JP2003246738A - マグネシウム強化液並びにそれを用いた保湿剤、化粧品及び飲料 - Google Patents

マグネシウム強化液並びにそれを用いた保湿剤、化粧品及び飲料

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JP2003246738A JP2002184002A JP2002184002A JP2003246738A JP 2003246738 A JP2003246738 A JP 2003246738A JP 2002184002 A JP2002184002 A JP 2002184002A JP 2002184002 A JP2002184002 A JP 2002184002A JP 2003246738 A JP2003246738 A JP 2003246738A
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Masayoshi Taniguchi
正義 谷口
Tetsuya Kikuta
哲哉 菊田
Kuninobu Yokota
邦信 横田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種必須ミネラル(特にMg)を十分に強化
し、生活習慣病の改善に役立つ健康食品等として好適な
マグネシウム強化液、食品、化粧品等に好適でミネラル
(特にMg)強化をも可能とした保湿剤、保湿性に優れ
た化粧品、及び、ミネラル(特にMg)を強化した飲料
の提供。 【解決手段】 マグネシウムを高濃度に含有する液状の
ミネラル補給品であって、比重(20℃)が1.20以
上でかつマグネシウム濃度が6.0質量%以上であるマ
グネシウム強化液。ナトリウム濃度が1.0質量%以下
である、pHが5.5〜6.5である、水で希釈後のp
H値が水で希釈前のpH値よりも大きくなる、0.1〜
1.0質量%水溶液のpHが7.0〜9.0である、カ
ルシウム、カリウム、銅、亜鉛及びマンガンを含有す
る、各態様が好ましい。前記マグネシウム強化液からな
る保湿剤。前記保湿剤を含む化粧品。前記マグネシウム
強化液を含む飲料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生活習慣病の改善
に役立つ健康食品、飲料等として好適なマグネシウム強
化液、化粧品等に好適な保湿剤、保湿性に優れた化粧
品、及び、ミネラル(特にマグネシウム)を強化した飲
料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、各種ミネラル元素が健康を維
持するに必要な成分であることが知られている。ミネラ
ル元素は、111元素の内、酸素、炭素、水素及び窒素
の4元素を除いた107元素を意味し、人体に対する必
要性によって必須ミネラルと非必須ミネラルとに分けら
れる。前記必須ミネラルは、現在、29元素であり、こ
れらが欠乏すると欠乏症が発生する。このため、健康を
維持するためには、前記必須ミネラルを所定量摂取する
ことが必要になる。前記必須ミネラルの内、1日の必要
摂取量が、100mgを超えるものを主要ミネラルとい
い、100mg以下であるものを微量元素という。前記
主要ミネラルは、カルシウム、リン、カリウム、硫黄、
塩素、ナトリウム及びマグネシウムの7元素であり、前
記微量元素には、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セ
レン、モリブデン、コバルト、クロム等がある。
【0003】ところで、前記必須ミネラルの殆どの日本
人成人推定摂取量(mg/日)は、成人必要量(mg/
日)を充たしているので、健常者においては通常の食生
活において該必須ミネラルが欠乏することはない。しか
しながら、該必須ミネラルの内のマグネシウムだけは、
日本人成人推定摂取量が150〜300(mg/日)で
あり、成人(30〜49歳男性)必要量(厚生労働省第
6次改訂日本人の栄養所要量)が320(mg/日)で
あり、日本人成人推定摂取量(mg/日)が成人必要量
(mg/日)を充たしてなく、健常者においても通常の
食生活だけでは欠乏してしまうことがある。
【0004】前記マグネシウムは、人体内での酵素の活
性維持、能動輸送のエネルギー源となるATPアーゼの
基質の利用可能化、細胞内への過剰なカルシウムの流入
防止、腸内での水分吸収阻害、脳の発達などに重要な役
割を有しており、人体内で欠乏すると各種のマグネシウ
ム欠乏症、例えば循環器疾患、虚血性心疾患、アルコー
