JP2003165677A - 両面装置及びそれを備えた画像形成装置 - Google Patents

両面装置及びそれを備えた画像形成装置

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JP2003165677A
JP2003165677A JP2001367383A JP2001367383A JP2003165677A JP 2003165677 A JP2003165677 A JP 2003165677A JP 2001367383 A JP2001367383 A JP 2001367383A JP 2001367383 A JP2001367383 A JP 2001367383A JP 2003165677 A JP2003165677 A JP 2003165677A
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opening
double
closing door
roller
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Application number
JP2001367383A
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English (en)
Inventor
Masafumi Takiguchi
雅史 滝口
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本体の下方に配置することができ、反転
部でジャムが発生したときには両面装置を装置本体から
引き出さずにジャム処理できるようにする。 【解決手段】 両面装置5の反転装置33を、装置本体
に固定した筐体部41と、その筐体部41に対して装置
の操作面側に引き出し可能な引き出し部43とによって
構成する。その引き出し部43は反転部44を有してお
り、その反転部44に対応させて引き出し部43の操作
面側外装部分に開閉扉49を支軸67を中心に回動可能
に設け、その開閉扉49に対のガイド板45,46のう
ち一方のガイド板46を固定する。したがって、反転部
44でジャムが発生したときには引き出し部43を引き
出すことなしに開閉扉49を開くだけでジャム処理がで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、片面に画像が形
成された転写紙を表裏反転させて再度作像部に向けて再
給紙する両面装置及びそれを備えた画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、このように片面に画像が形成され
た転写紙を表裏反転させて再度作像部に向けて再給紙す
る両面装置としては、例えば特開平6−110274号
公報に記載されているものがある。この両面装置(反転
ユニット)は、用紙の両面に画像(トナー像)を形成す
る際に用紙を裏表反転するのに使用するものであり、そ
れを画像形成装置の上部から前面にかけて装着してい
る。そして、その画像形成装置の前面には、手差し給紙
をする際に使用する手差しガイドが開閉可能に設けられ
ている。しかしながら、このように画像形成装置の上部
から前面にかけて装着するタイプの両面装置の場合に
は、ジャム処理やサプライ交換時に画像形成装置の前面
を開放して操作を行うようになっている機種では、その
ジャム処理やサプライ交換時に前面の両面装置が上記開
放の邪魔になったり、作業に支障を来たしたりしやすい
ということがあった。また、両面機能を設ける装置(両
面機)と、その両面機能を必要としない装置(片面機)
とでは、装置前面部の構成が大幅に変わってしまうとい
う欠点もあった。そこで、両面装置には、例えば特開平
5−249779号公報に記載されているように、画像
形成装置の下部に用紙(シート)を表裏反転させて搬送
するシート反転ユニットを設け、そのユニットを画像形
成装置に対してシートの搬送方向に引き出し可能にした
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに画像形成装置の下部に設けることが出来る両面装置
の場合には画像形成装置の前面を開放することがあって
も邪魔になることはないが、その両面装置は用紙を表裏
反転させる動作を行う性質上、そこでジャムが発生しや
すい。その際に、ジャム処理のために両面装置を画像形
成装置に対してシートの搬送方向に引き出そうとする
と、両面装置は一般的にその引き出される部分に搬送系
を駆動するための各種の駆動機構等が設けられているこ
とが多いためそれにより全体の重量が重くなっている。
そのため、特に女性の場合にはその引き出す操作が大変
