JP2005338506A - 両面装置 - Google Patents
両面装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005338506A JP2005338506A JP2004158206A JP2004158206A JP2005338506A JP 2005338506 A JP2005338506 A JP 2005338506A JP 2004158206 A JP2004158206 A JP 2004158206A JP 2004158206 A JP2004158206 A JP 2004158206A JP 2005338506 A JP2005338506 A JP 2005338506A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- unit
- reversing
- transfer paper
- tray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
Abstract
【課題】ジャム残紙の視認性を向上し、操作性の向上を図るカラー画像形成装置における両面装置を提供する。
【解決手段】反転部が反転ユニットと反転トレイとに分かれ、該反転トレイは用紙搬送方向である手前側の操作者側に引き出し可能であり、用紙は反転トレイの上部を装置奥側から手前側に搬送され、その途中で反転し、一旦反転トレイ下部に停止し、再度手前側から上方の装置内に搬送される画像形成装置の両面装置において、反転トレイの上部に位置し転写紙を後方より手前に搬送するために反転ユニットに取り付けられた上下搬送ガイド板と、上下搬送ガイド板内に位置する転写紙を検知する転写紙有無検知手段とを備え、ジャム発生時転写紙が上下搬送ガイド板内にある場合、転写紙を反転トレイ内部まで搬送する。
【選択図】図1
【解決手段】反転部が反転ユニットと反転トレイとに分かれ、該反転トレイは用紙搬送方向である手前側の操作者側に引き出し可能であり、用紙は反転トレイの上部を装置奥側から手前側に搬送され、その途中で反転し、一旦反転トレイ下部に停止し、再度手前側から上方の装置内に搬送される画像形成装置の両面装置において、反転トレイの上部に位置し転写紙を後方より手前に搬送するために反転ユニットに取り付けられた上下搬送ガイド板と、上下搬送ガイド板内に位置する転写紙を検知する転写紙有無検知手段とを備え、ジャム発生時転写紙が上下搬送ガイド板内にある場合、転写紙を反転トレイ内部まで搬送する。
【選択図】図1
Description
本発明は、PPC(普通紙複写機)、LBP(レーザビームプリンタ)等の電子写真式画像形成装置における両面装置に関するものである。
近年、両面印刷の要求が高まっており、両面装置を備えた画像形成装置も多数存在する(例えば特許文献1および2参照)。
特許文献1では、縦搬送形態の画像形成装置において両面装置を装置本体の上部から前面にかけて装着し、排紙部の手前に搬送切替機構を設け、両面再給紙される転写紙は通常の排紙部の上部に搬送され、そこでスイッチバックし、装置の前面を経由して再給紙されるようになっている。なお、スイッチバックの際、転写紙は機外に一部出ることになる。特許文献2では、片面処理済みのシートを受入口から反転ユニットに導き入れ、シートを反転すると共に、この反転したシートを反転経路とは異なる給送経路を介してユニットの送出口から画像形成装置本体の給紙部に送り出すように構成したシート反転ユニットを、画像形成装置に対してシートの搬送方向かつ水平方向に引き出し可能に組み込むことが開示されている。
また、本願出願人は略垂直搬送経路をもつ装置において、操作者がアクセスする機械前面部は変更することなく、装置の後方から下を回して再給紙させる両面装置を設けることで、片面機を両面機に変更可能とすることや、装置の後方から下を回して再給紙させる両面装置で各部分をユニット化したことでメンテナンス性の向上等を図ること、更には装置の後方から下を回して再給紙させる両面装置において装置本体下側に反転部を設けそれが手前側に引き出し可能なトレイ構成とする技術、並びに装置の後方から下を回して再給紙させ、装置本体下側に反転部を設け、それが手前側に引き出し可能なトレイ構成となっており、そのトレイの引き出し長さを2段階以上に分け、その段階により複数個ある案内部が開放可能となるような研究も行っている。
