JP2003251082A - 動作玩具の駆動装置及び動作玩具 - Google Patents

動作玩具の駆動装置及び動作玩具

Info

Publication number
JP2003251082A
JP2003251082A JP2002078673A JP2002078673A JP2003251082A JP 2003251082 A JP2003251082 A JP 2003251082A JP 2002078673 A JP2002078673 A JP 2002078673A JP 2002078673 A JP2002078673 A JP 2002078673A JP 2003251082 A JP2003251082 A JP 2003251082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toy
drive device
words
speaker
word
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002078673A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3368273B1 (ja
Inventor
Takashi Ichikawa
隆司 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOYTEC KK
Tomy Co Ltd
Toytec Corp
Original Assignee
TOYTEC KK
Tomy Co Ltd
Toytec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOYTEC KK, Tomy Co Ltd, Toytec Corp filed Critical TOYTEC KK
Priority to JP2002078673A priority Critical patent/JP3368273B1/ja
Priority to US10/282,072 priority patent/US6719605B2/en
Priority to DE60200614T priority patent/DE60200614T2/de
Priority to EP02079555A priority patent/EP1325770B1/en
Priority to ES02079555T priority patent/ES2223028T3/es
Priority to AT02079555T priority patent/ATE268628T1/de
Priority to GB0226358A priority patent/GB2377655B/en
Priority to CN02284697U priority patent/CN2595426Y/zh
Priority to AU2002360051A priority patent/AU2002360051A1/en
Priority to PCT/JP2002/013609 priority patent/WO2003057335A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3368273B1 publication Critical patent/JP3368273B1/ja
Publication of JP2003251082A publication Critical patent/JP2003251082A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H29/00Drive mechanisms for toys in general
    • A63H29/22Electric drives
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63HTOYS, e.g. TOPS, DOLLS, HOOPS OR BUILDING BLOCKS
    • A63H11/00Self-movable toy figures
    • A63H11/10Figure toys with single- or multiple-axle undercarriages, by which the figures perform a realistic running motion when the toy is moving over the floor
    • A63H11/12Wheeled toys with figures performing a wriggling motion when moving

Landscapes

  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型の玩具にも十分に適用できる駆動装置を
提供する。 【解決手段】 基体に対して動作体を往復動作可能に設
け、前記基体又は前記動作体のいずれか一方に制御回路
によって電流制御される電磁石を設けると共に他方に磁
性体を設け、前記電磁石と前記磁性体との間に作用する
磁力によって前記基体に対して前記動作体を往復動作さ
せるように構成し、さらに、前記動作体の往復動作を他
の動作体の動作に変換するための動作変換手段を設けた
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、玩具の駆動装置
と、該駆動装置を使用した動作玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】玩具の駆動装置としては、モータ(駆動
源)の動力を歯車を介して車輪に伝達し、該歯車で減速
して車輪を回転させたり、前記モータの動力をリンクを
介して手足等に伝達し、該リンクによって手足等を揺動
させたりしているものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】モータを使用する場合
には駆動装置ひいては玩具が高価なものとなる。また、
小型の玩具等では、電源及びモータを組み込むとすれ
ば、それらは小さくならざるを得ないが、小型モータの
回転動力で大きな動作を行うには多くのエネルギーを必
要とし、しかも、モータ歯車からの動力を歯車機構を介
して伝達するものでは特に電池の消耗が激しい。そのた
め、従来の駆動装置は小型の玩具には適さないという問
題があった。そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてな
されたもので、小型の玩具にも十分に適用できる駆動装
置と、該駆動装置を使用した玩具とを提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の玩具の駆
動装置は、基体に対して動作体を往復動作可能に設け、
前記基体又は前記動作体のいずれか一方に制御回路によ
って電流制御される電磁石を設けると共に他方に磁性体
を設け、前記電磁石と前記磁性体との間に作用する磁力
によって前記基体に対して前記動作体を往復動作させる