ル依存症等を招き、死に至るおそれもある。このため、
通常の食生活だけでは成人必要量(mg/日)を摂取し
得ないマグネシウムを効率的に摂取し得るマグネシウム
強化液の提供が望まれている。
【0005】一方、マグネシウム以外の前記必須ミネラ
ルについても、不規則な食生活になりがちな現代社会に
おいては、これを効率的に摂取し得ることが必要になっ
てきており、該必須ミネラルを効率的に摂取し得るミネ
ラル強化食品の提供が望まれている。
【0006】しかしながら、前記必須ミネラルを強化し
た健康食品は、各種提供されてきてはいる。例えば、石
化海藻、珊瑚カルシウム、ドロマイト(炭酸カルシウム
・マグネシウム)などの錠剤状のものが知られている
が、これらの場合、ミネラル成分がイオン化されていな
いため体内吸収効率が十分でなく、希釈等による摂取量
の調整が容易でない。一方、イオン化されたミネラル成
分を含むものとしては海洋深層水程度しか提供されてい
ないのが現状である。ところが、この海洋深層水の場
合、マグネシウム濃度が0.04質量%程度しかないた
めマグネシウム強化液としては十分に機能し得ないとい
う問題がある上、濃縮されたものではないため保存・保
管等の点でも問題がある。
【0007】したがって、保存・保管等の点で問題がな
く、各種必須ミネラルを強化し、特にマグネシウムを十
分に強化したマグネシウム強化液乃至それを含有する飲
料の提供が望まれている。
【0008】一方、食品の分野では、従来より、食品表
面からの水分の蒸発等を防止し、食品を乾燥から守る目
的で、各種の保湿剤を食品中乃至表面に添加することが
行われてきている。しかし、従来における各種の保湿剤
は、乾燥防止を目的としたもののみであり、乾燥防止の
みならずミネラル強化、特にマグネシウム強化をも目的
とした高機能保湿剤は、未だ提供されていないのが現状
である。他方、化粧品の分野では、皮膚の角質表面の水
分を適度に保つ目的で、各種の保湿剤(モイスチャライ
ザー)を添加することが行われてきている。しかし、こ
れらの保湿剤の数はそれほど多くはなく、角質細胞が有
する天然保湿因子(NMF)と呼ばれる水溶性低分子物
質と同等の良好な保湿性を示し、人体に無害で新規な保
湿剤、及び、保湿性に優れ、高品質な化粧品の提供が望
まれているのが現状である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以下の目的
を達成することを課題とする。即ち、本発明は、従来に
おける前記問題を解決し、前記要望に応え、保存・保管
等の点で問題がなく、各種必須ミネラルを強化し、特に
マグネシウムを十分に強化し、生活習慣病の改善に役立
つ健康食品、飲料等として好適なマグネシウム強化液を
提供することを目的とする。また、本発明は、食品、化
粧品等に好適であり、乾燥防止のみならずミネラル強
化、特にマグネシウム強化をも可能とする高機能な保湿
剤を提供することを目的とする。また、本発明は、保湿
性に優れ、高品質な化粧品を提供することを目的とす
る。さらに、本発明は、ミネラル(特にマグネシウム)
を強化した飲料を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段は、以下の通りである。即ち、 <1> マグネシウムを高濃度に含有する液状のミネラ
ル補給品であって、比重(20℃)が1.20以上であ
り、かつマグネシウム濃度が6.0質量%以上であるこ
とを特徴とするマグネシウム強化液である。 <2> ナトリウム濃度が1.0質量%以下である前記
<1>に記載のマグネシウム強化液である。 <3> pHが5.5〜6.5である前記<1>又は<
2>に記載のマグネシウム強化液である。 <4> 水で希釈後のpH値が水で希釈前のpH値より
も大きくなる前記<1>から<3>のいずれかに記載の
マグネシウム強化液である。 <5> 0.1〜1.0質量%水溶液のpHが7.0〜
9.0である前記<1>から<4>のいずれかに記載の
マグネシウム強化液である。 <6> カルシウム、カリウム、銅、亜鉛及びマンガン
を含有する前記<1>から<5>のいずれかに記載のマ
グネシウム強化液である。 <7> 高血圧症、高脂血症、高尿酸血症、アルコール
依存症、虚血性心疾患及び糖尿病から選択される少なく
とも1種の疾病の治療に用いられる前記<1>から<6
>のいずれかに記載のマグネシウム強化液である。 <8> 塩水湖水を蒸発させ濃縮させ、塩化ナトリウム
を析出除去して得られる前記<1>から<7>のいずれ
かに記載のマグネシウム強化液である。 <9> 塩水湖水が、天日乾燥により塩水湖水を予め蒸
