JP2009125973A - プリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送ローラ対の一方のローラが開閉蓋に取り付けられた構成のプリンタにおいて、搬送ローラ対の押し付け機構および開閉蓋の開閉時の緩衝機構を、少ない部品を用いて小型で廉価に構成すること。
【解決手段】ロール紙プリンタ1の開閉蓋3は緩衝ばね27によって勢い良く開くことが緩和される。開閉蓋3には、先端に第1従動ローラ33bを取り付けたローラ支持レバー38が旋回および移動可能に取り付けられている。ローラ支持レバー38は緩衝ばね27によって付勢されており、その先端の第1従動ローラ33bがプリンタ本体フレーム11の側の第1搬送ローラ33aに押し付けられている。緩衝ばね27が開閉蓋3の開閉の緩和機構および第1搬送ローラ対33の押し付け機構として機能する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ロール紙収納部などの部位を開閉するための開閉蓋を備えたロール紙プリンタなどのプリンタに関し、さらに詳しくは、開閉蓋を開けるとロール紙などの記録紙を搬送するための搬送ローラ対が離れて記録紙搬送路が開放状態に切り替わるプリンタに関する。
ロール紙プリンタなどのように連続紙に印刷を行うプリンタでは、開閉蓋に搬送ローラ対の一方のローラを搭載しておき、開閉蓋を開けると記録紙搬送路が開放状態に切り替わるものが知られている。特許文献1には、カバー部材を開くと搬送経路が開放状態に切り替わり、ロール紙を容易に交換できるサーマルプリンタが開示されている。
ここで、搬送ローラ対は、記録紙を所定の搬送力で搬送できるように、ばね力によって相互に押し付けられている。したがって、開閉蓋に搬送ローラ対の一方のローラが搭載されている場合には、閉じ状態の開閉蓋には、常に、開閉蓋を開ける方向の力が作用している。このため、開閉蓋のロックを外して開ける際には、搬送ローラ対の押し付け力によって開閉蓋が勢い良く開くおそれがある。特に、開閉蓋を起立状態の閉じ位置から水平に倒した開き位置に開く場合には開閉蓋の自重によっても開閉蓋が勢い良く開くので危険である。このため、開閉蓋が急激に開閉することを緩和するための緩衝ばねやダンパなどの緩衝機構が取り付けられる。
特開平06−40055号公報
本発明の課題は、搬送ローラ対の一方のローラが開閉蓋に取り付けられた構成のプリンタにおいて、搬送ローラ対の押し付け機構および開閉蓋の開閉時の緩衝機構を、少ない部品を用いて小型で廉価に構成することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のプリンタは、
プリンタ本体に開閉可能に取り付けた開閉蓋と、
前記開閉蓋を閉じ位置に向けて付勢している開閉蓋付勢部材と、
前記開閉蓋が閉じ位置にある状態では前記開閉蓋付勢部材の付勢力によって相互に押し付けられた状態に保持され、前記開閉蓋を開くと相互に離れる搬送ローラ対とを有していることを特徴としている。
本発明のプリンタでは、開閉蓋が勢い良く開かないように閉じ位置に付勢している開閉蓋付勢部材の付勢力を利用して、搬送ローラ対の押し付け力を得るようにしている。したがって、従来において必要とされていた、開閉蓋が勢い良く開くことを防止するためのダンパなどの部材と、搬送ローラ対に押し付け力を付与するための部材とを、単一の開閉蓋付勢部材に置き換えることができるため、部品点数を削減でき、構造が簡単になり、寸法およびコストの低減化に有利である。
ここで、前記搬送ローラ対が、前記プリンタ本体に搭載されている本体側ローラ、および、前記開閉蓋に搭載されている蓋側ローラからなる場合には、前記蓋側ローラを、前記本体側ローラに対して接近および離れる方向に所定量だけ移動可能な状態で前記開閉蓋に搭載し、前記開閉蓋付勢部材の付勢力によって前記蓋側ローラを前記本体側ローラに押し付けるようにすればよい。
この構成においては、開閉蓋を開いた状態では、開閉蓋には蓋側ローラを介して開閉蓋付勢部材の付勢力が作用している。開閉蓋付勢部材の付勢力の方向は開閉蓋を閉じる方向であり、蓋側ローラは本体側ローラに接近する方向に移動した状態となっている。開閉蓋を閉じると、蓋側ローラが本体側ローラに当たり、開閉蓋付勢部材の付勢力が蓋側ローラを本体側ローラに押し付けるための押し付け力として作用する。
