JP2000140455A - ぬいぐるみ玩具 - Google Patents

ぬいぐるみ玩具

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JP2000140455A
JP2000140455A JP10349290A JP34929098A JP2000140455A JP 2000140455 A JP2000140455 A JP 2000140455A JP 10349290 A JP10349290 A JP 10349290A JP 34929098 A JP34929098 A JP 34929098A JP 2000140455 A JP2000140455 A JP 2000140455A
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JP
Japan
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head
pressing portion
transmitted
gear
flywheel
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Application number
JP10349290A
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English (en)
Inventor
Toshio Sakai
利夫 酒井
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CUBE KK
Cube KK
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CUBE KK
Cube KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】手指の押圧力を利用して口を開閉しながら音声
を発するぬいぐるみ玩具を提供する。 【構成】ぬいぐるみ本体腹部を押圧すると、本体内に収
容した複数の歯車群を介してフライホイールが回転し、
フライホイールの慣性力によりクランク機構に上下運動
が伝達されて頭部が上下に開閉すると共に、腹部を押圧
するとスイッチが閉成し、音声制御回路により音声が出
力されるぬいぐるみ玩具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ぬいぐるみ玩具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からこの種のぬいぐるみ玩具では、
ぬいぐるみ本体内に駆動機構を収容して、口・頭・手足
などを作動させたり、音声を発生させたりする玩具が多
数提案されている。ところが、ぬいぐるみの開発にあた
っては、ぬいぐるみ本体内に駆動機構を収容する際に常
に狭いスペースに組み入れなければならないという問題
と、ぬいぐるみの布に負荷が生じて、口・頭・手足など
の動きを出しづらいという問題がある。例えば、駆動源
としてモーターを使用する場合には、モーターのトルク
の問題があり、単二電池や単三電池を使用しなければな
らないが、これらの電池を収容するためのスペースが取
れないことがある。また、モーターを使用した場合に
は、ぬいぐるみの布で負荷が掛かり速い動きを出すこと
が難しいことがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
ぬいぐるみ開発の本質的な問題点を克服したもので、駆
動源としてモーターの代わりにフライホイールを使用し
て、口の開閉動作をスムーズに行えるぬいぐるみを提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のぬいぐる
み玩具は、本体を胴体と頭部で構成し、頭部が上下に開
閉するように前記胴体に頭部を軸支し、胴体前面には押
圧部を配設し、該押圧部を押圧することにより胴体内に
収容した複数の歯車群に回転力を伝達し、この回転力が
フライホイールに伝達されてフライホイールの慣性力に
より、前記頭部に一端を取付けたクランクが上下動し
て、頭部が開閉するようにしたことを特徴とする。この
ように構成することにより、頭部には、布の負荷が掛か
るにも拘わらずモーターを使用しで頭部を開閉させる場
合よりも、フライホイールの慣性力により、速いスピー
ドで口を開閉させることができる。
【0005】請求項2記載のぬいぐるみ玩具は、本体を
胴体と頭部で構成し、胴体前面には押圧部を配設し、該
押圧部を押圧することにより、押圧部の背面に設けた突
片がスイッチに接触し、音声回路を閉成してスピーカを
介して音声を出力するようにしたことを特徴とする。こ
のように構成することにより、モーターの駆動力を使用
しなくとも、スペースをさほど取らないボタン電池によ
って音声を出力すると共に、頭部の開閉動作に電力を取
られないので、電池寿命の長いぬいぐるみ玩具を提供す
ることができる。
【0006】請求項3記載のぬいぐるみ玩具は、請求項
2記載のぬいぐるみ玩具において、本体を胴体と頭部で
構成し、頭部が上下に開閉するように前記胴体に頭部を
軸支し、胴体前面には押圧部を配設し、該押圧部を押圧
することにより胴体内に収容した複数の歯車群に回転力
を伝達し、この回転力がフライホイールに伝達されて、
フライホイールの慣性力により、前記頭部に一端を取付
けたクランクが上下動して頭部が開閉するようにしたこ
とを特徴とする。このように構成することにより、駆動
