JP2007022687A - 画像形成装置 - Google Patents

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【課題】 両面印刷機能を備えるプリンタにおいて、プリンタの上下方向寸法を増大させることなく、両面印刷時に記録媒体が詰まってしまうことを低減する。
【解決手段】 ピンチローラ68の回転中心P2が第1搬送ローラ63の回転中心P1よりも搬送経路61の入口側に位置するように配設する。これにより、ローラ搬送方向L2は、所定の仰角θ1を有する方向となる。したがって、第1搬送ローラ63及びピンチローラ68により、記録媒体の搬送方向を上向きに転向させた後、転向リブ67により更に転向させるので、滑らかに(スムーズに)記録媒体の搬送方向を転向させることができる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、両面印刷機能を備える画像形成装置に関するもので、特に、電子写真方式の画像形成装置(レーザプリンタ)に適用して有効である。
両面印刷機能を備える画像形成装置では、表面側の印刷(画像形成)が終了して画像形成部から排出された紙等の記録媒体の搬送方向を反転させて、再び、その記録媒体を画像形成部に搬送することにより、記録媒体の両面側に印刷(画像形成)を行っている。
このとき、搬送方向が反転された記録媒体は、例えば、特許文献1に記載されているように、画像形成部の下方側に設けられた両面印刷用の搬送経路を経由して画像形成部の入口側まで搬送されるが、画像形成部における記録媒体の搬送方向と両面印刷用の搬送経路における記録媒体の搬送方向とは、180°異なるので、両面印刷用の搬送経路の出口側において、記録媒体の搬送方向を上方側に大きく転向させる必要がある。
このため、特許文献1に記載の発明では、両面印刷用の搬送経路の出口側に、略45°の仰角を有する案内面を有する案内用突起部を設け、両面印刷用の搬送経路を搬送されてきた記録媒体を案内面に衝突させることにより、その搬送方向を水平方向から上方側に転向させている。
特開2004−294988号公報
ところで、両面印刷用の搬送経路における搬送状況によって案内面に対する衝突角度が変化する場合があり、かつ、案内面に対する衝突角度によっては、搬送方向を所定の方向に転向させることができない場合がある。
そして、両面印刷用の搬送経路の出口側にて、記録媒体の搬送方向を所定の方向に転向させることができないと、それ以降の搬送経路において、記録媒体が詰まってジャム現象が発生してしまうおそれが高い。
したがって、特許文献1に記載の発明のように、両面印刷用の搬送経路を搬送されてきた記録媒体を案内面に衝突させることのみにより、その搬送方向を水平方向から上方側に転向させる画像形成装置では、両面印刷時に記録媒体が詰まってしまうという不具合が発生し易い。
なお、転向時の曲率半径を大きくして搬送方向を緩やかに(徐々に)転向させれば、上記のような不具合の発生を低減することができるものの、この手段では、画像形成装置の上下方向寸法が増大してしまうといった新たな不具合が発生してしまう。
本発明は、上記点に鑑み、両面印刷機能を備える画像形成装置において、画像形成装置の上下方向寸法を増大させることなく、両面印刷時に記録媒体が詰まってしまうことを低減することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、記録媒体に画像を形成する画像形成手段(10)と、画像形成手段(10)から排出された記録媒体の搬送方向を反転させる反転機構(50)と、画像形成手段(10)より下方側に配設され、反転機構(50)にて搬送方向が反転された記録媒体を画像形成手段(10)側に搬送する搬送経路(61)を構成するとともに、記録媒体の搬送方向を上方側に転向させる転向案内部(67)が搬送経路(61)の出口側に設けられた両面印刷用搬送シュート(62)と、搬送経路(61)の出口側に位置し、画像形成手段(10)側から記録媒体に接触する第1ローラ(68)及び記録媒体を挟んで第1ローラ(68)と反対側から記録媒体に接触する第2ローラ(63)を有して構成された搬送手段(63、68)とを備え、第1ローラ(68)の回転中心(P2)は、水平方向から見て、第2ローラ(63)の回転中心(P1)よりも搬送経路(61)の入口側に位置していることを特徴とする。
これにより、本発明では、第1ローラ(68)の回転中心(P2)と第2ローラ(63)の回転中心(P1)とを結ぶ軸間中心線と直交する方向、つまり後述するローラ搬送方向(L2)は、所定の仰角(θ1)を有する方向となる。
このため、記録媒体の先端側が第2ローラ(63)に到達すると、記録媒体が第2ローラ(63)と第1ローラ(68)とによって挟まれて、記録媒体にローラ搬送方向(L2)の搬送力が付与されるので、記録媒体は、その搬送方向が略水平方向からローラ搬送方向(L2)に転向させられる。
したがって、本発明では、搬送手段(63、68)により、記録媒体の搬送方向を上向きに転向させた後、転向案内部(67)により更に転向させるので、転向案内部(67)のみで記録媒体の搬送方向を大きく転向させる特許文献1に記載の発明に比べて、滑らかに(スムーズに)記録媒体の搬送方向を転向させることができる。
