JPH0375546A - コンパクトディスク等の表面保護膜の検査方法 - Google Patents

コンパクトディスク等の表面保護膜の検査方法

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JPH0375546A
JPH0375546A JP21204089A JP21204089A JPH0375546A JP H0375546 A JPH0375546 A JP H0375546A JP 21204089 A JP21204089 A JP 21204089A JP 21204089 A JP21204089 A JP 21204089A JP H0375546 A JPH0375546 A JP H0375546A
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JP
Japan
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image
pinhole
fluorescence
protecting film
protective film
Prior art date
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Pending
Application number
JP21204089A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Nogami
野上 昌俊
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Orc Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Orc Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はコンパクトディスク、その他の製品の表面を覆
う保護膜の欠陥を容易に検出し得るコンパクトディスク
等の表面保護膜の検査方法に関するものである。
〔従来の技術〕
音楽等を記録するコンパクトディスク1は通常、第6図
に示すようにPC(ポリカーボネート)でつくった基材
2の上面にアルミ膜3を蒸着し、更に前記アルミ膜3の
上面に透明なエポキシtMMri等の有機wA縁物を塗
布して保護膜4を形成し、前記アルミ膜3を保護してい
る。
しかし、この保護111!4の膜厚は1〜10ミクロン
程度で非常に薄いため、保護膜4を形成した際、ピンホ
ール5、又はクレータ状の波紋部6(ピンホール発生の
前段階)、更に軽微な凹凸部(図示せず)等が発生する
波紋部6及び軽微な凹凸部は製品の保護上問題ないが、
ピンホール5はアルミ膜3の一部を露出させるので製品
の保護が不完全となる。従ってピンホールが発生した製
品は欠陥品として製造工程の途中で除去する必要があり
、このため、次に述べる検査方法が広く採用されている
従来の検査方法は、第4図及び第5図[A)〔B〕に示
すように可視光7をコンパクトディスクlに照射し、そ
の反射光をCCD弐のビデオカメラ8で撮像し、撮像し
た画像を電気的に処理(画像処理)してピンホール5の
有無を検出するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前記の検査方法には次に述べるような問題点が
あった。
(i)ピンホール5及び波紋部6の断面における各傾斜
部分に入射した光は第4図にa、b、c。
dで示すように散乱するので、ビデオカメラ8に入射し
ない。従って各傾斜部分の画像は画像処理上、黒レベル
として認識される。一方、保護膜上面の水平部分及び露
出したアルミ膜の部分に入射した可視光はe、f、gで
示すように上方に反射してビデオカメラ8に入射し、そ
の画像は白レベルとして認識される。前記の結果、ピン
ホールの画像9は第5図〔A〕に示すようにドウナソツ
状に、又波紋部6の画像IOは第5図CB)に示すよう
に蛇の目状に撮像される。
以上の説明は、理解を容易にするためピンホール5及び
波紋部6がその中心の周りに点対称に形成されている特
別な場合について述べたが、実際のピンホール等の形状
は前記のように単純なものではなく、ピンホールの画像
と波紋部の画像が類似して判別できない場合があり、又
、蛇の目状の画像を必ずしも波紋部と断定できない場合
もあり、いずれにしてもピンホールのみを検出するのが
困難であった。
(ii)ピンホール5、又は波紋部6以外の凹凸部の画
像もなにがしかの黒レベルとして認識されるので、高度
な画像処理を行っても、良品を不良品と判定するおそれ
がある。
本発明は前述の問題点に鑑み、簡単な手法を用いてピン
ホールだけを容易に検出し得るコンパクトディスク等の
表面保護膜の検査方法を提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
前記の課題を解決するため、本発明では次の手段をIt
した。
保護膜で被覆した製品に、波長が365nm近傍の紫外
線を照射して前記保護膜から蛍光を発生させ、前記蛍光
をビデオカメラで受光して前記保護膜の蛍光発光像を撮
