JP2010072079A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】第1回動軸を中心に回動可能なカバー部と、カバー部における第1回動軸側に配置され第1回動軸と略平行な第2回動軸を中心にカバー部と同じ方向に回動可能な化粧部を有する画像形成装置を提供する。
【解決手段】開口155を有するケース体100と、開口155を覆うように配置可能なカバー部120と、ケース体100にカバー部120を第1回動軸124を中心に閉状態と開状態とに回動可能に連結する第1連結部122と、カバー部120における第1回動軸124側に該カバー部120と並んで配置され、閉状態のカバー部120と共にケース体100における所定の外側面を形成する中間パネル132と、ケース体100にカバー部120を第1回動軸124と同軸又は略平行な第2回動軸を中心にカバー部120と略同じ方向へ回動可能に中間パネル132を連結する連結ブラケット137と、を備える。
【選択図】図3
【解決手段】開口155を有するケース体100と、開口155を覆うように配置可能なカバー部120と、ケース体100にカバー部120を第1回動軸124を中心に閉状態と開状態とに回動可能に連結する第1連結部122と、カバー部120における第1回動軸124側に該カバー部120と並んで配置され、閉状態のカバー部120と共にケース体100における所定の外側面を形成する中間パネル132と、ケース体100にカバー部120を第1回動軸124と同軸又は略平行な第2回動軸を中心にカバー部120と略同じ方向へ回動可能に中間パネル132を連結する連結ブラケット137と、を備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
従来、コピー機等の画像形成装置は、内部部材の交換や修理のため筐体本体の内部を開放可能に構成されるカバーを有する。例えば、水平方向に開放可能に構成されるカバー(扉)を有する画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、カバーが用紙を収容するカセットの垂直方向における上側に並んで配置されている場合、デザイン上の要求から、カバーにおける一端がカセットにおける一端と垂直方向に並ぶように形成されることがある。
この場合、カバーにおける一端は、筐体本体の水平方向外縁から所定距離だけ内側の位置に回動可能に取り付けられる。そして、カバー部における一端から外縁を含む所定領域には、内部部材を露出させないように配置される化粧部が配置される。
特開2007−187815号公報
ここで、特許文献1の画像形成装置においても、上述の化粧部が回動軸側に並んで配置されている場合、カバーにおける水平方向への回動移動を規制する場合があった。
本発明は、第1回動軸を中心に回動可能なカバー部と、カバー部における第1回動軸側に配置され第1回動軸と略平行な第2回動軸を中心にカバー部と同じ方向に回動可能な化粧部を有する画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、開口を有する筐体と、前記筐体に収容され、トナーを供給するトナー供給装置と、前記筐体に収容され、表面に静電潜像が形成される像担持体と、前記筐体に収容され、前記トナー供給装置により前記トナーが供給されると共に、前記像担持体に形成された静電潜像にトナー画像を現像する現像器と、前記筐体に収容され、前記像担持体に形成されたトナー画像を直接的又は間接的に所定の用紙に転写する転写部と、前記転写部により前記所定の用紙に転写されたトナー画像を定着させる定着部と、前記開口を覆うように配置可能なカバー部と、前記筐体に前記カバー部を第1回動軸を中心に前記開口を覆う閉状態と前記開口を露出させる開状態とに回動可能に連結する第1連結部と、前記カバー部における前記第1回動軸側に該カバー部と並んで配置され、前記閉状態のカバー部と共に前記筐体における所定の外側面を形成する化粧部と、前記筐体に前記化粧部を第1回動軸と同軸又は略平行な第2回動軸を中心に前記カバー部と略同じ方向へ回動可能に連結する第2連結部と、を備える画像形成装置に関する。
また、前記第1連結部は、前記第1回動軸と前記カバー部とをつなぐ連結部材を有し、前記連結部材は、前記カバー部が前記開状態における所定の回動位置において、前記化粧部における前記第2回動軸と反対側の自由端に当接すると共に、前記カバー部が前記所定の回動位置をこえて回動移動した場合、前記第2回動軸を中心に前記化粧部を回動移動させることが好ましい。
また、前記筐体における前記所定の外側面を形成する状態を維持するよう前記化粧部を付勢する付勢部と、を備えることが好ましい。
また、前記化粧部が前記筐体における前記所定の外側面を形成する状態から回動移動された状態において、前記カバー部は、前記閉状態における回動角度を基準として、90度より大きな回動角度になるよう回動移動されることが好ましい。
本発明によれば、第1回動軸を中心に回動可能なカバー部と、カバー部における第1回動軸側に配置され第1回動軸と略平行な第2回動軸を中心にカバー部と同じ方向に回動可能な化粧部を有する画像形成装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1から図3により、本実施形態における画像形成装置としてのコピー機1における全体構造を説明する。図1は、カバー部120が閉状態となっているコピー機1の斜視図である。図2はコピー機1の各構成要素の配置を説明するための図である。図3は、カバー部120が開状態となっているコピー機1の斜視図である。
図1から図3により、本実施形態における画像形成装置としてのコピー機1における全体構造を説明する。図1は、カバー部120が閉状態となっているコピー機1の斜視図である。図2はコピー機1の各構成要素の配置を説明するための図である。図3は、カバー部120が開状態となっているコピー機1の斜視図である。
図1から図3に示すように、画像形成装置としてのコピー機1は、コピー機1における上方側に配置される画像読取装置200と、コピー機1における下方側に配置され画像読取装置200からの画像情報に基づいてシート状の被転写材としての用紙Tにトナー画像を形成する装置本体Mと、を備える。
画像読取装置200について説明する。
