JPH04342281A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH04342281A
JPH04342281A JP3114978A JP11497891A JPH04342281A JP H04342281 A JPH04342281 A JP H04342281A JP 3114978 A JP3114978 A JP 3114978A JP 11497891 A JP11497891 A JP 11497891A JP H04342281 A JPH04342281 A JP H04342281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
housing
image forming
heat roller
heating member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3114978A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakatsu Akashi
正勝 明石
Masahiko Kobayashi
雅彦 小林
Junichi Hirobe
広部 潤一
Tsutomu Sugaya
務 菅谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP3114978A priority Critical patent/JPH04342281A/ja
Publication of JPH04342281A publication Critical patent/JPH04342281A/ja
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、静電式複写機や静電
式プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体ドラムに形成された静電潜
像を、トナー像に顕像化した後、用紙に転写する静電式
の複写機やプリンタ等の画像形成装置として、極めて小
型化されたいわゆるポータブルタイプのものが提供され
ている(例えば特公平2−17453号公報参照)。
【0003】この種の画像形成装置は、感光体上に形成
された原稿像に対応する静電潜像をトナー像に顕像化し
た後、用紙に転写する作像部、用紙に転写したトナー像
を定着する定着部を含み、用紙を装置本体内に導入する
と共に、上記作像部へ供給した後、装置本体から排出す
る用紙搬送部、これらを駆動する駆動系、および制御回
路その他の電装品等の機能部品を備えている。そして、
これら各機能部品は、樹脂成形品からなる箱型のケーシ
ング内に配置された、一対の側板やこの側板どうしを連
結するステー等からなる金属製の補強フレームに対して
、それぞれ取付けられている。
【0004】上記定着部は、上記用紙搬送経路を挟んで
対向する熱ローラと圧ローラとを備えており、両部材の
間に用紙を挟み込むことにより、当該用紙に転写された
トナー像を熱定着させるようにしている。上記熱ローラ
の内部には、加熱ヒータ等の加熱部材が配置されている
。上記加熱部材には、電気を供給するための電気線が接
続しており、この電気線が熱ローラの回転動作中に絡ま
ないように、熱ローラが回転しても加熱部材自身は回転
しないように構成されている。そして上記定着部には、
この加熱部材を支持するために支持具が設けられており
、通常、熱ローラを覆うハウジングにビス止めされてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成の画像形成
装置を、家庭用および個人用として普及させるためには
、できるだけ小型軽量化を図ると共に、製造コストおよ
び販売価格を安くすることが望ましい。しかし、従来の
小型の画像形成装置は、単に、通常の大きさの画像形成
装置と同じ部品を小さくしただけであるので、部品点数
が多く、さらなる小型軽量化を達成することが困難であ
る上、精度良く組み立てるのが難しく、製造コストが高
くつくという問題があった。特に定着部の加熱部材を支
持する際には、熱ローラをハウジングまたはステーに軸
支した後、加熱部材を固定する固定具をビス止めしてい
たので、加工に手間がかかり、精度も悪くなっていた。 加えて上記支持具は元々小さな部材であるため、さらな
る小型化を試みた場合、ビス止め等の組立作業が困難に
なるという問題があった。さらに上記熱ローラをハウジ
ングに軸支するための軸受け部材は、止め輪等の締結部