したがって、蓋側ローラが本体側ローラに押し付けられた後は、開閉蓋のみが閉じ位置まで移動する。よって、開閉蓋を閉じ位置にロックする際に、搬送ローラ対(蓋側ローラと本体側ローラ)を押し付けるための押し付け力が開閉蓋に作用していた従来の構成とは異なり、小さな操作力で開閉蓋を閉じることができる。
また、開閉蓋を閉じ位置にロックする際には、開閉蓋付勢部材の付勢力が、開閉蓋側には作用しない。したがって、開閉蓋をロックするための力を容易に設定することができる。
次に、開閉蓋と搬送ローラ対の配置位置との間が離れている場合には、前記蓋側ローラをローラ支持レバーによって支持し、当該ローラ支持レバーを、前記本体側ローラに対して接近および離れる方向に移動可能な状態で、前記蓋部材に取り付け、前記開閉蓋付勢部材の付勢力を前記ローラ支持レバーに作用させるようにすればよい。
このように、ローラ支持レバーが開閉蓋付勢部材によって付勢されていると、衝撃荷重がかかった場合(例えば作業者が乱暴に開閉蓋を閉めた場合)でも開閉蓋付勢部材によりローラ支持レバーに加わる衝撃が緩和され、ローラ位置決め溝や、ローラの破損などを防止することができる。
また、この場合には、前記ローラ支持レバーを、前記開閉蓋の開閉中心線に平行な旋回中心線を中心として旋回可能な状態で、前記開閉蓋に取り付け、当該ローラ支持レバーを、前記開閉蓋が開くと当該開閉蓋に重なった退避位置に旋回させ、前記開閉蓋が閉じると、前記蓋側ローラを前記本体側ローラに押し付け可能な方向に突出した突出位置に旋回させることが望ましい。このようにすれば、開閉蓋を開けた状態においてローラ支持レバーがメンテナンス、ロール紙交換作業などの邪魔になることがない。
本発明をロール紙プリンタに適用する場合には、前記開閉蓋をロール紙収納部の開閉蓋として用いることができる。この場合、前記開閉蓋を、その下端部を中心として、起立状態の閉じ位置と倒れ状態の開き位置の間を開閉可能にすることができる。
また、前記開閉蓋に搭載されていると共に当該開閉蓋を閉じると前記ロール紙収納部の上方に位置するプラテンを有している場合には、前記ローラ支持レバーを、前記プラテンに形成したレバー支持部に、旋回および移動可能な状態で取り付け、当該ローラ支持レバーの先端部に前記蓋側ローラを支持し、前記プリンタ本体における前記ロール紙収納部を挟み前記開閉蓋とは反対側の部位に、前記本体側ローラを配置し、前記ロール紙収納部に収納されたロール紙から繰り出される長尺状の記録紙を、前記本体側ローラおよび前記蓋側ローラの間を通って前記プラテンに向けて搬送するように構成することができる。
ここで、ローラ支持レバーを旋回および移動可能に支持するためには、前記レバー支持部を長円形の軸孔とし、前記ロール支持レバーの後端部に前記軸孔に回転およびスライド可能に挿入された支軸を取り付ければよい。この場合には、前記開閉蓋付勢部材としての引張りコイルばねを、前記プリンタ本体における前記本体側ローラが配置されている側の部位と、前記支軸との間に、引張り状態で架け渡しておけばよい。
また、前記開閉蓋を開閉するための4節リンク機構と、前記ローラ支持レバーを前記プラテンの側に付勢しているレバー付勢部材と、前記プリンタ本体に形成したレバー案内部とを有し、前記開閉蓋を開くと前記4節リンク機構によって前記プラテンは当該開閉蓋に重なった状態になり、前記ローラ支持レバーは前記レバー付勢部材の付勢力によって当該プラテンに重なった前記退避位置に移動し、前記開閉蓋を閉じると前記ローラ支持レバーは前記レバー案内部に係合して当該レバー案内部によって案内されて前記突出位置に移動するように構成することができる。
さらに、前記ローラ支持レバーは、前記ロール紙収納部および前記プラテンフレームの間を仕切っている板状部分を備えていることが望ましい。ロール紙収納部に転動可能な状態でロール紙が収納されている場合には、収納されているロール紙から記録紙を繰り出す動作が繰り返されるとロール紙が必要以上に転動することがある。この結果、ロール紙の外周部分の記録紙の巻き付けが緩み、外側に膨らみ、上方の記録紙搬送経路までせり出して紙詰まり状態に陥るおそれがある。ローラ支持レバーに板状部分を形成して、ロール紙収納部とプラテンの間を仕切ることにより、ロール紙から緩んだ記録紙が上方にせり出すことを阻止できる。
