JPH0622676Y2 - 画像形成装置の手差しトレイ固定装置 - Google Patents

画像形成装置の手差しトレイ固定装置

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JPH0622676Y2
JPH0622676Y2 JP5617188U JP5617188U JPH0622676Y2 JP H0622676 Y2 JPH0622676 Y2 JP H0622676Y2 JP 5617188 U JP5617188 U JP 5617188U JP 5617188 U JP5617188 U JP 5617188U JP H0622676 Y2 JPH0622676 Y2 JP H0622676Y2
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JP5617188U
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義正 笹岡
耕嗣 塚田
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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  • Manual Feeding Of Sheets (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、画像形成装置本体の側部にヒンジを介して手
差しトレイを設けてなる装置に関し、特に、ベースフレ
ームに対してアッパーフレームが開閉可能に構成された
ワニ口タイプの複写機等の装置において、ベースフレー
ムに対してヒンジを介して手差しトレイを設けた装置
で、前記画像形成装置のアッパーフレームを開いた場合
でも、手差しトレイが保持手段から外れて倒れることを
防止できるようにする装置に関する。
(従来の技術) 一般的な画像形成装置においては、第4図に示されるよ
うに、複写機本体1をベースフレーム2とアッパーフレ
ーム3とにより構成し、アッパーフレーム3がヒンジ4
を介して開閉可能に設けて、いわゆるワニ口タイプの装
置として構成されている。
このタイプの複写機は、用紙搬送路内でジャムが発生し
た場合等では、アッパーフレームを開くことによって、
ベースフレームとアッパーフレームとの間に構成する用
紙搬送路が開放されるので、そのジャム紙の処理の作業
が容易に行い得るものとなるという利点を有している。
また、上記したような複写機1においては、ベースフレ
ーム2に対して給紙カセット5等の給紙手段を装着し、
給紙ローラ6により給紙を行い得るようにしているが、
それとともに、手差しトレイ10を設けていることが多
い。この手差しトレイ10は、ヒンジ13を介して複写
機本体に対して揺動可能に設けらており、その手差しト
レイを使用しない場合には、前記ヒンジ13を介して折
畳んだ状態で、アッパーフレーム3の側部に沿わせて立
てる状態でマグネットにより固定保持させるようにして
いる。
(考案が解決しようとする問題点) 上記したような従来の装置においては、手差しトレイの
固定保持手段を設けており、前記固定保持手段として
は、前記したように、本体に設ける固定手段として磁性
片11を、手差しトレイに設ける係止手段としてマグネ
ット12を、それぞれ固定位置に設けている。そして、
前記アッパーフレームに設けた磁性片11に対して、手
差しトレイ10に設けたマグネット12を吸着させ、手
差しトレイを不使用位置に保持させるような手段が用い
られている。
例えば、前記第4図の状態から、第5図に示される状態
になるように、アッパーフレームをヒンジ4を介して開
いた状態には、そのフレームを開く動作により、ヒンジ
4を介して回転する磁性片11と、ヒンジ13を介して
回転するマグネット12との2つの係止保持部材が、各
々のヒンジを介して揺動される。ところが、前記第5図
に示されるように、アッパーフレームを開く途中で、例
えば、手差しトレイのヒンジ13に対して、アッパーフ
レーム3に設けた磁性片11との距離と、ヒンジ13に
対しての手差しトレイ10に設けたマグネット12との
距離が異なることになる。また、磁性片11とマグネッ
ト12の吸着面の角度が異なり、吸着状態を維持するこ
とができなくなる。したがって、前記固定保持手段で
は、磁性片11からマグネット12が離れることにな
り、マグネットによる手差しトレイの保持が不能になっ
て、手差しトレイ10が給紙カセット5の上に倒れてし
まう等の問題が発生する。さらに、前記給紙カセット5
と手差しトレイの揺動の範囲とに、大きな間隔を有して
いる場合には、手差しトレイが倒れて直接給紙カセット
に衝突することはないが、通常の複写機においては、両
者はほとんど接する状態に近接して配置されているの
で、落下した手差しトレイが給紙カセットを叩くなどし
て、好ましくない影響が発生する場合がある。
そこで、上記したような問題を解決するために、例え
ば、実開昭62−11843号公報等に示されるような
手差しトレイの支持手段が提案されている。しかし、上
記した従来例に示されるような手差しトレイの支持手段
は、アッパーフレームを開いた場合にのみ有効なもので
あり、手差しトレイに対して係止部材を突出させる等の
多くの部品を必要とし、構造が複雑になる等の問題があ
る。
(考案の目的) 本考案は、上記したような従来より用いられている手差
しトレイ支持装置の欠点を解消するもので、アッパーフ
レームと手差しトレイに対して設ける係止手段を、磁性
片とマグネットにより構成するとともに、手差しトレイ
