JP3926959B2 - 両面装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、用紙の第1面と第2面の両面に画像を形成する際に使用する両面装置、及びその両面装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の用紙の両面に画像を形成可能な両面装置を有する画像形成装置としては、例えば特開平6−110274号公報に記載されているものがある。
この画像形成装置(両面印刷装置)は、図12に示すように、用紙の両面に画像(トナー像)を形成する際に用紙を裏表反転するのに使用する反転ユニット60を、装置の上部から前面(図12で右側の面)にかけて装着している。
また、その装置の前面に、手差し給紙をする際に使用する手差しガイド51を開閉可能に設けている。
【0003】
この画像形成装置は、用紙の両面に画像を形成する両面印刷モード時には、用紙カセット52から用紙が給紙され、それがレジストローラ61で一旦停止されてタイミング調整された後に、感光体ドラム53等が設けられているプロセスユニット50に向けて搬送される。
また、手差しガイド51から用紙が供給されたときには、その用紙が手差しパス58を通ってプロセスユニット50に向けて搬送される。
【0004】
こようにして、用紙カセット52あるいは手差しガイド51から給紙された用紙は、プロセスユニット50で表側(第1面)の面にトナー像が転写され、そのトナー像が熱定着器により熱定着される。
そして、その用紙は図12で上方へ向けて搬送され、その先端をセンサ54が検知すると、切り換えレバー55が同図に実線で示す位置に回動し、用紙を反転ユニット60内に案内する位置になる。
【0005】
それにより、用紙が対のスイッチバックローラ56の回転により搬送され、その先端側がスタッカ65上に飛び出す。そして、センサ57がその用紙の後端を検知すると、対のスイッチバックローラ56が、今度は逆回転する。
【0006】
それにより、用紙が、今度はそれまでの後端側が先端側になり、反転ユニット60内の搬送路63を出口62に向かって搬送される。その用紙は、手差しパス58を通ってプロセスユニット50に向けて搬送され、そのプロセスユニット50で今度は裏面にトナー像が形成される。
そして、その用紙は、既に図12に仮想線で示す位置に切り換わっている切り換えレバー55により対の排出ローラ59側に案内され、その排出ローラ59の搬送力によりスタッカ65上に排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この画像形成装置のように、用紙の両面に画像を形成する際に使用する両面装置として機能する反転ユニット60を、装置の上部から前面にかけて装着した構成のものでは、例えば表側の面に画像が形成された後の用紙が、その裏面に画像を形成するために切り換えレバー55を通過中にジャムになってしまったときには、装置の前面(図12で右側の面)を開放して作業を行わなければならないが、その際に反転ユニット60が邪魔になってしまうということがあった。
【0008】
また、サプライの交換時にも、同様に反転ユニット60が邪魔になってしまうことがあるということがあった。
一方、画像形成装置には、反転機構等を備えた両面装置を装置本体内の下方に配置しているものもあるが、その両面装置内で用紙がジャムになってしまったときには、やはりそのジャム処理が面倒であった。
この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、両面装置内で用紙がジャムになったときでも、そのジャム処理を簡単に行うことができる両面装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の目的を達成するため、装置本体に固定される筐体部と、該筐体部に対して装置本体の前方へ引き出しが可能でかつ用紙を反転する反転機構を有する引き出しトレイ部とを備えた両面装置を次のように構成する。
上記筐体部の上記引き出しトレイ部が出入りする入口部にその引き出しトレイ部が筐体部から抜け出るのを防止する抜け防止ストッパを設ける。
その抜け防止ストッパは、第1の位置と第2の位置とに移動可能であり、第1の位置にあるときには上記筐体部から引き出された上記引き出しトレイ部に当接してその引き出しトレイ部が上記筐体部から抜け出るのを防止し、第2の位置にあるときには上記引き出しトレイ部が上記筐体部から抜け出るのを許容すると共に、その引き出しトレイ部を上記筐体部に挿着可能にし、該第2の位置にある状態で上記引き出しトレイ部が上記筐体部に挿入されたときに、その引き出しトレイ部が所定の挿着位置まで挿入されずに該引き出しトレイ部の一部に当接する形状である。
