JP4133732B2 - シールドトンネルの接合方法 - Google Patents

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本発明は、相対する2方向から同時に掘削して形成した2つのシールドトンネルを地中で接合するシールドトンネルの接合方法に関する。
シールドトンネルを形成するにあたり、近年においては、シールドトンネルの長距離化に伴い、トンネルの両方向からシールド掘進機を発進させ、それらの2台のシールド掘進機で形成された2つのシールドトンネルを地中で接合させて、トンネルを完成させる工法が行われている。このような2つのシールドトンネルを接合する際の接合方法として、たとえば特公平3−69439号公報に開示された方法がある。この接合方法は、外筒と内筒とを備える2台のシールド掘進機によってトンネルを掘削し、その接合部分において、一方のシールド掘進機の内筒を後退させるとともに他方のシールド掘進機の内筒を前進させて地山を掘削するというものである。
特公平3−69439号公報
ところが、上記特許文献1に記載されたシールドトンネルの接合方法では、一方のシールド掘進機の内筒を後退させるとともに、他方のシールド掘進機の内筒を前進させて、残りの地山を掘削するようにしている。このような掘削方法では、2台のシールド掘進機における両外筒の間の幅は、2つのカッタ部の厚さ以上となる。したがって、最終的に地山を掘削する際には、シールド掘進機の外筒で支えられていない部分が2つのカッタ部の幅を超えているので、地山の安定度が低くなるという問題があった。このような状態でそのままシールド掘進機による掘削を行うと、地山が崩落する可能性が高く、地山を安定させるために、たとえば薬液注入などによる地盤改良を行う必要があった。
さらには、シールド掘進機の接合部分は止水性も低く、地下水が流入してしまうおそれがあった。
そこで、本発明の課題は、2つのシールドトンネルを接合するにあたり、地山の安定度を高い状態とし、しかも止水性に優れたシールドトンネルの接合方法を提供することにある。
上記課題を解決した本発明に係るシールドトンネルの接合方法は、第一カッタ部と同径の第一外胴部を備え、第一カッタ部が縮径可能であるとともに第一外胴部に対して相対的に後退可能とされている第一シールド掘進機で掘削した第一トンネルと、第二カッタ部と同径の第二外胴部を備え、第二カッタ部が縮径可能であるとともに、第二外胴部に対して相対的に前進可能とされており、第一外胴部よりも小径であり、第二カッタ部とともに移動可能である可動内筒部を備える第二シールド掘進機で掘削した第二トンネルと、を接合するシールドトンネルの接合方法であって、第一シールド掘進機によって第一トンネル掘削位置まで掘削して第一シールド掘進機を停止させる工程と、第二シールド掘進機によって第二トンネル掘削位置まで掘削して第二シールド掘進機を停止させる工程と、第一カッタ部を第一外胴部の内側まで後退させる工程と、第二シールド掘進機を前進可能位置まで前進させて、第一トンネルと第二トンネルの間の土壁を掘削する工程と第二カッタ部進入可能位置まで第一カッタ部を後退させる工程と、第二カッタ部を縮径させる工程と、第二カッタ部および可動内筒部を第一外胴部に進入させる工程と、第二カッタ部および可動内筒部を第一外胴部に進入させた後第一外胴部の内側および可動内筒部との間をシールする止水部材で第一外胴部および可動内筒部をシールする工程と、を含むものである。
本発明に係るシールドトンネルの接合方法においては、第一シールド掘進機と第二シールド掘進機によってそれぞれの掘削位置まで掘削を行った後、第一シールド掘進機の第一カッタ部を後退させる。それから、第二シールド掘進機を前進させて、第二カッタ部で残りの地山部分を掘削している。このため、トンネルの接合を行う際に、両シールド掘進機におけるそれぞれの外筒間の幅を狭くすることができるので、その分地山の安定度を高くすることができる。
なお、本発明にいう「同径」とは、完全に寸法が一致する場合のほか、わずかに寸法がずれる場合も含むものである。
ここで、第一外胴部の内側および可動内筒部との間をシールする止水部材が設けられており、第二カッタ部および可動内筒部を第一外胴部に進入させた後、止水部材で第一外胴部および可動内筒部とをシールする工程、をさらに含む態様とするのが好適である。
