JP2003253984A - トンネル布設替え装置 - Google Patents

トンネル布設替え装置

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JP2003253984A JP2002061766A JP2002061766A JP2003253984A JP 2003253984 A JP2003253984 A JP 2003253984A JP 2002061766 A JP2002061766 A JP 2002061766A JP 2002061766 A JP2002061766 A JP 2002061766A JP 2003253984 A JP2003253984 A JP 2003253984A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既設トンネルの位置に対して新設トンネルの
位置を任意に移動して設定し得るトンネル布設替え装置
を提供する。 【解決手段】 外殻2の後方部2bと内殻20との間
に、外殻2の後方部2bの軸心CT2と平行な軸心を中
心として揺動可能なカム機構40を放射状に複数配設す
る。そして複数のカム機構40の各アクチュエータ46
を各調整しつつ伸縮させることにより、外殻2の後方部
2bに対して内殻20を移動駆動し、新設トンネル60
の位置を任意に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既設トンネルを新
設トンネルに布設替えするためのトンネル布設替え装置
に係り、詳しくは、既設トンネルの位置に対して新設ト
ンネルの位置を移動した形で設定構築することができる
トンネル布設替え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近来、例えば地下鉄のトンネル、下水道
管路などにおいて、老朽化や用途変更などが求められる
ようになり、既存しているトンネル(以下、「既設トン
ネル」とする)の位置に新たなトンネル(以下、「新設
トンネル」とする)を布設する布設替えが行なわれてい
る。このようなトンネルの布設替えにおいては、例えば
拡大シールド工法、老朽管路更新工法などが適用されて
おり、まず、既設トンネルの既設覆工の外側を掘削し、
空間に突出したような形となった既設覆工をそれぞれの
セグメントに分解し、地上に撤去した後、掘削された部
分に新たなセグメントを連結して新設覆工を形成し、新
設トンネルに布設替えするようなシールド装置が採用さ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、地下水の浸
食等による地盤沈下や、地震等による地盤の隆起等によ
って、既設トンネルの布設された当時の位置と現在の位
置にずれが生じている場合がある。これらの場合に対し
て、上記従来のトンネル布設替え装置では、現在の位置
にある既設トンネルの位置に合わせてしか、新設トンネ
ルの位置を設定することができず、布設当時の位置に対
しずれてしまった既設トンネルの位置に対して、既設ト
ンネルの布設時の位置あるいは新たに計画された位置に
新設トンネルを布設するために、既設トンネルに対して
位置をずらして新設トンネルを布設することができるシ
ールド装置が求められている。
【0004】そこで、本発明は、上記事情に鑑み、既設
トンネルを新設トンネルに布設替えする際に、既設トン
ネルの位置に対して移動した位置に新設トンネルを布設
することができる、トンネル布設替え装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
は、既設トンネルを新設トンネルに布設替えするトンネ
ル布設替え装置において、前記既設トンネル(50)の
外径(d1)より大きな内径を有する筒形の外殻(2)
と、前記外殻(2)の前方部(2a)に設けられ、前記
既設トンネル(50)の外周部の地山(70)を掘削し
得る掘削手段(6)と、前記外殻(2)の後方部(2
b)内周側に設けられ、前記新設トンネル(60)の新