より具体的には、上記両面装置は装置本体に取り付けられて使用され、用紙の第1面と第2面の両面に画像を形成する際に第1面に画像が形成された用紙を表裏反転させて第2面に画像を形成するために再給紙する両面装置であり、次のように構成するとよい
【0010】
上記両面装置を、第1面に画像が形成された後の用紙を装置外へ排出する方向と上記再給紙する方向とに搬送方向を切り換える搬送路切換手段を備えた排紙両面搬送部と、上記搬送路切換手段により再給紙する方向に案内された用紙を装置の下方に向けて搬送する垂直搬送部と、その垂直搬送部を通して搬送される用紙を受け入れて反転機構で表裏を反転させ、その用紙を第2面に画像を形成するために再給紙する反転部とで構成する。
【0011】
また、上記反転部に筐体部と、その筐体部に対して装置本体の前方へ引き出しが可能な引き出しトレイ部とを設け、その引き出しトレイ部に上記反転機構と、その反転機構に向けて用紙を搬送する用紙搬送系と、上記反転機構により表裏が反転された用紙を第2面に画像を形成するために送り出す再給紙機構とを設けて両面装置を構成する。
さらに、上記筐体部の上記引き出しトレイ部が出入りする入口部に、その引き出しトレイ部が筐体部から抜け出るのを防止する抜け防止ストッパを設ける。
その抜け防止ストッパは、第1の位置と第2の位置とに移動可能であり、第1の位置にあるときには上記筐体部から引き出された上記引き出しトレイ部に当接してその引き出しトレイ部が筐体部から抜け出るのを防止するように機能し、第2の位置にあるときには上記引き出しトレイ部が上記筐体部から抜け出るのを許容すると共に、その引き出しトレイ部を筐体部に挿着可能にするように機能し、その第2の位置にある状態で上記引き出しトレイ部が筐体部に挿入されたときには、その引き出しトレイ部が所定の挿着位置まで挿入されずに該引き出しトレイ部の一部に当接してそれ以上の挿入を阻止する形状に形成されている。
【0012】
その両面装置において、上記反転機構と再給紙機構を、上記引き出しトレイ部の引き出し方向の先端側に配置したり、上記筐体部に上記引き出しトレイ部を引き出す際に使用する案内レール部を一体に設けたりするとよい。
【0013】
【0015】
この発明による画像形成装置は、上記いずれかの両面装置を備えている。
【0016】
【0017】
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明による両面装置を備えたカラー画像形成装置の一例を示す全体構成図である。
【0019】
図1に示すカラー画像形成装置は、装置本体1に取り付けられて使用され、用紙の表面側の第1面と裏面側の第2面の両面に画像を形成する際に、その第1面に中間転写ベルト10からトナー像(画像)が形成されて定着装置3により定着された後の用紙を表裏反転させて第2面に画像を形成するために中間転写ベルト10へ向けて再給紙する両面装置5を備えている。
【0020】
そして、このカラー画像形成装置は、装置本体1の上部に用紙をその装置本体1の後方へ向けて搬送することにより排紙スタック部22へ排紙する排紙ローラ対21を設けている。
両面装置5は、第1面に画像が形成された後の用紙を装置外へ排出する方向と、その用紙を再給紙する方向とに搬送方向を切り換える搬送路切換手段として機能する切換爪23を備えた排紙両面搬送部30と、切換爪23により再給紙する方向に案内された用紙を装置の下方に向けて搬送する垂直搬送部32と、その垂直搬送部32を通して搬送される用紙を受け入れて反転ローラ31と反転ガイド板36等からなる反転機構で表裏を反転させ、その用紙を第2面に画像を形成するために再給紙する反転部33とで構成されている。
【0021】
排紙両面搬送部30は、装置本体1の上面の外側に排紙ローラ対21のある排紙部に隣接して設けられており、上述した切換爪23と、両面搬送路41とを備えている。
垂直搬送部32は、装置本体1の背面の外側に設けられて両面搬送路41に搬送された用紙を装置の下方に向けて搬送する。
【0022】
反転部33は、装置本体1の下面の外側に設けられて垂直搬送部32を通して搬送される用紙を受け入れて装置本体1の前方(図1で右方)へ向けて搬送すると共に反転ローラ31と反転ガイド板36とで表裏を反転させ、その用紙をスイッチバックして中間転写ベルト10のある作像部へ向けて再給紙する。
【0023】
なお、この反転部33には、表裏が反転されてトレイ37上に搬送された用紙の用紙搬送方向に対する両側縁の位置を揃える対のジョガーフェンス48を設けている。
そして、この排紙両面搬送部30と垂直搬送部32と反転部33は、それぞれ装置本体1に対して着脱可能なユニット状に形成されている。
【0024】
このカラー画像形成装置は、作像部に可撓性を有するベルト状の像担持体である感光体ベルト2と、その感光体ベルト2の表面に順次形成される4色(3色であってもよい)に色分解された各色に対応する潜像を対応するイエロー、マゼンタ、シアン、黒の4色のトナー(現像剤)でそれぞれ現像する4つの現像器を一体的に備えた回転型のカラーの現像装置4とを設けている。
