JP2009107179A - 記録装置 - Google Patents

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恵一郎 福枡
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Abstract

【課題】 第1の媒体を一の送り方向へ送る際、該送りの妨げとならず、第2の媒体を他の送り方向へ送る際、第2の媒体を幅方向にガイドすることができるガイド部材を備えた記録装置を提供すること。
【解決手段】 記録装置100は、第1の媒体(P1)および第2の媒体(Q)を案内可能な送り案内経路(230)と、送られた第1の媒体(P1)および第2の媒体(Q)に記録を実行する記録部120と、該記録部120より記録時の送り方向上流側に設けられ、第2の媒体(Q)の幅方向Xをガイドする幅方向ガイド(220)と、を備え、第1の媒体(P1)が第1の送り方向へ送られる場合、前記幅方向ガイド(220)は、前記送り案内経路(230)に対して退避し、第2の媒体(Q)が第2の送り方向へ送られた後に第1の方向へ送られる場合、前記幅方向ガイド(220)は、前記送り案内経路(230)から突出した状態であることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、第1の媒体および第2の媒体を案内可能な送り案内経路と、該送り案内経路上に設けられ、送られた第1の媒体および第2の媒体に記録ヘッドにより記録を実行する記録部と、該記録部より記録時の送り方向上流側に設けられ、第2の媒体の幅方向をガイドする幅方向ガイドと、を備えた記録装置に関する。
本願において、記録装置には、インクジェットプリンタ、ワイヤドットプリンタ、レーザープリンタ、ラインプリンタ、複写機、ファクシミリ等の種類が含まれるものとする。
従来では、特許文献1に示す如く、第1の媒体としての用紙と、CD−Rを保持した第2の媒体としてのCD−Rトレイとに対して記録を実行することができる記録装置があった。具体的には、記録時の送り方向上流側である前記記録装置の後方にセットされた用紙は、第1の送り方向としての記録時の送り方向下流側の記録部に送られる。そして、用紙に対して記録が実行され、記録時の送り方向下流側である前記記録装置の前方から排出されるように構成されていた。
一方、CD−Rトレイは、記録時の送り方向下流側である前記記録装置の前方にセットされる。そして、一度、第2の送り方向としての記録時の送り方向上流側にある前記記録部よりCD−Rのレーベル面が上流側となる位置まで記録時の送り方向上流側へ送られる。その後、記録時の送り方向下流側へ送ると共に、前記レーベル面に対して記録が実行される。そして、記録時の送り方向下流側である前記記録装置の前方から排出されるように構成されていた。
ここで、CD−Rトレイを送る際、CD−Rのレーベル面の中心を精度良く検出するため、送られるCD−Rトレイの送り方向に対する姿勢を精度良く規制することが望ましい。そこで、CD−Rトレイを送る際、CD−Rトレイの幅方向における両側端部と接触してガイドするエッジガイドを二対設け、4点で姿勢を規制することが考えられる。
特開2005−144931号公報
しかしながら、記録時に用紙およびCD−Rトレイが送られる送り経路は共通である。そして、CD−Rトレイの幅は所定の一サイズであることに対して、用紙の幅は複数のサイズがある。従って、CD−Rトレイの幅方向における端部と接触してガイドする固定式のCD−Rトレイ用エッジガイドを両側に設けると、CD−Rトレイより幅広な用紙を送る妨げとなる。一方、該CD−Rトレイ用エッジガイドを設けない場合、4点で姿勢を規制することができない。具体的には、3点以下で姿勢を規制しようとする構成となる。係る場合、CD−Rトレイの姿勢の精度が低下し、レーベル面に対する記録位置精度が低下する虞がある。
本発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、第1の媒体を一の送り方向へ送る際、該送りの妨げとならず、第2の媒体を他の送り方向へ送る際、第2の媒体を幅方向にガイドすることができるガイド部材を備えた記録装置を提供することである。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様の記録装置は、第1の媒体および第2の媒体を案内可能な送り案内経路と、該送り案内経路上に設けられ、送られた第1の媒体および第2の媒体に記録ヘッドにより記録を実行する記録部と、該記録部より記録時の送り方向上流側に設けられ、第2の媒体の幅方向をガイドする幅方向ガイドと、を備え、第1の媒体が第1の送り方向へ送られる場合、前記幅方向ガイドは、前記送り案内経路に対して退避し、第2の媒体が第2の送り方向へ送られた後に第1の方向へ送られる場合、前記幅方向ガイドは、前記送り案内経路から突出した状態であることを特徴とする。
本発明の第1の態様によれば、第1の媒体が第1の送り方向へ送られる場合、前記幅方向ガイドは、前記送り案内経路に対して退避し、第2の媒体が第2の送り方向へ送られた後に第1の方向へ送られる場合、前記幅方向ガイドは、前記送り案内経路から突出した状態である。従って、第2の送り方向へ送られた後に第1の方向へ送られる第2の媒体を幅方向にガイドすることができる。また、第1の送り方向のみに送られる第1の媒体の送りを妨げる虞がない。
例えば、第1の送り方向へ送られる第1の媒体の幅方向の大きさが、第2の送り方向へ送られる第2の媒体の幅方向より大となる場合に有効である。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記記録部より記録時の送り方向下流側に固定された第1ガイドと、送り方向に対する幅方向において前記第1ガイドと対向して幅方向に変位可能な第2ガイドと、幅方向において前記第1ガイド側であって前記記録部より記録時の送り方向上流側に固定された第3ガイドと、幅方向において前記第3ガイドと対向する第4ガイドと、を備え、該第4ガイドは、前記幅方向ガイドであることを特徴とする。
本発明の第2の態様によれば、第1の態様と同様の作用効果に加え、前記記録装置は、前記第1ガイドと、前記第2ガイドと、前記第3ガイドと、前記幅方向ガイドである前記第4ガイドと、を備えている。
例えば、記録時の送り方向上流から下流側へ向かう方向である第1の送り方向へ第1の媒体を送るとき、前記第1ガイドと、前記第2ガイドと、前記第3ガイドとの3点で第1の媒体の位置・姿勢をガイドすることができる。また、記録時の送り方向下流から上流側へ向かう方向である第2の送り方向へ第2の媒体を送るとき、前記第1ガイドと、前記第2ガイドと、前記第3ガイドと、前記第4ガイドとの4点で第2の媒体の位置・姿勢をガイドすることができる。
より具体的には、第2の媒体がCD−R等のディスク媒体を保持したディスク媒体トレイである場合、該ディスク媒体トレイの位置・姿勢を精度良くガイドすることができる。その結果、前記ディスク媒体の中心に対して位置ずれなく精度良くレーベル面に記録することができる。
即ち、レーベル面への記録の位置精度を保持しつつ、第1の媒体、例えば、用紙等のディスク媒体トレイより幅広な媒体を、同じ前記送り案内経路において送ることができる。
本発明の第3の態様は、第1または第2の態様において、前記第1の送り方向は、記録時の送り方向上流から下流側へ向かう方向であり、前記第2の送り方向は、記録時の送り方向下流から上流側へ向かう方向であり、第1の媒体は、前記第1の送り方向で前記記録部へ送られ、第2の媒体は、前記第2の送り方向で前記記録部へ送られる構成であることを特徴とする。
本発明の第3の態様によれば、第1または第2の態様と同様の作用効果に加え、第1の媒体は、前記第1の送り方向で前記記録部へ送られ、第2の媒体は、前記第2の送り方向で前記記録部へ送られる構成である。従って、前記幅方向ガイドは、第2の媒体を送るとき、第2の媒体をガイドすることができる。また、第1の媒体を送るとき、第1の媒体の送りを妨げる虞がない。即ち、第1の媒体をセットする位置と、第2の媒体をセットする位置とが異なる場合に有効である。
本発明の第4の態様は、第1から第3のいずれか一の態様において、前記幅方向ガイドは、動力を受けて突出・退避が切り替わる構成であることを特徴とする。
本発明の第4の態様によれば、第1から第3のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記幅方向ガイドは、動力を受けて突出・退避が切り替わる構成である。