ように構成し、さらに、前記動作体の往復動作を他の動
作体の動作に変換するための動作変換手段を設けたこと
を特徴とする。
【0005】「動作体を動作」させるには、例えば、基
体又は動作体のいずれか一方に永久磁石(磁性体)を付
設し、他方に電磁石を付設するとともに、その電磁石の
極性を電流制御により交互に換えることによって動作体
を往復動させることができる。この場合、永久磁石の個
数はそれぞれ1個であってもよいが、永久磁石を複数個
配置することが好ましい。2つの永久磁石を使用する場
合には、異なる極を前記動作体の往復動作方向へ並べて
配置するとともに、電磁石の一端を2つの永久磁石の極
に対向させて配置することが好ましい。また、動作体を
直線的に往復動作させることもできるが、揺動動作させ
ることもできる。なお、「磁性体」として永久磁石以外
の磁性体を使用することも可能である。
【0006】この駆動装置によれば、動作体を磁力によ
って往復動作させる。そのため、この駆動装置によれ
ば、動作体のストロークを大きくとれるので、他の動作
体に大きな動作を行わせるのに小電力で済む。また、こ
の駆動装置によれば、動作体の往復動作を他の動作体の
動作に変換している。そのため、この駆動装置によれ
ば、この駆動装置を使用する玩具に複雑な動きをさせる
ことができる。
【0007】請求項2記載の玩具の駆動装置は、請求項
1記載の玩具の駆動装置において、前記動作体の動作は
所定の軸を中心とする揺動動作となっていることを特徴
とする。この駆動装置によれば、動作体を磁力によって
揺動動作させ、その揺動動作を他の動作体の動作に変換
させる。揺動動作の場合には軸から自由端までの腕の長
さを設定することによって動作体のストロークを簡単に
調整できるというメリットがある。
【0008】請求項3記載の玩具の駆動装置は、請求項
1又は2記載の玩具の駆動装置において、前記他の動作
体の動作は回転動作であることを特徴とする。この駆動
装置によれば、動作体を磁力によって往復動作させ、そ
の往復動作を回転動作に変換させる。玩具において回転
動作は利用範囲が大きく、例えば、車輪を回転させた
り、プロペラを回転させたりする場合等に利用すること
ができる。また、往復動作を回転動作に変換した後は、
歯車で減速して他の動作部材を動作させることも可能で
ある。
【0009】請求項4記載の玩具の駆動装置は、請求項
3記載の玩具の駆動装置において、前記他の動作体は車
輪であることを特徴とする。この駆動装置によれば、動
作体を磁力によって往復動作させ、その往復動作を車輪
の回転動作に変換させる。往復動作を回転動作に変換す
る動作変換手段としては、特に限定はされないが、リン
ク機構やラチェット機構を用いることができる。なお、
他の動作体が車輪の場合には、地面や床からの摩擦抵抗
が比較的に小さいので、電力ロスが少ない。この駆動装
置は、ロボット(動物玩具を含む)に適用して好適であ
る。例えば、ロボットの脚を動作させて、その脚でもっ
て走行する場合には、ロボットの全重量を例えば電池の
力のみで動かすので大きなパワーが必要となるが、ロボ
ットを車輪で動作させれば、少ないパワーでもって走行
させることができる。
【0010】請求項5記載の玩具の駆動装置は、請求項
3又は4記載の玩具の駆動装置において、前記動作変換
手段はラチェット機構であることを特徴とする。この駆
動装置によれば、動作体を磁力によって往復動作させ、
その往復動作をラチェット機構で回転動作に変換させ
る。ラチェット機構の場合にはラチェット爪とラチェッ
ト歯の働きによって間欠回転運動に変換される。
【0011】請求項6記載の玩具の駆動装置は、請求項
5記載の玩具の駆動装置において、前記ラチェット機構
のラチェット歯は前記他の動作体に設けられていること
を特徴とする。この駆動装置によれば、動作体を磁力に
よって往復動作させ、その往復動作を、他の動作体に設
けられたラチェット歯を介して回転動作に変換させる。
そのため、ラチェット歯を他の動作体とは別体として構
成する場合に比較し、部品点数を少なくすることができ
る。
【0012】請求項7記載の玩具の駆動装置は、請求項
6記載の玩具の駆動装置において、前記ラチェット歯は
内歯となっていることを特徴とする。この駆動装置によ
れば、動作体を磁力によって往復動作させ、その往復動
作を、他の動作体に設けられたラチェット歯を介して回
転動作に変換させる点は請求項6記載の駆動装置と同じ
である。しかし、ラチェット歯を内歯とし、その内歯内
にラチェット爪を設けられることから、駆動装置自体を
小さく構成できる。
【0013】請求項8記載の玩具の駆動装置は、請求項
1〜7いずれか記載の玩具の駆動装置において、前記電
磁石は、外部刺激に反応して電流制御されることを特徴
とする。外部刺激としては、例えば、請求項9記載の玩
具の駆動装置のように外部音が考えられるほか、電波、
赤外線、光、圧力等や人為的刺激(撫でる、叩く等)が
考えられる。この駆動装置によれば、外部刺激に反応し
て動作体を磁力によって往復動作させ、その往復動作を
他の動作体の動作に変換させる。そのため、この駆動装
置によれば、外部刺激に応じて動作変化を行う興趣性に
富む玩具が実現できる。
【0014】請求項10記載の玩具の駆動装置は、請求
項9記載の玩具の駆動装置において、外部音の音長を認
識して反応することを特徴とする。この場合の「反応」
としては、特に制限はされないが、動作体ひいては他の
動作体の動作はもとより、音の発生や光出力その他の動
作が挙げられる。この駆動装置によれば、外部音に反応
して動作体を電磁力によって往復動作させ、その往復動
作を他の動作体の動作に変換させる点は請求項9の駆動
装置と同様である。しかし、外部音の音長を認識して反
応するので、誰でもが簡単に駆動装置に同様の動作をさ
せることが可能である。ここにいう外部音には言葉を含
み、言葉は1つの言葉でも連続した2以上の言葉でもよ
い。
【0015】請求項11記載の玩具の駆動装置は、請求
項10記載の駆動装置において、連続した2つ以上の言
葉の時間的な長さと、それらの言葉の隙間の時間的な長
さとによる組合せの時間的な長さを測定し、その測定値
を予め記憶した記憶装置と、話者の言葉の時間的な長さ
を測定し、前記記憶装置に記憶されている測定値と比較
して、所定の許容範囲である場合に話者の言葉を認識
し、該認識した結果に応じた反応を選択する処理装置と
を備えることを特徴とする。この駆動装置によれば、1
つの言葉だけではなく、連続した2以上の言葉(連語)
の意味を認識させることができる。例えば、犬玩具(動
物玩具の1つ)に2つの言葉の組合せ(例えば「ポチお
座り」)を認識させる場合に、最初の言葉である「ポチ
(犬の名前)」と次の言葉である「お座り」との間にポ
ーズ(隙間)を入れて認識させることによって、「ポチ
お座り」という連語の意味を認識させることができる。
この場合、人間が同じ言葉を話す場合に、早口の人もい
れば、ゆっくりと話す人もいるので、言葉やポーズの時
間的長さに所定の許容範囲を設ける。これにより、早口
の人かゆっくりと話す人かに拘わらず、言葉や連語の意
味を確実に認識することができる。一方、例えば2つの
言葉の組合せを考えると、最初の言葉、ポーズ、次の言
葉の組合せになるが、いずれかの時間的長さが所定の許