材を介して上記ハウジングに固定されていたので、軸受
け部材の固定作業が困難になるという問題もあった。
【0006】この発明は上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、より小型軽量化、および製造コストの低減化
を達成することができる画像形成装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の請求項1記載の画像形成装置としては、■
感光体に形成された静電潜像をトナー像に顕像化した後
、用紙に転写する作像部と、■用紙搬送経路に沿って用
紙を搬送する用紙搬送部と、■加熱部材を内蔵した熱ロ
ーラをハウジング内に含み、用紙に転写したトナー像を
定着する定着部と、■これらを駆動する駆動系と、■電
装品とを少なくとも備え、これら■乃至■の機能部品を
、樹脂成形品からなるケーシング内に配置した画像形成
装置において、上記定着部のハウジングに、所定の角度
に屈曲されることにより上記加熱部材を支持する支持具
を一体成形していることを特徴とするものである。
【0008】さらにこの発明の請求項2記載の画像形成
装置としては、上記構成に加え、上記ハウジングに、嵌
め込み式のサーミスタおよび軸受け部材を着脱自在に設
け、この軸受け部材を介して上記熱ローラを軸支してい
るものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の画像形成装置によれば、ハウジ
ングに熱ローラを軸支し、その後支持具を所定の角度屈
曲させることにより、上記熱ローラの内部に配置されて
いる加熱部材を支持することができる。請求項2記載の
画像形成装置によれば、上記作用に加え、特別な締結部
材を用いる必要がなくなり、部品点数を低減することが
できる。
【0010】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図6はこの発明の一実施例を示す画像形成装置
としての複写機の斜視図であり、図7は上記複写機の分
解断面図であり、図8はその内部構成を示す概略断面図
である。
【0011】上記複写機は、透明なガラス板からなる原
稿台1を、図7および図8において左右方向に移動させ
ることにより、当該原稿台1に載置された原稿を照明走
査するいわゆるテーブル移動型のものであり、上記原稿
台1の上方には、載置された原稿を押えるための原稿押
え11が、回動開閉可能に設けられている。上記複写機
は、装置本体2の内部に、原稿台1によって移動される
原稿を照明走査するための光学系3、感光体ドラム42
に形成された静電潜像を現像装置41により顕像化した
後、用紙に転写する作像部4、途中部に用紙に転写され
たトナー像を定着する定着部6を配置し、上記用紙を給
紙口26から装置本体2の内部に導入した後、作像部4
を通して排紙口21から排出する用紙搬送部5、これら
原稿台1、作像部4および用紙搬送部5を駆動するため
の駆動系7(図13参照)、並びにこれらの駆動を制御
する制御回路等を含む電装品8(図13参照)等の機能
部品を備えている。
【0012】上記光学系3は、原稿を照明するための蛍
光ランプ31と、原稿からの反射光を上記感光体ドラム
42に導くレンズ32等を、ケース33の内部に配置し
ているものである。作像部4としては、感光体ドラム4
2の周囲に、帯電チャージャ43、現像装置41、転写
チャージャ44、およびクリーナ45をこの順に配置し
たものであり、上記帯電チャージャ43によって均一に
帯電した感光体ドラム42の外周面に、原稿像を結像さ
せて静電潜像を形成した後、当該静電潜像を現像装置4
1によってトナー像に顕像化し、転写チャージャ44に
よってトナー像を用紙に転写し、残留トナーをクリーナ
45によって回収するようにした構成である。この作像
部4の構成要素としての現像装置41、感光体ドラム4
2、転写チャージャ44、およびクリーナ45は、それ
ぞれ作像フレーム46(図9参照)に対して組付けられ
てユニット化されている。
【0013】帯電チャージャ43は、上記光学系3のケ
ース33によって保持されている。上記作像フレーム4
6は、樹脂成形品からなるものであり、この作像フレー
ム46には、クリーナ45によって回収されたトナーを
収容しておくトナー回収容器47が一体に成形されてい
る。このトナー回収容器47は、平面形状が矩形のトレ
ー状のものであり、用紙搬送部5の搬送方向下流側の上
方に設けられている。
【0014】このトナー回収容器47には、水平な底部
47bに連続させて傾斜状の側面部47cが形成され、
