JP4665807B2 - 排出スタッカの制御方法、排出スタッカ昇降装置、記録装置および液体噴射装置 - Google Patents
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Description
尚、本願明細書において、「第1の媒体」とは、一例として「非剛性媒体」をいい、「第2の媒体」とは、一例として「剛性媒体」をいう。
ここで、「非剛性媒体」とは、用紙、OHPシート等の可撓性を有した媒体をいう。また、「剛性媒体」とは、CD−Rを取り付けた専用CD−Rトレイ等の殆ど可撓性を有さない媒体をいう。
通常、記録した用紙を排出スタッカに載置するため、排出スタッカは、排出ローラ対より下方に配設されている。
本発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、第1の媒体を記録するモードおよび第2の媒体を記録するモードの切り替えによって、排出スタッカが自動で移動可能に設けられた排出スタッカ昇降装置であって、第1の媒体または第2の媒体が正常に排出されなかった場合において、排出スタッカの移動による第1の媒体および第2の媒体の破損を防止することができる排出スタッカ昇降装置、該排出スタッカ昇降装置を備えた記録装置、および該排出スタッカ昇降装置を備えた液体噴射装置を提供することである。
尚、警告表示だけでなく、警告音を発生させてもよいのは勿論である。
本発明の第5の態様によれば、前記排出部は、上記第3または第4の態様の前記排出スタッカ昇降装置を備えているので、記録装置において、上記第3または第4の態様の作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
次に、このようなインクジェットプリンタ100に対して設けられる本発明の排出スタッカ昇降装置について図面に基づいて具体的に説明する。
図4〜図6に示すのは、本発明の排出スタッカ昇降装置を示す正面斜視図である。このうち、図4は用紙記録モードにおける第1排出スタッカが第1の位置にある状態であり、図5はCD−R記録モードにおける第1排出スタッカが第2の位置にある状態である。そして、図6は、図5においてCD−Rトレイをセットした状態である。
尚、記録モードの切り替えは、記録情報データが、図示しない制御部へ送られた時点で、制御部が判断して、記録モードの切り替えを行うように設けてもよい。
また、図4〜図6において、図中X方向右側が1桁側であり、左側が80桁側である。
尚、排出用駆動ローラ20aおよび第2排出用従動ローラ503、503は、CD−Rを直接挟持するのではなく、CD−Rトレイ本体(Q)の主走査方向両側近傍を挟持するように2つ設けられている。従って、CD−Rに記憶されたデータ情報を破損する虞がない。また、CD−Rトレイの搬送精度を向上させるために、排出用駆動ローラ20aおよび第2排出用従動ローラ503、503だけでなく、搬送用ローラ19もCD−Rトレイを挟持して搬送するように構成してもよいのは勿論である。
また、第1排出スタッカ500が、搬送方向下流側へ移動するので、CD−RトレイQの重心を支持することの可能である。従って、CD−RトレイQの姿勢を安定させることができる。
図7〜図9に示すのは、本発明に係る排出スタッカ昇降装置への動力伝達を示す概略側面図である。このうち、図7は動力が切断された状態である。そして、図8は排出用駆動ローラの逆転状態で動力が伝達されている状態であり、図9は排出用駆動ローラの正転状態で動力が伝達されている状態である。
また、排出スタッカ昇降装置200は、基体部220と、動力伝達切り替え装置400から伝達された動力を第1排出スタッカ500へ伝達する動力伝達手段210と、第1の位置と第2の位置との間を移動する第1排出スタッカ500とを備えている。
ここで、第1モータは、搬送用駆動ローラ19aおよび給送用ローラ14をも回動させるように構成されている。