本発明のプリンタでは、開閉蓋が勢い良く開かないように閉じ位置に付勢している開閉蓋付勢部材を利用して、搬送ローラ対の押し付け力を得るようにしている。したがって、従来において必要とされていた、開閉蓋が勢い良く開くことを防止するためのダンパなどの部材と、搬送ローラ対に押圧力を付与するための部材とを、単一の開閉蓋付勢部材に置き換えることができるため、部品点数を削減でき、構造が簡単になり、寸法およびコストの低減化に有利である。
また、従来例では開閉蓋を閉める場合に、搬送ローラ対のばね力に抗して閉めなければならないため、操作性が悪くなる。本発明では搬送ローラ対の押し付け力は開閉蓋付勢部材によって発生させるため、開閉蓋を閉じる場合に容易に操作できる。
さらに、開閉蓋を閉める際に、搬送ローラ対が当接するとき、開閉蓋付勢部材の付勢力が搬送ローラ対の押し付け力として作用する。このため、開閉蓋をロックする際に、開閉蓋付勢部材の付勢力が、開閉蓋側には作用しない。したがって、開閉蓋をロックするための力を容易に設定することができる。
さらには、ローラ支持レバーは開閉蓋付勢部材によって付勢されている状態であるため、衝撃荷重がかかった場合(例えば作業者が乱暴に開閉蓋を閉めた場合)でも開閉蓋付勢部材により衝撃を緩和することが可能であり、ローラ位置決め溝や、ローラの破損を防止することができる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したプリンタの実施の形態を説明する。
(全体構成)
図1(a)は本発明の実施の形態に係るインクジェット式のロール紙プリンタの外観斜視図であり、図1(b)はその開閉蓋を全開にした状態の外観斜視図である。
これらの図に示すように、ロール紙プリンタ1は全体としてほぼ直方体形状をしたプリンタ本体2と、このプリンタ本体2の前面に取り付けた開閉蓋3とを有している。プリンタ本体2の外装ケース2aの前面には所定幅の記録紙排出口4が形成されている。記録紙排出口4の下側には排紙ガイド5が前方に突出しており、当該排紙ガイド5の側方には蓋開閉レバー6が配置されている。外装ケース2aにおける排紙ガイド5および蓋開閉レバー6の下側には、ロール紙出し入れ用の矩形の開口部2bが形成されており、この開口部2bが開閉蓋3の蓋カバー3aによって封鎖されている。
蓋開閉レバー6を操作すると開閉蓋3のロックが解除される。排紙ガイド5を前方に引くと、開閉蓋3が下端部を中心として、図1(a)に示す起立状態の閉じ位置3Aから、図1(b)に示す前方にほぼ水平となる開き位置3Bまで開く。開閉蓋3が開くと、プリンタ本体2の内部に形成されているロール紙収納部7が開放状態となる。同時に、印刷位置を規定するためのプラテン8が開閉蓋3と一緒に移動してロール紙収納部7から記録紙排出口4に到る記録紙搬送経路が開放状態となり、プリンタ前方からロール紙の交換作業などを簡単に行うことができるようになっている。なお、図1(b)においては、蓋カバー3aおよび蓋開閉レバー6を省略して示してある。
(プリンタ機構部)
図2はロール紙プリンタ1の外装ケース2aおよび蓋カバー3aに覆われているプリンタ機構部を示す斜視図であり、図2(a)は開閉蓋3を閉じた状態のプリンタ機構部を示し、図2(b)は開閉蓋3を開けた状態のプリンタ機構部を示す。
プリンタ機構部10は、板金製のプリンタ本体フレーム11を備え、ここに各部品が搭載されている。プリンタ本体フレーム11は、本体側フレームユニット部分12と、この上に水平に搭載されているヘッド側フレームユニット部分13とを備えている。
本体側フレームユニット部分12は、底板14、左右の側板15、16および背面板17を備えており、この内部に、ロール紙収納部7が形成されている。左右の側板15、16の前端部の下端にはプリンタ幅方向に水平に延びる支軸18が架け渡されており、この支軸18(開閉中心線)を中心として開閉可能な状態で開閉蓋3が取り付けられている。開閉蓋3は板金製の矩形の蓋フレーム3bを備えており、この蓋フレーム3bは4節リンク機構に取り付けられている。4節リンク機構は、左右の前側平行リンク21、22と、左右の後側平行リンク23、24と、これら4本のリンク21〜24の上端に水平に取り付けられている直方体形状のプラテンフレーム25から構成されている。プラテンフレーム25の上端には水平にプラテン26が取り付けられている。4節リンク機構によって、開閉蓋3は図2(a)に示す閉じ位置3Aから図2(b)に示す開き位置3Bまでの間を、プラテン26をほぼ水平に保持したまま開閉可能である。