このように、第一シールド掘進機の第一外胴部と第二シールド掘進機の可動内筒部とをシールする止水部材が設けられていることにより、第二カッタ部および可動内筒部を第一外胴部に進入させる際の第一外胴部への水の浸入を防止することができる。
さらに、第一シールド掘進機が、第一外胴部に対して相対的に進退可能な内胴部と、形成したセグメントに反力をとって内胴部を前進方向に押圧するシールドジャッキと、ロッドが第一外胴部に接続され、内胴部に反力をとって第一カッタ部および第一外胴部を前進させる摺動ジャッキと、を備えており、摺動ジャッキが収縮し、シールドジャッキが伸長した状態で、第一トンネル掘削位置まで掘削した第一シールド掘進機を停止させ、第一カッタ部を第一外胴部に対して後退可能とする一方で、シールドジャッキを第一カッタ部に接続し、摺動ジャッキを伸長させながらシールドジャッキを収縮させて、第一カッタ部を内胴部とともに後退させる態様とするのが好適である。
このように、内胴部並びにこの内胴部を前進させるシールドジャッキおよび第一カッタ部と第一外胴部とを前進させる摺動ジャッキを有する第一シールド掘進機を用いることにより、摺動ジャッキおよびシールドジャッキによって第一カッタ部を後退させることができる。したがって、第一カッタ部を後退させるための部材を別途設ける必要がなくなる。
また、第一シールド掘進機に、中折れジャッキが設けられており、第一カッタ部を後退させる工程の前に中折れジャッキを連結棒に交換する工程、をさらに含む態様とするのが好適である。
このように、第一シールド掘進機として中折れジャッキを有するものを用いることにより、中折れジャッキを連結棒と交換することで、第一カッタ部を容易に後退させることができる。
本発明によれば、2つのシールドトンネルを接合するにあたり、地山の安定度を高い状態とし、しかも止水性に優れたシールドトンネルの接合方法を提供することことができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各実施形態において、同一の機能を有する部分については同一の符号を付し、重複する説明は省略することがある。
図1は本発明の実施形態に係るシールドトンネルを形成する第一シールド掘進機の側断面図、図2は図1のII−II線断面図、図3は止水装置の側断面図、図4は第二シールド掘進機の側断面図である。本実施形態では、トンネルの両方向から、第一シールド掘進機1および第二シールド掘進機2によってそれぞれ第一シールドトンネルおよび第二シールドトンネルを掘削し、所定の接合位置において両トンネルを接合する。第一シールドトンネルおよび第二シールドトンネルは、互いに非常に近い位置までそれぞれ掘削する。ここでは、まず、両方のシールド掘進機1,2について説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態に係る第一シールド掘進機1は、第一外胴部10を備えている。第一外胴部10は、前外胴部10Aと後外胴部10Bとを備えており、前外胴部10Aは後外胴部10Bに対して揺動可能に取り付けられている。この前外胴部10Aと後外胴部10Bの間には、接続ブラケット10Cが設けられており、揺動ピン10Dを介して前外胴部10Aと後外胴部10Bとが接続されている。
また、第一外胴部10における前外胴部10Aの先端部には、第一カッタ装置11が設けられている。第一カッタ装置11は、円盤状をなす第一カッタ部11Aおよび正面形状が円形の駆動部11Bを備えている。第一カッタ部11Aの表面には、複数のビット11Cが取り付けられており、第一カッタ部11Aが回転することにより、ビット11Cによって地山が掘削される。また、第一カッタ部11Aの側縁部には、伸縮スポーク11Dが設けられており、この伸縮スポーク11Dは、第一カッタ部11Aに対してその半径方向に伸縮する。こうして、第一カッタ装置11は、その半径方向に縮径可能とされている。
この第一カッタ部11Aは、掘削を行っている間は、伸縮スポーク11Dが伸長した状態で、第一外胴部10と同一径とされている。また、伸縮スポーク11Dが収縮したときには、第一カッタ部11Aの径は、第一外胴部10の内径よりも小さくなり、第一カッタ部11Aが第一外胴部10に対して引き込み可能となる。