また、搬送手段(63、68)により、上向きの搬送力を記録媒体に付与するので、水平方向に搬送されてきた記録媒体が転向されることなくそのまま転向案内部(67)に衝突する特許文献1に記載の発明に比べて、記録媒体が転向案内部(67)に衝突する際の衝突角が小さくなる。
このため、搬送手段(63、68)により付与された搬送力の方向を無駄なく転向させることができるので、搬送経路における搬送状況によらず、安定的に記録媒体の搬送方向を転向させることができる。
したがって、本発明では、転向時の曲率半径を大きくすることなく、記録媒体を滑らかに転向させながら確実に搬送することができるので、画像形成装置の上下方向寸法を増大させることなく、両面印刷時に記録媒体が詰まってしまうことを低減することができる。
請求項2に記載の発明では、第1ローラ(68)は、画像形成手段(10)が収納された本体部(11)に配設され、両面印刷用搬送シュート(62)は、本体部(11)に対して着脱可能に組み付けられ、転向案内部(67)は、上方側に突出する突起部により構成されており、さらに、転向案内部(67)は、両面印刷用搬送シュート(62)の着脱方向から見て、少なくとも第1ローラ(68)に対応する部位には設けられていないことを特徴とする。
ところで、請求項2に記載の発明では、両面印刷用搬送シュート(62)を本体部(11)に対して着脱することができるが、第1ローラ(68)は本体部(11)に組み付けられているので、両面印刷用搬送シュート(62)を本体部(11)に対して着脱する際に、第1ローラ(68)と転向案内部(67)とが干渉してしまうおそれがある。
これに対して、請求項2に記載の発明では、転向案内部(67)は、第1ローラ(68)に対応する部位には設けられていないので、両面印刷用搬送シュート(62)を本体部(11)に対して着脱する際に、第1ローラ(68)と転向案内部(67)とが干渉してしまうといった不具合は発生しない。
ところで、請求項2に記載の発明では、第1ローラ(68)に対応する部位には転向案内部(67)が設けられていないので、仮に、ローラ搬送方向(L2)が水平方向であると、記録媒体の先端のうち、第1ローラ(68)に対応する部位には、搬送方向を転向させる転向力が全く作用しない。
このため、仮に、ローラ搬送方向(L2)が水平方向であると、記録媒体の先端のうち、第1ローラ(68)に対応する部位は、転向せずにそのまま水平に進もうとするのに対して、その他の部位は転向力を受けて上方側に転向するので、記録媒体の先端のうち、第1ローラ(68)に対応する部位が、略V字状に撓んでしまうおそれが高い。
一方、記録媒体は、搬送方向が転向する際に撓みながら搬送されていくが、記録媒体が大きく略V字状に撓んでしまうと、曲げ剛性が大きくなって記録媒体が撓み難くなってしまうので、滑らかに搬送方向を転向させることが難しくなり、記録媒体が詰まってしまうおそれがある。
これに対して、請求項2に記載の発明では、搬送手段(63、68)により、上向きの搬送力を付与するので、転向案内部(67)による転向力が記録媒体に作用しなくても、記録媒体をある程度上向きに転向させることができ、記録媒体が大きく略V字状に撓んでしまうことを防止できる。
したがって、曲げ剛性が大きくなって記録媒体が撓み難くなってしまうことを未然に防止して滑らかに搬送方向を転向させることができるので、記録媒体が詰まってしまうことを低減することができる。
なお、請求項3に記載の発明では、第1ローラ(68)と第2ローラ(63)との接点は、転向案内部(67)の頂点(67a)より低く、さらに、転向案内部(67)のうち搬送手段(63、68)から排出された記録媒体が衝突する部位の仰角(θ2)は、第1ローラ(68)の回転中心(P2)と第2ローラ(63)の回転中心(P1)とを結ぶ軸間中心線(L1)と直交するローラ搬送方向(L2)の仰角(θ1)より大きいことを特徴としている。
因みに、上記各手段等の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記各手段等の括弧内の符号に示された具体的手段に限定されるものではない。
本実施形態は本発明に係る画像形成装置を、いわゆるレーザプリンタに適用したものであり、以下に本実施形態を図面と共に説明する。
1.レーザプリンタの全体構成
図1は本実施形態に係るレーザプリンタ1の外観を示す斜視図であり、このレーザプリンタ1は、紙面上側を重力方向上方側として設置され、通常、紙面奥側を前側として使用される。
そして、レーザプリンタ1の筐体3は略箱状(立方体状)に形成されており、この筐体3の上面側には、印刷を終えて筐体3から排出された記録媒体が載置される排紙トレイ5が設けられている。なお、本実施形態では、記録媒体として、紙やOHPシート等の用紙を想定している。
また、排紙トレイ5は、後方側に向かうほど、筐体3の上面から下がるように傾斜した傾斜面5aにて構成されており、この傾斜面5aの後端側には、印刷が終了した記録媒体が排出される排出部7(図2参照)が設けられている。