であった。また、その画像形成装置の両面装置を引き出
す側に荷物等を置いていて十分な引き出しスペースが確
保されていないときには、両面装置を十分に引き出すこ
とができないためジャム処理作業がやりにくくなるとい
うこともあった。この発明は、上記の問題点に鑑みてな
されたものであり、装置本体の下方に配置することがで
き、反転部でジャムが発生した場合には両面装置を装置
本体から引き出したりせずにそのジャム紙を取り除くこ
とができるようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、装置本体に固定された筐体部とその筐体
部に対して装置の操作面側に引き出し可能な引き出し部
とを少なくとも備え、その引き出し部には作像部で片面
に画像が形成された転写紙を表裏反転させる反転部を有
し、その反転部で反転された転写紙を対のガイド板で案
内しながら再度作像部に向けて再給紙する両面装置にお
いて、上記引き出し部の上記反転部に対応させてその引
き出し部の操作面側外装部分に開閉扉を設け、その開閉
扉に上記対のガイド板の上記開閉扉側のガイド板を固定
したものである。上記引き出し部には、上部に装置後方
から前方の操作面側に転写紙を搬送する反転前搬送路が
設けられ、その反転前搬送路の転写紙搬送下流側にその
反転前搬送路により搬送された転写紙を表裏反転させる
上記反転部が設けられ、且つ上記引き出し部の下部には
上記反転部により反転されて搬送される転写紙を一旦受
け入れる反転トレイと、その反転トレイ上の転写紙を再
給紙する再給紙機構とを設けるとよい。
【0005】また、上記両面装置において、筐体部と開
閉扉との間にピンとそのピンに係合可能なレバーとその
レバーを移動させることによりそのレバーの上記ピンと
の係合を解除するレバー駆動源とからなる固定機構を設
けると共に、上記開閉扉を開放する側に常に付勢力を与
えるスプリングと、上記反転部でジャム紙を検知するジ
ャム紙検知センサと、そのジャム紙検知センサがジャム
紙を検知したときに上記レバー駆動源を駆動して上記レ
バーとピンとの係合を解除して開閉扉を上記スプリング
の付勢力により開放させる開閉扉自動開放手段とを設け
るとよい。さらに、上記再給紙機構の転写紙搬送下流側
にその再給紙機構により再給紙された転写紙を搬送する
搬送ローラ対を設け、その搬送ローラ対の一方のローラ
を上記筐体部に回転可能に取り付けると共に、他方のロ
ーラを上記開閉扉に回転可能に取り付け、その他方のロ
ーラをローラ加圧スプリングにより加圧して上記一方の
ローラに圧接させ、上記ローラ加圧スプリングが上記開
閉扉を開放する側に常に付勢力を与えるスプリングを兼
ねるようにするとよい。さらにまた、上記いずれかの両
面装置を備えた画像形成装置も提供する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態例
である両面装置の反転装置部分を示す構成図、図2は同
じくその両面装置を備えた画像形成装置の一例としてカ
ラー画像形成装置を示す全体構成図である。図2に示す
カラー画像形成装置は、装置本体1内に可撓性を有する
ベルト状の像担持体である感光体ベルト2と、その感光
体ベルト2の表面に順次形成される4色(3色であって
もよい)に色分解された各色に対応する潜像を対応する
イエロー、マゼンタ、シアン、黒の4色のトナー(現像
剤)でそれぞれ現像する4つの現像器を一体的に備えた
カラーの現像装置4と、その現像装置4により現像され
た複数の色の各トナー像を順次重ね合わせた状態で担持
して矢示B方向に回動する中間転写体である中間転写ベ
ルト10とを備えている。そして、その装置本体1に、
中間転写ベルト10からトナー像が片面に転写されて定
着装置3により定着された後の転写紙Pを表裏反転させ
て再給紙する両面装置5を装着している。なお、この両
面装置5は排紙部30と、垂直搬送部32と、反転装置
33とによって構成されているが、その詳しい説明は後
述する。
【0007】感光体ベルト2は、回動ローラ6、7間に
架設され、回動ローラ6の回転駆動により矢示A方向
(図中で時計回り方向)に回動される。その感光体ベル
ト2の下側には、感光体ベルト2の表面を均一に帯電す
る帯電手段として機能する帯電チャージャ8を設けてお
り、その下方には静電像露光手段として機能するレーザ
書込ユニット9を、さらにその下側には給紙する転写紙
Pを収納する用紙積載部となる給紙カセット11を設け
ている。中間転写ベルト10は、回動ローラ12,13
の間に架設されていて、その回動ローラ12の回転駆動
により矢示B方向に回動される。この中間転写ベルト1
0は、感光体ベルト2と回動ローラ7の部分で接触して
いる。そして、その接触部の付近の中間転写ベルト10