設覆工(61)を布設するための内殻(20)と、を有
し、前記外殻(2)と内殻(20)の間に、所定の間隔
で揺動可能に配設された複数のカム機構(40)を設
け、該カム機構(40)により、内殻(20)を外殻
(2)の径方向に相対的に移動し得るように構成され
る。
【0006】請求項2に係る本発明は、前記カム機構
(40)は、前記外殻(2)と内殻(20)の間に、外
殻(2)の軸心(CT2)と平行な軸心を中心として揺
動自在に配設されたカム(41)と、該カム(41)に
連結され、カム(41)を揺動させる伸縮形アクチュエ
ータ(46)を有することを特徴として構成される。
【0007】請求項3に係る本発明は、前記カム(4
1)は、前記外殻(2)の内周面もしくは内殻(20)
の外周面との摺接部に、外殻(2)の軸心(CT2)と
平行な軸心を中心として回転可能に配設された複数のロ
ーラ(43)を有することを特徴として構成される。
【0008】請求項4に係る本発明は、前記外殻(2)
の内周面もしくは内殻(20)の外周面の前記カム(4
1)が摺接する位置に、補強板(36)を配設したこと
を特徴として構成される。
【0009】
【発明の効果】請求項1に係る発明によると、内殻を外
殻に対して、その半径方向に相対的に移動駆動し得るカ
ム機構を有するので、既設トンネルの位置に対して、内
殻の位置によって決定される新設トンネルの位置を適宜
移動させて設定することができる。これにより、地盤の
沈下や隆起による既設トンネルの設計位置からのずれを
修正しながら新設トンネルを布設することができる。ま
た、簡単な機構で外殻に対して内殻を移動駆動すること
ができる。
【0010】請求項2に係る発明によると、前記カム機
構は、前記外殻と内殻の間に、外殻の軸心と平行な軸心
を中心として揺動自在に配設されたカムと、該カムに連
結され、カムを揺動させるアクチュエータとから構成さ
れるので、カム機構をコンパクトに配置することがで
き、外殻と内殻の間の空間を小さくすることができる。
即ち、装置の小型化に寄与することができる。
【0011】請求項3に係る発明によると、前記カム
は、前記外殻の内周面もしくは内殻の外周面との摺接部
に、外殻の軸心と平行な軸心を中心として回転自在な複
数のローラを有するので、外殻の内周面もしくは内殻の
外周面とカムの摺接部における相対移動を滑らかにする
ことができ、外殻と内殻の相対移動を円滑に行なわせる
ことができる。
【0012】請求項4に係る発明によると、前記外殻の
内周面もしくは内殻の外周面の、前記カムとの摺接面に
補強板を配置したので、より大きな圧力で、確実に外殻
と内殻の相対移動を行なわせることができる。また、外
殻と内殻の相対移動時におけるカムからの押し圧力で外
殻もしくは内殻を損傷することがなく、信頼性の高い装
置の提供が可能になる。
【0013】なお、括弧内の符号等は、図面と対照する
ためのもので、発明の理解を容易にするための便宜的な
ものであり、特許請求の範囲に何等影響を及ぼすもので
はない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図
1、図2、図3、図4に沿って説明する。図1は、本発
明に係るトンネル布設替え装置の一例を示す断面図、図
2は、図1のA矢視図、図3は、図1のB−B断面図、
図4は、図1のC−C断面図である。なお、以下の説明
において、トンネル布設替え装置が布設を行ないつつ進
行する方向(トンネル形成方向)に基づいて、図1の左
側を前方とし、右側を後方とする。
【0015】まず、布設替えされる既設トンネル50に
ついて、図1及び図2に沿って説明する。図1及び図2
に示すように、既設トンネル50は、地山70の土圧・
水圧に対抗するように構築された長さLの既設覆工51
が前後方向に連結されて構成されている。
【0016】該既設覆工51は、例えば、周方向長さl
1の6個のセグメント52aと周方向長さl2の1個の
セグメント52bが、既設トンネル50の軸心CT1を
中心にした外径d1を有する円周上に、不図示の継手ボ
