JP4893936B2 - 記録装置、液体噴射装置および動力伝達切り替え方法 - Google Patents
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Description
ここで、「非剛性媒体」とは、用紙、OHPシート等の可撓性を有した媒体をいう。また、「剛性媒体」とは、CD−Rを取り付けた専用CD−Rトレイ等の殆ど可撓性を有さない媒体をいう。
そこで、他の機構の動力源を、動力伝達切り替え装置を介して外部から視認することができる被駆動装置としての排出スタッカ昇降装置に用いることが考えられる。
また、前記第1被駆動装置のレスポンスがワンテンポ遅れた場合であっても、前記第1駆動手段のレスポンスの良さが強調され、前記第1駆動手段のレスポンスの良さを、記録装置全体としてのレスポンスの良さとして、ユーザに体感してもらうことができる。その結果、ユーザに安心感を与えることができる。
さらに、前記隙間を記録部ギャップ調整装置が自動で切り替え調整をする際、前記第1駆動手段は、低速モードで駆動する。従って、静粛性を高めることができる。
また、該ステップの開始レスポンスがワンテンポ遅れた場合であっても、前記第1駆動手段が高速モードで駆動し積極的に動作音を記録装置内部で発生させ、該第1駆動手段のレスポンスの良さを強調することができる。従って、ユーザは、何ら不快に感じることがない。
本発明の第3の態様によれば、第1または第2の態様と同様の作用効果に加え、前記記録部ギャップ調整装置の動作は、記録装置の内部で実行され、前記第1被駆動装置の動作は、記録装置の外部から視認することができるように構成されている。即ち、ユーザは前記第1被駆動装置の動作の開始を視認することができるように構成されている。従って、前記第1被駆動装置のレスポンスがワンテンポ遅れたと、ユーザに思われる虞がある。係る場合に前記高速モードは有効である。
さらに、排出用スタッカ全体でなく、第1排出スタッカのみを移動させるので、排出用スタッカ全体を移動させた場合と比較して、移動させる部材の重量が軽い。従って、前記第2駆動手段によって第1排出スタッカが移動するように構成されている場合は、その分だけ前記第2駆動手段を小型化することができる。
本発明の第8の態様によれば、第5から第7のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記第2排出スタッカは、第1の媒体および第2の媒体が排出される載置開口部を開閉するように設けられている。即ち、前記第2排出スタッカは、第1の媒体を載置する排出スタッカとしてだけでなく、カバー蓋を兼ねるように設けられている。従って、前記第2排出スタッカが開いた状態では、記録装置の外部から前記第1排出スタッカの移動を視認することができる。
本発明の第9の態様によれば、第1から第8のいずれか一の態様と同様の作用効果に加え、前記ユーザの指示は、前記記録装置に設けられた操作パネル部において入力されるように構成されている。即ち、ユーザは、パソコン等を介して記録装置に設けられた前記第1被駆動装置を遠隔操作するのではなく、記録装置に対して直接指示する。従って、ユーザは、自己の指示に対する記録装置のレスポンスの善し悪しを体感することができる。係る場合に前記高速モードは有効である。
本発明の第11の態様によれば、第1の態様と同様の作用効果を得ることができる。
次に、このようなインクジェットプリンタ100に対して設けられる本発明の排出スタッカ昇降装置について図面に基づいて具体的に説明する。
図4〜図6に示すのは、本発明の排出スタッカ昇降装置を示す正面斜視図である。このうち、図4は用紙記録モードにおける第1排出スタッカが第1の位置にある状態であり、図5はCD−R記録モードにおける第1排出スタッカが第2の位置にある状態である。そして、図6は、図5においてCD−Rトレイをセットした状態である。
尚、記録モードの切り替えは、記録情報データが、制御部900へ送られた時点で、制御部900が判断して、記録モードの切り替えを行うように設けてもよい。
また、図4〜図6において、図中X方向右側が1桁側であり、左側が80桁側である。