図2に示すように、画像読取装置200は、蓋部材70と、原稿Gの画像を読み込む読取部201と、を備える。
蓋部材70は、読取部201に対して不図示の連結部により開閉可能に連結される。蓋部材70は、後述する読取面202Aを保護する機能を有する。
図2に示すように、画像読取装置200は、蓋部材70と、原稿Gの画像を読み込む読取部201と、を備える。
蓋部材70は、読取部201に対して不図示の連結部により開閉可能に連結される。蓋部材70は、後述する読取面202Aを保護する機能を有する。
読取部201は、読取面202Aと、内部空間204に配置される光源としてのランプ240と、複数のミラー221、222及び223と、結像レンズ230と、読取手段としてのCCD235と、CCD235により読み取られた画像データに対し所定の処理をすると共に該画像データを装置本体M側に出力させるCCD基板236と、を備える。
読取面202Aは、原稿Gが載置されるコンタクトガラス202の垂直方向上面に沿って形成される。
読取部201は、内部空間204に配置され読取面202Aと平行な方向に移動する第1枠体211及び第2枠体212と、を備える。上述のランプ240及びミラー221は、第1枠体211に収容される。また、ミラー222及び223は、第2枠体212に収容される。
読取部201は、内部空間204に配置され読取面202Aと平行な方向に移動する第1枠体211及び第2枠体212と、を備える。上述のランプ240及びミラー221は、第1枠体211に収容される。また、ミラー222及び223は、第2枠体212に収容される。
読取部201の内部空間204において、複数のミラー221、222及び223は、原稿Gからの光を結像レンズ230に入光させるための光路Hを形成する。また、第1枠体211が副走査方向Xに一定速度Aで移動すると共に、第2枠体212が副走査方向Xに一定速度A/2で移動するので、画像読み取り動作時においても光路Hの長さは一定に保持される。これにより、読取面202Aに載置された原稿Gの画像が読み取られる。
装置本体Mについて説明する。
装置本体Mは、所定の画像情報に基づいて用紙Tに所定の画像を形成する画像形成部と、用紙Tを画像形成部に給紙すると共に画像が形成された用紙Tを排紙する給排紙部とを有する。
装置本体Mは、所定の画像情報に基づいて用紙Tに所定の画像を形成する画像形成部と、用紙Tを画像形成部に給紙すると共に画像が形成された用紙Tを排紙する給排紙部とを有する。
図2に示すように、画像形成部は、像担持体(感光体)としての感光体ドラム2a、2b、2c、2dと、帯電部10a、10b、10c、10dと、露光ユニットとしてのレーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dと、現像器16a、16b、16c、16dと、トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dと、トナー供給部6a、6b、6c、6dと、ドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dと、除電器12a、12b、12c、12dと、中間転写ベルト7と、1次転写ローラ37a、37b、37c、37dと、2次転写ローラ8と、対抗ローラ18と、定着部9と、を備える。
図2に示すように、給排紙部は、給紙カセット52と、手差し給紙部600と、用紙Tの搬送路Lと、レジストローラ対80と、第1排紙部50aと、第2排紙部50bとを備える。
以下、画像形成部及び給排紙部の各構成について詳細に説明する。
まず、画像形成部について説明する。
画像形成部においては、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に対して、上流側から下流側に順に、帯電部10a、10b、10c、10dによる帯電、レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dによる露光、現像器16a、16b、16c、16dによる現像、中間転写ベルト7及び1次転写ローラ37a、37b、37c、37dによる1次転写、除電器12a、12b、12c、12dによる除電、及びドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dによるクリーニングが行われる。
まず、画像形成部について説明する。
画像形成部においては、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に対して、上流側から下流側に順に、帯電部10a、10b、10c、10dによる帯電、レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dによる露光、現像器16a、16b、16c、16dによる現像、中間転写ベルト7及び1次転写ローラ37a、37b、37c、37dによる1次転写、除電器12a、12b、12c、12dによる除電、及びドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dによるクリーニングが行われる。
また、画像形成部においては、中間転写ベルト7、2次転写ローラ8及び対抗ローラ18による2次転写、定着部9による定着が行われる。
感光体ドラム2a、2b、2c、2dは、円筒形状の部材からなり、感光体又は像担持体として機能する。感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれは、中間転写ベルト7の進行方向に対して垂直な方向に延びる回転軸を中心に矢印の方向に回転可能に配置される。感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれにおける表面には、静電潜像が形成される。
帯電部10a、10b、10c、10dは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に対向して配置される。帯電部10a、10b、10c、10dは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面を一様に負(マイナス極性)又は正(プラス極性)に帯電させる。
レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dは、露光ユニットとして機能するものであり、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面から離間して配置される。レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dそれぞれは、不図示のレーザ光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モータ等を有して構成される。
レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dそれぞれは、読取部201により読み込まれた画像に関する画像情報に基づいて感光体ドラム2a、2b、2c、2dの表面を走査露光する。レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dそれぞれにより走査露光されることで、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に帯電した電荷が除去される。これにより、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に静電潜像が形成される。
現像器16a、16b、16c、16dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dにそれぞれ対応して設けられ、感光体ドラム2a、2b、2c、2dの表面に対向して配置される。現像器16a、16b、16c、16dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dに形成された静電潜像に各色のトナーを付着させて、各色のトナー画像を現像する(感光体ドラムの表面にトナー画像を形成する)。現像器16a、16b、16c、16dそれぞれは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つのトナー色に対応する。現像器16a、16b、16c、16dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dの表面に対向配置可能な現像ローラ、トナー攪拌用の攪拌ローラ等を有して構成される。
トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれは、現像器16a、16b、16c、16dそれぞれに対応して設けられており、現像器16a、16b、16c、16dそれぞれに対して供給される各色のトナーを収容する。トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれは、イエローのトナー、シアンのトナー、マゼンタのトナー、ブラックのトナーを収容する。
トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれは、カバー部120が回動移動されることで外部に露出されるように配置される。言い換えると、トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれを交換する場合、カバー部120はトナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれが交換可能な程度に外部に露出されるよう水平方向外側に移動される(図3参照)。
トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれは、カバー部120が回動移動されることで外部に露出されるように配置される。言い換えると、トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれを交換する場合、カバー部120はトナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれが交換可能な程度に外部に露出されるよう水平方向外側に移動される(図3参照)。
トナー供給部6a、6b、6c、6dそれぞれは、トナーカートリッジ5a、5b、5c、5d及び現像器16a、16b、16c、16dにそれぞれ対応して設けられており、トナーカートリッジ5a、5b、5c、5dそれぞれに収容された各色のトナーを、現像器16a、16b、16c、16dそれぞれに対して供給する。
中間転写ベルト7には、感光体ドラム2a、2b、2c、2dに現像された各色のトナー画像が順次転写される。中間転写ベルト7は、駆動ローラ35、対抗ローラ18、テンションローラ36等に掛け渡される。テンションローラ36が中間転写ベルト7を内側から外側に付勢するため、中間転写ベルト7には所定の張力が与えられる。
中間転写ベルト7を挟んで感光体ドラム2a、2b、2c、2dと反対の側には、1次転写ローラ37a、37b、37c、37dそれぞれが対向して配置される。
1次転写ローラ37a、37b、37c、37dそれぞれと、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれとの間で、中間転写ベルト7における所定部分が挟み込まれる。この挟み込まれた所定部分は、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれにおける表面に押し当てられる。感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれと1次転写ローラ37a、37b、37c、37dそれぞれとの間で、それぞれ1次転写ニップN1a、N1b、N1c、N1dが形成される。1次転写ニップN1a、N1b、N1c、N1dそれぞれにおいて、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれに現像された各色トナー画像が中間転写ベルト7に順次転写される。これにより、中間転写ベルト7には、フルカラーのトナー画像が形成される。
1次転写ローラ37a、37b、37c、37dそれぞれには、不図示の電圧印加手段により、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれに現像された各色トナー画像を中間転写ベルト7に転写させるための1次転写バイアスが印加される。