ルトなどにより環状に組み立てられて1リングが形成さ
れている。従って、前記継手ボルトなどによる接続を解
除することで、既設覆工51は簡単に既設セグメント5
2a、52bに分解することができる。また、既設覆工
51の外周は、地山70の崩落を防止すると共に、地下
水などの侵入を防ぐために、裏込め51aに覆われてい
る。
【0017】図1に示すように、トンネル布設替え装置
1は、前記既設トンネル50の軸心CT1と同心である
軸心CT2上に、該トンネル布設替え装置1の略全体に
亘って前後に形成された外径Dからなる円筒形の外殻2
を有している。該外殻2の内径は、既設トンネル50の
外径d1よりも大きく形成されている。
【0018】前記外殻2は、中折れ型とされ、その進行
方向の前方部2aと後方部2bとに2分割され、該後方
部2bの先端(図1の左側)には、環状のフレーム2c
が固定されている。前記前方部2aと後方部2bとは、
伸縮自在な中折れジャッキ3により連結されている。そ
して、中折れジャッキ3の伸縮により、該連結部におい
て、トンネル布設替え装置1全体が屈曲自在である。ま
た、前記連結部には、該連結部から地下水や土砂がトン
ネル布設替え装置1の内部に侵入しないように、中折れ
シール5が配設されている。なお、外殻2は、必ずしも
中折れ形のものではなくてもよく、関節の無い一体型の
外殻としてもよい。
【0019】前記外殻2の前方部2aの先端部分(図1
の左端部)には、既設トンネル50の既設覆工51の外
側に、掘削手段の一例である円環状のカッタ6が設けら
れている。このカッタ6は、図2に示すように、複数の
カッタビット6bを有するカッタスポーク6aを、周上
の略均等の位置に、例えば、8箇所有している。また、
それらカッタスポーク6a、6aの間には、既設トンネ
ル50の既設覆工51の裏込め51aを掘削するディス
クカッタ6cを有している。なお、前記カッタ6などの
掘削手段は、例えば、水圧(ウオータジェット)により
地山70を掘削するものでもよく、つまり、既設トンネ
ル50の外周部の形状に対応した形で環状に地山70を
掘削し得るものならよい。
【0020】前記外殻2の前方部2aの内周側には、既
設トンネル50の既設覆工51の該径より僅かに大きな
内径の内筒7が設けられている。該内筒7の内面には、
既設覆工51の外周面に密着し、地下水などの侵入を防
ぐ複数のセグメントシールブラシ7aとセグメントシー
ルチューブ7bとが設けられている。
【0021】前記外殻2の前方部2aと内筒7の間に
は、伝達筒9が配設されている。該伝達筒9は、その前
端がカッタ6の後端に固定され、後端には、環状の内側
ギヤ9aが固定されている。前記外殻2の前方部2aの
後端部には、カッタ6駆動用のモータ10が配設されて
いる。このモータ10の駆動力は、出力ギヤ10aを介
して前記内側ギヤ9aに伝達され、伝達筒9を介してカ
ッタ6に伝達される。
【0022】また、前記外殻2の前方部2aと内筒7と
の間には、新設トンネル60の内部を介して地上に連通
する送泥管11(図1中上方)と排泥管12(図1中下
方)とが設けられている。そして、送泥管11と排泥管
12の先端は、それぞれカッタ6の後部に形成されるチ
ャンバ6dに接続されており、該送泥管11の先端に
は、加圧泥水を供給する送泥口11aが、該排泥管12
の先端には、掘削土砂を吸入する排泥口12aがそれぞ
れ設けられている。
【0023】また、前記送泥管11には、該送泥管11
内の圧力を調整する調整弁11bが、前記排泥管12に
は、該排泥管12内の圧力を調整する調整弁12bが、
それぞれ設けられている。なお、図1では、前記送泥管
11及び排泥管12が、トンネル布設替え装置1の後方
の新設トンネル60側(図1の右側)に向けて配置さ
れ、新設トンネル60内より地上に連通しているが、前
方の既設トンネル50側(図1の左側)に向けて配設
し、既設トンネル50内より地上に連通させてもよい。
【0024】前記内筒7には、既設トンネル50の既設
覆工51の後端面(図1の右側端面)に対してシールリ