容範囲内にないときには処理装置で認識しないので、誤
動作や誤った認識をすることがない。
【0016】請求項12記載の玩具の駆動装置は、請求
項11記載の玩具の駆動装置において、音声合成された
言葉の時間的な長さを予め記憶した記憶装置と、該音声
合成された言葉を出力する出力手段と、話者の言葉の時
間的な長さを測定し、前記記憶装置に記憶されている音
声合成された言葉の時間的な長さと比較し、所定の許容
範囲内である場合に話者の言葉を認識し、該認識した結
果に応じた反応を選択する処理装置とを備えることを特
徴とする。この駆動装置によれば、処理装置に音声合成
と音声認識の両方をさせることにより、玩具との会話
を、極めて低価格で実現することができる。例えば、音
声合成された言葉が「おはよう」の場合に、玩具は「お
はよう」の言葉を出力し、認識される話者の言葉の長さ
が所定の許容範囲内で「おはよう」と同じ長さであれば
例えば「おはよう」であると音声認識することができ
る。音声合成された言葉である「おはよう」に長短があ
り、認識される話者の言葉が早かったり、遅かったりし
ても、所定の許容範囲内の時間的長さであれば、音声認
識をする。これにより、玩具と話者との間で会話ができ
ることになる。
【0017】請求項13記載の玩具の駆動装置は、請求
項11又は12記載の玩具の駆動装置において、出力さ
れた音声合成された言葉に対応した話者の言葉の時間的
な長さを測定し、記憶装置に記憶されている音声合成さ
れた言葉の時間的な長さと比較し、所定の許容範囲内で
ある場合に話者の言葉を認識し、該認識した結果に応じ
た反応を選択する処理装置とを備えることを特徴とす
る。この駆動装置によれば、出力された音声合成された
言葉に対応した話者の言葉の時間的な長さを測定し、所
定の許容範囲内である場合に話者の言葉を認識する。即
ち、出力される音声合成により次の言葉を連想させてク
イズを楽しむことができる。会話する玩具を例に説明す
れば、音声合成音として「日本で一番高い山はなんです
か」という質問に対して、話者の応答が「富士山」と言
えば正解になり音声認識される。
【0018】請求項14記載の玩具の駆動装置は、請求
項11〜13いずれか記載の玩具の駆動装置において、
前記記憶装置が音声合成された言葉の時間的な長さと、
それらの言葉の隙間の時間的な長さとによる組合せの時
間的な長さを予め記憶し、また前記処理装置が前記言葉
の隙間の時間的な長さと話者の言葉の時間的な長さとを
測定し、前記記憶装置に記憶されている言葉の隙間の時
間的な長さと認識させる話者の言葉の時間的な長さによ
る組合せと比較して、所定の許容範囲内である場合に話
者の言葉を認識することを特徴とする。この駆動装置に
よれば、音声合成音の出力後、認識させるための話者の
言葉が入力されるまでの空白時間の長さと話者の言葉の
組合せによる時間的な長さを測定しているので、より誤
りの少ない音声認識が可能となる。
【0019】請求項15記載の玩具の駆動装置は、請求
項1〜14いずれか記載の玩具の駆動装置において、ボ
タン電池を電源として使用することを特徴とする。この
駆動装置によれば、ボタン電池によって電磁石と磁性体
との間に磁力を生起させ、この磁力によって動作体を往
復動作させ、その往復動作を他の動作体の動作に変換さ
せるので、駆動装置の小型化を図ることもできる。な
お、小型のニッカド電池(ニッケル・カドミウム電池)
を用いて充電可能な構造としてもよい。
【0020】請求項16記載の動作玩具は、請求項1〜
15いずれか記載の玩具の駆動装置を備えることを特徴
とする。この動作玩具によれば、請求項1〜15いずれ
か記載の玩具の駆動装置を備えるので、それらの作用・
効果のいずれか1つを具有する玩具の実現が図れる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る駆動装置を採
用した動物玩具(動作玩具の1つ)の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はその動物玩具の外観を示
した斜視図であり、図2はその分解斜視図である。
【0022】この動物玩具では、図2に示したように、
基体10の後部下面に設けられ胴部の下半部を形成する
胴部用下カバー11と、基体10の上面に設けられ胴部
の上半部を形成する胴部用上カバー12と、胴部の上方
に位置して頭部の下半部を形成する頭部用下カバー13
と、頭部の上半部を形成する頭部用上カバー14とによ
って、外郭が構成されている。そして、胴部用下カバー
11には、補助車輪15が回転自在に設置されている。
【0023】そして、この動物玩具では、基体10の前
部両側面に揺動体(動作体)16,16がそれぞれ設置
されている。そして、基体10とそれらの揺動体16と
の間に原動機構20が設置され、この原動機構20によ
ってそれぞれの揺動体16が揺動される。
【0024】原動機構20は、2つの永久磁石21,2
2と、電磁石23,23と、電源としてのボタン電池2
4と、電磁石23を電流制御する制御回路を有するIC
チップ25等を備えている。図3にも示したように、永
久磁石21,22は、基体10の前部に形成された孔1
0a、10bにそれぞれ異なる極性の面が並ぶように、
即ち、一方の磁石21がN極の場合に他方の磁石22が
S極となるように並べて収容固定される。また、電磁石
23のコイル23aは揺動体16の自由端部内面に形成
された円形の凹部に収容固定される。一方、頭部用下カ
バー13には基板13aが設置され、基体10の後部に
は孔10cが形成されている。また胴部用上カバー12
には端子板24aが設置されている。ボタン電池24は
基体10の孔10cの部分に設置され、端子板24aに
当接される。そして、電磁石23のコイル23aは、基
板13aに搭載されたICチップ25やボタン電池24
等に接続される。
【0025】そして、このように構成された駆動装置2
0では、ICチップ25の処理装置からの信号によって
電磁石23の極性が交互に変化し、それに伴って揺動体
16が揺動される。即ち、電磁石23の永久磁石21,
22側の極性がN極、S極と交互に変化し、電磁石23
と相対向する永久磁石21,22の極性S極、N極との
間で反発、吸引を繰り返すことによって揺動体16が揺
動される。この場合、左右の揺動体16を同期させて揺
動してもよいし、左右の揺動体16の位相をずらしても
よい。
【0026】また、この動物玩具は車輪17を備えてい
る。この車輪17は軸19eに回転可能に取り付けられ
る。そして、この動物玩具では、揺動体16と車輪17
との間に、ラチェット機構30が配設されている。な
お、図2において符号17bは車輪17の外周に嵌めら
れるゴム輪である。
【0027】即ち、図4及び図2にも示したように、車
輪17の内面には該車輪17と同心的に円形の凹部17
aが形成され、その内周面にラチェット歯31が形成さ
れている。また、揺動体16の軸筒16aの周面には突
起16bが形成され、一方、ラチェット爪32には軸筒
16aに対して所定の直径方向に遊嵌する略矩形の孔3
2aと突起16bに嵌合する切り欠き32bが形成され
ている。このラチェット爪32は、軸筒16aに対して
その直径方向へは移動し、回転方向には軸筒16aと一