除電器12a、12b、12c、12dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dの表面に対向して配置される。除電器12a、12b、12c、12dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に光を照射することにより、1次転写が行われた後の感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面を除電する(電荷を除去する)。
ドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dの表面に対向して配置される。ドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dそれぞれは、感光体ドラム2a、2b、2c、2dの表面に残存したトナーや付着物を除去すると共に、除去されたトナーを所定の回収機構へ搬送させて、回収させる。
2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に1次転写されたトナー画像を用紙Tに2次転写させる。2次転写ローラ8には、不図示の電圧印加手段により、中間転写ベルト7に形成されたトナー画像を用紙Tに転写させるための2次転写バイアスが印加される。
2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に対して接離される。具体的には、2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に当接される当接位置と中間転写ベルト7から離間する離間位置とに移動可能に構成される。詳細には、2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7の表面に1次転写されたトナー画像を用紙Tに2次転写させる場合には当接位置に移動され、他の場合には離間位置に移動される。
中間転写ベルト7における2次転写ローラ8に対向する側には、対抗ローラ18が配置される。中間転写ベルト7における所定部分は、2次転写ローラ8と対抗ローラ18とによって挟み込まれる。そして、用紙Tは中間転写ベルト7の外面(画像が1次転写された面)に押し当てられる。2次転写ローラ8と対抗ローラ18との間で2次転写ニップN2が形成される。2次転写ニップN2において、中間転写ベルト7に1次転写されたトナー画像が用紙Tに2次転写される。
定着部9は、用紙Tに2次転写されたトナー画像を構成する各色トナーを溶融して定着させる。定着部9は、ヒータにより加熱される加熱ローラ9aと、加熱ローラ9aに圧接される加圧ローラ9bと、を備える。加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとは、トナー画像が2次転写された用紙Tを挟持するようにして搬送する。加熱ローラ9aと加圧ローラ9bとの間に挟持されるように用紙Tが搬送されることで、用紙Tに転写されたトナーは、溶融し、定着される。
次に、給排紙部について説明する。
図2に示すように、装置本体Mの下部には、用紙Tを収容する給紙カセット52が2個上下に配置される。給紙カセット52は、装置本体Mの筐体から水平方向に引き出し可能に構成される。給紙カセット52には、用紙Tが載置される載置板60が配置される。給紙カセット52には、用紙Tが載置板60の上に積層された状態で収容される。載置板60に載置された用紙Tは、給紙カセット52における用紙送り出し側の端部(図2における左側の端部)に配置されるカセット給紙部51により搬送路Lに送り出される。カセット給紙部51は、載置板60上の用紙Tを取り出すための前送りコロ61と、用紙Tを1枚ずつ搬送路Lに送り出すための給紙ローラ対63からなる重送防止機構を備える。
図2に示すように、装置本体Mの下部には、用紙Tを収容する給紙カセット52が2個上下に配置される。給紙カセット52は、装置本体Mの筐体から水平方向に引き出し可能に構成される。給紙カセット52には、用紙Tが載置される載置板60が配置される。給紙カセット52には、用紙Tが載置板60の上に積層された状態で収容される。載置板60に載置された用紙Tは、給紙カセット52における用紙送り出し側の端部(図2における左側の端部)に配置されるカセット給紙部51により搬送路Lに送り出される。カセット給紙部51は、載置板60上の用紙Tを取り出すための前送りコロ61と、用紙Tを1枚ずつ搬送路Lに送り出すための給紙ローラ対63からなる重送防止機構を備える。
装置本体Mの右側面(図2において右側)には、手差し給紙部600が設けられる。手差し給紙部600は、給紙カセット52にセットされる用紙Tとは異なる大きさの用紙Tを装置本体Mに供給することを主目的として設けられる。手差し給紙部600は、閉状態において装置本体Mの一部を構成する手差しトレイ610と、給紙コロ66とを備える。手差しトレイ610は、下端が給紙コロ66の近傍に回動自在(開閉自在)に取り付けられる。開状態の手差しトレイ64には、用紙Tが載置される。手差し給紙部600は、開状態の手差しトレイ610に載置された用紙Tを手差し搬送路Laに給紙する。
装置本体Mにおける上方側には、第1排紙部50a及び第2排紙部50bが設けられる。第1排紙部50a及び第2排紙部50bは、用紙Tを装置本体Mの外部に排紙する。第1排紙部50a及び第2排紙部50bの詳細については後述する。
用紙Tを搬送する搬送路Lは、カセット給紙部51から2次転写ローラ8までの第1搬送路L1と、2次転写ローラ8から定着部9までの第2搬送路L2と、定着部9から第1排紙部50aまでの第3搬送路L3と、手差し給紙部600から供給される用紙を第1搬送路L1に合流させる手差し搬送路Laと、第3搬送路L3を搬送する用紙Tを表裏反転させて第1搬送路L1に戻す戻り搬送路Lbと、第3搬送路L3を搬送する用紙を後処理装置(図示せず)に搬送する後処理搬送路Lcとを備える。
また、第1搬送路L1の途中には、第1合流部P1及び第2合流部P2が設けられている。第3搬送路L3の途中には、第1分岐部Q1が設けられている。
