JP2009096065A - ロール紙プリンタ - Google Patents

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陸生 山田
Hiroyoshi Maekawa
博宜 前川
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Abstract

【課題】開閉蓋を開くとプラテンと共に開くテンションガイドがロール紙収納部の開口部内に突出してロール紙交換の障害になることを防止できるロール紙プリンタを提案すること。
【解決手段】ロール紙プリンタ1のロール紙収納部11の開閉蓋3は4節の平行リンク機構によって開閉する。開閉蓋3を開き位置まで倒すと、開閉蓋3にプラテンフレーム24に取り付けられているプラテン25とテンションガイド26が折り重なる。テンションガイド26は退避機構60によって跳ね上がり位置から開閉蓋3の側に強制的に退避させられ、プラテン25の表面と略同一高さとなる。可動範囲の広いテンションガイド26を取り付けても、ロール紙収納部11の開口部が大きく開くので、ロール紙交換時にテンションガイド26が障害となることがない。
【選択図】図7

Description

本発明は、ロール紙収納部に収納されたロール紙から繰り出される長尺状の記録紙に印刷を行うロール紙プリンタに関し、特に、記録紙の送り負荷の変動を抑制するためのテンションガイドを備えたロール紙プリンタに関する。
レシートなどを発行するロール紙プリンタでは、記録媒体として、長尺状の記録紙をロール状に巻き付けた構成のロール紙が用いられる。ロール紙プリンタに搭載されているロール紙供給機構としては、ロール紙が繰出リールなどの支軸によってその巻き芯を中心として回転自在の状態で支持されておらず、単に、ロール紙収納部の底面に転動可能な状態で置かれる、所謂「投げ込み式」とよばれるものが知られている。投げ込み式の供給機構では、ロール紙交換時などに、繰出リールなどの支軸にロール紙を着脱する操作が不要なので、ロール紙の交換作業などを簡単に行うことができる。
また、投げ込み式のロール紙プリンタでは、一般に、ロール紙収納部の開閉蓋を開けると記録紙搬送路も開放状態に切り替わる構成となっている。ロール紙交換時などにおいては、ロール紙から繰り出した記録紙を紙送りローラ対の間、印刷ヘッドとプラテンの間などを通して排出口から引き出した状態にセットするロール紙セット作業が必要である。開閉蓋と一緒にプラテン、紙送りローラ等も開き、これにより開放状態になった記録紙搬送路に記録紙を引き出した後に開閉蓋を閉めると、記録紙搬送路に記録紙がセットされた状態が自動的に形成される。よって、開閉蓋を開けてロール紙を交換し、ロール紙から記録紙を引き出し、しかる後に開閉蓋を閉じるという操作を行うだけでよいので、ロール紙の交換およびセット作業が簡単である。
ここで、記録紙搬送路が開閉蓋を開くと開放状態に切り替わる構成のロール紙プリンタでは、開閉蓋の開閉機構として一般に4節の平行リンク機構が採用されている。開閉蓋を開くと、開閉蓋に、4節の平行リンク機構およびプラテンが折り重なった状態になり、ロール紙収納部を大きく開くことができる。特許文献1、2には、4節の平行リンク機構を用いて開閉蓋と共に記録紙搬送路も開閉する投げ込み式のロール紙供給機構を備えたロール紙プリンタが開示されている。
特開2007−203563号公報 特開2007−203564号公報
投げ込み式のロール紙供給機構を備えたロール紙プリンタでは、紙送りローラによって記録紙が搬送方向に引かれた場合に、それに追従してロール紙が回転することができずに、ロール紙がロール紙収納部の底から浮き上がることがある。浮き上がったロール紙が再びロール紙収納部の底面に落下する際には、ロール紙の自重が、そこから繰り出される記録紙に対して、搬送方向とは逆方向に引張る引張り力として作用する。ロール紙の落下と、紙送りローラによる記録紙の次の引き出し動作(紙送り動作)とが重なると、紙送りローラには一時的に過大な紙送り負荷が作用し、紙送りローラと記録紙の間に滑りが発生し、正確な量の紙送りを行うことができない。
このような記録紙の送り負荷変動を抑制するために、ロール紙から繰り出されて印刷位置に至る搬送路の途中には、ばね力によって記録紙を付勢した状態に保持するためのテンションガイドが取り付けられる。ロール紙の側から記録紙に作用する引張り力が変動すると、それに伴ってばね力によって付勢されているテンションガイドが移動するので、紙送りローラの側に作用する引張り力の変動が緩和され、紙送りローラの滑りなどを防止できる。