そして、筐体3のうち排紙トレイ5(傾斜面5a)を囲むように略コの字状に形成された上カバー9には、レーザプリンタ1をネットワークに接続する場合とネットワークから切り離す場合とを切り替えるラインスイッチ1a、及び印刷を強制的に終了(中断)させるジョブキャンセルスイッチ1b等が設けられている。
2.レーザプリンタの構成
図2はレーザプリンタ1の要部を示す側断面図である。そして、画像形成部10は記録媒体に画像を形成する画像形成手段を構成するものであり、フィーダ部20は、画像形成部10に記録媒体を供給する搬送手段の一部を構成するものである。
第1排出シュート30及び第2排出シュート40は、画像形成部10にて画像形成が終了した記録媒体の搬送方向をUターンさせるように略180°転向させて、記録媒体を定着器ユニット90(詳細は、後述する。)の上方に設けられた排出部7に案内する案内部材を構成するものである。
正逆切替機構50は、画像形成部10から排出された記録媒体の搬送方向を反転させるとともに、搬送方向が反転された記録媒体を再び画像形成部10側に搬送する排紙ローラ反転機構を構成するものであり、両面印刷ユニット60は、正逆切替機構50にて搬送方向が反転された記録媒体の搬送経路を構成するものである。
2.1.フィーダ部
フィーダ部20は、筐体3の最下部に収納された給紙トレイ21、給紙トレイ21の前端部上方に設けられて画像形成部10に記録媒体を搬送する給紙ローラ22、並びに給紙ローラ22にて搬送される記録媒体を1枚毎に分離する分離ローラ23及び分離パッド24等を有して構成されている。そして、給紙トレイ21に載置されている記録媒体は、筐体3内前側にてUターンするようにして、筐体3内の略中央部に配設された画像形成部10に搬送される。
なお、給紙トレイ21から画像形成部10に至る記録媒体の搬送経路のうち、略U字状に転向する部位の頂部外側には、記録媒体の画像形成面(印刷面)に付着した紙粉等を取り除く紙粉取りローラ25が配設され、その頂部内側には搬送される記録媒体を紙粉取りローラ25に押圧する対向ローラ26が配設されている。
また、給紙トレイ21から画像形成部10に至る搬送経路のうち画像形成部10の入口には、記録媒体に搬送抵抗を付与して記録媒体の搬送状態を整える一対のローラからなるレジストローラ27が配設されている。
2.2.画像形成部
画像形成部10は、スキャナ部70、プロセスカートリッジ80及び定着器ユニット90等を有して構成されており、これら70〜90が、本体フレーム(図示せず。)に組み付けられてプリンタ本体部11が構成されている。
2.2.1.スキャナ部
スキャナ部70は、筐体3内の上部に設けられて後述する感光ドラム81の表面に静電潜像を形成するものであり、具体的には、レーザ光源、ポリゴンミラー、fθレンズ、反射鏡、及び反射鏡等から構成されている。
そして、レーザ光源から発光される画像データに基づくレーザビームは、ポリゴンミラーで偏向されて、fθレンズを通過した後、反射鏡によって光路が折り返された後、反射鏡によってさらに光路が下方に屈曲されることにより、感光ドラム81の表面上に照射され、静電潜像が形成される。
2.2.2.プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ80は、スキャナ部70の下方側において着脱可能に筐体3内に配設されており、このプロセスカートリッジ80は、感光ドラム81、帯電器82、転写ローラ83及び現像カートリッジ84等から構成されている。
そして、感光ドラム81は、記録媒体に転写される画像を担持する画像担持手段をなすもので、最表層がポリカーボネート等からなる正帯電性の感光層により形成される円筒状のドラム本体81aと、このドラム本体81aの軸心において、ドラム本体81aの長手方向に沿って延びてドラム本体81aを回転可能に支持するドラム軸81bとを有して構成されている。
帯電器82は、感光ドラム81の表面を帯電させる帯電手段をなすもので、感光ドラム81の後側斜め上方において、感光ドラム81と接触しないように所定間隔を有して感光ドラム81と対向配設されている。なお、本実施形態に係る帯電器82は、コロナ放電を利用して感光ドラム81の表面に略均一に正電荷を帯電させるスコロトロン型帯電器を採用している。
転写ローラ83は、感光ドラム81と対向して配設されて感光ドラム81の回転と連動して回転し、記録媒体が感光ドラム81近傍を通過する際に、感光ドラム81に帯電した電荷と反対の電荷(本実施形態では、負電荷)を印刷面とは反対側から記録媒体に作用させることにより、感光ドラム81の表面に付着したトナーを記録媒体の印刷面に転写させる転写手段をなすものである。
現像カートリッジ84は、トナーが収容されたトナー収容室84a、トナーを感光ドラム81に供給するトナー供給ローラ84b及び現像ローラ84c等を有して構成されている。