尚、排出用駆動ローラ20aおよび第2排出用従動ローラ503、503は、CD−Rを直接挟持するのではなく、CD−Rトレイ本体(Q)の主走査方向両側近傍を挟持するように2つ設けられている。従って、CD−Rに記憶されたデータ情報を破損する虞がない。また、CD−Rトレイの搬送精度を向上させるために、排出用駆動ローラ20aおよび第2排出用従動ローラ503、503だけでなく、搬送用ローラ19もCD−Rトレイを挟持して搬送するように構成してもよいのは勿論である。
また、第1排出スタッカ500が、搬送方向下流側へ移動するので、CD−RトレイQの重心を支持することの可能である。従って、CD−RトレイQの姿勢を安定させることができる。
図7〜図9に示すのは、本発明に係る排出スタッカ昇降装置への動力伝達を示す概略側面図である。このうち、図7は動力が切断された状態である。そして、図8は排出用駆動ローラの逆転状態で動力が伝達されている状態であり、図9は排出用駆動ローラの正転状態で動力が伝達されている状態である。
また、排出スタッカ昇降装置200は、基体部220と、動力伝達切り替え装置400から伝達された動力を第1排出スタッカ500へ伝達する動力伝達手段210と、第1の位置と第2の位置との間を移動する第1排出スタッカ500とを備えている。
ここで、送り用モータ920は、搬送用駆動ローラ19aおよび給送用ローラ14をも回動させるように構成されている。
図8に示す如く、カム軸302が時計方向へ回動して、弦部301bがレバー当接部303と対向すると、レバー部材304が時計方向へ回動する。そして、スライドバー430が図中左側へ移動する。さらに、スライドバー430の左側への移動に伴って、ロックレバー410が移動するので、遊星ギアホルダ部420は、ロックレバー410の規制から解除される。即ち、遊星ギアホルダ部420の解除状態である。従って、遊星ギアホルダ部420には、太陽ギア426の回動方向へ回動する力が発生する。このとき、排出用駆動ローラ20aは、用紙Pを上流側へ移動させることができる逆転方向である図中反時計方向へ回動している。そして、太陽ギア426は、排出用駆動ローラ20aと同じ方向へ回動するように設けられている。従って、遊星ギアホルダ部420は、太陽ギア426の回動支点軸425を支点に反時計方向へ回動して、第2遊星ギア424が第1ギア211と当接する。即ち、太陽ギア426の動力が、第2遊星ギア424を介して第1ギア211へ伝達される。このとき、第2遊星ギア424は時計方向へ回動しながら第1ギア211と当接するので、第1ギア211は反時計方向へ回動する。
一方、CD−R記録モードから用紙記録モードへ切り替える際、図7に示す状態からカム軸302が時計方向へ回動して、レバー部材304を図9に示す位置まで時計方向へ回動させる。そして、前述したように、遊星ギアホルダ部420をロックレバー410の規制から解除する。
このとき、図9に示す如く、排出用駆動ローラ20aは、用紙Pを下流側へ移動させることができる正転方向である図中時計方向へ回動している。従って、前述したように太陽ギア426も排出用駆動ローラ20aと同じ方向である時計方向へ回動する。そして、前述したように太陽ギア426は、遊星ギアホルダ部420を時計方向へ回動させる。
続いて、第1排出スタッカ500の第1の位置から第2の位置への移動について説明する。
ここで、第1の位置とは、用紙記録モードにおいて、記録されて排出用駆動ローラ20aによって排出された用紙Pを受け止めることができる位置であって、用紙Pを載置するため、排出用駆動ローラ20aより下方の位置をいう。
一方、第2の位置とは、CD−R記録モードにおいて、記録前のCD−Rを保持したCD−RトレイQを排出用駆動ローラ20aおよび第2排出用従動ローラ503、503からなる排出用ローラ対へ案内し、かつ、排出用駆動ローラ20aおよび第2排出用従動ローラ503、503からなる排出用ローラ対によって排出された記録後のCD−Rを保持したCD−RトレイQを受け止めることができる位置であって、第1排出スタッカ500のCD−Rトレイ案内面523が、排出用駆動ローラ20aの上端と略同じ高さとなる位置をいう。
図10に示す如く、排出スタッカ昇降装置200は、第1の位置と第2の位置との間を移動する第1排出スタッカ500、第1排出スタッカ500の搬送方向下流側に配設された第2排出スタッカ600、基体部側に設けられた排出用駆動ローラ20a、排出用駆動ローラ20aと協働して用紙Pを排出方向へ排出する第1排出用従動ローラ20b、20b、……を備えた排出フレーム部800、排出フレーム部800と第1排出スタッカ500とを連結する連結アーム部700、および排出用駆動ローラ20aの動力を第1排出スタッカ500へ伝達する動力伝達手段210を備えている。
