JP5747978B2 - ロール紙プリンター - Google Patents

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Description

本発明は、印刷ヘッドによる記録媒体の印刷位置を規定しているプラテンを、当該印刷位置から離れた位置に移動させて当該印刷位置を経由する記録媒体の搬送路を開放状態に切り替えることができるプリンターのプラテン支持機構に関する。
この種のプラテン支持機構は例えばロール紙収納部を備えたロール紙プリンターに組み込まれている。ロール紙プリンターでは、ロール紙の交換時にはロール紙収納部の開閉蓋を開き、ロール紙を交換すると共にロール紙から引き出した長尺状の記録紙を印刷ヘッドの印刷位置を経由する搬送路にセットする必要がある。このような作業を簡単に行うことができるように、プラテン支持機構は、ロール紙収納部の開閉蓋を開けると、それに連動してプラテンも印刷位置(プリンター本体側に搭載されている印刷ヘッド)から離れた開き位置に移動して記録紙搬送路を開放状態に切り替わるように構成されている。
このようなプラテン支持機構(開閉蓋の開閉機構)は特許文献1に開示されている。ここに開示のプラテン支持機構では、プラテンが搭載されているプラテンユニットを4節の平行リンク機構によって支持し、ロール紙収納部の真上に位置しているプラテンユニットを、その姿勢を水平状態に維持したまま開閉蓋と一緒にプリンター前方に向けて円弧状の移動軌跡に沿って移動させるようにしている。プラテンユニットが水平状態のまま前方に倒れるので、プラテンユニットの下側に収納されているロール紙などに干渉することなくプラテンユニットを開けることができる。
特開2001−158142号公報
4節の平行リンク機構を用いたプラテン支持機構では、プラテンユニットを支持している前後のリンクが前方に倒れるに連れてプラテンユニットも徐々に降下していく。したがって、ロール紙収納部を通り過ぎるまでの間はプラテンユニットの下端がロール紙収納部に収納されているロール紙に干渉しないように、プラテンユニットの下側には十分な隙間を開けておく必要がある。
すなわち、最も径の大きな新たなロール紙が収納された状態において、当該ロール紙とプラテンユニットの間に十分な隙間を開けておく必要がある。この隙間はプラテンユニットの移動のためのみに必要なものであり、当該隙間を無くすことができれば、ロール紙プリンターの高さ寸法を小さくすることができるので、プリンターの小型化に極めて有利である。
本発明の課題は、この点に鑑みて、プラテンを移動させて記録媒体の搬送経路を開放状態に切り替える際に必要なプラテンの移動のためのスペースを可能な限り少なくすることのできるプリンターのプラテン支持機構を提案することにある。
また、本発明の課題は、ロール紙収納部の開閉蓋に連動して開閉するプラテンの移動に必要なスペースを可能な限り小さくできるプラテン支持機構を備えたロール紙プリンターを提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、
印刷ヘッドの印刷位置を規定するプラテンを備えたプラテンユニットを、前記プラテンが前記印刷位置を規定している状態にある閉じ位置と、当該閉じ位置から離れた開き位置との間で移動可能に支持しているプリンターのプラテン支持機構であって、
前記プラテンユニットを、前記閉じ位置から第1移動軌跡に沿って前記開き位置に至る途中の途中位置までガイドするガイド機構と、
前記第1移動軌跡に沿って案内される前記プラテンユニットを所定の姿勢に維持すると共に、前記途中位置から前記開き位置まで前記プラテンユニットを所定の姿勢に維持した状態で円弧状の第2移動軌跡に沿って移動させる6節リンク機構とを有し、
前記6節リンク機構は、第1リンクおよび第2リンクが第1ピン節点を介して直列に連結された構成の第1複合リンクと、第3リンクおよび第4リンクが第2ピン節点を介して直列に連結された構成の第2複合リンクと、前記第1複合リンクの前記第1ピン節点および前記第2複合リンクの前記第2ピン節点の間に架け渡されている第5リンクとを備えており、
前記第1複合リンクの一端および前記第2複合リンクの一端は、前記プラテンユニットの前記閉じ位置から前記開き位置への開き方向に沿って見た場合に、所定の距離だけ離れた前後の定まった位置にある第3ピン節点および第4ピン節点に、それぞれ、連結されており、
前記第1複合リンクの他端および前記第2複合リンクの他端は、前記開き方向に沿って見た場合に、前記プラテンユニットにおける所定の距離だけ離れた前後の部位に、それぞれ、第5ピン節点および第6ピン節点を介して連結されており、
前記プラテンユニットが前記第1移動軌跡上にある状態では、前記第3ピン節点と前記第5ピン節点の間隔、および、前記第4ピン節点と前記第6ピン節点の間の間隔が共にそれらの最大間隔よりも狭く、前記プラテンユニットが前記第1移動軌跡から前記第2移動軌跡に移ると、前記間隔のそれぞれが最大間隔に広がることを特徴としている。
本発明のプラテン支持機構では、プラテンユニットが閉じ位置から第1移動軌跡に沿って移動する間は、ガイド機構によって案内されると共に、6節リンク機構によって姿勢が一定の状態に保持される。第1移動軌跡に沿って案内される間は、プラテンユニットを支持している6節リンク機構の前後の第1複合リンクおよび第2複合リンクは、それらの両端のピン節点の間隔が最大間隔よりも狭い。すなわち、第1、第2複合リンクは第1、第2ピン節点を中心として折り曲げられた状態で移動する。
プラテンユニットが第1移動軌跡から第2移動軌跡に移ると、6節リンク機構の前後の第1、第2複合リンクのそれぞれにおける両端のピン節点の間隔が最大間隔に広がる。すなわち、第1、第2複合リンクが伸びきった状態になり、この後は、第1、第2複合リンクは、それぞれ固定長のリンクとして機能する。この結果、プラテンユニットは、その開き方向の前後に取り付けられている第1、第2複合リンクを備えた4節の平行リンク機構によって支持された状態が形成される。よって、固定長の第1、第2複合リンクによってプラテンはその姿勢が維持された状態のままで円弧状の第2移動軌跡に沿って開き位置まで移動する。
このように、本発明のプラテン支持機構では、第1移動軌跡に沿って移動する間は、プラテンユニットが、折り曲げられて短い長さの状態にある第1、第2複合リンクによって支持され、第1移動軌跡から第2移動軌跡に移った後は、最大長に延びた第1、第2複合リンクによって大きな半径の円弧状の第2移動軌跡に沿って移動する。
