JPH04310967A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH04310967A
JPH04310967A JP3077974A JP7797491A JPH04310967A JP H04310967 A JPH04310967 A JP H04310967A JP 3077974 A JP3077974 A JP 3077974A JP 7797491 A JP7797491 A JP 7797491A JP H04310967 A JPH04310967 A JP H04310967A
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JP
Japan
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paper
image forming
casing
toner
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP3077974A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Kobayashi
雅彦 小林
Masakatsu Akashi
正勝 明石
Junichi Hirobe
広部 潤一
Tsutomu Sugaya
務 菅谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04310967A publication Critical patent/JPH04310967A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、静電式複写機や静電
式プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体ドラムに形成された静電潜
像を、トナー像に顕像化した後、用紙に転写する静電式
の複写機やプリンタ等の画像形成装置として、極めて小
形化されたいわゆるポータブルタイプのものが提供され
ている(例えば特公平2−17453号公報参照)。
【0003】この種の画像形成装置は、感光体上に形成
された原稿像に対応する静電潜像をトナー像に顕像化し
た後、用紙に転写する作像部、用紙に転写したトナー像
を定着する定着部を含み、用紙を装置本体内に導入する
と共に、上記作像部へ供給した後、装置本体から排出す
る用紙搬送部、これらを駆動する駆動系、および制御回
路その他の電装品等の機能部品を備えている。そして、
これら各機能部品は、樹脂成形品からなる箱型のケーシ
ング内に配置された、一対の側板やこの側板どうしを連
結するステー等からなる金属製の補強フレームに対して
、それぞれ取付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成の画像形成
装置を、家庭用および個人用として普及させるためには
、できるだけ小型軽量化を図ると共に、製造コストおよ
び販売価格を安くすることが望ましい。しかし、従来の
画像形成装置は、機能部品を取付けるための補強フレー
ムを必要とするので、その分、部品点数が多くなり、小
形軽量化を達成することができないと共に、余分な組立
て工数が必要となって、製造コストが高くつくという問
題があった。
【0005】また、小型軽量化を図るほど、誰でも自由
に持ち運びができるようになるので、装置をぶつけたり
落としたりして、当該装置に過度の衝撃が負荷される危
険性が高まる。このように装置に過度の衝撃が負荷され
た場合、特にケーシングと補強フレームとの結合部にお
いて、両者の材質的、強度的な違いにより、割れや塑性
変形等の破損が生じ易くなる。
【0006】そこで、上記補強フレームを廃止すること
が考えられるが、この場合には、装置本体の剛性が低下
するので、従来の構造では問題となり得なかった機能部
品への外力の影響が見逃せない因子となってくる。特に
、小型軽量化された画像形成装置は、一般に家庭用、個
人用として普及させることを商品コンセプトとしている
ものであり、保守点検の面では、専門のサービスマンで
なく、ユーザ自身で対応する必要がある。しかし、機能
部品が外力によって機能しなくなった場合、その原因が
自らの不案内による取扱にあることすら見い出すことが
できないユーザが、その対応を自ら行なうことは実際上
不可能である。これらの点を考慮すると、外力による機
能部品への影響を排除することは、ポータブルタイプの
画像形成装置において避けて通ることのできない重要な
要件となってくる。
【0007】一方、上記画像形成装置においては、名刺