更に、両面装置の手前側ガイド面を開放可能とすることでジャム処理時の操作性の向上を図ったり、両面装置のガイド板対の上方にあるものを筐体側に残すことで反転トレイを引き出してのジャム処理の際ガイド板開放の手間を省きジャム処理時の操作性の向上を図るような研究も行っている。
特開平6−110274号公報
特開平5−249779号公報
特許文献1では、縦搬送形態の画像形成装置において両面装置を装置本体の上部から前面にかけて装着し、排紙部の手前に搬送切替機構を設け、両面再給紙される転写紙は通常の排紙部の上部に搬送され、そこでスイッチバックし、装置の前面を経由して再給紙されるようになっている。なお、スイッチバックの際、転写紙は機外に一部出ることになる。特許文献2では、片面処理済みのシートを受入口から反転ユニットに導き入れ、シートを反転すると共に、この反転したシートを反転経路とは異なる給送経路を介してユニットの送出口から画像形成装置本体の給紙部に送り出すように構成したシート反転ユニットを、画像形成装置に対してシートの搬送方向かつ水平方向に引き出し可能に組み込むことが開示されている。
また、本願出願人は略垂直搬送経路をもつ装置において、操作者がアクセスする機械前面部は変更することなく、装置の後方から下を回して再給紙させる両面装置を設けることで、片面機を両面機に変更可能とすることや、装置の後方から下を回して再給紙させる両面装置で各部分をユニット化したことでメンテナンス性の向上等を図ること、更には装置の後方から下を回して再給紙させる両面装置において装置本体下側に反転部を設けそれが手前側に引き出し可能なトレイ構成とする技術、並びに装置の後方から下を回して再給紙させ、装置本体下側に反転部を設け、それが手前側に引き出し可能なトレイ構成となっており、そのトレイの引き出し長さを2段階以上に分け、その段階により複数個ある案内部が開放可能となるような研究も行っている。
更に、両面装置の手前側ガイド面を開放可能とすることでジャム処理時の操作性の向上を図ったり、両面装置のガイド板対の上方にあるものを筐体側に残すことで反転トレイを引き出してのジャム処理の際ガイド板開放の手間を省きジャム処理時の操作性の向上を図るような研究も行っている。
上記のように従来、小型および中型のプリンタでは、搬送経路長を短くし、ジャム処理等の操作性の向上を図るために、前面操作で下部に給紙部を、上部に定着・排紙部を配置した略垂直搬送経路を採用する装置が多い。
また前面操作/略垂直搬送経路を採用した装置では、ジャム処理やサプライ交換時、前面を開放してその操作を行う構成となっていることが多く、操作パネル等も当然前面に設けられている。
しかしながら、前面操作/略垂直搬送経路を採用した装置の前面に両面装置を取り付けてしまうと開放時の邪魔になるか、操作に支障をきたす可能性がある。
また、スイッチバック時に転写紙の一部が機外に出た際には、特に排紙部に近接しているためユーザが誤って掴んでジャムを引き起こしたりするか、排紙部にスタックされた転写紙に引っ掛かったり、押し出したりする不具合が懸念される。
また、上記のように装置の後方から下を回して再給紙させる両面装置で、排紙部、搬送部(装置後方)、反転部(装置下方)という単位で分け、それぞれをユニット化させることで装置への装着の容易化や、何か故障が発生したときの交換性を向上させることや、ジャム処理性やメンテナンス性向上を図るために引き出し可能なトレイ部を設け、そこに用紙搬送に関する機構部品を配置することや、引き出しトレイの上部のガイド板を固定側筐体に残し、ジャム処理時トレイを引き出してのジャム処理のさいガイド板の開閉動作を少なくすることも提案されたが、これらの方式ではユ−ザに視認されない反転トレイ内部にあるジャム転写紙の取り忘れがあるという問題点があった。
本発明の目的は、上述した実情を考慮して、ガイド板を固定側筐体に残すことで忘れ去られ易い反転トレイ内のジャム残紙をユ−ザに視認し易くさせることでジャム処理性の向上を図り、ジャムの際、そのガイド板間に残った転写紙を反転トレイ内に搬送する制御手段を有することでジャム残紙の視認性を向上し、操作性の向上を図るカラー画像形成装置における両面装置を提供することにある。
また前面操作/略垂直搬送経路を採用した装置では、ジャム処理やサプライ交換時、前面を開放してその操作を行う構成となっていることが多く、操作パネル等も当然前面に設けられている。
しかしながら、前面操作/略垂直搬送経路を採用した装置の前面に両面装置を取り付けてしまうと開放時の邪魔になるか、操作に支障をきたす可能性がある。