ング13を押圧自在であるシールリングジャッキ15
が、既設トンネル50の軸心CT1に対して円環状に複
数配置されている。そして、前記シールリングジャッキ
15を伸長させると、前記シールリング13を既設覆工
51の後端面(図1の右側端面)に押しつけて、前記既
設覆工51とセグメントシールチューブ7b及びセグメ
ントシールブラシ7aとの間を通り抜けてきた地下水等
の、内筒7内への侵入を防止する。
【0025】また、内筒7内には、既設覆工51を分解
するための第1のエレクタ16が設けられている。この
エレクタ16には、回転フレーム17と、該回転フレー
ム17に支持された伸縮ジャッキ18と、該伸縮ジャッ
キ18に支持され、既設セグメント52a、52bを把
持するための把持部19が設けられている。
【0026】前記外殻2の後方部2bの内周側には、既
設トンネル50の既設覆工51の外径d1と略同径ある
いは小径であり、新設トンネル60の新設覆工61を内
側に布設するための、内径d2を有する内殻20が設け
られている。該内殻20の先端(図1の左側)には、前
記外殻2の後方部2bの先端に配設されたフレーム2c
と相対移動自在に接触する環状のフレーム20aが設け
られている。
【0027】また、前記内殻20は、図3に示すよう
に、前記外殻2の後方部2bの内径部に放射状に配設さ
れた複数の偏心用のカム機構40を介して、外殻2に対
して相対的に移動可能に支持されている。なお、前記内
殻20は、前記内筒7と同径あるいは小径であってもよ
いし、大径であってもよい。つまり、前記外殻2の後方
部2bの内周部と所定の距離を取り得る径であれば、内
殻2の径は任意に設定することができ、従って、新設ト
ンネル60の径を前記外殻2の内径までの範囲において
任意に設定することができる。
【0028】前記内殻20の後部(図1の右側)内側に
は、内殻20の内周面と該内殻20の内側に布設された
新設覆工61との隙間から、地下水、裏込め材や埋め戻
し材(以下、裏込め材と埋め戻し材を総称して裏込め6
1aという)が侵入しないように環状に配列された複数
列のシールブラシ21が配設されている。
【0029】また、外殻2の後方部2bの後端(図1の
右端)の内周面と内殻20の後端の外周面の間には、地
下水や裏込め61aが侵入しないように円環状の止水壁
22が配設されている。該止水壁22は、止水スライダ
23と止水リング25等により構成されており、該止水
スライダ23と止水リング63は共にリング状に形成さ
れている。また、前記止水スライダ23の内径は、前記
内殻20の外径と略同径であり、前記止水リング25の
外径は、外殻2の後方部2bの内径と略同径である。そ
して、前記止水スライダ23は、補強用リブ23aで補
強される形で、内周部が前記内殻20の外周面に固着さ
れ、前記止水リング25の外周部は、前記外殻2の後方
部2bの内周面に固着されている。
【0030】前記止水リング25の前端面内周部には、
環状の止水シール25aが配設されている。該止水シー
ル25aには、前記止水スライダ23の後端面が水密状
に、前記外殻2の後端部2bの軸心CT2(即ち、内殻
20の軸心CT3)と直交する面内で摺動自在に接触し
ている。従って、前記止水スライダ23は、前記地下水
や裏込め61aが外殻2の後方部2bと内殻20の間に
侵入するのを防ぎつつ、前記内殻20の径方向に対して
摺動自在である。即ち、内殻20の軸心CT3が外殻2
の後方部2bの軸心CT2に対して所定の範囲内におい
て移動しても、前記止水壁22は、外殻2の後方部2b
と内殻20との間の水密性を保持することができる。
【0031】前記外殻2の後方部2bと内殻20との間
には、前記カッタ6により掘削された穴の内周面と新設
覆工61の外周面との空間に裏込め材を供給する裏込め
材注入管26(図1中上方)と、前記空間に埋め戻し材
を供給する埋め戻し材注入管27(図1中下方)とが、
それぞれ複数本所定の間隔で設けられている。そして、
裏込め材注入管26と埋め戻し材注入管27の先端は、
それぞれ前記止水リング25に接続されており、裏込め