サイズ等の小サイズの用紙に画像を形成した場合に、定
着部を通過した用紙を、排紙口から装置本体内に手先を
挿入して取り出す必要がある。このため、装置本体内に
、上記手先の挿入をガイドすると共に、加熱された定着
部に手先が接触するのを規制する手先挿入ガイドを設け
る必要があり、部品点数および組立て工数がさらに多く
なって、一層製造コストが高くつくという問題があった
【0008】この発明は上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、部品点数が少なく、より小型軽量化、および
製造コストの低減化を達成することができると共に、外
力による機能部品への影響を抑制することができる画像
形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の画像形成装置としては、■感光体に形成さ
れた静電潜像をトナー像に顕像化した後、用紙に転写す
る作像部と、■用紙に転写したトナー像を定着する定着
部を含み、用紙を装置本体内に導入すると共に、上記作
像部を通して装置本体から排出する用紙搬送部と、■こ
れらを駆動する駆動系と、■電装品とを少なくとも備え
、これら■乃至■の機能部品を、樹脂成形品からなるケ
ーシング内に配置した画像形成装置において、上記ケー
シングを、モノコック構造の互いに分離可能な上部ケー
シングと下部ケーシングとにより構成し、各ケーシング
によって上記機能部品を保持していると共に、用紙搬送
部の下流側上方に、回収トナーを収容しておくトナー回
収容器を配置し、このトナー回収容器の一部を、定着部
を通過した小サイズの用紙の取り出しを許容する位置ま
で装置本体内への手先の挿入をガイドすると共に、上記
手先が定着部に接触するのを規制する手先挿入ガイドと
して構成していることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】上記の構成の画像形成装置によれば、上下のケ
ーシングをモノコック構造として所望の剛性を確保し、
このケーシングによって機能部品を保持しているので、
従来の金属製の補強フレームを設けることなく、外力の
影響を抑制した状態で、ケーシング内に機能部品を配置
することができる。
【0011】また、トナー回収容器の一部を、手先挿入
ガイドとして構成しているので、当該ガイドを別途設け
る必要がなく、その分、部品点数および組立て工数を少
なくすることができる。
【0012】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図2はこの発明の一実施例を示す画像形成装置
としての複写機の斜視図であり、図3はその内部構成を
示す概略断面図である。上記複写機は、透明なガラス板
からなる原稿台1を、図3において左右方向に移動させ
ることにより、当該原稿台1に載置された原稿を照明走
査するいわゆるテーブル移動型のものであり、上記原稿
台1の上方には、載置された原稿を押えるための原稿押
え11が、回動開閉可能に設けられている。上記複写機
は、装置本体2の内部に、原稿台1によって移動される
原稿を照明走査するための光学系3、感光体ドラム42
に形成された静電潜像を現像装置41により顕像化した
後、用紙に転写する作像部4、途中部に用紙に転写され
たトナー像を定着する定着部6を配置し、上記用紙を給
紙口26から装置本体2の内部に導入した後、作像部4
を通して排紙口21から排出する用紙搬送部5、これら
原稿台1、作像部4および用紙搬送部5を駆動するため
の駆動系7(図9参照)、並びにこれらの駆動を制御す
る制御回路等を含む電装品8(図9参照)等の機能部品
を備えている。
【0013】上記光学系3は、原稿を照明するための蛍
光ランプ31と、原稿からの反射光を上記感光体ドラム
42に導くレンズ32等を、ケース33の内部に配置し
ているものである。作像部4としては、感光体ドラム4
2の周囲に、帯電チャージャ43、現像装置41、転写
チャージャ44、およびクリーナ45をこの順に配置し
たものであり、上記帯電チャージャ43によって均一に
帯電した感光体ドラム42の外周面に、原稿像を結像さ
せて静電潜像を形成した後、当該静電潜像を現像装置4
1によってトナー像に顕像化し、転写チャージャ44に
よってトナー像を用紙に転写し、残留トナーをクリーナ
45によって回収するようにした従来公知の構成である
。この作像部4の構成要素としての現像装置41、感光
体ドラム42、転写チャージャ44、およびクリーナ4
5は、それぞれ作像フレーム46(図4参照)に対して
組付けられてユニット化されている。また、帯電チャー
ジャ43は、上記光学系3のケース33によって保持さ