源としてモーターの代わりにフライホイールを使用して
口の開閉動作に合わせて音声を発生するぬいぐるみを提
供することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、ぬいぐるみ本体内に駆
動機構を収容し、押圧部を押圧することにより、複数の
歯車群を介して回転力が伝達され、この回転力がフライ
ホイールに伝達されてフライホイールの慣性力により、
クランクを上下動させることにより口を開閉する動作を
呈すると共に、前記押圧部の押圧作用により音声回路を
閉成して音声を出力することができる。これにより、ぬ
いぐるみが口を開閉しながら言葉を話している感を呈す
ることができる。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいで本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明のぬいぐるみ本体内に収容
される駆動機構のみを示す全体斜視図である。ぬいぐる
みの形態は、本発明の要旨ではないので図解を省略す
る。図1において、本体1は胴体1aと頭部1bからな
り、本体前面(腹部)にはスプリングにより付勢された
押圧部2が配設されていて、これを手指で押圧すると、
頭部1bが上下に口を開閉するように、胴体1aには頭
部1bが左右一対の軸1cに対し軸受1dで軸支されて
いる。
【0009】図2は、本発明に適用する駆動機構の内部
構造を示した図である。図2において、本体1は左右2
分割された胴体1aに頭部1bが軸支されており、駆動
機構の内部構造を明らかにするために、一方の胴体を取
り外した状態を示してある。押圧部2は、略L字型で形
成されており、その下端が胴体1aに配設した軸1dに
軸支されている一方、押圧部2の上部は略扇型に形成さ
れ、本体内へ屈曲しており、その下端側にはラック2a
が形成されている。このラック2aは、一連の歯車群の
うち小歯車3と噛合し、図中矢印で示したストローク分
だけ回転するように構成されている。そして、押圧部2
は一端をその上部近傍に配設したフック1eに掛止し、
他端を押圧部の孔2cに取付けたスプリング16で反時
計方向へ付勢されている。ここでスプリング16の取付
方法は、押圧部の上部先端に別のフックを設け、これに
掛止しても良い。
【0010】次に、本体1が口を開閉する機構について
説明する。図3は、本発明に適用する駆動機構のみを示
した拡大図である。押圧部2のラック2aは常態におい
て小歯車3と噛合しており、押圧部2が手指で押圧され
ると、小歯車3に回転力が伝達され、小歯車3と同軸上
に円板3aを中間部材として軸支されている第一歯車3
bが一体的に時計方向に回転する。これら歯車の下段に
はクラッチ機構が位置づけられている。そして、その回
転力がクラッチ機構4のピニオン4aに伝達されて、ク
ラッチ機構4の上面に同軸上に軸支されているもう1つ
のピニオン4eは反時計方向に回転する。このクラッチ
機構4は、押圧部2の戻りを規制している。なお、クラ
ッチ機構の構造については後述する。クラッチ機構4に
伝達された回転力は、クラッチ機構と同軸上の第二歯車
4dを介してフライホイール6と同軸上のピニオン6a
に伝達されて、フライホイール6が時計方向へ回転す
る。このような一連の歯車群を介してフライホイール6
に回転力が伝達されるように構成してある。
【0011】そして、フライホイールの回転による慣性
力が前記小歯車3の上面同軸上に配設した第三歯車7に
伝達され、その回転力がクランク10に伝達されて頭部
1bが口を開閉するように動作する。ここで、最終段歯
車である第三歯車7とクランク機構の取付方法を図4に
基づいて説明する。図4において、第三歯車7は同軸上
に円板8および止め板9を軸10により軸着すると共
に、これら円板8および止め板9の上方にクランク10
および止め板11を配設してある。第三歯車上の止め板
9は偏心した位置に孔9aを開口すると共に、その近傍
に突起9bを配設してある。一方、前記クランク10の
下部には止め板を嵌合するための開口部10aが設けら
れており、またその上方に位置する別の止め板11に
は、偏心した位置に前記止め板9に嵌合する孔11aお
よび突起11bが配設されている。このような位置関係
で構成されることにより、第三歯車7上に止め板9、ク
ランク10および止め板11がビス止めされている。
【0012】なお、ここで前述したクラッチ機構につい
て説明する。図5は、本発明に適用するクラッチ機構を
示した分解斜視図である。ピニオン4aにはその一端に
たわみ円板4bが固着されている一方、第二歯車4dに
はその一端にクラッチ板4cが固着されている。クラッ
チ板4cの中央部にはたわみ板4bと同心円で複数の切
欠き4gを外周面に配設した開口部4fが設けられてい
る。たわみ板4bはクラッチ板4cの開口部4fに軸4
hにより軸支されており、図中、第二歯車4dは矢印方
向のみに回転するように構成されている。
【0013】次に、クランク機構により頭部が開閉する
構造について説明する。図6および図7は、押圧部2が
押圧された場合のクランク機構の動作を示した図であ
る。図6において、押圧部2がそのストローク分の半分
程度が押圧されると、フライホイール6の慣性力が第三
歯車7に伝達され、偏心位置に設けた止め板9が時計方
向へ回転することにより、その回転力がクランク10に
伝達される。そして、クランク10は頭部1bにその一
端を取付けたクランク11と軸10aを介して軸支され
ているので、上下運動がクランク11に伝達され頭部1