また、第1排出スタッカ500は、主走査方向両側に一対設けられた第6溝部226、226と、主走査方向両側に連結アーム部700と係合する一対の第3溝部223、223とを備えている。そして、一対の第6溝部226、226の一面にはラック227、227が設けられ、前述した一対のピニオン219、219と噛み合うように構成されている。
連結アーム部700は、一端に第1排出スタッカ500の一対の第3溝部223、223に係合・案内される一対の第3突部701、701を備え、他端は排出フレーム部800における第4突部801が設けられた搬送方向下流側と回動自在に連結するように設けられている。
また、以下の説明において、主走査方向に一対設けられた第3突部、第4突部、第5突部、第3溝部、第4溝部および第5溝部については、左右同じ形状であり同期するので、片側のみについて説明するとして、他方側の説明は省略する。
また、第1排出スタッカ500の下流端が上昇すると、ホームポジション検出器230から離間するので、送り用モータ920のステップ数のカウントが開始される。
このとき、排出フレーム部800は、第4突部801と第4溝部224との係合、および第5突部802と第5溝部225との係合によって案内され搬送方向下流側、かつ、上方へ移動する。そして、排出フレーム部800の移動に伴って、排出フレーム部800に設けられた第1排出用従動ローラ20b、20b、……は、排出用駆動ローラ20aから離間する。
尚、排出フレーム部800の移動に伴って、排出用補助従動ローラ22、22、……(図3参照)も第1排出用従動ローラ20b、20b、……を同じ方向へ移動するように構成されている。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は搬送方向下流側へ移動する。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は搬送方向下流側へ移動する。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は搬送方向下流側へ移動する。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は搬送方向下流側へ移動する。
ここで、「平行」とは、CD−RトレイQを記録部110へ案内することおよび記録されたCD−RトレイQを受け止めることができる程度に、主走査方向Xおよび搬送方向(Y)に対して、略平行であることをいう。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は、前述したねじりコイルばねの付勢力を受けて、搬送方向上流側へ移動する。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は、前述したねじりコイルばねの付勢力を受けて、搬送方向上流側へ移動する。
また、前述したねじりコイルばねの付勢力によって、第1排出スタッカ500がラック227におけるピニオン219と噛み合っている箇所を支点として、第1排出スタッカ500が反時計方向へ回動する力が作用するが、第1排出スタッカ500の第1突部501が基体部220の第1溝部221の下部に押圧されているので、第1排出スタッカ500は、姿勢を精度良く保持することができる。
そして、第1排出スタッカ500の第2排出用従動ローラ503、503の下部が、基体部側の排出用駆動ローラ20aの上部と当接する位置で、ピニオン219の停止に伴って第1排出スタッカ500は停止する。図22に示す第1排出スタッカ500の停止位置が、CD−R記録モード時に第1排出スタッカ500がとる第2の位置である。このとき、第2排出用従動ローラ503、503は、図示しないばねの付勢力によって排出用駆動ローラ側へ揺動するように付勢されている。従って、CD−R記録モードにおいて、第2排出用従動ローラ503、503は、排出用駆動ローラ20aと協働してCD−RトレイQを挟持し、搬送方向上流および下流へCD−RトレイQを移動させることができる。