駆動部11Bは、第一カッタ部11Aの後方における第一外胴部10の内側位置に設けられており、ベアリングなどを介して第一カッタ部11Aと接続されている。また、駆動部11Bにおける前部には、内筒部11Eが設けられている。内筒部11Eは、第一外胴部10の内面に沿った外周部を有しており、駆動部11Bと第一カッタ装置11との間の空間を覆っている。さらに、第一カッタ部11A、駆動部11Bの後部には、駆動モータ11Fが設けられており、駆動モータ11Fにより第一カッタ部11Aを回転させている。また、駆動部11Bは、掘削作業中は第一外胴部10に固定されており、第一カッタ装置11は第一外胴部10とともに前進する。
さらに、第一外胴部10における後外胴部10Bの前部には、内胴部12が設けられている。内胴部12は、第一外胴部10に対して相対的に進退可能とされている。この内胴部12には、シールドジャッキ13および摺動ジャッキ14が取り付けられている。シールドジャッキ13および摺動ジャッキ14は、図2に示すように、内胴部12の周方向に沿って交互に離間して複数配設されている。また、摺動ジャッキ14の外側には、摺動部材15が設けられている。
シールドジャッキ13は、シリンダ13Aおよびロッド13Bを備えており、シリンダ13Aが内胴部12に取り付けられており、ロッド13Bは、シリンダ13Aの後方に設けられている。ロッド13Bの先端は、組み立てられたセグメントSを押圧する。ロッド13BでセグメントSを押圧することにより、このセグメントSに反力をとって第一シールド掘進機1が前進する。
また、摺動ジャッキ14は、シリンダ14Aおよびロッド14Bを備えており、シリンダ14Aが内胴部12に取り付けられている。また、ロッド14Bはシリンダ14Aの前部に設けられており、ロッド14Bの先端部に第一外胴部10の接続ブラケット10Cが固定されている。摺動ジャッキ14は、複数のシールドジャッキ13のいずれかのロッド13Bが伸長している状態のときに、ロッド14Bを徐々に繰り出して、第一外胴部10およびこれに固定された第一カッタ装置11を前方に押圧している。摺動部材15には、たとえば図示しないローラが配設されており、内胴部12が第一外胴部10に対して相対的に前後進する際に、内胴部12と第一外胴部10とを円滑に摺動させる。
さらに、内胴部12の後部には、エレクタ16が設けられている。エレクタ16は、第一カッタ装置11によって形成された孔にセグメントSを順次組み立てていく。このエレクタ16によるセグメントSの施工を行う部位においてはシールドジャッキ13が収縮しており、その他のシールドジャッキ13によって反力をとって第一シールド掘進機1を前進させている。このため、第一シールド掘進機1では、セグメントSの構築と同時に第一カッタ装置11による掘進を行うことができる。
また、第一外胴部10における前外胴部10Aと後外胴部10Bとの間には、中折れジャッキ17が設けられている。中折れジャッキ17は、第一外胴部10の周方向に離間して複数設けられており、所定の位置の中折れジャッキ17を伸長させることにより、前外胴部10Aの首振り角度を調整しており、第一シールド掘進機1における掘進方向を制御している。なお、図1の状態では、首振りを行わないように、ローリングストッパRSが設けられている。
さらに、第一シールド掘進機1には、送泥管18Aおよび排泥管18Bが設けられている。送泥管18Aおよび排泥管18Bの一端部は、いずれも第一カッタ装置11における第一カッタ部11Aと駆動部11Bとの間に配置されている。送泥管18Aからは、この第一カッタ部11Aと駆動部11Bとの間における内筒部11Eに高濃度泥水を供給し、第一カッタ装置11の圧力を高めている。また、排泥管18Bは、第一カッタ部11Aと駆動部11Bとの間における送泥管18Aから供給された高濃度泥水および掘削された土からなる泥水を排出し、第一カッタ装置11の圧力を下げるようにしている。このように、送泥管18Aからの水の供給量および排泥管18Bからの泥水の排出量により、第一カッタ装置11の圧力を調整している。
また、内筒部11Eと第一カッタ部11Aとの間には、適宜隙間が形成されており、これらの隙間から少量の泥水が第一カッタ装置11から流出して第一シールド掘進機1とトンネルの間に充填される。