れている。上記作像フレーム46は、樹脂成形品からな
るものであり、この作像フレーム46には、クリーナ4
5によって回収されたトナーを収容しておくトナー回収
容器47が一体に成形されている。このトナー回収容器
47は、平面形状が矩形のトレイ状のものであり、用紙
搬送部5の搬送方向下流側の上方に設けられている。
【0014】このトナー回収容器47には、水平な底部
47bに連続させて傾斜状の側面部47cが形成され、
この側面部47cの上端部に連続させて、排紙口21方
向へ延びる鍔部47aが形成されており、上記傾斜状の
側面部47cおよび鍔部47aが、手先挿入ガイドGと
して構成されている。この手先挿入ガイドGは、定着部
6を通過した名刺サイズ等の小サイズの用紙の取り出し
を許容する位置まで装置本体2内への手先の挿入をガイ
ドすると共に、主として上記側面部47cによって所定
量以上手先が挿入されるのを規制して、当該手先が定着
部6に接触するのを阻止するものである。なお、上記鍔
部47aは、上記排紙口21の内部に導入された状態で
、当該排紙口21の上縁部に密着されており、用紙が当
該上縁部に引っ掛からないように配慮されている。この
ように、トナー回収容器47の一部を手先挿入ガイドG
として構成しているので、別途手先挿入ガイドを配置す
る必要がなく、その分、部品点数および組立て工数を削
減でき、製造コストを安くすることができる。
【0015】上記現像装置41は、樹脂製の現像ハウジ
ング41aに対して挿抜自在に装着されたトナーカート
リッジ41cと、トナーカートリッジ41cから落下供
給されたトナーを、現像ハウジング41aの内部へ供給
するトナー供給ローラ41dと、現像ハウジング41a
の内部に供給されたトナーを攪拌する攪拌ローラ41e
と、感光体ドラム42にトナーを供給する現像ローラ4
1fとを備えている。上記現像ハウジング41aの下面
には、多数のリブ状の上ガイド41bが、互いに平行に
突設されており、この上ガイド41bによって、搬送さ
れる用紙の上面側をガイドするようにしている。上記上
ガイド41bは、現像ハウジング41aと一体に成形さ
れており、したがって、別途上ガイドを形成する場合に
比べて、部品点数および組立て工数を削減でき、製造コ
ストを安くすることができる。
【0016】用紙搬送部5は、先端側が給紙トレイ22
によって受け止められた用紙を挟み込んで装置本体2の
内部に導入する搬送ローラ対51と、搬送ローラ対51
によって搬送された用紙の先端を突き当てて、当該用紙
を一時的に待機させるレジストストッパ52と、前記定
着部6とを備えている。上記搬送ローラ対51のうちの
上ローラ51aは、現像装置41の現像ハウジング41
aに突設された上ガイド41bによって回転自在に支持
されている。即ち、上記上ガイド41bによって、上ロ
ーラ51aの支持部材を兼用している。また、定着部6
は、用紙を挾み込んで搬送しながら用紙に転写されたト
ナー像を定着するものであり、内蔵ヒータにて加熱され
た熱ローラ61と、この熱ローラ61に圧接されて従動
される圧ローラ62とを備えている。上記圧ローラ62
は、図示しないばねによって上方へ付勢された状態で、
上下および左右方向へ遊動可能に設けられており、その
支軸62aを熱ローラ61を支持するステー63の溝部
63aに導入することによって、当該熱ローラ61に対
する相対位置が決められている。さらに、上記レジスト
ストッパ52は、支点52aを中心に回動自在に設けら
れていると共に、通常は図示しないコイルばねによって
、図3において時計回り方向に回動付勢されて、用紙の
搬送経路に進出しており、この進出状態で用紙の先端部
を突き当てて、当該用紙を待機させる。そして、原稿台
1が所定位置に移動した時点で、例えば原稿台1によっ
て作動されるリンク機構を介して上記レジストストッパ
52を反時計回りに回動させて用紙搬送路から退避させ
ることにより、待機させた用紙を作像部4へ供給する。
【0017】装置本体2のケーシングは、互いに分離可
能にビス止めされた上部ケーシング24と下部ケーシン
グ25とにより構成されており、上記した機能部品とし
ての光学系3、作像部4、用紙搬送部5、駆動系7、お
よび電装品8が、それぞれ上部ケーシング24と下部ケ
ーシング25とによって保持されている。図1、図9お
よび図10も参照してさらに詳述すると、上記光学系3
のケース33は、上部ケーシング24に対してビス止め
されており、これによって光学系3全体が上部ケーシン
グ24に保持されている。また、作像部4の作像フレー
ム46は、上部ケーシング24に対してビス止めされて
おり、これによって作像部4のうちの現像装置41、感
光体ドラム42、転写チャージャ44、およびクリーナ