bが半分程度開く。さらに、押圧部2を図7に示すよう
に残りのストローク分だけ押圧すると、偏心位置に設け
た止め板9がさらに時計方向へ回転し、クランク10お
よび11を介して頭部1bが全開する。このように押圧
部2を連続して押圧すると、頭部1bが上下に開閉する
動作を繰り返す。
【0014】図8は、本発明の音声発生回路を示したブ
ロック図である。前述したように、押圧部2が押圧され
ると押圧部の背面に設けた突片2bがスイッチ12に接
触する。スイッチの種類としては、例えば、リーフスイ
ッチを使用すればよい。スイッチ12が閉成すると、音
声制御回路13に電流が流れ、音声制御回路12からス
ピーカ15を介して音声が出力されるように構成してあ
る。電源14はボタン電池を使用している。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、次のような効果を奏する。
【0016】本発明は、遊戯者がぬいぐるみを抱えてそ
の前面腹部を押圧すると、ぬいぐるみ本体内に収容した
駆動機構のフライホイールの作用により、頭部が上下に
開閉し、ぬいぐるみが口を開閉する動作を呈する。
【0017】また本発明は、ぬいぐるみ本体内に音声発
生手段を設けたので、ぬいぐるみの腹部を押圧すると音
声回路により音声を出力する。
【0018】さらに本発明は、遊戯者がぬいぐるみの腹
部を強く押すと早口で言葉を話している感を呈する一
方、腹部を弱く押すとゆっくりと話している感を呈し、
特に幼児にとっては親しみのあるぬいぐるみを提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるぬいぐるみ本体内に収容
される駆動機構のみを示す全体斜視図である。
【図2】本発明の実施例である駆動機構の内部構造を示
した図である。
【図3】本発明の実施例である駆動機構のみを示した拡
大図である。
【図4】本発明の実施例であるクランク機構を示した分
解図である。
【図5】本発明の実施例であるクラッチ機構を示した分
解図である。
【図6】本発明の実施例であるクランク機構の動作状態
を示す図である。
【図7】本発明の実施例であるクランク機構の動作状態
を示す図である。
【図8】本発明の実施例である音声回路のブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 本体 1a 胴体 1b 頭部 2 押圧部 2a ラック 2b 突片 3 小歯車 4 クラッチ機構 6 フライホイール 10 クランク 12 スイッチ 13 音声制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体を胴体と頭部で構成し、頭部が上下に
    開閉するように前記胴体に頭部を軸支し、胴体前面には
    押圧部を配設し、該押圧部を押圧することにより胴体内
    に収容した複数の歯車群に回転力を伝達し、この回転力
    がフライホイールに伝達されてフライホイールの慣性力
    により、前記頭部に一端を取付けたクランクが上下動し
    て、頭部が開閉するようにしたことを特徴とするぬいぐ
    るみ玩具。
  2. 【請求項2】本体を胴体と頭部で構成し、胴体前面には
    押圧部を配設し、該押圧部を押圧することにより、押圧
    部の背面に設けた突片がスイッチに接触し、音声回路を
    閉成してスピーカを介して音声を出力するようにしたこ
    とを特徴とするぬいぐるみ玩具。
  3. 【請求項3】本体を胴体と頭部で構成し、頭部が上下に
    開閉するように前記胴体に頭部を軸支し、胴体前面には
    押圧部を配設し、該押圧部を押圧することにより胴体内
    に収容した複数の歯車群に回転力を伝達し、この回転力
    がフライホイールに伝達されて、フライホイールの慣性
    力により、前記頭部に一端を取付けたクランクが上下動
    して頭部が開閉するようにしたことを特徴とする請求項
    2記載のぬいぐるみ玩具。
JP10349290A 1998-11-02 1998-11-02 ぬいぐるみ玩具 Pending JP2000140455A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003057335A1 (fr) * 2001-12-28 2003-07-17 Tomy Company, Ltd. Dispositif d'entrainement pour jouet mobile et jouet mobile
JP2013216075A (ja) * 2012-03-13 2013-10-24 Seiko Epson Corp 記録装置
US8628373B2 (en) 2010-08-26 2014-01-14 Mattel, Inc. Toy vehicle playset

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003057335A1 (fr) * 2001-12-28 2003-07-17 Tomy Company, Ltd. Dispositif d'entrainement pour jouet mobile et jouet mobile
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Effective date: 20070208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070607