また、スイッチバック時に転写紙の一部が機外に出た際には、特に排紙部に近接しているためユーザが誤って掴んでジャムを引き起こしたりするか、排紙部にスタックされた転写紙に引っ掛かったり、押し出したりする不具合が懸念される。
また、上記のように装置の後方から下を回して再給紙させる両面装置で、排紙部、搬送部(装置後方)、反転部(装置下方)という単位で分け、それぞれをユニット化させることで装置への装着の容易化や、何か故障が発生したときの交換性を向上させることや、ジャム処理性やメンテナンス性向上を図るために引き出し可能なトレイ部を設け、そこに用紙搬送に関する機構部品を配置することや、引き出しトレイの上部のガイド板を固定側筐体に残し、ジャム処理時トレイを引き出してのジャム処理のさいガイド板の開閉動作を少なくすることも提案されたが、これらの方式ではユ−ザに視認されない反転トレイ内部にあるジャム転写紙の取り忘れがあるという問題点があった。
本発明の目的は、上述した実情を考慮して、ガイド板を固定側筐体に残すことで忘れ去られ易い反転トレイ内のジャム残紙をユ−ザに視認し易くさせることでジャム処理性の向上を図り、ジャムの際、そのガイド板間に残った転写紙を反転トレイ内に搬送する制御手段を有することでジャム残紙の視認性を向上し、操作性の向上を図るカラー画像形成装置における両面装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、装置本体下方にあり転写紙を用紙堆積部より手前側の操作者側に搬送する給紙部と、前記転写紙を略垂直方向から奥側にある印字部へ案内する搬送経路と、装置の上方にあり、前記印字済み転写紙を定着させる定着部と、定着部の奥側にあり転写紙を装置外へ排出するか、第2面を印字するため反転部へ搬送するかを切り替える手段を持つ排紙部と、装置の奥側を上方から下方へ向けて転写紙を搬送する搬送部と、装置の下方にあり、転写紙を反転後装置内に再給紙する反転部とを備え、該反転部が反転ユニットと反転トレイとに分かれ、該反転トレイは用紙搬送方向である手前側の操作者側に引き出し可能であり、用紙は反転トレイの上部を装置奥側から手前側に搬送され、その途中で反転し、一旦反転トレイ下部に停止し、再度手前側から上方の装置内に搬送される画像形成装置の両面装置において、前記反転トレイの上部に位置し転写紙を後方より手前に搬送するために反転ユニットに取り付けられた上下搬送ガイド板と、前記上下搬送ガイド板内に位置する転写紙を検知する転写紙有無検知手段とを備え、ジャム発生時転写紙が前記上下搬送ガイド板内にある場合、転写紙を前記反転トレイ内部まで搬送する両面装置を特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記上下搬送ガイド板の内、下搬送ガイド板は操作者側から見て奥側の支点を中心として回動可能に取り付けられた構成である請求項1記載の両面装置を特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記上下搬送ガイド板の内、下搬送ガイド板は操作者側から見て奥側の支点を中心として回動可能に取り付けられ、かつ、反転トレイの引き出しに伴って、下搬送ガイド板の操作者側端部は反転トレイのガイドに沿って開放される請求項1または2記載の両面装置を特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記上下搬送ガイド板の内、下搬送ガイド板は操作者側から見て奥側の支点を中心として回動可能に取り付けられた構成である請求項1記載の両面装置を特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記上下搬送ガイド板の内、下搬送ガイド板は操作者側から見て奥側の支点を中心として回動可能に取り付けられ、かつ、反転トレイの引き出しに伴って、下搬送ガイド板の操作者側端部は反転トレイのガイドに沿って開放される請求項1または2記載の両面装置を特徴とする。
本発明にかかる請求項1記載の発明によれば、上下搬送ガイド板を反転ユニットに取り付け、ジャムの際に上下搬送ガイド板間に残った用紙を反転トレイ内に搬送するのでジャム残紙の視認性をあげ操作性の向上を図ることができる。
本発明にかかる請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明に加え、下搬送ガイド板が開放されるので、ジャムの際に上下搬送ガイド板にジャム残紙がに残っても、用紙の除去性を向上することができる。