45が、当該上部ケーシング24に保持されている。ま
た、作像部4のうちの残る帯電チャージャ43は、上記
光学系3のケース33を介して間接的に上部ケーシング
24に保持されており、転写チャージャ44は、下部ケ
ーシング25に保持されている。さらに、用紙搬送部5
の搬送ローラ対51のうちの上ローラ51aは、現像ハ
ウジング41aを介して間接的に上部ケーシング24に
保持されており、下部ローラ51bおよびレジストスト
ッパ52は、下部ケーシング25に一体成形された後述
する下ガイド25aに保持されており、定着部6の熱ロ
ーラ61は、ステー63を介して上部ケーシング24に
保持されており、圧ローラ62は、下部ケーシング25
に保持されている。
【0018】上記下部ケーシング25は、樹脂成形品か
らなるものであり、図5および図10にも示すように、
その内底部には、搬送される用紙の下面側をガイドする
多数のリブ状の下ガイド25aが一体成形されている。 また、下部ケーシング25の底部には、開口部25bが
設けられており、この開口部25bには、支点25cを
中心に回動可能な支持部材25dが導入されている。こ
の支持部材25dは、樹脂成形品からなるものであり、
上面側には、搬送される用紙の下面をガイドするリブ状
の下ガイド25eが一体成形にて多数並設されている。 この支持部材25dを、支点25cを中心に図3におい
て時計周りに回動させることにより、下部ケーシング2
5の底部を開放することができ、これによって、用紙搬
送経路の一部を開放してジャム処理等を容易に行なえる
ようにしている。さらに、上記下部ケーシング25には
、開口部25bの周縁部に沿って、リブ状の起立片25
fが形成されており、この起立片25fと上記下ガイド
25a等により当該下部ケーシング25をモノコック構
造として、所望の剛性を確保している。なお、上記下部
ケーシング25の両側部には、給紙口26および排紙口
21を形成するための切欠25gが形成されている。
【0019】上部ケーシング24は、樹脂による一体成
形品からなるものであり、図6にも示すように、両側面
に給紙口26および排紙口21を形成するための切欠2
4aが形成されており、この両側面と交差する一側面に
は、前記トナーカートリッジ41cを挿抜するための開
口部24bが形成されている。また、上面には、原稿を
照明走査するためのスリット24cが形成されていると
共に、原稿台1の一端部を移動自在に支持するスライダ
S(図7参照)を取付けるための凹溝24i、および原
稿台1の他端部を支承するための凸条24jがそれぞれ
形成されている。さらに、上部ケーシング24の内部に
は、トナーカートリッジ41cの導入をガイドする一対
の帯板状のガイド部24dが垂下形成されている。この
ガイド部24dは、上部ケーシング24の成形と同時に
一体成形されたものであり、上記トナーカートリッジ4
1cのほぼ全長に沿って形成されている(図9参照)。 また、トナー回収容器47に対応する箇所には、当該ト
ナー回収容器47の上部開口を覆う蓋部24eが形成さ
れている。この蓋部24eは、上部ケーシング24の天
上面と、この天上面から下方へ延びる枠状の垂下片24
fとにより構成されているものであり、上記垂下片24
fをトナー回収容器47の上部の開口縁に密接させて、
当該トナー回収容器47を閉塞し、これによってトナー
回収容器47に回収されたトナーが飛散するのを防止し
ている。なお、トナー回収容器47と上部ケーシング2
4の蓋部24eとは、図示しないビスによって互いに密
着するように連結されている。このように、上部ケーシ
ング24に蓋部24eを一体成形しているので、トナー
回収容器47に別途蓋を形成する必要がなく、その分部
品点数を少なくすることができると共に、組立て工数を
削減することができる。また、上部ケーシング24の開
口部を通してトナーカートリッジ41cを挿抜すること
ができるので、その交換作業を、装置本体2の内部を開
放することなく容易に行なうことができる。しかも、ト
ナーカートリッジ41cの挿抜を案内するガイド部24
dを、上部ケーシング24に一体成形しているので、当
該ガイドを別途形成する必要がなく、その分部品点数お
よび組立て工数を少なくすることができ、コスト低減に
役立つことになる。そして、上記上部ケーシング24は
、上記ガイド24bおよび垂下片24f等によってモノ
コック構造に構成されており、これによって所望の剛性
を確保している。
【0020】また、上記上部ケーシング24は、下部ケ
ーシング25に対して、それぞれの少なくとも四隅に形
成された連結部24k,25hにおいてビス止めされて
、一体化されている。このように、上部ケーシング24