発させ濃縮させた濃縮液である前記<8>に記載のマグ
ネシウム強化液である。 <10> 塩水湖水がデボラ湖塩水である前記<8>又
は<9>に記載のマグネシウム強化液である。 <11> 蒸発、濃縮、及び塩化ナトリウムの析出除去
が、天日乾燥により行われる前記<8>から<10>の
いずれかに記載のマグネシウム強化液である。 <12> 前記<1>から<11>のいずれかに記載の
マグネシウム強化液からなることを特徴とする保湿剤で
ある。 <13> 前記<12>に記載の保湿剤を少なくとも含
有してなることを特徴とする化粧品である。 <14> 前記<1>から<11>のいずれかに記載の
マグネシウム強化液を少なくとも含有してなることを特
徴とする飲料である。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のマグネシウム強化液は、
マグネシウムを高濃度に含有する液状のミネラル補給品
である。
【0012】本発明のマグネシウム強化液は、塩水湖水
を蒸発させ濃縮させ、塩化ナトリウムを析出除去して得
られ、無色である。
【0013】前記塩水湖水としては、特に制限はなく、
海水も使用することができるが、塩水湖水が好ましく、
デボラ湖塩水が特に好ましい。前記デボラ湖は、オース
トラリア西部にあるパース(PERTH)東方に位置
(海から450km内陸に位置)し、約500万年前の
古代に形成された海水塩湖である。該デボラ湖は、内陸
の湖であるにも関わらず海水塩湖となったのは、西オー
ストラリア沖の海水の飛沫がオーストラリア大陸に向か
って吹く強い風で運ばれ、この飛沫が山に当たり、積も
り、雨で流されて、デボラ湖に貯留され続けてきた結果
であるものと考えられている。
【0014】前記塩水湖水としては、蒸発及び濃縮の効
率の観点からは、天日乾燥により塩水湖水を予め蒸発さ
せ濃縮させた濃縮液を用いるのが好ましい。前記塩水湖
水が前記デボラ湖塩水である場合、該デボラ湖には雨季
と乾季とがあり、該乾季においては、天日のみで該デボ
ラ湖水の水分が蒸発され、該デボラ湖は塩の岩盤で覆わ
れており、該岩盤の下に前記濃縮液が存在している。こ
のため、該岩盤を掘削し除去するだけで効率的に前記濃
縮液が得られる。
【0015】前記塩水湖水の蒸発及び濃縮の方法として
は、特に制限はないが、天日を利用する方法(天日乾
燥)が好ましい。この場合、製造コスト等の点、また、
蒸発と濃縮とが同時に効率的に行われる点で有利であ
る。前記蒸発乃至濃縮の処理回数としては、前記塩水湖
水中の水分を十分にかつ効率良く蒸発乃至濃縮させ、か
つ塩化ナトリウムを十分に析出除去できればよく、特に
制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
【0016】前記塩水湖水における、マグネシウム含有
量は通常0.3質量%未満程度であり、ナトリウム含有
量は通常9.5質量%程度である。また、前記濃縮液に
おける、マグネシウム含有量は通常0.5質量%未満程
度であり前記塩水湖水よりも高く、ナトリウム含有量は
通常9.3質量%程度であるが前記塩水湖水よりも低く
なっている。
【0017】前記塩水湖水又は前記濃縮液から塩化ナト
リウムを析出除去する方法としては、特に制限はない
が、製造コスト等の点で天日を利用する方法(天日乾
燥)が好ましい。この場合、例えば、前記塩水湖水又は
前記濃縮水をポンプ等を用いて濃縮用プールに移送して
から塩化ナトリウムの析出除去を行うことができ、具体
的には、乾期における前記デボラ湖表面を覆う塩の岩盤
を掘削し除去することにより、該岩盤の下に存在する前
記濃縮液を採取した後、該濃縮液をポンプで汲出して、
該濃縮液を濃縮するために予め掘削して用意しておいた
濃縮用池に該濃縮液を移送した後、天日により再度、該
濃縮液の水分を蒸発させ濃縮させ、塩化ナトリウムを析
出させるのが好ましい。
【0018】前記塩水湖水又は前記濃縮液から塩化ナト
リウムを析出除去することにより本発明のマグネシウム
強化液が得られる。該マグネシウム強化液におけるマグ
ネシウム濃度としては、6.0質量%以上であることが
必要であり、7.0質量%以上が好ましく、7.5質量
%以上がより好ましい。前記マグネシウム濃度が高い
程、マグネシウムを強化能に優れる点で好ましい。前記
マグネシウム強化液におけるナトリウム濃度としては、
1.0質量%以下であることが必要であり、0.8質量
%以下が好ましく、0.6質量%以下がより好ましい。
なお、前記マグネシウム濃度及びナトリウム濃度は、原
子吸光法により測定することができる。
【0019】本発明のマグネシウム強化液は、液状であ