例えば、第2の媒体を送る際、ドライバからの指示によって自動で突出するように制御することができる。このとき、前記記録部における記録ヘッドと、下方から第2の媒体を支持するプラテンとの間隔であるプラテンギャップ(以下、PG)を自動で調整するオートプラテンギャップ(以下、APG)の動力源のモータの動力を利用することができる。
また、レバー部材を前記幅方向ガイドとリンクさせて、手動で該レバー部材を操作することによって、前記幅方向ガイドを突出・退避移動させることができる。
本発明の第5の態様は、第1から第3のいずれか一の態様において、前記幅方向ガイドは、付勢手段によって突出方向へ付勢されていることを特徴とする。
本発明の第5の態様によれば、第1から第3のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記幅方向ガイドは、付勢手段によって突出方向へ付勢されている。従って、前記幅方向ガイドの突出・退避移動を容易に実行することができる。
例えば、付勢手段としてねじりコイルばねを用いることができる。また、付勢手段として重りを用いることができる。具体的には、前記幅方向ガイドを揺動する構成にして、一端を突出可能な先端とし、他端に重りを設けることができる。重りが下がると該先端が突出する。
そして、第1の媒体を送るとき、前記幅方向ガイドに当接させて前記幅方向ガイドを退避移動させることができる。一方、第2の媒体を送るとき、前記幅方向ガイドは、前記付勢手段の付勢力によって突出し、第2の媒体をガイドすることができる。
本発明の第6の態様は、第1から第5のいずれか一の態様において、第1の媒体を送る場合において、所定サイズの第2の媒体より幅方向において第1の媒体が小さいとき、前記幅方向ガイドは突出した状態であることを特徴とする。
本発明の第6の態様によれば、第1から第5のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、第1の媒体を送る場合において、所定サイズの第2の媒体より幅方向において第1の媒体が小さいとき、前記幅方向ガイドは突出した状態である。従って、幅方向において第2の媒体より小さい第1の媒体を送るとき、前記幅方向ガイドによって該第1の媒体の位置・姿勢をガイドすることが可能である。その結果、前記幅方向ガイドが突出しない場合と比較して、前記第1の媒体のスキューを低減することができる。
本発明の第7の態様は、第1から第6のいずれか一の態様において、前記幅方向ガイドは、突出したときの先端に突出方向に対して傾斜した第1傾斜部を有することを特徴とする。
本発明の第7の態様によれば、第1から第6のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記幅方向ガイドは、突出したときの先端に突出方向に対して傾斜した第1傾斜部を有する。従って、前記第1傾斜部は、突出する際、第2の媒体を正常な位置・姿勢に変位させることができる。その結果、第2の媒体のスキューを防止することができる。
本発明の第8の態様は、第1から第7のいずれか一の態様において、前記幅方向ガイドは、記録時の送り方向下流側に送り方向に対して傾斜した第2傾斜部を有することを特徴とする。
本発明の第8の態様によれば、第1から第7のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記幅方向ガイドは、記録時の送り方向下流側に送り方向に対して傾斜した第2傾斜部を有する。従って、第2の媒体を滑らかに送ることができる。また、前記第2傾斜部が送り方向においてセットされる側に設けられている場合、第2の媒体を前記送り案内経路上にセットする際、前記第2傾斜部は、第2の媒体を正常な位置・姿勢に変位させることができる。その結果、第2の媒体のスキューを防止することができる。
本発明の第9の態様は、第1から第8のいずれか一の態様において、前記幅方向ガイドは、突出する際、送り方向を軸に、該幅方向ガイドの先端が前記送り案内経路にある第2の媒体に接近する方向に回動する構成であることを特徴とする。
本発明の第9の態様によれば、第1から第8のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記幅方向ガイドは、突出する際、送り方向を軸に、該幅方向ガイドの先端が前記送り案内経路にある第2の媒体に接近する方向に回動する構成である。従って、前記幅方向ガイドは、突出する際、セットされた第2の媒体を正常な位置・姿勢に変位させることができる。即ち、前記幅方向ガイドは、前記第1傾斜部および前記第2傾斜部を有していない構成であっても、突出する際、第2の媒体を正常な位置・姿勢に変位させることができる。その結果、第2の媒体のスキューを防止することができる。
本発明の第10の態様は、第9の態様において、第1の媒体および第2の媒体を送るローラ対を有し、該ローラ対が互いに離間した状態で第2の媒体が前記送り案内経路上にセットされ、その後、前記幅方向ガイドが突出し、続いて、前記ローラ対が接近移動して第2の媒体を挟持し送りながら、記録を実行することを特徴とする。
本発明の第10の態様によれば、第9の態様と同様の作用効果に加え、第1の媒体および第2の媒体を送るローラ対を有し、該ローラ対が互いに離間した状態で第2の媒体が前記送り案内経路上にセットされ、その後、前記幅方向ガイドが突出し、続いて、前記ローラ対が接近移動して第2の媒体を挟持し送りながら、記録を実行する。従って、ユーザは、前記ローラ対が離間していない状態と比較して、容易に第2の媒体をセットすることができる。さらに、セットした第2の媒体の姿勢が送り方向に対して傾いていた場合、前記幅方向ガイドが突出することによって、正常な姿勢に変位させることができる。そして、正常な姿勢である第2の媒体を前記ローラ対が挟持するので、より確実にスキューを防止することができる。
以下、本願発明に係る液体噴射装置の一例である記録装置について説明する。最初に本願発明の液体噴射装置、そしてその一例としてインクジェットプリンタである記録装置100を採り上げて、その全体構成の概略を図面に基づいて説明する。
ここで、液体噴射装置とは、液体噴射ヘッドとしての記録ヘッドから記録紙等の被記録材へインクを噴射して被記録材への記録を実行するインクジェット式記録装置、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えて特定の用途に対応する液体を前述した記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから、被記録材に相当する被噴射材に噴射して、液体を被噴射材に付着させる装置を含む意味で用いる。
またさらに、液体噴射ヘッドとしては、前述した記録ヘッド以外に、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタ製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイや面発光ディスプレイ(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料を噴射する試料噴射ヘッド等が挙げられる。
図1はハウジングを取り外して記録装置の内部構造を示す斜視図である。また図2は記録装置の内部構造の概略を示す側断面図である。
図1および図2に示す如く、記録装置100は、プリンタ本体3の前面パネル6の中央に液晶モニタ画面7、その左右に操作ボタン8を備えている。前面パネル6の下方中央部には、デジタルカメラで撮影した写真データが収録されたメモリカード等を挿入するためのメモリカード挿入部9が設けられている。また、このタイプの記録装置100は、パーソナルコンピュータを使用しないでダイレクトに記録が実行できるインクジェットプリンタである。
また、プリンタ本体3の前面下部には前後方向に着脱自在に給送用カセット30が設けられている。また、該給送用カセット30の上部には図2中、実線で示すように未使用状態ではプリンタ本体3の前面カバーの一部としても機能する排出用スタッカ50が設けられている。尚、該排出用スタッカ50は、図2中、仮想線で示すように使用状態では手前に拡開されて、載置面51を上方に向けた姿勢で使用される。また、液晶モニタ画面7と操作ボタン8の一部及びメモリカード挿入部9は、パーソナルコンピュータに接続しないでダイレクトに記録を実行する場合に使用される部位である。即ち、メモリカード挿入部9に図示しないメモリカードを挿入し、液晶モニタ画面7を見ながら操作ボタン8を操作することによって好みの写真を簡単に家庭に居ながら何枚でも高品質にプリントすることができるようになっている。