固定長の4節の平行リンク機構を用いる場合には、最初からプラテンユニットを前後の長いリンクによって大きな半径の円弧状の移動軌跡に沿って移動させる必要がある。これに対して、本発明では、第1移動軌跡を自由な経路に設定することができ、例えば直線の第1移動軌跡を用いることができる。よって、プラテンユニットを閉じ位置から円弧状の移動軌跡に沿って移動させる場合に比べて、第1移動軌跡に沿ってプラテンユニットを移動させるために必要なスペースが少なくて済む。したがって、その分、プリンターの小型化を図ることができる。
本発明において、前記ガイド機構は、前記第1移動軌跡を規定しているプラテンユニットガイド溝と、当該プラテンユニットガイド溝に沿ってスライド可能なスライド部材とを備えた構成とすることができる。この場合、前記プラテンユニットに、前記プラテンユニットガイド溝および前記スライド部材のうちの一方の部位を配置し、プリンター本体フレームの側に、前記プラテンユニットガイド溝および前記スライド部材のうちの他方の部位を配置すればよい。
ここで、前記プラテンユニットに、前記第2複合リンクの前記第6ピン節点の回動中心を規定している軸部材を配置し、前記スライド部材を当該軸部材の両側の軸端部とすることができる。この場合には、前記プリンター本体フレームにおける前記軸端部のそれぞれに対峙するフレーム部分に前記プラテンユニットガイド溝を形成しておけばよい。
次に、本発明のプラテン支持機構は、前記プラテンユニットが前記第2移動軌跡上にある場合に、前記第3ピン節点と前記第5ピン節点の間隔、および、前記第4ピン節点と前記第6ピン節点の間隔を、それぞれの最大間隔に保持する保持機構を有していることを特徴としている。
プラテンユニットが第1移動軌跡から第2移動軌跡に移る際に、6節リンク機構における前後の第1、第2複合リンクが伸びきった状態になり、プラテンユニットが円弧状の第2移動軌跡に引き渡される。円弧状の第2移動軌跡から第1の移動軌跡に戻る際に、第1、第2複合リンクが伸びきった状態になっていないと、これらによって支持されているプラテンユニットに位置ずれが発生し、第2移動軌跡から第1移動軌跡への引き渡しをスムーズに行うことができない。例えば、第1移動軌跡を規定しているガイド機構のプラテンユニットガイド溝に、プラテンユニットの側の軸端部がスムーズに入り込むことができずに、当該プラテンユニットガイド溝が形成されているプリンター本体フレームの部分に軸端部が衝突する可能性がある。
本発明では、第2移動軌跡に沿って移動する間は保持機構によって第1、第2複合リンクを伸びきった状態に保持しているので、プラテンユニットが円弧状の第2移動軌跡から第1移動軌跡に戻る際の位置ズレを防止でき、プラテンユニットをスムーズに第1移動軌跡に戻すことができる。
ここで、前記保持機構としては引張りコイルばねを用いることができる。この場合には、当該引張りコイルばねの一方の第1端を前記第2複合リンクの前記第2ピン節点に連結し、当該引張りコイルばねの他方の第2端を、前記プラテンユニットの前記開き方向に沿って見た場合に、前記プリンター本体フレームにおける前記第2ピン節点よりも後ろ側に位置する部位に取り付けておけばよい。プラテンユニットの開き方向への移動に伴って第2ピン節点も開き方向に移動する。したがって、前記プラテンフレームが前記第2移動軌跡上にある間は、前記引張りコイルばねが所定の伸び状態となるように保持することができる。引張りコイルばねのばね力によって後側の第2複合リンクが伸びきった状態となるように引かれ、これにより、第5リンクを介して第2複合リンクに連結されている前側の第1複合リンクも同様に引かれて伸びきった状態に保持される。
ここで、引張りコイルばねを、第1複合リンクの第1ピン節点と、当該第1ピン節点よりもプリンター本体フレームにおける後ろ側の部位との間に架け渡しておいてもよい。
保持機構としては、引張りコイルばねを用いる代わりに、あるいは、これと共に、前記6節リンク機構に取り付けたスライド式伸縮リンクと、前記プリンター本体フレームに形成したリンクガイド面とを用いることができる。前記スライド式伸縮リンクは、前記第4ピン節点に一端が連結された固定側リンクと、前記第6ピン節点に一端が連結されたスライド側リンクとを備え、当該スライド側リンクの他端にはスライドピンが取り付けられており、当該スライドピンは、前記固定側リンクに形成したスライド溝に沿ってスライド可能な状態で当該スライド溝に差し込まれた構成とされる。また、前記プラテンユニットが前記第1移動軌跡から前記第2移動軌跡に移ると前記スライドピンが前記リンクガイド面に乗り上げて前記スライド式伸縮リンクが伸長状態に保持され、前記プラテンユニットが前記第2移動軌跡から前記第1移動軌跡に移ると前記スライドピンが前記リンクガイド面から外れて前記スライド式伸縮リンクが伸縮自在になるように、前記リンクガイド面が形成されている。
このように、機械的な係合によって伸長状態に保持されたスライド式伸縮リンクによって第1、第2複合リンクを伸びきった状態に保持しているので、プラテンユニットを閉じる際に大きな衝撃力が作用した場合においても、当該プラテンユニットの位置ズレがなく、したがって、第2移動軌跡から第1移動軌跡に戻す際の操作をスムーズに行うことができる。
ここで、スライド式伸縮リンクを、第3ピン節点に一端が連結された固定側リンクと、第5ピン節点に一端が連結されたスライド側リンクとを備えた構成とすることも可能である。
次に、本発明のプラテン支持機構は、ロール紙収納部を備えたロール紙プリンターに用いるのに特に適している。
本発明のロール紙プリンターは、
上記構成のプラテン支持機構と、
ロール紙を収納するロール紙収納部と、
プリンター前面に取り付けられており、前記ロール紙収納部を開閉するための開閉蓋とを有し、
前記プラテンユニットの前記閉じ位置は、前記ロール紙収納部のプリンター上側の部位においてプリンター前後方向に延びる姿勢に配置された位置であり、
前記プラテンユニットの前記開き位置は、前記ロール紙収納部から当該プラテンユニットがプリンター前方に引き出されて前記閉じ位置よりもプリンター下側においてプリンター前後方向に延びる姿勢に配置された位置であり、
前記開閉蓋は、前記プラテンユニットの移動に連動して、当該開閉蓋のプリンター下側の端を中心としてプリンター前後方向に開閉することを特徴としている。
プラテンユニットを例えばプリンター前方に延びる直線状の第1移動軌跡に沿ってロール紙収納部の上から前方に外れるまで移動させ、しかる後にプラテンユニットを円弧状の第2移動軌跡に沿って移動させるようにすれば、最初からプラテンユニットが円弧状の移動軌跡に沿って移動する場合に比べて、プラテンユニットの移動に必要なスペースが少なくて済む。この結果、ロール紙収納部の上方に、収納されているロール紙にプラテンユニットが干渉しないように、大きな隙間を形成しておく必要がない。したがって、ロール紙プリンターの高さ寸法を小さくすることができる。