この側面部47cの上端部に連続させて、排紙口21方
向へ延びる鍔部47aが形成されており、上記傾斜状の
側面部47cおよび鍔部47aが、手先挿入ガイドGと
して構成されている。この手先挿入ガイドGは、定着部
6を通過した名刺サイズ等の小サイズの用紙の取り出し
を許容する位置まで装置本体2内への手先の挿入をガイ
ドすると共に、主として上記側面部47cによって所定
量以上手先が挿入されるのを規制して、当該手先が定着
部6に接触するのを阻止するものである。なお、上記鍔
部47aは、上記排紙口21の内部に導入された状態で
、当該排紙口21の上縁部に密着されており、用紙が当
該上縁部に引っ掛からないように配慮されている。この
ように、トナー回収容器47の一部を手先挿入ガイドG
として構成しているので、別途手先挿入ガイドを配置す
る必要がなく、その分、部品点数および組立て工数を削
減でき、製造コストを安くすることができる。
【0015】上記現像装置41は、樹脂製の現像ハウジ
ング41aに対して挿抜自在に装着されたトナーカート
リッジ41cと、トナーカートリッジ41cから落下供
給されたトナーを、現像ハウジング41aの内部へ供給
するトナー供給ローラ41dと、現像ハウジング41a
の内部に供給されたトナーを攪拌する攪拌ローラ41e
と、感光体ドラム42にトナーを供給する現像ローラ4
1fとを備えている。上記現像ハウジング41aの下面
には、多数のリブ状の上ガイド41bが、互いに平行に
突設されており、この上ガイド41bによって、搬送さ
れる用紙の上面側をガイドするようにしている。上記上
ガイド41bは、現像ハウジング41aと一体に成形さ
れており、従って、別途上ガイドを形成する場合に比べ
て、部品点数および組立て工数を削減でき、製造コスト
を安くすることができる。
【0016】用紙搬送部5は、給紙トレイ22にセット
された用紙を挟み込んで装置本体2の内部に導入する搬
送ローラ対51と、搬送ローラ対51によって搬送され
た用紙の先端を突き当てて、当該用紙を一時的に待機さ
せるレジストストッパ52と、前記定着部6とを備えて
いる。上記搬送ローラ対51のうちの上ローラ51aは
、現像装置41の現像ハウジング41aに突設された上
ガイド41bによって回転自在に支持されている。即ち
、上記上ガイド41bによって、上ローラ51aの支持
部材を兼用している。
【0017】定着部6は、用紙を挾み込んで搬送しなが
ら用紙に転写されたトナー像を定着するものであり、ヒ
ータ等の加熱部材60にて加熱される熱ローラ61と、
この熱ローラ61に圧接されて従動される圧ローラ62
とを備えている。上記圧ローラ62は、図示しないばね
によって上方へ付勢された状態で、上下および左右方向
へ遊動可能に設けられている。なお本実施例においては
、熱ローラ61の直径を14mm程度に設定すると共に
、圧ローラ62との定着圧を2kgf程度に設定するこ
とにより、定着処理後の用紙が剥離しやすいように設定
されている。
【0018】図1および図2を参照して、上記熱ローラ
61の内部には、上記加熱部材60が収容されており、
この加熱部材60は、熱ローラ61の長手方向両端部か
ら軸方向に突出する中径軸部60aと、各中径軸部60
aから軸方向に突出する小径軸部60bと、小径軸部6
0bから突出する電気線60cと、定着サーミスタ60
dとを備えている。この定着サーミスタ60dは、ハウ
ジング63の孔hに嵌合する突起tを備えており、この
突起tを上記孔hに嵌合させることにより、上記ハウジ
ング63の所定箇所に着脱自在に嵌め込まれている。
【0019】上記熱ローラ61の両端部は、1対の軸受
け部材161によって軸支されており、上記熱ローラ6
1は、この軸受け部材161を介してハウジング63に
支持されている。このハウジング63は、軟鉄等の金属
製板金部材をプレス加工等により折り曲げて一体成形し
たもので、上記熱ローラ61を覆うカバー部63aと、
カバー部63aの長手方向両端部からそれぞれ下方に屈
曲して上記軸受け部材161を係止させる端壁部63b
とを一体に備えている。各端壁部63bの下端には、下
部ケーシング25(図11参照)の下面に着座する着座
部63cが延設されており、着座部63cには、ビス孔
63dが穿設されている。ここで本実施例においては、
上記加熱部材60の一端部側の小径軸部60bを、カバ
ー部63aの一端部に一体成形された支持爪63eによ
って軸支し、他端部側の小径軸部60bを、カバー部6
3aの他端部側の着座部63cに一体成形された支持具
としての支持爪63fによって軸支している。この支持
爪63fは、折り曲げ自在にハウジング63に一体成形