材注入管26の先端には、裏込め材を供給する供給口2
6aが、埋め戻し材注入管27の先端には、埋め戻し材
を供給する供給口27aがそれぞれ設けられている。
【0032】前記内殻20の先端(図1の右側)のフレ
ーム20aには、新設トンネル60の新設覆工61の先
端面(図1の右側端面)と対向するようにジャッキ29
が、内殻20の軸心CT3を中心に円環状に配設されて
いる。該ジャッキ29を伸長させると、新設覆工61の
端面を後方に向けて押圧する。この押圧の反力が、ジャ
ッキ29から内殻20のフレーム20a、外殻2の後方
部2bのフレーム2c、中折れジャッキ3、外殻2の前
方部2aを介してカッタ6に掘進力として伝達される。
【0033】また、前記内殻20内には、新設覆工61
を構築するための第2のエレクタ30が配設されてい
る。該第2のエレクタ30は、回転フレーム31と、該
回転フレーム31の後方に配設された吊ビーム32と、
該吊ビーム32に配設された伸縮ジャッキ33と、該伸
縮ジャッキ33に支持され、新設セグメント62を把持
するための把持部35が設けられている。
【0034】前記第2のエレクタ30は、前記内殻20
の内周面に連結される形で配設されるので、回転フレー
ム31の旋回中心は、常に前記内殻20の軸心CT3と
同心になっている。従って、前記把持部35は、内殻2
0の軸心(即ち、新設トンネル60の軸心)CT3を中
心に回転駆動自在で、矢印M−Nに示す半径方向に対し
ても所定範囲で移動駆動自在となっている。
【0035】前記既設トンネル50には、外部から前記
トンネル布設替え装置1内まで、ローラコンベア55が
既設トンネル50の軸心CT1方向に移動可能に配設さ
れている。該ローラコンベア55は、前記第1のエレク
タ16により既設覆工51から取り外した既設セグメン
ト52a、52bを既設トンネル50外へ搬出すると共
に、前記第2のエレクタ30により構築する新設覆工6
1を組み立てるための新設セグメント62を既設トンネ
ル50外から搬入する。
【0036】なお、本実施の形態においては、前記ロー
ラコンベア55は、既設トンネル50を通して外部から
配設されているが、該ローラコンベア55は新設トンネ
ル60側に配設してもよいし、既設トンネル50と新設
トンネル60の両方に配設して、既設セグメント52
a、52bの搬出と、新設セグメント62の搬入を同時
に行なえるようにしてもよい。
【0037】前記カム機構40は、揺動自在なカム41
と、該カム41を揺動させるアクチェータ46で構成さ
れている。該アクチュエータ46は、油圧により伸縮自
在である。
【0038】前記カム41は、その両端にカム軸41a
が形成され、図1及び図3に示すように、外殻2の後方
部2bの内周面に固定された軸受42に、前記カム軸4
1aを介して回動自在に支持されている。なお、前記カ
ム軸41aの軸心は、前記後方部2bの軸心CT2と平
行になるように配設される。前記カム軸41aの一端に
は、図1及び図4に示すように、所定の角度で一対の突
起部を有するレバ45が固定されている。
【0039】また、前記カム41の前記内殻20の外周
面との接触部(摺接部)には、前記後方部2bの軸心C
T2と平行な軸心を中心として回転自在な複数列、各列
複数個のローラ43(図3では、左右両側のカム41に
ついてはローラ43の図示を省略してある)が配設され
ている。一方、前記ローラ43が当接(摺接)する前記
内殻20の外周面には、補強板36が固定されている。
【0040】前記アクチュエータ46は、一端がピン4
7を介して前記外殻2の後方部2bの内周面に揺動自在
に枢着され、他端が前記レバ45の一端にピン47を介
して揺動自在に枢着されている。従って、アクチュエー
タ46を適宜伸縮させることにより、カム41を揺動さ
せることができる。
【0041】これにより放射状に設けられた複数のカム
機構40を適宜駆動することにより、内殻20を、その
軸心CT3が、図3に示すように、外殻2の後方部2b
の軸心CT2に垂直な方向(即ち、外殻2の半径方向)
に、該軸心CT2を中心とする直径d3の円内で移動さ