図8に示す如く、カム軸302が時計方向へ回動して、弦部301bがレバー当接部303と対向すると、レバー部材304が時計方向へ回動する。そして、スライドバー430が図中左側へ移動する。さらに、スライドバー430の左側への移動に伴って、ロックレバー410が移動するので、遊星ギアホルダ部420は、ロックレバー410の規制から解除される。従って、遊星ギアホルダ部420には、太陽ギア426の回動方向へ回動する力が発生する。このとき、排出用駆動ローラ20aは、用紙Pを上流側へ移動させることができる逆転方向である図中反時計方向へ回動している。そして、太陽ギア426は、排出用駆動ローラ20aと同じ方向へ回動するように設けられている。従って、遊星ギアホルダ部420は、太陽ギア426の回動支点軸425を支点に反時計方向へ回動して、第2遊星ギア424が第1ギア211と当接する。即ち、太陽ギア426の動力が、第2遊星ギア424を介して第1ギア211へ伝達される。このとき、第2遊星ギア424は時計方向へ回動しながら第1ギア211と当接するので、第1ギア211は反時計方向へ回動する。
一方、CD−R記録モードから用紙記録モードへ切り替える際、図7に示す状態からカム軸302が時計方向へ回動して、レバー部材304を図9に示す位置まで時計方向へ回動させる。そして、前述したように、遊星ギアホルダ部420をロックレバー410の規制から解除する。
このとき、図9に示す如く、排出用駆動ローラ20aは、用紙Pを下流側へ移動させることができる正転方向である図中時計方向へ回動している。従って、前述したように太陽ギア426も排出用駆動ローラ20aと同じ方向である時計方向へ回動する。そして、前述したように太陽ギア426は、遊星ギアホルダ部420を時計方向へ回動させる。
続いて、第1排出スタッカ500の第1の位置から第2の位置への移動について説明する。
ここで、第1の位置とは、用紙記録モードにおいて、記録されて排出用駆動ローラ20aによって排出された用紙Pを受け止めることができる位置であって、用紙Pを載置するため、排出用駆動ローラ20aより下方の位置をいう。
一方、第2の位置とは、CD−R記録モードにおいて、記録前のCD−Rを保持したCD−RトレイQを排出用駆動ローラ20aおよび第2排出用従動ローラ503、503からなる排出用ローラ対へ案内し、かつ、排出用駆動ローラ20aおよび第2排出用従動ローラ503、503からなる排出用ローラ対によって排出された記録後のCD−Rを保持したCD−RトレイQを受け止めることができる位置であって、第1排出スタッカ500のCD−Rトレイ案内面523が、排出用駆動ローラ20aの上端と略同じ高さとなる位置をいう。
図10に示す如く、排出スタッカ昇降装置200は、第1の位置と第2の位置との間を移動する第1排出スタッカ500、第1排出スタッカ500の搬送方向下流側に配設された第2排出スタッカ600、基体部側に設けられた排出用駆動ローラ20a、排出用駆動ローラ20aと協働して用紙Pを排出方向へ排出する第1排出用従動ローラ20b、20b、……を備えた排出フレーム部800、排出フレーム部800と第1排出スタッカ500とを連結する連結アーム部700、および排出用駆動ローラ20aの動力を第1排出スタッカ500へ伝達する動力伝達手段210を備えている。
また、第1排出スタッカ500は、主走査方向両側に一対設けられた第6溝部226、226と、主走査方向両側に連結アーム部700と係合する一対の第3溝部223、223とを備えている。そして、一対の第6溝部226、226の一面にはラック227、227が設けられ、前述した一対のピニオン219、219と噛み合うように構成されている。
連結アーム部700は、一端に第1排出スタッカ500の一対の第3溝部223、223に係合・案内される一対の第3突部701、701を備え、他端は排出フレーム部800における第4突部801が設けられた搬送方向下流側と回動自在に連結するように設けられている。
また、以下の説明において、主走査方向に一対設けられた第3突部、第4突部、第5突部、第3溝部、第4溝部および第5溝部については、左右同じ形状であり同期するので、片側のみについて説明するとして、他方側の説明は省略する。
また、第1排出スタッカ500の下流端が上昇すると、ホームポジション検出器230から離間するので、モータのステップ数のカウントが開始される。