ここで、開閉蓋を開くと、記録紙搬送路も開放状態に切り替わる構成のロール紙プリンタでは、テンションガイドもプラテンと一緒に開くように、開閉蓋開閉用のリンク機構に搭載しておくことが考えられる。上記のように開閉蓋の開閉機構としては一般に4節の平行リンク機構が採用されており、開閉蓋を開くと、開閉蓋に、4節の平行リンク機構およびプラテンが折り重なった状態になり、ロール紙収納部を大きく開けることができる。
しかしながら、テンションガイドを開閉蓋開閉用のリンク機構に搭載する場合には次のような問題が発生する。
まず、テンションガイドはばね部材によって付勢されており、開閉蓋を開ける際には記録紙による押さえ力が解除されているので、ばね部材によって跳ね上げられた状態になる。跳ね上げられた状態のテンションガイドは、開閉蓋を開けた状態において、ロール紙収納部の開口部内に突出する。この結果、新たなロール紙をロール紙収納部に挿入する際に、テンションガイドが邪魔になってしまう。
また、テンションガイドは、紙送り負荷変動を抑制するための緩衝力を高めるために、その可動範囲を広くしておくことが望ましい。可動範囲を広くしておくと、記録紙による押さえ力が解除された状態では、テンションガイドがばね力によって大きく跳ね上がった状態になり、ロール紙収納部の開口部内に大きく突出する。したがって、可動範囲の広いテンションガイドはロール紙交換時の障害になる可能性が高い。
さらには、テンションガイドはリンク機構におけるプラテンの後側に取り付けられるので、開閉蓋の開閉時にテンションガイドは、プラテンよりもロール紙収納部の内側を通る移動軌跡を描く。このため、ロール紙収納部にロール紙が収納されている状態で開閉蓋を開く際に、テンションガイドがロール紙に干渉するおそれがある。また、ロール紙以外のロール紙収納部内の部品に干渉するおそれがある。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、開閉蓋と共に開いたテンションガイドがロール紙交換作業の障害になることがなく、可動範囲の広いテンションガイドを用いることのできるロール紙プリンタを提案することにある。
また、本発明の課題は、ロール紙収納部に収納されているロール紙などに干渉することなく開閉蓋と一緒にテンションガイドを開閉することのできるロール紙プリンタを提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のロール紙プリンタは、
ロール紙収納部と、
このロール紙収納部の開口部を開閉するための開閉蓋と、
前記ロール紙収納部に収納されたロール紙から繰り出される長尺状の記録紙に印刷を行う印刷ヘッドと、
この印刷ヘッドの印刷位置を規定しているプラテンと、
このプラテンに向けて前記記録紙を案内するもので、移動可能なテンションガイドと、
このテンションガイドを前記記録紙に押し付ける方向に付勢している付勢部材と、
前記開閉蓋および前記テンションガイドが取り付けられているもので、前記開閉蓋を開けると、当該開閉蓋に前記テンションガイドが折り畳まれるように構成されたリンク機構と、
前記開閉蓋を開けると、前記テンションガイドを前記開閉蓋の側に退避させる退避機構とを有していることを特徴としている。
本発明のロール紙プリンタでは、リンク機構に搭載され、開閉蓋と一緒に移動するテンションガイドが、開閉蓋を開くと退避機構によって開閉蓋の側に強制的に退避させられる。したがって、記録紙に作用していた押さえ力が解除されて付勢部材の付勢力によって跳ね上がった状態のテンションガイドを、開き位置にある開閉蓋の側に押し込むことができる。この結果、開閉蓋を開けて開放状態となったロール紙収納部の開口部内にテンションガイドが付勢部材の付勢力によって突出した状態のままになってしまうことが防止される。
したがって、開口部を介してロール紙をロール紙収納部に挿入する際に、テンションガイドが障害になることがない。また、テンションガイドの跳ね上がり量に応じて退避機構による退避量を設定しておけば良いので、可動範囲の広いテンションガイドを取り付けても、ロール紙挿入作業の障害となることがない。
ここで、前記開閉蓋を開閉する際、テンションガイドをロール紙収納部から退避する方向に移動可能とし、付勢部材によってテンションガイドをロール紙収納部から退避する方向に付勢しておくことが望ましい。
このようにしておけば、開閉蓋を開ける際、テンションガイドがロール紙収納部の開口部から引き出されていって移動が自由な状態になるに従い、付勢部材の付勢力の作用により当該テンションガイドはロール紙収納部から退避する方向に移動し、その状態に保持されたまま開閉蓋と共に開く。また、開き位置から開閉蓋を閉じる際、テンションガイドがロール紙収納部の開口部に挿入されるまでの間は、ロール紙収納部から退避した状態に保持される。例えば、ロール紙収納部にロール紙が収納された状態において開閉蓋を開閉する場合に、開閉蓋と共に移動するテンションガイドはロール紙収納部から退避する方向に移動した状態とされるので、テンションガイドが、収納されているロール紙に干渉することを回避できる。また、開閉蓋の開閉時に、テンションガイドがロール紙収納部内の構成部品に干渉することを回避できる。