本発明にかかる請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明に加え、下搬送ガイド板の開放が反転トレイの引き出しに伴って行われるので、1度反転トレイを引き出すだけで反転トレイ内に残ったジャム残紙、及び上下搬送ガイド板内に残ったジャム残紙のそれぞれの視認性が良くなり、ジャム残紙除去の操作性向上を図ることができる。
本発明にかかる請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明に加え、下搬送ガイド板が開放されるので、ジャムの際に上下搬送ガイド板にジャム残紙がに残っても、用紙の除去性を向上することができる。
本発明にかかる請求項3記載の発明によれば、請求項1又は2記載の発明に加え、下搬送ガイド板の開放が反転トレイの引き出しに伴って行われるので、1度反転トレイを引き出すだけで反転トレイ内に残ったジャム残紙、及び上下搬送ガイド板内に残ったジャム残紙のそれぞれの視認性が良くなり、ジャム残紙除去の操作性向上を図ることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態であるカラー画像形成装置を示す概略図である。図1において、1はベルト状像担持体たる可撓性のベルト状感光体であり、この感光体ベルト1は、回動ローラ2、3間に架設され、回動ローラ2の回転駆動により図中矢印A方向(時計方向)に搬送される。4は感光体ベルト1の表面を均一に帯電する帯電チャージャ、5は静電像露光手段であるレーザ光学装置である。
6は、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の現像剤(トナー)を有する4つの現像器を一体的に形成したカラー現像装置である。
さらに、10は中間転写ベルトであり、該中間転写ベルト10は、回動ローラ11、12の間に架設され、回動ローラ11の回転駆動により図中矢印B方向(反時計方向)に搬送される。
感光体ベルト1と中間転写ベルト10は、感光体ベルト1の回動ローラ3部で接触している。この接触部の中間転写ベルト10側には、導電性を有するバイアスローラ13が中間転写ベルト10裏面に所定の条件で接触している。
6は、イエロー、マゼンタ、シアン、黒の現像剤(トナー)を有する4つの現像器を一体的に形成したカラー現像装置である。
さらに、10は中間転写ベルトであり、該中間転写ベルト10は、回動ローラ11、12の間に架設され、回動ローラ11の回転駆動により図中矢印B方向(反時計方向)に搬送される。
感光体ベルト1と中間転写ベルト10は、感光体ベルト1の回動ローラ3部で接触している。この接触部の中間転写ベルト10側には、導電性を有するバイアスローラ13が中間転写ベルト10裏面に所定の条件で接触している。
ここで、本発明の実施の形態であるカラー画像形成装置の画像形成動作について説明する。図1において、感光体ベルト1は帯電チャージャ4により一様に帯電された後、レーザ光学装置5により、画像情報に基づき走査露光されてその表面に静電潜像が形成される。ここで、露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、シアン、マゼンタ、および黒の色情報に分解した単色の画像情報であり、この情報により半導体レーザ(図示せず)で発生されたレーザビームLは、レーザ光学装置5により走査、および光路調整されたものである。
ここで形成された静電潜像は、後述する回転型現像装置6により各々所定のイエロー、シアン、マゼンタ、および黒トナーで各々単色現像され、感光体ベルト1上に各々の色画像が順次形成される。
図中矢印A方向に回転する感光体ベルト1上に形成された各単色画像像は、感光体ベルト1と同期して図中矢印B方向に回転する中間転写ベルト10上に、イエロー、シアン、マゼンタ、および黒の単色毎に、バイアスローラ13に印加された所定の転写バイアスにより順次重ね転写される。中間転写ベルト10上に重ね合わされたイエロー、シアン、マゼンタ、および黒の画像は、給紙カセット17(用紙積載部)から給紙ローラ18(給紙部)、搬送ローラ対19a、19b(搬送経路)、レジストローラ対20a、20bを経て転写部へ搬送された転写紙17a上に転写ローラ14により一括転写される。
転写終了後、転写紙17aは定着装置21(定着部)により定着されて、フルカラー画像が完成し、装置外へ排出されるか、或いは後述する両面装置に送られ第2面の作像・転写・定着工程が第1面と同じように実施される。