第1合流部P1は、手差し搬送路Laが第1搬送路L1に合流する合流部である。第2合流部P2は、戻り搬送路Lbが第1搬送路L1に合流する合流部である。
第1分岐部Q1は、後処理搬送路Lcが第3搬送路L3から分岐する分岐部である。第1分岐部Q1には、整流部材58が設けられている。整流部材58は、定着部9から搬出された用紙Tの搬送方向を、第1排紙部50aに向かう第3搬送路L3又は第2排紙部50bに向かう後処理搬送路Lcに整流させる(切り換える)。
第1合流部P1は、手差し搬送路Laが第1搬送路L1に合流する合流部である。第2合流部P2は、戻り搬送路Lbが第1搬送路L1に合流する合流部である。
第1分岐部Q1は、後処理搬送路Lcが第3搬送路L3から分岐する分岐部である。第1分岐部Q1には、整流部材58が設けられている。整流部材58は、定着部9から搬出された用紙Tの搬送方向を、第1排紙部50aに向かう第3搬送路L3又は第2排紙部50bに向かう後処理搬送路Lcに整流させる(切り換える)。
第1搬送路L1の途中(詳細には、第2合流部P2と2次転写ローラ8との間)には、用紙Tを検出するためのセンサと、用紙Tのスキュー(斜め給紙)補正やトナー画像とのタイミングを合わせるためのレジストローラ対80が配置される。センサは、用紙Tの搬送方向におけるレジストローラ対80の直前(上流側)に配置される。レジストローラ対80は、センサからの検出信情報に基づいて上述の補正やタイミング調整をして用紙Tを搬送する。
戻し搬送路Lbは、用紙Tの両面印刷を行う際に、既に印刷されている面とは反対面(非印刷面)を感光体ドラム2に対向させるために設けられる搬送路である。戻し搬送路Lbによれば、第1分岐部Q1から排紙部50側に搬送された用紙Tを表裏反転させて第1搬送路L1に戻して、2次転写ローラ8の上流側に配置されたレジストローラ対80の上流側に搬送させることができる。戻し搬送路Lbにより表裏反転された用紙Tには、感光体ドラム2により非印刷面に対して所定のトナー画像が転写される。
第3搬送路L3における端部には、第1排紙部50aが形成される。第1排紙部50aは、装置本体Mにおける上方側に配置される。第1排紙部50aは、装置本体Mの右側面側(図2において右側、手差し給紙部600側)に向けて開口している。第1排紙部50aは、第3搬送路L3を搬送される用紙Tを装置本体Mの外部に排紙する。
第1排紙部50aにおける開口側には、排紙集積部M1が形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面(外面)に形成される。排紙集積部M1は、装置本体Mにおける上面が下方に窪んで形成された部分である。排紙集積部M1の底面は、装置本体Mにおける上面の一部を構成する。排紙集積部M1には、所定画像が転写され第1排紙部50aから排紙された用紙Tが積層して集積される。
後処理搬送路Lcにおける端部には、第2排紙部50bが形成される。第2排紙部50bは、装置本体Mにおける上方側に配置される。第2排紙部50bは、装置本体Mの左側面側(図2において左側、後処理装置が連結される側)に向けて開口している。第2排紙部50bは、後処理搬送路Lcを搬送される用紙Tを装置本体Mの外部に排紙する。
第2排紙部50bにおける開口側には、後処理装置(図示せず)が連結される。後処理装置は、画像形成装置(コピー機1)から排出される用紙の後処理(ステープル、パンチ等)を行うものである。
なお、各搬送路の所定位置には用紙検出用のセンサが配置される。
第2排紙部50bにおける開口側には、後処理装置(図示せず)が連結される。後処理装置は、画像形成装置(コピー機1)から排出される用紙の後処理(ステープル、パンチ等)を行うものである。
なお、各搬送路の所定位置には用紙検出用のセンサが配置される。
次に、主搬送路L1〜L3(第1搬送路L1、第2搬送路L2及び第3搬送路L3を合わせて以下「主搬送路」ともいう)及び戻り搬送路Lbにおける紙詰まり(JAM)を解消するための構造について簡単に説明する。
図2に示すように、装置本体Mの左側面側(図2において左側)には、主搬送路L1〜L3及び戻り搬送路Lbが主に上下方向に延びるように並列している。装置本体Mの左側面側(図2において左側)には、装置本体Mの側面の一部を形成するように、カバー体40が設けられている。カバー体40は、その下端部において、支点軸43を介して装置本体Mに連結されている。支点軸43は、その軸方向が主搬送路L1〜L3及び戻り搬送路Lbを横断する方向に沿って配設されている。カバー体40は、支点軸43を中心として閉位置(図2に示す位置)と開位置(図示せず)との間を回動自在に構成されている。
図2に示すように、装置本体Mの左側面側(図2において左側)には、主搬送路L1〜L3及び戻り搬送路Lbが主に上下方向に延びるように並列している。装置本体Mの左側面側(図2において左側)には、装置本体Mの側面の一部を形成するように、カバー体40が設けられている。カバー体40は、その下端部において、支点軸43を介して装置本体Mに連結されている。支点軸43は、その軸方向が主搬送路L1〜L3及び戻り搬送路Lbを横断する方向に沿って配設されている。カバー体40は、支点軸43を中心として閉位置(図2に示す位置)と開位置(図示せず)との間を回動自在に構成されている。
カバー体40は、支点軸43によって装置本体Mに回動自在に連結された第1のカバー部41と、同じ支点軸43によって装置本体Mに回動自在に連結された第2のカバー部42とから構成されている。第2のカバー部42は、第1のカバー部41よりも装置本体Mの外側(側面側)に位置する。なお、図2において、右下がりの破線でハッチングされた部分が第1のカバー部41であり、右上がりの破線でハッチングされた部分が第2のカバー部42である。
カバー体40が閉位置に位置する状態において、第1のカバー部41は、その外面側が装置本体Mの外面(側面)の一部を形成している。
また、カバー体40が閉位置に位置する状態において、第2のカバー部42は、その内面側(装置本体M側)が主搬送路L1〜L3の一部を形成している。
更に、カバー体40が閉位置に位置する状態において、第1のカバー部41の内面側と第2のカバー部42の外面側とが、戻り搬送路Lbの少なくとも一部を形成している。つまり、戻り搬送路Lbは、第1のカバー部41と第2のカバー部42との間に形成されている。