るが、食することができればよく、アルコール溶液等で
あってもよいが水溶液であるのが好ましい。
【0020】本発明のマグネシウム強化液の比重(20
℃)としては、1.20以上であることが必要であり、
1.25以上が好ましく、1.28以上が特に好まし
い。なお、前記比重(20℃)は、比重計等を用いて測
定することができる。
【0021】本発明のマグネシウム強化液におけるマグ
ネシウム以外のミネラル元素としては、特に制限はない
が、ナトリウム、カルシウム、カリウム、塩素、銅、亜
鉛、マンガンなどが好適に挙げられる。本発明のマグネ
シウム強化液においては、これらのマグネシウム以外の
ミネラル元素の種類が多い程好ましい。
【0022】これらのミネラル元素の濃度は原子吸光法
により測定することができ、塩素についてはモール法に
より測定することができる。これらのミネラル元素の濃
度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択す
ることができる。
【0023】本発明のマグネシウム強化液のpHとして
は、5.5〜6.5が好ましく、5.9〜6.3がより
好ましい。前記マグネシウム強化液のpHは、ガラス電
極法により測定することができる。
【0024】本発明のマグネシウム強化液のpHとして
は、更に、水で希釈後のpH値が水で希釈前のpH値よ
りも大きくなることが好ましく、0.1〜1.0質量%
濃度の水溶液に希釈した場合、該水溶液のpHが7.0
〜9.0であるのがより好ましい。
【0025】本発明のマグネシウム強化液は、マグネシ
ウム等のミネラル元素が高濃度で濃縮されているため、
海洋深層水等に比べて保存性、保管性に優れ、また、安
全であり食することできることから、健康食品、健康飲
料、調味料等として好適に用いることができ、高血圧
症、高脂血症、高尿酸血症、アルコール依存症、虚血性
心疾患、糖尿病等の疾病の治療に特に好適に用いること
ができ、また、保湿性に優れることから、食品・化粧品
等の保湿剤として特に好適に用いることができる。本発
明の保湿剤は、乾燥防止のみならずミネラル強化、特に
マグネシウム強化をも可能とし、食品、化粧品等に好適
に用いることができる。本発明の化粧品は、保湿性に優
れ、高品質である。本発明の飲料は、ミネラル(特にマ
グネシウム)が強化されているので、健康飲料として好
適である。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について具体的に説明
するが、本発明はこの実施例に何ら限定されるものでは
ない。
【0027】本発明のマグネシウム強化液を以下のよう
にして製造した。即ち、オーストラリア西部にあるパー
ス(PERTH)東方に位置(海から450km内陸に
位置)し、約500万年前の古代に形成された海水塩湖
(塩水湖)であるデボラ湖の塩水湖水を、乾季において
以下のようにして採取した。即ち、乾期におけるデボラ
湖は、一面が塩の結晶で覆われている。この塩の結晶は
デボラ塩水湖水が天日によってその水分が蒸発され析出
したものである。この塩の結晶で覆われた岩盤を掘削し
除去すると、濃縮されたデボラ湖水が貯留しているかあ
るいは染出してくる。この濃縮されたデボラ湖水は前記
濃縮水に該当する。次に、この濃縮水をポンプで汲出
し、濃縮用池に移送し、そこで該濃縮液を再び天日乾燥
させた。すると該水分蒸発用池の壁面及び底面に塩化ナ
トリウムの結晶が析出した。この析出した塩化ナトリウ
ムの結晶をろ過処理により除去することにより、本発明
のマグネシウム強化液を製造した。
【0028】なお、前記濃縮水におけるミネラル元素に
ついて調べたところ、マグネシウム、ナトリウム、カル
シウム、カリウム、塩素、銅、亜鉛及びマンガンが含ま
れていることが判った。これらの濃度について調べたと
ころ、マグネシウム濃度は0.46質量%(464mg
/100g)であり、ナトリウム濃度は9.33質量%
(9.33g/100g)であり、カルシウム濃度は
0.08質量%(83.6mg/100g)であり、カ
リウム濃度は0.08質量%(82.1mg/100
g)であり、塩素濃度は15.5質量%(15.5g/
100g)であり、銅は検出されず、亜鉛は検出され
ず、マンガン濃度は0.000006質量%(6μg/
100g)であった。
【0029】一方、得られたマグネシウム強化液におけ
るミネラル元素について調べたところ、マグネシウム、
ナトリウム、カルシウム、カリウム、塩素、銅、亜鉛及
びマンガンが含まれていることが判った。また、これら
の濃度について調べたところ、マグネシウム濃度は7.