このとき、排出フレーム部800は、第4突部801と第4溝部224との係合、および第5突部802と第5溝部225との係合によって案内され搬送方向下流側、かつ、上方へ移動する。そして、排出フレーム部800の移動に伴って、排出フレーム部800に設けられた第1排出用従動ローラ20b、20b、……は、排出用駆動ローラ20aから離間する。
尚、排出フレーム部800の移動に伴って、排出用補助従動ローラ22、22、……(図3参照)も第1排出用従動ローラ20b、20b、……を同じ方向へ移動するように構成されている。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は搬送方向下流側へ移動する。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は搬送方向下流側へ移動する。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は搬送方向下流側へ移動する。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は搬送方向下流側へ移動する。
ここで、「平行」とは、CD−RトレイQを記録部110へ案内することおよび記録されたCD−RトレイQを受け止めることができる程度に、主走査方向Xおよび搬送方向(Y)に対して、略平行であることをいう。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は、前述したねじりコイルばねの付勢力を受けて、搬送方向上流側へ移動する。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は、前述したねじりコイルばねの付勢力を受けて、搬送方向上流側へ移動する。
また、前述したねじりコイルばねの付勢力によって、第1排出スタッカ500がラック227におけるピニオン219と噛み合っている箇所を支点として、第1排出スタッカ500が反時計方向へ回動する力が作用するが、第1排出スタッカ500の第1突部501が基体部220の第1溝部221の下部に押圧されているので、第1排出スタッカ500は、姿勢を精度良く保持することができる。
そして、第1排出スタッカ500の第2排出用従動ローラ503、503の下部が、基体部側の排出用駆動ローラ20aの上部と当接する位置で、ピニオン219の停止に伴って第1排出スタッカ500は停止する。図22に示す第1排出スタッカ500の停止位置が、CD−R記録モード時に第1排出スタッカ500がとる第2の位置である。このとき、第2排出用従動ローラ503、503は、図示しないばねの付勢力によって排出用駆動ローラ側へ揺動するように付勢されている。従って、CD−R記録モードにおいて、第2排出用従動ローラ503、503は、排出用駆動ローラ20aと協働してCD−RトレイQを挟持し、搬送方向上流および下流へCD−RトレイQを移動させることができる。
CD−R記録モードから用紙記録モードへ切り替えると、前述したように図7に示す動力伝達切り替え装置400によって動力伝達が切断された状態から、図9に示す動力伝達が接続された状態となる。このとき、排出用駆動ローラ20aが正転駆動、即ち、太陽ギア426が時計方向へ回動する。そして、太陽ギア426の動力が、動力伝達手段210によってピニオン219まで伝達される。従って、ピニオン219は反時計方向へ回動する。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は搬送方向下流側へ移動する。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は搬送方向上流側へ移動する。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は搬送方向上流側へ移動する。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は搬送方向上流側へ移動する。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は搬送方向上流側へ移動する。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、第4突部801と第4溝部224との係合、および第5突部802と第5溝部225との係合によって案内され搬送方向上流側、かつ、下方へ移動する。