【0025】
中間転写ベルト10は、図1の矢示B方向に回動可能であり、現像装置4により現像された複数の色の各トナー像を順次重ね合わせた状態で担持する。
その中間転写ベルト10は、回動ローラ12,13の間に架設されていて、その回動ローラ12の回転駆動により矢示B方向に回動される。この中間転写ベルト10は、感光体ベルト2と回動ローラ7の部分で接触している。
【0026】
そして、その接触部の付近の中間転写ベルト10の内面には、導電性を有するバイアスローラ14が所定の条件で接触している。また、中間転写ベルト10の外面の回動ローラ12のある位置に対応する部分には、転写ローラ15を接触させている。
感光体ベルト2は、回動ローラ6、7間に架設され、回動ローラ6の回転駆動により矢示A方向(図中で時計回り方向)に回動される。
【0027】
その感光体ベルト2の下側には、感光体ベルト2の表面を均一に帯電する帯電手段として機能する帯電チャージャ8を設けており、その下方には静電像露光手段として機能するレーザ書込ユニット9を、さらにその下側には給紙する用紙Pを収納する用紙積載部となる給紙カセット11を設けている。
このように、このカラー画像形成装置では、装置本体1内の下部に用紙Pを収納する給紙カセット11を、両面装置5の反転部33に近接させて、その反転部33の真上に設けている。
【0028】
その給紙カセット11の用紙送出端側(図1で右方側)には、給紙ローラ18を設け、その給紙ローラ18により給紙カセット11内の用紙Pを給紙可能にしている。
そして、その給紙カセット11の用紙送出端側に、垂直方向に延びてその給紙カセット11から給紙された用紙Pを搬送する搬送路43に合流する垂直搬送路45を設けている。
この給紙カセット11から転写ローラ15のある転写位置に至る用紙搬送経路上には、搬送ローラ対19とレジストローラ対20を設けている。
【0029】
両面装置5の排紙両面搬送部30は、前述した切換爪23と両面搬送路41の他に排紙部内排紙ローラ対27も有している。
それにより、排紙ローラ対21と、切換爪23と、排紙部内排紙ローラ対27とにより、画像形成後の用紙を装置本体1の外部に設けている排紙スタック部22へ排出可能にしている。
【0030】
また、このカラー画像形成装置は、各種の操作を行うための操作部を装置本体1の前面(図1で右側の面)上部1aに設けている。
その装置本体1は、不動部筐体側となる本体フレーム24と、用紙搬送経路を開放可能にする前部筐体となる前フレーム25とによって構成されている。
【0031】
前フレーム25は、本体フレーム24に設けている回動支持軸26を中心に矢示C方向に開放可能に支持されており、画像形成出力時には図1に示したように閉じて使用する。
そして、用紙のジャム処理時には、その前フレーム25を矢示C方向に開放すると、その開放状態を図示しないテンションスプリング等により維持できるようになっている。
【0032】
その前フレーム25には、用紙搬送路を構成する一方のガイド板が設けられていると共に、その用紙搬送路上に設けられているレジストローラ対20と、転写ローラ15等が取り付けられている。
それにより、前フレーム25を開放すると、用紙搬送路が2分されるため、そこにジャムとなった用紙があるときには、それを簡単に取り除くことができる。
【0033】
このように、このカラー画像形成装置は構成してあり、両面装置5の用紙搬送経路は、排紙両面搬送部30の切換爪23から装置本体1の後方へ進んで、その装置本体1の背面を垂直搬送部32により下方に進行してその装置本体1の下部の反転部33に至る経路とし、その反転部33から用紙を中間転写ベルト10と転写ローラ15とが設けられている転写位置に再給紙可能にしている。
【0034】
次に、このカラー画像形成装置の画像形成動作について説明する。
図1に示すカラー画像形成装置は、画像形成動作を開始すると、感光体ベルト2の表面が帯電チャージャ8により一様に帯電された後、その帯電面がレーザ書込ユニット9により、画像情報に基づいて走査露光され、そこに静電潜像が形成される。
【0035】
ここで、露光する画像情報は、形成するフルカラー画像をイエロー,シアン,マゼンタ及び黒の各色情報に分解した単色の画像情報であり、その情報に応じてレーザ書込ユニット9の半導体レーザから射出したレーザービームを、光学装置により走査及び光路調整する。
【0036】
そして、その感光体ベルト2上に各々の色に対応して順次形成される静電潜像が、回転型の現像装置4によりイエロー,シアン,マゼンタ及び黒のトナーで各々単色現像され、感光体ベルト2上に各色画像が順次形成される。