に設ける一方の係止手段を、手差しトレイに設けた保持
部材に対して揺動および回動可能に設け、アッパーフレ
ームを開いた際に手差しトレイが倒れることを防止でき
るようにする装置を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段および作用) 本考案は、画像形成装置本体のベースフレームに対し
て、ヒンジを介してアッパーフレームを開閉可能に設
け、前記画像形成装置の給紙部に給紙カセット等の用紙
供給装置とともに設け、不使用時にはヒンジを介して折
込み、画像形成装置本体のアッパーフレームの側部に係
止手段を介して保持させるように構成してなる手差しト
レイに関する。本考案においては、前記手差しトレイを
ヒンジを介してベースフレームに支持させ、アッパーフ
レームと手差しトレイの各々には、互いに係合する係止
手段を配置するとともに、前記係止手段において、一方
の係止部材を他方の係止部材に対して移動および回動可
能に設けている。そして、手差しトレイに設けた係止部
材とアッパーフレームに設けた係止部材の間で、両係止
部材の位置が相対的に変化することに追従させて、手差
しトレイをアッパーフレームの側部に保持する状態を維
持可能に構成している。
したがって、本考案においては、手差しトレイに設ける
係止手段の一方の係止部材を、手差しトレイに設けた他
方の係止部材に対して摺動および回動可能に支持してい
るので、アッパーフレームをベースフレームに対して開
いた場合にも、手差しトレイを立てた状態を維持するこ
とができる。すなわち、本考案においては、前記アッパ
ーフレームを開いた場合に、手差しトレイをベースフレ
ームに支持する位置が、アッパーフレームの係止部材に
対して相対的に移動し、かつ、係止角度が変化しても、
手差しトレイに設けた係止部材が保持部で摺動および回
動するようになる。したがって、本考案においては、手
差しトレイをアッパーフレームに対してマグネットによ
り係止保持する作用に支障が生じることはなく、手差し
トレイの固定支持状態を確実にすることが出来る。
(実施例) 図示された実施例に従って、本考案の画像形成装置の手
差しトレイ固定装置の構成を説明する。第1図に示され
る実施例は、画像形成装置として複写機に適用する場合
の例を示しているもので、複写機1はヒンジ4を介し
て、ベースフレーム2に対してアッパーフレーム3を開
くことが出来るような、いわゆるワニ口タイプの装置と
して構成されている。複写機本体の側部に設けられてい
る給紙カセット5等の給紙部材は、前記複写機本体のベ
ースフレーム2に対して装着され、給紙カセットに収容
された用紙を給紙ローラ6の回転により、画像転写部に
向けて搬送するように構成される。
また、前記給紙カセット5の上部分には、ヒンジ13を
介して手差しトレイ10を設けていて、その手差しトレ
イ10を使用しない場合には、前記手差しトレイ10に
設けたマグネット18が、アッパーフレーム3に設ける
係止部材としての磁性片11に吸着保持され、手差しト
レイに対する係止手段を構成している。上記した構成の
手差しトレイにおいて、本考案の装置の場合には、前記
手差しトレイには、係止部材として磁石保持部15を設
け、マグネット18が磁石保持部15の内部で移動およ
び回動可能に支持されている。
第2図に示されるように、ベースフレーム2に対してア
ッパーフレーム3を開いた場合に、前記アッパーフレー
ム3に設けた磁性片11の位置と、手差しトレイ10の
ヒンジ13との間隔が変化する。これに対して、前記手
差しトレイに設けたマグネット18が磁石保持部15内
で移動し、かつ、マグネット18は吸着したままで回動
するので、磁性片11に対するマグネット18の吸着状
態を維持出来る。そして、アッパーフレームを開く途中
で、手差しトレイ10がアッパーフレームから外れて、
倒れたりする等の事故が発生することが防止されるもの
となる。
上記したような手差しトレイの保持状態を維持させるた
めに、本考案の手差しトレイ10においては、第3図に
示されるようなマグネット18に対する支持機構を設け
ている。前記第3図に示される例において、手差しトレ
イ10の回転の支点となる部分を磁石保持部15で構成
し、前記磁石保持部15の内部に設けた空間に対して、
マグネット18が移動と回動とが可能な状態で支持され
ている。また、前記実施例においては、マグネット18
の両側に軸19を突出させて設け、その軸19を磁石保
持部15の両側部に設けた長孔16に係合させ、その長
孔16に軸19が摺動されることによって、マグネット
18を磁石保持部15の長手方向に移動し、かつ、長孔
16のいかなる場所でも回動させ得るようにする。
この実施例の場合に、マグネット18の上部分は、第3
a図に示されるように、磁石保持部15から突出した状
態に配置されている。そして、アッパーフレームに設け
た磁性片11のヒンジ13に対する間隔が、前記アッパ
ーフレームの開閉によって相対的に小さくなった場合で
も、マグネット18から外れることがない。つまり、給
紙トレイに設けたマグネット18は、前記磁石保持部1
5に沿って摺動と回動を行うので、前記マグネット18
を磁性片11に対応させて保持部15に沿って移動させ
るので、両部材の吸着保持状態に変化は発生しないもの
となる。
上記第3図に示される本考案の実施例は、マグネット1
8を角型に形成して、前記マグネットが磁石保持部15
の収容部分の内部で移動出来るように構成しているが、
その他に、マグネットをローラ状に構成することが出来
る。そして、前記マグネットをローラ状に構成すると、
そのマグネットを軸19を中心にして回転させることが
出来る。また、前記ローラ状のマグネットを支持する軸