ここで、開閉する開閉蓋3と、固定側のプリンタ本体フレーム11の側板16との間には、引張りコイルばねからなる緩衝ばね27(開閉蓋付勢部材)が架け渡されている。この緩衝ばね27によって、開閉蓋3を閉じ位置3Aに係止しているロック部材9を外して開閉蓋3を開放可能にした際に、勢い良く開閉蓋3が前方に倒れることが防止される。
次に、ヘッド側フレームユニット部分13の内部には、後述するように、インクジェットヘッド28、インクジェットヘッド28が搭載されているヘッドキャリッジ29、キャリッジ駆動機構などが組み込まれている(図3(a)参照)。
(プリンタの内部構成)
図3(a)および図4(a)はロール紙プリンタ1の内部構成を示す概略断面図であり、図3(a)は開閉蓋3が閉じている状態を示し、図4(a)は開閉蓋3を開けた状態を示す。これらの図を参照して説明すると、プリンタ内部に形成されているロール紙収納部7にはロール紙8がプリンタ幅方向に向いた横置き状態で収納される。ロール紙収納部7の上側には、ヘッド側フレームユニット部分13が水平に取り付けられている。ヘッド側フレームユニット部分13には、インクジェットヘッド28、ヘッドキャリッジ29、および、ヘッドキャリッジ29のプリンタ幅方向への移動をガイドするキャリッジガイド軸30が配置されている。インクジェットヘッド28はインクノズル面28aが下向きになるようにヘッドキャリッジ29に搭載されている。また、ヘッド側フレームユニット部分13には、ヘッドキャリッジ29をキャリッジガイド軸30に沿って往復移動させるためのキャリッジモータ31aおよびタイミングベルト31bを備えたキャリッジ搬送機構が搭載されている。
プラテン26は、インクジェットヘッド28のノズル面28aに対して、下側から一定のギャップを開けて対峙しており、当該プラテン26によってインクジェットヘッド28による印刷位置が規定されている。プラテン26の後端には下方に湾曲しているテンションガイド32が取り付けられている。テンションガイド32はバネ力によって上方に付勢されており、ロール紙収納部7に収納されているロール紙8から引き出された記録紙8aは、テンションガイド32によって所定の張力が付与された状態で印刷位置を経由する記録紙搬送経路に沿って引き出される。
記録紙搬送経路には、第1搬送ローラ33aおよび第1従動ローラ33bからなる第1搬送ローラ対33と、第2搬送ローラ34aおよび第2従動ローラ34bからなる第2搬送ローラ対34と、第3搬送ローラ35aおよび第3従動ローラ35bからなる第3搬送ローラ対35が配置されている。
第1搬送ローラ対33は、ロール紙収納部7の後側の部位におけるテンションガイド32の下方に配置されている。第1搬送ローラ33aは、プリンタ本体フレーム11の左右の側板15、16の間に、プリンタ幅方向に水平に架け渡されている。この第1搬送ローラ33aには減速歯車列36を介して搬送モータ37から回転力が伝達される。第1従動ローラ33bは、開閉蓋3の側のプラテンフレーム25に取り付けられたローラ支持レバー38の先端部(プリンタ後側の端部)に回転自在の状態で支持されている。開閉蓋3を閉じた状態では、緩衝ばね27のばね力によって、記録紙8aを介して第1搬送ローラ33aに押し付けられる。
第2搬送ローラ対34はプラテン26の後側の部位に配置されている。その第2搬送ローラ34aは開閉蓋3の側のプラテンフレーム25に取り付けられており、その第2従動ローラ34bはプリンタ本体フレーム11の側に取り付けられている。開閉蓋3を閉じた状態では、第2搬送ローラ34aに、プリンタ本体フレーム11に搭載されている搬送モータ39から減速歯車列40を介して回転力が伝達される。また、第2従動ローラ34bが所定の押し付け力で、記録紙8aを介して、第2搬送ローラ34aに押し付けられる。