図に示すように両面装置は定着装置21後方に設けられた排紙部23、装置後方にある搬送部24、画像形成装置下方にあり転写紙17aをスイッチバック装置内へ再給紙する反転装置25(反転部)の3ユニットにより構成されている。
定着装置21から出た転写紙17aは切り換えレバー26により搬送経路を切り換えられる。画像形成装置外に排出されるべき転写紙17aは排紙ローラ対27により排出され排紙スタック部28にスタックされることになる。
ここで形成された静電潜像は、後述する回転型現像装置6により各々所定のイエロー、シアン、マゼンタ、および黒トナーで各々単色現像され、感光体ベルト1上に各々の色画像が順次形成される。
図中矢印A方向に回転する感光体ベルト1上に形成された各単色画像像は、感光体ベルト1と同期して図中矢印B方向に回転する中間転写ベルト10上に、イエロー、シアン、マゼンタ、および黒の単色毎に、バイアスローラ13に印加された所定の転写バイアスにより順次重ね転写される。中間転写ベルト10上に重ね合わされたイエロー、シアン、マゼンタ、および黒の画像は、給紙カセット17(用紙積載部)から給紙ローラ18(給紙部)、搬送ローラ対19a、19b(搬送経路)、レジストローラ対20a、20bを経て転写部へ搬送された転写紙17a上に転写ローラ14により一括転写される。
転写終了後、転写紙17aは定着装置21(定着部)により定着されて、フルカラー画像が完成し、装置外へ排出されるか、或いは後述する両面装置に送られ第2面の作像・転写・定着工程が第1面と同じように実施される。
図に示すように両面装置は定着装置21後方に設けられた排紙部23、装置後方にある搬送部24、画像形成装置下方にあり転写紙17aをスイッチバック装置内へ再給紙する反転装置25(反転部)の3ユニットにより構成されている。
定着装置21から出た転写紙17aは切り換えレバー26により搬送経路を切り換えられる。画像形成装置外に排出されるべき転写紙17aは排紙ローラ対27により排出され排紙スタック部28にスタックされることになる。
第2面を印字する転写紙17aは切り換えレバー26により排紙スタック部28の下を通り搬送ローラ対29、ガイド板30を通過し搬送部24へ搬送される。搬送部24では搬送ローラ対31、ガイド板32により転写紙17aを下方反転部25へ案内する。
反転装置(反転部)25は反転トレイ25aと反転ユニット25bからなり、反転トレイ25aは転写紙搬送方向に引き出し可能である。反転装置25に進入した転写紙17aは反転トレイ25aの上部に位置する上搬送ガイド板33および下搬送ガイド板34、搬送駆動ローラ35によって後方から手前(操作者側)に搬送され、搬送ガイド板36、反転ローラ37により向きを変えられ、反転トレイ25aの下部に搬送され、一旦停止する。そこでジョガーフェンス38により転写紙揃え動作が行われ、その後、今まで後端であった方を今度は先端とし、反転ローラ37の逆転により搬送ローラ対19a、19b方向に搬送される。
転写紙17aは給紙カセット17の手前側に設けられた搬送路17b、搬送ローラ対19a、19b、レジストローラ対20a、20bへ案内され、以降は第1面と同様な工程を経て排出される。また、反転トレイ25aの両端にはレール部39が樹脂一体で設けられている。
反転装置(反転部)25は反転トレイ25aと反転ユニット25bからなり、反転トレイ25aは転写紙搬送方向に引き出し可能である。反転装置25に進入した転写紙17aは反転トレイ25aの上部に位置する上搬送ガイド板33および下搬送ガイド板34、搬送駆動ローラ35によって後方から手前(操作者側)に搬送され、搬送ガイド板36、反転ローラ37により向きを変えられ、反転トレイ25aの下部に搬送され、一旦停止する。そこでジョガーフェンス38により転写紙揃え動作が行われ、その後、今まで後端であった方を今度は先端とし、反転ローラ37の逆転により搬送ローラ対19a、19b方向に搬送される。
転写紙17aは給紙カセット17の手前側に設けられた搬送路17b、搬送ローラ対19a、19b、レジストローラ対20a、20bへ案内され、以降は第1面と同様な工程を経て排出される。また、反転トレイ25aの両端にはレール部39が樹脂一体で設けられている。
図2は本発明による両面装置の実施の形態を示す概略図である。図3は図2の両面装置を開放した状態を示す概略図である。反転トレイ25aの上部に設けられた上搬送ガイド板33には転写紙搬送のための搬送駆動ローラ35aおよび用紙有無検知手段であるセンサ40が設けられている。また、上搬送ガイド板33に対向して設けられた下搬送ガイド板34は操作者側から見て奥側の支点41を中心として回動可能に取り付けられ、搬送駆動ローラ35aに対向する位置には従動搬送ローラ35bが搬送駆動ローラ35a側に付勢された状態で設けられている。