さらに、第一外胴部10における前外胴部10Aの先端部には、止水装置19が設けられている。止水装置19は、図3に示すように、弾性の膨張部材19Aおよび可動壁部19Bを備えている。これらの膨張部材19Aおよび可動壁部19Bは、前外胴部10Aの周方向に沿って連続して形成されたリング状をなしている。膨張部材19Aおよび可動壁部19Bは、第一シールド掘進機1による掘削作業を行っているときには、可動壁部19Bが蓋となり、膨張部材19Aが前外胴部10Aに収容されている。この状態から、膨張部材19Aに空気を流入して膨張部材19Aを膨張させることにより、可動壁部19Bが開くようになっている。
一方、第二シールド掘進機2は、図4に示すように、第一シールド掘進機1の第一外胴部10と外径が同径である第二外胴部20を備えている。第二外胴部20は、前外胴部20Aと後外胴部20Bとを備えており、前外胴部20Aは後外胴部20Bに対して揺動可能に取り付けられている。
第二外胴部20における前外胴部20Aの先端部には、第二カッタ装置21が設けられている。第二カッタ装置21は、円盤状の第二カッタ部21Aおよび正面形状が円形の駆動部21Bを備えている。第二カッタ部21Aの表面には、複数のビット21Cが取り付けられており、第二カッタ部21Aが回転することにより、これらの複数のビット21Cによって地山が掘削される。また、第二カッタ部21Aの外縁部には、伸縮スポーク21Dが設けられている。伸縮スポーク21Dは、第二カッタ部21Aに対してその半径方向に伸縮する。こうして、第二カッタ装置21は、その半径方向に伸縮可能とされている。
第二カッタ部21Aは、掘削を行っている間は、伸縮スポーク21Dが伸長した状態で、第二外胴部20と同一径とされている。また、伸縮スポーク21Dが収縮したときには、第二カッタ部21Aの径は、第一シールド掘進機1における第一外胴部10の内径よりも小さくなり、第二カッタ部21Aが第一外胴部10に対して進入可能となる。
駆動部21Bは、第二カッタ部21Aの後方における第二外胴部20の内側位置に設けられており、ベアリングなどを介して第二カッタ部21Aと接続されている。また、駆動部21Bにおける外周位置には、第二外胴部20に対して相対的に進退可能な本発明の可動内筒部である内筒部21Eが設けられている。内筒部21Eは、第二外胴部20の内面に沿った外周部を有しており、駆動部21Bと第二カッタ部21Aとの間の空間を覆っている。さらに、駆動部21Bの後部には、駆動モータ21Fが設けられており、駆動モータ21Fにより第二カッタ部21Aを回転させている。また、駆動部21Bは、掘削作業中は第二外胴部20に固定されており、第二カッタ装置21は第二外胴部20とともに前進する。
また、第二外胴部20における後外胴部20Bには、シールドジャッキ23が取り付けられている。このシールドジャッキ23は、後外胴部20Bの周方向に離間して複数配置されている。そして、シールドジャッキ23は、シリンダ23Aとロッド23Bを備えており、ロッド23Bは、組み立てられたセグメントSの幅の2倍以上となる長さを有している。ロッド23Bは、シリンダ23Aの後ろ側に設けられており、ロッド23Bの先端部でセグメントSを押圧することにより、このセグメントSに反力をとって第二シールド掘進機2が前進する。
さらに、後外胴部20Bには、エレクタ24が設けられている。エレクタ24は、第二カッタ装置21によって形成された孔にセグメントSを順次組み立てていく。このエレクタ24によるセグメントSの施工を行う部位においてはシールドジャッキ23が収縮した状態とされ、他のシールドジャッキ23によって反力をとって第二シールド掘進機2を前進させている。そして、周方向のすべてのセグメントSが組み立てられたときには、ロッド23Bがシリンダ23Aに約半分収容された状態となっており、ロッド23Bを完全に進出させることにより、次の周方向におけるセグメントSの組み立てを行う。
また、第二外胴部20における前外胴部20Aと後外胴部20Bとの間には、中折れジャッキ25が設けられている。中折れジャッキ25は、第二外胴部20の周方向に離間して複数設けられており、所定の位置の中折れジャッキ25を伸長させることにより、前外胴部20Aの首振り角度を調整しており、第二シールド掘進機2における掘進方向を制御している。