ここで、開閉蓋がほぼ垂直に起立した閉じ位置から略水平に倒れた開き位置までの間を開閉可能な場合、例えば、ロール紙収納部の開口部がプリンタ前面などに形成されている場合には、開閉蓋開閉用のリンク機構としては、前側平行リンクと、後側平行リンクと、前記前側平行リンクの先端部および前記後側平行リンクの先端部の間に略水平に架け渡したプラテンフレームとを備えた4節の平行リンク機構を用いることができる。この場合には、開閉蓋を前側平行リンクに取り付け、プラテンをプラテンフレームに取り付け、テンションガイドを、プラテンフレームにおけるプラテンの後側の部位において、その前端部を中心として上下方向に所定の角度範囲内で旋回可能な状態で取り付ければよい。また、付勢部材によりテンションガイドを上方に付勢し、開閉蓋を開けてテンションガイドの上下の旋回が自由になると、付勢部材の付勢力によって、当該テンションガイドの後端部分が跳ね上がった状態を形成できるようにすればよい。
このようにすれば、テンションガイドは、ロール紙収納部から引き出された後は、その後端側が跳ね上がった状態のまま開閉蓋と共に移動する。すなわち、テンションガイドはロール紙収納部から退避した状態で開閉蓋と共に移動する。よって、テンションガイドの跳ね上がり量を適切に設定しておけば、開閉蓋の開閉時にロール紙収納部に収納されているロール紙に干渉してしまうことを確実に防止できる。また、開閉蓋の開閉時にテンションガイドがロール紙収納部の内部構成部品に干渉してしまうことも確実に防止できる。
次に、4節の平行リンク機構によって開閉蓋を垂直な状態から水平な開き位置まで開く場合には、開閉蓋を開き位置まで倒すと、開閉蓋にプラテンが略水平に折り重なった状態を形成できる。この場合には、開閉蓋を開き位置まで倒すと、前記退避機構によって、テンションガイドのガイド面がプラテンの表面とほぼ同一高さ位置まで退避させられるようにしておけば、テンションガイドがロール紙挿入作業の邪魔になることがない。
一方、前記退避機構は、プラテンフレームに旋回可能に取り付けられている係合レバーと、平行リンク機構の前側平行リンクに取り付けられているレバー係合部材から構成することができる。この場合には、係合レバーの一端をテンションガイドに係合させておき、レバー係合部材を、開閉蓋を開き位置まで倒して前側平行リンクにプラテンフレームが折り重なると、係合レバーの他端に係合して当該係合レバーを所定量だけ旋回可能な位置に配置しておけばよい。
本発明のロール紙プリンタでは、開閉蓋と共に開閉するテンションガイドが、開閉蓋を開くと退避機構によって開閉蓋の側に強制的に退避させられる。したがって、テンションガイドが開口部内に突出したままとなり、当該テンションガイドがロール紙を挿入する作業の邪魔になるという弊害を回避できる。
また、退避機構によるテンションガイドの退避量を大きくすれば、可動範囲の広いテンションガイドであってもロール紙挿入作業の邪魔になることがない。よって、このような可動範囲の広いテンションガイドを採用して、記録紙送り負荷の変動を確実に抑制して紙送りを精度良く行うことができるので、印刷品位の高いロール紙プリンタを得ることができる。
さらに、テンションガイドをロール紙収納部から退避する方向に移動可能とし、付勢部材によってテンションガイドをロール紙収納部から退避する方向に付勢している構成を採用すれば、開閉蓋の開閉時にテンションガイドがロール紙収納部内のロール紙あるいはロール紙収納部の内部構成部品に干渉してしまうことを確実に防止できる。
以下に、図面を参照して、本発明を適用したロール紙プリンタの実施の形態を説明する。
(全体構成)
図1は本発明を適用したインクジェット式のロール紙プリンタの外観斜視図であり、図2はその開閉蓋を全開にした状態の外観斜視図である。ロール紙プリンタ1は全体としてほぼ直方体形状をしたプリンタ本体2と、当該プリンタ本体2の前面に取り付けた開閉蓋3とを有している。プリンタ本体2の外装ケース2aの前面には所定幅の記録紙排出口4が形成されている。記録紙排出口4の下側には排紙ガイド5が前方に突出しており、当該排紙ガイド5の側方には蓋開閉レバー6が配置されている。外装ケース2aにおける排紙ガイド5および蓋開閉レバー6の下側には、ロール紙出し入れ用の矩形の開口部2bが形成されており、この開口部2bが開閉蓋3によって封鎖されている。