の内面には、導電性を有するバイアスローラ14が所定
の条件で接触している。また、中間転写ベルト10の外
面の回動ローラ12のある位置に対応する部分には、転
写ローラ15を接触させている。
【0008】給紙カセット11の用紙送出端側(図2で
右方側)には、給紙ローラ18を設け、その給紙ローラ
18により給紙カセット11内の転写紙Pを給紙可能に
している。その給紙カセット11から転写ローラ15の
ある転写位置に至る用紙搬送経路上には、搬送ローラ対
19とレジストローラ対20を設けている。また、装置
本体1内の上部の定着装置3の用紙搬送方向下流側には
排紙ローラ対21を設けている。そして、その排紙ロー
ラ対21の用紙搬送方向下流側に、用紙を装置本体1の
後方(図2で左方)へ向けて搬送することにより装置外
へ排紙する前述した両面装置5の排紙部30を設け、そ
の排紙部30に排紙部内排紙ローラ対27と、トナー像
を転写した後の用紙を装置外へ排出する方向とその用紙
を両面装置5の垂直搬送部32に向かう方向とに搬送方
向を切り換える切換爪23を設けている。それにより、
その排紙ローラ対21と、切換爪23と、排紙部内排紙
ローラ対27とにより、画像形成後の用紙を装置本体1
の外部に設けている排紙トレイ22へ排出可能にしてい
る。そして、このカラー画像形成装置は、各種の操作を
行うための操作部を装置本体1の前面(図2で右側の
面)上部1aに設けている。
【0009】両面装置5は、前述したように装置本体1
の上面の外側に設けられた排紙部30と、装置本体1の
背面の外側に設けられて排紙部30を通って両面装置5
の反転ローラ31が設けられている用紙反転位置に向か
う転写紙を装置の下方に向けて搬送する垂直搬送部32
と、装置本体1の下面の外側に設けられて垂直搬送部3
2を通して搬送される転写紙を受け入れて表裏反転さ
せ、その転写紙をスイッチバック搬送して転写ローラ1
5のある転写位置に向けて再給紙する反転装置33とに
よって構成されている。そして、その排紙部30と垂直
搬送部32は、共にユニット状に形成されていて、それ
らは装置本体1に対して着脱が可能になっている。ま
た、反転装置33は、図1に示すように装置本体1(図
2参照)に固定された筐体部41と、その筐体部41に
対して装置の操作面側(図1で右方側)に引き出し可能
な引き出し部43(2点鎖線で囲った部分)とを備えて
いて、その引き出し部43は作像部で片面に画像が形成
された転写紙を表裏反転させる反転ローラ31が設けら
れている反転部44を有している。そして、その反転部
44で反転させた転写紙を、対のガイド板45,46で
案内しながら再給紙機構40も構成している反転ローラ
31の回転により再度感光体ベルト2が設けられている
作像部に向けて再給紙する。
【0010】引き出し部43には、その上部に装置後方
から前方の操作面側に転写紙を搬送する反転前搬送路4
7が設けられていて、その反転前搬送路47の転写紙搬
送下流側にはその反転前搬送路47により搬送された転
写紙を表裏反転させる上述した反転部44が設けられて
いる。また、この引き出し部43の下部には、反転部4
4により反転されて搬送される転写紙を一旦受け入れる
反転トレイ48と、その反転トレイ48上の転写紙を再
給紙する再給紙機構40とが設けられている。なお、反
転トレイ48には、その反転トレイ48上に搬送された
転写紙を所定の位置に揃えるジョガーフェンス57が設
けられている。さらに、この両面装置5は、引き出し部
43の反転部44に対応させてその引き出し部43の操
作面側外装部分に開閉扉49を支軸67を中心に図3に
示すように回動可能に設けており、その開閉扉49に対
のガイド板45,46の一方の開閉扉49側のガイド板
46を固定している。
【0011】図2に示したカラー画像形成装置は、画像
形成動作を開始すると感光体ベルト2の表面が帯電チャ
ージャ8により一様に帯電された後、その帯電面がレー
ザ書込ユニット9により、画像情報に基づいて走査露光
され、そこに静電潜像が形成される。ここで、露光する
画像情報は、形成するフルカラー画像をイエロー,シア
ン,マゼンタ及び黒の各色情報に分解した単色の画像情
報であり、その情報に応じてレーザ書込ユニット9の半
導体レーザから射出したレーザビームを、光学装置によ
り走査及び光路調整する。そして、その感光体ベルト2
上に各々の色に対応して順次形成される静電潜像が、回
転型の現像装置4によりイエロー,シアン,マゼンタ及
び黒のトナーで各々単色現像され、感光体ベルト2上に
各色画像が順次形成される。
【0012】その感光体ベルト2上に形成された各単色
画像は、感光体ベルト2が矢示A方向に回動することに
より中間転写ベルト10に接する位置に移動すると、そ
の順次形成されるイエロー,シアン,マゼンタ及び黒の