更に、下搬送ガイド板34の操作者側から見て手前の左右には付き当てコロ4が備えられ、反転トレイ25aの引き出しに伴ってガイド43の上を移動し、図3に示すように上搬送ガイド33と下搬送ガイド34との間隙が大きくなるようになっている。
このように構成した反転装置において、ジャムが発生し、センサ40により上搬送ガイド板33と下搬送ガイド板34との間に転写紙(ジャム残紙)が有ると判断した場合、搬送駆動ロ−ラ35を回転させ、転写紙を反転ローラ37方向に搬送し、転写紙を反転トレイ25a内の下部に搬送し、反転トレイ25a内の下部に転写紙(転写紙17dの状態)が到達した時に機械を停止しジャム処理を待つ。
操作者はジャム処理の際に図3のように反転トレイ25aを手前側に引き出し、反転トレイ25a下部にある転写紙17dをガイド板開放等の操作をすることなく、即座に視認でき、取り出すことが可能である。
また反転トレイ25aの引き出しに伴って、下搬送ガイド板34に取り付けられた突き当てコロ44がガイド43の上を滑り、下搬送ガイド板34は支点41を中心として図3に示したように回動するため、上搬送ガイド板33、下搬送ガイド板34の中に残っていた転写紙(ジャム残紙17eも下搬送ガイド板34の斜面に沿って画像形成装置の手前側(操作者側)に滑り落ち、操作者に視認されるので、操作者は反転トレイ25a下部に搬送された転写紙17dに加え、転写紙17eも一度に見つけ、取り出すことが可能となる。
更に、下搬送ガイド板34の操作者側から見て手前の左右には付き当てコロ4が備えられ、反転トレイ25aの引き出しに伴ってガイド43の上を移動し、図3に示すように上搬送ガイド33と下搬送ガイド34との間隙が大きくなるようになっている。
このように構成した反転装置において、ジャムが発生し、センサ40により上搬送ガイド板33と下搬送ガイド板34との間に転写紙(ジャム残紙)が有ると判断した場合、搬送駆動ロ−ラ35を回転させ、転写紙を反転ローラ37方向に搬送し、転写紙を反転トレイ25a内の下部に搬送し、反転トレイ25a内の下部に転写紙(転写紙17dの状態)が到達した時に機械を停止しジャム処理を待つ。
操作者はジャム処理の際に図3のように反転トレイ25aを手前側に引き出し、反転トレイ25a下部にある転写紙17dをガイド板開放等の操作をすることなく、即座に視認でき、取り出すことが可能である。
また反転トレイ25aの引き出しに伴って、下搬送ガイド板34に取り付けられた突き当てコロ44がガイド43の上を滑り、下搬送ガイド板34は支点41を中心として図3に示したように回動するため、上搬送ガイド板33、下搬送ガイド板34の中に残っていた転写紙(ジャム残紙17eも下搬送ガイド板34の斜面に沿って画像形成装置の手前側(操作者側)に滑り落ち、操作者に視認されるので、操作者は反転トレイ25a下部に搬送された転写紙17dに加え、転写紙17eも一度に見つけ、取り出すことが可能となる。
上述したように、本発明に用いるカラー画像形成装置は、装置本体下方側にあり転写紙を用紙積載部より手前側(操作者側)に搬送する給紙部と、前記転写紙を略垂直方向から後方側にある印字部へ案内する搬送経路と、装置本体の上方側にあり前記印字済み転写紙を定着する定着部を含んでいる。
また、カラー画像形成装置は、定着部の後方にあり転写紙を装置外へ排出するか、第2面を印字するため反転部へ搬送するかを切り換える切り換え手段を有する排紙部と、装置本体の後方を上方から下方へ向け転写紙を搬送する搬送部と、装置本体の下方に有り転写紙の反転後装置内に再給紙する反転部よりなる両面装置を有している。
前記反転部が、反転ユニットと反転トレイに分かれ、その反転トレイ25aは転写紙搬送方向である手前側(操作者側)に引き出し可能であり、転写紙は反転トレイ25aの上部を装置本体後方から手前側に搬送され、その途中で反転し、一旦反転トレイ25aの下部に停止し、再度手前側から上方の画像形成装置本体内に搬送される。
反転トレイ25aの上部に位置し、転写紙を後方より手前に搬送する上下搬送ガイド板が反転ユニット25b側に設けられ、ジャム処理等で反転トレイ25aを引き出した際には、これらの上下搬送ガイド板は反転ユニット25b側に残り、かつ転写紙がその上下搬送ガイド板の間にあることを検知する検知手段であるセンサ40を有し、ジャム発生時、転写紙がその上下搬送ガイド板にある際には転写紙を反転トレイ内部まで搬送する。