ここで、前記ロール紙収納部に収納された前記ロール紙から繰り出される記録媒体を前記印刷位置を経由して搬送するための紙送りローラー対おける一方のローラーを、前記プラテンユニットに搭載し、前記プリンター本体フレームの側に他方のローラーを取り付けておくことが望ましい。プラテンユニットを閉じ位置から開き位置に移動させると、当該プラテンユニットの側のプラテン、ローラーが、それぞれ、プリンター本体フレーム側の印刷ヘッド、ローラーから離れて、これらの間を経由する記録紙搬送路が開放状態になる。したがって、ロール紙の交換作業、交換されたロール紙から繰り出される記録紙を記録紙搬送路に沿って引き出す作業を簡単に行うことが可能になる。
本発明のプラテン支持機構では、プラテンユニットを、4節の平行リンク機構における前後のリンクを、それぞれ2本のリンクを連結した第1、第2複合リンクに置き換えた構成の6節リンク機構によって支持している。また、プラテンユニットが閉じ位置から途中まで移動する間は、ガイド機構によってプラテンユニットを直線状などの任意の第1移動軌跡に沿ってガイドすると共に、6節リンク機構によってプラテンユニットの姿勢を所定状態に維持している。さらに、プラテンユニットが第1移動軌跡の端(途中位置)までに移動した後には、6節リンク機構の2本の複合リンクが伸び切った状態になり、4節の平行リンク機構と同様に、円弧状の第2移動軌跡に沿って、一定の姿勢を維持したままプラテンユニットが開き位置まで移動する。
よって、プラテンユニットを最初から円弧状の軌跡に沿って移動させる場合に比べて、プリンター本体内におけるプラテンユニットの移動に必要なスペースが少なくて済むので、プリンターの小型化に有利である。また、プラテンユニットの第1移動軌跡を直線状、段状などの任意の経路となるように設定できるので、プラテンユニットの移動経路の周囲に配置されているがプリンター本体側の部品のレイアウトの自由度が高まるなどの効果も得られる。
本発明を適用したロール紙プリンターを示す外観斜視図である。 図1のロール紙プリンターの開閉蓋を開けた状態の外観斜視図である。 図1のロール紙プリンターの内部構造を示す概略縦断面図である。 図1のロール紙プリンターの開閉蓋を開けた状態の概略縦断面図である。 図1のロール紙プリンターの内部のプリンター機構部を示す斜視図である。 図1のロール紙プリンターのプリンター本体フレームを示す斜視図である。 図1のロール紙プリンターのプラテン支持機構を示す側面図である。 閉じ位置にあるプラテン支持機構を示す説明図である。 開き始めの状態のプラテン支持機構の説明図である。 途中位置の手前まで開いた状態のプラテン支持機構の説明図である。 途中位置まで開いた状態のプラテン支持機構の説明図である。 開き位置の手前まで開いた状態のプラテン支持機構の説明図である。 開き位置にあるプラテン支持機構の説明図である。 姿勢制御用の引張りコイルばねの作用を示す説明図である。 姿勢制御用の伸縮リンクおよびリンクガイド面の作用を示す説明図である。
以下に、図面を参照して、本発明をインクジェット式のロール紙プリンターに適用した実施の形態を説明する。
[ロール紙プリンターの全体構成]
図1は本発明を適用したロール紙プリンターを示す外観斜視図であり、図2は開閉蓋を開けた状態の外観斜視図である。図示のロール紙プリンター1は、複数種類のカラーインクを用いてロール紙から繰り出される長尺状の記録紙にカラー印刷を行うものであり、全体として直方体形状をしたプリンターケース2を備え、このプリンターケース2の前面中央部分にはロール紙装着用の開口部3が形成されている。開口部3には開閉蓋4が取り付けられており、開閉蓋4の上端には記録紙排出ガイド5が配置されている。記録紙排出ガイド5とプリンターケース2の開口部3の上縁部分との間に記録紙排出口6が形成されている。
記録紙排出ガイド5の前端下側の部位には、プリンター幅方向の中央部に下方に突出した操作片5aが取り付けられている。この操作片5aに指を掛けてプリンター前方に引くと、当該操作片5aが前方に回動して不図示のロックが解除され、開閉蓋4をプリンター前方に開けることが可能になる。この状態で操作片5aを更に手前に引くと、開閉蓋4を図1に示す開閉蓋閉じ位置4Aから、下端を中心として前方に倒れた図2に示す開閉蓋開き位置4Bまで開けることができる。開閉蓋4が開くと、プリンター本体内部に形成されているロール紙収納部7が開口し、ロール紙の交換作業などを行うことができる。
プリンターケース2の前面における開閉蓋4の右側部分には電源スイッチ8a、紙送りスイッチ8b、複数個の動作状態表示ランプ8cなどが配列されている。プリンターケース2の前面における開閉蓋4の左側部分には、プリンター前後方向に延びる縦長の長方形断面のインクカートリッジ装着部9の装着口9aが開口しており、このインクカートリッジ装着部9にインクカートリッジ10が装着されている。
図3はロール紙プリンター1の内部構造を示す縦断面図であり、図4は開閉蓋4を開いた状態の縦断面図である。これらの図を参照して説明すると、ロール紙収納部7は上方に開口している湾曲状断面のロール紙受け皿11を備えており、ここに、ロール紙12が転動可能な状態で収納される。ロール紙12におけるプリンター後側の部位から巻き出される長尺状の記録紙13は、繰り出しローラー14および、これよりもプリンター後方および上方に位置しているテンションローラー15を介して、ロール紙収納部7の上方および後方側の部位からプリンター前方に向けて引き出される。テンションローラー15から前方に向けて引き出される記録紙13は、ロール紙収納部7の真上に位置するプラテン16の上面に沿って前方に引き出され、記録紙排出口6からプリンター前方に引き出される。
プラテン16の真上には、印刷ヘッド17(インクジェットヘッド)が搭載されたヘッドキャリッジ18がガイド軸19に沿ってプリンター幅方向に往復移動可能な状態に配置されている。印刷ヘッド17のノズル面17aは一定のギャップでプラテン16の上面に対峙するようになっている。プラテン16の後側には、紙送り駆動ローラー20が配置されており、この紙送り駆動ローラー20には、紙送り従動ローラー21が下側から圧接されている。プラテン16の前側には、排紙駆動ローラー22が配置されており、この排紙駆動ローラー22には上側から排紙従動ローラー23が圧接されている。
記録紙13は、紙送り駆動ローラー20および紙送り従動ローラー21の間を通ってプラテン16の上面によって規定される印刷位置を経由して搬送され、排紙駆動ローラー22および排紙従動ローラー23の間を通って記録紙排出口6に向けて送り出される。印刷位置を通る記録紙13の表面に、印刷ヘッド17によって印刷が施される。排紙駆動ローラー22、排紙従動ローラー23の間から送り出された記録紙13は、記録紙排出口6の近傍に配置されている記録紙切断機構25の固定刃25aおよび可動刃25bの間の位置において、その幅方向に切断される。切断により得られた一定長さの記録紙片(図示せず)がレシートなどとして発行される。