また、カバー体40が閉位置に位置する状態において、第2のカバー部42は、その内面側(装置本体M側)が主搬送路L1〜L3の一部を形成している。
更に、カバー体40が閉位置に位置する状態において、第1のカバー部41の内面側と第2のカバー部42の外面側とが、戻り搬送路Lbの少なくとも一部を形成している。つまり、戻り搬送路Lbは、第1のカバー部41と第2のカバー部42との間に形成されている。
本実施形態のコピー機1は、このような構成のカバー体40を備えることにより、主搬送路L1〜L3で紙詰まり(JAM)が発生した際には、カバー体40を図2に示す閉位置から、開位置(図示せず)に回動して主搬送路L1〜L3を開放することにより、主搬送路L1〜L3に詰まった用紙を処理することができる。一方、戻り搬送路Lbで紙詰まりが発生した際には、カバー体40を開位置に回動した後、支点軸43を中心に第2のカバー部42を装置本体M側(図2における右側)に回動させて戻り搬送路Lbを開放することにより、戻り搬送路Lbに詰まった用紙を処理することができる。
ここで、図1及び図3に示すように、装置本体Mにおける外形は、筐体としてのケース体100により構成される。ケース体100は、ケース本体110と、カバー部120とを有する。
ケース本体110は、装置本体Mの略全体を覆っている。
ケース本体110における左側面には、カバー体40を構成する上述の第2のカバー部42が開閉可能に配置される。
ケース本体110は、装置本体Mの略全体を覆っている。
ケース本体110における左側面には、カバー体40を構成する上述の第2のカバー部42が開閉可能に配置される。
カバー部120は、ケース体100の前面側に設けられている。カバー部120は、ケース体100に対して水平方向に回動可能となっている。カバー部120の回動によってケース本体110内部の前面部分が露出する。これにより、ユーザは、後述するトナーカートリッジ5の交換、用紙詰まりの回復、メンテナンス等をケース本体110の前面から行うことができる。
上述したカバー部120は、給紙カセット52と排紙集積部M1との間に配置されるようケース本体110に取り付けられる。カバー部120は、図1に示す閉状態と、図3に示す開状態(第2開状態)とに開閉可能に構成される。カバー部120が開状態(第2開状態)において、ケース本体110に形成された開口155が露出され(図3参照)、カバー部120が閉状態において、ケース本体110に形成された開口155が覆われる(図1参照)。カバー部120は、図3に示す開状態からケース本体110の前面に向かって回動移動される(閉じられる)ことにより、ケース本体110の前面に形成された開口155を覆う閉状態となる。図3に示すように、カバー部120が開状態において、ケース本体110の開口155からフレーム部151及び複数のトナーカートリッジ5a、5b、5c、5dが外部に露出される。そして、カバー部120が開状態から閉状態に回動移動される(閉じられる)ことにより、カバー部120は、フレーム部151及びトナーカートリッジ5a、5b、5c、5dを覆った隠蔽状態となる。なお、フレーム部151は、装置本体Mにおける搬送路Lや感光体ドラム2を収容(覆う)部分である。
ケース本体110は、ケース体100の外側面を形成する化粧パネル130を更に備える(図1及び図3参照)。化粧パネル130は、複数のパネルにより構成される。化粧パネル130を構成する複数のパネルは、ケース本体110の前面における一端側(図1及び図3においては左端側)に縦方向(垂直方向)に一列に並んで配置される。化粧パネル130は、垂直方向における上側から下側に向かって順に上部パネル131と、化粧部としての中間パネル132と、下部第1パネル133と、下部第2パネル134とを有して構成される。
上部パネル131は、排紙集積部M1に対応した位置に設けられる。中間パネル132は、カバー部120に対応した位置に設けられる。ここで、中間パネル132における垂直方向の長さは、カバー部120における垂直方向の長さと略同じ長さとなっている。下部第1パネル133は、上部の給紙カセット52に対応した位置に設けられる。下部第2パネル134は、下部の給紙カセット52に対応した位置に設けられる。ここで、本実施形態において、中間パネル132は、ケース本体110に対して回動可能に構成される。
次いで、図4から図7により、カバー部120及び化粧パネル130の構造について説明する。
図4は、カバー部120を開いた状態(第2開状態)を示す斜視図である。図5は、カバー部120を閉じた状態(閉状態)を示す平面図である。図6は、カバー部120を第1回動位置まで開いた第1開状態を示す平面図である。図7は、カバー部120を第2回動位置まで開いた第2開状態を示す平面図である。
図4は、カバー部120を開いた状態(第2開状態)を示す斜視図である。図5は、カバー部120を閉じた状態(閉状態)を示す平面図である。図6は、カバー部120を第1回動位置まで開いた第1開状態を示す平面図である。図7は、カバー部120を第2回動位置まで開いた第2開状態を示す平面図である。
図4に示すように、カバー部120は、カバー本体121と、第1連結部122とを備える。
カバー本体121は、トナーカートリッジ5及びフレーム部151が配置される開口155(図3参照)を覆う矩形の箱形状に形成されたカバー部材である。カバー本体121における垂直方向上面には、通気孔123が形成される。通気孔123は、定着部9とトナーカートリッジ5dとの間に配置されるダクト90に外部からの空気を取り入れるために設けられる(図2参照)。
カバー本体121は、トナーカートリッジ5及びフレーム部151が配置される開口155(図3参照)を覆う矩形の箱形状に形成されたカバー部材である。カバー本体121における垂直方向上面には、通気孔123が形成される。通気孔123は、定着部9とトナーカートリッジ5dとの間に配置されるダクト90に外部からの空気を取り入れるために設けられる(図2参照)。
図5に示すように、第1連結部122は、第1回動軸124を有する。
第1回動軸124は、ケース本体110における所定の取付部位に垂直方向における上下方向に沿って配置される。第1回動軸124は、第1連結部122をケース本体110に回動可能に連結させる。つまり、第1回動軸124は、第1連結部122を介してカバー本体121をケース本体110に回動可能に連結する。
