JPH0443891Y2 - - Google Patents

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JPH0443891Y2
JPH0443891Y2 JP18491886U JP18491886U JPH0443891Y2 JP H0443891 Y2 JPH0443891 Y2 JP H0443891Y2 JP 18491886 U JP18491886 U JP 18491886U JP 18491886 U JP18491886 U JP 18491886U JP H0443891 Y2 JPH0443891 Y2 JP H0443891Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複写機ケースを上下に二分して連結
した所謂シエル型の複写機に関するものである。
〔従来の技術〕
上記のシエル型複写機として、開閉自在の前カ
バーを具備した下ケースに上ケースを枢支連結す
ると共に、該枢支連結部近くにおける下ケース側
の搬送路を複写機ケースの外部で開閉するための
操作部材を設けたものがある。
かかるシエル型複写機によれば、上ケースある
いは前カバーを開放することで、例えば感光体ま
わりのメンテナンスや搬送路でのジヤム処理を簡
易に行うことができる。
そして、前記上ケースを開放しただけでは、前
記上下ケースの枢支連結部近くにおける上下ケー
ス間の操作スペースが狭いことで、該枢支連結部
近くのメンテナンスやジヤム処理を行うことが少
し困難であるが、前記枢支連結部近くの搬送路を
開放することで、当該枢支連結部近くにおけるジ
ヤム処理やメンテナンスを楽に行うことができ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、前記上ケースあるいは前カバーを開
放して、複写機ケース内部の駆動系に対するメン
テナンスやジヤム処理を行つている際に、誤つて
プリントスイツチを操作したときの危険な事態を
避けるために、従来では、上ケースの開放に伴つ
て開放される安全スイツチと、前記前カバーの開
放に伴つて開成される第2の安全スイツチとを備
えさせて、該何れかの安全スイツチの開成によつ
て複写機の電気系を遮断させるようにし、もつて
オペレーターの安全を図るようにしているが、2
組の安全スイツチを要する点でコスト的に高くつ
く欠点があつた。
また、前記枢支連結部近くの搬送路を開放して
該搬送路のメンテナンスやジヤム処理を行う際に
も、上記と同様な危険な事態を避ける上で、前記
前カバーと搬送路の開閉操作を相互に牽制させる
機構(前カバーを開放して前記第2の安全スイツ
チを開成させないと前記搬送路を開放できないよ
うにし、かつ、逆に搬送路を閉塞しないと前カバ
ーを閉塞できないようにした機構)を設けている
が、これもコストアツプを招来する点で問題があ
つた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、簡単かつ合理的な改良によつてコス
ト的に安価に、上記と同様の安全を図り得るよう
にすることを目的としており、而して本考案は、
複写機ケースを上下に二分し、開閉自在の前カバ
ーを具備した下ケースに対して上下に開閉自在に
上ケースを枢支連結すると共に、該枢支連結部近
くにおける下ケース側の搬送路を複写機ケースの
外部で開閉するための操作部材を設けたシエル型
複写機において、前記上ケースあるいは前カバー
の開放に連動して開成される安全スイツチを設
け、前記搬送路の開放下において前カバー側の安
全スイツチ操作部材の移動経路を横断する前カバ
ーの閉塞牽制用部材を前記搬送路開閉用操作部材
に連設すると共に、前記搬送路の閉塞下において
のみ前記安全スイツチ操作部材を係入する開口を
前記牽制部材に形成して、前記前カバーの閉塞下
において前記搬送路の開閉操作を牽制させるべく
構成した点に特徴がある。
〔作用〕
上記の特徴構成によれば、上ケースあるいは前
カバーの何れかの開放に連動して開成される1組
の安全スイツチで複写機の電気系が遮断される。
そして、前カバーを開放しない限りは搬送路を
開閉操作することができず、且つ、前記搬送路を
閉塞しない限りは前記前カバーを閉塞することが
できない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
ると、第1図はシエル型の静電写真複写機全体の
概略を示し、第2図は要部の詳細を示すものであ
つて、原稿載置台1と原稿押え2とを備えた複写
機ケース3を、上ケース3Aと下ケース3Bとに
上下に二分して、下部側の枢支軸4まわりで前後
方向に開閉自在の前カバー5を前記下ケース3B
に備えさせると共に、該下ケース3Bに対して給
紙方向下流側の横軸6まわりで上下に開閉自在に
前記上ケース3Aを枢支連結し、この上ケース3
Aに光学系移動式の露光装置7を具備させると共
に、感光体8と帯電装置9と現像装置10及びク
リーニング装置11から成る作像ユニツトAを、
それの給紙方向上流側を前記下ケース3Bに且つ
給紙方向下流側を前記上ケース3Aに連結して、
第3図に示すように、前記上ケース3Aの開放に
連動して該作像ユニツトAが下ケース3B側の連
結軸12まわりで上方に持ち上げられるようにな
つている。
そして前記下ケース3Bに、前記感光体8に相
対応させる状態で転写装置13と分離装置14と
を設けると共に、手差し部15あるいは給紙カセ
ツト16からの複写紙を前記転写装置13に給紙
する給紙搬送装置17と、転写・分離後の複写紙
を定着装置18から上下一対の排紙ローラ19,
20を通して排紙トレイ21に排紙する排紙搬送
装置22、及び、必要に応じて両面複写を行うた
めの両面複写機構部(スイツチバツク給紙機構2
3と、該スイツチバツク給紙機構23によつて前
後向きが反転された片面複写完了後の複写紙を一
時的にストツクする中間トレイ24、及び、該ス
トツクされた複写紙を再給紙するための再給紙機
構25から成る。)26を配置し、かつ、前記排
紙トレイ21への搬送路Bを構成する下部側の排