また、カラー画像形成装置は、定着部の後方にあり転写紙を装置外へ排出するか、第2面を印字するため反転部へ搬送するかを切り換える切り換え手段を有する排紙部と、装置本体の後方を上方から下方へ向け転写紙を搬送する搬送部と、装置本体の下方に有り転写紙の反転後装置内に再給紙する反転部よりなる両面装置を有している。
前記反転部が、反転ユニットと反転トレイに分かれ、その反転トレイ25aは転写紙搬送方向である手前側(操作者側)に引き出し可能であり、転写紙は反転トレイ25aの上部を装置本体後方から手前側に搬送され、その途中で反転し、一旦反転トレイ25aの下部に停止し、再度手前側から上方の画像形成装置本体内に搬送される。
反転トレイ25aの上部に位置し、転写紙を後方より手前に搬送する上下搬送ガイド板が反転ユニット25b側に設けられ、ジャム処理等で反転トレイ25aを引き出した際には、これらの上下搬送ガイド板は反転ユニット25b側に残り、かつ転写紙がその上下搬送ガイド板の間にあることを検知する検知手段であるセンサ40を有し、ジャム発生時、転写紙がその上下搬送ガイド板にある際には転写紙を反転トレイ内部まで搬送する。
このように反転トレイ25aの引き出しに伴って、上下搬送ガイド板の一方(本実施例においては、下搬送ガイド板)を開放することで、万一、上下搬送ガイド板間に用紙(ジャム残紙)が残った場合であっても、それを容易に除去することができ、用紙の除去性の向上を図ることができる。また、搬送ガイド板の開放を反転トレイの抜き差しと連動させることで1度反転トレイを引き出すだけで、反転トレイ内に残ったジャム残紙および上下搬送ガイド板間に残った用紙それぞれの視認性がよくなりジャム紙除去の操作性向上を図ることができる。
17a、17d、17e 転写紙
25 反転部
25a 反転トレイ
25b 反転ユニット
33 上搬送ガイド板
34 下搬送ガイド板
35 搬送駆動ロ−ラ
40 センサ
42 突き当てコロ
25 反転部
25a 反転トレイ
25b 反転ユニット
33 上搬送ガイド板
34 下搬送ガイド板
35 搬送駆動ロ−ラ
40 センサ
42 突き当てコロ
Claims (3)
- 装置本体下方にあり転写紙を用紙堆積部より手前側の操作者側に搬送する給紙部と、前記転写紙を略垂直方向から奥側にある印字部へ案内する搬送経路と、装置の上方にあり、前記印字済み転写紙を定着させる定着部と、定着部の奥側にあり転写紙を装置外へ排出するか、第2面を印字するため反転部へ搬送するかを切り替える手段を持つ排紙部と、装置の奥側を上方から下方へ向けて転写紙を搬送する搬送部と、装置の下方にあり、転写紙を反転後装置内に再給紙する反転部とを備え、該反転部が反転ユニットと反転トレイとに分かれ、該反転トレイは用紙搬送方向である手前側の操作者側に引き出し可能であり、用紙は反転トレイの上部を装置奥側から手前側に搬送され、その途中で反転し、一旦反転トレイ下部に停止し、再度手前側から上方の装置内に搬送される画像形成装置の両面装置において、
前記反転トレイの上部に位置し転写紙を後方より手前に搬送するために反転ユニットに取り付けられた上下搬送ガイド板と、
前記上下搬送ガイド板内に位置する転写紙を検知する転写紙有無検知手段とを備え、
ジャム発生時転写紙が前記上下搬送ガイド板内にある場合、転写紙を前記反転トレイ内部まで搬送することを特徴とする両面装置。 - 前記上下搬送ガイド板の内、下搬送ガイド板は操作者側から見て奥側の支点を中心として回動可能に取り付けられていること特徴とする請求項1記載の両面装置。
- 前記上下搬送ガイド板の内、下搬送ガイド板は操作者側から見て奥側の支点を中心として回動可能に取り付けられ、かつ、反転トレイの引き出しに伴って、下搬送ガイド板の操作者側端部は反転トレイのガイドに沿って開放されることを特徴とする請求項1または2記載の両面装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004158206A JP2005338506A (ja) | 2004-05-27 | 2004-05-27 | 両面装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004158206A JP2005338506A (ja) | 2004-05-27 | 2004-05-27 | 両面装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005338506A true JP2005338506A (ja) | 2005-12-08 |