80質量%(7.80g/100g)であり、ナトリウ
ム濃度は0.444質量%(444mg/100g)で
あり、カルシウム濃度は0.0035質量%(3.5m
g/100g)であり、カリウム濃度は0.481質量
%(481mg/100g)であり、塩素濃度は20.
8質量%(20.8g/100g)であり、銅濃度は
0.00002質量%(20μg/100g)であり、
亜鉛濃度は0.000036質量%(36μg/100
g)であり、マンガン濃度は0.000011質量%
(11μg/100g)であった。
【0030】マグネシウム、ナトリウム、カルシウム、
カリウム、銅、亜鉛及びマンガンの各濃度は、原子吸光
法により測定し、塩素の濃度はモール法で測定した。な
お、マグネシウムは、前記マグネシウム強化液中で、1
05℃の時には塩化マグネシウム6水和物(MgCl
・6HO)として存在し、550℃の時には酸化マグ
ネシウムとして存在した。
【0031】また、得られたマグネシウム強化液の比重
(20℃)について比重計を用いて測定したところ、
1.3154であった。このマグネシウム強化液のpH
は、ガラス電極法により測定したところ6.1であり、
このマグネシウム強化液において、砒素(AsO)及
び重金属(Pb等)は検出されず、一般細菌群(生菌
数)は300/g以下であり、大腸菌群は陰性/2.2
2gであり、カビ数は陰性/0.1gであり、酵母数は
陰性/0.1gであった。これらの結果の一部を表1に
示した。
【0032】
【表1】
【0033】なお、表1における「規格値」は、本発明
のマグネシウム強化液の製品規格値の意である。
【0034】このマグネシウム強化液を水で希釈して
0.1、0.2、0.3、0.5及び1.0質量%濃度
の水溶液とすると、6.1であったpH値は、希釈前の
pH値よりも大きくなり、それぞれ希釈直後では7.
5、7.9、8.2、8.4及び8.7となった。この
結果を表2に示した。
【0035】
【表2】
【0036】このマグネシウム強化液は、マグネシウム
等のミネラル元素が高濃度で濃縮されているため、腐敗
しにくく保存性に優れ、希釈して用いるので海洋深層水
等に比べて保管性に優れ、また、食することできるもの
であった。
【0037】次に、このマグネシウム強化液を3質量%
濃度の水溶液に希釈して本発明の飲料を調製し、これを
高血圧患者8人が毎日300ml飲んだところ、その内
の7人に血圧低下効果が観られた(A:91.3〜13
4.6→87.3〜127.3、B:108〜150.