また、プリンタ本体3の背面側の上部には、給送部110としての自動給送装置2が設けられている。自動給送装置2は、自動的に被液体噴射材の一例である被記録材P(以下単に用紙Pともいう)を連続して給送することのできるように構成されている。また、自動給送装置2は、給送用トレイ5と、ホッパ16と、給送用ローラ14と、分離作用部の一例である図示しないリタードローラないし分離パッド等と、図示しない戻しレバー等とを備えている。
このうち、給送用トレイ5は、用紙Pを複数枚積畳し得るように設けられている。また、ホッパ16は、給送用トレイ5上の用紙Pを給送用ローラ14に向けて押上げるように設けられている。またさらに、給送用ローラ14は、ホッパ16との挟圧送り作用によって給送用トレイ5上の上位の用紙Pをピックアップするように設けられている。また、前記リタードローラないし分離パッド等は、最上位の用紙Pのみが給送されるように重送された後続の用紙Pを最上位の用紙Pから分離することができるように設けられている。またさらに、前記戻しレバー等は、分離された後続の用紙Pを給送用トレイ5上に戻すことができるように設けられている。
次に、用紙Pの送り経路に従ってインクジェットプリンタ100の内部構造の概略を説明する。給送用トレイ5は、記録時の最も送り方向上流側に設けられおり、複数枚の用紙Pを積畳する被液体噴射材積畳部の一例である。また、給送用トレイ5には用紙Pの側端縁(エッジ)に当接し、用紙Pの送り方向(搬送方向)となる副走査方向Yへの円滑な搬送を案内するエッジガイド15が設けられている。給送用トレイ5上の用紙Pは、給送用ローラ14の回転軸17の回転に伴って、ホッパ16が所定のタイミングで上昇し、給送用ローラ14に向けて押し上げられる。そして、用紙Pは、給送用ローラ14の回転に伴って最上面に位置する用紙Pから順番に給送用ローラ14近傍に設けられる分離作用部である図示しないリタードローラ等の分離力を受けて単位数ずつピックアップされて記録時の送り方向下流に向けて給送される。
給送用ローラ14の下流には、用紙Pの通過を検出する被液体噴射材検出手段の一例である図示しない被記録材検出手段(以下単に検出レバーという)が設けられている。検出レバーの下流には、搬送用駆動ローラ19aと搬送用従動ローラ19bとによって構成される搬送部111としての搬送用ローラ対19が設けられている。このうち、搬送用従動ローラ19bは、ローラホルダ18の下流端部において軸支されている。そして、当該ローラホルダ18は、ホルダ付勢ばね(図示せず)によって搬送用従動ローラ19bが搬送用駆動ローラ19aに圧接したニップ状態になるように回動付勢されている。
そして、搬送用ローラ対19によって挟圧された状態で搬送される用紙Pは、記録ポジション26に導かれる。記録ポジション26には、用紙Pに記録を実行する液体噴射実行手段の一例である記録部120としての記録実行手段の主たる構成要素としてキャリッジ10が設けられている。該キャリッジ10は、主走査方向(用紙の幅方向)Xに往復移動可能にキャリッジガイド軸12に軸支されている。また、キャリッジ10は、無端ベルト11によって往復移動されるようになっている。そして、キャリッジ10の下面には、用紙P等に液体の一例であるインクを吐出(噴射)して記録を実行する液体噴射ヘッドの一例である記録ヘッド13が搭載されている。また、キャリッジ10には液体カートリッジの一例であるインクカートリッジCが挿着されている。
記録ヘッド13の下方には、記録ヘッド13と対向して該記録ヘッド13のヘッド面と用紙P等との間のギャップPGを規定するプラテン28が設けられている。そして、記録ヘッド13とプラテン28との間において、用紙P等を主走査方向Xと直交する副走査方向Yに所定の搬送量で搬送する動作を実行する。また、記録ヘッド13を主走査方向Xに一往復させる間に記録ヘッド13から用紙P等にインクを噴射する動作を実行する。このとき、前記搬送する動作と、前記噴射する動作とを相互に繰り返すことによって、用紙P等の記録面のほぼ全面に亘って所望の記録が実行される。
尚、上記ギャップPGは、高精度の記録を実行する上で極めて重要な要素となっており、用紙Pの厚さの変化等に応じて適宜調節されるようになっている。
記録ヘッド13の下流には、排出部130としての排出用ローラ対20が設けられている。排出用ローラ対20は、排出用駆動ローラ20aと、複数の排出用従動ローラ20b、20b、……とによって構成される被液体噴射材排出手段の一例である。また排出用従動ローラ20b、20b、……近傍の記録時の送り方向上流には、複数の排出用補助従動ローラ22、22、……が設けられている。そして、排出用ローラ対20によって排出された用紙Pは、更に記録時の送り方向下流に位置する被液体噴射材受け部の一例である上記の排出用スタッカ50上の載置面51に排出されるようになっている。
排出用従動ローラ20b、20b、……と排出用補助従動ローラ22、22、……は、その外周に複数の歯を有する歯付きローラであり、それぞれを保持する排出従動ローラホルダ(図示せず)によって自由回転可能に軸支されている。また、上記搬送用従動ローラ19bは、搬送用駆動ローラ19aよりその軸芯位置が幾分記録時の送り方向下流側に位置するように配設されている。さらに、上記排出用従動ローラ20b、20b、……は、排出用駆動ローラ20aより軸芯位置が幾分記録時の送り方向上流側に位置するように配設されている。このような配設態様をとることによって、用紙Pは搬送用ローラ対19と排出用ローラ対20との間において僅かに下に凸となる「逆ぞり」と呼ばれている湾曲状態が形成される。これにより、記録ヘッド13に対向する位置にある用紙Pは、プラテン28に押し付けられる。従って、用紙Pの浮き上がりが防止されて正常に記録が実行されるようになっている。
図3に示すのは、CD−Rトレイをセットしたときの内部構造の概略を示す斜視図である。また、図4に示すのは、CD−Rトレイをセットしたときの概略を示す平面図である。またさらに、図5に示すのは、CD−Rトレイをセットしたときの概略を示す底面図である。
尚、理解を容易にするために、図3〜図5においてプラテンおよびキャリッジの図示を省略する。また、図4および図5においてローラホルダである媒体案内上側部および給送用ローラの図示を省略する。
図3〜図5に示す如く、所謂、厚紙であるボード紙P2(図30および図31参照)、CD−Rトレイ兼用スタッカ195(以下、兼用スタッカ)が、記録部120より記録時の送り方向下流側に開閉可能に配設されている。そして、兼用スタッカ195を開くと、後述するスタッカ開閉センサ198(図8(A)(B)参照)が、開を検知し制御部(図示せず)へ信号を送信するように構成されている。また、兼用スタッカ195を開くと、排出用従動ローラ20bおよび排出従動補助ローラが上方へ移動するように設けられている。
また、前記信号によって制御部がAPG(オート・プラテン・ギャップ)調整機構の動力源であるAPG用モータ192を駆動させる。
ここで、APG調整機構は、APG用モータ192を駆動させることによってキャリッジガイド軸12を上下方向へ変位させ、記録ヘッド13とプラテン28との間の距離を調整可能に設けられている。具体的には、兼用スタッカ195が開状態になると、前記距離が長くなるように調整される。従って、用紙P(普通紙P1)と比較して厚みのあるCD−R(符号R)を保持したCD−RトレイQや専用紙であるボード紙P2(厚紙)に対して記録を実行することができる。
本実施形態において、CD−RトレイQおよびボード紙P2は、記録装置100の前方である記録時の送り方向下流側から上流側の記録部120へ送られるように構成されている。一方、用紙P(普通紙P1)は、記録装置100の後方である記録時の送り方向上流側から下流側の記録部120へ送られるように構成されている。
また、詳しくは後述するように兼用スタッカ195が開状態になると、APG用モータ192の動力がギア輪列193を介してリフトカム軸194へ伝達される。そして、リフトカム軸194に設けられたリフトカム180がローラホルダ18によって構成される媒体案内上側部18を変位させるように構成されている。これに伴って、搬送用従動ローラ19bが上方へ変位するように設けられている。従って、ユーザは、図3〜図5に示す如く、記録時の送り方向下流側からCD−RトレイQをセットすることができる。
このとき、図4に示す如く、図中の右側である幅方向Xにおける1桁側に寄せてセットする。また、兼用スタッカ側に設けられた第1目印200と、CD−Rトレイ側に設けられた第2目印Q1とを、送り方向Yにおいて合わせてセットする。またさらに、兼用スタッカ195の幅方向Xにおいて、1桁側には固定式の第1ガイド201と、80桁側には幅方向Xに摺動可能な第2ガイド202とが設けられている。
尚、第2ガイド202は、手動式であるが、自動で摺動するように構成してもよい。