さらに、第二シールド掘進機2には、送泥管26および排泥管27が設けられている。送泥管26および排泥管27の一端部は、いずれも第二カッタ装置21における第二カッタ部21Aと駆動部21Bとの間に配置されている。送泥管26からは、この第二カッタ部21Aと駆動部21Bとの間における内筒部21Eに水を供給し、第二カッタ装置21の圧力を高めている。また、排泥管27は、第二カッタ部21Aと駆動部21Bとの間における送泥管26から供給された水および掘削された土からなる泥水を排出し、第二カッタ装置21の圧力を下げるようにしている。このように、送泥管26からの水の供給量および排泥管27からの泥水の排出量により、第二カッタ装置21の圧力を調整している。
さらに、第二カッタ装置21における第二カッタ部21Aの外周部には、洗浄装置となる図示しないブラシが設けられている。このブラシは、第二シールド掘進機2による掘削作業中は、第二カッタ部21Aの外周部から飛び出さない位置に設けられており、伸縮スポーク21Dが収縮したときに、第二カッタ部21Aの周方向外側に現れるように設けられている。
以上の構成を有する本実施形態に係るシールド掘進機1,2を用いたシールドトンネルの接合方法について説明する。
シールドトンネルを構築するにあたり、構築されるトンネルの一方から第一シールド掘進機1で第一トンネルを掘削して形成し、他方から第二シールド掘進機2で第二トンネルを掘削して形成する。第一シールド掘進機1では、接合位置近傍の第一トンネル掘削位置まで掘削し、第二シールド掘進機2では、やはり接合位置近傍の第二トンネル掘削位置まで掘削を行う。それから、接合作業が行われる。
接合作業を行う際には、まず、図5に示すように、第一シールド掘進機1が第一トンネル掘削位置まで到達する。第一トンネル掘削位置に到達した第一シールド掘進機1においては、シールドジャッキ13および中折れジャッキ17が伸長した状態とし、摺動ジャッキ14が収縮した状態としておく。この第一トンネル掘削位置で第二シールド掘進機2の到達を待つ。
第二シールド掘進機2が第二トンネル掘削位置に到達するまでの間に、第一シールド掘進機1では、送泥管18Aから第一カッタ装置11に泥水を供給し、第一カッタ装置11における泥水を高濃度泥水Dに置換する。泥水を高濃度泥水Dと置換することにより、第一カッタ装置11における圧力を高めておく。
それから、伸縮スポーク11Dを収縮させる。伸縮スポーク11Dが収縮することにより、第一カッタ部11Aは、第一外胴部10の内側に引き込み可能となる。それと同時に、第一カッタ部11Aと周囲の地山との間に隙間が生じる。この隙間には、泥水と置換された高濃度泥水Dが伸縮スポーク11Dの収縮と同時流入し、地山を高圧力で保護して地山の崩壊を防いでいる。
このときに、第一外胴部10に固定されていた第一カッタ装置11における駆動部11Bを第一外胴部10から取り外し、後退防止ストッパ30を取り付けて、掘削作業に必要であった種々の部材を解体する1次解体作業を行う。1次解体が行われている間、この後退防止ストッパ30により、第一カッタ装置11を仮止めしておき、第一カッタ装置11の後退を抑制しておく。一方、第二シールド掘進機2が、第一トンネル掘削位置と向かい合う第二トンネル掘削位置の近傍に到達したら、相対位置探査ボーリングを行ってボーリング孔Hを形成する。
ボーリング孔Hを形成したら、第二シールド掘進機2では、相対位置検知と修正掘進を繰り返して行い、図6に示すように、第二トンネル掘削位置に到達する。第二トンネル掘削位置は、第一トンネル掘進位置の50mm手前位置に設定されている。したがって、第二シールド掘進機2は、第一シールド掘進機1の正面50mmの位置まで掘進を行う。このとき、第一シールド掘進機1の第一カッタ装置11と第二シールド掘進機2の第二カッタ装置21との間には、50mm程度の厚さまで接近し、その間に残存地山(土砂)Tが残る。第二トンネル掘削位置に到達した第二シールド掘進機2では、中折れジャッキ25が収縮した状態とされている。
第二シールド掘進機2が第二トンネル掘削位置に到達したら、図7に示すように、後退防止ストッパ30を取り外し、第一カッタ装置11が第一外胴部10に対して相対的に後退可能な状態とし、その後、第一シールド掘進機1における第一カッタ装置11を第一外胴部10内側まで後退させる。第一カッタ装置11を後退させる際には、伸長した状態にある中折れジャッキ17を収縮させる。このように、第一カッタ装置11を後退させる際に、中折れジャッキ17を収縮させることにより、第一カッタ装置11を後退させるための装置を別途設けることなく、第一カッタ装置11を後退させることができる。このときの第一カッタ装置11の後退量は、たとえば500mm程度とする。