CD−R記録モードから用紙記録モードへ切り替えると、前述したように図7に示す動力伝達切り替え装置400によって動力伝達が切断された状態から、図9に示す動力伝達が接続された状態となる。このとき、排出用駆動ローラ20aが正転駆動、即ち、太陽ギア426が時計方向へ回動する。そして、太陽ギア426の動力が、動力伝達手段210によってピニオン219まで伝達される。従って、ピニオン219は反時計方向へ回動する。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は搬送方向下流側へ移動する。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は搬送方向上流側へ移動する。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は搬送方向上流側へ移動する。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は搬送方向上流側へ移動する。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、排出フレーム部800は搬送方向上流側へ移動する。
また、第1排出スタッカ500の移動に伴って、第4突部801と第4溝部224との係合、および第5突部802と第5溝部225との係合によって案内され搬送方向上流側、かつ、下方へ移動する。
また、第4突部801および第5突部802が、それぞれ基体部220の第4溝部224および第5溝部225の搬送方向上流端に度当たることによって、前述したねじりコイルばねの付勢力が、第1排出スタッカ500まで及ばない。
ここで、第1排出スタッカ500は、第1排出スタッカ500の搬送方向下流端が、第2排出スタッカ600の上流端より上流側に位置するまで、搬送方向上流側への平行移動するように設けられている。
図10に示す如く、図11に示す状態からさらにピニオン219が反時計方向へ回動すると、第1排出スタッカ500は、第1突部501を支点に、搬送方向下流端が下降して上流端と下流端との高低差がさらに小さくなるように、時計方向へ回動する。このとき、第1排出スタッカ500が、ホームポジション検出器230に当接する。そして、ホームポジション検出器230が第1排出スタッカ500を検出して送り用モータ920の駆動を停止してピニオン219の回動を停止する。従って、第1排出スタッカ500は、第1の位置に精度良く位置決めされる。
図23〜図25に示すのは、本発明に係る第2排出スタッカの開閉を示す側面図である。このうち、図23は第2排出スタッカが閉まっている状態であり、図24は開く途中の状態であり、図25は開いた状態である。
以上より、CD−R記録モードが選択された場合、ユーザは、CD−RトレイQを第1排出スタッカ500のCD−Rトレイ案内開口部522にセットするために、閉まった状態の第2排出スタッカ600を手動で開ける必要がない。
尚、ユーザが、手動で第2排出スタッカを開閉することができるのは勿論である。
図26に示すのは、本発明に係る第1排出スタッカの第2の位置を示す概略側面図である。また、図26は図6に示す状態の概略側面図でもある。
図26に示す如く、第1排出スタッカ500が第2の位置にあるとき、CD−RトレイQを、CD−Rトレイ案内開口部522からCD−Rトレイ案内面523に沿って挿入する。そして、図6に示すセット位置にセットすると、図26に示すように、CD−RトレイQの搬送方向上流端が、排出用駆動ローラ20aおよび第2排出用従動ローラ503、503によって挟持された状態となる。
尚、CD−Rトレイに換えて用紙を第1排出スタッカのCD−Rトレイ案内開口部に所謂、手差しセットしてもよいのは勿論である。
続いて、記録部ギャップ調整装置について説明する。
図27に示すのは、本発明に係る記録部ギャップ調整装置を示す斜視図である。また、図28に示すのは、本発明に係る記録部ギャップ調整装置の動力伝達を示す概略側面図である。