また、兼用スタッカ195より記録時の送り方向上流側であって媒体案内上側部18と対向する箇所には、媒体案内下側部210が設けられている。媒体案内下側部210は、搬送用駆動ローラ19aを回動自在に保持すると共に用紙等の媒体を送り方向Yへ案内するように構成されている。
そして、幅方向Xにおいて、基体部140における1桁側には固定式の第3ガイド213(図5参照)が設けられている。また、媒体案内下側部210における80桁側には送り経路230に対して突出・退避移動可能な第4ガイド220が設けられている。具体的には、媒体案内下側部210に設けられたガイド穴部211(図4参照)を介して突出・退避移動可能に設けられている。
尚、第4ガイド220は、送り方向Yにおいて記録部120と給送用ローラ14との間であって、ユーザの手の届かない位置に設けられている。
そして、詳しい動作については後述するが第4ガイド220は、CD−RトレイQがセットされたときは、送り経路230に対して突出した状態となり、CD−RトレイQを案内するように構成されている。即ち、CD−RトレイQがセットされたとき、CD−RトレイQは、第1ガイド201〜第4ガイド220の4点で姿勢を保持されながら送られるように構成されている。従って、記録装置100は、CD−RトレイQの姿勢を保持しながら記録時の送り方向上流および下流側へ送ることができる。その結果、CD−RトレイQに保持されたCD−R(符号R)の中心を精度良く検出することができる。そして、CD−Rレーベル面Lに対して中心の位置精度良く記録を実行することができる。
一方、幅方向XにおいてCD−RトレイQより幅広なボード紙P2をセットするとき、1桁側に寄せてセットする。そして、手動で第2ガイド202を摺動させてボード紙P2の80桁側の端部に合わせる。この際、第4ガイド220は、送り経路230から退避した状態のままとなるように設けられている。即ち、前記幅広なボード紙P2がセットされたとき、ボード紙P2は、第1ガイド201〜第3ガイド213の3点で姿勢を保持されながら記録時の送り方向上流および下流側へ送られるように構成されている。
尚、幅方向XにおいてCD−RトレイQより幅の狭いボード紙P2がセットされたとき、第4ガイド220を送り経路230に対して突出した状態にすることが望ましい。係る場合、ボード紙P2の姿勢を送り方向Yに対して所定以上の傾きとならないように姿勢を規制することができる。
また、記録装置本体3には、基体部140が設けられている。そして、ローラホルダ18は、詳しくは後述するように基体部140に対して変位可能に設けられている。またさらに、ローラホルダ18は、第1群ホルダ151、151…と、第2群ホルダ152、152…と、第3群ホルダ153、153…とを有する。
このうち、第1群ホルダ151、151…は、幅方向XにおいてCD−RトレイQと対向するが、CD−R(符号R)と対向しない位置に配設されている。また、第2群ホルダ152、152…は、幅方向Xにおいて、CD−R(符号R)と対向する位置に配設されている。またさらに、第3群ホルダ153、153…は、幅方向Xにおいて、CD−RトレイQと対向しない位置に配設されている。
そして、第1群ホルダ151、151…は、搬送用従動ローラ19bとしての第1群従動ローラ161、161…と、第1群従動ローラ161、161…より下流側に配設された第1群補助ローラ171、171…とを備えている。同様に、第2群ホルダ152、152…は、搬送用従動ローラ19bとしての第2群従動ローラ162、162…と、第2群従動ローラ162、162…より下流側に配設された第2群補助ローラ172、172…とを備えている。さらに、第3群ホルダ153、153…は、搬送用従動ローラ19bとしての第3群従動ローラ163、163…と、第3群従動ローラ163、163…より下流側に配設された第3群補助ローラ173、173…とを備えている。
尚、搬送用従動ローラ19bおよび搬送用補助ローラ(171〜173)は、それぞれ二つ一組で一つのローラホルダ18によって保持されている。
詳しい動作については後述するが、搬送用ローラ対19がCD−RトレイQを記録時の送り方向上流側および下流側へ送る際、第2群従動ローラ162、162…の位置が第1群従動ローラ161、161…の位置より上方へ位置している。同様に、第2群補助ローラ172、172…の位置が第1群補助ローラ171、171…の位置より上方へ位置している。従って、第2群補助ローラ172、172…および第2群従動ローラ162、162…がCD−R(符号R)のレーベル面Lと接触する虞がない。即ち、該レーベル面Lにおいて、接触によるローラ痕が生じる虞がない。
続いて、第4ガイド220の構造について説明する。
図6に示すのは、記録時の送り方向上流側からみた第4ガイドまでの動力伝達を示す斜視図である。また、図7に示すのは、図6の要部拡大斜視図である。
図6および図7に示す如く、第4ガイド220は、ガイド支点軸221と、カムフォロア部222とを有している。このうち、ガイド支点軸221は、媒体案内下側部210に設けられたガイド軸受部212(図6参照)に回動自在に保持されている。また、カムフォロア部222は、ガイドカム部225と係合可能に設けられている。ガイドカム部225は、媒体案内下側部210に回動自在に保持されたガイドカム軸上に設けられている。
また、ガイドカム軸224は、ギア輪列193を介して駆動するリフトカム軸194の動力を受けて回動するように設けられている。
またさらに、ガイド支点軸221には、ねじりコイルばねであるガイドばね223が設けられている。ガイドばね223の一端は第4ガイド220と係合し、他端は媒体案内下側部210と係合するように設けられている。そして、ガイドばね223は、第4ガイド220を後述する図11における時計方向へ付勢するように構成されている。従って、第4ガイド220は、ガイドカム部225の回動によって、ガイドばね223の付勢力に抗して送り経路230へ突出することができる。また、第4ガイド220は、ガイドカム部225の回動およびガイドばね223の付勢力によって、送り経路230から退避することができる。
図8(A)(B)に示すのは、CD−Rトレイ用スタッカの開閉動作を示す側面図である。このうち、図8(A)は閉じた状態である。一方、図8(B)は開いた状態である。
図8(A)(B)に示す如く、兼用スタッカ195は、回動支点196を支点に回動可能に設けられている。また、兼用スタッカ195は、当接凸部197を有している。
一方、基体部側には、スタッカ開閉センサ198が設けられている。また、スタッカ開閉センサ198は、兼用スタッカ側の当接凸部197と接触可能なセンサレバー199を備えている。
図8(A)に示す兼用スタッカ195が閉じた状態では、当接凸部197は、センサレバー199から離間している。そして、図8(B)に示す如く、兼用スタッカ195が開いた状態となると、当接凸部197が、センサレバー199と当接しセンサレバー199を押し下げる。
このとき、スタッカ開閉センサ198は、OFF状態からON状態に切り替わる。そして、スタッカ開閉センサ198から制御部(図示せず)へON状態となった旨の信号が伝達される。
一方、兼用スタッカ195が図8(B)の開いた状態から図8(A)閉じた状態となると、当接凸部197が、センサレバー199から離間する。このとき、センサレバー199は押し下げられた状態から元の状態に戻る。従って、スタッカ開閉センサ198は、ON状態からOFF状態に切り替わる。そして、スタッカ開閉センサ198から制御部(図示せず)へOFF状態となった旨の信号が伝達される。
図9に示すのは、兼用スタッカが閉状態のときにおける記録時の送り方向上流側からみた第4ガイドを示す斜視図である。また、図10(A)(B)に示すのは、図9の従動ローラの位置を示す側面図である。このうち、図10(A)は第1群ホルダおよび第3群ホルダである。一方、図10(B)は第2群ホルダである。またさらに、図11に示すのは、図9における記録時の送り方向上流側からみた第4ガイドを示す背面図である。
図9〜図11に示す如く、兼用スタッカ195が閉じたスタッカ開閉センサOFF状態のときは、用紙Pが送られる状態である。
このとき、リフトカム180は媒体案内上側部18から離間している。
ここで、リフトカム180は、第1群カム181、181…と、第2群カム182、182…と、第3群カム183、183…とを有している。このうち、第1群カム181、181…は、第1群ホルダ151、151…と当接可能に設けられている。同様に、第2群カム182、182…は、第2群ホルダ152、152…と当接可能に設けられている。さらに、第3群カム183、183…は、第3群ホルダ153、153…と当接可能に設けられている。