されている。そして熱ローラ61をハウジング63に装
着してから、図1および図2の矢印Rで示すように、上
記支持爪63を折り曲げて起立させ、先端の溝gに小径
軸部60bを嵌合させることにより、加熱部材60を支
持することができる。従って従来の構造のように、ハウ
ジング63に別部材で形成された支持具をビス止めする
必要がなくなり、組立作業が容易になるという利点があ
る。また支持爪63fをハウジング63と一体に形成し
ているので、ビス止めに比べて組立精度も高くなる。な
お上記実施例においては、支持爪63fを折り曲げ自在
に形成しているが、支持爪63eを折り曲げ自在に形成
してもよいことは、云うまでもない。
【0020】図3ないし図5を参照して、上記軸受け部
材161は、例えばポリイミド樹脂やエンプラ等の耐熱
性に優れた樹脂で成形された環状部材で、筒状本体部1
61aと、この筒状本体部161aの中心線方向一端側
外周部に突設されて、直径方向に対向すると共に各端壁
部63bの前面(図4において左側の面)に摺接する1
対の第1羽根部161bと、筒状本体部161aの中心
線方向他端部側外周部に突設されて、上記第1羽根部1
61bに直交する直径方向に対向すると共に各端壁部6
3bの背面(図4において右側の面)に摺接する第2羽
根部161cおよび第3羽根部161dとを備えている
。上記第2羽根部161cの円周方向中間部には、軸方
向に突出するストッパ部161eが一体成形されている
。また上記第3羽根部161dの外周部には、円周方向
に延びる1対の板状係止部材161fが一体成形されて
おり、その両端部前面には、半球状の突起161gが一
体に形成されている。第1羽根部161bと、第2羽根
部161cおよび第3羽根部161dとの間には、端壁
部63bを挟持するのに最適な寸法の軸方向の隙間C(
図4参照)が形成されている。他方、各端壁部63bに
は、上記筒状本体部161aが嵌合する嵌合孔63gと
、端壁部63bの上端部から下方へ切欠かれて上記嵌合
孔63gに連通する垂直切欠部63hと、嵌合孔63g
の下端部を周方向に拡開して形成された湾曲切欠部63
iとが形成されている。さらに各端壁部63bには、次
に説明する取り付け動作において、軸受け部材161を
回動させたときに上記板状係止部材161fに形成され
た突起161gが嵌合する係止孔63jが穿設されてい
る。軸受け部材161を端壁部63bに取り付けるには
、先ず垂直切欠部63hに第2羽根部161cを対向さ
せ、湾曲切欠部63iに第3の羽根部161dおよび板
状係止部材161fを対向させて筒状本体部161aを
嵌合孔63gに嵌合することにより、第1羽根部161
bを端壁部63bの前面に当接させる。次にその状態で
筒状本体部161aを、嵌合孔63gを中心に図3にお
いて左回りに一定量回動させる。これにより、第1羽根
部161bと第2、第3羽根部161c、161dとが
、それぞれ端壁部63bの前面と背面とに摺接すると共
に、突起161gが係止孔63jに係止するので、軸受
け部材161は、端壁部63bに堅固に固定される。 このように本実施例においては、嵌め込み式の軸受け部
材161を着脱自在に設け、この軸受け部材161を介
して熱ローラ61を軸支しているので、特別な締結部材
を用いる必要がなくなり、部品点数を低減することがで
きる。
【0021】図7および図8を参照して、上記レジスト
ストッパ52は、支点52aを中心に回動自在に設けら
れていると共に、通常は図示しないコイルばねによって
、図7、図8において時計回り方向に回動付勢されて、
用紙の搬送経路に進出しており、この進出状態で用紙の
先端部を突き当てて、当該用紙を待機させる。そして、
原稿台1が所定位置に移動した時点で、例えば原稿台1
によって作動されるリンク機構を介して上記レジストス
トッパ52を反時計回りに回動させて用紙搬送路から退
避させることにより、待機させた用紙を作像部4へ供給
する。
【0022】装置本体2のケーシングは、互いに分離可
能にビス止めされた上部ケーシング24と下部ケーシン
グ25とにより構成されており、上記した機能部品とし
ての光学系3、作像部4、用紙搬送部5、駆動系7、お
よび電装品8が、それぞれ上部ケーシング24と下部ケ
ーシング25とによって保持されている。図7、図12
および図13も参照してさらに詳述すると、上記光学系
3のケース33は、上部ケーシング24に対してビス止
めされており、これによって光学系3全体が上部ケーシ
ング24に保持されている。また、作像部4の作像フレ
ーム46は、上部ケーシング24に対してビス止めされ