を下部ケーシング25に対して、少なくとも四隅におい
てビス止めしているので、各ケーシング24,25に反
りが生じている場合でも、これを矯正して両者を正確に
位置決めすることができる。即ち、上部ケーシング24
を下部ケーシング25に対して回動開閉可能に枢支して
、いわゆるクラムシェルタイプとした場合には、上下の
ケーシング24,25に反りがあると、両者の正確な位
置決めが困難であると共に、枢支部に局部的な応力が生
じて耐久性が問題となるが、上記ビス止め方式とするこ
とにより、このような問題を回避することができる。
【0021】なお、トナーカートリッジ41cを挿抜す
るための上記開口部24bは、当該開口部24bに嵌合
されたカバー24gによって閉塞されている。また、上
記給紙トレイ22と、排紙口21から排出される用紙を
受ける排紙トレイ23とは、下部ケーシング25に対し
て回動可能に取付けられており、不使用時にはそれぞれ
起立回動させることにより、上部ケーシング24に沿わ
せておくことができる。さらに、上記上部ケーシング2
4と下部ケーシング25との突き合わせ部は、図8に示
すように、あいじゃくり状に組み合わせておくのが好ま
しい。これは、光が両者の突き合わせ部から装置本体2
内に侵入するのを防止して、当該侵入光によって感光体
ドラム42が劣化されるのを有効に防止できるからであ
る。なお、上記給紙トレイ22には、用紙の幅をガイド
するためのカーソルを、当該用紙幅に応じてスライド調
整自在に設けておいてもよい。
【0022】駆動系7は、図9に示すように、上部ケー
シング24の内側に形成された駆動系配置部24hに固
定されている。この駆動系7は、感光体ドラム42のほ
か、現像装置41のトナー供給ローラ41d、攪拌ロー
ラ41eおよび現像ローラ41f、用紙搬送部5の上ロ
ーラ51a、並びに定着部6の熱ローラ61等の駆動を
行なうものであり、これら被駆動部はそれぞれギア機構
72を介してモーター71により駆動される。また、こ
れらの駆動を制御する回路基板等を有する電装品8も、
上部ケーシング24に対して取付けられている。このよ
うに駆動系7および電装品8を上部ケーシング24側に
集約して配置することにより、当該駆動系7に対する配
線や電装品相互間の配線を容易かつ能率的に行なうこと
ができる。即ち、これら駆動系7と電装品8とが、上部
ケーシング24側と下部ケーシング25側とに分配され
て配置されている場合には、両ケーシング24,25間
において渡り配線を行う必要があると共に、配線作業を
集中して行なうことができないので、当該作業に手間が
かかるのに対して、これらを上部ケーシング24側に集
約して配置すれば、両ケーシング24,25間の渡り配
線が不要であると共に、配線作業を集中的に行なうこと
ができるので、当該作業を容易かつ能率的に行なうこと
ができる。即ち、これら駆動系7と電装品8のそれぞれ
が、上部ケーシング24側と下部ケーシング25側とに
分配されて配置されている場合には、両ケーシング24
,25間において渡り配線を行う必要があると共に、配
線作業を集中して行なうことができないので、当該作業
に手間がかかるのに対して、これらを上部ケーシング2
4側に集約して配置すれば、両ケーシング24,25間
の渡り配線が不要であると共に、配線作業を集中的に行
なうことができるので、当該作業を容易かつ能率的に行
なうことができる。
【0023】このように、上記実施例によれば、各機能
部品を、モノコック構造にて剛性を確保したケーシング
24,25によって保持しているので、装置本体2に作
用した外力による機能部品への影響を抑制することがで
きる。特に、作像部4等の重要な機能部品については、
その形態を大きく変えることなく、ケーシング24,2
5に取付けているので、当該機能部品自体が有する本来
の剛性も十分に発揮させることができる結果、過大な外
力に対しても強固に耐えることができる。したがって、
一般ユーザによるかなり乱雑な取扱に対しても優れた耐
久性を発揮することができる。
【0024】なお、この発明は上記テーブル移動形の複
写機のほか、搬送ローラによって原稿を移動させるタイ
プの複写機についても勿論適用して実施することができ
る。また、複写機に限らず静電式のプリンタ等にも適用
して実施することもできる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、この発明の画像形成装置
によれば、上下のケーシングをモノコック構造として所
望の剛性を確保しているので、外力の影響を抑制した状
態で、当該ケーシングにより機能部品を保持することが
できる。したがって、一般ユーザによるかなり乱雑な取
扱に対しても十分耐え得るものとなる。