また、第一カッタ装置11を後退させることにより、第一カッタ装置11と残存地山Tとの間の空間が広がるので、この部分の地山の崩落を防止するため、第一シールド掘進機1における送泥管18Aからは、高濃度泥水Dを注入する。注入された高濃度泥水Dは、第一カッタ装置11から流出して第一カッタ装置11と残存地山Tの間に高濃度泥水Dが充填される。この高濃度泥水Dの水圧により、残存地山Tおよびその周囲に地山の崩落が防止される。ここで、両シールド掘進機間において、外筒部10,20で支えられていない部分の地山の幅は、高々第一カッタ11の後退量と同様の500mm程度とすることができる。したがって、地山の安定度を高い状態で維持することができるので、高濃度泥水Dを充填することにより、地山の安定を図ることができる。しかも、両シールド掘進機間において、外筒部10,20で支えられていない部分の地山の幅が狭いことから、地山に対する止水性を高くすることもできる。
こうして、第一カッタ装置11を後退させ、高濃度泥水Dを注入したら、図8に示すように、第二シールド掘進機2における第二カッタ装置21を前進可能位置まで前進させる。第二カッタ装置21を前進させる際には、通常の掘削の場合と同様にして、セグメントSに反力をとって、第二カッタ装置21を回転させて前進させる。この第二カッタ装置21の回転により、第二カッタ装置21の第二カッタ部21Aで残存地山Tの土砂が掘削される。また、この第二カッタ部21Aの回転により、残存地山Tと第一カッタ装置11との間に注入されていた高濃度泥水Dが還流させられる。そうして、第二カッタ装置21を前進可能位置、たとえば、第二カッタ装置21の第二カッタ部21Aと第一カッタ装置11の第一外胴部10との間の距離50mm程度となる位置まで第二カッタ装置21を前進させる。
一方、第一シールド掘進機1では、中折れジャッキ17を取り外し、中折れジャッキ17の代わりに連結棒31を取り付け、中折れジャッキ17と連結棒31と交換する。交換された連結棒31は、第一カッタ装置11における駆動部11Bおよび内胴部12における図示しないリングガータとを連結する。こうして、第一カッタ装置11と内胴部12とが、同時に第一外胴部10に対して相対的に移動可能とされる。
その後、図9に示すように、第二カッタ装置21が進入可能となる位置まで第一シールド掘進機1における第一カッタ装置11をさらに後退させる。ここでは、第一カッタ装置11を後退させるために、摺動ジャッキ14を伸長させる。摺動ジャッキ14を伸長させることにより、第一外胴部10に対して内胴部12が相対的に後退する。いま、内胴部12と第一カッタ装置11の駆動部11Bとが連結棒31で連結されているので、内胴部12を後退させることにより、第一カッタ装置11を後退させることができる。また、内胴部12が後退すると、内胴部12とセグメントSとの距離が短くなってしまうので、摺動ジャッキ14を伸長させる一方、シールドジャッキ13を収縮させる。このときのシールドジャッキ13の収縮量は、摺動ジャッキ14の伸長量と同一とする。こうすることにより、セグメントSが邪魔にならずに第一カッタ装置11を後退させることができる。
ここでは、第二カッタ装置21が第一シールド掘進機1の第一外胴部10の内部に入り込むまで第一カッタ装置11を後退させる必要があり、たとえば第一カッタ装置11を1055mm後退させる。このように後退量が大きくなるが、ここでは、比較的ストローク長の大きい摺動ジャッキ14およびシールドジャッキ13を用いて第一カッタ装置11を後退させている。そのため、第一カッタ装置11の後退量を大きくすることができる。また、第一カッタ装置11を後退させるために、別途装置を用いる必要もない。
その一方、送泥管18Aからは、高濃度泥水Dを供給するとともに、第二シールド掘進機2の第二カッタ装置21は、回転させたままとしておく。このように、高濃度泥水Dをさらに供給することにより、第一カッタ装置11と第二カッタ装置21との間の水圧を高い状態で維持することができる。また、第二カッタ装置21の回転により、第一カッタ装置11と第二カッタ装置21との間の高濃度泥水Dを還流させることができる。その結果、地山の崩落や地下水の流入を防止することができる。
