JPH07125384A - 事務処理機器 - Google Patents

事務処理機器

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JPH07125384A
JPH07125384A JP5294750A JP29475093A JPH07125384A JP H07125384 A JPH07125384 A JP H07125384A JP 5294750 A JP5294750 A JP 5294750A JP 29475093 A JP29475093 A JP 29475093A JP H07125384 A JPH07125384 A JP H07125384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support shaft
shaft
opening
engaging
closing cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP5294750A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Matsumoto
和悦 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP5294750A priority Critical patent/JPH07125384A/ja
Publication of JPH07125384A publication Critical patent/JPH07125384A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機器本体にヒンジ部を介して開閉カバーを開
閉自在に備える事務処理機器において、ヒンジ部の部品
点数を少なくしてその組立てを容易とする。 【構成】 機器本体10側に、軸孔18bを有するブラ
ケット18を設ける。他方、開閉カバー11側には、一
端側に曲げ部21aを有する支軸21を設けるととも
に、軸孔20d・20eを有するリブ20を設け、それ
ら軸孔20d・20eおよびブラケット18の軸孔18
bに挿通した状態で支軸21を係合位置へと回動したと
きその曲げ部21aが係合して該支軸21の抜け出しを
阻止する縦溝11fを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば複写機、プ
リンタ、ファクシミリ、スキャナ、またはそれらの複合
機などの事務処理機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば複写機は、メンテナンス
時に感光体やトナーカートリッジ等の消耗品を交換する
目的等で、機器本体にヒンジ部を介して開閉カバーを開
閉自在に備える。
【0003】そのようなヒンジ部は、たとえば図8に示
すような構成である。すなわち、図示しない機器本体
は、カール部1aを有するブラケット1を備える。一
方、開閉カバー2は、開閉基端側縁部2aに切欠き2b
を備え、その切欠き2bに沿って内部に取付柱2cを二
つ並べて設ける。そして、その取付柱2cの小径部2d
を連結板3の貫通孔3aに通して該連結板3の一側をね
じ5で取付柱2c上に取り付ける。その連結板3は、前
記切欠き2bを通して外へ突出する他側を支軸4の一端
部側に回動不能に巻き付けてなる。そうして、支軸4の
他端部側を前記ブラケット1のカール部1a内に挿通
し、その他端にEリング6を取り付けて抜け止めしてな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のその
ようなヒンジ部では、ねじ5やEリング6を使用するの
で、部品点数が多く組立が面倒である問題があった。
【0005】そこで、この発明の目的は、ヒンジ部の部
品点数を少なくしてその組立を容易にすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載のものは、たとえば以下の図示実施例に示すように、
機器本体10に開閉カバー11を支軸21を中心として
開閉自在に備える事務処理機器において、前記支軸21
に曲げ部21aを設けるとともに、軸孔18b・20d
・20eに挿通した状態で前記支軸21を係合位置へと
回動したときその曲げ部21aが係合して該支軸21の
抜け出しを阻止する、縦溝11fまたはリブ11hのよ
うな係合部を設けてなることを特徴とする。
【0007】請求項2に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すように、請求項1に記載の事務処理機
器において、前記支軸21が前記係合位置から非係合位
置へと戻るとき該支軸21が接触してその容易な回動を
阻止する接触部22を設けてなることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載のものは、たとえば以下の
図示実施例に示すように、請求項1に記載の事務処理機
器において、前記支軸21が前記機器本体10の分解組