また、第4突部801および第5突部802が、それぞれ基体部220の第4溝部224および第5溝部225の搬送方向上流端に度当たることによって、前述したねじりコイルばねの付勢力が、第1排出スタッカ500まで及ばない。
ここで、第1排出スタッカ500は、第1排出スタッカ500の搬送方向下流端が、第2排出スタッカ600の上流端より上流側に位置するまで、搬送方向上流側への平行移動するように設けられている。
図10に示す如く、図11に示す状態からさらにピニオン219が反時計方向へ回動すると、第1排出スタッカ500は、第1突部501を支点に、搬送方向下流端が下降して上流端と下流端との高低差がさらに小さくなるように、時計方向へ回動する。このとき、第1排出スタッカ500が、ホームポジション検出器230に当接する。そして、ホームポジション検出器230が第1排出スタッカ500を検出して第1モータの駆動を停止してピニオン219の回動を停止する。従って、第1排出スタッカ500は、第1の位置に精度良く位置決めされる。
図23〜図25に示すのは、本発明に係る第2排出スタッカの開閉を示す側面図である。このうち、図23は第2排出スタッカが閉まっている状態であり、図24は開く途中の状態であり、図25は開いた状態である。
以上より、CD−R記録モードが選択された場合、ユーザは、CD−RトレイQを第1排出スタッカ500のCD−Rトレイ案内開口部522にセットするために、閉まった状態の第2排出スタッカ600を手動で開ける必要がない。
尚、ユーザが、手動で第2排出スタッカを開閉することができるのは勿論である。
図26に示すのは、本発明に係る第1排出スタッカの第2の位置を示す概略側面図である。また、図26は図6に示す状態の概略側面図でもある。
図26に示す如く、第1排出スタッカ500が第2の位置にあるとき、CD−RトレイQを、CD−Rトレイ案内開口部522からCD−Rトレイ案内面523に沿って挿入する。そして、図6に示すセット位置にセットすると、図26に示すように、CD−RトレイQの搬送方向上流端が、排出用駆動ローラ20aおよび第2排出用従動ローラ503、503によって挟持された状態となる。
尚、CD−Rトレイに換えて用紙を第1排出スタッカのCD−Rトレイ案内開口部に所謂、手差しセットしてもよいのは勿論である。
図26に示す如く、排出スタッカ昇降装置200は、第1排出スタッカ移動禁止手段900を備えている。第1排出スタッカ移動禁止手段900は、第2の位置における第1排出スタッカ500の搬送方向上流端の第2排出用従動ローラ503の近傍に設けられ、CD−RトレイQの有無を検出する検出器901と、検出器901が検出した信号を受信して第1モータおよび第2モータの駆動を制御する制御部902とを備えている。
そして、第1排出スタッカ移動禁止手段900は、検出器901によってCD−RトレイQが検出されている間、第1排出スタッカ500の第2の位置から第1の位置への移動を禁止するように構成されている。即ち、制御部902が、動力伝達切り替え装置400および第1モータを制御して、第1モータの動力が、排出スタッカ昇降装置200の動力伝達手段210に伝達されないように構成されている。
図27に示すのは、本発明に係る排出スタッカの制御方法を示すチャート図である。
図27に示す如く、制御部902が、ステップ101からステップ122に従って第1排出スタッカ500の動作等の制御を実行するように設けられている。以下、順に説明する。
ここで、図27中のCD−Rガイドとは、CD−RトレイQをガイドする第1排出スタッカ500をいう。
S102では、CD−R印刷か否かを確認する。記録部110へ送られるデータによって、用紙印刷か、CD−R印刷かを判断する。CD−R印刷であれば、次のステップへ進む。