そして、トナー収容室84aに収容されているトナーは、トナー供給ローラ84bの回転によって現像ローラ84c側に供給され、さらに、現像ローラ84c側に供給されたトナーは、現像ローラ84cの表面に担持されるとともに、層厚規制ブレード84dにより担持されたトナーの厚みが所定の厚みにて一定(均一)となる調整された後、スキャナ部70にて露光された感光ドラム81の表面に供給される。
2.2.3.定着ユニット
定着器ユニット90は、記録媒体の搬送方向において感光ドラム81より後流側に配設され、記録媒体に転写されたトナーを加熱溶融させて定着させるものである。具体的には、定着器ユニット90は、記録媒体の印刷面側に配設されてトナーを加熱する加熱ローラ91、及び記録媒体を挟んで加熱ローラ91と反対側に配設されて記録媒体を加熱ローラ91側に押圧する加圧ローラ92等を有して構成されている。
因みに、本実施形態に係る加熱ローラ91は、表面がフッ素樹脂によってコーティングされた金属管と、その金属管内に加熱のためのハロゲンランプとから構成されており、一方、加圧ローラ92は、金属製のローラ軸を、ゴム材料からなるローラで被覆することにより構成されている。
以上に説明した画像形成部10においては、以下のようにして記録媒体に画像が形成される。
すなわち、感光ドラム81の表面は、その回転に伴って、帯電器82により一様に正帯電された後、スキャナ部70から照射されるレーザビームの高速走査により露光される。これにより、感光ドラム81の表面には、記録媒体に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ84cの回転により、現像ローラ84c上に担持され、かつ、正帯電されているトナーが、感光ドラム81に対向して接触するときに、感光ドラム81の表面上に形成されている静電潜像、つまり、一様に正帯電されている感光ドラム81の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給される。これにより、感光ドラム81の静電潜像は、可視像化され、感光ドラム81の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
その後、感光ドラム81の表面上に担持されたトナー像は、転写ローラ83に印加される転写バイアスによって記録媒体に転写される。そして、トナー像が転写された記録媒体は定着器ユニット90に搬送されて加熱され、トナー像として転写されたトナーが記録媒体に定着して、画像形成が完了する。
2.3.第1排出シュート及び第2排出シュート40
第1排出シュート30は、記録媒体の搬送方向において定着器ユニット90より搬送方向後流側に配設されているとともに、画像形成部10にて画像形成が終了した記録媒体の搬送方向を略90°転向させて記録媒体を第2排出シュート40に案内する案内手段である。
また、第2排出シュート40は、第1排出シュート30に対して所定の隙間40aを有して上カバー9に設けられ、第1排出シュート30にて搬送方向が略90°転向された記録媒体を更に略90°転向させて排出部7に案内する案内手段である。
そして、第1排出シュート30と第2排出シュート40との隙間40aは、正逆切替機構50にて搬送方向が反転された記録媒体の搬送通路(太い二点鎖線で示された搬送経路)の一部を構成している。因みに、図2中、太い一点鎖線で示された搬送経路が、フィーダ部20にて搬送される記録媒体の搬送通路を示している。
2.4.正逆切替機構
2.4.1.正逆切替機構の概略構造
正逆切替機構50は、第2排紙ローラ43の回転の向きを切り替えることより、第1排出シュート30から搬送されてきた記録媒体を排出部7(排紙トレイ5)側に搬送する場合と隙間40a(図2参照)側に搬送する場合とを切り替えるものである。
なお、図3は第2排紙ローラ43を記録媒体を排出部7側に搬送する場合(以下、この場合を第2排紙ローラ43を正転させるという。)の正逆切替機構50を示す図であり、図4は第2排紙ローラ43を記録媒体を隙間40a側に搬送する場合(以下、この場合を第2排紙ローラ43を逆転させるという。)の正逆切替機構50を示す図である。
そして、正逆切替機構50は、例えば図3に示すように、電動モータ等の駆動源(図示せず。)で発生した回転力を第2排紙ローラ43に伝達する複数個の歯車52a〜52h、歯車52c(以下、この歯車52cを遊星歯車52cという。)を歯車52b(以下、この歯車52bを太陽歯車52bという。)の回転中心周りに揺動させる揺動アーム53、揺動アーム53を揺動させるアクチュエータをなす電磁ソレノイド54、電磁ソレノイド54の作動を揺動アーム53に伝達するリンクアーム55、及び揺動アーム53を正転時の位置(図3に示す位置)に戻す復元力を揺動アーム53に作用させる復元バネ56等を有して構成されている。
2.4.2.正逆切替機構の作動
第2排紙ローラ43を正転させる場合には、電磁ソレノイド54への通電を遮断して、図3に示すように、遊星歯車52cと歯車52dとが噛み合うように揺動アーム53を作動させる。これにより、駆動源で発生した回転力は、歯車52a→太陽歯車52b→遊星歯車52c→歯車52d→歯車52e→第2排紙ローラ43の順に伝達される。