19を、長孔に沿って案内するように支持すると、磁石
保持部の収容部分に対して、マグネットの案内を容易に
行うことが可能になる。従って、アッパーフレームを開
いた場合に、磁性片とマグネットの間にズレを生じるこ
とがなくなり、両部材の係止状態を良好に発揮させるこ
とができる。
また、本考案のマグネットと磁性片による係止保持部材
は、上記したようなワニ口タイプの複写機のアッパーフ
レームに対してのみ適用が可能なものではなく、通常の
複写機等の画像形成装置における手差しトレイの固定係
止手段として用いることが出来る。そして、係止手段を
構成する一方の部材に対して、他方の部材の位置決めが
正確に行われない場合でも、手差しトレイに対する係止
作用を発揮できるものとなる。つまり、上記したような
本考案は、手差しトレイの固定係止手段を適用可能な画
像形成装置を、複写機に対して適用することの他に、プ
リンター等のような画像形成装置においても、給紙カセ
ットや用紙トレイに加えて、手差しトレイによる給紙手
段を用いることが可能なタイプの装置や、ファクシミリ
等のような他の画像形成装置にも適用することが可能で
ある。
また、前記実施例において、複写機本体に固定手段とし
ての磁性片を設け、手差しトレイに係止手段としてのマ
グネットを設けた場合の例を示しているが、両部材をマ
グネットで構成することや、アッパーフレームにマグネ
ットを設けて、排出トレイに磁性片を設ける等の変更を
加えることも可能である。さらに、本考案においては、
各々の係止手段として、前述したような磁石を用いるこ
とに代えて、突起部材と、突起受け部材とを対向させて
配置すること、または、その他の従来公知の係止手段を
用いること等、任意の機構を組み合わせて適用すること
が可能なものである。
(考案の効果) 本考案の画像形成装置の手差しトレイ固定装置は、上記
したような構成を有するものであるから、ワニ口タイプ
の画像形成装置において、アッパーフレームを開く途中
で、手差しトレイが不意に落下する等の問題が発生する
ことを防止出来、前記手差しトレイの安全性を確保する
ことが可能である。
すなわち、本考案においては、前記アッパーフレームを
開いた場合に、手差しトレイをベースフレームに支持す
る位置とアッパーフレームの係止手段の一方の部材の間
隔が小さくなっても、手差しトレイの係止手段の他方の
部材が保持部で摺動するようになる。したがって、本考
案においては、手差しトレイをアッパーフレームに対し
てマグネットにより係止保持する作用に支障が生じるこ
とはなく、手差しトレイの固定支持状態を確実にするこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の画像形成装置の手差しトレイ固定装置
の側面図、第2図はアッパーフレームを開いた状態での
手差しトレイの固定状態の側面図、第3図は本考案の手
差しトレイ係止手段の斜視図、第3a図はその側面図、
第4図は従来の画像形成装置の手差しトレイ固定装置の
側面図、第5図はアッパーフレームを開いた状態での側
面図である。 図中の符号 1……複写機、2……ベースフレーム、3……アッパー
フレーム、4……ヒンジ、5……給紙カセット、10…
…手差しトレイ、11……磁性片、12……マグネッ
ト、13……ヒンジ、15……磁石保持部、16……長
孔、18……マグネット、19……軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置本体のベースフレームに対し
    て、ヒンジを介してアッパーフレームを開閉可能に設
    け、 前記画像形成装置の給紙部に給紙カセット等の用紙供給
    装置とともに設け、不使用時にはヒンジを介して折込
    み、画像形成装置本体のアッパーフレームの側部に係止
    手段を介して保持させるように構成してなる手差しトレ
    イにおいて、 前記手差しトレイをヒンジを介してベースフレームに支
    持させ、アッパーフレームと手差しトレイの各々には、
    互いに係合する係止手段を配置するとともに、 前記係止手段において、一方の係止部材を他方の係止部
    材に対して移動および回動可能に設け、 手差しトレイに設けた係止部材とアッパーフレームに設
    けた係止部材の間で、両係止部材の位置が相対的に変化
    することに追従させて、手差しトレイをアッパーフレー
    ムの側部に保持する状態を維持可能に構成することを特
    徴とする画像形成装置の手差しトレイ固定装置。
JP5617188U 1988-04-26 1988-04-26 画像形成装置の手差しトレイ固定装置 Expired - Lifetime JPH0622676Y2 (ja)

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JP5617188U JPH0622676Y2 (ja) 1988-04-26 1988-04-26 画像形成装置の手差しトレイ固定装置

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Publication Number Publication Date
JPH01159650U JPH01159650U (ja) 1989-11-06
JPH0622676Y2 true JPH0622676Y2 (ja) 1994-06-15

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ID=31282053

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