[プラテンユニット]
図4から分かるように、プラテン16、紙送り従動ローラー21、排紙駆動ローラー22、並びに、記録紙切断機構25の可動刃25bおよび駆動機構は、プラテンフレーム26に搭載されて、一体となって移動するプラテンユニット30を構成している。また、プラテンユニット30の後端にはテンションローラー15が搭載されており、その前端には記録紙排出ガイド5が取り付けられている。プラテンユニット30は、通常は、プラテン16が印刷ヘッド17による印刷位置を規定している状態の位置、すなわち、図3に示す閉じ位置30Aに位置している。
不図示のロックを解除して記録紙排出ガイド5の操作片5aを手前に引くと、プラテンユニット30を図4に示す開き位置30Bまで引き出すことができる。本例では、後述のように、プラテンユニット30は閉じ位置30Aからプリンター前方に向けて直線状の第1移動軌跡S1に沿って引き出されて、しかる後に、円弧状の第2移動軌跡S2に沿って前方および下方に移動して開き位置30Bに至る。また、開閉蓋4はプラテンユニット30に連結されており、プラテンユニット30が手前に引き出されると、開閉蓋4はその下端の支軸4aを中心として手前に開くようになっている。さらに、本例では、ロール紙収納部7のロール紙受け皿11も図4に示すように、プリンター前方に所定の角度だけ前傾した姿勢の位置まで旋回するようになっている。
[プリンター本体フレーム]
図5はプリンターケース2に覆われているプリンター機構部を示す斜視図である。ロール紙プリンター1のプリンター本体フレーム31は、板金製の部材から構成されており、底板32と左右の側板33、34とを備えている。また、左右の側板33、34の前側の上端縁部分の間には、前側連結板35がプリンター幅方向に架け渡されており、プラテン16の後ろ側の位置においては、左右の側板33、34の間に後側連結板36がプリンター幅方向に架け渡されている。
図6(a)は、プリンターフレーム31のみを取り出して示す斜視図であり、その左右の側板33、34を取り外した状態で示してある。図6(b)および図6(c)は、さらに、前側連結板35および後側連結板36を取り外した状態のプリンターフレーム31を示す左側斜視図および右側斜視図である。これらの図に示すように、プリンターフレーム31は、左右の側板33、34の内側に、左右の内側側板37、38を備えており、これらの内側側板37、38の間の部分にロール紙収納部7(図2参照)が形成されている。
[プラテン支持機構]
次に、プラテンユニット30を開閉蓋4と共に閉じ位置30Aから開き位置30Bまでの間を移動可能な状態で支持しているプラテン支持機構を説明する。プラテン支持機構は6節リンク機構を中心に構成されている。
図7はプラテン支持機構を示す説明図であり、図7(a)はロール紙プリンター1におけるプリンターフレーム31の右側の内側側板38を外側から見た場合の右側面図であり、図7(b)は内側側板38を取り外した状態の右側面図である。図7(c)は左側の内側側面37を外側から見た場合の左側面図であり、図7(d)は内側側板37を取り外した状態の右側面図である。
これらの図を参照して説明すると、本例のプラテン支持機構は、右側の内側側板38の側に配置された右側プラテン支持機構40Rと左側の内側側板37の側に配置された左側プラテン支持機構40Lとを備えている。右側プラテン支持機構40Rと左側プラテン支持機構40Lの基本構造は同一であり、左右対称の状態に構成されている。
右側プラテン支持機構40Rは、プラテンユニット30を、閉じ位置30A(図3に示す位置)から第1移動軌跡S1に沿って開き位置30B(図4に示す位置)に至る途中の途中位置まで案内するガイド機構41と、第1移動軌跡S1に沿って案内されるプラテンユニット30を所定の姿勢に維持すると共に、途中位置から開き位置30Bまでプラテンユニット30を所定の姿勢に維持した状態で円弧状の第2移動軌跡S2に沿って移動させる6節リンク機構42とを有している。
(ガイド機構)
ガイド機構41は、図7(a)、図6に示すように、プラテンユニット30を閉じ位置30Aからプリンター前方に向けて直線状の第1移動軌跡S1に沿って案内するためのプラテンユニットガイド溝43を備えている。プラテンユニットガイド溝43は右側の内側側板38において、その前端縁から一定の幅でプリンター後方に所定の長さに渡って切り込むことにより形成した溝である。本例のプラテンユニットガイド溝43は、そのプリンター後端側の部分が一段高い位置決め用ガイド溝部分43aとなっており、この位置決め用ガイド溝部分43aからプリンター前方に向けて直線状ガイド溝部43bが形成されており、その前端には、その下側のガイド面に連続した下方に所定の角度で傾斜した傾斜ガイド面43cが連続している。なお、ガイド溝あるいはガイド用凹部をプラテンユニットの側に設け、軸あるいは突起をプリンター本体フレームの側に形成した構成を採用することも可能である。
また、ガイド機構41は、プラテンユニット30の後ろ側の部位においてプリンター幅方向に架け渡した支軸44を備えている。支軸44の軸端部44aはプラテンユニット30からプリンター幅方向に突出しており、内側側板38に形成されているプラテンユニットガイド溝43にスライド可能な状態で差し込まれている。したがって、プラテンユニット30を手前に引き出すと、当該プラテンユニット30はプラテンユニットガイド溝43に沿って移動する。
(6節リンク機構)
次に、6節リンク機構42は、第1リンク51および第2リンク52が第1ピン節点61を介して直列に連結された構成の第1複合リンク71と、第3リンク53および第4リンク54が第2ピン節点62を介して直列に連結された構成の第2複合リンク72と、第1複合リンク71の第1ピン節点61および第2複合リンク72の第2ピン節点62の間に架け渡されている第5リンク55とを備えている。第2複合リンク72は第1複合リンク71に対してプリンター後方側に離れて位置している。
すなわち、第1複合リンク71の下端および第2複合リンク72の下端は、それぞれ、プリンター前後方向(プラテンユニット30の開き方向)に沿って見た場合に、一定の距離だけ離れた前後の定まった位置にある第3ピン節点63および第4ピン節点64に連結されている。第3、第4ピン節点63、64は、内側側板38あるいは底板32にプリンター幅方向に延びる状態に取り付けた支軸ピンによって規定されている。
同様に、第1複合リンク71の上端および第2複合リンク72の上端は、それぞれ、所定の距離だけプリンター前後方向に離れたプラテンユニット30の側面の部位に、第5ピン節点65および第6ピン節点66を介して連結されている。後側の第6ピン節点66は、プラテンユニットガイド溝43に沿ってスライド可能な支軸44の軸端部44aによってその回動中心が規定されている。このように、第1〜第5リンク51〜55と、プラテンユニット30とによって、6節リンク機構42が構成されている。