ており、これによって作像部4のうちの現像装置41、
感光体ドラム42、転写チャージャ44およびクリーナ
45が、当該上部ケーシング24に保持されている。ま
た、作像部4のうちの残る帯電チャージャ43は、上記
光学系3のケース33を介して間接的に上部ケーシング
24に保持されている。さらに、用紙搬送部5の搬送ロ
ーラ対51のうちの上ローラ51aは、現像ハウジング
41aを介して間接的に上部ケーシング24に保持され
ており、下部ローラ51bおよびレジストストッパ52
は、下部ケーシング25に一体成形された後述する下ガ
イド25aに保持されている。
【0023】上記下部ケーシング25は、樹脂成形品か
らなるものであり、図10および図11にも示すように
、その内底部には、搬送される用紙の下面側をガイドす
る多数のリブ状の下ガイド25aが一体成形されている
。また、下部ケーシング25の底部には、開口部25b
が設けられており、この開口部25bには、支点25c
を中心に回動可能な支持部材25dが導入されている。 この支持部材25dは、樹脂成形品からなるものであり
、上面側には、搬送される用紙の下面をガイドするリブ
状の下ガイド25eが一体成形にて多数並設されている
。この支持部材25dを、支点25cを中心に図7、図
8において時計回りに回動させることにより、下部ケー
シング25の底部を開放することができ、これによって
、用紙搬送経路の一部を開放してジャム処理等を容易に
行なえるようにしている。そしてこの支持部材25dに
、上記定着部6の圧ローラ62の支軸62aが軸支され
ている。さらに下部ケーシング25の底面には、上記ハ
ウジング63の着座部63cに穿設されたビス孔63d
に対向する有底のビス穴25kが穿設されており、この
ビス穴25kに図示しないビスを螺合させることにより
、定着部6のハウジング63を下部ケーシング25に一
体的に固定して、圧ローラ62に対する熱ローラ61の
相対位置が決められるようにしている。さらに、上記下
部ケーシング25には、開口部25bの周縁部に沿って
、リブ状の起立片25fが形成されており、この起立片
25fと上記下ガイド25a等により当該下部ケーシン
グ25をモノコック構造として、所望の剛性を確保して
いる。なお、上記下部ケーシング25の両側部には、給
紙口26および排紙口21を形成するための切欠25g
が形成されている。
【0024】上部ケーシング24は、樹脂による一体成
形品からなるものであり、図12にも示すように、両側
面に給紙口26および排紙口21を形成するための切欠
24aが形成されており、この両側面と交差する一側面
には、前記トナーカートリッジ41cを挿抜するための
開口部24bが形成されている。また、上面には、原稿
を照明走査するためのスリット24cが形成されている
と共に、原稿台1の一端部を移動自在に支持するスライ
ダS(図14参照)を取付けるための凹溝24i、およ
び原稿台1の他端部を支承するための凸条24jがそれ
ぞれ形成されている。さらに、上部ケーシング24の内
部には、トナーカートリッジ41cの導入をガイドする
一対の帯板状のガイド部24dが垂下形成されている。 このガイド部24dは、上部ケーシング24の成形と同
時に一体成形されたものであり、上記トナーカートリッ
ジ41cのほぼ全長に沿って形成されている(図13参
照)。また、トナー回収容器47に対応する箇所には、
当該トナー回収容器47の上部開口を覆う蓋部24eが
形成されている。この蓋部24eは、上部ケーシング2
4の天上面と、この天上面から下方へ延びる枠状の垂下
片24fとにより構成されているものであり、上記垂下
片24fをトナー回収容器47の上部の開口縁に密接さ
せて、当該トナー回収容器47を閉塞し、これによって
トナー回収容器47に回収されたトナーが飛散するのを
防止している。なお、トナー回収容器47の四隅には、
リム47dが形成されており、このリム47dを貫通す
るビス47e(図7、図8参照)によって、上部ケーシ
ング24の蓋部24eとトナー回収容器47とは、互い
に密着するように連結されている。このように、上部ケ
ーシング24に蓋部24eを一体成形しているので、ト
ナー回収容器47に別途蓋を形成する必要がなく、その
分部品点数を少なくすることができると共に、組立て工
数を削減することができる。また、上部ケーシング24
の開口部を通してトナーカートリッジ41cを挿抜する
ことができるので、その交換作業を、装置本体2の内部
を開放することなく容易に行なうことができる。しかも
、トナーカートリッジ41cの挿抜を案内するガイド部
24dを、上部ケーシング24に一体成形しているので