第1回動軸124は、ケース本体110における所定の取付部位に垂直方向における上下方向に沿って配置される。第1回動軸124は、第1連結部122をケース本体110に回動可能に連結させる。つまり、第1回動軸124は、第1連結部122を介してカバー本体121をケース本体110に回動可能に連結する。
また、第1連結部122は、第1回動軸124とカバー本体121とを連結する連結部材125を備える。連結部材125は、カバー本体121が第1開状態(図5参照)から第2開状態(図6参照)において化粧パネル130における中間パネル132に当接する。
連結部材125は、コ字形に屈曲された上部レバー125a及び下部レバー125bと、上部レバー125a及び下部レバー125bとを連設するプレート部125cとを有する(図4参照)。第1回動軸124は、連結部材125の一端側に垂直上下方向に延びるように配置される。連結部材125における第1回動軸124と反対側の他端側は、カバー本体121の背面部121aに連結される。このような構造では、連結部材125が第1回動軸124を中心に回動することにより、カバー部120の全体が開口155(図2参照)を覆う状態(図5参照)と、開口155を露出させる状態(図6及び図7参照)との間で水平方向に回動する。言い換えると、連結部材125が第1回動軸124を中心に回動することにより、カバー部120全体が開口155を覆う状態の閉位置(図5参照)と、開口155を露出させる状態の第1回動位置(図6参照)と、第回動位置から更に外側(開方向)の第2回動位置(図7参照)との間を水平方向に回動移動する。
カバー部120は、カバー部120の開方向への移動を規制する中間パネル132が回動移動可能に構成されるので、第1回動位置(図6参照)をこえて第2回動位置(図7参照)まで回動移動される。例えば、カバー部120は、第1回動軸124を中心として回動する回動角度が閉状態の閉位置(図5参照)における角度を基準(ゼロ度)としたとき90度よりも大きな角度となるよう回動移動することができる。
図5から図7に示すように、化粧パネル130を構成しカバー部120に対応した位置に配置される中間パネル132は、ケース本体110に回動可能に取り付けられる。
中間パネル132は、第2連結部としての連結ブラケット137と、第2回動軸136とによりケース本体110に回動可能に取り付けられる。連結ブラケット137には、第2回動軸136が貫通される。第2回動軸136は、ケース本体110に垂直方向における上下方向に延びるように取り付けられると共に、第1回動軸124と略平行となるようは配置される。このように構成されることで、中間パネル132は、第2回動軸136を中心に回動可能な状態でケース本体110に取り付けられる。
中間パネル132は、第2連結部としての連結ブラケット137と、第2回動軸136とによりケース本体110に回動可能に取り付けられる。連結ブラケット137には、第2回動軸136が貫通される。第2回動軸136は、ケース本体110に垂直方向における上下方向に延びるように取り付けられると共に、第1回動軸124と略平行となるようは配置される。このように構成されることで、中間パネル132は、第2回動軸136を中心に回動可能な状態でケース本体110に取り付けられる。
中間パネル132は、第2回動軸136からカバー部120の方向に伸びた断面がL字状の屈曲板形状に形成されている。中間パネル132における第2回動軸136と反対側の端部(端縁)138は、自由端となっている。中間パネル132の端部138は、中間パネル132が閉じた第1状態では、カバー部120の端部に臨んでいる(図1参照)。すなわち、中間パネル132が閉じた第1状態において、端部138は、カバー部120におけるカバー本体121の対応端面に臨んで配置される。
中間パネル132が閉じた第1状態において、カバー部120が開方向に回動した場合、上部レバー125a及び下部レバー125bの間に配置される屈曲部126a及び屈曲部126bは、中間パネル132の自由端である端部138に当接する(図6参照)。屈曲部126a及び126bの当接によって中間パネル132に回動力が伝達され、中間パネル132は、カバー部120と共に開き方向に回動して第2状態(開いた状態)となる。本実施形態において、屈曲部126a及び屈曲部126bは、カバー部120がケース本体110に対して90度回動した時点で端部138に当接するように設定されている(図6参照)。
図4に示すように、中間パネル132には、戻しバネ139が取り付けられている。戻しバネ139は、コイルバネである。戻しバネ139は、一端139aがケース本体110に係止されると共に、他端139bが中間パネル132の背面に係止されている。戻しバネ139は、中間パネル132が開き方向に回動することにより伸長して弾性力を蓄えた状態となる。つまり、戻しバネ139は、中間パネル132を閉じ方向に回動させるように付勢する。従って、中間パネル132は、戻しバネ139によって常に閉じるように、すなわち、中間パネル132がケース本体110の外側面を形成する状態を維持するよう付勢されている。ここで、戻しバネ139は、上述の種類や配置に限定されず、第2回動軸136に直接取り付けられたバネ部材であってもよい。
続けて、図5から図7により、カバー部120の動作について説明する。ここで、図5において、ケース本体110に対するカバー部120の回動角度はゼロ度である。図6において、ケース本体110に対するカバー部120が回動角度は90度である。図7において、ケース本体110に対するカバー部120の回動角度は90度をこえた120度である。
まず、図5に示す閉状態から、カバー本体121の側面に凹み状に設けた操作部127(図3参照)を介してカバー部120を開き方向に回動させる。これにより、カバー部120は、第1回動軸124を中心に開き方向に回動され第1開状態(図6参照)になる。カバー部120が開き方向に回動されることで、連結部材125は、第1回動軸124を中心に時計方向(上方から見た場合、図5から図7参照)に回転される(図6参照)。この状態において、中間パネル132は、戻しバネ139(図4参照)の付勢力により閉じた第1状態となっている。