ここで、6節リンク機構42においては、閉じ位置30Aに位置するプラテンユニット30を支持している前後の第1複合リンク71および第2複合リンク72が、前方に屈曲した状態となっている。すなわち、第1複合リンク71の第1リンク51と第2リンク52は、それらの連結点である第1ピン節点61がプリンター前方に突出した状態に折れ曲がっている。同様に、後側の第2複合リンク72の第3リンク53と第4リンク54は、それらの連結点である第2ピン節点62がプリンター前方に突出した状態に折れ曲がっている。
折れ曲がった状態の前側の第1複合リンク71と後側の第2複合リンク72の間は第5リンク55によって連結されている。したがって、プラテンユニット30がプラテンユニットガイド溝43に案内されて前方にスライドする間、すなわち、6節リンク機構42に第6ピン節点66(軸端部44a)の高さ位置がプラテンユニットガイド溝43によって規定されている間は、プラテンユニット30はその姿勢が一定の状態に保持されたまま前方にスライドする。
また、プラテンユニット30が前方にスライドするに連れて、前後の複合リンク71、72が徐々に伸びるように設定されている。さらに、前後の複合リンク71、72のリンク長、すなわち、折れ曲がり状態が解消されて伸び切った状態における長さが同一とされている。換言すると、伸び切った状態における第1複合リンク71の上下の第5ピン節点65と第3ピン節点63の最大間隔と、伸長状態における後側の第2複合リンク72の上下の第6ピン節点66と第4ピン節点64の最大間隔とが同一に設定されている。さらには、第2複合リンク72の上端の第6ピン節点66を規定している支軸44の軸端部44aがプラテンユニットガイド溝43の直線状ガイド溝43bの前端から傾斜ガイド面43cに移る時点(閉じ位置30Aから開き位置30Bの間の途中位置)において、前後の複合リンク71、72が伸びきった状態になるように設定されている。
ここで、前側の第1複合リンク71において、その第1リンク51および第2リンク52は、それらが直線状に伸び切った後は相互に係合状態になり、反対側に屈曲しないように構成されている。したがって、複合リンク71、72が伸び切った後は、これらの複合リンク71、72と、プラテンユニット30とによって、4節の平行リンク機構が構成された状態になる。よって、この後は、プラテンユニット30は、前後の複合リンク71、72のリンク長によって規定される円弧状の第2移動軌跡S2に沿って開き位置30Bまで一定の姿勢を維持したまま倒れることになる。
次に、図7(c)、(d)に示すように、反対側の左側のプラテン支持機構40Lも右側のプラテン支持機構40Rと左右対称な状態で同一構成となっている。したがって、左側のプラテン支持機構40Lの説明は省略し、図7(c)、(d)等においては、右側のプラテン支持機構40Lにおける対応する部位には同一の符号を付してある。
[内側側板37、38に対する各リンクの配置関係]
図7(a)、(b)から分かるように、右側の6節リンク機構42においては、内側側板38を挟み、その外側の板面に沿って第3リンク53および第5リンク55が配置されており、その内側の板面に沿って残りの第1、第2、第4リンク51、52、54が配置されている。外側の第3、第5リンク53、55と、内側の第4リンク54との間の第2ピン節点62は、プリンター幅方向に延びる支軸ピン62aによって規定されている。この支軸ピン62aの移動軌跡に沿った円弧溝39が内側側板38に形成されている。支軸ピン62aは当該円弧溝38aにスライド可能な状態で通されている。また、内側の第1、第2リンク51、52と第5リンク55との間の第1ピン節点61は、内側側板38の前端側に配置されている支軸ピン61aによって規定されている。このように、6節リンク機構42を構成している第1〜第5リンク51〜55は、内側側板38を挟む状態に両側に配置されているので、内側側板38によって、プリンター幅方向への撓み、ガタツキが防止される。
次に、図7(c)、(d)から分かるように、反対側の左側の6節リンク機構42の各リンクも同様に配置されており、対応する部位には同一の符号を付し、それらの説明を省略する。
また、プラテンユニット30の前端部の下面と、左右の内側側板37、38の下端部との間には、上下に伸縮可能な開閉蓋取り付け枠46が架け渡されている。図3、4に示すように、この開閉蓋取り付け枠46は、左右の内側側板37、38の側に取り付けられている下側枠46aと、プラテンユニット30の側に取り付けられている上側枠46bとを備えている。これらの下側枠46aおよび上側枠46bは相互にスライド可能な状態で連結されており、上側枠46aの前面に開閉蓋4が取り付けられている。
(プラテンユニットの開閉動作)
図8(a)はプラテンユニット30が閉じ位置30Aにある状態を示す説明図であり、図8(b)はそのプラテン支持機構を示す模式図である。この状態においては、プラテンユニット30の後ろ側に取り付けられている支軸44の軸端部44aがプラテンユニットガイド溝43における後端部の位置決め用ガイド溝部分43aに位置している。この状態では、プラテンユニット30に搭載されている紙送り従動ローラー21および排紙駆動ローラー22がそれぞれプリンター本体側の紙送り駆動ローラー20および排紙従動ローラー23に圧接された状態が形成されている。また、プラテンユニット30に搭載されているプラテン16は印刷ヘッド17のノズル面17aに一定のギャップで対峙する位置に位置決めされている。また、この状態では、6節リンク機構42の前後の複合リンク71、72が前側に折れ曲がってリンク長が縮んだ状態にある。
プラテンユニット30の前端に取り付けられている記録紙排出ガイド5の操作片5aを手前に回動させてロックを解除した後に当該操作片5aを手間に引くと、プラテンユニット30がプラテンユニットガイド溝43に沿ってプリンター前方に引き出される。プラテンユニット30の軸端部44aが後端の位置決め用ガイド溝部分43aから前側の一段低い直線状ガイド溝部分43bに移動すると、プラテンユニット30が全体として一段下がり、紙送り従動ローラー21、排紙駆動ローラー22がそれぞれプリンター本体側の紙送り駆動ローラー20、排紙従動ローラー23から下方に離れる。
図9(a)はこの状態のプラテンユニット30を示す説明図であり、図9(b)はその模式図である。この後は、プラテンユニット30は、直線状ガイド溝部分43bに沿って前方に直線状に引き出される。プラテンユニット30は一段低い位置を6節リンク機構42によって姿勢が保持された状態で前方に移動するので、上側に配置されているプリンター本体側に配置されている各部品に干渉することなく前方に引き出される。また、下側に収納されているロール紙12にも干渉することなく前方に引き出される。