立用工具を兼ねてなることを特徴とする。
【0009】
【作用】そして、この発明では、開閉カバー11の取り
付け時、機器本体10および開閉カバー11の軸孔18
b・20d・20eに支軸21を挿通し、その支軸21
を係合位置へと回動して曲げ部21aを係合部に係合す
る。そして、係合部により支軸21が軸孔18b・20
d・20eから抜け出すことを阻止する。
【0010】請求項2に記載のものでは、支軸21が係
合位置から非係合位置へと戻るとき接触部22と接触し
てその容易な回動を阻止する。
【0011】請求項3に記載のものでは、機器本体10
の分解組立時に支軸21を工具として使用する。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施例
について説明する。図4は、この発明の一実施例である
複写機で、その機器本体に対し開閉蓋を開いた状態で示
す全体の外観斜視図である。
【0013】この複写機を使用して記録を行なうとき
は、機器本体10の開閉蓋11を閉じた状態の下で、原
稿押えカバー12を開き、図示しないコンタクトガラス
上に原稿を載せてセット後、該原稿押えカバー12を再
び閉じて原稿を押え、操作表示部13の釦を押す。そし
て、前記原稿上の画像を読み取り、帯電・書き込み・現
像・転写・クリーニングなどの電子写真プロセスを用
い、感光体上に形成した読取画像を給紙カセット14内
から繰り出したシートに転写して記録する。それから、
記録後のシートを搬送して図示しない排紙トレイ上に排
出する。
【0014】ところで、この複写機は、たとえばメンテ
ナンス時に感光体やトナーカートリッジ等の消耗品を交
換する理由などの必要から、図示するように、機器本体
10の側面に左右一対のヒンジ部17・17を介して開
閉カバー11を開閉自在に備える。その開閉カバー11
は、プラスチック材料で成形し、内面側へ小さく突出し
て周囲に縁部11aを設ける。
【0015】さて、前記各ヒンジ部17は、詳しくは図
1および図2に示すように構成する。そのヒンジ部17
は、前記機器本体10側にブラケット18を備える。そ
のブラケット18は、やや細長の板金材でつくり、先端
に拡大部18aを設け、そのほぼ中央に軸孔18bをあ
ける。
【0016】一方、前記開閉カバー11側には、図1お
よび図2に示すように、開閉基端側縁部11bの内面に
縦溝11fを設ける。その縦溝11fより内側寄りに
は、リブ20を設ける。そのリブ20は、前記開閉カバ
ー11の内面11cと開閉基端側縁部11bとに接続し
てコ字形につくり、その開口を開閉基端側縁部11b側
に向けて設ける。そのリブ20の対向面部20a・20
bには、軸孔20d・20eを対向して設ける。
【0017】また、ヒンジ部17には、支軸21を備え
る。その支軸21は、一端側を直角に曲げて曲げ部21
aを設ける。
【0018】しかして、機器本体10に開閉カバー11
を組付けるときは、前記リブ20の対向面部20a・2
0b間に前記ブラケット18の拡大部18aを入れ、そ
れらリブ20およびブラケット18の各軸孔20d・2
0e・18bに前記支軸21を挿通し、その支軸21を
図2中時計方向へ回動して曲げ部21aを縦溝11f内
に入れる。
【0019】そして、曲げ部21aを縦溝11f内に入
れることにより、支軸21の軸方向へと動きを規制して
該支軸21が軸孔20d・20e・18bから抜け出す
ことを阻止する。
【0020】そのとき、図3に示すように、前記軸孔2
0d・20eの中心Oから縦溝11fの接触部22まで
の長さAを支軸21の中心Oから曲げ部21a先端まで
の長さBよりも少し短くする。これにより、支軸21が
縦溝11f内から外へ戻るとき接触部22で接触してそ
の容易な回動を阻止する。
【0021】なお、上述した図示実施例では、軸孔20
d・20e・18bに挿通した状態で支軸21を係合位
置へと回動したときその曲げ部21aが係合して該支軸
21の抜け出しを阻止する縦溝11fを開閉カバー11
の開閉基端側縁部11bに設けた。しかし、図5に示す
ように、軸孔20d・20e・18bに挿通した状態で
支軸21を係合位置へと回動したときその曲げ部21a
が係合して該支軸21の抜け出しを阻止するリブ11h
を開閉カバー11の開閉基端側縁部11b内面から内向
きに設ける構成としてもよい。
【0022】ところで、前記支軸21は、前記機器本体
10の分解組立用工具を兼ねる構成とするとよい。する
と、機器本体10の分解組立に必要な工具の数を少なく
し、コストダウンを図ることができる。たとえば複写機
の中には、図6に示すように、ジャム紙を除去するため
の回転ノブ25を回転軸26にねじ27で取り付けてな
るものがある。その回転ノブ25は、ワンウェイクラッ
チ28を内蔵し、図7中矢示するようにロック方向が決
められている。しかして、メンテナンス時、前記回転ノ
ブ25を回転軸26から取り外す必要があるとき、単に
ドライバーでねじ27を外そうとすると、回転ノブ25
を持ってしても回転軸26が回転して、ねじ27を外す
ことができない。そこで、回転軸26の貫通孔26aに