せる形で、前記後方部2bに対して相対的に移動させる
ことができる。
【0042】続いて、トンネルの布設替えを行なう際の
トンネル布設替え装置1の動作について、図1ないし図
4に沿って説明する。
【0043】まず、トンネル布設替え装置1を、既設ト
ンネル50の布設方向に前進させる工程を行う。該トン
ネル布設替え装置1は、送泥管11の送泥口11aより
加圧泥水を供給してカッタスポーク6aと対向する切羽
を加圧すると共に、モータ10により伝動筒9を介して
カッタ6を回転駆動させた状態で、ジャッキ29を伸長
させ、新設覆工61を押圧する。この押圧の反力とし
て、内殻20のフレーム20a、外殻2の後方部2bの
フレーム2c、中折れジャッキ3、外殻2の前方部2a
を介してカッタ6に掘進力が伝達され、カッタ6が既設
トンネル50の布設方向(図1の左側)に向けて前進す
る。
【0044】そして、既設トンネル50の外側の地山7
0(ここで言う地山とは、既設トンネル50の外周部の
土砂、裏込め材など、除去すべき部材の総称である)を
掘削する。同時に、排泥管12の排泥口12aより掘削
土砂を排出する。そして、図1に示すように、既設覆工
51の1リングの長さLの分を掘削し終えた状態で、ト
ンネル布設替え装置1の進行を停止した状態とする。
【0045】なお、トンネル布設替え装置1を既設トン
ネル50に沿って前進させる工程において、例えば、前
記既設トンネル50がカーブを描いて布設されている場
合などは、前記中折れジャッキ3を適宜伸縮させること
により、前記外殻2の前方部2aと後方部2bを相対的
に屈曲させ、前記トンネル布設替え装置1全体を既設ト
ンネル50のカーブに沿わせる。これにより、前記既設
トンネル50がカーブしている場合でも、前記トンネル
布設替え装置1を既設トンネル50に沿って前進させる
工程が円滑に行なわれる。
【0046】次いで、既設トンネル50の既設覆工51
の1リング分を解体する工程を行う。まず、第1エレク
タ16を回動駆動して、既設覆工10の図1最右方、即
ち、最後方の1リングを形成している既設セグメント5
2a、52b(図2参照)の内図1中二点鎖線で示す上
方位置aにある既設セグメント52b(図2参照)を把
持部19で把持する。そして、把持した既設セグメント
52bとその周囲にある(周方向及び前方)既設セグメ
ント52a、52bを連結している継手ボルトなどを、
手動、または機械的に撤去し、セグメント52a、52
bとの連結状態を解除する。
【0047】そして、把持部19で把持した既設セグメ
ント52bを下方に向けて引圧し、既設覆工51より既
設セグメント52bを引き剥がす形で取外し、図1中二
点鎖線で示す位置bに既設セグメント52bを、そのセ
グメント52bの姿勢を維持した状態で移動する。この
とき、既設セグメント52bに隣接していた既設セグメ
ント52aは、その周囲にある(周方向及び前方)既設
セグメント52aと連結された状態にあるので、布設さ
れた状態を維持している。
【0048】そして、エレクタ16の回転フレーム17
を回転駆動して、把持部19で把持した既設セグメント
52bを略半周移動し、図1中二点鎖線で示すローラコ
ンベア55上方の位置cへ移動させた後、伸縮ジャッキ
18を伸長させて、既設セグメント52bをローラコン
ベア55上に載置する。その後、把持部19による把持
を解除して、前記ローラコンベア55で既設セグメント
52bを外部に搬出する。
【0049】以下、同様にして、既設トンネル50の既
設覆工51から既設セグメント51aを順次取外す。こ
れを既設覆工51の1リング分繰り返すことにより、既
設覆工1リング分を解体する工程を終了する。なお、既
設覆工51の下端(図2の下端)位置にある2個の既設
セグメント52aを取外す際には、前記ローラコンベア
55を前方(図1の左側)へ退避させる。
【0050】こうして、既設トンネル50を解体した
後、新設トンネル60側に1リング分の新設覆工61を
布設する。既設トンネル50は、長期間の使用している
間に、地下水の浸食による地盤の沈下や、地震による地