その感光体ベルト2上に形成された各単色画像は、感光体ベルト2が矢示A方向に回動することにより中間転写ベルト10に接する位置に移動すると、その順次形成されるイエロー,シアン,マゼンタ及び黒の単色画像毎に、バイアスローラ14に所定の転写バイアスが印加されることにより、中間転写ベルト10上に順次重ね合わされて転写される。
【0037】
その中間転写ベルト10上に4色重ね合わされたカラー画像は、給紙カセット11から給紙ローラ18により所定のタイミングで給紙され、搬送ローラ対19及びレジストローラ対20を経て転写部へ搬送される用紙Pに、転写ローラ15により一括転写される。
そして、そのカラー画像が転写された用紙Pは、定着装置3に搬送されてトナー像が定着される。そして、片面のみにフルカラーの画像を形成するときには、そのまま排紙ローラ対21から切換爪23を通って排紙部内排紙ローラ対27により排紙スタック部22上に排出される。
【0038】
また、用紙の両面にそれぞれフルカラーの画像を形成するときには、基本的に上述した用紙の片面にフルカラーの画像を形成するときと同様の動作を行うと、今度は切換爪23が図1に仮想線で示す位置に回動しているため、排紙ローラ対21により搬送される片面のみにフルカラーの画像が形成された用紙は、その切換爪23に案内されて排紙スタック部22の下側に位置する排紙両面搬送部30内の両面搬送路41へ送り込まれ、それが垂直搬送部32へ向けて搬送される。
【0039】
その垂直搬送部32に搬送された用紙は、そこに設けられており、詳しい説明を後述する複数の対をなす用紙搬送用ローラ35が設けられている反転部33に搬送される。その反転部33に送り込まれた用紙は、上下のガイド板46,47によって形成される搬送路34内を、複数の用紙搬送用ローラ35により装置後方から前方(操作者側)に向けて搬送され、反転ガイド板36にガイドされながら、反転ローラ31により向きを変えられ、トレイ37上に表裏が反転されて搬送される。
【0040】
その用紙は、対のジョガーフェンス48により両側縁の位置が揃えられ、反転ローラ31が逆回転することにより、それまでは後端であった側の端部が今度は先端となるスイッチバック搬送で再給紙され、それが進行方向を逆方向に変えて送り出す機構として機能する送出搬送ローラ対38に向けて搬送される。
その用紙は、再び搬送ローラ対19及びレジストローラ対20へ搬送され、以降は第1面の画像形成と同様な工程を経て、第2面に画像が形成される。
そして、その用紙は、排紙ローラ対21を過ぎると、今度は図1に実線で示す位置に切り換わっている切換爪23に案内されて、排紙部内排紙ローラ対27により排紙スタック部22上に排出される。
【0041】
ところで、このカラー画像形成装置は、両面装置5の反転部33に、装置本体1に固定される筐体部16と、その筐体部16に対して装置本体1の前方(図1で右方)へ引き出しが可能な引き出しトレイ部17とを設けている。
そして、その引き出しトレイ部17に、反転機構を構成する反転ローラ31及び反転ガイド板36と、その反転機構に向けて用紙を搬送する用紙搬送系となる上下のガイド板46,47及び複数の用紙搬送用ローラ35と、さらにトレイ37と、対のジョガーフェンス48も設けている。
【0042】
筐体部16の下部の両端部には、図2に示すように、引き出しトレイ部17を引き出す際に使用する案内レール部73,74が、例えば樹脂により筐体部16を形成しているフレームと一体に形成されている。
そして、その両側の案内レール部73,74上に、引き出しトレイ部17の底部の両側端が矢示E方向に摺動可能に載置され、それによって引き出しトレイ部17が筐体部16に対して引き出したり、挿着したりすることができるようになっている。
【0043】
筐体部16の引き出しトレイ部17が出入りする入口部には、その引き出しトレイ部17が筐体部16から抜け出るのを防止する抜け防止ストッパ75を設けている。
その抜け防止ストッパ75は、図3に示すように例えば板材をコの字状に折り曲げて形成したものであり、そこには前面の平板部に貫通孔75aが、後面の平板部にネジ孔75bが、それぞれ形成されている。
【0044】
また、筐体部16の入口部には抜け防止ストッパ75に対応させて、その抜け防止ストッパ75を上下方向に移動可能に保持するための長孔76を、上下方向を長手側にして形成している。
そして、その抜け防止ストッパ75を、貫通孔75aが長孔76に位置するようにした状態で、その貫通孔75aと長孔76内にネジ77を挿入し、そのネジ77をネジ孔75bに螺着している。
【0045】
それにより、抜け防止ストッパ75は、ネジ77が筐体部16の長孔76内を移動できる範囲内で上下動する。
なお、この実施の形態では、抜け防止ストッパ75の前後の平板部間を所定の寸法にすることにより、ネジ77を締め付けた状態では、抜け防止ストッパ75が図4に実線で示すように下方へ移動した位置となる第1の位置と、仮想線で示すように上方へ移動した位置となる第2の位置に、それぞれ筐体部16との摩擦力により保持されるようになっている。