、当該ガイドを別途形成する必要がなく、その分部品点
数および組立て工数を少なくすることができ、コストを
低減に役立つことになる。そして、上記上部ケーシング
24は、上記ガイド部24dおよび垂下片24f等によ
ってモノコック構造に構成されており、これによって所
望の剛性を確保している。
【0025】また、上記上部ケーシング24は、下部ケ
ーシング25に対して、それぞれの少なくとも四隅に形
成された連結部24k、25hにおいてビス止めされて
、一体化されている。このように、上部ケーシング24
を下部ケーシング25に対して、少なくとも四隅におい
てビス止めしているので、各ケーシング24、25に反
りが生じている場合でも、これを矯正して両者を正確に
位置決めすることができる。即ち、上部ケーシング24
を下部ケーシング25に対して回動開閉可能に枢支して
、いわゆるクラムシェルタイプとした場合には、上下の
ケーシング24、25に反りがあると、両者の正確な位
置決めが困難であると共に、枢支部に局部的な応力が生
じて耐久性が問題となるが、上記ビス止め方式とするこ
とにより、このような問題を回避することができる。
【0026】なお、トナーカートリッジ41cを挿抜す
るための上記開口部24bは、当該開口部24bに嵌合
されたカバー24gによって閉塞されている。また、上
記給紙トレイ22と、排紙口21から排出される用紙を
受ける排紙トレイ23とは、下部ケーシング25に対し
て回動可能に取付けられており、不使用時にはそれぞれ
起立回動させることにより、上部ケーシング24に沿わ
せておくことができる。さらに、上記上部ケーシング2
4と下部ケーシング25との突き合わせ部は、図15に
示すように、あいじゃくり状に組み合わせておくのが好
ましい。これは、光が両者の突き合わせ部から装置本体
2内に侵入するのを防止して、当該侵入光によって感光
体ドラム42が劣化されるのを有効に防止できるからで
ある。なお、上記給紙トレイ22には、用紙の幅をガイ
ドするためのカーソルを、当該用紙幅に応じてスライド
調整自在に設けておいてもよい。
【0027】駆動系7は、図13に示すように、上部ケ
ーシング24の内側に形成された駆動系配置部24hに
固定されている。この駆動系7は、感光体ドラム42の
ほか、現像装置41のトナー供給ローラ41d、攪拌ロ
ーラ41eおよび現像ローラ41f、用紙搬送部5の上
ローラ51a、並びに定着部6の熱ローラ61等の駆動
を行なうものであり、これら被駆動部はそれぞれギア機
構72を介してモーター71により駆動される。また、
これらの駆動を制御する回路基板等を有する電装品8も
、定着部6の電装品を除いて、上部ケーシング24に対
して取付けられている。
【0028】このように上記実施例によれば、熱ローラ
61を装着してから支持爪63fを折り曲げて起立させ
、先端の溝gに小径軸部60bを嵌合させるだけで加熱
部材60の組立が完了する。従って従来の構造のように
、ハウジング63に別部材で形成された支持具をビス止
めする必要がなくなり、組立作業が容易になるという利
点がある。また支持爪63fをハウジング63と一体に
形成しているので、ビス止めに比べて組立精度も高くな
る。従って本実施例の構成によれば、製品の小型軽量化
、および製造コストの低減化を達成することができる。
【0029】さらに上記実施例によれば、機能部品を取
り付けるための補強フレームを廃止したので、その分、
部品点数が少なくなり、小型軽量化を達成することがで
きると共に、製造コストを安くすることができる。また
、補強フレームを組み付けるための工数も不要となり、
一層製造コストを安くすることができる。さらに、従来
の補強フレーム付きの複写機では、そのケーシングと補
強フレームとの結合部において、両者の材質的、強度的
な違いにより、割れや塑性変形等の破損が生じる虞があ
ったが、本実施例では、その虞がない。
【0030】そして、従来の補強フレーム付きの複写機
において単に補強フレームを廃止した場合には、装置本
体の剛性の低下に起因して、機能部品への外力の影響が
懸念されるが、本実施例では、各機能部品を、モノコッ
ク構造にて剛性を確保したケーシング24、25によっ
て保持しているので、装置本体2に作用した外力による
機能部品への影響を抑制することかできる。特に、作像
部4等の重要な機能部品については、その形態を大きく
変えることなく、ケーシング24、25に取り付けてい
るので、当該機能部品自体が有する本来の剛性も十分に
発揮させることかできる結果、過大な外力に対しても強
固に耐え得ることができる。従って、複写機の内部構造