紙ローラ20を、下部側の横軸27まわりで開閉
自在の排紙カバー28に設けて、該排紙カバーを
操作部材28として前記搬送路Bを複写機ケース
3の外部において開閉できるようにしてある。
かかるシエル型複写機において、前記上下ケー
ス3A,3Bの枢支連結部近くに、第4図乃至第
6図に具体構造を示す安全機構Cを設けてある。
この安全機構Cは次のように構成されている。
即ち、前記下ケース3Bの側板3bにL字状のス
イツチ取付具29をビス30まわりで回動自在に
枢着し、該スイツチ取付具29に複写機の電気系
を開閉する1個の安全スイツチ31を取り付ける
と共に、前記前カバー5にスイツチ操作部材32
を設けて、該前カバー5の開放に連動して前記安
全スイツチ31を開成させると共に、前カバー5
の閉塞に連動して前記安全スイツチ31を閉成さ
せるようにしてある。
そして、前記安全スイツチ操作部材32の上部
側にカム面aを形成して、前記前カバー5の閉塞
下での前記スイツチ取付具29の回動に連動して
前記安全スイツチ31を開閉させるようにすると
共に、該安全スイツチ31を閉成させる方向に前
記スイツチ取付具29を付勢回動させるスプリン
グ33を、前記スイツチ取付具29に連設の部材
34と前記側板3bに付設のピン35とにわたつ
て設け、かつ、前記上ケース3Aの閉塞方向の揺
動に連動して前記連設部材34に当接し、前記ス
プリング33の付勢力に抗して前記スイツチ取付
具29を回動させることで、前記安全スイツチ3
1を閉成させる安全スイツチ操作部材36を前記
上ケース3Bに設けてあつて、該上ケース3Aの
開放に連動して前記安全スイツチ31を開成させ
ると共に、上ケース3Aの閉塞に連動して安全ス
イツチ31を閉成させるようにしてある。
つまり、前記前カバー5あるいは上ケース3A
の何れか一方を開放することで、前記1個の安全
スイツチ31を可逆的に開成できるようになつて
いるのである。
一方、前記安全スイツチ操作部材32の移動経
路を横断する牽制部材37を、前記排紙カバーか
ら成る搬送路開閉用操作部材28に連設して、前
記搬送路Bの開放下において前記前カバー5を閉
塞することができないようにすると共に、前記搬
送路Bの閉塞下においてのみ前記安全スイツチ操
作部材32の係入を許容する開口bを前記牽制部
材37に形成して、前記前カバー5の閉塞下にお
いて前記搬送路Bを開閉することができないよう
にしてある。
つまり、前記前カバー5を開放して安全スイツ
チ31を開成させない限りは前記搬送路Bを開放
することができず、かつ、前記搬送路Bを閉塞し
て搬送路Bに対する安全を達成しない限りは前カ
バー5を閉塞することができないようになつてお
り、前記安全スイツチ31を開閉するための安全
スイツチ操作部材32を有効に利用して、前カバ
ー5と搬送路Bの開閉を相互に牽制させる機構が
構成されているのである。
尚、前記スイツチ取付具29を上ケース3B側
に設けたり、スイツチ取付具29を上下に摺動自
在に設けたりして実施するも良い。
またシエル型複写機として、上ケース3Aを給
紙方向上流側の横軸まわりで下ケース3Bに対し
て上下に開閉自在に枢支連結すると共に、給紙カ
セツト装填部付近の搬送路を開閉自在にすべく、
給紙カセツト装填部と給紙搬送装置17の下部搬
送系とを給紙方向に挿抜自在に構成したものを実
施対象にするも良い。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によるシエル型複写
機は、上記の構成より成り、而して、従来に比べ
て安全スイツチを半減できることでコストダウン
を達成できると共に、該安全スイツチを開閉する
ための前カバー側の安全スイツチ操作部材を有効
に利用して、前カバーと搬送路の開閉を相互に牽
制させる機構を構成した点においてもコストダウ
ンを図れ、全体として、簡単かつ合理的な改良に
よつて、従来と変わりのない安全対策が図られた
シエル型複写機をコスト的に安価に提供できるに
至つたのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はシエル
型複写機全体の概略縦断面図、第2図は安全機構
の詳細図、第3図は上ケースを開放した状態のシ
エル型複写機の正面図、第4図は安全機構の分解
斜視図、第5図は安全機構の正面図、第6図は安
全機構の側面図である。 3……複写機ケース、3A……上ケース、3B
……下ケース、5……前カバー、28……搬送路
開閉用操作部材、31……安全スイツチ、32…
…安全スイツチ操作部材、37……牽制部材、b
……開口、B……搬送路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複写機ケースを上下に二分し、開閉自在の前カ
    バーを具備した下ケースに対して上下に開閉自在
    に上ケースを枢支連結すると共に、該枢支連結部
    近くにおける下ケース側の搬送路を複写機ケース
    の外部で開閉するための操作部材を設けたシエル
    型複写機において、前記上ケースあるいは前カバ
    ーの開放に連動して開成される安全スイツチを設
    け、前記搬送路の開放下において前カバー側の安
    全スイツチ操作部材の移動経路を横断する前カバ
    ーの閉塞牽制用部材を前記搬送路開閉用操作部材
    に連設すると共に、前記搬送路の閉塞下において
    のみ安全スイツチ操作部材を係入する開口を前記
    牽制部材に形成して、前記前カバーの閉塞下にお
    いて前記搬送路の開閉操作を牽制させるべく構成
    してあることを特徴とするシエル型複写機。
JP18491886U 1986-11-30 1986-11-30 Expired JPH0443891Y2 (ja)

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JP2771198B2 (ja) * 1988-12-05 1998-07-02 株式会社リコー 複写機の誤操作防止装置

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