S104では、第1排出スタッカ500が第1の位置から第2の位置へ移動する。具体的には、前述したように第2モータの動力によって、記録部ギャップ調整装置300のカム軸302を回動させて、動力伝達切り替え装置400のロックレバー410と遊星ギアホルダ部420との係合を解除する。そして、第1モータを逆転駆動させて、第2遊星ギア424を介して太陽ギア426の動力を第1ギア211へ伝達させる。従って、第1モータの動力は、動力伝達手段210を介して第1排出スタッカ500を第1の位置から第2の位置へ移動させることができる。尚、移動させた後に、カム軸302を回動させて、ロックレバー410によって遊星ギアホルダ部420の姿勢を規制すると共に、動力伝達を切断する。そして、次のステップへ進む。
S109では、第1排出スタッカ500の第2の位置から第1の位置への移動を実行する。具体的には、前述したように第2モータの動力によって、記録部ギャップ調整装置300のカム軸302を回動させて、動力伝達切り替え装置400のロックレバー410と遊星ギアホルダ部420との係合を解除する。そして、第1モータを正転駆動させて、第1遊星ギア423を介して太陽ギア426の動力を第1ギア211へ伝達させる。従って、第1モータの動力は、動力伝達手段210を介して第1排出スタッカ500を第2の位置から第1の位置へ移動させることができる。尚、移動させた後に、カム軸302を回動させて、ロックレバー410によって遊星ギアホルダ部420の姿勢を規制すると共に、動力伝達を切断する。そして、次のステップへ進む。
ここで、警告表示は、記録装置100に設けられた液晶モニタ画面7に限られないのは勿論である。液晶モニタ画面7に換えて、ユーザが記録データを記録装置100へ送信等の操作をするパソコンのモニタ画面に表示するように設けてもよい。
また、上記実施形態では、検出器901を搬送用ローラ19と排出用ローラ20との間に設けたが、検出器901は、通常の記録装置100において、給送用ローラ14と搬送用ローラ19との間に設けられる、所謂、用紙検知センサであってもよい。
また、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
5 給送用トレイ、 6 前面パネル、7 液晶モニタ画面、8 操作ボタン、
9 メモリカード挿入部、10 キャリッジ、11 無端ベルト、
12 キャリッジガイド軸、13 記録ヘッド、14 給送用ローラ、
15 エッジガイド、16 ホッパ、17 回転軸(給送用ローラの)、
18 ローラホルダ(搬送用従動ローラ用の)、19 搬送用ローラ、
19a 搬送用駆動ローラ、19b 搬送用従動ローラ、20 排出用ローラ、
20a 排出用駆動ローラ、20b 第1排出用従動ローラ、
22 排出用補助従動ローラ、26 記録ポジション、28 プラテン、
30 給送用カセット、50 排出用スタッカ、51 載置面、
100 インクジェットプリンタ(記録装置)、110 記録部、
200 排出スタッカ昇降装置、210 動力伝達手段、211 第1ギア、
212 第2ギア、213 第3ギア、214 第4ギア、215 第5ギア、
216 第6ギア、217 第7ギア、218 第8ギア、219 ピニオン、
220 基体部、221 第1溝部、222 第2溝部、223 第3溝部、
224 第4溝部、225 第5溝部、226 第6溝部、227 ラック、
228 姿勢規制部、230 ホームポジション検出器、250 カバー規制部、
260 載置開口部、270 動力伝達シャフト、300 記録部ギャップ調整装置、
301 PG調整カム部、301a 弧部、301b 弦部、302 カム軸、
303 レバー当接部、304 レバー部材、305 レバー軸、
400 動力伝達切り替え装置、410 ロックレバー、420 遊星ギアホルダ部、
423 第1遊星ギア、424 第2遊星ギア、425 回動支点軸(太陽ギアの)、
426 太陽ギア、430 スライドバー、431 バーガイド、
500 第1排出スタッカ、501 第1突部、502 揺動軸、
503 第2排出用従動ローラ、504 第2突部、510 第1載置部、
520 当接面、521 当接突部、522 CD−Rトレイ案内開口部、
523 CD−Rトレイ案内面、600 第2排出スタッカ、601 カバー軸、
610 第2載置部、700 連結アーム部、701 第3突部、
800 排出フレーム部、801 第4突部、802 第5突部、
900 第1排出スタッカ移動禁止手段、901 検出器、902 制御部、