具体的には、第1群カム181、181…〜第3群カム183、183…は、それぞれ第1群ホルダ151、151…〜第3群ホルダ153、153…から離間している。
ここで、第1群ホルダ151、151…〜第3群ホルダ153、153…は、ホルダ軸190、190…を支点に回動自在に保持されている。そして、ホルダ付勢ばね(図示せず)の付勢力によって、図10(A)(B)のおける反時計方向へ付勢されている。
従って、ホルダ付勢ばね(図示せず)の付勢力によって、第1群従動ローラ161、161…〜第3群従動ローラ163、163…は、搬送用駆動ローラ19aと当接・押圧した状態となる。その結果、第1群従動ローラ161、161…〜第3群従動ローラ163、163…および搬送用駆動ローラ19aは、送られてきた用紙Pをニップして、協働して送ることができる。
ここで、全ての搬送用従動ローラ19bである第1群従動ローラ161、161…〜第3群従動ローラ163、163…は搬送用駆動ローラ19aと当接しているので、ホッパ16に載置可能な全サイズの用紙Pを送ることができる。
このとき、図11に示す如く、第4ガイド220は、送り経路230から退避した状態である。具体的には、ガイドカム部225がカムフォロア部222と当接し、ガイドばね223の付勢力に抗して第4ガイド220を左側へ傾けた状態である。
尚、本実施例において、第1群カム181、181…および第3群カム183、183…は同じ形状である。従って、後述するように第1群ホルダ151、151…および第3群ホルダ153、153…は同じ動きをする。
図12に示すのは、兼用スタッカが開状態のときにおける記録時の送り方向上流側からみた第4ガイドを示す斜視図である。また、図13(A)(B)に示すのは、図12の従動ローラの位置を示す側面図である。このうち、図13(A)は第1群ホルダおよび第3群ホルダである。一方、図13(B)は第2群ホルダである。またさらに、図14に示すのは、図12における記録時の送り方向上流側からみた第4ガイドを示す背面図である。
図12〜図14に示す如く、兼用スタッカ195が開いた状態となると、スタッカ開閉センサ198から制御部(図示せず)へON状態となった旨の信号が伝達される。すると、APG用モータ192(図6参照)が駆動する。そして、リフトカム軸194が図13(A)(B)における時計方向へ回動する。従って、第1群カム181、181…〜第3群カム183、183…は、第1群ホルダ151、151…〜第3群ホルダ153、153…と当接する。
そして、図13(A)(B)に示す如く、ホルダ軸190、190…を支点に第1群ホルダ151、151…〜第3群ホルダ153、153…を時計方向へ回動させる。このとき、第1群従動ローラ161、161…〜第3群従動ローラ163、163…および第1群補助ローラ171、171…〜第3群補助ローラ173、173…は、搬送用駆動ローラ19aから離間する方向である上方へ変位する。
このときの第1群カム181、181…〜第3群カム183、183…による第1群従動ローラ161、161…〜第3群従動ローラ163、163…および第1群補助ローラ171、171…〜第3群補助ローラ173、173…の上方への変位量は、CD−RトレイQの厚みより大である。
また、図12および図14に示す如く、APG用モータ192の駆動によってガイドカム軸224が回動する。このとき、ガイドカム部225は、第4ガイド220を、ガイドばね223の付勢力に従って回動させるように作用する。具体的には、第4ガイド220を、ガイド支点軸221を支点に図14における時計方向へ回動させ、右側に傾いた状態にする。即ち、CD−RトレイQと対向する第1群ホルダ151、151…より幅方向Xにおいて外側である第3群ホルダ側に、第4ガイド220が傾いた状態にする。
図15に示すのは、CD−Rトレイをセットしたときにおける記録時の送り方向上流側からみた第4ガイドを示す斜視図である。また、図16(A)(B)に示すのは、図15の従動ローラの位置を示す側面図である。このうち、図16(A)は第1群ホルダおよび第3群ホルダである。一方、図16(B)は第2群ホルダである。またさらに、図17に示すのは、図15における記録時の送り方向上流側からみた第4ガイドを示す背面図である。
図15〜図17に示す如く、第1群従動ローラ161、161…〜第3群従動ローラ163、163…は、搬送用駆動ローラ19aから離間している。そして、該離間距離は、CD−RトレイQの厚みより大である。
従って、ユーザは、CD−R(符号R)を保持したCD−RトレイQを記録時の送り方向下流側(図16の左側)から挿入して容易にセットすることができる。即ち、第1群従動ローラ161、161…〜第3群従動ローラ163、163…および第1群補助ローラ171、171…〜第3群補助ローラ173、173…が、CD−RトレイQのセットの妨げとなる虞がない。
このとき、CD−RトレイQは、第1ガイド201〜第3ガイド213によって案内されながら記録時の送り方向下流側から兼用スタッカ195、プラテン28および媒体案内下側部210の上にセットされる。
図18に示すのは、CD−Rトレイをセットしたときにおける記録時の送り方向上流側からみた第4ガイドを示す斜視図である。また、図19に示すのは、図18における記録時の送り方向上流側からみた第4ガイドを示す背面図である。
図18および図19に示す如く、CD−RトレイQをセットした後、ユーザは、記録開始の指令を出す。具体的には、パソコンのモニタ上または記録装置100の前面パネル6(図2参照)もしくは液晶モニタ画面上に設けられた記録開始ボタン(図示せず)を押す。
すると、APG用モータ192が駆動し、ガイドカム部225が第4ガイド220を図中の反時計方向へ回動させる。従って、第4ガイド220は、ガイド穴部211を介して送り経路230へ突出しながら幅方向Xにおいて第3群ホルダ側から第1群ホルダ側へ移動する。
ここで、CD−RトレイQがセットされたときは、第1ガイド201〜第3ガイド213の3点によってCD−RトレイQの姿勢が決められていた。従って、図18に示す如く、CD−RトレイQの姿勢が、送り方向Yに対して傾く虞がある。
そこで、前述したように、記録開始の指令がされた後から記録が実行される前までの間に、第4ガイド220が送り経路230へ突出しながら幅方向Xにおいて第3群ホルダ側から第1群ホルダ側へ移動する。従って、傾いたCD−RトレイQを幅方向Xにおいて第3群ホルダ側から第1群ホルダ側へ押すことができる。そして、第4ガイド220は、媒体案内下側部210およびCD−RトレイQに対して直交する姿勢となるまで回動し停止する。その結果、傾いたCD−RトレイQの姿勢を送り方向Yに対して正すことができる。即ち、CD−RトレイQの姿勢を補正することができる。
図20に示すのは、CD−Rトレイを送るときにおける記録時の送り方向上流側からみた第4ガイドを示す斜視図である。また、図21(A)(B)に示すのは、図20の従動ローラの位置を示す側面図である。このうち、図21(A)は第1群ホルダおよび第3群ホルダである。一方、図21(B)は第2群ホルダである。またさらに、図22に示すのは、図20における記録時の送り方向上流側からみた第4ガイドを示す背面図である。
図20〜図22に示す如く、第4ガイド220が媒体案内下側部210およびCD−RトレイQに対して直交する姿勢となるまで回動し停止した後、APG用モータ192は僅かに逆転駆動する。
このとき、第4ガイド220の姿勢は、変化しない。即ち、CD−RトレイQに対して直交する姿勢のままである。また、図21(A)(B)に示す如く、リフトカム軸194が反時計方向へ僅かに回動する。従って、第1群カム181、181…〜第3群カム183、183…は反時計方向へ僅かに回動する。
ここで、第1群カム181、181…および第3群カム183、183…の形状は、第2群カム182、182…の形状と異なるように構成されている。従って、第1群ホルダ151、151…および第3群ホルダ153、153…の動作は、第2群ホルダ152、152…の動作と異なる。
具体的には、第1群ホルダ151、151…および第3群ホルダ153、153…は、ホルダ付勢ばね(図示せず)の付勢力を受けてホルダ軸190、190…を支点に反時計方向へ回動する。従って、第1群従動ローラ161、161…は、搬送用駆動ローラ19aと協働してCD−RトレイQをニップすることができる。このとき、第1群補助ローラ171、171…もCD−RトレイQと当接する。その結果、搬送用ローラ対19において、CD−RトレイQに対して送り力を発生させることができる。
尚、第3群従動ローラ163、163…は搬送用駆動ローラ19aに接近するが、CD−RトレイQとは対向していないので、第3群従動ローラ163、163…はCD−RトレイQをニップしない。