支軸21を挿通し、その支軸21を押えて回転軸26が
回転しないようにしなながらドライバーでねじ27を回
せば容易に外すことができる。
【0023】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、開閉カ
バーの取り付け時、機器本体および開閉カバーの軸孔に
支軸を挿通し、その支軸を係合位置へと回動して曲げ部
を係合部に係合して支軸が軸孔から抜け出すことを阻止
するので、部品点数を少なくし、組立て容易とすること
ができる。
【0024】請求項2に記載のものによれば、接触部で
接触して支軸が係合位置から非係合位置へと戻る容易な
回動を阻止するので、曲げ部が係合部から簡単に外れる
ことを阻止し、支軸が軸孔から抜け出すことを阻止する
ことができる。
【0025】請求項3に記載のものによれば、機器本体
の分解組立時に支軸を工具として使用するので、機器本
体の分解組立に必要な工具の数を少なくし、コストダウ
ンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例である複写機で、その機器
本体と開閉カバー間のヒンジ部の拡大斜視図である。
【図2】その分解斜視図である。
【図3】そのヒンジ部の図1中C−C線方向の縦断面図
である。
【図4】その開閉カバーを開いた状態における複写機全
体の外観斜視図である。
【図5】前記開閉カバーに設ける係合部の他の例を示す
斜視図である。
【図6】前記複写機内に備えるジャム紙除去用の回転ノ
ブの取付部分における縦断面図である。
【図7】その回転ノブの軸方向一方から見た端面図であ
る。
【図8】従来の複写機における機器本体と開閉カバー間
のヒンジ部の分解斜視図である。
【符号の説明】
10 機器本体 11 開閉カバー 11f 縦溝(係合部) 11h リブ(係合部) 18b 軸孔 20d 軸孔 20e 軸孔 21 支軸 21a 曲げ部 22 接触部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体に開閉カバーを支軸を中心とし
    て開閉自在に備える事務処理機器において、前記支軸に
    曲げ部を設けるとともに、軸孔に挿通した状態で前記支
    軸を係合位置へと回動したときその曲げ部が係合して該
    支軸の抜け出しを阻止する係合部を設けてなる、事務処
    理機器。
  2. 【請求項2】 前記支軸が前記係合位置から非係合位置
    へと戻るとき該支軸が接触してその容易な回動を阻止す
    る接触部を設けてなる、請求項1に記載の事務処理機
    器。
  3. 【請求項3】 前記支軸が前記機器本体の分解組立用工
    具を兼ねてなる、請求項1に記載の事務処理機器。
JP5294750A 1993-10-29 1993-10-29 事務処理機器 Pending JPH07125384A (ja)

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JP5294750A JPH07125384A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 事務処理機器

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JP5294750A JPH07125384A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 事務処理機器

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JPH07125384A true JPH07125384A (ja) 1995-05-16

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ID=17811825

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JP5294750A Pending JPH07125384A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 事務処理機器

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JP (1) JPH07125384A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011203540A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2013088779A (ja) * 2011-10-21 2013-05-13 Ricoh Co Ltd 開閉カバー及び画像形成装置
CN104345603A (zh) * 2013-07-30 2015-02-11 京瓷办公信息系统株式会社 图像形成装置

Cited By (4)

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