体的に回動される。そして、ラチェット爪32は、車輪
17の凹部17a内に収容され、ラチェット歯31に歯
合される。
【0028】そして、この動物玩具では、図5に示した
ように、揺動体16が下方へ揺動されると、軸筒16a
が同図において反時計方向に回転され、ラチェット爪3
2がラチェット歯31に噛み合い、車輪17を回転させ
る。また、揺動体16が上方へ揺動されると、軸筒16
aが同図において時計方向に回転され、ラチェット爪3
2がラチェット歯31から逃げるように上方へ移動され
ラチェット歯31上を滑り1つのラチェット歯31を乗
り越えた所で自重により落下して次のラチェット歯31
に歯合する。このような動作を繰り返すことによって車
輪17は一方向へ回転される。
【0029】また、この動物玩具では、頭部用上カバー
14に耳40を備えている。この耳40は、基部40a
が頭部用上カバー14の切り欠き14aに挿入され、そ
の軸40bが取付部材70に支持される。一方、頭部用
下カバー13及び胴部用上カバー12にはガイド孔13
d及び孔12aが形成されており、それらの孔13a、
12aには棒状部材41が挿通される。そして、図6に
示したように、棒状部材41の下端は揺動体16の上面
に当接され、上端は耳40の基部40aに当接される。
そして、同図に示したように、揺動体16が揺動される
と、それに伴って棒状部材41が上下動し、その動作に
よって耳40が揺動される。
【0030】また、この動物玩具では、頭部用上カバー
14に目50aが形成されている。一方、頭部用下カバ
ー13に設置された基板13aにはLED等のランプ5
1が配設されている。そして、このランプ51は、頭部
用上カバー14を頭部用下カバー13に組み付けた状態
で、目50aの位置に設けられる。そして、この動物玩
具では、例えば、上記電磁石23を制御する信号に関連
させてランプ51を点灯させたり、後述するスピーカ6
0への信号に関連させて点灯させる。
【0031】また、この動物玩具では、頭部用下カバー
13に図示しない音検知センサやスピーカ60を設置し
ている。そして、この動物玩具では、音検知センサで検
出した音に基づいて、それに対応する反応(玩具の走
行,耳の揺動,目の光点灯,音の発生等)をICチップ
25で選択し、その選択した反応をスピーカ60等から
出力する。例えば、予め、入力する音(単語)の長さ
と、それに対応する音声(鳴き声)を設定しておき、入
力する音の長さで、それに対応する反応を選択させるよ
うにする。
【0032】図7は回路構成図である。外部音を拾い音
声信号を出力する音検知センサ(マイク等)71と、音
検知センサ71からの音声信号を増幅する増幅器72
と、増幅器72で増幅された音声信号をデジタル音声信
号に変換する積分回路73と、積分回路73からのデジ
タル音声信号に基づいて外部音の時間的な長さを測定
し、その時間的な長さが許容範囲内にある場合に外部音
を認識し、認識結果に対応した反応を選択する処理装置
74とを備えている。この処理装置74は前記IC25
内に存在し、電磁石23の電流を制御する制御回路を含
んでいる。
【0033】次に、処理手順の一例を図8に基づいて説
明すれば、音検知センサ71で検出された話者の言葉に
対応したアナログ音声信号は増幅器72で増幅され、そ
の増幅されたアナログ音声信号は積分回路73でデジタ
ル音声信号に変換され、そのデジタル音声信号は処理装
置74に入力される(S1)。処理装置74は測定手段
75を有し、この測定手段75は、前記デジタル信号に
基づき、話者の言葉の時間的な長さを測定する(S
2)。そして、処理装置74の比較手段76により、記
憶装置78に記憶された、連続した2以上の言葉の組合
せとを比較し、その時間的な長さが許容範囲内にあるか
どうかが判定される(S3)。そして、その時間的な長
さが許容範囲内にあるときには、認識した結果に応じた
反応を反応選択手段77により選択する(S4)。反応
選択手段77により選択される反応は、例えばランプ5
1の点滅パターンや、電磁石23の駆動パターン、スピ
ーカ60の発音パターンを含んでいる。これにより、動
物玩具の車輪、目、手足、耳などを動かし同時に会話を
させることができる(S5)。
【0034】なお、処理装置74が話者の言葉として認
識するとランプ51を点灯させるようにすることが好ま
しい。話者はランプ51が点灯したことで第1の言葉が
認識されたことがわかり、ランプ51が消灯する前にタ
イミングをはかって第2の言葉を入力することができ
る。この場合、第2の言葉は、第1の言葉同様の演算処
理が行われ認識されると処理装置74によって電磁石2
3を駆動したり、ランプ51を点灯又は点滅させたり、
スピーカ60から所定の音声を出力させる。
【0035】図9は、本発明の言葉の時間的な長さを測
定する原理図である。符号Aは単語の長さであり、例え
ば犬の名である「ポチ」とか「ちび」は2文字の単語で
長さが同じである。符号Cも同様に単語の長さであり、
例えば、命令語である「お座り」とか「お回り」は5文
字の単語で長さが同じである。符号Bは、単語Aと単語
Cの隙間の長さであり、例えば、「ポチ…お回り」の場
合に、「ポチ」と「お回り」との間の隙間の長さ「…」
を意味する。
【0036】このように、2つ以上の言葉を連続して話
すことによって、その組合せにより、その連語の意味を
認識させる。よって、単語Aと隙間の長さBと単語Cの
組合せが設定された言葉の長さの許容範囲内の場合に認
識させる。また、設定された言葉の長さの許容範囲内で
あれば、単語Aと単語Cとの組合せ、隙間Bと単語Cと
の組合せであっても認識させる。
【0037】図10は、本発明に応用する他の回路構成
図である。本応用例は、音声合成手段79を有する。こ
の本応用例によれば、動物玩具本体の電源スイッチが閉
成されると、音声合成手段79からの音声合成音が適宜
増幅され、スピーカ60を通して出力される。音声合成
音の出力が終了するとランプ51が点灯する。話者はラ
ンプ51の消灯前にタイミングを合わせて音声合成音に
対応する言葉を音検知センサ(マイク)71を通して喋
る。この場合、音声合成音に対応した言葉を即座に話し
てもよく、また音声合成音の出力後、ポーズ(隙間)を
開けて返答してもよい。音検知センサ71を通したアナ
ログ音声信号は増幅器72で増幅された後、積分回路7
3でデジタル音声信号に変換され、処理装置74に入力
される。音声合成音に対応した長さの言葉が処理装置7
4に入力されると、プログラムにより音声認識された結
果を出力し、それによって電磁石23を駆動したり、ラ
ンプ51を点滅させたりする。このように声の命令によ
り玩具の車輪、手足、目、耳等を動かし、同時に会話を
させることができる。
【0038】次に、図11は、本発明の言葉の時間的な
長さを測定する他の原理図である。符号A’は音声合成
により発せられた言葉を出力として話させた音声合成
音、例えば「おはよう」という4文字の単語の長さであ
る。図において、下の線は話者の音声入力を意味し、符
号Aは音声合成音A’に対応した言葉の長さであって、
A’とAの長さが同じであれば話者の音声が認識され
る。また符号Bは、音声合成音の出力後、認識させるた
めの声が入力されるまでの音声合成音A’と話者の発生