盤の沈下、隆起などの影響で本来の布設位置から上下、
左右方向にずれ動いている。従って、新設トンネル60
の軸心CT3を、既設トンネル50の軸心CT1と一致
する形で布設すると、新設トンネル60は、ずれ動いた
既設トンネル50と同じ位置に布設されることになり、
既設トンネル50の地盤の沈下や隆起の影響をそのまま
引き継ぐことになり、好ましくない。
【0051】そこで、新設トンネル60を設計上の軸心
位置に一致させて布設するためには、既設トンネル50
の軸心CT1と一致した形で掘進するトンネル布設替え
装置1の外殻2に対して、新設トンネル60を布設する
内殻20を相対的に移動させる必要がある。それには、
まず、外殻2と内殻20との間に配設された偏心用のカ
ム機構40のアクチュエータ46を適宜伸縮させて、内
殻20を、図3に示すように、その軸心CT3が新設ト
ンネル60の設計上の軸心位置と一致する位置に位置決
めする。
【0052】外殻2に対して内殻20が相対的に移動し
ても、両者の間に設けられた止水壁22は、内殻20に
設けられた止水スライダ23が外殻2に設けられた止水
リング25と接触した状態で移動してその水密状態を維
持するので、外殻2と内殻20の間の止水状態は、良好
に維持される。
【0053】こうして、内殻20の軸心CT3が新設ト
ンネル60の設計上の軸心位置に位置決めされたところ
で、新設トンネル60の新設覆工61の1リング分を組
立てる工程を行う。まず、前記ローラコンベア55によ
り外部から搬入した新設セグメント62を前記内殻20
内周部の図1中二点鎖線で示す位置jに載置する。そし
て、第2のエレクタ30の把持部35により、前記位置
jに載置されている新設セグメント62を把持する。
【0054】該新設セグメント62を把持したエレクタ
30は、伸縮ジャッキ33を収縮させて新設セグメント
62を吊り上げ、この状態で回転フレーム31を旋回さ
せて、把持部35を上方へ移動させ、把持した新設セグ
メント62を図1中二点鎖線で示す位置kに移動させ
る。そして、伸縮ジャッキ33を伸長させて把持してい
る新設セグメント62を図1中二点鎖線で示す位置mに
移動させ、該新設セグメント62を不図示の継手ボルト
などにより周囲にある(周方向及び後方)新設セグメン
ト62と連結する。これを新設覆工61の1リングにつ
いて順次行なうことにより、新設トンネル60の新設覆
工61の1リング分を組立てる工程を終了する。
【0055】なお、このとき、第2のエレクタ30は、
内殻20に装着されているので、たとえ内殻20が外殻
2に対してどのように移動したとしても、エレクタ30
は内殻20と共に移動するので、エレクタ30の内殻2
0に対する相対位置は変化することが無く、移動の度に
エレクタ30と内殻20との芯出し作業などの手間の掛
かる作業を行なう必要が無く、円滑に新設セグメント6
2を内殻20内で組立てることができる。
【0056】新設覆工61の1リング分の組立てが完了
すると、再び前述の前記トンネル布設替え装置1を既設
トンネル50の方向に前進させる工程に戻り、順次既設
トンネル50を新設トンネル60に布設替えしていく。
【0057】以上のように、外殻2の後方部2bと内殻
20の間に、前記外殻2に対して前記内殻20を相対的
に移動駆動自在な移動駆動手段である偏心用のカム機構
40を配設しているので、前記既設トンネル50の位置
に対して内殻20の位置により決定される前記新設トン
ネル60の位置を任意に移動させて設定することができ
る。
【0058】また、内殻20の前方部に、円環状の第2
のエレクタ30が配設されており、該エレクタ30は、
前記内殻20の内周面に連結される形で配設されている
ので、該エレクタ30の軸心位置は、前記内殻20の軸
心(CT3)位置と常に同心とすることができ、前述の
通り、前記外殻2の後方部2bの位置に対して前記内殻
20の位置が移動しても、支障無く前述の新設トンネル
60の新設セグメント62を組立てることができる。
【0059】さらに、外殻2を、外殻2の前方部2aと