このように、プラテンユニット30は、その前端の操作片5aに加わる操作力の作用方向に向けて直線状に引き出される。4節の平行リンク機構によって支持されているプラテンユニットの場合には円弧状の軌跡によって引き出されるので、操作力の方向とプラテンユニットの移動方向が一致せず、プラテンユニットをスムーズに引き出すことができない。本例では、リンク機構に拘束されることなく、直線状のガイド溝部分43bに沿ってプラテンユニット30をスムーズに小さな操作力で引き出すことができる。
なお、本例では直線状の第1移動軌跡S1(例えば、後ろ側の軸端部44a、第6ピン節点66の描く軌跡)に沿ってプラテンユニット30を引き出すようにしているが、第1移動軌跡S1は6節リンク機構42による制約がないので、操作性に問題が無い限り、直線状に限らず、円弧状の移動軌跡、段状の移動軌跡など、複合リンク71、72が伸長可能は高さの範囲内において任意の移動軌跡に沿ってプラテンユニット30を引き出すことができるという利点がある。
図10は、このようにプラテンユニット30が直線状に前方に引き出されている状態を示す説明図である。この図に示すように、プラテンユニット30が前方に引き出されるのに伴って、折り曲げ状態の前後の複合リンク71、72が徐々に上下に引き伸ばされる。先に述べたように、プラテンユニット30の後側の支軸44の軸端部44aがプラテンユニットガイド溝43の直線状ガイド溝部分43bの前端に至ると、前後の複合リンク71、72が伸び切った状態(最大のリンク長)になる。
図11(a)はこの状態のプラテンユニット30を示す説明図であり、図11(b)はその模式図である。軸端部44aが直線状ガイド溝部分43bの前端から円弧状の傾斜ガイド面44cに移る時点までは直線状の第1移動軌跡S1に沿ってプラテンユニット30が前方に引き出される。この後は、伸び切った前後の複合リンク71、72と、プラテンユニット30とによって、4節の平行リンク機構が構成された状態になる。
すなわち、前側の第1複合リンク71の第1リンク51の上端面が上側の第2リンク52の下端に形成した掛止片52aに当接し、第1複合リンク71は伸び切った直線状態に保持される。したがって、当該第1複合リンク71に第5リンク55によって連結されている後側の第2複合リンク72も伸び切った状態に保持され、これら2本の固定リンク長のリンクとプラテンユニット30とによって4節の平行リンク機構が構成される。この後は、前後の複合リンク71、72によって規定される円弧状の第2移動軌跡S2(例えば、後側の軸端部44a、第6ピン節点66の描く移動軌跡)に沿ってプラテンユニット30はその姿勢を維持した状態で前方の開き位置30Bまで引き出される。
図12(a)は6節リンク機構42が4節の平行リンク機構の状態でプラテンユニット30を前方に移動させていく状態を示す説明図であり、図12(b)はその模式図である。前後の複合リンク71、72は伸び切った状態(最大のリンク長の状態)で前方に旋回するので、曲率半径の大きな円弧状の第2移動軌跡S2に沿ってプラテンユニット30が前方に移動する。したがって、その下側に位置するロール紙12などに干渉することなくプラテンユニット30を手前側の開き位置39Bまで引き出すことができる。図13には開き位置30Bまで引き出された状態のプラテンユニット30を示してある。
[ロール紙セット効果]
次に、図13に示す開き位置30Bからプラテンユニット30を閉じ位置30Aに戻す場合には、上記とは逆の操作を行えばよい。ここで、ロール紙12を交換した後にプラテンユニット30を閉じる場合等において、ロール紙12がロール紙収納部7の奥に適切な状態に収納されない状態のときには、6節リンク機構42の前側の第1複合リンク71によってロール紙12がプリンター後方に押されるので、ロール紙12がロール紙収納部7内に適切にセットされた状態が自動的に形成される。
すなわち、図7、図3に示すように、前側の第1複合リンク71は、プリンター本体フレーム31の左右の内側側板37、38の内側の板面に沿って配置されており、ロール紙収納部7に収納されたロール紙12の両端面よりも内側に突出している。また、プラテンユニット30が閉じ位置30A(開閉蓋4が閉じている状態)にある場合には、第1複合リンク71は前側に屈曲した姿勢となっており、その下側の第1リンク51は、ロール紙12の前側において下半側の円弧部分に沿った傾斜姿勢となっており、上側の第2リンク52は、ロール紙12の前側においてその上半側の円弧部分に沿った傾斜姿勢となっている。
したがって、ロール紙12がロール紙収納部7の奥まで入っていない場合には、プラテンユニット30を閉じる際に、第1複合リンク71の第1、第2リンク51、52が前側からロール紙12の両端縁に当たり、ロール紙12を押し込むことになる。よって、ロール紙12が所定の収納位置に自動的に収納されるので、本例の6節リンク機構42は、ロール紙12の誤セットを防止する効果もある。
また、本例では、伸縮可能な(折り曲げ可能な)前後の複合リンク71、72を用いて6節リンク機構42を構成しており、プラテンユニット30が閉じ位置30Aにある状態においては、図7から分かるように、プラテンユニット30とロール紙収納部7に収納されたロール紙12との隙間が少なくて済む。特に、新たなロール紙12に交換した後においては、プラテンユニット30とロール紙12の隙間が少ない。また、上記のように、前側の第1複合リンク71の第1、第2リンク51、52は、ロール紙12の前側において当該ロール紙12の円弧に沿った状態に配置されており、これらの隙間も狭く、当該ロール紙12が前方に移動すると、その両端縁が第1、第2リンク51、52に当たる。
したがって、ロール紙収納部7に収納されているロール紙12には、狭い隙間で、上側からプラテンユニット30が対峙しており、前側からは第1複合リンク71が対峙している。よって、ロール紙12をロール紙収納部7にセットした状態で、ロール紙プリンター1を天地逆転させた場合においてもロール紙12が殆ど移動しないので、安定した状態でロール紙収納部7内に保持できるというロール紙保持効果も得られる。
[プラテンユニットの姿勢保持機構]
次に、6節リンク機構42においては、プラテンユニット30の支軸44の軸端部44aがプラテンユニットガイド溝43から前方に外れた後には、それまでに比べて、6節リンク機構42の各リンクの姿勢が不安定となりやすい。このため、第2移動軌跡S2に沿って移動するプラテンユニット30はその姿勢が上下に振れやすい。