蓋開閉レバー6を操作すると開閉蓋3のロックが解除される。ロック解除後、排紙ガイド5を前方に引くと、開閉蓋3は、当該開閉蓋3が取り付けられている後述のリンク機構によって、その下端部を中心として前方にほぼ水平となるまで開く。開閉蓋3が開くと、図2に示すように、プリンタ内部に形成されているロール紙収納部11が開放状態となり、同時に、ロール紙収納部11から記録紙排出口4に到る記録紙搬送経路が開放状態となり、プリンタ前方からロール紙の交換作業などを簡単に行うことができるようになっている。なお、図2においては、開閉蓋3および蓋開閉レバー6を省略してある。
(内部構成)
図3(a)はロール紙プリンタ1の内部構造および開閉蓋3の開閉機構を示す概略側面図であり、ロール紙収納部11をプリンタ右側面の側から見た場合のものである。図3(b)はテンションガイド26の取り付け部分を示す説明図である。また、図4はロール紙収納部11をプリンタ左側面の側から見た場合の概略側面図である。
これらの図を参照して説明すると、ロール紙プリンタ1の内部には、プリンタ本体フレーム10における幅方向の中央部分にロール紙収納部11が形成されている。ロール紙収納部11はロール紙12がプリンタ幅方向に向いた横置き状態で収納される受け皿13を備えており、この受け皿13は、プリンタ前後方向の中央が最も深くなった湾曲状の底板部分13aと、この底板部分13aの幅方向の両端に形成されている側板部分13b、13cとを備えている。底板部分13aの前側の湾曲底面部分にはプリンタ幅方向に延びる繰り出しローラ14が取り付けられており、その後側の湾曲底面部分にはプリンタ幅方向に延びる2本のガイドローラ15、16が回転自在の状態で取り付けられている。
繰り出しローラ14は、ロール紙収納部11の後側に配置されている駆動モータ17の回転力が図4に示す減速歯車列18を介して伝達される。ロール紙12は、ロール径が大きい場合には、図3(a)に示すように、繰り出しローラ14とガイドローラ16に乗った状態に保持され、ロール径が小さくなると、繰り出しローラ14とガイドローラ15に乗った状態になる。ロール径が変化しても常に2本のローラによって回転容易な状態に支持される。
ロール紙収納部11の上側には、プリンタ本体フレーム10の上端にヘッドユニットフレーム20が水平に取り付けられている。ヘッドユニットフレーム20にはプリンタ幅方向にキャリッジガイド軸21が水平に架け渡されている。キャリッジガイド軸21に沿って、インクジェットヘッド22が下向き状態で搭載されているキャリッジ23がプリンタ幅方向に往復移動可能となっている。キャリッジ23は、公知のキャリッジ搬送機構、例えば、キャリッジモータおよびタイミングベルトを備えたキャリッジ搬送機構によって、プリンタ幅方向に往復移動される。
インクジェットヘッド22の下側にはプリンタ前後方向に水平に延びるプラテンフレーム24が配置されている。プラテンフレーム24には、インクジェットヘッド22に一定のギャップで対峙しているプラテン25がプリンタ幅方向に水平に取り付けられており、このプラテン25によってインクジェットヘッド22の印刷位置が規定されている。
プラテンフレーム24の後端には、上下に旋回可能な状態でテンションガイド26が取り付けられている(図3(b)参照)。プラテン25の後側には、後側紙送りローラ27がプリンタ幅方向に水平に架け渡されている。後側紙送りローラ27には記録紙12aを介し、ヘッドユニットフレーム20の側に取り付けられている後側紙押えローラ28が所定の押圧力で押し付けられている。さらに、プラテン25における前端側の部位には、前側紙送りローラ29が配置されている。前側紙送りローラ29には記録紙12aを介し、ヘッドユニットフレーム20の側に取り付けられている前側紙押えローラ30が押し付けられている。
後側紙送りローラ27および前側紙送りローラ29は、ロール紙収納部11の後側においてプリンタ本体フレーム10の側板部分10bに取り付けられている紙送りモータ31によって駆動される。本例では、図3(a)において破線で示すように、プラテンフレーム24に減速歯車列32が搭載されており、この減速歯車列32を介して、紙送りモータ31の回転力が後側紙送りローラ27および前側紙送りローラ29に伝達され、これらのローラが同期回転する。
(テンションガイド)
図3(b)はテンションガイド26の部分を取り出して示す説明図である。テンションガイド26は、プラテンフレーム24の後端部に、水平軸33を中心として上下方向に旋回可能な状態で取り付けられている。このテンションガイド26は、下方のロール紙収納部11に収納されているロール紙12から繰り出される記録紙12aを、プラテン25に向けて案内するための円弧状ガイド面26aを備えている。また、テンションガイド26にはガイドピン26bが取り付けられ、このガイドピン26bはプラテンフレーム24に形成した一定幅の円弧溝24aにスライド可能な状態で差し込まれている。円弧溝24aによって、テンションガイド25の上下方向の旋回量が規定されており、上側旋回位置26Aから下側旋回位置26Bまでの間を旋回可能である。