【0046】
そして、ネジ77を緩めると、抜け防止ストッパ75は自重により下側の第1の位置に移動する。したがって、ネジ77を緩めた通常の状態では、抜け防止ストッパ75は自重により第1の位置にある。
なお、この抜け防止ストッパ75は、板バネ等を抜け防止ストッパ75あるいは筐体部16に取り付け、その板バネ等のバネ力により抜け防止ストッパ75が摩擦力により、上述した第1の位置と第2の位置とに保持されるようにしてもよい。
【0047】
一方、引き出しトレイ部17の引き出し方向後端部には、図5に示すように筐体部16側の抜け防止ストッパ75に対応させて突起78を形成している。
抜け防止ストッパ75は、図5に示したように下方へ移動した第1の位置にあるときには、筐体部16から引き出された引き出しトレイ部17の後端部に形成されている突起78に当接して、その引き出しトレイ部17が筐体部16から抜け出るのを防止するように機能する。
したがって、この状態では引き出しトレイ部17を、それ以上引き出せない状態になる。
【0048】
また、その抜け防止ストッパ75が上方へ移動した第2の位置(図4に仮想線図示の位置)にあるときには、引き出しトレイ部17が筐体部16から抜け出るのを許容すると共に、その引き出しトレイ部17を筐体部16に挿着可能にする。
そして、抜け防止ストッパ75がこの第2の位置にある状態では、一度筐体部16から引き出して取り外した引き出しトレイ部17を再び筐体部16内に挿入しても、図6に示すように引き出しトレイ部17の上端部17aが抜け防止ストッパ75の前面側の平板上部75cに当接し、それ以上押し込むことができない状態となり、図7に示す所定の挿着位置まで挿入できない。
【0049】
したがって、この状態では引き出しトレイ部17が筐体部16に対して不完全な挿着状態になる。
そのため、この場合には抜け防止ストッパ75を下方へ移動させて図7に示した第1の位置にすれば、引き出しトレイ部17の上端部17aが抜け防止ストッパ75の平板上部75cに当接しなくなるので、それを所定の挿着位置まで挿入することができる。
【0050】
このように、このカラー画像形成装置は、図1で説明したように両面装置5を排紙両面搬送部30と垂直搬送部32と反転部33とで構成し、その反転部33に筐体部16と、その筐体部16に対して装置本体1の前面方向(図1で右方向)に引き出しが可能な引き出しトレイ部17を設けている。
【0051】
そして、その引き出しトレイ部17に、前述したような反転機構と、その反転機構に向けて用紙を搬送する上下のガイド板46,47及び複数の用紙搬送用ローラ35からなる用紙搬送系と、再給紙機構を構成する反転ローラ31等を設けているので、その引き出しトレイ部17内の搬送路34でジャムが発生しても、引き出しトレイ部17を装置本体1から引き出した状態でジャム処理ができるので、ジャム処理性やメンテナンス性の向上が図れる。
【0052】
また、その両面装置5は、上記の反転機構と再給紙機構を引き出しトレイ部17の引き出し方向の先端側(図1で右方側)にそれぞれ配置しているので、それら比較的ジャムが発生しやすい部分が操作者側になるため、ジャム処理がしやすい。
また、筐体部16には、引き出しトレイ部17を引き出す際に使用する案内レール部73,74を一体に設けているので、それらを別部品で形成した場合に比べて部品点数を少なくすることができる。
【0053】
さらに、この両面装置5は、筐体部16に引き出しトレイ部17が抜け出るのを防止する抜け防止ストッパ75を設けているので、ユーザが誤って引き出しトレイ部17を筐体部16から引き出しすぎたときでも、抜け防止ストッパ75の位置を予め下方の第1の位置にしておけば、引き出しトレイ部17は筐体部16から抜け落ちないので安全である。
【0054】
そして、その抜け防止ストッパ75は、前述した第1の位置と第2の位置とに移動可能であるため、その位置を必要に応じて切り変えることにより、引き出しトレイ部17を筐体部16に組付けるときやメンテナンスのときに、その抜け防止ストッパ75が引き出しトレイ部17の筐体部16に対する着脱の邪魔にならないようにすることができる。
【0055】
また、この両面装置5では、前述したように抜け防止ストッパ75を上側の第2の位置にした状態のまま引き出しトレイ部17を筐体部16に挿入したときには、その引き出しトレイ部17は所定の挿着位置まで挿入されずに抜け防止ストッパ75に当接するので、ユーザは抜け防止ストッパ75の戻し忘れにすぐに気がつく。
【0056】
そして、その抜け防止ストッパ75は、ネジ77を緩めた状態にしておけば、自重により引き出しトレイ部17が筐体部16から抜け出るのを防止する下側の第1の位置になるので、ユーザ等が意識的に抜け防止ストッパ75を上側の第2の位置にしないかぎりは第1の位置になる。それにより、抜け防止ストッパ75を第2の位置にしたまま第1の位置に戻し忘れるのを防止することができる。