プラテンユニット30が上下にズレた状態で開き位置30Bから円弧状の第2移動軌跡S2を経由して戻る際に、プラテンユニット30の支軸44の軸端部44aが、プリンター本体フレーム31の側のプラテンユニットガイド溝43に対して上下に外れた高さ位置となり、当該軸端部44aがプリンター本体フレーム31の側に衝突してしまい、プラテンユニット30を戻す操作をスムーズに行えない場合がある。
このような弊害を解消して、プラテンユニット30を閉じ位置30Aに戻す操作をスムーズに行うことができるようにするためには、第2移動軌跡S2を移動中の前後の第1、第2複合リンク71、72を伸び切った状態に強制的に保持する機構を配置することが望ましい。
本例のプラテン支持機構においては、プラテンユニット30が第2移動軌跡S2上にある場合に、複合リンク71、72を伸び切った状態に保持するために保持機構が備わっている。保持機構によって、第1複合リンク71の第3ピン節点63と第5ピン節点65の間隔、および、第4ピン節点64と第6ピン節点66の間隔を最大間隔に保持するようにしている。
図14は、左側プラテン支持機構40Lに取り付けられている左側保持機構として機能する引張りコイルばねを示す説明図である。図14(a)に示すように、左側プラテン支持機構40Lの6節リンク機構43は引張りコイルばね81を備えている。引張りコイルばね81の一方の端81aは後側の第2複合リンク72の第2ピン節点62に連結されており、他方の端81bは、内側側板37におけるプリンター後側の部位に取り付けられている。コイルばね81の取り付け位置、長さなどを設定することにより、プラテンユニット30が第1移動軌跡S1上にある間は引張りコイルばね81の伸び量は零であり、プラテンユニット30が第2移動軌跡S2にある間は引張りコイルばね81が所定の伸び状態に保持されるようになっている。
したがって、図14(a)に示す閉じ位置30Aにあるプラテンユニット30を、図14(b)に示すように、第1移動軌跡S1の前端位置(途中位置)まで直線状に引き出す間は、引張りコイルばね81に伸びはない。
この位置から前方に引き出すと、引張りコイルばね81が引き伸ばされて、後側の第2複合リンク72には、それを伸び切った状態に保持するばね力が作用する。これにより、前後の第1、第2複合リンク71、72が第2移動軌跡S2にある間は伸び切った状態に保持され、プラテンユニット30の姿勢が一定に保持され上下に振れることがない。図14(c)には、この状態を模式的に示してある。
この結果、開き位置30Bにあるプラテンユニット30を閉じ位置30Aに戻す際に、プラテンユニット30の支軸44の軸端部44aがプラテンユニットガイド溝43にスムーズに挿入されるので、プラテンユニット30を戻す操作をスムーズに行うことができる。また、図14(d)に示すように、プラテンユニット30が開いた状態から閉じる際には、引張りコイルばね81が伸びており、プラテンユニット30を含むプラテン支持機構を戻す方向に引いているので、小さな操作力でプラテンユニット30を戻すことができるという利点もある。
ここで、ばね力によって前後の複合リンク71、72を伸び切った状態に保持する保持機構の場合には、一時的に大きな外力が作用した場合に、それらの複合リンク71、72が不安定となり、プラテンユニット30の姿勢が変動し易い。そこで、本例のプラテン支持機構においては、その右側プラテン支持機構40Rに、右側保持機構として、伸縮リンクおよび円弧状ガイド溝からなる機械的掛合により複合リンク71、72を伸び切った状態に保持する機構が備わっている。
図15はかかる右側保持機構を示す説明図である。図15(a)、(b)に示すように右側の6節リンク機構42に取り付けた右側保持機構90は、内側側板38の内側の板面に沿って配置したスライド式伸縮リンク91と、内側側板38に形成したリンクガイド溝92とを備えており、リンクガイド溝92の下縁面が、スライド式伸縮リンク91を伸長状態に保持するためのガイド面93となっている。
スライド式伸縮リンク91は、後側の第2複合リンク72の下端の第4ピン節点64に下端が連結された直線状の固定側リンク94と、当該第2複合リンク72の上端の第6ピン節点66に上端が連結されたスライド側リンク95とを備えている。スライド側リンク95の上端には2個のスライドピン96が取り付けられており、これらのスライドピン96は、固定側リンク94の長さ方向の上半部分に形成した長さ方向に延びるスライド溝97に沿ってスライド可能な状態で当該スライド溝97に差し込まれている。
プラテンユニット30が閉じ位置30Aから第1移動軌跡S1に沿ってその前端に移動するまでの間は、図15(c)に模式的に示すように、スライド式伸縮リンク91は、第2複合リンク72の伸びに追従して一緒に伸長される。
プラテンユニット30が第1移動軌跡S1から第2移動軌跡S2に移る際には、図15(d)に示すように、第2複合リンク72が伸び切った状態になり、スライド式伸縮リンク91も最も伸長した状態なる。また、この状態において、下側のスライドピン96が、プリンター前方を向いている円弧状のガイド面93に乗り上げる。この後は、スライド式伸縮リンク91は、図15(e)に模式的に示すように、そのスライドピン96がガイド面93に乗り上げた状態のまま旋回する。ガイド面93を、伸長状態のスライド式伸縮リンク91が旋回する際のスライドピン96の移動軌跡に対応する輪郭形状としておくことにより、スライド式伸縮リンク91は伸長状態のまま旋回する。したがって、第2複合リンク72は伸び切った状態に保持されたまま移動して、図15(f)に示すようにプラテンユニット30の開き位置30Bまで移動する。
図15(f)の開き位置30Bにあるプラテンユニット30を元の位置に戻す際には、スライド式伸縮リンク91によって複合リンク72、71が伸び切った状態のまま戻される。したがって、プラテンユニット30が一定の姿勢に保持され、その支軸44の軸端部44aがスムーズにプラテンユニットガイド溝43に入り込む。よって、プラテンユニット30を戻す操作をスムーズに行うことができる。特に、本例では、引張りコイルばね81のばね力によってプラテンユニット30の姿勢を安定状態に維持し、これを、スライド式伸縮リンクの機械的係合によって保持しているので、プラテンユニット30の開閉操作、したがって、開閉蓋4の開閉操作を極めてスムーズに行うことができる。
なお、本例のプラテン支持機構では、一方の側に引張りコイルばねからなる保持機構を配置し、他方の側にスライド式伸縮リンクを備えた保持機構を配置してある。双方ともに同一の保持機構とすることもできる。また、プラテンユニットが小型の場合には、一方の保持機構のみを一方の側面にのみに配置するだけでもよい場合がある。さらに、引張りコイルばねを、前側の第1複合リンクの第1ピン節点とプリンター本体フレームの間に架け渡すようにしてもよい。同様に、スライド伸縮リンクとして、第3ピン節点に一端が連結された固定側リンクと、第5ピン節点に一端が連結されたスライド側リンクとを備えたものを用いることも可能である。