次いで、図6に示す状態から、カバー部120を更に開き方向に回動させる。これにより、カバー部120は、第1開状態から第2開状態に変形される。つまり、カバー部120は、第1回動位置から第2回動位置に回動移動される。これにより、図7に示すように、連結部材125は、中間パネル132の端部138に当接すると共に、中間パネル132を回動させる。具体的には、上部レバー125a及び下部レバー125bの屈曲部126a、126bは、端部138に当接すると共に、端部138を開き方向に押して中間パネル132を回動させる。つまり、カバー部120を回動させることで、中間パネル132は、カバー部120と共にカバー部120と同じ方向に回動される。このように中間パネル132が回動されることで、カバー部120は、回動角度が90度をこえた第2開状態となることができる。カバー部120が90度以上の回動角度で開くことにより、トナーカートリッジ5の交換作業やフレーム部151内部のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
ここで、図7に示す状態から、カバー部120を閉じる方向に回動させることにより、上部レバー125a及び下部レバー125bの屈曲部126a、126bが中間パネル132の端部138から離間される。これにより、中間パネル132は、戻しバネ139(図4参照)の付勢力により、第2状態(図7参照)から第1状態(図5及び図6参照)に復帰される。ここで、カバー部120は、図6に示す第1開状態を経て、図5に示す閉状態に変形される。カバー部120は、回動角度ゼロ度の状態に戻され閉状態となる。
本実施形態によれば、カバー部120を90度以上の角度に回動させることができるため、ケース本体110の前面の開口を広く露出させることができる。これにより、トナーカートリッジ5の交換作業やケース本体110へのメンテナンス作業を容易に行うことができる。
また、本実施形態によれば、カバー部120の開き回動に伴ってカバー部120(連結部材125)が中間パネル132に当接して中間パネル132を回動させるため、カバー部120の回動操作を円滑に行うことができる。
また、本実施形態によれば、中間パネル132への当接がカバー部120の連結部材125によってなされるため、当接のため(中間パネル132を回動させるため)の部材を別途設ける必要がない。このため、構造が複雑になることがない。
また、本実施形態によれば、中間パネル132が戻しバネ139によって自動的に閉じ回動するため、中間パネル132を戻す作業が不要となり、操作性が向上する。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。例えば、本実施形態において、画像形成装置としてコピー機1につい説明しているが、これに限定されず、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機等であってもよい。
また、本実施形態において、中間パネル132の端部138に対してカバー部120の上部レバー125a及び下部レバー125bが当接するが、これに限定されず、例えば、当接専用の部材をカバー部120に設けて中間パネル132に当接するようにしてもよい。
また、本実施形態において、中間パネル132だけを回動可能としているが、これに限定されず、化粧パネル130全体を回動可能としてもよい。
また、本実施形態において、カバー部120と、中間パネル132とは、互いに異なる回動軸を中心に回動しているが、同じ回動軸(同軸)を中心に回動してもよい。
1……コピー機(画像形成装置)、2……感光体ドラム(像担持体)、5……トナーカートリッジ、6……トナー供給装置、8……転写ローラ、9……定着装置、16……現像器、100……ケース体(筐体)、110……ケース本体、120……カバー部、121……カバー本体、122……第1連結部、124……第1回動軸、125……連結部材、125a……上部レバー、125b……下部レバー、130……化粧パネル、132……中間パネル(化粧部)、136……第2回動軸、137……連結ブラケット(第2連結部)、138……端部、139……戻しバネ、155……開口、N……転写ニップ(転写部)
Claims (4)
- 開口を有する筐体と、
前記筐体に収容され、トナーを供給するトナー供給装置と、
前記筐体に収容され、表面に静電潜像が形成される像担持体と、
前記筐体に収容され、前記トナー供給装置により前記トナーが供給されると共に、前記像担持体に形成された静電潜像にトナー画像を現像する現像器と、
前記筐体に収容され、前記像担持体に形成されたトナー画像を直接的又は間接的に所定の用紙に転写する転写部と、
前記転写部により前記所定の用紙に転写されたトナー画像を定着させる定着部と、
前記開口を覆うように配置可能なカバー部と、
前記筐体に前記カバー部を第1回動軸を中心に前記開口を覆う閉状態と前記開口を露出させる開状態とに回動可能に連結する第1連結部と、
前記カバー部における前記第1回動軸側に該カバー部と並んで配置され、前記閉状態のカバー部と共に前記筐体における所定の外側面を形成する化粧部と、
前記筐体に前記化粧部を前記第1回動軸と同軸又は略平行な第2回動軸を中心に前記カバー部と略同じ方向へ回動可能に連結する第2連結部と、を備える
画像形成装置。 - 前記第1連結部は、前記第1回動軸と前記カバー部とをつなぐ連結部材を有し、
前記連結部材は、
前記カバー部が前記開状態における所定の回動位置において、前記化粧部における前記第2回動軸と反対側の自由端に当接すると共に、
前記カバー部が前記所定の回動位置をこえて回動移動した場合、前記第2回動軸を中心に前記化粧部を回動移動させる
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記筐体における前記所定の外側面を形成する状態を維持するよう前記化粧部を付勢する付勢部と、を備える
請求項1又は2に記載の画像形成装置。 - 前記化粧部が前記筐体における前記所定の外側面を形成する状態から回動移動された状態において、
前記カバー部は、前記閉状態における回動角度を基準として、90度より大きな回動角度になるよう回動移動される
請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
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