等を熟知せず乱雑な取扱いをしがちな一般ユーザによっ
て、かなり乱雑に取り扱われたとしても、優れた耐久性
を発揮することができる。以上のように、小型軽量化、
製造コストの低減化、および乱雑な取扱いに対する十分
な耐久性を達成することができるので、家庭用および個
人用として普及させるのに適した複写機を実現すること
ができる。
【0031】なお、この発明は、上記テーブル移動形の
複写機のほか、搬送ローラによって原稿を移動させるタ
イプの複写機についても勿論適用して実施することがで
きる。また、複写機に限らず静電式のプリンタ等にも適
用して実施することもできる。さらに上述した実施例で
は、用紙搬送経路の上側に熱ローラ61を配置している
構造を採用しているが、熱ローラ61を用紙搬送経路の
下側に配置してもよく、その他この発明の特許請求の範
囲内で、種々の設計変更ができることは、云うまでもな
い。
【0032】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1記載
の画像形成装置によれば、熱ローラをハウジングに装着
してから支持具を折り曲げて加熱部材を軸支させるだけ
で加熱部材の組立が完了する。従って従来の構造のよう
に、ハウジングに別部材で形成された支持具をビス止め
する必要がなくなり、組立作業が容易になるという利点
がある。また支持具をハウジングと一体に形成している
ので、ビス止めに比べて組立精度も高くなる。
【0033】さらに請求項2記載の画像形成装置によれ
ば、上記効果に加えて、嵌め込み式のサーミスタおよび
軸受け部材を着脱自在に設け、この軸受け部材を介して
熱ローラを軸支しているので、特別な締結部材を用いる
必要がなくなり、部品点数を低減することができる。従
って本発明の構成によれば、製品の小型軽量化、および
製造コストの低減化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像形成装置としての複写機に採用
される熱ローラおよびハウジングの縦断面図である。
【図2】上記ハウジングの斜視図である。
【図3】上記ハウジングの端壁部および熱ローラの軸受
け部材を示す正面図である。
【図4】図3のIV−IV矢視断面図である。
【図5】図3のV矢視図である。
【図6】上記複写機の斜視図である。
【図7】上記複写機の分解断面図である。
【図8】上記複写機の内部構成を示す概略断面図である
【図9】作像部フレームおよびトナー回収容器を示す平
面図である。
【図10】下部ケーシングを示す斜視図である。
【図11】下部ケーシングによる機能部品の保持状態を
示す平面図である。
【図12】上部ケーシングを示す斜視図である。
【図13】上部ケーシングによる機能部品の保持状態を
示す底面図である。
【図14】上部ケーシングと原稿台とを示す一部省略断
面図である。
【図15】上部ケーシングと下部ケーシングとの突き合
わせ状態を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
2      装置本体 3      光学系 4      作像部 5      用紙搬送部 6      定着部 7      駆動系 8      電装品 61      熱ローラ 63      ハウジング 60      加熱部材 63f    支持爪(支持具) 161      軸受け部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】■  感光体に形成された静電潜像をトナ
    ー像に顕像化した後、用紙に転写する作像部と、■  
    用紙搬送経路に沿って用紙を搬送する用紙搬送部と、■
      加熱部材を内蔵した熱ローラをハウジング内に含み
    、用紙に転写したトナー像を定着する定着部と、■  
    これらを駆動する駆動系と、■  電装品とを少なくと
    も備え、これら■乃至■の機能部品を、樹脂成形品から
    なるケーシング内に配置した画像形成装置において、上
    記定着部のハウジングに、所定の角度に屈曲されること
    により上記加熱部材を支持する支持具を一体成形してい
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】上記ハウジングに、嵌め込み式のサーミス
    タおよび軸受け部材を着脱自在に設け、この軸受け部材
    を介して上記熱ローラを軸支している請求項1記載の画
    像形成装置。
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