一方、第2排紙ローラ43を逆転させる場合には、電磁ソレノイド54に通電して、図4に示すように、遊星歯車52cと歯車52fとが噛み合うように揺動アーム53を作動させる。これにより、駆動源で発生した回転力は、歯車52a→太陽歯車52b→遊星歯車52c→歯車52f→歯車52g→歯車52h→歯車52d→歯車52e→第2排紙ローラ43の順に伝達される。
そして、駆動側から第2排紙ローラ43に至る動力伝達経路における歯車の個数が、正転時値と逆転時とで奇数個(本実施形態では、3個)相違しているので、第2排紙ローラ43の回転の向きが正転時と逆転時とで反転する。
2.5.両面印刷ユニット
図5は両面印刷ユニット60を上方側から見た斜視図であり、図6は両面印刷ユニット用搬送ローラ(ピンチローラ)部分の拡大斜視図であり、図7は両面印刷ユニット60の上面図であり、図8は図7のA−A断面図であり、図9は図7のB矢視図であり、図10は両面印刷ユニット60とプリンタ本体部11側に配設された転向シュート100との配置関係を示す斜視図である。
両面印刷ユニット60は、図2に示すように、画像形成部10の下方側において、プリンタ本体部11に対して前後方向にスライドさせて着脱可能に組み付けられ、正逆切替機構50にて搬送方向が反転された記録媒体の搬送経路を構成するものである。
具体的には、両面印刷ユニット60は、図5に示すように、正逆切替機構50にて搬送方向が反転された記録媒体を画像形成部10の入口側に搬送する搬送経路61(図2参照)を構成する両面印刷用搬送シュート62、及び回転しながら記録媒体に接触することにより記録媒体に搬送力を付与する第1〜3搬送ローラ63〜65等を有して構成されている。
そして、両面印刷用搬送シュート62のうち、底部には記録媒体の搬送方向(前後方向)に延びるように突状に形成された複数本の案内リブ66が設けられ、搬送経路61の出口側(紙面左下方側)には記録媒体の搬送方向を上方側に転向させる転向リブ67が設けられいる。なお、本実施形態では、両面印刷用搬送シュート62をABS等の樹脂製とするとともに、案内リブ66及び転向リブ67を両面印刷用搬送シュート62に一体形成している。
また、転向リブ67は、図8に示すように、両面印刷用搬送シュート62の端部において、上方側に突出するように形成された三角板状の突起部にて構成されているとともに、図5及び図9に示すように、記録媒体の搬送方向と略直交する方向に複数枚並んで形成されている。
また、第1搬送ローラ63は、記録媒体のうち案内リブ66と接触する面であって、記録媒体の幅方向(左右方向)略中央部にて記録媒体と接触するとともに、その回転軸63aが記録媒体の幅方向と平行となるように設置されている。
一方、第2搬送ローラ64及び第3搬送ローラ65は、図5に示すように、記録媒体のうち案内リブ66と接触する面と反対側の面であって、記録媒体の幅方向端部側にて記録媒体と接触するとともに、第2搬送ローラ64及び第3搬送ローラ65により付与される搬送力の向きが、記録媒体の搬送方向に対して幅方向側に傾くように、その回転軸が記録媒体の幅方向に対して傾くように設置されている。
また、ピンチローラ68は、図8に示すように、記録媒体を挟んで第1搬送ローラ63と反対側にて記録媒体に接触して第1搬送ローラ63に記録媒体を押圧するコロであり、本実施形態では、ピンチローラ68は、プリンタ本体部11側に設けられたピンチローラホルダ12に回転可能に組み付けられている。
つまり、ピンチローラ68は画像形成部10側(上方側)から記録媒体に接触し、第1搬送ローラ63は記録媒体を挟んでピンチローラ68と反対側(下方側)から記録媒体に接触することにより、搬送経路61を搬送されてきた記録媒体を転向シュート100側に搬送する。
そして、ピンチローラ68は、水平方向から見て、その回転中心P2が第1搬送ローラ63の回転中心P1よりも搬送経路61の入口側(紙面右側)に位置するように配設されている。
また、本実施形形態では、ピンチローラ68と第1搬送ローラ63との接点P3が、転向リブ67の頂点67aより低くなり、かつ、転向リブ67のうち第1搬送ローラ63及びピンチローラ68から排出された記録媒体が衝突する部位Aの仰角θ2が、ピンチローラ68の回転中心P2と第1搬送ローラ63の回転中心P1とを結ぶ軸間中心線L1と直交するローラ搬送方向L2の仰角θ1より大きくなるように、回転中心P2と回転中心P1との水平方向のズレ量及び両回転中心P1、P2間の鉛直方向寸法が設定されている。
因みに、本実施形態では、ローラ搬送方向L2の仰角θ1が約10°となり、かつ、記録媒体が衝突する部位Aの仰角θ2が約30°となるように設定されている。
なお、記録媒体が衝突する部位Aとは、幾何学的には、ピンチローラ68と第1搬送ローラ63との接点P3を通るローラ搬送方向L2と平行な線と転向リブ67との交点近傍であるが、第1搬送ローラ63から排出される記録媒体は、必ずしも、直線的に進行するものではない。したがって、記録媒体が衝突する部位Aとは、上記した部位に限定されるものではない。
また、転向リブ67は、図9に示すように、両面印刷用搬送シュート62の着脱方向(レーザプリンタ1の前後方向)から見て、ピンチローラ68及びピンチローラホルダ12に対応する部位以外の部位に設けられ、ピンチローラ68及びピンチローラホルダ12に対応する部位には設けられていない。