【0057】
図8はこの発明に代わる両面装置の反転部のみ示す概略図であり、図1と対応する部分には同一の符号を付してある。
この両面装置は、図1に示した両面装置5と反転部の構成のみが異なる。
【0058】
すなわち、この両面装置の反転部80は、引き出しトレイ部17′の筐体部16′に対する装置本体前方(図8で右方向)への引き出し量を2段階(3段以上にすることもできる)に規制する後述するトレイ部引き出し量規制手段を設け、そのトレイ部引き出し量規制手段が引き出しトレイ部17′を引き出し可能にする段数2と同じ数となる2組の対のガイド板83A,84Aと83B,84Bを、用紙搬送方向に分割して設けている。
なお、上下にそれぞれ対向するガイド板83A,84Aと83B,84Bは、後述する用紙搬送用ローラ85,86と共に用紙搬送系を構成している。
【0059】
そして、その分割された対の各ガイド板83A,84Aと83B,84Bの上側に位置する各ガイド板83A,83Bを、下側に位置するガイド板84A,84Bに対して、引き出しトレイ部17′の引き出し方向の後端側となる図8で左方側の端部を支点軸81,82で、それぞれ回動可能に支持している。
【0060】
そのガイド板83Aと83B及び84Aと84Bは、それぞれ同一部品であり、それらガイド板83Aと83B及び84Aと84Bには、それぞれ同一の用紙搬送用ローラ85と86を取り付けている。
したがって、同一部品を多数製造することによる部品費の低減や、部品製作段階で型代の低減を図ることができ、コストダウンができる。
なお、対の各ガイド板83A,84Aと83B,84Bは、下側に位置するガイド板84A,84Bも回動できるようにしてもよい。
【0061】
また、この両面装置は、用紙搬送方向に2つに分割した各対のガイド板83A,84A及び83B,84Bを、それぞれ引き出しトレイ部17′の引き出し方向に間隔をあけて配置し、その間隔をあけた部分に対をなす固定のガイド板89a,89bを設け、その固定のガイド板89a,89bの部分に、そのガイド板89aと89bとによって形成される搬送路内の用紙の有無を検知する検知手段であるフィラー付センサ91を設けている。
なお、筐体部16′の引き出しトレイ部17′の引き出し方向に対して両側部(図8で手前側と奥側)の下面に対応する部分には、案内レール部73′,74′をそれぞれ設けている。
【0062】
次に、上述したトレイ部引き出し量規制手段について、図9乃至図11を参照して説明する。
図9に示すように、引き出しトレイ部17′の下面両端部には、筐体部16′の案内レール部73′,74′にそれぞれ対応する位置に、その引き出しトレイ部17′の引き出し方向の先端付近に第1凸状リブ93を、略中央よりやや後端側の位置に第2凸状リブ94を、後端部に第3凸状リブ95をそれぞれ形成している。
その第2凸状リブ94と第3凸状リブ95は、引き出しトレイ部17′の下面からの突出高さが同一であるが、第1凸状リブ93はそれらのリブよりも若干大きな突出高さに形成してある。
【0063】
一方、筐体部16′側の案内レール部73′には、第1凸状リブ93を嵌入可能にする凹部96と、その凹部96に隣接して凸リブ97を形成している。なお、この凹部96と凸リブ97は、筐体部16′の図9で奥側に位置する案内レール部74′(73′の奥側にある)にも、同様に形成してある。
また、これらの凸状リブ93,94,95及び凹部96と凸リブ97は、図示の都合上、図9乃至図11において誇張して図示している。
【0064】
この両面装置の反転部80は、引き出しトレイ部17′を筐体部16′の所定の挿着位置(両面画像が形成可能となる位置)に挿着した状態では図9に示した位置になり、引き出しトレイ部17′の第1凸状リブ93が筐体部16′側の凹部96に嵌入すると共に、その第1凸状リブ93の図9で左端面が、凸リブ97の右端面に当接する。
【0065】
この状態から、引き出しトレイ部17′を図9で右方に引き出す際には、その引き出しトレイ部17′を少し持ち上げて第1凸状リブ93を凹部96から外すようにして引き出す。
すると、引き出しトレイ部17′の底面には、その中央よりもやや後側に第2凸状リブ94が形成されているので、図10に示す位置まで引き出しトレイ部17′を引き出すと、今度は第2凸状リブ94の右端面が凸リブ97の左端面に当接し、中間の引き出し位置(1段目の引き出し位置)になる。
【0066】
この状態では、装置の前面側に位置するガイド板83Bのみが矢示G方向に開放することができる。したがって、そこにジャムになった用紙がある場合には、その状態でその用紙を取り出すことができる。
また、反転機構を構成している反転ローラ31と反転ガイド板36が設けられている引き出しトレイ部17′の引き出し方向の先端側は比較的ジャムが発生しやすいが、その反転機構部分でのジャムは、このように引き出しトレイ部17′を中間の引き出し位置まで引き出した状態で、ジャム処理を行なうことができる。