第3搬送ローラ対35はプラテン26の前側の部位に配置されている。その第3搬送ローラ35aは開閉蓋3の側のプラテンフレーム25に取り付けられており、その第3従動ローラ35bはプリンタ本体フレーム11の側に取り付けられている。第3搬送ローラ35aは第2搬送ローラ34aと不図示の歯車列を介して連結されており、当該第2搬送ローラ34aと同期して回転する。開閉蓋3を閉じた状態では、記録紙8aを挟み、第3従動ローラ35bが第3搬送ローラ35aに押し付けられる。
ロール紙8から繰り出された記録紙8aは、第1搬送ローラ対33、テンションガイド32、第2搬送ローラ対34を介して、プラテン26の表面を通り、第3搬送ローラ対35を介して記録紙排出口4に至る記録紙搬送経路に沿って引き出される。プラテン26上の印刷位置を搬送される記録紙8aの表面にインクジェットヘッド28により印刷が行われる。記録紙8aの幅方向への一連の行印刷が終了した後は、第1〜第3搬送ローラ対33〜35が回転駆動されて所定ピッチだけ記録紙8aが送り出される。この後に、次の行印刷が行われる。このように、記録紙8aは、所定ピッチで間欠的に送り出されながらインクジェットヘッド28によって記録紙8aに印刷が施される。印刷後の記録紙8aが排出される記録紙排出口4には記録紙切断装置、例えば鋏式の記録紙切断装置(図示せず)が配置されている。記録紙切断装置によって、これらの間に位置する記録紙8aが幅方向に切断される。
(従動ローラ33bの支持機構)
図3(b)および図4(b)は、第1搬送ローラ対33の第1従動ローラ33bの支持機構を示す説明図であり、図3(b)は開閉蓋3が閉じている場合の状態を示し、図4(b)は開閉蓋3を開けた場合の状態を示す。また、図5は第1従動ローラ33bおよびローラ支持レバー38を示す斜視図および側面図である。
ローラ支持レバー38は、図5から分かるように、左右の枠板41、42と、これらの間を連結している矩形枠状の連結板43(板状部分)とを備えている。左右の枠板41、42の先端部にはプリンタ幅方向に水平に延びるローラ軸44が架け渡されており、ローラ軸44には第3従動ローラ33bが回転自在の状態で支持されている。左右の枠板41、42の後端部にもプリンタ幅方向に水平に延びる支軸45が架け渡されている。
この支軸45の両側の軸端部は、プラテンフレーム25の左右の側板部分の前側部分の下端に形成した左右の軸孔25aに挿入されている。軸孔25aは図3から分かるように、第1搬送ローラ33aに向かう方向に長い長円形の軸孔であり、ここに、支軸45の軸端部44a、45bがスライドおよび回転可能な状態で挿入されている。したがって、ローラ支持レバー38は、支軸45(旋回中心線)を中心として上下方向に旋回可能、かつ、第1搬送ローラ33aに対して一定のストロークで接近および離れる方向に移動可能な状態で、開閉蓋3側のプラテンフレーム25に取り付けられている。
ここで、緩衝ばね27の一端は支軸45の一方の軸端部45bに掛けてある。緩衝ばね27の他端は、ロール紙収納部7の後側のプリンタ本体フレーム11の背面板17の下端側の部位に形成したばね掛け17aに掛けられている。したがって、支軸45を介してローラ支持レバー38には緩衝ばね27の引張り力が作用している。
また、ローラ支持レバー38の枠板41の先端側の部位にはばね掛け41aが形成されており、プラテンフレーム25のプリンタ後端側の部位にもばね掛け25bが形成されている。これらのばね掛け41a、25bの間には引張り状態でレバー吊り上げばね46(レバー付勢部材)が架け渡されている。ローラ支持レバー38は外部からの拘束が無い状態では、このレバー吊り上げばね46の引張り力によって、図4(b)に示すように、プラテンフレーム25の下端側に重なった状態に引き上げられた退避位置38Bに保持される。
