JP4168279B2 - クラッチ装置及び該クラッチ装置を備えた記録装置 - Google Patents
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Description
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
上記第2の態様によれば、選択的に回転駆動される前記第2の回転駆動対象が、搬送ローラへ被記録媒体を給送する給送ローラであるので、被記録媒体の給送時以外に、キャリッジの位置に関わりなく、前記第1の回転駆動対象である搬送ローラを自在に正逆駆動することが可能となる。
上記第5の態様によれば、被記録媒体に記録を行う記録装置において、上記第1から第4の態様のいずれかと同様な作用効果を得ることができる。
上記第6の態様によれば、前記キャリッジの主走査領域の端部に前記クラッチ装置を備え、前記クラッチ装置が設けられた側とは反対側の端部には、前記第2のモータによって駆動される第3の回転駆動対象への動力伝達のオン及びオフの切り替えを行う第2のクラッチ装置を備えているので、当該第2のクラッチ装置の動力伝達のオン及びオフをキャリッジで実行する際においても、前記給送ローラへ動力伝達する状態に切り替わることがなく、前記第1の回転駆動対象である搬送ローラを自在に正逆駆動することができる。
上記第7の態様によれば、上記第2のクラッチ装置によって動力が伝達される第3の回転駆動対象が、被記録媒体をセット可能なプレート形状を成すトレイを駆動するトレイ駆動手段であるので、前記給送ローラへ動力を伝達することなく、搬送ローラを自在に正逆駆動して、前記トレイを自在に搬送駆動することができる。
上記態様によれば、ホッパを押圧するカム手段を構成する第1の歯車と第2の歯車とには、互いに嵌合可能な歯形の異なる(それぞれの歯車において歯形が特殊な)異形歯部が形成されるが、当該異形歯部が嵌合したタイミングで当該異形歯部に大きな負荷が掛かると、異形歯部の性質上歯飛びを招きやすい。しかし、当該異形歯部が嵌合するタイミングと、ホッパ押圧タイミング即ち第1の歯車と第2の歯車との噛み合い部における噛み合い負荷が最大となるタイミングと、が一致しない様に構成されているので、上述した歯飛びの発生を防止することが可能となる。
本態様によれば、被記録媒体戻しレバーが被記録媒体を上流側に戻すタイミングが、前記給送ローラと前記摩擦分離材との圧接状態が解除されるタイミングと略一致する様に構成されていることから、被記録媒体が給送ローラの回転に伴って被記録媒体戻しレバーの下流側に進むことを防止でき、或いは、被記録媒体が給送ローラと摩擦分離材とに挟圧されたまま被記録媒体戻しレバーが被記録媒体の戻し動作を実行することを防止できる。従って、被記録媒体戻しレバーの動作タイミングが最適化されて、重送されようとする被記録媒体を確実に上流側に戻すことができる。
先ず、図1乃至図5を参照しながら本発明に係る「記録装置」、「液体噴射装置」の一例としてのインクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と言う)1の概略構成について説明する。ここで、図1はプリンタ1の外観斜視図であり、図2は外部ハウジングを取り外した状態の同外観斜視図、図3はプリンタ1の側断面概略図、図4はサイドフレーム左7近傍の斜視図、図5はキャリッジ13が果たす機能を説明する為の概念図である。
ここで、トレイガイド34はメインフレーム5に取り付けられた小フレーム40を介してメインフレーム5に取り付けられるが、トレイガイド34の側には小フレーム40に対して突出するボス34bが形成されていて、小フレーム40の側にはボス34bが隙間なく嵌合する穴(図示せず)が形成されている。従ってこれにより、トレイガイド34のメインフレーム5に対する位置が正確に定まり、トレイ33を正しい姿勢でガイドすることが可能となっている。
尚、符号36で示す係合ピン36は、上記自動ギャップ調節装置35が備えるものであり、キャリッジ13によって押圧されることにより、PFモータ29からの動力伝達がオフ状態からオン状態に切り替わり、PFモータ29の回転によって前記ギャップが変化する様に構成されている。
そして更にキャリッジ13がHOME側に移動すると、図8及び図11に示す様に再びレバー部材60の揺動動作を拘束する状態となる。従って、トリガ部材63はそのスライド範囲内において一部分にのみトリガオン位置を有し、それ以外の部分は、全てトリガオフ位置となる。
尚、上述した給送ローラ軸28aの様に選択的に回転駆動すべき駆動対象はこれに限られず、他のどの様な駆動対象であっても構わない。
先ず、図28及び図29を参照しながら搬送従動ローラホルダ27について説明する。図28において、搬送従動ローラホルダ27は、図3に示した搬送従動ローラ22を軸支するホルダであり、1つの搬送従動ローラホルダ27に、2つの搬送従動ローラ22が自由回転可能に軸支される様になっている。