以上に説明した構成を有する両面印刷ユニット60においては、記録媒体は、以下のようにして搬送される。
両面印刷ユニット60に搬送されてきた記録媒体は、先ず、第2搬送ローラ64及び第3搬送ローラ65と対向する部位に設けられて記録媒体と面接触するスライダー部69(図5参照)と第2搬送ローラ64及び第3搬送ローラ65とによって挟まれるようにしながら、両面印刷用搬送シュート62上を、搬送方向(前後方向)に対して僅かに傾いた状態で搬送される。
そして、記録媒体の先端側が第1搬送ローラ63に到達すると、記録媒体は第1搬送ローラ63とピンチローラ68とによって挟まれてローラ搬送方向L2の搬送力が付与されるため、記録媒体は、その搬送方向が略水平方向からローラ搬送方向L2に転向される。
その後、ローラ搬送方向L2の搬送力を付与された記録媒体は、その先端が転向リブ67のA部に衝突するため、その搬送方向が更に転向される。そして、転向リブ67により搬送方向が転向された記録媒体は、転向シュート100(図10参照)に到達して、転向シュート100により搬送方向が更に転向された後、画像形成部10の入口側に搬送される。
3.実施形態に係るレーザプリンタの特徴
本実施形態では、ピンチローラ68の回転中心P2が第1搬送ローラ63の回転中心P1よりも搬送経路61の入口側に位置するように配設されているので、ピンチローラ68の回転中心P2と第1搬送ローラ63の回転中心P1とを結ぶ軸間中心線L1と直交する方向、つまりローラ搬送方向L2は、所定の仰角θ1を有する方向となる。
このため、前述したように、記録媒体の先端側が第1搬送ローラ63に到達すると、記録媒体が第1搬送ローラ63とピンチローラ68とによって挟まれて、記録媒体にローラ搬送方向L2の搬送力が付与されるので、記録媒体は、その搬送方向が略水平方向からローラ搬送方向L2に転向される。
したがって、本実施形態では、第1搬送ローラ63及びピンチローラ68からなる搬送手段により、記録媒体の搬送方向を上向きに転向させた後、転向リブ67により更に転向させるので、転向リブ67のみで記録媒体の搬送方向を大きく転向させる特許文献1に記載の発明に比べて、滑らかに(スムーズに)記録媒体の搬送方向を転向させることができる。
また、第1搬送ローラ63及びピンチローラ68からなる搬送手段により、上向きの搬送力を記録媒体に付与するので、水平方向に搬送されてきた記録媒体が転向されることなくそのまま転向リブ67に衝突する特許文献1に記載の発明に比べて、記録媒体が転向リブ67に衝突する際の衝突角(ローラ搬送方向L2と部位Aとのなす角)が小さくなるとともに、衝突時の衝突角を、その小さくなった衝突角に維持することができる。
したがって、記録媒体に付与された搬送力のうち、転向リブ67の仰角θ2と平行な成分(以下、この成分を衝突後に残存する搬送力という。)を大きくしつつ、この衝突後に残存する搬送力を安定して記録媒体に付与することができるので、搬送経路における搬送状況によらず、安定的に記録媒体の搬送方向を転向させることができる。
以上に説明したように、本実施形態では、転向時の曲率半径を大きくすることなく、記録媒体を滑らかに転向させながら確実に搬送することができるので、レーザプリンタ1の上下方向寸法を増大させることなく、両面印刷時に記録媒体が詰まってしまうことを低減することができる。
ところで、図2に示すように、両面印刷ユニット60を搬送される記録媒体は、両面印刷ユニット60から排出された時点で、その搬送方向が大きく転向させらるため、記録媒体の先端側が両面印刷ユニット60から排出された時に、記録媒体の先端側に大きな搬送抵抗力が作用する。
このため、両面印刷ユニット60から排出される際に、記録媒体が大きく傾いてしまうおそれが高い。そして、記録媒体が大きく傾いたまま画像形成部10に搬送されると、記録媒体に画像を正確に転写することができなくなる。
これに対しては、第1搬送ローラ63と記録媒体との接触箇所が、記録媒体の幅方向(搬送方向と直交する方向)略中央に対して対称となるように第1搬送ローラ63及びピンチローラ68を配置することが望ましい。
そこで、本実施形態は、幅方向略中央に第1搬送ローラ63及びピンチローラ68を配置することで、第1搬送ローラ63及びピンチローラ68の個数を最小限と抑制しつつ、第1搬送ローラ63と記録媒体との接触箇所が記録媒体の幅方向略中央に対して対称となるようにしている。
したがって、本実施形態では、レーザプリンタ1の製造原価上昇を抑制しつつ、記録媒体が傾いた状態で画像形成部10に搬送されてしまうことを確実に防止できる。
ところで、第1搬送ローラ63を幅方向略中央に配置すると、当然ながら、ピンチローラ68も幅方向略中央に配置する必要がある。
しかし、ピンチローラ68は、記録媒体を挟んで第1搬送ローラ63と対向する位置に配置されるので、両面印刷ユニット60にピンチローラ68を設けるためには、両面印刷ユニット60の幅方向端部から幅方向中央まで延びる梁状のアームを設け、そのアームにピンチローラ68を取り付けざるを得ない。