このテンションガイド26には、水平軸33に取り付けた捻りコイルバネ34によって、常に上方に旋回する方向の付勢力が付与されている。したがって、記録紙12aがなく規制の無い状態では、テンションガイド26は上側旋回位置26Aの状態となる。すなわち、本例のテンションガイド26はロール紙収納部11から退避する上方に旋回可能であり、捻りコイルバネ34におってロール紙収納部11から退避する上方に常に付勢されている。
ロール紙収納部11に収納されているロール紙12から上方に引き出される記録紙12aは図3(a)において太い一線鎖線で示すように、テンションガイド26に架け渡されて前方に屈曲させられた後に、後側紙送りローラ27および後側紙押えローラ28の間、インクジェットヘッド22とプラテン25の間、および、前側紙送りローラ29および前側紙押えローラ30の間を通って、記録紙排出口4から外部に引き出された状態にセットされる。この状態では、記録紙12aによってテンションガイド26が下方に押し込まれ、捻りコイルバネ34のバネ力によって記録紙12aには所定の張力が付与された状態になる。
この状態で、キャリッジ23を往復移動させながら、そこに搭載されているインクジェットヘッド22により、ロール紙12から繰り出されて印刷位置に位置している記録紙12aの部分の表面に印刷が行われる。記録紙12aの幅方向への一連の行印刷が終了した後は、後側紙送りローラ27および前側紙送りローラ29が回転駆動されて、所定ピッチだけ記録紙12aが送り出され、次の行の印刷が行われる。このように、記録紙12aは、所定ピッチで間欠的に送り出されながらインクジェットヘッド22によって印刷が施される。記録紙12aの送り動作が間欠的に行われると、ロール紙12の慣性力などによって記録紙12aの送り負荷が変動する。送り負荷の変動は、バネ力によって付勢されているテンションガイド26が上下に旋回することによって抑制あるいは緩和される。したがって、送り負荷の変動に起因して紙送り精度が低下し、印刷品位が低下してしまうという弊害が解消される。
なお、印刷後の記録紙12aが排出される記録紙排出口4には記録紙切断装置、例えば鋏式の記録紙切断装置(図示せず)が配置されている。記録紙切断装置によって、これらの間に位置する記録紙12aが幅方向に切断される。
(開閉蓋の開閉機構)
次に、図3(a)および図4を参照して開閉蓋3の開閉機構を説明する。開閉蓋3は4節の平行リンク機構によって開閉可能な状態で支持されている。平行リンク機構は、図3(a)から分かるように、開閉蓋3が取り付けられている左右一対の前側平行リンク41、42と、左右一対の後側平行リンク43、44とを備えている。前側平行リンク41、42の間にはプリンタ幅方向に前板45が架け渡されており、ここに、想像線で示すように開閉蓋3が取り付けられている。これらの前側平行リンク41、42の下端部は、それぞれ、プリンタ本体フレーム10の底板部分10aによって水平軸46を中心に前後に回動自在に支持され、後側平行リンク43、44も底板部分10aによって水平軸47を中心に前後に回動自在に支持されている。
前側平行リング41、42の上端部は、プラテンフレーム24の前端部に対して水平軸49を中心に回動自在に連結されている。これに対して、後側平行リンク43、44の上端部と、プラテンフレーム24の後端部との間は、上下に一定量だけ移動可能な状態で連結されている。本例では、プラテンフレーム24の側に上下に長い長孔24bが形成されており、ここに、後側平行リンク43、44の上端部に取り付けた水平軸50が回転可能およびスライド可能な状態で挿入されている。
図4に示すように、ロール紙収納部11の左側のプリンタ本体フレーム10の側板部分10bには、前方から後方に向けて上方に傾斜している位置決め用の傾斜段面10cが形成されている。この傾斜段面10cの中程の位置には位置決め用のガイドローラ51が乗り上げている。このガイドローラ51は、プラテンフレーム24の左側の側面から横方に水平に突出しており、当該プラテンフレーム24に回転自在の状態で取り付けられている。
開閉蓋3を閉じた状態においては、ガイドローラ51が傾斜段面10cに乗り上げることにより、プラテンフレーム24がほぼ水平に保持され、ここに取り付けられているプラテン25が一定のギャップでインクジェットヘッド22のノズル面に対峙している。