ここで、プリンタ本体フレーム11の側板15におけるロール紙収納部7に面している内面部分には、図4(a)に示すように、レバー案内溝47が形成されている。レバー案内溝47はプリンタ後方に向けて先細りとなったほぼ三角形の溝であり、当該案内溝47の先が第1搬送ローラ33aの中心に向いている。開閉蓋3を開き位置3Bから閉じると、その閉じ位置3Aに至る手前の時点から、ローラ支持レバー38のローラ軸44の軸端部44aがレバー案内溝47に入り、その上側の案内用端面47a(レバー案内部)に当たる。この後は、開閉蓋3の閉じ動作に伴って、ローラ軸44の軸端部44aが案内用端面47aに沿って下方に案内されるようになっている。このレバー案内溝47によって、レバー吊り上げばね46によって上方に吊り上げられているローラ支持レバー38が下方に旋回してプラテンフレーム25からプリンタ後方および下方に突出した突出位置38Aに移動する。この結果、開閉蓋3を閉じた状態では、図3に示すように第1従動ローラ33bが第1搬送ローラ33aに押し付けられた状態が形成される。
(開閉蓋の開閉に伴うローラ支持レバーの動作)
図6は開閉蓋3の開閉動作を示す説明図である。この図を参照して開閉蓋3の開閉に伴うローラ支持レバー38の動きを説明する。まず、図6(a)に示すように開閉蓋3が閉じ位置3Aにある状態では、ローラ支持レバー38は緩衝ばね27の引張り力によってプリンタ後方に付勢されており、その先に取り付けられている第1従動ローラ33bが、プリンタ本体フレーム11の側の第1搬送ローラ33aに前方から押し付けられた状態となっている。
開閉蓋3のロックを解除して開閉蓋3を閉じ位置3Aから前方に開くと、図6(b)に示すように、前方に開く開閉蓋3が緩衝ばね27の引張り力によって閉じ方向に引かれる。したがって、開閉蓋3が勢い良く前方に倒れてしまうことがない。このように、緩衝ばね27は、開閉蓋3が閉じている状態では、第1従動ローラ33bを第1搬送ローラ33aに押し付けるための押し付け力を発生させるための付勢部材として機能し、開閉蓋3を開ける際には、それが勢い良く開くことを防止するためのダンパとして機能する。単一の緩衝ばね27に双方の機能を持たせてあるので、複数の部品を配置する場合に比べて、構造が簡単になり、寸法およびコストの低減化に有利である。
開閉蓋3を開き始めると、図6(b)および(c)に示すように、ローラ支持レバー38はレバー吊り上げばね46によってプラテンフレーム25の側に引き上げられて重なった状態(退避位置38B)になる。また、プラテンフレーム25は4節リンク機構によってほぼ水平の状態を保持したまま開閉蓋3と共に前方に移動する。
開閉蓋3が完全に開いた開き位置3Bの状態では、図6(d)、図4に示すようになる。この状態では、プラテンフレーム25が開閉蓋3に重なった状態になり、ローラ支持レバー38はプラテンフレーム25と開閉蓋3の間に位置する。したがって、ローラ支持レバー38が、ロール紙8の交換作業などにおいて妨げとなることがない。
次に、開き位置3Bから開閉蓋3を閉じると、図6(c)の状態を経由して図6(b)の状態に戻り、ローラ支持レバー38のローラ軸44の軸端部44aがレバー案内溝47の案内用端面47aに当たる。これ以後は、案内用端面47aによって案内され、開閉蓋3の閉じ動作に伴って、レバー吊り上げばね46のばね力に逆らってローラ支持レバー38が下方に旋回しながら移動し、その先端に支持されている第1従動ローラ33bが第1搬送ローラ33aに向かう方向に案内される。したがって、開閉蓋3を閉じると、図6(a)に示すように、ローラ支持レバー38が突出位置38Aに戻り、第1従動ローラ33bが第1搬送ローラ33aに押し付けられた状態になる。
以上説明したように、ロール紙プリンタ1では、開閉蓋3と共に開閉するプラテンフレーム25に、旋回および移動可能にローラ支持レバー38を取り付け、この先端に第1従動ローラ33bを取り付けてある。また、ローラ支持レバー38に、開閉蓋3の開閉時の衝撃を緩和するための緩衝ばね27を取り付けてある。開閉蓋3を閉じた状態においては、記録紙8aを挟んだ状態で第1従動ローラ33bを第1搬送ローラ33aに押し付けるための押し付け力を緩衝ばね27によって発生させるようにしている。
したがって、第1搬送ローラ対33の押し付け力を発生させる付勢部材と、開閉蓋3の開閉時の衝撃を緩和させるための緩衝部材とを別個に配置する必要がない。よって、部品手数を削減でき、その分、構造が簡単になり、また、寸法およびコストも低減できる。
また、ローラ支持レバー38に第1従動ローラ33bを取り付けてある。第1搬送ローラ33aの配置位置に対応した長さのローラ支持レバー38を用いることにより、第1搬送ローラ対33の設置位置に対応できるので、第1搬送ローラ対の位置などのレイアウトの自由度が高まる。