[プラテン支持機構による効果]
以上説明したように、本例のロール紙プリンター1のプラテン支持機構によれば次のような作用効果が得られる。
(1)プラテンユニットを直線状に移動させ、ロール紙を回避した後に円弧状の移動軌跡に沿ってプラテンユニットを開けることができるので、4節の平行リンク機構などによるプラテン支持機構と比較し、ロール紙を回避するために必要なスペースが少なくて済む。よって、プリンター機構部を小型化できるので、ロール紙プリンターの小型化に有利である。
(2)プラテンユニットが大型化した場合においても、プラテンユニットを直線状に移動させてロール紙に当たらない位置まで移動させればよいので、プリンター機構部の高さ寸法を高くする必要がない。
(3)プラテンユニットをプラテンユニットガイド溝に沿って引き出すようにしているので、当該プラテンユニットガイド溝によってプラテンユニットの高さ調整などの位置調整を簡単に行うことができる。例えば、プラテンユニットを引き出す際に、プラテンユニットに干渉する部分が存在する場合にはガイド溝によって移動軌跡を変更することによって、簡単に干渉を回避できる。
(4)プラテンユニットの前端に、プラテンユニットを引き出す際に操作する操作片が位置しているので、プラテンユニットを引き出す際に、プラテンユニットに曲げモーメントが発生しないので、スムーズにプラテンユニットを引き出すことができる。
(5)ロール紙収納部に収納されるロール紙を僅かの隙間で囲む状態にプラテンユニットおよび6節リンク機構の前側の複合リンクが配置されているので、これらによって、ロール紙の移動が抑制される。よって、ロール紙収納部に収納されるロール紙の安定性を高めることができる。
(6)ユーザーがロール紙収納部に適切にロール紙をセットしない状態で開閉蓋を閉じた場合、すなわち、プラテンユニットを閉じた場合には、プラテンユニットを支持している6節リンク機構の前側の複合リンクによってロール紙がロール紙収納部に押し込まれるので、ロール紙が自動的に適切なセット状態になる。
(7)6節リンクの前後の複合リンクを伸び切った状態に保持するための保持機構が備わっているので、プラテンユニットの姿勢のずれを防止でき、プラテンユニットの開閉操作をスムーズに行うことができる。
[その他の実施の形態]
上記の実施の形態は、本発明をロール紙収納部を備えたロール紙プリンターに適用した例である。本発明のプラテン支持機構は、ロール紙収納部が備わっていないロール紙プリンター、記録紙搬送路を開放状態に切り替えるためにプラテンユニットが開閉されるプリンターなどにも同様に適用可能である。
1 ロール紙プリンター、2 プリンターケース、3 開口部、4 開閉蓋、4A 開閉蓋閉じ位置、4B 開閉蓋開き位置、5 記録紙排出ガイド、5a 操作片、6 記録紙排出口、7 ロール紙収納部 8a電源スイッチ、8b 紙送りスイッチ、8c 動作状態表示ランプ、9 インクカートリッジ装着部、9a 装着口、10 インクカートリッジ、11 ロール紙受け皿、12 ロール紙、13 記録紙、14 繰り出しローラー、15 テンションローラー、16 プラテン、17 印刷ヘッド、17a ノズル面、18 ヘッドキャリッジ、19 ガイド軸、20 紙送り駆動ローラー、21 紙送従動ローラー、22 排紙駆動ローラー、23 排紙従動ローラー、25 記録紙切断機構、25a 固定刃、25b 可動刃、26 プラテンフレーム、30 プラテンユニット、30A 閉じ位置、30B 開き位置、31 プリンター本体フレーム、32 底板、33,34 側板、35 前側連結板、36 後側連結板、37,38 内側側板、39 円弧溝、40R 右側プラテン支持機構、40L 左側プラテン支持機構、41 ガイド機構、42 6節リンク機構、43 プラテンユニットガイド溝、43a 位置決め用ガイド溝部分、43b 直線状ガイド溝部分、43c 傾斜ガイド面、44 支軸、44a 軸端部、46 開閉蓋取り付け枠、46a 下側枠、46b 上側枠、51 第1リンク、52 第2リンク、53 第3リンク、54 第4リンク、55 第5リンク、61 第1ピン節点、61a 支軸ピン、62 第2ピン節点、62a 支軸ピン、63 第3ピン節点、64 第4ピン節点、65 第5ピン節点、66、第6ピン節点、71 第1複合リンク、72 第2複合リンク、81 引張りコイルばね、81a 端、81b 端、90 右側保持機構、91 伸縮リンク、92 リンクガイド溝、93 ガイド面、94 固定側リンク、95 スライド側リンク、96 スライドピン、97 スライド溝、S1 第1移動軌跡、S2 第2移動軌跡。

Claims (5)

  1. 側板を有するフレームと、
    ロール紙を収納するロール紙収納部と、
    前記ロール紙収納部を開閉する開閉蓋と、
    印刷ヘッドと、
    前記開閉蓋と連結し、前記印刷ヘッドと対峙するプラテンを備えたプラテンユニットと、
    前記プラテンが前記印刷位置にある閉じ位置から、前記閉じ位置から離れた開き位置に至る途中の途中位置までガイドするガイド機構と、
    前記プラテンユニットに連結される第1リンクと前記側板に連結される第2リンクとを第1ピン節点を介して直列に連結した構成の第1複合リンク、前記プラテンユニットに連結される第3リンクと前記側板に連結される第4リンクとを第2ピン節点を介して直列に連結した構成の第2複合リンク、前記第1複合リンクの前記第1ピン節点と前記第2複合リンクの前記第2ピン節点との間に架け渡される第5リンクを備え、前記ガイド機構でガイドされる前記プラテンユニットを所定の姿勢に維持し、前記途中位置から前記開き位置まで前記プラテンユニットを前記所定の姿勢に維持した状態で移動させるリンク機構と、
    を有することを特徴とするロール紙プリンター。
  2. 前記リンク機構は、前記プラテンユニットを円弧状に移動させる請求項1に記載のロール紙プリンター。
  3. 前記ガイド機構は、前記プラテンユニットを直線状に移動させる請求項1または2に記載のロール紙プリンター。
  4. 底板、及び前記ロール紙収容部を形成する側板を有するフレームを備え、
    前記プラテンユニットは支軸を有し、
    前記フレームの前記側板は、前記支軸をスライド可能に差し込まれるプラテンユニットガイド溝を有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載のロール紙プリンター。
  5. 前記ガイド機構は、前記プラテンユニットガイド溝に沿って前記支軸を移動させることにより、前記プラテンユニットを移動させる請求項に記載のロール紙プリンター。
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