ここで、プラテンフレーム24は開閉蓋3と一緒に開閉するので、当該プラテンフレーム24に搭載されているプラテン25、テンションガイド26、後側紙送りローラ27、前側紙送りローラ29、減速歯車列32などの部品は、開閉蓋3と一緒に開閉する。したがって、開閉蓋3を開くと、ロール紙収納部11から記録紙排出口4に至る記録紙搬送路が開放状態に切り替わる。
(開閉蓋3の開閉動作)
図5は開閉蓋3を僅かに開けた状態を示す側面図であり、図6は開閉蓋3を略半分開けた状態を示す側面図であり、図7(a)および図8は開閉蓋3を完全に開けて水平に倒した状態を示す側面図である。図3〜図8を参照して開閉蓋3を開閉する際の各部の動きを説明する。
まず、図3(a)、図4に示す垂直に起立した閉じ位置にロックされている開閉蓋3のロックを解除してから前方に引くと、当該開閉蓋3は、前側平行リンク41、42の水平軸46を中心として前方に倒れる。前側平行リンク41、42と、後側平行リンク43、44の間の架け渡されているプラテンフレーム24も全体として前方および下方に移動する。この移動により、プラテンフレーム24のガイドローラ51が傾斜段面10cに沿って滑り落ち、図5に示すように、プラテンフレーム24は自重によりその後端側が、長孔24bによって規定される量だけ下がり、後方に傾斜した状態になる。
ここで、プラテンフレーム24には、プラテン25よりも上方に突出した突出部材として、減速歯車列32を構成している歯車32a、テンションガイド26などが搭載されている。テンションガイド26は記録紙2aが架け渡されていない状態ではバネ力によって上方に跳ね上がってヘッドユニットフレーム20の底板部分20aに当たった状態になっている。プラテンフレーム24の後端側が下がらない場合には、歯車32a、テンションガイド26は開閉蓋3を開く際にインクジェットヘッド22に干渉してしまう。本例では、プラテンフレーム24は、その後端側が下がり、後方に傾斜した姿勢になっているので、歯車32a、テンションガイド26はインクジェットヘッド22に干渉しない。
開閉蓋3を更に開くと、図6に示すように、テンションガイド26がヘッドユニットフレーム20の底板部分20aから離れる。この結果、テンションガイド26の上方への旋回が自由になり、捻りコイルバネ34のバネ力によって当該テンションガイド26は跳ね上げられた状態になり、この状態のまま開閉蓋3と共に移動する。テンションガイド26が跳ね上げられることなく略水平を維持したまま移動すると、図6において想像線で示すように、ロール紙収納部11にロール紙12が収納されている状態において開閉蓋3を開閉する際に、テンションガイド26の後端部分がロール紙12に干渉するおそれがある。また、ロール紙12が収納されていない状態においても、ロール紙収納部11の内部の構成部品にテンションガイド26の後端部分が干渉するおそれがある。本例では、テンションガイド26がロール紙収納部11から退避する方向である上方にバネ力によって跳ね上げられた状態になり、この状態で移動するので、ロール紙12との干渉、あるいは、ロール紙収納部11内の構成部品との干渉を回避できる。
このように、開閉蓋3を開ける際には、プラテンフレーム24に搭載されている部材がインクジェットヘッド22に干渉しないように退避させることができ、開閉蓋3を開ける途中の状態ではテンションガイド26がロール紙収納部11に収納されているロール紙12あるいはロール紙収納部11内の構成部品に干渉しないように退避させることができる。
この後は、図7(a)および図8に示すように、開閉蓋3を略前方に水平に倒した開き位置まで開くことができる。開き位置では、開閉蓋3の側に前側平行リンク、プラテンフレームおよび後側平行リンクがほぼ水平に折り畳まれた状態になる。
次に、図7(a)、図8の開き位置にある開閉蓋3を閉じる場合の動作は上記とは逆になる。この場合には、プラテンフレーム24は後端側が下がった傾斜状態のまま、開閉蓋3と共に閉じていく。したがって、プラテンフレーム24に搭載されている各部品はインクジェットヘッド22に干渉することなく閉じ位置に向けて移動する。
開閉蓋3が閉じる手前の時点においては、プラテンフレーム24のガイドローラ51がプリンタ本体フレーム10の側板部分10bに形成されている位置決め用の傾斜段面10cに乗り上げる。この後は、開閉蓋3が閉じ位置に移動するのに伴って、ガイドローラ51が傾斜段面10cに沿って持ち上げられるので、プラテンフレーム24の後端側が持ち上げられ、ほぼ水平な姿勢になる。このように、ガイドローラ51が傾斜段面10cに係合してプラテンフレーム24がほぼ水平な姿勢となるように位置決めされる。この結果、図3(a)、図4に示すように、プラテン25がインクジェットヘッド22に一定のギャップで対峙した状態が形成される。
(テンションガイドの退避機構)
