よりある距離内側
にあるので、その分、前ドアの回転半径を小さくするこ
とが可能となり、狭い場所への装置本体の設置が可能と
なる。
【0021】請求項3記載の発明によれば、前ドアと回
転ヒンジがマグネットにより保持されているので、前ド
アを引いて横に移動すれば保持は解除され、前ドア自体
の回転半径が小さくなると共に、特別な動作を必要とせ
ず、前ドアが開閉可能となる。
【0022】請求項4記載の発明によれば、前ドアと回
転ヒンジを例えばビス締結することにより両者は一体と
なり、設置スペースのあるときには通常のドアとして使
用可能となるため、ドアの作り分けが不要となる。
【0023】請求項5記載の発明によれば、画像形成装
置に好適なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるコンソールタイプの複写機
全体の外観斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す前ドア開閉機構の外
観斜視図である。
【図3】図2に示す前ドア開閉機構による前ドア開閉過
程を示す平面図である。
【図4】従来の複写機における前ドア開放状態の平面図
である。
【符号の説明】
1 装置本体 3 用紙後処理装置 5 前ドア 5a 開放側端部 5b 回転ヒンジ側端部 9 回転ヒンジ 91 本体回転支点 92 ドア回転支点

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体前面に回転ヒンジにより開閉自在に
    軸支された前ドアの開閉機構において、 回転ヒンジの一端は本体側に本体前面に対して略180
    度開放可能に軸支され、他端は前ドアの内面の左右端よ
    り任意の距離に設けられた回転支持部材に軸支されてい
    ることを特徴とする前ドア開閉機構。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 回転ヒンジの開放過程で、前ドアの回転ヒンジ側端部が
    回転ヒンジから離反するように回転支持部材を中心に回
    転可能であり、かつ回転ヒンジの全開位置で回転ヒンジ
    と前ドアは略直角になることを特徴とする前ドア開閉機
    構。
  3. 【請求項3】 請求項1及び請求項2記載において、 回転ヒンジと前ドアはマグネットで吸着されていること
    を特徴とする前ドア開閉機構。
  4. 【請求項4】 請求項1及び請求項2記載において、 回転ヒンジと前ドアを締結する締結手段を有することを
    特徴とする前ドア開閉機構。
  5. 【請求項5】 請求項1及び請求項2記載において、 本体は画像形成装置本体であり、前ドアは画像形成装置
    本体前面を被覆するものであることを特徴とする前ドア
    開閉機構。
JP9197945A 1997-07-08 1997-07-08 前ドア開閉機構 Pending JPH1124353A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9197945A JPH1124353A (ja) 1997-07-08 1997-07-08 前ドア開閉機構

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JP9197945A JPH1124353A (ja) 1997-07-08 1997-07-08 前ドア開閉機構

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Publication Number Publication Date
JPH1124353A true JPH1124353A (ja) 1999-01-29

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ID=16382922

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9197945A Pending JPH1124353A (ja) 1997-07-08 1997-07-08 前ドア開閉機構

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JP (1) JPH1124353A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6782223B2 (en) * 2002-03-06 2004-08-24 Panasonic Communication Co., Ltd. Photocopier and multifunctional printer having an opening and closing cover
JP2008145785A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Murata Mach Ltd 画像形成装置
JP2018097300A (ja) * 2016-12-16 2018-06-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008145785A (ja) * 2006-12-11 2008-06-26 Murata Mach Ltd 画像形成装置
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