こうして第一カッタ装置11を後退させたら、第二カッタ装置21の伸縮スポーク21Dを収縮させて、第二カッタ部21Aを縮径させる。そのまま、第二シールド掘進機2を前進させ、図10に示すように、第二シールド掘進機2における第二外胴部20と第一シールド掘進機1における第一外胴部10の前外胴部10Aとの距離がたとえば50mmとなった位置で停止させる。その後、第二シールド掘進機2における第二カッタ装置21の回転を止め、第二シールド掘進機2のシールドジャッキ23を伸長させて、第二シールド掘進機2の第二カッタ装置21の先端部を第一シールド掘進機1の第一外胴部10に進入させて停止させる。
停止した第二シールド掘進機2における第二カッタ装置21の周囲には、第一シールド掘進機1の前外胴部10Aに設けられた止水装置19が位置している。この状態で、第二シールド掘進機2の第二カッタ装置21に、図示しない送泥管を挿入し、第二カッタ装置21の周囲に泥水を噴出し、泥水還流を行う。この泥水還流により止水装置19の洗浄を行う。この洗浄の状態は、第二シールド掘進機2の第二カッタ装置21と第二外胴部20との間から挿入されたファイバスコープ32によって監視する。
こうして、止水装置19の洗浄が済んだら、図11に示すように、第二シールド掘進機2における中折れジャッキ25を伸長させ、第二カッタ装置21を第一シールド掘進機1の第一外胴部10にさらに進入させる。そして、第二カッタ装置21における内筒部21Eと第一外胴部10とがラップして、内筒部21Eが止水装置19の位置まで到達したら、止水装置19における膨張部材19Aを膨張させ、可動壁部19Bを内筒部21Eに当接させ、止水装置19によって第一シールド掘進機1の第一外胴部10と第二シールド掘進機2の第二カッタ装置21における内筒部21Eとの間をシールする。こうして、止水装置19を作動させることにより、第一シールド掘進機1の内部とその外部とを一次止水する。
続いて、第二シールド掘進機2からは、第二カッタ装置21における第二カッタ部21Aと内筒部21Eとの間から止水材を注入する。この止水材によって二次止水を行い、第一シールド掘進機1の内部と地山および第二シールド掘進機2の内部と地山とをそれぞれ完全に止水する。
そして、第一シールド掘進機1の排泥管18Bから泥水を排出する。その後、第一シールド掘進機1における第一カッタ装置11内および第二シールド掘進機2における第二カッタ装置21内の水圧が復元しないことを確認する。その確認が済んだ時点で、第一シールド掘進機1および第二シールド掘進機2の解体作業を行う。解体作業が済んだら、最後に第一シールド掘進機1で組み立てられたセグメントと第二シールド掘進機2で組み立てられた第二シールド掘進機2との間にコンクリートを打設する等により、シールドトンネルの接合が完了する。
このように、本実施形態に係るシールドトンネルの接合方法では、第一シールド掘進機1の第一カッタ装置11を後退させた後、第二シールド掘進機2を前進させており、第二シールド掘進機2による掘削が済んだ後は、第一シールド掘進機1と第二シールド掘進機2との間の幅は、高々50mm程度に抑えられている。このため、両シールド掘進機1,2による掘進が済んだ後における両シールド掘進機1,2の解体作業などを行う際に、地山の安定度を高い状態に保つことができる。したがって、シールド掘進機1,2による掘進作業の後の作業を安全な状況下で行うことができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。たとえば、上記実施形態では、第一シールド掘進機1および第二シールド掘進機2として、いずれも掘削と同時にセグメントの組み立てを行うことができるものを用いているが、他のシールド掘進機を用いることができる。また、上記実施形態では、止水装置を第一シールド掘進機1の外胴部10に設けているが、たとえば第二シールド掘進機のカッタ部における内筒部に設ける態様とすることもできる。もちろん、その両者に止水装置を設ける態様とすることもできる。さらに、洗浄装置については、第一シールド掘進機に設ける態様とすることができる。
本発明の実施形態に係るシールドトンネルを形成する第一シールド掘進機の側断面図である。 図1のII−II線断面図である。 止水装置の側断面図である。 第二シールド掘進機の側断面図である。 シールドトンネルの接合工程の初期状態を示す側断面図である。 図5に続く工程の状態を示す側断面図である。 図6に続く工程の状態を示す側断面図である。 図7に続く工程の状態を示す側断面図である。 図8に続く工程の状態を示す側断面図である。 図9に続く工程の状態を示す側断面図である。 図10に続く工程の状態を示す側断面図である。
符号の説明
1…第一シールド掘進機
2…第二シールド掘進機
10…第一外胴部
20…第二外胴部
10A,20A…前外胴部
10B,20B…後外胴部
10C…接続ブラケット
11…第一カッタ装置
21…第二カッタ装置
11A…第一カッタ部
21A…第二カッタ部
11B,21B…駆動部
11C,21C…ビット
11D,21D…伸縮スポーク
11E,21E…内筒部
11F,21F…駆動モータ
12…内胴部
13,23…シールドジャッキ
13A,23A…シリンダ
13B,23B…ロッド
14…摺動ジャッキ
14A…シリンダ
14B…ロッド
15…摺動部材
16,24…エレクタ
17,25…中折れジャッキ
18A,26…送泥管
18B,27…排泥管
19…止水装置
19A…膨張部材
19B…可動壁部
30…後退防止ストッパ
31…連結棒
32…ファイバスコープ
H…ボーリング孔
S…セグメント
T…残存地山
RS…ローリングストッパ

Claims (3)

  1. 第一カッタ部と同径の第一外胴部を備え、前記第一カッタ部が縮径可能であるとともに前記第一外胴部に対して相対的に後退可能とされている第一シールド掘進機で掘削した第一トンネルと、
    第二カッタ部と同径の第二外胴部を備え、前記第二カッタ部が縮径可能であるとともに、前記第二外胴部に対して相対的に前進可能とされており、前記第一外胴部よりも小径であり、前記第二カッタ部とともに移動可能である可動内筒部を備える第二シールド掘進機で掘削した第二トンネルと、を接合するシールドトンネルの接合方法であって、
    前記第一シールド掘進機によって第一トンネル掘削位置まで掘削して前記第一シールド掘進機を停止させる工程と、
    前記第二シールド掘進機によって前記第二トンネル掘削位置まで掘削して前記第二シールド掘進機を停止させる工程と、
    前記第一カッタ部を前記第一外胴部の内側まで後退させる工程と、
    前記第二シールド掘進機を前進可能位置まで前進させて、前記第一トンネルと前記第二トンネルの間の土砂を掘削する工程と、
    前記第二カッタ部進入可能位置まで前記第一カッタ部を後退させる工程と、
    前記第二カッタ部を縮径させる工程と、
    前記第二カッタ部および前記可動内筒部を前記第一外胴部に進入させる工程と、
    前記第二カッタ部および前記可動内筒部を前記第一外胴部に進入させた後、前記第一外胴部の内側および前記可動内筒部との間をシールする止水部材で前記第一外胴部および前記可動内筒部をシールする工程と、
    を含むことを特徴とするシールドトンネルの接合方法。
  2. 前記第一シールド掘進機が、前記第一外胴部に対して相対的に進退可能な内胴部と、
    形成したセグメントに反力をとって前記内胴部を前進方向に押圧するシールドジャッキと、
    ロッドが前記第一外胴部に接続され、前記内胴部に反力をとって前記第一カッタ部および前記第一外胴部を前進させる摺動ジャッキと、
    を備えており、
    前記摺動ジャッキが収縮し、前記シールドジャッキが伸長した状態で、前記第一トンネル掘削位置まで掘削した第一シールド掘進機を停止させ、
    前記第一カッタ部を前記第一外胴部に対して後退可能とする一方で、前記シールドジャッキを前記第一カッタ部に接続し、
    前記摺動ジャッキを伸長させながら前記シールドジャッキを収縮させて、前記第一カッタ部を前記内胴部とともに後退させる請求項1に記載のシールドトンネルの接合方法。
  3. 前記第一シールド掘進機に、中折れジャッキが設けられており、
    前記第一カッタ部を後退させる工程の前に、前記中折れジャッキを連結棒に交換する工程、
    をさらに含む請求項1又は請求項2に記載のシールドトンネルの接合方法。
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