ここで、テンションガイド26は、捻りコイルバネ34によって上方に付勢されている。したがって、このまま開閉蓋3を開いてテンションガイド26を開閉蓋の側に折り重ねても、図7(a)、図8において想像線で示すように、上方に跳ね上げられた上側旋回位置26Aとなり、プラテン25の表面25aよりも上方に突出する。テンションガイド26が上方に跳ね上げられていると、図7(a)において想像線で示すように、新たなロール紙12Aをロール紙収納部11に挿入する際に、このテンションガイド26が障害となる。本例では、テンションガイド26を開閉蓋3の側に退避させる退避機構が備わっており、開閉蓋3を開き位置まで倒すと、図7(a)、図8に示すように、開閉蓋3の側に折り重なっているプラテン25の表面25aとほぼ同一高さ位置にテンションガイド26のガイド面26aが至るように、当該テンションガイド26が退避させられる。
図7(b)は退避機構を示す説明図である。この図に示すように、退避機構60は、プラテンフレーム24の側に取り付けた係合レバー61と、前側平行リンク42に取り付けたレバー係合ピン62とを備えている。係合レバー61は、プラテンフレーム24に、水平軸63を中心として上下方向に旋回可能な状態で取り付けられている。係合レバー61の水平軸63から上方に延びる腕部61aの先端にはカムピン61bが取り付けられている。このリンクピン61bは、テンションガイド26に形成した開口部26cのカム面26dに係合しており、当該カム面26dに沿ってスライド可能である。係合レバー61の水平軸63から下方に延びる他方の腕部61cには、その後側の端面に凸円弧状の係合面61dが形成されている。
レバー係合ピン62は前側平行リンク41における係合レバー61の下側の腕部61cの係合面61dに係合可能な位置に配置されている。すなわち、開閉蓋3を開き位置に向けて倒していくと、プラテンフレーム24が前側平行リンク42に折り重なっていき、プラテンフレーム24の側の係合レバー61の係合面61dが、前側平行リンク42の側のレバー係合ピン62に当たる。この後は、開閉蓋3が開き位置に倒れるまで、係合レバー61がレバー係合ピン62によって押されて旋回する。係合レバー61が旋回すると、テンションガイド26が捻りコイルバネ34のばね力とは逆の下方向に旋回させられる。
この結果、開閉蓋3が開き位置まで倒れると、テンションガイド26は、プラテン25の表面25aとほぼ同一高さ位置まで開閉蓋3の側に退避させられた状態になる。よって、図7(a)に示すように、ロール紙12Aを挿入する際にテンションガイド26が障害とならず、ロール紙の挿入作業を簡単に行うことができる。
(本実施の形態の効果)
以上説明したように、本実施の形態のロール紙プリンタ1においては、4節の平行リンク機構によって開閉蓋3を開閉しているので、開閉蓋3を開くと、開閉蓋3にプラテンフレーム24が折り重なった状態になる。すなわち、プラテンフレーム24に搭載されているプラテン25およびテンションガイド26が開閉蓋3に折り重なった状態になる。また、捻りコイルバネ34によって跳ね上がった状態のテンションガイド26は、開閉蓋3を開き位置に倒した状態では、退避機構60によってプラテン25の表面25aと同一高さ位置まで開閉蓋3の側に退避させられた状態になる。したがって、開閉蓋3を開けた状態において、ロール紙収納部11が大きく開き、ロール紙12の交換時にテンションガイド26が障害となることがない。
また、退避機構60によるテンションガイド26の退避量を大きくすることにより、テンションガイド26の可動範囲を大きくしておいても、ロール紙交換時の邪魔になることがない。よって、送り負荷の緩衝能力の高い可動範囲の広いテンションガイドを取り付けることができるので、送り負荷の変動を確実に抑制できる。このため、ロール紙プリンタの紙送り精度を高め、印刷品位を高めることができる。
さらには、開閉蓋3を開ける途中の状態では、テンションガイド26がバネ力によって上方に跳ね上げられ、テンションガイド26はロール紙収納部11から退避した状態に保持される。したがって、開閉蓋3の開閉時に、テンションガイド26がロール紙収納部11に収納されているロール紙12に干渉してしまうことを回避できる。また、開閉蓋3の開閉時に、テンションガイド26がロール紙収納部11の内部構成部品に干渉してしまうことを回避できる。
なお、上記の例はインクジェットヘッドを備えたロール紙プリンタであるが、サーマルヘッドを備えたロール紙プリンタに対しても本発明を同様に適用可能である。
本発明を適用したロール紙プリンタの外観斜視図である。 ロール紙プリンタの開閉蓋を開けた状態を示す外観斜視図である。 ロール紙プリンタの概略側面図およびテンションガイドの説明図である。 ロール紙プリンタの概略側面図である。 開閉蓋を僅かに開けた状態の概略側面図である。 開閉蓋が半開きの状態を示す概略側面図である。 開閉蓋を開けた状態の概略側面図とテンションガイドの退避機構の説明図である。 開閉蓋を開けた状態の概略斜視図である。