25a 揺動軸、25b カム部、26 摩擦分離材、27 搬送従動ローラホルダ、28 給送ローラ、28a 給送ローラ軸、29 PFモータ、30 給紙トレイ、31 ホッパ、33 ディスクトレイ、34 トレイガイド、35 自動ギャップ調節装置、36 係合ピン、37、38 歯車、39 トレイガイド、40 小フレーム、41 レバー、42、43 歯車、50 クラッチ装置、51 被伝達部材、52 リング状部材、52a 揺動軸、52b 歯部、52c 突起部、53 ラチェット歯車、54〜58 歯車、59 軸、60 レバー部材、60a レバー部、60b 突起、63 スライド部材、63a 溝部、63b 係合部、64 小フレーム、65 引っ張りコイルばね、66a、66b 弾性材、67a、67b スライダ、68 空隙、71 伝達歯車、71a 異形歯部、71b マーク、73 カム歯車、73a カム部、73b 異形歯部、73c マーク、74 戻しレバーカム、77 ホッパ押し上げ板、78 ホッパカム、79 ホッパばね、80 給紙トレイ、81 支持部材、82〜84 エッジガイド、D ディスク、P 記録用紙
Claims (3)
- 第1のモータによって主走査方向に往復駆動される、被記録媒体に記録を行う記録ヘッドを備えたキャリッジと、
第2のモータによって回転駆動される第1の回転駆動対象と、
前記第2のモータとの間に動力伝達のオン及びオフの切り替えを行うクラッチ装置を介することによって選択的に回転駆動される第2の回転駆動対象と、を備えた、被記録媒体に記録を行う記録装置において、前記第1の回転駆動対象の回転方向の切り替わりによって前記第2のモータから前記第2の回転駆動対象への動力伝達状態をオフ状態からオン状態に切り替える様に構成された前記クラッチ装置であって、
前記第2のモータによって回転駆動される回転体との間の摩擦力によって揺動駆動されるレバー部材と、
前記レバー部材と係合可能に設けられ、前記第1の回転駆動対象の回転方向の切り替わりによって前記レバー部材と係合すると、前記第2のモータから前記第2の回転駆動対象への動力伝達状態をオン状態からオフ状態に切り替え、且つ、前記第1の回転駆動対象の回転方向の切り替わりによって前記レバー部材と係合解除すると、前記第2のモータから前記第2の回転駆動対象への動力伝達状態をオフ状態からオン状態に切り替える様に構成されたクラッチ手段と、
主走査方向にスライド可能に設けられ、スライドすることにより、前記レバー部材の揺動動作を拘束して前記レバー部材を前記クラッチ手段との係合状態に保持するトリガオフ位置と、前記レバー部材の揺動動作を拘束しないトリガオン位置と、を変位する様に構成されたトリガ部材と、
前記トリガ部材を前記トリガオフ位置に保持する様に付勢する付勢手段と、を備え、
前記クラッチ手段は、前記第1の回転駆動対象から動力を受け、前記第1の回転駆動対象の回転に伴って回転するラチェット歯車と、
前記ラチェット歯車と噛合可能な歯部及び前記レバー部材と係合可能な突起部を備えるとともに揺動可能に設けられ、前記レバー部材と係合解除して前記歯部が前記ラチェット歯車と噛合する第1状態と、前記レバー部材と係合して前記歯部が前記ラチェット歯車との噛合を解除する第2状態と、を揺動することにより切り替える揺動部材と、
前記揺動部材が揺動可能に取り付けられ、前記揺動部材が前記第1状態にある際に、前記揺動部材を介して前記ラチェット歯車から動力を受けて前記揺動部材と共に回動し、前記第2の回転駆動対象へと動力を伝達する被伝達部材と、を備えて構成されており、
前記トリガ部材が前記キャリッジと係合可能に設けられ、前記トリガオフ位置から前記トリガオン位置へは前記キャリッジの変位動作によって移動し、且つ、前記キャリッジと係合しない非係合状態では前記付勢手段によって前記トリガオフ位置に保持される、
ことを特徴とするクラッチ装置。 - 請求項1に記載のクラッチ装置において、前記トリガ部材に、当該トリガ部材のスライド方向に延びる長溝が形成されるとともに、当該長溝に、前記トリガ部材のスライド方向に延びるプレート材が嵌入することで、前記トリガ部材が前記プレート材によってガイドされながらスライド動作する様に構成され、
更に前記トリガ部材には、前記プレート材のプレート面に交差する方向に突出する付勢手段取付部が形成されるとともに、当該付勢手段取付部に、前記付勢手段の付勢力が作用する様に構成されていて、
前記トリガ部材の前記長溝内に、前記プレート材のプレート面に向けて突出する様な形状を成すスライダ部が、前記付勢手段の付勢力によって前記プレート材のプレート面に圧接する位置に設けられたことにより、前記トリガ部材の前記プレート材に対する姿勢が規制される様に構成されている、
ことを特徴とするクラッチ装置。 - 被記録媒体に記録を行う記録装置であって、請求項1または2に記載の前記クラッチ装置を備えている、
ことを特徴とする記録装置。
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