単色画像毎に、バイアスローラ14に所定の転写バイア
スが印加されることにより、中間転写ベルト10上に順
次重ね合わされて転写される。その中間転写ベルト10
上に4色重ね合わされたカラー画像は、給紙カセット1
1から給紙ローラ18により所定のタイミングで給紙さ
れ、搬送ローラ対19及びレジストローラ対20を経て
転写部へ搬送される転写紙Pに、転写ローラ15により
一括転写される。そして、そのカラー画像が転写された
転写紙Pは、定着装置3に搬送されてトナー像が定着さ
れる。そして、片面のみにフルカラーの画像を形成する
ときには、そのまま排紙ローラ対21から切換爪23を
通って排紙部内排紙ローラ対27により排紙トレイ22
上に排出される。
【0013】また、転写紙の両面にそれぞれフルカラー
の画像を形成するときには、基本的に上述した転写紙の
片面にフルカラーの画像を形成するときと同様の動作を
行うと、今度は切換爪23が図2に仮想線で示す位置に
回動しているため、排紙ローラ対21により搬送される
片面のみにフルカラーの画像が形成された転写紙は、そ
の切換爪23に案内されて排紙トレイ22の下側に位置
する排紙部30内の搬送路へ送り込まれ、垂直搬送部3
2へ向けて搬送される。その垂直搬送部32に搬送され
た転写紙は、そこに設けられている複数の搬送ローラ対
により反転装置33に搬送される。その反転装置33に
送り込まれた転写紙は、上下のガイド板によって形成さ
れる反転前搬送路47内を、複数の搬送ローラ対35に
より装置後方から前方(操作面側)に向けて搬送され、
反転ガイド板36にガイドされながら、反転ローラ31
により向きを変えられ、反転トレイ48上に表裏が反転
されて搬送される。そして、その転写紙はジョガーフェ
ンス57により所定の位置に揃えられる。
【0014】次に、反転ローラ31が逆回転することに
より、反転トレイ48上に送り込まれた転写紙が、それ
までは後端であった側の端部が今度は先端となるスイッ
チバック搬送で再給紙され、それが搬送ローラ対56に
向けて搬送される。その転写紙は、再び搬送ローラ対1
9及びレジストローラ対20へ搬送され、以降は表面
(第1面)の画像形成と同様な工程を経て、裏面(第2
面)に画像が形成される。そして、その転写紙は、排紙
ローラ対21を過ぎると、今度は図2に実線で示す位置
に切り換わっている切換爪23に案内されて、排紙部内
排紙ローラ対27により排紙トレイ22上に排出され
る。
【0015】ところで、この両面装置5は、前述したよ
うに図1に示した引き出し部43の反転部44に対応さ
せてその引き出し部43の操作面側外装部分に開閉扉4
9を支軸67を中心に回動可能に設けている。また、筐
体部41と開閉扉49との間にピン51とそのピン51
に係合可能なレバー52とそのレバー52をスプリング
59を介して移動させることによりそのレバー52のピ
ン51との係合を解除するレバー駆動源であるソレノイ
ド53とからなる固定機構50を設けている。なお、レ
バー52は、図示しないバネにより図1で時計回り方向
に常に回動付勢されていて、その回動位置がピン51と
係合可能な位置に図示しないストッパにより規制されて
いる。さらに、この両面装置5は、開閉扉49を開放す
る側に常に付勢力を与えるスプリングとなるローラ加圧
スプリング54と、反転ローラ31のある反転部でジャ
ム紙を検知するジャム紙検知センサ55と、そのジャム
紙検知センサ55がジャム紙を検知したときにソレノイ
ド53を駆動させてレバー52とピン51との係合を図
3に示したように解除して開閉扉49をローラ加圧スプ
リング54の付勢力により開放させる開閉扉自動開放手
段として機能する制御装置60(マイクロコンピュータ
を有する)とを設けている。
【0016】そして、この両面装置5では、再給紙機構
40の転写紙搬送下流側に、その再給紙機構40により
再給紙された転写紙を搬送するローラ56a,56bか
らなる搬送ローラ対56を設けており、その搬送ローラ
対56の一方のローラ56aを筐体部41に回転可能に
取り付けると共に、他方のローラ56bを開閉扉49に
回転可能に取り付け、その他方のローラ56bをローラ
加圧スプリング54の付勢力により加圧して一方のロー
ラ56aに圧接させ、そのローラ加圧スプリング54が
開閉扉49を開放する側に常に付勢力を与えるスプリン
グを兼ねるようにしている。なお、反転装置33の反転
トレイ48が設けられている引き出し部43は、反転装
置33の筐体部41側に設けている両側の樹脂製のレー
ル部58,58により、再給紙される転写紙の搬送方向
となる図1で右方に引き出しが可能になっている。反転
前搬送路47を構成している対のガイド板のうち上側の
各ガイド板47a,47bは、それぞれ転写紙搬送方向