一方、第2群ホルダ152、152…の姿勢は、殆ど変位しない。即ち、第2群従動ローラ162、162…および第2群補助ローラ172、172…がCD−RトレイQから離間したままの状態である。
ここで、第2群従動ローラ162、162…および第2群補助ローラ172、172…は、前述したように幅方向Xにおいて、CD−R(符号R)と対向する構成である。
第1群ホルダ151、151…および第3群ホルダ153、153…の姿勢が変位した後、先ず、CD−RトレイQを記録時の送り方向上流側へ送る。そして、CD−R(符号R)のレーベル面Lが記録ヘッド13の上流側へ位置したとき、CD−RトレイQの上流側への送りを停止する。次に、CD−RトレイQを記録時の送り方向下流側へ送り始めると共に記録ヘッド13により記録を開始する。
そして、記録が完了すると共に、CD−RトレイQは、兼用スタッカ195まで送られる。従って、ユーザは、記録後のCD−RトレイQを取り出すことができる。この間、第1群従動ローラ161、161…および搬送用駆動ローラ19aが協働することによって、CD−RトレイQに送り力を発生させているので、精度良く確実にCD−RトレイQを上流側および下流側へ送ることができる。
また、搬送用ローラ対19がCD−RトレイQを送っている最中において、第2群従動ローラ162、162…および第2群補助ローラ172、172…がCD−R(符号R)のレーベル面Lと接触する虞がない。その結果、第2群従動ローラ162、162…および第2群補助ローラ172、172…の油脂が、レーベル面Lに付着することによるローラ痕が生じる虞がない。また、第2群従動ローラ162、162…および第2群補助ローラ172、172…の表面の凹凸が、レーベル面Lを傷つけることによるローラ痕が生じる虞がない。またさらに、第2群従動ローラ162、162…および第2群補助ローラ172、172…の軸の傾きにより、第2群従動ローラ162、162…および第2群補助ローラ172、172…の端部(角)が、レーベル面Lを傷つけることによるローラ痕が生じる虞がない。
またさらに、搬送用ローラ対19がCD−RトレイQを送っている最中において、第2群従動ローラ162、162…および第2群補助ローラ172、172…が、接触した状態でCD−R(符号R)とCD−RトレイQとの間を乗越える虞がない。従って、第2群従動ローラ162、162…および第2群補助ローラ172、172…とCD−R(符号R)との間の摩擦係数μ1と、第2群従動ローラ162、162…および第2群補助ローラ172、172…とCD−RトレイQとの間の摩擦係数μ2との差の影響を受ける虞がない。即ち、摩擦係数の変化によって送り力および送り量が変化する虞がない。その結果、送り量を安定させ、良好な記録を実行することができる。
尚、兼用スタッカ195を開いてCD−RトレイQをセットする際、第3群従動ローラ163、163…を搬送用駆動ローラ19aから離間するように上方へ変位させたが、必ずしも変位させなくてもよい。少なくとも第1群従動ローラ161、161…および第2群従動ローラ162、162…が上方へ変位すれば、CD−RトレイQをセットすることができるからである。
また、前記セットする際、第3群従動ローラ163、163…を上方へ変位させた場合、その後、CD−RトレイQを上流側および下流側へ送る際、第3群従動ローラ163、163…を下方へ変位させたが、必ずしも変位させなくてもよい。少なくとも第1群従動ローラ161、161…が下方へ変位すれば、送り力を発生させることができるからである。
また、CD−RトレイQをセットした後であって、CD−RトレイQを記録時の送り方向上流側および下流側へ送っている最中において、第2群ホルダ152、152…の姿勢を変位させてもよい。具体的には、第2群従動ローラ162、162…および第2群補助ローラ172、172…が、送り方向Yにおいて、CD−R(符号R)と対向するとき、上方へ変位するように制御する。一方、CD−R(符号R)と対向しないとき、下方へ変位してCD−RトレイQと接触するように制御してもよい。
係る場合、送り力を増大させることができる。CD−RトレイQが大きく重量があり、送り力が必要な場合に有効である。また、搬送用駆動ローラ19aおよび第2群従動ローラ162、162…とCD−RトレイQとの間の摩擦係数が小さく、十分な送り力を確保することが困難な場合に有効である。
以上説明したように、第4ガイド220は、第1群従動ローラ161、161…〜第3群従動ローラ163、163…が搬送用駆動ローラ19aから上方へ離間した状態において、CD−RトレイQの姿勢を補正するように構成されている。その後、第1群従動ローラ161、161…〜第3群従動ローラ163、163…が搬送用駆動ローラ19aに接近する状態となって、CD−RトレイQを送り方向上流側および下流側へ送るように構成されている。即ち、搬送用ローラ対19は、第4ガイド220がCD−RトレイQの姿勢を補正した後に、CD−RトレイQを挟持するように構成されている。従って、第1ガイド201〜第4ガイド220の4点でCD−RトレイQの姿勢を精度良く保持して案内することができる。
図23に示すのは、記録終了時における記録時の送り方向下流側からみた第4ガイドを示す斜視図である。
図23に示す如く、記録終了時において、CD−RトレイQは、第1ガイド201〜第4ガイド220の4点によって姿勢を保持されている。即ち、記録が開始されるときから終了するときまでの間、常にCD−RトレイQの姿勢は、4点で保持されている。その結果、CD−R(符号R)のレーベル面Lの中心に対して位置精度良く記録を実行することができる。
その後、CD−RトレイQは、さらに送り方向下流側に送られ、搬送用ローラ対19の挟持から解放される。従って、ユーザは、CD−RトレイQを記録装置100から容易に取り出すことができる。
尚、CD−RトレイQより幅広なボード紙P2をセットした場合、記録実行の指令があった後、第4ガイド220は送り経路230から退避した状態のまま、ボード紙P2が搬送用ローラ対19に挟持されるように構成されている。
また、CD−RトレイQより幅が狭いボード紙P2をセットした場合、記録実行の指令があった後、CD−RトレイQをセットした場合と同様、第4ガイド220が送り経路230に突出する。その後、ボード紙P2が搬送用ローラ対19に挟持されるように構成されている。そして、記録時の送り方向上流側へ送られて停止する。その後、下流側へ送られながら記録が実行される。
またさらに、ボード紙P2がセットされた際、第1群従動ローラ161、161…〜第3群従動ローラ163、163…は、搬送用駆動ローラ側へ接近する。従って、幅方向Xにおいて、全ての搬送用従動ローラ19bがボード紙P2と接触することができ、十分な送り力を発生させることができる。
ここで、セットされたのがボード紙P2であるかCD−RトレイQであるかの判断は、ドライバを介して記録データの内容で制御部(図示せず)が判断するように構成されている。
本実施形態の記録装置100は、第1の媒体の一例である普通紙P1(P)および第2の媒体の一例であるCD−RトレイQを案内可能な送り案内経路としての送り経路230と、送り経路上に設けられ、送られた普通紙P1(P)およびCD−RトレイQに記録ヘッド13により記録を実行する記録部120と、記録部120より記録時の送り方向上流側に設けられ、CD−RトレイQの幅方向Xをガイドする幅方向ガイドとしての第4ガイド220と、を備え、普通紙P1(P)が第1の送り方向Yである記録時の送り方向上流から下流側へ送られる場合、第4ガイド220は、送り経路230に対して退避し、CD−RトレイQが第2の送り方向である記録時の送り方向下流から上流側へ送られた後に第1の方向である記録時の送り方向上流から下流側へ送られる場合、第4ガイド220は、送り経路230から突出した状態であることを特徴とする。
また、本実施形態の記録装置100は、記録部120より記録時の送り方向下流側に固定された第1ガイド201と、送り方向Yに対する幅方向Xにおいて第1ガイド201と対向して幅方向Xに変位可能な第2ガイド202と、幅方向Xにおいて第1ガイド側であって記録部120より記録時の送り方向上流側に固定された第3ガイド213と、幅方向Xにおいて第3ガイド213と対向し、送り経路230に対して突出・退避可能な第4ガイド220と、を備えていることを特徴とする。
またさらに、本実施形態の記録装置100において、第1の送り方向は、記録時の送り方向上流から下流側へ向かう方向であり、第2の送り方向は、記録時の送り方向下流から上流側へ向かう方向であり、被記録媒体である第1の媒体の一例である普通紙P1(P)は、第1の送り方向である記録時の送り方向上流から下流側へ向かう方向で記録部120へ送られ、被記録媒体である第2の媒体の一例であるCD−RトレイQは、第2の送り方向である記録時の送り方向下流から上流側へ向かう方向で記録部120へ送られる構成であることを特徴とする。