6→94.6〜140.6、C:86〜120.6→8
4.6〜111.3、D:107.3〜142.6→9
9.3〜132.6、E:88.6〜126→89.3
〜120.6、F:85.3〜137.3→66.6〜
121.3、G:102.6〜139.3→98〜13
8)。また、これを高脂血症患者7人が毎日300ml
飲んだところ、その内の5人に中性脂肪低下効果が観ら
れた(A:807→414、B:311→252、C:
523→195、D:336→253、E:379→2
88、単位はmg/dl)。また、これを高尿酸血症患
者5人が毎日300ml飲んだところ、その内の4人に
尿酸値低下効果が観られた(A:7.7→7,3、B:
9.7→8.6、C:8.3→7.7、D:7.8→
7.0、単位はmg/dl)。なお、以上の結果におい
ては、矢印の右側の数値が試飲後を意味する。
【0038】また、本発明のマグネシウム強化液を試料
として、OECD Guidelines for theTesting of Chemical
s 401(1987)に準拠して、マウスを用いた急性経口毒性
試験(限度試験)を以下のようにして行った。試料液と
して、本発明のマグネシウム強化液の100mg/mL
精製水のものを使用した。試験動物として、4週齢のI
CR系雌雄マウス(日本エスエルシー(株)製)を用
い、これを約1週間の予備飼育を行って一般状態に異常
のないことを確認した後、試験に供した。なお、該試験
動物は、ポリカーボネート製ゲージに各5匹収容し、室
温23±2℃、照明時間12時間/日、飼料としてマウ
ス・ラット用固形飼料(日本農産工業(株)製、ラボM
Rストック)、飲料水として水道水を使用する条件下で
飼育した。
【0039】まず、前記試料液を投与前に約4時間前記
試験動物を絶食させ、体重を測定した後、試験群(前記
試験動物10匹使用)には雌雄共に前記試料液を200
0mg/kgの用量で胃ゾンデを用いて強制単回経口投
与した。対照群(前記試験動物10匹使用)には、精製
水を雄に0.7ml、雌に0.6mlをそれぞれ同様に
投与した。投与開始日は頻回、翌日からは1日1回、計
14日間観察し、東予後7日及び14日に体重を測定
し、t−検定により有意水準5%で群間の比較を行い、
観察期間終了後に総ての前記試験動物を解剖した。その
結果、前記試験動物については、雌雄共に、観察期間中
に死亡例は観られず、異常も観られず、体重変化も観ら
れず、解剖結果も臓器異常は観られず、単回経口投与に
よるLD50値は2000mg/kg以上であるものと
推測された。なお、前記体重変化については、前記試験
群の雄は、投与前が29.5±1.4g、投与7日後が
35.3±2.0g、投与14日後が37.6±2.5
gであり、前記対照群の雄は、投与前が29.4±1.
4g、投与7日後が34.7±0.9g、投与14日後
が37.0±1.2gであり、前記試験群の雌は、投与
前が24.6±1.0g、投与7日後が27.6±1.
2g、投与14日後が30.8±2.4gであり、前記
対照群の雌は、投与前が24.5±1.0g、投与7日
後が27.2±1.7g、投与14日後が30.1±
2.2gであった。
【0040】次に、前記マグネシウム強化液を希釈し、
Mg含有量が100mg/100mlとなるように調整
し、1日当たり300mlを30日間飲用する試験を行
った。この試験の前後における被験者の血液生化学的分
析を行った。被験者は、耐糖能異常を示す9名の患者
(男性6名、女性3名、平均年齢51.6±2.6歳)
である。空腹時における血清を測定した。インスリンの
感受性の指標(HOMA−R)は、次式、HOMA−R
=FPG×FIRI/405(F:空腹時を表す)で表
される。測定値は、平均値±標準誤差(M±SEM.)
で表し、統計的解析はPaired T検定により行っ
た。有意差はp<0.05である。結果としては、飲用
後におけるHOMA指数は有意に低下し、インスリン感
受性の改善が観られた。また、血清脂質では、飲用前に
おける中性脂肪(TG)量の平均値が255.4±8
0.5mg/dlであったのが、飲用後における中性脂
肪量の平均値は178.8±38.3mg/dlと大き
く低下した。以上の結果より、本発明のマグネシウム強
化液は、糖尿病を含む耐糖異常症例に対するマグネシウ
ム補充療法としての臨床的意義が確認された。
【0041】本発明のマグネシウム強化液は、健康食
品、健康飲料、調味料等として好適であり、本発明のマ
グネシウム強化液乃至飲料は、高血圧症、高脂血症、高
尿酸血症、アルコール依存症、虚血性心疾患、糖尿病等
の疾病の治療用として特に好適であった。
【0042】次に、本発明のマグネシウム強化液を保湿
剤として用い、これをうどんの生麺の表面に噴霧したも
のと、これを練り込んだうどんの生麺とを試料とし、前
記保湿剤を付与していないうどんの生麺を対照として、
両者を冷蔵庫で保存し、うどん表面に乾燥が生ずるか否
かを目視にて観察したところ、前記試料の場合、前記対
象よりも2日間遅れて乾燥が生ずるのが観察された。ま
た、本発明のマグネシウム強化液を保湿剤として用い、
これをおにぎりの表面に噴霧したものを試料とし、前記