図27および図28に示す如く、記録部ギャップ調整装置300は、第1駆動手段としてのAPG(オートプラテンギャップまたはオートペーパーギャップ)モータ910を備えている。APGモータ910の駆動力は、APGモータ910に取り付けられたピニオンギアから、第1伝達歯車307、第2伝達歯車308、ポンプ部309、振子歯車310、APG減速輪列311を介しPG調整カム部301へ伝達される。基体部220に設けられたカム受け部312に支持されてPG調整カム部301が回動すると、前述したようにPG調整カム部301に対して偏心して設けられたキャリッジガイド軸12が、上下方向に移動するように設けられている。
尚、図28においてポンプ部309の歯車が反時計方向へ回転すると、キャップ部の内部を吸引し負圧にするように構成されている。
Wheelについてはセンサ検出の有無を表す。一方、横軸は、PG調整カム部の0°〜360°までの回転を表す。
尚、Flag Wheel(図示しない)は、PG調整カム部の回転に従って回動するように設けられている。
そして、PG調整カム部301が、0°の位置から所定の方向へ7.5°回転すると、センサ(図示せず)がFlag Wheel(図示せず)を検出する。ここで、センサは、一定の幅としてPG調整カム部301がさらに20°回転する間ONになるように設けられている。言い換えると、制御部900によって「PG−(小)」が選択された場合、前記20°の範囲内でPG調整カム部301が停止するように設けられている。
さらに32°回転する間、センサはOFFになり、その間にPGは2.35mmに変化する。さらに19°回転する間、センサはONになる。この状態が、「PG+(大)」である。
尚、図29中、括弧書きで示す角度は、Flag Wheelの回転角度である。PF調整カム部が揺動運動するため、Flag
WheelとPG調整カム部301との回転角度に僅かな差が生じる。
S14では、記録を実行する。具体的には、S11で受け取った記録データに基づき、用紙P、CD−R等に対して記録を実行する。そして、終了する。
wheelをセンサが「CDR」状態として検出している場合であれば、遊星ギアホルダ部420は解除状態であるので、動力伝達は接続状態と判断する。一方、Flag wheelをセンサが「CDR」以外の状態、即ち、「PG−(小)」、「PGtyp(標準)」、「PG+(大)」または「PG++(CD−R記録モード)」の状態として検出している場合であれば、遊星ギアホルダ部420は規制状態であるので、動力伝達は切断状態と判断する。そして、切断状態と判断した場合はS23へ進む。一方、接続状態と判断した場合はS24へ進む。
wheelを「CDR」状態として検出する位置でPG調整カム部301を停止する。従って、動力伝達切り替え装置400の動力伝達状態は、接続状態となる。そして、S24へ進む。
wheelを「CDR」以外の状態として検出する位置でPG調整カム部301を停止する。このとき、通常は「PG−(小)」の状態に戻されるように設けられている。次の記録データが予め判断できる場合は、それに適したPGとなるように自動PG動作を実行するのが望ましい。
wheelを「PG++(CDR記録モード)」状態として検出する位置でPG調整カム部301を停止するように構成するのが望ましい。
一方、第1排出スタッカ500が第2の位置から第1の位置へ移動し、次に記録データが普通紙に対しての記録実行である場合、センサがFlag
wheelを「PG−(小)」または「PGtyp(標準)」状態として検出する位置でPG調整カム部301を停止するように構成するのが望ましい。
そして、終了する。
その結果、ユーザの待ち時間を短縮することができる。
その結果、ユーザに安心感を与えることができる。
さらに、本実施形態の記録装置100は、記録部ギャップ調整装置300の動作は、記録装置100の内部で実行され、排出スタッカ昇降装置200の動作は、記録装置100の外部から視認することができるように構成されていることを特徴とする。
またさらに、ユーザの指示は、記録装置100に設けられた操作パネル部としての前面パネル6の操作ボタン8において入力されるように構成されていることを特徴とする。
5 給送用トレイ、 6 前面パネル、7 液晶モニタ画面、8 操作ボタン、
9 メモリカード挿入部、10 キャリッジ、11 無端ベルト、
12 キャリッジガイド軸、13 記録ヘッド、14 給送用ローラ、
15 エッジガイド、16 ホッパ、17 回転軸(給送用ローラの)、
18 ローラホルダ(搬送用従動ローラ用の)、19 搬送用ローラ、
19a 搬送用駆動ローラ、19b 搬送用従動ローラ、20 排出用ローラ、