さらに、ローラ支持レバー38は開閉蓋3を開くと、突出位置38Aから、プラテンフレーム25に重なった退避位置38Bに移動して開閉蓋3に折り重なった状態になる。したがって、開閉蓋3を開けた状態においてローラ支持レバー38がロール紙交換作業などの邪魔になることがない。
さらにまた、開閉蓋3を閉じると、ローラ支持レバー38はレバー案内溝47によって案内され、その先に取り付けられている第1従動ローラ33bを確実に、固定側の第1搬送ローラ33aに位置決めできる。よって、常に一定の押し付け力で第1従動ローラ33bを、記録紙8aを挟み、第1搬送ローラ33aに押し付けることができる。
これに加えて、ローラ支持レバー38には、ロール紙収納部7およびプラテンフレーム25の間を仕切っている矩形枠状の連結板43を備えている。ロール紙収納部7に転動可能な状態で収納されているロール紙8は、ここから記録紙8aが引き出される際に必要以上に転動することがある。この結果、ロール紙8の外周部分の記録紙8aの巻き付けが緩み、外側に膨らみ、上方の記録紙搬送経路までせり出して紙詰まり状態に陥るおそれがある。ローラ支持レバー38に連結板43を形成してあるので、ロール紙8から緩んだ記録紙8aが上方にせり出すことを阻止できる。
また、従来例では開閉蓋を閉める場合に、搬送ローラ対のばね力に抗して閉めなければならないため、操作性が悪いが、本実施の形態では、搬送ローラ対33の押し付け力を緩衝ばね27によって発生させるため、開閉蓋3を閉じる場合に容易に操作できる。
さらに、開閉蓋3を閉める際に、搬送ローラ対33が当接するとき、緩衝ばね33の付勢力が搬送ローラ対33の押し付け力に切り替わる。このため、開閉蓋3を閉じ位置にロックする際に、緩衝ばね27の付勢力が、開閉蓋3の側には作用しない。したがって、開閉蓋3をロックするための力を容易に設定することができる。
さらにまた、ローラ支持レバー38は緩衝ばね27によって付勢されている状態であるため、衝撃荷重がかかった場合(例えば作業者が乱暴に開閉蓋を閉めた場合)でも緩衝ばね27により衝撃を緩和することが可能であり、軸孔25a、ローラ33a、33bなどの破損を防止することができる。
本発明を適用したロール紙プリンタの斜視図である。 ロール紙プリンタのプリンタ機構部を示す斜視図である。 ロール紙プリンタの内部構造とローラ支持レバーを示す概略構成図である。 ロール紙プリンタの開閉蓋を開けた状態の概略構成図である。 ローラ支持レバーの斜視図および側面図である。 開閉蓋の開閉に伴うローラ支持レバーの動きを示す説明図である。
符号の説明
1 ロール紙プリンタ、2 プリンタ本体、2a 外装ケース、2b 開口部、3 開閉蓋、3a 蓋カバー、3b 蓋フレーム、3A 開き位置、3B 閉じ位置、4 記録紙排出口、5 排紙ガイド、6 蓋開閉レバー、7 ロール紙収納部、8 ロール紙、8a 記録紙、9 ロック部材、10 プリンタ機構部、11 プリンタ本体フレーム、12 本体側フレームユニット部分、13 ヘッド側フレームユニット部分、14 底板、15,16 側板、17 背面板、17a ばね掛け、18 支軸、21,22 前側平行リンク、23,24 後側平行リンク、25 プラテンフレーム、25a 軸孔、26 プラテン、27 緩衝ばね、28 インクジェトヘッド、28a ノズル面、29 ヘッドキャリッジ、30 キャリッジガイド軸、31a キャリッジモータ、31b タイミングベルト、32 テンションガイド、33 第1搬送ローラ対、33a 第1搬送ローラ、33b 第1従動ローラ、34 第2搬送ローラ対、34a 第2搬送ローラ、34b 第2従動ローラ、35 第3搬送ローラ対、35a 第3搬送ローラ、35b 第3従動ローラ、36 減速歯車列、37 搬送モータ、38 ローラ支持レバー、38A 突出位置、38B 退避位置、40 減速歯車列、41,42 枠板、41a ばね掛け、43 連結板、44 ローラ軸、44a 軸端部、45 支軸、45a,45b 軸端部、46 レバー吊り上げばね、47 レバー案内溝、47a 案内用端面

Claims (9)