後方部2bとに分割し、該外殻2の前方部2aと後方部
2bとを、前方部2aと後方部2bの継ぎ目に円環状に
配設された複数の前記中折れジャッキ3により連結した
ので、該中折れジャッキ3が伸縮することにより、トン
ネル布設替え装置1全体が、前記外殻2の前方部2aと
後方部2bとの連結部において屈曲自在であり、上記既
設トンネル50がカーブを描いて布設されていても、ト
ンネル布設替え装置1が該カーブに沿う形となり、該カ
ーブにつかえることなくトンネル布設替え装置1を円滑
に前進させることができる。
【0060】なお、前記実施の形態においては、カム機
構40を外殻2の内周面に配置し、補強板36を内殻2
0の外周面に配置する構成として説明したが、前記カム
機構40を内殻20の外周面に配置し、補強板36を外
殻2の内周面に配置する構成としてもよい。即ち、外殻
2に対し内殻20をその径方向に相対移動させられる構
成であればよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトンネル布設替え装置の一例を示
す断面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】図1のC−C断面図である。
【符号の説明】
2…外殻 2a…前方部 2b…後方部 6…掘削手段(カッタ) 20…内殻 36…補強板 40…移動駆動手段、カム機構 41…カム 43…ローラ 46…アクチュエータ 50…既設トンネル 60…新設トンネル 61…新設覆工 70…地山 CT2…軸心 d1…外径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 泉 国彦 千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目9番1号 三井建設株式会社幕張事務所内 (72)発明者 鈴木 明彦 千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目9番1号 三井建設株式会社幕張事務所内 (72)発明者 中嶋 大 愛知県知多市北浜町11−1 石川島播磨重 工業株式会社愛知工場内 (72)発明者 伊藤 広幸 愛知県知多市北浜町11−1 石川島播磨重 工業株式会社愛知工場内 Fターム(参考) 2D054 AA05 AA06 AC02 BA05 BB01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設トンネルを新設トンネルに布設替え
    するトンネル布設替え装置において、 前記既設トンネルの外径より大きな内径を有する筒形の
    外殻と、 前記外殻の前方部に設けられ、前記既設トンネルの外周
    部の地山を掘削し得る掘削手段と、 前記外殻の後方部内周側に設けられ、前記新設トンネル
    の新設覆工を布設するための内殻と、を有し、 前記外殻と内殻の間に、所定の間隔で揺動可能に配設さ
    れた複数のカム機構を設け、該カム機構により、内殻を
    外殻の径方向に相対的に移動し得るようにした、 ことを特徴とするトンネル布設替え装置。
  2. 【請求項2】 前記カム機構は、 前記外殻と内殻の間に、外殻の軸心と平行な軸心を中心
    として揺動自在に配設されたカムと、 該カムに連結され、カムを揺動させる伸縮形アクチュエ
    ータを有する、 ことを特徴とする請求項1記載のトンネル布設替え装
    置。
  3. 【請求項3】 前記カムは、 前記外殻の内周面もしくは内殻の外周面との摺接部に、
    外殻の軸心と平行な軸心を中心として回転可能に配設さ
    れた複数のローラを有する、 ことを特徴とする請求項2記載のトンネル布設替え装
    置。
  4. 【請求項4】 前記外殻の内周面もしくは内殻の外周面
    の前記カムが摺接する位置に、補強板を配設した、 ことを特徴とする請求項2もしくは3記載のトンネル布
    設替え装置。
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