音Aとの間の隙間を意味し、より誤りの少ない音声認識
が可能となる。即ち、前者の場合は音の長さAだけで音
声認識しているのに対して、後者は隙間の長さBと音の
長さAとの組合せにより音声認識をしているので、より
認識度が高まる。さらに、最初の合成音により次の言葉
を連想させることも可能である。例えば、会話可能な動
物玩具では、音声合成音A’として「日本で一番高い山
はなんですか」の質問に対して、話者の発生音Aとして
「富士山」と言えば音声認識される。この場合には、い
ちいち説明書等を見なくても簡単に動物玩具を操作する
ことが可能となる。
【0039】本発明は、処理装置74を使用して玩具か
らの話しかけに応じて返答するという方法を何回か繰り
返すことが可能で、これはあたかも玩具と人間とが会話
をしている様子を呈し、次々に意志を通わすことが可能
となる。最終的には処理装置に多くのことを認識させそ
の命令に従わせることが可能になる。
【0040】さらに、この動物玩具では、胴部用上カバ
ー12の前部側面に軸12bが立設されており、該軸1
2bに前足18aが回動自在に支持されている。前足1
8aはねじ19fによって軸12bに揺動自在に取り付
けられる。前足18aの自由端部内面には穴18dが設
けられ、この穴18dには揺動体16の自由端部外面に
突設したボス16cが係合している。その結果、揺動体
16が揺動した際に前足18aも前後に動作する。ま
た、胴部用上カバー12の後部側面に後足18bが支持
されている。また、胴部用上カバー12の後部上面には
尾18cが取り付けられている。
【0041】また、頭部用上カバー14内にはゴムスイ
ッチ80が設けられ、このスイッチ80の操作部81は
頭部用上カバー14の孔14bから突出し、操作部81
を押圧することにより電源が投入される。
【0042】なお、上記動物玩具では、胴部用下カバー
11がねじ19a,ナット19bによって基体10に取
り付けられ、ねじ19cによって基体10,胴部用上カ
バー12,頭部用下カバー13が取り付けられ、ねじ1
9dによって頭部用下カバー13,頭部用上カバー14
が取り付けられる。また、ピン19eによって車輪1
7,ラチェット爪32,揺動体16が基体10に取り付
けられる。また、ねじ19gによって取付部材70が頭
部用上カバー14に取り付けられる。
【0043】上記した実施の形態では、音検知センサか
ら入力した音に基づいて、玩具の走行,耳の揺動,目の
光点灯,音の発生等を行っているが、受信機を備え外部
からの無線信号によってそれらの動作を行わせるように
してもよい。
【0044】以上、前記実施形態では、車輪で走行する
動物玩具を説明したが、車両玩具等にも適用できる。ま
た、玩具の一部を動作させるものにも適用できる。
【0045】また、前記実施形態では、電源としてボタ
ン電池を使用したが、充電可能な小型ニッカド電池等を
使用してもよい。
【0046】さらに、前記実施形態では、音に反応して
動作(音の発生を含む)するように構成されているが、
赤外線、光センサやデータキャリア等を使用して、例え
ば他の動作玩具や接近又は存在を認識又は識別し、他の
動作玩具との間で会話やコーラスを行うようにしてよ
い。また、光センサを使用して光に反応して動作するよ
うにしたり、人為的刺激(撫でる、叩く等)に反応して
動作するように構成してもよい。つまり、音以外の外部
的刺激に反応して動作するように構成しても良い。
【0047】
【発明の効果】本発明の代表的なものの効果を説明すれ
ば、基体に対して動作体を往復動作可能に設け、前記基
体又は前記動作体のいずれか一方に制御回路によって電
流制御される電磁石を設けると共に他方に磁性体を設
け、前記電磁石と前記磁性体との間に作用する磁力によ
って前記基体に対して前記動作体を往復動作させるよう
に構成し、さらに、前記動作体の往復動作を他の動作体
の動作に変換するための動作変換手段を設けたので、小
型の玩具にも十分に適用できる駆動装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る駆動装置を適用した玩具として動
物玩具を示した斜視図である。
【図2】図1に示した動物玩具の分解斜視図である。
【図3】図2に示した動物玩具における永久磁石と電磁
石との位置関係を示した要部断面図である。
【図4】図2に示した動物玩具におけるラチェット爪を
備えた揺動体とラチェット歯を備えた車輪との配置関係
を示した要部断面図である。
【図5】図4に示したラチェット機構の動作を説明する
ための図である。
【図6】図1に示した動物玩具の耳の運動機構を示した
断面図である。
【図7】図1に示した動物玩具の音長認識のための回路
構成図である。
【図8】音長認識の手順を示す図である。
【図9】音長認識の原理図である。
【図10】音長認識のための他の回路構成図である。
【図11】音長認識の他の原理図である。
【符号の説明】
10 基体 16 揺動体 17 車輪 21,22 永久磁石 23 電磁石 24 ボタン電池 30 ラチェット機構 31 ラチェット歯 32 ラチェット爪
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年9月2日(2002.9.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 動作玩具の駆動装置及び動作玩具
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の玩具の駆
動装置は、基体に対して所定の軸を中心に往復揺動可能
な揺動体を設け、前記基体又は前記揺動体のいずれか一
方に制御回路によって電流制御される電磁石を設けると
共に他方に磁性体を設け、前記電磁石と前記磁性体との
間に作用する磁力によって前記基体に対して前記揺動体
を往復揺動動作させるように構成し、さらに、前記揺動
体の往復揺動動作を車輪の回転動作に変換するためのラ
チェット機構を設け、前記ラチェット機構はラチェット
爪とラチェット歯とを有し、当該ラチェット歯を前記車
輪に設けたことを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】「揺動体を動作」させるには、例えば、基
体又は揺動体のいずれか一方に永久磁石(磁性体)を付
設し、他方に電磁石を付設するとともに、その電磁石の
極性を電流制御により交互に換えることによって揺動体
を往復動させることができる。この場合、永久磁石の個
数はそれぞれ1個であってもよいが、永久磁石を複数個
配置することが好ましい。2つの永久磁石を使用する場
合には、異なる極を前記揺動体の往復動作方向へ並べて
配置するとともに、電磁石の一端を2つの永久磁石の極
に対向させて配置することが好ましい。また、揺動体
直線的に往復動作させることもできるが、揺動動作させ
ることもできる。なお、「磁性体」として永久磁石以外
の磁性体を使用することも可能である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】この駆動装置によれば、揺動体を磁力によ
って往復動作させる。そのため、この駆動装置によれ
ば、揺動体のストロークを大きくとれるので、車輪に大