Family
ID=35492156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004158206A Pending JP2005338506A (ja) | 2004-05-27 | 2004-05-27 | 両面装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005338506A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10183835B2 (en) | 2016-02-10 | 2019-01-22 | Konica Minolta, Inc. | Image forming apparatus |
-
2004
- 2004-05-27 JP JP2004158206A patent/JP2005338506A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10183835B2 (en) | 2016-02-10 | 2019-01-22 | Konica Minolta, Inc. | Image forming apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8186674B2 (en) | Image forming apparatus | |
JP4664827B2 (ja) | 搬送装置および画像形成装置 | |
JP5135371B2 (ja) | 画像形成装置及び中継ユニット | |
US8442418B2 (en) | Image forming apparatus having door to access jammed sheets | |
JP2009075478A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007197105A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008105791A (ja) | 画像形成装置 | |
US9946213B2 (en) | Image forming apparatus that prevents sheet from falling at time of jam processing | |
JP2012153521A (ja) | シート搬送機構およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP4463258B2 (ja) | 両面装置及び画像形成装置 | |
JP2014130376A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3296138B2 (ja) | 両面画像形成装置 | |
JP2005338506A (ja) | 両面装置 | |
JP2008100816A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3926959B2 (ja) | 両面装置及び画像形成装置 | |
JP2001235905A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5459544B2 (ja) | シート類搬送装置、これを用いた画像形成装置 | |
JP4588588B2 (ja) | 原稿搬送装置、並びにこれを用いる原稿搬送読取ユニット及び複写機 | |
JP2006056682A (ja) | 用紙反転装置及び該用紙反転装置を備えた画像形成装置 | |
JP2007153451A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007219179A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3881820B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005082337A (ja) | 転写紙反転装置 | |
JP2004070078A (ja) | 画像形成装置の両面装置 | |
JP2006232418A (ja) | 画像形成装置 |