  1. プリンタ本体に開閉可能に取り付けた開閉蓋と、
    前記開閉蓋を閉じ位置に向けて付勢している開閉蓋付勢部材と、
    前記開閉蓋が閉じ位置にある状態では前記開閉蓋付勢部材の付勢力によって相互に押し付けられた状態に保持され、前記開閉蓋を開くと相互に離れる搬送ローラ対とを有していることを特徴とするプリンタ。
  2. 請求項1に記載のプリンタにおいて、
    前記搬送ローラ対は、前記プリンタ本体に搭載されている本体側ローラ、および、前記開閉蓋に搭載されている蓋側ローラからなり、
    前記蓋側ローラは、前記本体側ローラに対して接近および離れる方向に所定量だけ移動可能な状態で前記開閉蓋に搭載されており、
    前記開閉蓋付勢部材の付勢力によって前記蓋側ローラが前記本体側ローラに押し付けられることを特徴とするプリンタ。
  3. 請求項2に記載のプリンタにおいて、
    前記蓋側ローラを支持しているローラ支持レバーを有し、
    当該ローラ支持レバーは、前記本体側ローラに対して接近および離れる方向に移動可能な状態で、前記蓋部材に取り付けられており、
    前記開閉蓋付勢部材の付勢力は前記ローラ支持レバーに作用していることを特徴とするプリンタ。
  4. 請求項3に記載のプリンタにおいて、
    前記ローラ支持レバーは、前記開閉蓋の開閉中心線に平行な旋回中心線を中心として旋回可能な状態で、前記開閉蓋に取り付けられており、
    当該ローラ支持レバーは、前記開閉蓋が開くと当該開閉蓋に重なった退避位置に旋回し、前記開閉蓋が閉じると、前記蓋側ローラを前記本体側ローラに押し付け可能な方向に突出した突出位置に旋回することを特徴とするプリンタ。
  5. 請求項4に記載のプリンタにおいて、
    前記開閉蓋によって開閉されるロール紙収納部を有し、
    前記開閉蓋は、その下端部を中心として、起立状態の閉じ位置と倒れ状態の開き位置の間を開閉可能であることを特徴とするプリンタ。
  6. 請求項5に記載のプリンタにおいて、
    前記開閉蓋に搭載されていると共に当該開閉蓋を閉じると前記ロール紙収納部の上方に位置するプラテンを有し、
    前記ローラ支持レバーは、前記プラテンに形成したレバー支持部に、旋回および移動可能な状態で取り付けられ、
    当該ローラ支持レバーの先端部に前記蓋側ローラが支持されており、
    前記プリンタ本体における前記ロール紙収納部を挟み前記開閉蓋とは反対側の部位に、前記本体側ローラが配置されており、
    前記ロール紙収納部に収納されたロール紙から繰り出される長尺状の記録紙は、前記本体側ローラおよび前記蓋側ローラの間を通って前記プラテンに向けて搬送されることを特徴とするプリンタ。
  7. 請求項6に記載のプリンタにおいて、
    前記レバー支持部は長円形の軸孔であり、
    前記ロール支持レバーの後端部には前記軸孔に回転およびスライド可能に挿入された支軸が取り付けられており、
    前記開閉蓋付勢部材は引張りコイルばねであり、
    当該引張りコイルばねは、前記プリンタ本体における前記本体側ローラが配置されている側の部位と、前記支軸との間に、引張り状態で架け渡されていることを特徴とするプリンタ。
  8. 請求項7に記載のプリンタにおいて、
    前記開閉蓋を開閉するための4節リンク機構と、
    前記ローラ支持レバーを前記プラテンの側に付勢しているレバー付勢部材と、
    前記プリンタ本体に形成したレバー案内部とを有し、
    前記開閉蓋を開くと前記4節リンク機構によって前記プラテンは当該開閉蓋に重なった状態になり、前記ローラ支持レバーは前記レバー付勢部材の付勢力によって当該プラテンに重なった前記退避位置に移動し、
    前記開閉蓋を閉じると前記ローラ支持レバーは前記レバー案内部に係合して当該レバー案内部によって案内されて前記突出位置に移動することを特徴とするプリンタ。
  9. 請求項6ないし8のうちのいずれかの項に記載のプリンタにおいて、
    前記ローラ支持レバーは、前記ロール紙収納部および前記プラテンフレームの間を仕切っている板状部分を備えていることを特徴とするプリンタ。
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