また、本実施形態の記録装置100において、第4ガイド220は、動力源の一例であるAPG用モータ192の動力を受けて突出・退避が切り替わる構成であることを特徴とする。
またさらに、本実施形態の記録装置100において、普通紙P1(P)を送る場合において、所定サイズのCD−RトレイQより幅方向Xにおいて普通紙P1(P)が小さいとき、第4ガイド220は突出した状態であることを特徴とする。
本実施形態の記録装置100において、第4ガイド220は、突出する際、送り方向Yを軸に、第4ガイド220の先端が送り経路230にあるCD−RトレイQに接近する方向に回動する構成であることを特徴とする。
また、本実施形態の記録装置100において、普通紙P1(P)およびCD−RトレイQを送るローラ対としての搬送用ローラ対19を有し、搬送用ローラ対19が互いに離間した状態でCD−RトレイQが送り経路上にセットされ、その後、第4ガイド220が突出し、続いて、搬送用ローラ対19が接近移動してCD−RトレイQを挟持し送りながら、記録を実行することを特徴とする。
[他の実施形態1]
図24に示すのは、他の実施形態1に係る搬送部の概略を示す斜視図である。また、図25に示すのは、媒体案内下側部の下方からみた第4ガイドを示す下方拡大斜視図である。またさらに、図26に示すのは、CD−Rトレイ送り時における第4ガイドを示す斜視図である。また、図27に示すのは、図26の側断面図である。
尚、図24において、第4ガイドを位置の理解を容易にするため、媒体案内上側部の一部の図示は省略するものとする。
図24〜図27に示す如く、他の実施形態1に係る第4ガイド320は、ガイド支点軸321と、第1当接部322と、第2当接部323とを有している。このうち、ガイド支点軸321は、媒体案内下側部329に設けられたガイド軸受部331によって回動自在に幅方向Xに保持されている。また、ガイド支点軸321には、ねじりコイルばねであるガイドばね326が、設けられている。そして、ガイドばね326は、一端である第1腕部327と、他端である第2腕部328とを有している。このうち、第1腕部327は、媒体案内下側部329に設けられた第1係合部332と係合可能に設けられている。一方、第2腕部328は、媒体案内下側部329に設けられた第2係合部333と係合可能に設けられている。
尚、その他の部材については、前述した実施形態と同様であるので、同じ符号を用いると共にその説明は省略する。
第4ガイド320に外力が作用していない状態では、第4ガイド320は、媒体案内下側部329に設けられたガイド穴部330を介して媒体案内下側部329の上方である送り経路230に突出するように構成されている。該突出した第4ガイド320の姿勢をニュートラル位置という。具体的には、ガイドばね326の姿勢は、第1腕部327と第1係合部332との係合、および第2腕部328と第2係合部333との係合によって決められる。そして、第4ガイド320の姿勢は、第1当接部322と第1腕部327との当接、および第2当接部323と第2腕部328との当接によって決められる。従って、第4ガイド320は、ニュートラル位置に安定することができる。
また、図26および図27に示す如く、第4ガイド320は、幅方向Xにおいて、CD−RトレイQの80桁側を案内可能な位置に配設されている。
従って、CD−RトレイQをセットする際、第1ガイド201〜第4ガイド320の4点でCD−RトレイQの姿勢を保持することができる。即ち、第4ガイド320はニュートラル位置であって送り経路230へ突出した状態である。
その後、CD−RトレイQは、搬送用ローラ対19によって記録時の送り方向上流側に送られる。そして、CD−R(符号R)のレーベル面Lに対して記録が実行される。
尚、兼用スタッカ195を開いて、第1群従動ローラ161、161…〜第3群従動ローラ163、163…が搬送用駆動ローラ19aに対して接離移動することに関しては、前述した実施形態と同様である。
図28に示すのは、用紙送り時における第4ガイドを示す斜視図である。また、図29に示すのは、図28の側断面図である。
図28および図29に示す如く、所謂、普通紙である用紙P1が記録時の送り方向上流側から下流側へ送られる場合、用紙P1の先端は第4ガイド320と当接する。そして、第4ガイド320は、ガイドばね326の付勢力に抗して記録時の送り方向下流側へ倒されるように回動する。従って、送り経路230から退避することができる。その結果、用紙P1を送る際、用紙送りの妨げとなる虞がない。
図30に示すのは、ボード紙送り時における第4ガイドを示す斜視図である。また、図31に示すのは、図30の側断面図である。
図30および図31に示す如く、CD−RトレイQより幅広なボード紙P2が記録時の送り方向下流側から上流側へ送られる場合、ボード紙P2の先端は第4ガイド320と当接する。そして、第4ガイド320は、ガイドばね326の付勢力に抗して記録時の送り方向上流側へ倒されるように回動する。従って、送り経路230から退避することができる。その結果、ボード紙P2を送る際、ボード紙送りの妨げとなる虞がない。
尚、ボード紙P2の姿勢は、前述したように第1ガイド201〜第3ガイド213(図4および図5参照)の3点によって規制される。
図32に示すのは、記録時の送り方向下流側からみた第4ガイドを示す正面図である。また、図33に示すのは、第4ガイドを示す平面図である。
図32に示す如く、第4ガイド320の上方には、媒体の厚み方向Zに対して傾斜した第1テーパ部324が設けられている。
ここで、CD−RトレイQをセットする際に送り方向Yに対して傾いたCD−RトレイQによって第4ガイド320を退避させてしまう虞がある。係る場合、第4ガイド320には、ガイドばね326によってニュートラル位置に戻ろうとする力が作用する。
このとき、第4ガイド320は、ニュートラル位置に戻る際、第1テーパ部324を姿勢が傾いたCD−RトレイQと当接させることができる。そして、第1テーパ部324によってCD−RトレイQを送り方向Yに対して傾いていない正しい姿勢に変位させることができる。即ち、CD−RトレイQのセットにおいて、第4ガイド320は、退避した状態から突出する際に、CD−RトレイQを正しい姿勢に補正することができる。
図33に示す如く、第4ガイド320において、記録時の送り方向下流側には、送り方向Yに対して傾斜した第2テーパ部325が設けられている。
ここで、CD−RトレイQをセットする際に送り方向Yに対して傾いたCD−RトレイQによって第4ガイド320を、記録時の送り方向上流側に倒すように回動させ退避させてしまう虞がある。
このとき、第2テーパ部325は、ガイドばね326の付勢力と協働して、傾いたCD−RトレイQの先端を、幅方向Xにおいて第3群ホルダ側から第1群ホルダ側へ移動させることができる。即ち、CD−RトレイQのセットにおいて、CD−RトレイQを正しい姿勢に補正することができる。さらに、第2テーパ部325を設けることによって、第4ガイド320を退避させて第1テーパ部324を作用させるまでもなく、CD−RトレイQの姿勢を補正することができる。
他の実施形態1の第4ガイド320は、付勢手段であるガイドばね326によって突出方向へ付勢されていることを特徴とする。
また、他の実施形態1の第4ガイド320は、突出したときの先端に突出方向であるZ軸方向に対して傾斜した第1傾斜部としての第1テーパ部324を有することを特徴とする。
またさらに、他の実施形態1の第4ガイド320は、記録時の送り方向下流側に送り方向Yに対して傾斜した第2傾斜部としての第2テーパ部325を有することを特徴とする。
[他の実施形態2]
図34に示すのは、他の実施形態2に係る第4ガイドを示す斜視図である。
図34に示す如く、他の実施形態2に係る第4ガイド420は、ガイド当接部422と、ガイド支点軸421と、重り部423とを有する。
尚、その他の部材については、前述した実施形態と同様であるので、同じ符号を用いると共にその説明は省略する。
ガイド支点軸421を中心とした一端側のガイド当接部422は、送り経路230に突出可能に設けられている。一方の他端側の重り部423は、ガイド当接部422と比較して重くなるように構成されている。従って、第4ガイド420に対して外力が作用しない場合、第4ガイド420は、ニュートラル位置に安定することができる。即ち、他の実施形態1の構成と比較して、ガイドばねを必要としない。従って、より簡単に第4ガイド420を設けることができる。