保湿剤を付与していないおにぎりを対照として、両者を
冷蔵庫で保存し、おにぎり表面に乾燥が生ずるか否かを
目視にて観察したところ、前記試料の場合、前記対象よ
りも1日間遅れて乾燥が生ずるのが観察された。また、
本発明のマグネシウム強化液を本発明の保湿剤として用
い、手の甲及び頬に塗布したところ、手の甲も頬もすべ
すべになり、皮膚が潤い、保湿剤としての効果が官能評
価で確認された。また、本発明の保湿剤を含有する本発
明の化粧品(ここでは公知の化粧水における保湿剤成分
に代えて前記本発明の保湿剤を使用したもの)を、手の
甲及び頬に塗布したところ、手の甲も頬もすべすべにな
り、皮膚が潤い、保湿性に優れた化粧品であることが官
能評価で確認された。
【0043】
【発明の効果】本発明によると、従来における前記問題
を解決し、前記要望に応え、保存・保管等の点で問題が
なく、各種必須ミネラルを強化し、特にマグネシウムを
十分に強化し、生活習慣病の改善に役立つ健康食品、飲
料等として好適なマグネシウム強化液を提供することが
できる。また、本発明は、食品、化粧品等に好適であ
り、乾燥防止のみならずミネラル強化、特にマグネシウ
ム強化をも可能とする高機能な保湿剤を提供することが
できる。また、本発明は、保湿性に優れ、高品質な化粧
品を提供することができる。さらに、本発明は、ミネラ
ル(特にマグネシウム)を強化した飲料を提供すること
ができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 33/30 A61K 33/32 33/32 33/34 33/34 35/02 35/02 A61P 3/06 A61P 3/06 3/10 3/10 9/10 9/10 9/12 9/12 17/16 17/16 19/06 19/06 25/32 25/32 A23L 2/00 F Fターム(参考) 4B017 LC03 LK01 4B018 MD03 ME03 ME04 ME14 MF06 4C083 AA161 AB27 CC01 4C086 AA01 HA01 HA02 HA03 HA04 HA09 MA01 MA02 MA04 MA52 NA14 ZA36 ZA42 ZA89 ZC31 ZC33 ZC35 ZC39 4C087 AA01 AA02 BA01 CA01 MA63 NA14 ZA36 ZA42 ZA89 ZC31 ZC33 ZC35 ZC39

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マグネシウムを高濃度に含有する液状の
    イオン化ミネラル補給品であって、比重(20℃)が
    1.20以上であり、かつマグネシウム濃度が6.0質
    量%以上であることを特徴とするマグネシウム強化液。
  2. 【請求項2】 ナトリウム濃度が1.0質量%以下であ
    る請求項1に記載のマグネシウム強化液。
  3. 【請求項3】 pHが5.5〜6.5である請求項1又
    は2に記載のマグネシウム強化液。
  4. 【請求項4】 水で希釈後のpH値が水で希釈前のpH
    値よりも大きくなる請求項1から3のいずれかに記載の
    マグネシウム強化液。
  5. 【請求項5】 0.1〜1.0質量%水溶液のpHが
    7.0〜9.0である請求項1から4のいずれかに記載
    のマグネシウム強化液。
  6. 【請求項6】 カルシウム、カリウム、銅、亜鉛及びマ
    ンガンを含有する請求項1から5のいずれかに記載のマ
    グネシウム強化液。
  7. 【請求項7】 高血圧症、高脂血症、高尿酸血症、アル
    コール依存症、虚血性心疾患及び糖尿病から選択される
    少なくとも1種の疾病の治療に用いられる請求項1から
    6のいずれかに記載のマグネシウム強化液。
  8. 【請求項8】 塩水湖水を蒸発させ濃縮させ、塩化ナト
    リウムを析出除去して得られる請求項1から7のいずれ
    かに記載のマグネシウム強化液。
  9. 【請求項9】 塩水湖水が、天日乾燥により塩水湖水を
    予め蒸発させ濃縮させた濃縮液である請求項8に記載の
    マグネシウム強化液。
  10. 【請求項10】 塩水湖水がデボラ湖塩水である請求項
    8又は9に記載のマグネシウム強化液。
  11. 【請求項11】 蒸発、濃縮、及び塩化ナトリウムの析
    出除去が、天日乾燥により行われる請求項8から10の
    いずれかに記載のマグネシウム強化液。
  12. 【請求項12】 請求項1から11のいずれかに記載の
    マグネシウム強化液からなることを特徴とする保湿剤。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の保湿剤を少なくと
    も含有してなることを特徴とする化粧品。
  14. 【請求項14】 請求項1から11のいずれかに記載の
    マグネシウム強化液を少なくとも含有してなることを特
    徴とする飲料。
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