C インクカートリッジ、P 用紙(被記録材)、Q CD−Rトレイ、
X 主走査方向、Y 副走査方向、PG ギャップ
Claims (6)
- 記録部に設けられた記録ヘッドからインクを吐出して第1の媒体および第2の媒体へ記録する記録装置において記録された第1の媒体を積層する第1の位置、および第1の媒体と第2の媒体とを記録部へ案内し、かつ、記録された第1の媒体と第2の媒体とを受け止める第2の位置へ、記録装置に設けられた動力発生部によって移動する排出スタッカの制御方法であって、
前記排出スタッカが前記第2の位置に位置する状態で第1の媒体または第2の媒体へ記録した後に、前記排出スタッカを前記第2の位置から前記第1の位置へ移動させる際、前記排出スタッカより記録時の搬送方向上流側に配設された検出器によって、第1の媒体および第2の媒体の有無を検出し、
第1の媒体または第2の媒体を検出した場合、前記排出スタッカが前記第2の位置から前記第1の位置へ移動するのを禁止し、
第1の媒体および第2の媒体を検出しなかった場合、前記排出スタッカの前記第2の位置から前記第1の位置への移動を実行することを特徴とする排出スタッカの制御方法。 - 請求項1において、前記排出スタッカが前記第2の位置から前記第1の位置へ移動するのを禁止した後、
第1の媒体または第2の媒体が搬送経路に残留している旨を、表示部に表示する警告表示を実行することを特徴とする排出スタッカの制御方法。 - 記録部に設けられた記録ヘッドからインクを吐出して第1の媒体および第2の媒体へ記録する記録装置において記録された第1の媒体を積層する第1の位置、および第1の媒体と第2の媒体とを記録部へ案内し、かつ、記録された第1の媒体と第2の媒体とを受け止める第2の位置へ、記録装置に設けられた動力発生部によって移動する排出スタッカを備えた排出スタッカ昇降装置であって、
前記排出スタッカの前記第2の位置から前記第1の位置への移動を禁止する排出スタッカ移動禁止手段を備え、
該排出スタッカ移動禁止手段は、
前記第2の位置において、前記排出スタッカより記録時の搬送方向上流側に配設された検出器と、
前記排出スタッカの前記第1の位置および前記第2の位置への移動を制御する制御部とを備え、
該制御部は、前記検出器によって第1の媒体または第2の媒体が検出されている間、前記排出スタッカの前記第2の位置から前記第1の位置への移動を禁止するように構成されていることを特徴とする排出スタッカ昇降装置。 - 請求項3において、前記制御部が、前記排出スタッカの前記移動を禁止している間、前記排出スタッカ移動禁止手段は、第1の媒体または第2の媒体が搬送経路に残留している旨を、表示部に表示して警告する警告手段を具備していることを特徴とする排出スタッカ昇降装置。
- 記録ヘッドにより被記録媒体に記録を実行する記録部と、
該記録部から被記録媒体を搬送方向下流側へ排出する排出部とを備えた記録装置であって、
該排出部は、請求項3または4に記載された前記排出スタッカ昇降装置を備えていることを特徴とする記録装置。 - 液体噴射部に設けられた液体噴射ヘッドから液体を第1の媒体および第2の媒体へ噴射する液体噴射装置において液体が噴射された第1の媒体を積層する第1の位置、および前記第1の媒体と第2の媒体とを液体噴射部へ案内し、かつ、液体が噴射された前記第1の媒体と第2の媒体とを受け止める第2の位置へ、液体噴射装置に設けられた動力発生部によって移動する排出スタッカを備えた排出スタッカ昇降装置を備えた液体噴射装置であって、
前記排出スタッカの前記第2の位置から前記第1の位置への移動を禁止する排出スタッカ移動禁止手段を備え、
該排出スタッカ移動禁止手段は、
前記第2の位置において、前記排出スタッカより液体噴射時の搬送方向上流側に配設された検出器と、
前記排出スタッカの前記第1の位置および前記第2の位置への移動を制御する制御部とを備え、
該制御部は、前記検出器によって第1の媒体または第2の媒体が検出されている間、前記排出スタッカの前記第2の位置から前記第1の位置への移動を禁止するように構成されていることを特徴とする液体噴射装置。
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