の後端側を支点にして開閉可能に支持されている。ま
た、反転前搬送路47の略中間位置には、下側のガイド
板の下側に例えばフィラー付のセンサ61を配置し、そ
れにより反転前搬送路47における転写紙の有無を検知
するようにしている。
【0017】この両面装置5は、図1に示したように引
き出し部43を筐体部41の所定の位置まで装着した状
態では、レバー52が図示のようにピン51に係合して
いるため開閉扉49は開かない。ここで、ジャム紙検知
センサ55が、予め設定した所定時間以上転写紙を検知
したとき、すなわち通常の両面画像形成において片面に
画像が形成された転写紙が反転ローラ31の正回転によ
り反転トレイ48上に搬送された際にそれをジャム紙検
知センサ55が検知してから、その転写紙が反転ローラ
31の逆回転により再給紙されてその転写紙を検知しな
くなるまでの時間にバラツキを考慮した時間を加えた所
定時間以上転写紙を検知したときには、制御装置60は
ジャム紙検知センサ55の部分でジャムが発生したもの
と判断して、ソレノイド53を駆動(ONにしてプラン
ジャを吸引)させてレバー52を図3に示した位置に回
動させることにより、レバー52とピン51との係合を
解除して、開閉扉49をローラ加圧スプリング54の付
勢力により開放させる。したがって、ユ−ザは反転装置
33の引き出し部43をわざわざ引き出さなくても、そ
の開放された開閉扉49の部分から反転部44を直接見
ることができるので、その開かれた部分からジャム箇所
を一目で認識することができる。それにより、その開か
れた部分から反転装置33内に手を入れればジャム紙を
簡単に除去することができる。
【0018】このように、この実施の形態における両面
装置5は、図2に示したように装置本体1の上面の外側
に設ける排紙部30と、装置本体1の背面の外側に設け
る垂直搬送部32と、装置本体1の下面の外側に設ける
反転装置33とによって構成し、その反転装置33の引
き出し部43には、上部に装置後方から前方の操作面側
に転写紙を搬送する反転前搬送路47を設け、その反転
前搬送路47の転写紙搬送下流側にその反転前搬送路4
7により搬送された転写紙を表裏反転させる反転部44
を設けている。したがって、ジャム処理やサプライ交換
時に画像形成装置の前面を開放して操作を行う構成の画
像形成装置である場合でも、装置本体1の下面の外側に
ある反転装置33が邪魔になるようなことがない。
【0019】また、この両面装置5は、図1に示したよ
うにレバー52をピン51に係合させて開閉扉49が開
かないように固定する固定機構50を設けると共に、ロ
ーラ加圧スプリング54と、ジャム紙検知センサ55
と、そのジャム紙検知センサ55がジャム紙を検知した
ときにソレノイド53を駆動してレバー52とピン51
との係合を解除して開閉扉49をローラ加圧スプリング
54の付勢力により開放させる開閉扉自動開放手段とし
て機能する制御装置60とを設けているので、反転装置
33の反転部でジャムが発生したときには、制御装置6
0がレバー52とピン51との係合を自動的に解除して
開閉扉49を開放する。したがって、ユーザは上記反転
部でジャムが発生する度に手動で開閉扉49を開く必要
がないので、操作性の向上が図れる。また、この実施の
形態による両面装置5は、再給紙機構40の転写紙搬送
下流側に搬送ローラ対56を設け、その搬送ローラ対5
6の他方のローラ56bを一方のローラ56aに加圧す
るローラ加圧スプリング54が開閉扉49を開放する側
に常に付勢力を与えるスプリングを兼ねるようにしてい
るので、その開閉扉49を開放する側に常に付勢力を与
える専用のスプリングを設ける場合に比べて部品点数を
少なくすることができる。したがって、その分だけコス
トダウンが図れる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による両
面装置及びそれを備えた画像形成装置によれば、片面に
画像が形成された後の転写紙が反転部でジャムになった
ときには引き出し部を引き出すことなしに開閉扉を開放
すれば、その開閉扉には対のガイド板の開閉扉側のガイ
ド板が固定されているため反転部の搬送路が開くので、
その部分に手や工具等を入れることにより反転部で発生
したジャム紙を簡単に取り除くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態例である両面装置の反転
装置部分を示す構成図である。
【図2】同じくその両面装置を備えた画像形成装置の一
例としてカラー画像形成装置を示す全体構成図である。
【図3】図1の両面装置の反転装置に設けられている開
閉扉を開いた状態を示す図である。
【符号の説明】