20a 排出用駆動ローラ、20b 第1排出用従動ローラ、
22 排出用補助従動ローラ、26 記録ポジション、28 プラテン、
30 給送用カセット、50 排出用スタッカ、51 載置面、
100 インクジェットプリンタ(記録装置)、110 記録部、120 排出部、
200 排出スタッカ昇降装置、210 動力伝達手段、211 第1ギア、
212 第2ギア、213 第3ギア、214 第4ギア、215 第5ギア、
216 第6ギア、217 第7ギア、218 第8ギア、219 ピニオン、
220 基体部、221 第1溝部、222 第2溝部、223 第3溝部、
224 第4溝部、225 第5溝部、226 第6溝部、227 ラック、
228 姿勢規制部、230 ホームポジション検出器、250 カバー規制部、
260 載置開口部、270 動力伝達シャフト、300 記録部ギャップ調整装置、
301 PG調整カム部、301a 弧部、301b 弦部、302 カム軸、
303 レバー当接部、304 レバー部材、305 レバー軸、
307 第1伝達歯車、308 第2伝達歯車、309 ポンプ部、
310 振子歯車、311 APG減速輪列、312 カム受け部、
400 動力伝達切り替え装置、410 ロックレバー、420 遊星ギアホルダ部、
423 第1遊星ギア、424 第2遊星ギア、425 回動支点軸(太陽ギアの)、
426 太陽ギア、430 スライドバー、431 バーガイド、
500 第1排出スタッカ、501 第1突部、502 揺動軸、
503 第2排出用従動ローラ、504 第2突部、510 第1載置部、
520 当接面、521 当接突部、522 CD−Rトレイ案内開口部、
523 CD−Rトレイ案内面、600 第2排出スタッカ、601 カバー軸、
610 第2載置部、700 連結アーム部、701 第3突部、
800 排出フレーム部、801 第4突部、802 第5突部、
900 制御部、910 APGモータ、920 送り用モータ、
C インクカートリッジ、P 用紙(被記録材)、Q CD−Rトレイ、
X 主走査方向、Y 副走査方向、PG ギャップ
Claims (11)
- 被記録媒体に対してインクを吐出して記録を実行する記録部と、記録時における被記録媒体と前記記録部との隙間を第1駆動手段の動力によって自動で切り替え調整をする記録部ギャップ調整装置と、該記録部ギャップ調整装置によって動力伝達切り替え装置の動力伝達が切り替えられ動作する第1被駆動装置と、を備えた記録装置であって、
前記第1駆動手段は、少なくとも低速で駆動する低速モードおよび高速で駆動する高速モードで、前記記録部ギャップ調整装置の前記調整をし、
前記隙間を記録部ギャップ調整装置が自動で切り替え調整をする際、
前記第1駆動手段は、低速モードで駆動し、
ユーザの指示により、前記第1被駆動装置を動作させる際、
前記第1駆動手段は、高速モードで駆動し前記記録部ギャップ調整装置を動作させ、前記動力伝達切り替え装置の前記第1被駆動装置への動力伝達を接続状態に切り替えるように構成されていることを特徴とする記録装置。 - 請求項1に記載の記録装置において、前記第1被駆動装置を動作させた際、
前記第1駆動手段は、高速モードで駆動し前記記録部ギャップ調整装置を動作させ、前記動力伝達切り替え装置の前記第1被駆動装置への動力伝達を切断状態に切り替えるように構成されていることを特徴とする記録装置。 - 請求項1または2に記載の記録装置において、
前記記録部ギャップ調整装置の動作は、記録装置の内部で実行され、
前記第1被駆動装置の動作は、記録装置の外部から視認することができるように構成されていることを特徴とする記録装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の記録装置において、前記記録装置は、第2駆動手段によって駆動する第2被駆動装置を備え、該第2被駆動装置は、前記第2駆動手段と動力伝達が常時接続され、
前記第1被駆動装置は、前記第2駆動手段の動力によって駆動し、前記動力伝達切り替え装置によって動力伝達状態が切り替えられるように構成されていることを特徴とする記録装置。 - 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の記録装置において、前記第1被駆動装置は、排出スタッカ昇降装置であり、