【0067】
次に、図10に示した中間の引き出し位置から、さらに引き出しトレイ部17′を引き出す場合には、再度その引き出しトレイ部17′を少し持ち上げて第2凸状リブ94が凸リブ97を乗り越えるようにして引き出す。
すると、引き出しトレイ部17′を図11に示す位置まで引き出すと、今度は第3凸状リブ95の右端面が凸リブ97の左端面に当接し、2段階目の引き出し位置になる。
【0068】
この状態では、図示のように引き出しトレイ部17′の引き出し方向の後端側に位置するガイド板83Aも矢示G方向に開放することができるようになる。したがって、ガイド板83Aと84Aとの間でジャムになった用紙も簡単に取り出すことができる。
【0069】
このように、この両面装置の反転部80は、引き出しトレイ部17′の筐体部16′に対する装置本体の前方への引き出しを2段階で行うことができ、その各引き出し段階ごとに分割された状態で配設されているガイド板83Bと83Aを段階的に開放することができるので、ジャムの発生個所によって引き出しトレイ部17′の引き出し量を調整しながらジャム処理ができるため、ジャム処理性の向上が図れる。
【0070】
また、この両面装置の反転部80は、図8に示したように、各対のガイド板83A,84Aと83B,84Bを引き出しトレイ部17′の引き出し方向に間隔をあけて配置し、その間隔をあけた部分に固定のガイド板89a,98bを設けて、その固定のガイド板89a,89bの部分にフィラー付きセンサ91を設けているので、ジャムの発生時にガイド板83Aや83Bをユーザが開放しても、そのときユーザの手などがフィラー付きセンサ91に触れてしまうのを防止することができる。
【0071】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明による両面装置及びそれを備えた画像形成装置によれば、次に記載する効果を奏する。
両面装置が、装置本体に固定される筐体部と、その筐体部に対して引き出しが可能で、用紙を反転する反転機構を有する引き出しトレイ部とを備えているので、その引き出しトレイ部内の搬送経路でジャムが発生しても、引き出しトレイ部を装置本体から引き出した状態でジャム処理ができる。したがって、ジャム処理性やメンテナンス性の向上が図れる。
【0072】
【0073】
【0074】
さらに、筐体部に引き出しトレイ部が抜け出るのを防止する抜け防止ストッパを設けているので、ユーザが誤って引き出しトレイ部を筐体部から引き出しすぎたときでも、引き出しトレイ部は筐体部から抜け落ちないので安全である。
【0075】
その、抜け防止ストッパは第1の位置と第2の位置とに移動可能であるため、その位置を必要に応じて切り変えることにより、引き出しトレイ部を筐体部に組付けるときやメンテナンスのときに、その抜け防止ストッパが引き出しトレイ部の筐体部に対する着脱の邪魔にならないようにすることができる。
【0076】
そして、抜け防止ストッパを第2の位置にした状態のまま引き出しトレイ部を筐体部に挿入すると、その引き出しトレイ部は所定の挿着位置まで挿入されずに抜け防止ストッパに当接するので、ユーザは抜け防止ストッパの戻し忘れにすぐに気がつく。したがって、抜け防止ストッパの戻し忘れを防止することができる。
【0077】
反転機構と再給紙機構を引き出しトレイ部の引き出し方向の先端側に配置すれば、それらの比較的ジャムが発生しやすい部分を操作者側となる引き出しトレイ部の引き出し方向の先端側に配置することになり、ジャム処理を一層しやすくすることができる。
筐体部に、引き出しトレイ部を引き出す際に使用する案内レール部を一体に設けておけば、引き出しトレイ部を案内するレール部材を別部品で設ける必要がないので、部品点数を少なくすることができると共に、レール部材を筐体部に組付ける手間が省ける。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による両面装置を備えたカラー画像形成装置の一例を示す全体構成図である。
【図2】 同じくその両面装置の反転部を構成する筐体部の入口部を示す斜視図である。
【図3】 同じくその筐体部の入口部に設ける抜け防止ストッパを筐体部と共に示す斜視図である。
【図4】 同じくその抜け防止ストッパを第1の位置と第2の位置に移動させた状態を示す正面図である。
【図5】 同じくその抜け防止ストッパが第1の位置では引き出した引き出しトレイ部の突起が抜け防止ストッパに当接して引き出しトレイ部の筐体部からの抜け出しが防止される様子を一部断面にして示す概略図である。
【図6】 同じくその抜け防止ストッパが第2の位置にあると引き出しトレイ部を筐体部内に挿入しても所定の挿着位置まで挿入できない様子を一部断面にして示す概略図である。