符号の説明
1 ロール紙プリンタ、2 プリンタ本体、2a 外装ケース、2b 開口部、3 開閉蓋、4 記録紙排出口、5 排紙ガイド、6 蓋開閉レバー、10 プリンタ本体フレーム、10a 底板部分、10b 側板部分、10c 傾斜段面、11 ロール紙収納部、12,12A ロール紙、12a 記録紙、13 受け皿、13a 底板部分、13b,13c 側板部分、14 繰り出しローラ、15,16 ガイドローラ、17 駆動モータ、18 減速歯車列、20 ヘッドユニットフレーム、20a 底板部分、21 キャリッジガイド軸、22 インクジェットヘッド、23 キャリッジ、24 プラテンフレーム、24a 円弧溝、24b 長孔、25 プラテン、25a 表面、26 テンションガイド、26A 上側旋回位置、26B 下側旋回位置、26a ガイド面、26b ガイドピン、26c 開口部、26d カム面、27 後側紙送りローラ、28 後側紙押えローラ、29 前側紙送りローラ、30 前側紙押えローラ、31 紙送りモータ、32 減速歯車列、32a 歯車、33 水平軸、34 捻りコイルバネ、41,42 前側平行リンク、43,44 後側平行リンク、45 前板、46 水平軸、47 水平軸、49 水平軸、50 水平軸、51 ガイドローラ、60 退避機構、61 係合レバー、61a 腕部、61b カムピン、61c 腕部、61d 係合面、62 レバー係合ピン、63 水平軸

Claims (5)

  1. ロール紙収納部と、
    このロール紙収納部の開口部を開閉するための開閉蓋と、
    前記ロール紙収納部に収納されたロール紙から繰り出される長尺状の記録紙に印刷を行う印刷ヘッドと、
    この印刷ヘッドの印刷位置を規定しているプラテンと、
    このプラテンに向けて前記記録紙を案内するもので、移動可能なテンションガイドと、
    このテンションガイドを前記記録紙に押し付ける方向に付勢している付勢部材と、
    前記開閉蓋および前記テンションガイドが取り付けられているもので、前記開閉蓋を開けると折り畳まれるように構成されたリンク機構と、
    前記開閉蓋を開けると、前記テンションガイドを前記開閉蓋の側に退避させる退避機構とを有しているロール紙プリンタ。
  2. 請求項1に記載のロール紙プリンタにおいて、
    前記開閉蓋を開く際、前記テンションガイドは前記ロール紙収納部から退避する方向に移動可能であり、
    前記付勢部材は前記テンションガイドを前記ロール紙収納部から退避する方向に付勢しているロール紙プリンタ。
  3. 請求項2に記載のロール紙プリンタにおいて、
    前記開閉蓋はほぼ垂直に起立した閉じ位置から略水平に倒れた開き位置までの間を開閉可能であり、
    前記リンク機構は、前側平行リンクと、後側平行リンクと、前記前側平行リンクの先端部および前記後側平行リンクの先端部の間に略水平に架け渡したプラテンフレームとを備えた4節の平行リンク機構であり、
    前記開閉蓋は前記前側平行リンクに取り付けられており、
    前記プラテンは前記プラテンフレームに取り付けられており、
    前記テンションガイドは、前記プラテンフレームにおける前記プラテンの後側の部位において、その前端部を中心として上下方向に所定の角度範囲内で旋回可能な状態で取り付けられており、
    前記付勢部材は前記テンションガイドを上方に付勢しており、
    前記開閉蓋を開けて前記テンションガイドの上下方向の旋回が可能になると、前付勢部材の付勢力によって、当該テンションガイドの後端部分が跳ね上がった状態が形成されるロール紙プリンタ。
  4. 請求項3に記載のプリンタにおいて、
    前記開閉蓋を前記開き位置まで倒すと、前記開閉蓋に前記プラテンが略水平に折り重なった状態になり、前記テンションガイドのガイド面は、前記退避機構によって、前記プラテンの表面とほぼ同一高さ位置まで退避させられるロール紙プリンタ。
  5. 請求項3または4に記載のロール紙プリンタにおいて、
    前記退避機構は、前記プラテンフレームに旋回可能に取り付けられている係合レバーと、前記前側平行リンクに取り付けられているレバー係合部材とを備えており、
    前記係合レバーの一端は前記テンションガイドに係合しており、
    前記レバー係合部材は、前記開閉蓋を開き位置まで倒して前記前側平行リンクに前記プラテンフレームが折り重なると、前記係合レバーの他端に係合して当該係合レバーを所定量だけ旋回可能な位置に配置されているロール紙プリンタ。
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