該排出スタッカ昇降装置は、記録された被記録媒体である第1の媒体を載置する第1の位置、および第1の媒体と被記録媒体である第2の媒体とを記録部へ案内し、かつ、記録された第1の媒体と第2の媒体とを受け止める第2の位置へ移動する第1排出スタッカを備えていることを特徴とする記録装置。 - 請求項5に記載の記録装置において、前記第1の位置における前記第1排出スタッカの搬送方向下流側には、該第1排出スタッカと共に第1の媒体を載置する第2排出スタッカが配設され、
前記第1排出スタッカは、前記第1の位置から前記第2の位置へ移動する際、
先ず、該第1排出スタッカの搬送方向下流側の位置を、前記第2排出スタッカの搬送方向上流側より高い位置まで上昇させて、該第1排出スタッカの姿勢を傾かせ、
次に、姿勢が傾いた該第1排出スタッカを、記録時の搬送方向下流側へ移動させ、
その後、該第1排出スタッカの搬送方向上流側を、該第1排出スタッカに設けられ、第1の媒体と第2の媒体とを案内する媒体案内面の姿勢が、主走査方向および搬送方向に対して、平行になるように上昇させるように構成されていることを特徴とする記録装置。 - 請求項5または6に記載の記録装置において、前記第2被駆動装置は、排出スタッカ昇降装置の基体部側に設けられ、第1の媒体および第2の媒体を搬送方向へ移動させる排出用駆動ローラであり、
前記第1排出スタッカの前記第1の位置と前記第2の位置との間の移動は、前記排出用駆動ローラを駆動させる前記第2駆動手段の駆動力を利用して行うように構成されていることを特徴とする記録装置。 - 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の記録装置において、前記第2排出スタッカは、第1の媒体および第2の媒体が排出される載置開口部を開閉するように設けられていることを特徴とする記録装置。
- 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の記録装置において、前記ユーザの指示は、前記記録装置に設けられた操作パネル部において入力されるように構成されていることを特徴とする記録装置。
- 被液体噴射媒体に対して液体を噴射して液体噴射を実行する液体噴射部と、液体噴射時における被液体噴射媒体と前記液体噴射部との隙間を第1駆動手段の動力によって自動で切り替え調整をする液体噴射部ギャップ調整装置と、該液体噴射部ギャップ調整装置によって動力伝達切り替え装置の動力伝達が切り替えられ動作する第1被駆動装置と、を備えた液体噴射装置であって、
前記第1駆動手段は、少なくとも低速で駆動する低速モードおよび高速で駆動する高速モードで、前記液体噴射部ギャップ調整装置を前記調整し、
前記隙間を液体噴射部ギャップ調整装置が自動で切り替え調整をする際、
前記第1駆動手段は、低速モードで駆動し、
ユーザの指示により、前記第1被駆動装置を動作させる際、
前記第1駆動手段は、高速モードで駆動し前記液体噴射部ギャップ調整装置を動作させ、前記動力伝達切り替え装置の前記第1被駆動装置への動力伝達を接続状態に切り替えるように構成されていることを特徴とする液体噴射装置。 - 被記録媒体に対してインクを吐出して記録を実行する記録部と、記録時における被記録媒体と前記記録部との隙間を第1駆動手段の動力によって自動で切り替え調整をする記録部ギャップ調整装置と、該記録部ギャップ調整装置によって動力伝達切り替え装置の動力伝達が切り替えられ動作する第1被駆動装置と、を備えた記録装置における動力伝達切り替え方法であって、
前記第1駆動手段は、制御部によって、少なくとも低速で駆動する低速モードおよび高速で駆動する高速モードで、前記記録部ギャップ調整装置の前記調整をすることが可能に構成され、
前記隙間を記録部ギャップ調整装置が自動で切り替え調整をする際、
前記制御部は、前記第1駆動手段を、低速モードで駆動させ、
ユーザの指示により、前記第1被駆動装置を動作させる際、
前記制御部は、前記第1駆動手段を、高速モードで駆動させ前記記録部ギャップ調整装置を動作させ、前記動力伝達切り替え装置の前記第1被駆動装置への動力伝達を接続状態に切り替えるように構成されていることを特徴とする動力伝達切り替え方法。
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