このため、第1搬送ローラ63を略中央に配置すると、両面印刷ユニット60の上下方向寸法が拡大するとともに、両面印刷ユニット60、つまりレーザプリンタ1の製造原価上昇を招いてしまうおそれがある。
これに対して、本実施形態では、ピンチローラ68をプリンタ本体部11に固定しているので、ピンチローラ68を幅方向略中央に配置するために上記したようなアームを必要としない。
したがって、両面印刷ユニット60の上下方向寸法の拡大、及びレーザプリンタ1の製造原価上昇を防止しながら、第1搬送ローラ63及びピンチローラ68を幅方向略中央に配置することができる。延いては、レーザプリンタ1の製造原価上昇を抑制しつつ、記録媒体が傾いた状態で画像形成部10に搬送されてしまうことを確実に防止できる。
ところで、本実施形態では、両面印刷ユニット60を前後方向にスライドさせることにより、両面印刷ユニット60をプリンタ本体部11に対して着脱することができるが、ピンチローラ68はプリンタ本体部11に組み付けられており、かつ、ピンチローラ68と第1搬送ローラ63との接点は転向リブ67の頂点67aより低いので、両面印刷ユニット60をプリンタ本体部11に対して着脱する際に、ピンチローラ68及びピンチローラホルダ12と転向リブ67とが干渉してしまうおそれがある。
これに対して、本実施形態では、転向リブ67は、ピンチローラ68及びピンチローラホルダ12に対応する部位以外の部位に設けられ、ピンチローラ68及びピンチローラホルダ12に対応する部位には設けられていないので、両面印刷ユニット60をプリンタ本体部11に対して着脱する際に、ピンチローラ68及びピンチローラホルダ12と転向リブ67とが干渉してしまうといった不具合は発生しない。
ところで、本実施形態では、ピンチローラ68及びピンチローラホルダ12に対応する部位には転向リブ67が設けられていないので、仮に、ローラ搬送方向L2が水平方向であると、記録媒体の先端のうち、ピンチローラ68及びピンチローラホルダ12に対応する部位には、搬送方向を転向させる転向力が全く作用しない。
このため、仮に、ローラ搬送方向L2が水平方向であると、記録媒体の先端のうち、ピンチローラ68及びピンチローラホルダ12に対応する部位は、転向せずにそのまま水平に進もうとするのに対して、その他の部位は、転向リブ67から転向力を受けて上方側に転向するので、記録媒体の先端のうち、ピンチローラ68及びピンチローラホルダ12に対応する部位が、略V字状に撓んでしまうおそれが高い。
一方、搬送方向が転向する際に、記録媒体は撓みながら搬送されていくが、記録媒体が大きく略V字状に撓んでしまうと、曲げ剛性が大きくなって記録媒体が撓み難くなってしまうので、滑らかに搬送方向を転向させることが難しくなり、記録媒体が詰まってしまうおそれがある。
これに対して、本実施形態では、第1搬送ローラ63及びピンチローラ68からなる搬送手段により、上向きの搬送力を付与するので、転向リブ67による転向力が作用しなくても、記録媒体をある程度上向きに転向させることができる。
したがって、第1搬送ローラ63の搬送力と転向リブ67とにより、搬送方向から見て、記録媒体をほぼ同じ高さに維持し、記録媒体が大きく略V字状に撓んでしまうことを防止できるので、曲げ剛性が大きくなって記録媒体が撓み難くなってしまうことを未然に防止して滑らかに搬送方向を転向させることができ、記録媒体が詰まってしまうことを低減することができる。
4.実施形態と発明特定事項との対応関係
本実施形態では、画像形成部10が特許請求の範囲に記載された画像形成手段に相当し、正逆切替機構50が特許請求の範囲に記載された反転機構に相当し、転向リブ67が特許請求の範囲に記載された転向案内部に相当し、ピンチローラ68が特許請求の範囲に記載された第1ローラに相当し、第1搬送ローラ63が特許請求の範囲に記載された第2ローラに相当し、ピンチローラ68及び第1搬送ローラ63により特許請求の範囲に記載された搬送手段が構成されている。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、略三角板状の転向リブ67にて特許請求の範囲に記載された転向案内部を構成したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、曲面にて転向案内部を構成してもよい。
また、上述の実施形態では、転向リブ67は略三角板状に形成されているので、転向リブ67の仰角θ2は、記録媒体が衝突する部位Aも含めて一定であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、記録媒体が衝突する部位A以外の部位の仰角が仰角θ2より小さくなるように仰角が変化するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、ピンチローラ68及びピンチローラホルダ12に対応する部位には転向リブ67が設けられていなかったが、本発明はこれに限定されるものではない。