像することを特徴とするコンパクトディスク等の表面保
護膜の検査方法。
〔作用〕
365nm近傍の紫外1 (UV)を製品に照射した際
、保護膜を例えば有機絶縁物で形成しておけば、前記紫
外線が有機絶縁物を励起して波長が400〜500rv
+の蛍光を発生させる。そして、この蛍光はビデオカメ
ラに入射して白レベルの画像として認識される。
一方、保護膜にピンホールが形成されている場合、この
ピンホールの部分は蛍光を発生しないので、この部分は
ピンホールと同じ形状をした黒レベルの画像として認識
される。従って、ピンホールの有無を簡単な画像処理に
より容易に検出することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図ないし第3図を参照して
説明する。尚、図中の符号及び記号については、従来の
技術を説明した際の同一部分に同じ符号及び記号を付し
て示す。
第1図は本発明の方法を実施するための装置の一例を示
すもので、図中、21は波長365n−近傍の紫外線(
U V)を発生する紫外線照射器、8はビデオカメラ、
22は前記ビデオカメラ8が撮像した画像を処理して製
品の良否を判定する判定器、23はビデオカメラ8に正
対するように検査すべきコンパクトディスク1をほぼ水
平に載置する検査台、24は前記判定器22によって不
合格を判定されたコンパクトディスク1aを生産ライン
から除外する振分部、26は合格と判定されたコンパク
トディスクlを保護膜乾燥用UV照射機(図示せず)に
移送するためのコンベア上の検査台である。
次に、本装置の作動について説明する。表面が保護膜で
被覆されたコンパクトディスク1が図示しないコンベア
によって検査台23上の所定位置に移送されると(矢印
り参照)、紫外線照射器21が365nm近傍の波長を
有する紫外線(UV)25をコンパクトディスク1に向
って照射する。
このUV25は第2図に示すように保護膜4を形成する
有機絶縁物を励起し、その結果、保護膜4は波長が40
0〜500nmの蛍光26を発生する。そして、この蛍
光26はビデオカメラ8に入射し、ビデオカメラ8が撮
像した映像信号は前記判定器22に送られて画像処理さ
れる。
この際、保護膜4にピンホール5が存在すると、このピ
ンホール5の部分ではアルミW1.3が露出しているの
で蛍光が発生しない。従って判定器22はピンホール5
を同じ形状をした黒レベルの画像27として認識する(
第3図参照)。又、ピンホールを発生していない保護膜
の部分は波紋部6を含めてすべて白レベルの画面として
認識される。
従来の検査方法において、可視光を使用した場合に見ら
れるドウナツツ状、又は蛇の目状等の判別困難な黒レベ
ルの画像を生じないので、ピンホール5だけを容易に検
出することができる。
尚、本発明は前述の実施例にのみ限定されるものではな
く、例えば保護膜を有機絶縁物で形成する代りに、それ
以外の紫外線照射によって発光する材料で形成してもよ
いこと、又、本発明の方法をコンパクトディスクに適用
する以外に、保護膜を塗布した印刷物、又は一般の産業
用部品に適用してもよいこと、更にビデオカメラはCC
D式等、その方式にこだわらない等、その他本発明の要
旨を逸脱しない範囲内で種々の変更を加え得ることは勿
論である。
〔発明の効果〕
以上に述べたように本発明は次の優れた効果を発揮する
い〕波長365nm近傍の紫外線を保護膜で被覆した製
品に照射し、保護膜から蛍光を発生させるので、ピンホ
ールを発生した部分は蛍光を発生しない。従ってピンホ
ールの有無を容易に且つ明確に検出することができる。
〔11〕 ピンホールは、同じ形状の画像にそのまま撮
像されるので、画像処理が容易であり、検査業務の品質
向上及び作業能率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施するための装置の一例を示
す側面図、第2図は紫外線で照射されたコンパクトディ
スクの作用を説明するための断面図、第3図はピンホー
ルの画像の説明図、第4図は従来の検査方法を説明する
ためのコンパクトディスクの断面図、第5図(A) (
B)は従来の検査方法で撮像した際のピンホールの画像
及び波紋部の画像の説明図、第6図は一般的なコンパク
トディスクの断面図である。 1・・・コンパクトディスク 4・・・保護膜      8・・・ビデオカメラ21
・・・紫外線照射器  22・・・判定器27・・・ピ
ンホールの画像

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 保護膜で被覆した製品に、波長が365nm近傍の紫外
    線を照射して前記保護膜から蛍光を発生させ、前記蛍光
    をビデオカメラで受光して前記保護膜の蛍光発光像を撮
    像することを特徴とするコンパクトディスク等の表面保
    護膜の検査方法。
JP21204089A 1989-08-17 1989-08-17 コンパクトディスク等の表面保護膜の検査方法 Pending JPH0375546A (ja)

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