【0026】また、従来の金属製の補強フレームが不要
であり、その分、部品点数および組立て工数を削減でき
ると共に、小型軽量化も達成することができる。しかも
、トナー回収容器の一部を、手先挿入ガイドとして構成
しているので、部品点数および組立て工数をさらに少な
くすることができる。したがって、製造コストを大幅に
低減することができるという特有の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の画像形成装置としての複写機の分解
断面図である。
【図2】上記複写機の斜視図である。
【図3】上記複写機の内部構成を示す概略断面図である
【図4】作像部フレームおよびトナー回収容器を示す平
面図である。
【図5】下部ケーシングを示す斜視図である。
【図6】上部ケーシングを示す斜視図である。
【図7】上部ケーシングと原稿台とを示す一部省略断面
図である。
【図8】上部ケーシングと下部ケーシングとの突き合わ
せ状態を示す拡大断面図である。
【図9】上部ケーシングによる機能部品の保持状態を示
す底面図である。
【図10】下部ケーシングによる機能部品の保持状態を
示す平面図である。
【符号の説明】
1      原稿台 2      装置本体 3      光学系 4      作像部 5      用紙搬送部 6      定着部 7      駆動系 8      電装品 22    給紙トレイ 23    排紙トレイ 24    上部ケーシング 24e  蓋部 24d  ガイド部 25    下部ケーシング 41c  トナーカートリッジ 47    トナー回収容器 G      手先挿入ガイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】■  感光体に形成された静電潜像をトナ
    ー像に顕像化した後、用紙に転写する作像部と、■  
    用紙に転写したトナー像を定着する定着部を含み、用紙
    を装置本体内に導入すると共に、上記作像部を通して装
    置本体から排出する用紙搬送部と、■  これらを駆動
    する駆動系と、■  電装品とを少なくとも備え、これ
    ら■乃至■の機能部品を、樹脂成形品からなるケーシン
    グ内に配置した画像形成装置において、上記ケーシング
    を、モノコック構造の互いに分離可能な上部ケーシング
    と下部ケーシングとにより構成し、各ケーシングによっ
    て上記機能部品を保持していると共に、用紙搬送部の下
    流側上方に、回収トナーを収容しておくトナー回収容器
    を配置し、このトナー回収容器の一部を、定着部を通過
    した小サイズの用紙の取り出しを許容する位置まで装置
    本体内への手先の挿入をガイドすると共に、上記手先が
    定着部に接触するのを規制する手先挿入ガイドとして構
    成していることを特徴とする画像形成装置。
JP3077974A 1991-04-10 1991-04-10 画像形成装置 Pending JPH04310967A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10671016B2 (en) 2016-03-31 2020-06-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming apparatus provided with detachable waste toner container and sheet-conveying guide

Cited By (2)

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US10671016B2 (en) 2016-03-31 2020-06-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming apparatus provided with detachable waste toner container and sheet-conveying guide
US11106176B2 (en) 2016-03-31 2021-08-31 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image-forming apparatus provided with detachable waste toner container and sheet-conveying guide

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