1:装置本体 5:両面装置 33:反転装置 40:再給紙機構 41:筐体部 43:引き出し部 44:反転部 45,46:ガイド板 47:反転前搬送路 48:反転トレイ 49:開閉扉 50:固定機構 51:ピン 52:レバー 53:ソレノイド(レバー駆動源) 54:ローラ加圧スプリング 55:ジャム紙検知センサ 56:搬送ローラ対 56a,56b:ローラ 60:制御装置(開閉扉自動開放手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 15/00 B65H 15/00 E 3F100 83/02 83/02 3F101 G03G 15/00 106 G03G 15/00 106 3F102 518 518 550 550 Fターム(参考) 2H028 BA06 BA09 BA16 2H071 AA42 BA14 BA22 BA23 BA43 DA23 2H072 AA02 AA07 AA16 AA22 AA32 CA01 CB07 EA16 JA02 JA04 3F048 AA01 AB01 BA14 BB02 BD03 BD06 CC02 DA06 DC00 EA15 3F049 AA04 CA33 DA12 DB02 LA01 LB03 3F100 AA02 CA03 CA12 CA13 CA15 EA03 3F101 FB01 FE02 FE06 FE08 LA01 LB03 3F102 AA01 AB01 BA11 BB17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に固定された筐体部と該筐体部
    に対して装置の操作面側に引き出し可能な引き出し部と
    を少なくとも備え、該引き出し部には作像部で片面に画
    像が形成された転写紙を表裏反転させる反転部を有し、
    その反転部で反転された転写紙を対のガイド板で案内し
    ながら再度前記作像部に向けて再給紙する両面装置にお
    いて、 前記引き出し部の前記反転部に対応させて該引き出し部
    の操作面側外装部分に開閉扉を設け、該開閉扉に前記対
    のガイド板の前記開閉扉側のガイド板を固定したことを
    特徴とする両面装置。
  2. 【請求項2】 前記引き出し部には、上部に装置後方か
    ら前方の操作面側に転写紙を搬送する反転前搬送路が設
    けられ、該反転前搬送路の転写紙搬送下流側にその反転
    前搬送路により搬送された転写紙を表裏反転させる前記
    反転部が設けられ、且つ前記引き出し部の下部には前記
    反転部により反転されて搬送される転写紙を一旦受け入
    れる反転トレイと、その反転トレイ上の転写紙を再給紙
    する再給紙機構とが設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の両面装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の両面装置におい
    て、前記筐体部と前記開閉扉との間にピンと該ピンに係
    合可能なレバーとそのレバーを移動させることにより該
    レバーの前記ピンとの係合を解除するレバー駆動源とか
    らなる固定機構を設けると共に、前記開閉扉を開放する
    側に常に付勢力を与えるスプリングと、前記反転部でジ
    ャム紙を検知するジャム紙検知センサと、該ジャム紙検
    知センサがジャム紙を検知したときに前記レバー駆動源
    を駆動して前記レバーと前記ピンとの係合を解除して前
    記開閉扉を前記スプリングの付勢力により開放させる開
    閉扉自動開放手段とを設けたことを特徴とする両面装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の両面装置において、前記
    再給紙機構の転写紙搬送下流側に該再給紙機構により再
    給紙された転写紙を搬送する搬送ローラ対を設け、その
    搬送ローラ対の一方のローラを前記筐体部に回転可能に
    取り付けると共に、他方のローラを前記開閉扉に回転可
    能に取り付け、その他方のローラをローラ加圧スプリン
    グにより加圧して前記一方のローラに圧接させ、前記ロ
    ーラ加圧スプリングが前記開閉扉を開放する側に常に付
    勢力を与えるスプリングを兼ねるようにしたことを特徴
    とする両面装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の
    両面装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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