【図7】 同じくその引き出しトレイ部が筐体部の所定の挿着位置まで挿入された状態を拡大して示す概略図である。
【図8】 この発明代わる両面装置の反転部のみ示す概略図である。
【図9】 同じくそのトレイ部引き出し量規制手段を説明するために反転部を簡略化して示した説明図である。
【図10】 図8の反転部の引き出しトレイ部を中間の引き出し位置まで引き出した状態を示す概略図である。
【図11】 同じくその引き出しトレイ部を2段階目の引き出し位置まで引き出した状態を示す概略図である。
【図12】 従来の用紙の両面に画像を形成可能な両面装置を有する画像形成装置の一例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1:装置本体 5:両面装置
16,16′:筐体部
17,17′:引き出しトレイ部
23:切換爪(搬送路切換手段)
30:排紙両面搬送部 31:反転ローラ
32:垂直搬送部 33:反転部
35:用紙搬送用ローラ 36:反転ガイド板
46,47,83A,83B,84A,84B,89a,89b:ガイド板
73,73′,74,74′:案内レール部
75:抜け防止ストッパ 80:反転部
91:フィラー付センサ(検知手段)
93:第1凸状リブ 94:第2凸状リブ
95:第3凸状リブ 96:凹部
97:凸リブ

Claims (5)

  1. 装置本体に固定される筐体部と、該筐体部に対して前記装置本体の前方へ引き出しが可能でかつ用紙を反転する反転機構を有する引き出しトレイ部とを備えた両面装置において、
    前記筐体部の前記引き出しトレイ部が出入りする入口部に該引き出しトレイ部が前記筐体部から抜け出るのを防止する抜け防止ストッパを設け、
    該抜け防止ストッパは、第1の位置と第2の位置とに移動可能であり、前記第1の位置にあるときには前記筐体部から引き出された前記引き出しトレイ部に当接して該引き出しトレイ部が前記筐体部から抜け出るのを防止し、前記第2の位置にあるときには前記引き出しトレイ部が前記筐体部から抜け出るのを許容すると共に、該引き出しトレイ部を前記筐体部に挿着可能にし、該第2の位置にある状態で前記引き出しトレイ部が前記筐体部に挿入されたときに、該引き出しトレイ部が所定の挿着位置まで挿入されずに該引き出しトレイ部の一部に当接する形状であることを特徴とする両面装置。
  2. 装置本体に取り付けられて使用され、用紙の第1面と第2面の両面に画像を形成する際に前記第1面に画像が形成された用紙を表裏反転させて前記第2面に画像を形成するために再給紙する両面装置において、
    前記第1面に画像が形成された後の用紙を装置外へ排出する方向と前記再給紙する方向とに搬送方向を切り換える搬送路切換手段を備えた排紙両面搬送部と、前記搬送路切換手段により再給紙する方向に案内された用紙を装置の下方に向けて搬送する垂直搬送部と、該垂直搬送部を通して搬送される用紙を受け入れて反転機構で表裏を反転させ、その用紙を第2面に画像を形成するために再給紙する反転部とで構成し、
    該反転部に筐体部と、該筐体部に対して前記装置本体の前方へ引き出しが可能引き出しトレイ部とを設け、該引き出しトレイ部に前記反転機構と、該反転機構に向けて用紙を搬送する用紙搬送系と、前記反転機構により表裏が反転された用紙を第2面に画像を形成するために送り出す再給紙機構とを設け、
    前記筐体部の前記引き出しトレイ部が出入りする入口部に、前記引き出しトレイ部が前記筐体部から抜け出るのを防止する抜け防止ストッパを設け、
    該抜け防止ストッパは、第1の位置と第2の位置とに移動可能であり、前記第1の位置にあるときには前記筐体部から引き出された前記引き出しトレイ部に当接して該引き出しトレイ部が前記筐体部から抜け出るのを防止するように機能し、前記第2の位置にあるときには前記引き出しトレイ部が前記筐体部から抜け出るのを許容すると共に、該引き出しトレイ部を前記筐体部に挿着可能にするように機能し、該第2の位置にある状態で前記引き出しトレイ部が前記筐体部に挿入されたときには、該引き出しトレイ部が所定の挿着位置まで挿入されずに該引き出しトレイ部の一部に当接してそれ以上の挿入を阻止する形状に形成されていることを特徴とする両面装置。
  3. 請求項2に記載の両面装置において、前記反転機構と前記再給紙機構を、前記引き出しトレイ部の引き出し方向の先端側に配置したことを特徴とする両面装置
  4. 前記筐体部には前記引き出しトレイ部を引き出す際に使用する案内レール部が一体に設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の両面装置。
  5. 請求項1乃至のいずれか一項に記載の両面装置を備えた画像形成装置。
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