きな動作を行わせるのに小電力で済む。また、この駆動
装置によれば、揺動体の往復動作を車輪の動作に変換し
ている。そのため、この駆動装置によれば、この駆動装
置を使用する玩具に複雑な動きをさせることができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】さらに、この駆動装置によれば、揺動体
磁力によって揺動動作させ、その揺動動作を車輪の動作
に変換させる。揺動動作の場合には軸から自由端までの
腕の長さを設定することによって揺動体のストロークを
簡単に調整できるというメリットがある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また、この駆動装置によれば、揺動体を磁
力によって往復動作させ、その往復動作を回転動作に変
換させる。玩具において回転動作は利用範囲が大きく、
例えば、車輪を回転させたり、プロペラを回転させたり
する場合等に利用することができる。また、往復動作を
回転動作に変換した後は、歯車で減速して他の動作部材
を動作させることも可能である。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また、この駆動装置によれば、揺動体を磁
力によって往復動作させ、その往復動作を車輪の回転動
作に変換させる。往復動作を回転動作に変換する動作変
換手段としては、特に限定はされないが、リンク機構や
ラチェット機構を用いることができる。なお、車輪は、
地面や床からの摩擦抵抗が比較的に小さいので、電力ロ
スが少ない。この駆動装置は、ロボット(動物玩具を含
む)に適用して好適である。例えば、ロボットの脚を動
作させて、その脚でもって走行する場合には、ロボット
の全重量を例えば電池の力のみで動かすので大きなパワ
ーが必要となるが、ロボットを車輪で動作させれば、少
ないパワーでもって走行させることができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】また、 この駆動装置によれば、揺動体を磁
力によって往復動作させ、その往復動作をラチェット機
構で回転動作に変換させる。ラチェット機構の場合には
ラチェット爪とラチェット歯の働きによって間欠回転運
動に変換される。また、この駆動装置によれば、揺動体
を磁力によって往復動作させ、その往復動作を、車輪
設けられたラチェット歯を介して回転動作に変換させ
る。そのため、ラチェット歯を車輪とは別体として構成
する場合に比較し、部品点数を少なくすることができ
る。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】請求項2記載の発明は、基体に対して所定
の軸を中心に往復揺動可能な揺動体を設け、前記基体又
は前記揺動体のいずれか一方に制御回路によって電流制
御される電磁石を設けると共に他方に磁性体を設け、前
記電磁石と前記磁性体との間に作用する磁力によって前
記基体に対して前記揺動体を往復揺動動作させるように
構成し、さらに、前記揺動体の往復揺動動作を車輪の回
転動作に変換するためのラチェット機構を設け、このラ
チェット機構は、上下動可能に支持されたラチェット爪
とこれに歯合するラチェット歯とを備え、前記ラチェッ
ト爪は自重により落下する方向に向かって爪の先端が突
出していることを特徴とする。請求項3記載の発明は、
請求項2記載の発明において、前記ラチェット機構のラ
チェット歯は前記車輪に設けられていることを特徴とす
請求項4記載の発明は、請求項1,2又は3記載の
発明において、前記揺動体は、前記車輪の他に動作玩具
の前足を揺動させることを特徴とする。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】請求項5記載の玩具の駆動装置は、請求項
1〜4記載の玩具の駆動装置において、前記ラチェット
歯は内歯となっていることを特徴とする。この駆動装置
によれば、揺動体を磁力によって往復動作させ、その往
復動作を、車輪に設けられたラチェット歯を介して回転
動作に変換させる点は請求項1〜4記載の駆動装置と同
じである。しかし、ラチェット歯を内歯とし、その内歯
内にラチェット爪を設けられることから、駆動装置自体
を小さく構成できる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】請求項6記載の玩具の駆動装置は、請求項
1〜5いずれか記載の玩具の駆動装置において、前記電
磁石は、外部刺激に反応して電流制御されることを特徴
とする。外部刺激としては、例えば、請求項7記載の玩
具の駆動装置のように外部音が考えられるほか、電波、
赤外線、光、圧力等や人為的刺激(撫でる、叩く等)が
考えられる。この駆動装置によれば、外部刺激に反応し
揺動体を磁力によって往復動作させ、その往復動作を
車輪の動作に変換させる。そのため、この駆動装置によ
れば、外部刺激に応じて動作変化を行う興趣性に富む玩
具が実現できる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】請求項7記載の玩具の駆動装置は、請求項
記載の玩具の駆動装置において、外部音の音長を認識
して反応することを特徴とする。この場合の「反応」と
しては、特に制限はされないが、揺動体ひいては他の動
作体の動作はもとより、音の発生や光出力その他の動作
が挙げられる。この駆動装置によれば、外部音に反応し
揺動体を電磁力によって往復動作させ、その往復動作
車輪の動作に変換させる点は請求項6の駆動装置と同
様である。しかし、外部音の音長を認識して反応するの
で、誰でもが簡単に駆動装置に同様の動作をさせること
が可能である。ここにいう外部音には言葉を含み、言葉
は1つの言葉でも連続した2以上の言葉でもよい。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】削除
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】削除
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】請求項9記載の玩具の駆動装置は、請求項
1〜8いずれか記載の玩具の駆動装置において、ボタン
電池を電源として使用することを特徴とする。この駆動
装置によれば、ボタン電池によって電磁石と磁性体との
間に磁力を生起させ、この磁力によって揺動体を往復動
作させ、その往復動作を他の動作体の動作に変換させる
ので、駆動装置の小型化を図ることもできる。なお、小
型のニッカド電池(ニッケル・カドミウム電池)を用い
て充電可能な構造としてもよい。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】請求項10記載の動作玩具は、請求項1〜
いずれか記載の玩具の駆動装置を備えることを特徴と
する。この動作玩具によれば、請求項1〜9いずれか記
載の玩具の駆動装置を備えるので、それらの作用・効果
のいずれか1つを具有する玩具の実現が図れる。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年10月3日(2002.10.