また、上述の実施形態では、ピンチローラ68がプリンタ本体部11側に設けられていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、アーム等を介して両面印刷ユニット60に設けてもよい。
また、上述の実施形態では、第1搬送ローラ63及びピンチローラ68は、記録媒体の幅方向略中央部に位置するように配設されていたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、第1搬送ローラ63及びピンチローラ68を幅方向端部側に位置するように配設してもよい。
また、上述の実施形態では、第1搬送ローラ63及びピンチローラ68はそれぞれ1個であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、第1搬送ローラ63及びピンチローラ68を幅方向両端部側にそれぞれに配設してもよい。
また、上述の実施形態では、本発明に係る画像形成装置をレーザプリンタに適用したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば複写機やインクジェット式プリンタ等にも適用することができる。
また、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係るレーザプリンタの外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るレーザプリンタを示す要部側断面図である。 本発明の実施形態に係る正逆切替機構の作動図である。 本発明の実施形態に係る正逆切替機構の作動図である。 本発明の実施形態に係る両面印刷ユニットを上方側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る両面印刷ユニット用搬送ローラ(ピンチローラ)部分の拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る両面印刷ユニットの上面図である。 図7のA−A断面図である。 図7のB矢視図である。 本発明の実施形態に係る両面印刷ユニットと転向シュートとの配置関係を示す斜視図である。
符号の説明
1…レーザプリンタ、1a…ラインスイッチ、3…筐体、5…排紙トレイ、
7…排出部、9…上カバー、10…画像形成部、11…プリンタ本体部、
12…ピンチローラホルダ、20…フィーダ部、21…給紙トレイ、
22…給紙ローラ、25…紙粉取りローラ、26…対向ローラ、
27…レジストローラ、30…第1排出シュート、40…第2排出シュート、
40a…隙間、43…第2排紙ローラ、50…正逆切替機構、
60…両面印刷ユニット、61…搬送経路、62…両面印刷用搬送シュート、
63…第1搬送ローラ、63…搬送ローラ、63a…回転軸、
64…第2搬送ローラ、65…第3搬送ローラ、66…案内リブ、
67…転向リブ、67a…頂点、68…ピンチローラ、68…ピンチローラ、
69…スライダー部、70…スキャナ部、80…プロセスカートリッジ、
90…定着器ユニット、100…転向シュート。

Claims (3)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段から排出された記録媒体の搬送方向を反転させる反転機構と、
    前記画像形成手段より下方側に配設され、前記反転機構にて搬送方向が反転された記録媒体を前記画像形成手段側に搬送する搬送経路を構成するとともに、記録媒体の搬送方向を上方側に転向させる転向案内部が前記搬送経路の出口側に設けられた両面印刷用搬送シュートと、
    前記搬送経路の出口側に位置し、前記画像形成手段側から記録媒体に接触する第1ローラ及び記録媒体を挟んで前記第1ローラと反対側から記録媒体に接触する前記第2ローラを有して構成された搬送手段とを備え、
    前記第1ローラの回転中心は、水平方向から見て、前記第2ローラの回転中心よりも前記搬送経路の入口側に位置していることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1ローラは、前記画像形成手段が収納された本体部に配設され、
    前記両面印刷用搬送シュートは、前記本体部に対して着脱可能に組み付けられ、
    前記転向案内部は、上方側に突出する突起部により構成されており、
    さらに、前記転向案内部は、前記両面印刷用搬送シュートの着脱方向から見て、少なくとも前記第1ローラに対応する部位には設けられていないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1ローラと前記第2ローラとの接点は、前記転向案内部の頂点より低く、
    さらに、前記転向案内部のうち前記搬送手段から排出された記録媒体が衝突する部位の仰角は、前記第1ローラの回転中心と前記第2ローラの回転中心とを結ぶ軸間中心線と直交するローラ搬送方向の仰角より大きいことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
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