他の実施形態2の第4ガイド420は、付勢手段である重り部423によって突出方向へ付勢されていることを特徴とする。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
ケーシングを取り外して記録装置の内部構造を示す斜視図。 記録装置の内部構造の概略を示す側断面図。 CD−Rトレイをセットしたときの内部構造の概略を示す斜視図。 CD−Rトレイをセットしたときの概略を示す平面図。 CD−Rトレイをセットしたときの概略を示す底面図。 本発明に係る第4ガイドまでの動力伝達を示す斜視図。 本発明に係る第4ガイドを示す拡大斜視図。 (A)(B)はCD−Rトレイ用スタッカの開閉動作を示す側面図。 送り方向上流側からみた第4ガイドを示す斜視図(スタッカ閉のとき)。 (A)(B)は従動ローラの位置を示す側面図(スタッカ閉のとき)。 送り方向上流側からみた第4ガイドを示す背面図(スタッカ閉のとき)。 送り方向上流側からみた第4ガイドを示す斜視図(スタッカ開のとき)。 (A)(B)は従動ローラの位置を示す側面図(スタッカ開のとき)。 送り方向上流側からみた第4ガイドを示す背面図(スタッカ開のとき)。 上流側からみた第4ガイドを示す斜視図(CD−Rトレイセット)。 (A)(B)は従動ローラの位置を示す側面図(CD−Rトレイセット)。 上流側からみた第4ガイドを示す背面図(CD−Rトレイセット)。 上流側からみた第4ガイドを示す斜視図(CD−Rトレイセット)。 上流側からみた第4ガイドを示す背面図(CD−Rトレイセット)。 記録時の送り方向上流側からみた第4ガイドを示す斜視図(記録時)。 (A)(B)は従動ローラの位置を示す側面図(記録時)。 記録時の送り方向上流側からみた第4ガイドを示す背面図(記録時)。 送り方向下流側からみた第4ガイドを示す斜視図(記録終了時)。 他の実施形態1に係る搬送部の概略を示す斜視図。 他の実施形態1に係る第4ガイドを示す下方拡大斜視図。 他の実施形態1の第4ガイドを示す斜視図(CD−Rトレイ送り時)。 他の実施形態1の第4ガイドを示す側断面図(CD−Rトレイ送り時)。 他の実施形態1の第4ガイドを示す斜視図(用紙送り時)。 他の実施形態1の第4ガイドを示す側断面図(用紙送り時)。 他の実施形態1の第4ガイドを示す斜視図(ボード紙送り時)。 他の実施形態1の第4ガイドを示す側断面図(ボード紙送り時)。 記録時の送り方向下流側からみた第4ガイドを示す正面図。 他の実施形態1の第4ガイドを示す平面図。 他の実施形態2に係る第4ガイドを示す斜視図。
符号の説明
2 自動給送装置、 3 プリンタ本体(記録装置本体)、5 給送用トレイ、
6 前面パネル、7 液晶モニタ画面、8 操作ボタン、9 メモリカード挿入部、
10 キャリッジ、11 無端ベルト、12 キャリッジガイド軸、13 記録ヘッド、
14 給送用ローラ、15 エッジガイド、16 ホッパ、
17 回転軸(給送用ローラの)、
18 (搬送用従動ローラ用の)ローラホルダ(媒体案内上側部)、19 搬送用ローラ対、
19a 搬送用駆動ローラ、19b 搬送用従動ローラ、20 排出用ローラ対、
20a 排出用駆動ローラ、20b 排出用従動ローラ、22 排出用補助従動ローラ、
26 記録ポジション、28 プラテン、30 給送用カセット、
50 排出用スタッカ、51 載置面、100 記録装置、110 給送部、
111 搬送部、120 記録部、130 排出部、140 基体部、
151 第1群ホルダ、152 第2群ホルダ、153 第3群ホルダ、
161 第1群従動ローラ、162 第2群従動ローラ、163 第3群従動ローラ、
171 第1群補助ローラ、172 第2群補助ローラ、173 第3群補助ローラ、
180 リフトカム、181 第1群カム、182 第2群カム、183 第3群カム、
190 ホルダ軸、192 APG用モータ、193 ギア輪列、
194 リフトカム軸、195 兼用スタッカ、196 回動支点、197 当接凸部、
198 スタッカ開閉センサ、199 センサレバー、200 第1目印、
201 第1ガイド、202 第2ガイド、210 媒体案内下側部、
211 ガイド穴部、212 ガイド軸受部、213 第3ガイド、
220 第4ガイド、221 ガイド支点軸、222 カムフォロア部、
223 ガイドばね、224 ガイドカム軸、225 ガイドカム部、
230 送り経路、320 (他の実施形態1の)第4ガイド、321 ガイド支点軸、
322 第1当接部、323 第2当接部、324 第1テーパ部、
325 第2テーパ部、326 ガイドばね、327 第1腕部、328 第2腕部、
329 媒体案内下側部、330 ガイド穴部、331 ガイド軸受部、
332 第1係合部、333 第2係合部、420 (他の実施形態2の)第4ガイド、
421 ガイド支点軸、422 ガイド当接部、423 重り部、L レーベル面、
P 用紙(被記録材)、P1 普通紙、P2 ボード紙、PG ギャップ、
Q CD−Rトレイ、Q1 第2目印、R CD−R、X 幅方向、Y 送り方向、
Z 媒体の厚み方向

Claims (10)

  1. 第1の媒体および第2の媒体を案内可能な送り案内経路と、
    該送り案内経路上に設けられ、送られた第1の媒体および第2の媒体に記録ヘッドにより記録を実行する記録部と、
    該記録部より記録時の送り方向上流側に設けられ、第2の媒体の幅方向をガイドする幅方向ガイドと、を備え、
    第1の媒体が第1の送り方向へ送られる場合、前記幅方向ガイドは、前記送り案内経路に対して退避し、
    第2の媒体が第2の送り方向へ送られた後に第1の方向へ送られる場合、前記幅方向ガイドは、前記送り案内経路から突出した状態である記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、前記記録部より記録時の送り方向下流側に固定された第1ガイドと、
    送り方向に対する幅方向において前記第1ガイドと対向して幅方向に変位可能な第2ガイドと、
    幅方向において前記第1ガイド側であって前記記録部より記録時の送り方向上流側に固定された第3ガイドと、
    幅方向において前記第3ガイドと対向する第4ガイドと、を備え、
    該第4ガイドは、前記幅方向ガイドである記録装置。
  3. 請求項1または2に記載の記録装置において、前記第1の送り方向は、記録時の送り方向上流から下流側へ向かう方向であり、
    前記第2の送り方向は、記録時の送り方向下流から上流側へ向かう方向であり、
    第1の媒体は、前記第1の送り方向で前記記録部へ送られ、
    第2の媒体は、前記第2の送り方向で前記記録部へ送られる構成である記録装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記録装置において、前記幅方向ガイドは、動力を受けて突出・退避が切り替わる構成である記録装置。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記録装置において、前記幅方向ガイドは、付勢手段によって突出方向へ付勢されている記録装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の記録装置において、第1の媒体を送る場合において、所定サイズの第2の媒体より幅方向において第1の媒体が小さいとき、前記幅方向ガイドは突出した状態である記録装置。
  7. 請求項1
    乃至6のいずれか1項に記載の記録装置において、前記幅方向ガイドは、突出したときの先端に突出方向に対して傾斜した第1傾斜部を有する記録装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の記録装置において、前記幅方向ガイドは、記録時の送り方向下流側に送り方向に対して傾斜した第2傾斜部を有する記録装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の記録装置において、前記幅方向ガイドは、突出する際、送り方向を軸に、該幅方向ガイドの先端が前記送り案内経路にある第2の媒体に接近する方向に回動する構成である記録装置。
  10. 請求項9に記載の記録装置において、第1の媒体および第2の媒体を送るローラ対を有し、
    該ローラ対が互いに離間した状態で第2の媒体が前記送り案内経路上にセットされ、
    その後、前記幅方向ガイドが突出し、
    続いて、前記ローラ対が接近移動して第2の媒体を挟持し送りながら、記録を実行する記録装置。
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