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項5
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 15/04 G10L 3/00 551H 15/10 Fターム(参考) 2C150 BA06 BA11 CA02 CA04 CA08 DA06 DA24 DA25 DA26 DA27 DA28 DA37 DF03 DF04 DF06 DF33 DK02 EB01 EB43 EB44 EC03 EC09 EC15 EC16 EC17 ED02 ED10 ED42 ED47 ED52 EF07 EF16 EF17 EF29 EF33 EF36 FA04 5D015 AA04 CC15 DD03 KK01 LL11

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体に対して動作体を往復動作可能に設
    け、前記基体又は前記動作体のいずれか一方に制御回路
    によって電流制御される電磁石を設けると共に他方に磁
    性体を設け、前記電磁石と前記磁性体との間に作用する
    磁力によって前記基体に対して前記動作体を往復動作さ
    せるように構成し、さらに、前記動作体の往復動作を他
    の動作体の動作に変換するための動作変換手段を設けた
    ことを特徴とする玩具の駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記動作体の往復動作は所定の軸を中心
    とする揺動動作となっていることを特徴とする請求項1
    記載の玩具の駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記他の動作体の動作は回転動作である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の玩具の駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 前記他の動作体は車輪であることを特徴
    とする請求項3記載の玩具の駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記動作変換手段はラチェット機構であ
    ることを特徴とする請求項3又は4記載の玩具の駆動装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ラチェット機構のラチェット歯は前
    記他の動作体に設けられていることを特徴とする請求項
    5記載の玩具の駆動装置。
  7. 【請求項7】 前記ラチェット歯は内歯となっているこ
    とを特徴とする請求項6記載の玩具の駆動装置。
  8. 【請求項8】 前記電磁石は、外部刺激に反応して電流
    制御されることを特徴とする請求項1〜7いずれか記載
    の玩具の駆動装置。
  9. 【請求項9】 前記電磁石は、外部音に反応して電流制
    御されることを特徴とする請求項8記載の玩具の駆動装
    置。
  10. 【請求項10】 外部音の音長を認識して反応すること
    を特徴とする請求項9記載の玩具の駆動装置。
  11. 【請求項11】 連続した2つ以上の言葉の時間的な長
    さと、それらの言葉の隙間の時間的な長さとによる組合
    せの時間的な長さを測定し、その測定値を予め記憶した
    記憶装置と、話者の言葉の時間的な長さを測定し、前記
    記憶装置に記憶されている測定値と比較して、所定の許
    容範囲である場合に話者の言葉を認識する処理装置とを
    備え、該認識した結果に応じて反応することを特徴とす
    る請求項10記載の玩具の駆動装置。
  12. 【請求項12】 音声合成された言葉の時間的な長さを
    予め記憶した記憶装置と、該音声合成された言葉を出力
    する出力手段と、話者の言葉の時間的な長さを測定し、
    前記記憶装置に記憶されている音声合成された言葉の時
    間的な長さと比較し、所定の許容範囲内である場合に話
    者の言葉を認識し、該認識した結果に応じた反応を選択
    する処理装置とを備えることを特徴とする請求項11記
    載の玩具の駆動装置。
  13. 【請求項13】 出力された音声合成された言葉に対応
    した話者の言葉の時間的な長さを測定し、記憶装置に記
    憶されている音声合成された言葉の時間的な長さと比較
    し、所定の許容範囲内である場合に話者の言葉を認識
    し、該認識した結果に応じた反応を選択する処理装置を
    備えることを特徴とする請求項11又は12記載の玩具
    の駆動装置。
  14. 【請求項14】 前記記憶装置が音声合成された言葉の
    時間的な長さと、それらの言葉の隙間の時間的な長さと
    による組合せの時間的な長さを予め記憶し、また前記処
    理装置が、前記言葉の隙間の時間的な長さと話者の言葉
    の時間的な長さとを測定し、前記記憶装置に記憶されて
    いる言葉の隙間の時間的な長さと認識させる話者の言葉
    の時間的な長さによる組合せと比較して、所定の許容範
    囲内である場合に話者の言葉を認識することを特徴とす
    る請求項11〜13いずれか記載の玩具の駆動装置。
  15. 【請求項15】 ボタン電池を電源として使用すること
    を特徴とする請求項1〜14いずれか記載の玩具の駆動
    装置。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15いずれか記載の玩具の
    駆動装置を備えることを特徴とする動作玩具。
JP2002078673A 2001-12-28 2002-03-20 動作玩具の駆動装置及び動作玩具 Expired - Fee Related JP3368273B1 (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002078673A JP3368273B1 (ja) 2001-12-28 2002-03-20 動作玩具の駆動装置及び動作玩具
US10/282,072 US6719605B2 (en) 2001-12-28 2002-10-29 Driving device and action toy
EP02079555A EP1325770B1 (en) 2001-12-28 2002-10-31 Driving device and action toy
ES02079555T ES2223028T3 (es) 2001-12-28 2002-10-31 Dispositivo de accionamiento y juguete animado.
AT02079555T ATE268628T1 (de) 2001-12-28 2002-10-31 Antriebsvorrichtung und aktionsspielzeug
DE60200614T DE60200614T2 (de) 2001-12-28 2002-10-31 Antriebsvorrichtung und Bewegungsspielzeug
GB0226358A GB2377655B (en) 2001-12-28 2002-11-12 Driving device and action toy
CN02284697U CN2595426Y (zh) 2001-12-28 2002-12-02 驱动装置以及动作玩具
AU2002360051A AU2002360051A1 (en) 2001-12-28 2002-12-26 Driver for moving toy and moving toy
PCT/JP2002/013609 WO2003057335A1 (fr) 2001-12-28 2002-12-26 Dispositif d'entrainement pour jouet mobile et jouet mobile

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-400407 2001-12-28
JP2001400407 2001-12-28
JP2002078673A JP3368273B1 (ja) 2001-12-28 2002-03-20 動作玩具の駆動装置及び動作玩具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3368273B1 JP3368273B1 (ja) 2003-01-20
JP2003251082A true JP2003251082A (ja) 2003-09-09

Family

ID=26625389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002078673A Expired - Fee Related JP3368273B1 (ja) 2001-12-28 2002-03-20 動作玩具の駆動装置及び動作玩具

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6719605B2 (ja)
EP (1) EP1325770B1 (ja)
JP (1) JP3368273B1 (ja)
CN (1) CN2595426Y (ja)
AT (1) ATE268628T1 (ja)
AU (1) AU2002360051A1 (ja)
DE (1) DE60200614T2 (ja)
ES (1) ES2223028T3 (ja)
WO (1) WO2003057335A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3368273B1 (ja) * 2001-12-28 2003-01-20 株式会社トミー 動作玩具の駆動装置及び動作玩具
JP3990209B2 (ja) * 2002-06-25 2007-10-10 株式会社タカラトミー 揺動玩具
JP2004344417A (ja) * 2003-05-22 2004-12-09 Tomy Co Ltd 人形玩具
NZ554232A (en) * 2004-09-17 2010-09-30 Idenix Pharmaceuticals Inc Phosphoindoles as HIV inhibitors
US20060205320A1 (en) * 2005-03-14 2006-09-14 Mosway Semiconductor Limited Battery powered motor system for low power application
US7671712B2 (en) * 2005-03-25 2010-03-02 Ellihay Corp Levitation of objects using magnetic force
US20080182479A1 (en) * 2007-01-26 2008-07-31 Ellihay Corp. Items With Stretchable Members And/Or Magnetic Action
US20120238182A1 (en) * 2011-03-18 2012-09-20 Philippe Gerber Toy
JP6134321B2 (ja) * 2011-10-03 2017-05-24 ザ マーケティング ストア ワールドワイド,エルピー 効率的な電子回路モジュール
KR101272582B1 (ko) * 2012-11-14 2013-06-28 주식회사 하이소닉 휴대단말기용 스마트 토이 구동 시스템
CN105148528B (zh) * 2015-07-03 2017-10-17 北京信息科技大学 一种模块化足球机器人
CN105126350B (zh) * 2015-07-03 2017-08-04 北京信息科技大学 一种足球机器人整体结构
CN108068116A (zh) * 2016-11-10 2018-05-25 深圳光启合众科技有限公司 机器人耳部机构及具有其的机器人
JP1622874S (ja) * 2017-12-29 2019-01-28 ロボット
CN108829016B (zh) * 2018-08-01 2021-08-27 深圳儒博智能科技有限公司 摇动控制系统及揺动机器人
CN115105842B (zh) * 2021-03-23 2024-05-07 汕头市澄海区骏意玩具设计有限公司 一种趣味爬行玩具
USD970650S1 (en) * 2022-01-23 2022-11-22 Zhaofeng Chen Toy dog

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB498651A (en) 1938-01-20 1939-01-11 Ver Spielwarenfabriken Andreas Improvements in or connected with remote-control coupling and uncoupling devices for toy electric railways
US3783550A (en) 1972-04-21 1974-01-08 R Andrews Novelty electric motor
GB2042913B (en) 1979-01-30 1982-11-24 Ngai Mun Hai Toy electrically driven racing car
JPS5776695U (ja) * 1980-10-29 1982-05-12
JPS6052827B2 (ja) * 1981-09-19 1985-11-21 株式会社ニツコ− 走行玩具の方向変換装置
JPS6055985A (ja) 1983-09-05 1985-04-01 株式会社トミー 音声認識玩具
JPS62254789A (ja) 1986-04-30 1987-11-06 株式会社 オ−ゼン 音響信号同期駆動装置
JPH02283391A (ja) 1989-04-25 1990-11-20 Takara Co Ltd 動力解放停止装置
JP2528968B2 (ja) 1989-08-10 1996-08-28 新王子製紙株式会社 感熱記録材料の製造方法
JPH0375546A (ja) 1989-08-17 1991-03-29 Orc Mfg Co Ltd コンパクトディスク等の表面保護膜の検査方法
JPH0750171B2 (ja) 1991-08-23 1995-05-31 ニッカ電測株式会社 金属検出装置
JP2518193Y2 (ja) * 1993-03-30 1996-11-20 株式会社アイコ 電気ショック玩具
JP2766831B2 (ja) 1993-04-23 1998-06-18 株式会社メガハウス 楽器玩具
CA2167043A1 (en) 1996-01-11 1997-07-12 Ian M. Mendez Lamp holder base with arcuate contact
US5791964A (en) * 1997-02-06 1998-08-11 Mattel, Inc. Ratchet drive for construction toy set
US5947793A (en) * 1997-12-30 1999-09-07 Dah Yang Toy Industrial Co., Ltd. Self-propelling rolling toy
JP2000140455A (ja) * 1998-11-02 2000-05-23 Cube:Kk ぬいぐるみ玩具
JP3069390U (ja) 1999-12-02 2000-06-16 有限会社 アルブレー 携帯電話機用着信報知装置
JP2001190857A (ja) * 2000-01-12 2001-07-17 Sente Creations:Kk 動作玩具
JP3075546U (ja) 2000-08-09 2001-02-23 株式会社タカラ 音声リモコン動作玩具
JP3368273B1 (ja) * 2001-12-28 2003-01-20 株式会社トミー 動作玩具の駆動装置及び動作玩具

Also Published As

Publication number Publication date
CN2595426Y (zh) 2003-12-31
WO2003057335A1 (fr) 2003-07-17
ES2223028T3 (es) 2005-02-16
JP3368273B1 (ja) 2003-01-20
US6719605B2 (en) 2004-04-13
AU2002360051A1 (en) 2003-07-24
ATE268628T1 (de) 2004-06-15
US20030124951A1 (en) 2003-07-03
EP1325770B1 (en) 2004-06-09
EP1325770A1 (en) 2003-07-09
DE60200614T2 (de) 2004-10-14
DE60200614D1 (de) 2004-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3368273B1 (ja) 動作玩具の駆動装置及び動作玩具
US6089942A (en) Interactive toys
US4808142A (en) Doll with controlled mouth actuation in simulated speech
WO2017208948A1 (ja) ロボット
CN1133476C (zh) 交互式玩具
CA2397397C (en) A toy punching figure
JP5469247B2 (ja) 動かすことおよび取り外すことができる本体部品を有するインタラクティブな話す玩具
EP0662331B1 (en) Talking toy doll
JP2000254360A (ja) 対話型玩具
KR20060063673A (ko) 애니메트로닉 휴대용 기구
JP2005013391A (ja) 作動玩具
GB2377655A (en) A driving apparatus for an action toy
KR20190134894A (ko) 음악 인터랙션 로봇
JP2004017197A (ja) ロボット装置
JP3172137U (ja) 電気式人工喉頭
US6537127B1 (en) Kissing doll
JP3056397U (ja) 着信報知装置及び外装体
GB2265839A (en) Magnetic toy
JP4825701B2 (ja) 電気式人工喉頭
JP2002136772A (ja) 電子ペット
WO2001023840A1 (fr) Detecteur de mouvements du corps, systeme de detection de mouvements du corps et appareil de jeu
JP2023182915A (ja) 拍手装置
JPH0370588A (ja) おしゃべり歩行人形
US20190179609A1 (en) Audiovisual devices
JPH02270447A (ja) 電話呼出し報知装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees