JP2003244193A - マルチメディア通信システムおよびその張替方法 - Google Patents

マルチメディア通信システムおよびその張替方法

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JP2003244193A JP2002035592A JP2002035592A JP2003244193A JP 2003244193 A JP2003244193 A JP 2003244193A JP 2002035592 A JP2002035592 A JP 2002035592A JP 2002035592 A JP2002035592 A JP 2002035592A JP 2003244193 A JP2003244193 A JP 2003244193A
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JP2002035592A
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Hiroyuki Ono
寛之 大野
Hiroshi Yazaki
浩 矢崎
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 呼を切断せずにマルチメディア通信装置の通
信状態情報を張替先マルチメディア通信装置に張替える
ことができ、容易な構造にすることができるマルチメデ
ィア通信システムおよびその張替方法を提供すること。 【解決手段】 マルチメディア通信を行う複数のマルチ
メディア通信装置2と、通信中のマルチメディア通信装
置内の通信状態情報を張替先マルチメディア通信装置3
に引き継ぐ全体システム制御部4と、マルチメディア通
信装置2の入出力を張替先マルチメディア通信装置3の
入出力に切替える切替器5、5aとを備え、前記マルチ
メディア通信装置の張替を行うときマルチメディア通信
装置2を非通信中の状態に遷移させ、張替先マルチメデ
ィア通信装置3を通信中の状態に遷移させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信中の呼を切断
せずに呼を張替える張替の技術において、呼張替機能付
きのマルチメディア通信方法を用いるマルチメディア通
信システムおよびその張替方法に関するものである。
【従来の技術】従来のマルチメディア通信システムに
は、国際電気通信連合電気通信標準化部門の勧告(以
下、単に「ITU−T勧告」という。)H.324(日
本のTTC標準では「低ビットレートマルチメディア通
信用端末」という。)やITU−T勧告H.320(日
本のTTC標準では「狭帯域テレビ電話・会議システム
とその端末装置」という。)といった画像、音声等のデ
ータを用いたものがあり、例えば、特開平06−342
382号公報に掲載されているように、セッション引継
ぎファイルにセッション情報の引継ぎに十分な領域があ
るかを確認する引継ぎファイルサイズ確認手段と、セッ
ション情報を一括引継ぎ領域に一括して書き込むセッシ
ョン情報一括書込み手段と、セッション情報を逐次引継
ぎ領域に逐次書き込むセッション情報逐次書込み手段
と、一括引継ぎ領域からセッション情報を一括して読み
込むセッション情報一括読取手段と、逐次引継ぎ領域か
らセッション情報を逐次読み取るセッション情報逐次読
取り手段とを備えたものがあった。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ITU−T
勧告H.324などにおいては、通信開始時において行
なわれるネゴシエーションの結果がなければ通信でき
ず、しかも通信中には得られない情報が多い。
【0003】マルチメディア通信システムにおいては、
マルチメディア通信装置は、通信開始時や通信中にマル
チメディア通信された状態の情報(以下、単に「通信状
態情報」という。)を持ち、通信不能になって張替先マ
ルチメディア通信装置に引継を行っている。このような
マルチメディア通信システムを構成することは、上記特
開平06−342382号公報などに記載されている技
術を応用すれば可能であると想定されるが、通信状態情
報を張替先マルチメディア通信装置に引継ぐには、マル
チメディア通信装置と同数の張替先マルチメディア通信
装置を用意する必要がある。
【0004】ITU−T勧告H.324などにおいて、
引継ぐべき通信状態情報は、膨大であり、かつマルチメ
ディア通信装置から張替先マルチメディア通信装置へ通
信状態情報を伝達するのに時間を要する。
【0005】この間、マルチメディア通信システムにお
いて、マルチメディア通信を一時停止し、相手先の通信
端末が同期外れのタイムアウトにより切断を開始するこ
とが多い。
【0006】また、マルチメディア通信システムにおい
て、引継ぐべき通信状態情報は、伝達する途中で変化す
る可能性があり、再引継ぎをしなおしたとしても、その
間にまた変化すると、永久に再引継ぎを繰り返す可能性
もある。特に回線状態などの環境が不安定であると、こ
のような状況になる可能性があり、常にホットスタンバ
イの待機システムを用意しても変わらない。
【0007】以上説明したように、ITU−T勧告H.
324などにおいては、通信状態情報を張替先マルチメ
ディア通信装置に引継ぐには、マルチメディア通信装置
と同数の張替先マルチメディア通信装置を用意する必要
があり、極めて複雑な構造になるという問題があった。
【0008】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、呼を切断せずに複数のマルチメディ
ア通信装置から張替先マルチメディア通信装置への状態
の張替を簡潔な構造で行うことができるマルチメディア
通信システムおよびその張替方法を提供するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のマルチメディア
通信システムは、マルチメディア通信を行う複数のマル
チメディア通信装置と、通信中のマルチメディア通信装
置内の通信状態情報を張替先マルチメディア通信装置に
引き継ぐ手段と、前記マルチメディア通信装置の入出力
を前記張替先マルチメディア通信装置の入出力に切替え
る切替手段とを備え、前記マルチメディア通信装置の張
替を行うとき、呼を切断せずに、前記マルチメディア通
信装置を非通信中の状態に遷移させ、前記張替先マルチ
メディア通信装置を通信中の状態に遷移させる構成を有
している。この構成により、呼を切断せずに複数のマル
チメディア通信装置から張替先マルチメディア通信装置
への状態の張替を簡潔な構造で行うことが可能となる。
【0010】ここで、本発明のマルチメディア通信シス
テムは、前記マルチメディア通信装置の張替を行うと
き、前記マルチメディア通信装置の通信状態をロックす
る構成を有している。この構成により、マルチメディア
通信装置へ伝達する通信状態情報と実際の通信状態に相
違点を発生させることなく、呼を切断せずに複数のマル
チメディア通信装置から張替先マルチメディア通信装置
への状態の張替を簡潔な構造で行うことが可能となる
【0011】本発明のマルチメディア通信システムは、
予め定められた制御プロトコルを用いたマルチメディア
通信を行う複数のマルチメディア通信装置と、通信中の
マルチメディア通信装置内の通信状態情報を張替先マル
チメディア通信装置に引き継ぐ手段と、前記マルチメデ
ィア通信装置の入出力を前記張替先マルチメディア通信
装置の入出力に切替える切替手段とを備え、前記マルチ
メディア通信装置の張替を行うとき、前記マルチメディ
ア通信装置の通信状態のロック中では前記マルチメディ
ア通信装置が国際電気通信連合電気通信標準化部門の規
格におけるマルチメディア通信用制御プロトコルのメッ
セージを無視する構成を有している。この構成により、
マルチメディア通信装置の通信状態情報の変更が進行し
ないようにし、呼を切断せずに複数のマルチメディア通
信装置から張替先マルチメディア通信装置への状態の張
替を簡潔な構造で行うことが可能となる。
【0012】本発明のマルチメディア通信システムは、
予め定められた制御プロトコルを用いたマルチメディア
通信を行う複数のマルチメディア通信装置と、通信中の
マルチメディア通信装置内の通信状態情報を張替先マル
チメディア通信装置に引き継ぐ手段と、前記マルチメデ
ィア通信装置の入出力を前記張替先マルチメディア通信
装置の入出力に切替える切替手段とを備え、前記マルチ
メディア通信装置の張替を行うとき、前記マルチメディ
ア通信装置の通信状態のロック中では前記マルチメディ
ア通信装置が国際電気通信連合電気通信標準化部門の規
格におけるマルチメディア通信用制御プロトコルのメッ
セージを無視する構成を有している。この構成により、
マルチメディア通信装置の通信状態情報の変更が進行し
ないようにし、呼を切断せずに複数のマルチメディア通
信装置から張替先マルチメディア通信装置への状態の張
替を簡潔な構造で行うことが可能となる。
【0013】本発明のマルチメディア通信システムは、
予め定められた制御プロトコルを用いたマルチメディア
通信を行う複数のマルチメディア通信装置と、通信中の
マルチメディア通信装置内の通信状態情報を張替先マル
チメディア通信装置に引き継ぐ手段と、前記マルチメデ
ィア通信装置の入出力を前記張替先マルチメディア通信
装置の入出力に切替える切替手段とを備え、前記マルチ
メディア通信装置の張替を行うとき、前記マルチメディ
ア通信装置の通信状態のロック中でないときのみ前記マ
ルチメディア通信装置がシンプルリトランスミッション
プロトコルの応答フレームを送出する構成を有してい
る。この構成により、マルチメディア通信装置の通信状
態情報の変更が進行しないようにし、呼を切断せずに複
数のマルチメディア通信装置から張替先マルチメディア
通信装置への状態の張替を簡潔な構造で行うことが可能
となる。
【0014】本発明のマルチメディア通信システムは、
予め定められた制御プロトコルを用いたマルチメディア
通信を行う複数のマルチメディア通信装置と、通信中の
マルチメディア通信装置内の通信状態情報を張替先マル
チメディア通信装置に引き継ぐ手段と、前記マルチメデ
ィア通信装置の入出力を前記張替先マルチメディア通信
装置の入出力に切替える切替手段とを備え、前記マルチ
メディア通信装置の張替を行うとき、前記マルチメディ
ア通信装置の通信状態のロック中では前記マルチメディ
ア通信装置が制御チャネルのデータを無視する構成を有
している。この構成により、マルチメディア通信装置の
通信状態情報の変更が進行しないようにし、呼を切断せ
ずに複数のマルチメディア通信装置から張替先マルチメ
ディア通信装置への状態の張替を簡潔な構造で行うこと
が可能となる。
【0015】本発明のマルチメディア通信システムは、
予め定められた制御プロトコルを用いたマルチメディア
通信を行う複数のマルチメディア通信装置と、通信中の
マルチメディア通信装置内の通信状態情報を張替先マル
チメディア通信装置に引き継ぐ手段と、前記マルチメデ
ィア通信装置の入出力を前記張替先マルチメディア通信
装置の入出力に切替える切替手段とを備え、前記マルチ
メディア通信装置の張替を行うとき、前記マルチメディ
ア通信装置が、予め定められたチャネルを通して相手方
に対し自分の受信能力の送信を独立に開始する能力交換
シーケンスを無視して、相手方の受信能力に合わせた多
重化方法に従って送信するモード切替シーケンスを継続
する構成を有している。この構成により、マルチメディ
ア通信装置の通信状態情報の変更を抑制することがで
き、呼を切断せずに複数のマルチメディア通信装置から
張替先マルチメディア通信装置への状態の張替を簡潔な
構造で行うことが可能となる。
【0016】本発明のマルチメディア通信システムは、
予め定められた制御プロトコルを用いたマルチメディア
通信を行う複数のマルチメディア通信装置と、通信中の
マルチメディア通信装置内の通信状態情報を張替先マル
チメディア通信装置に引き継ぐ手段と、前記マルチメデ
ィア通信装置の入出力を前記張替先マルチメディア通信
装置の入出力に切替える切替手段とを備え、前記マルチ
メディア通信装置の張替を行うとき、前記マルチメディ
ア通信装置が予め定められたチャネルを通して相手方に
対し自分の受信能力の送信を独立に開始する能力交換シ
ーケンスに対して、国際電気通信連合電気通信標準化部
門の規格H.221におけるフレーム同期信号の奇数フ
レーム第3ビットを1にセットして奇数フレームのフレ
ーム同期信号を送信する構成を有している。この構成に
より、前記マルチメディア通信装置で前記通信状態情報
の変更を抑制し、呼を切断せずに複数のマルチメディア
通信装置から張替先マルチメディア通信装置への状態の
張替を簡潔な構造で行うことが可能となる。
【0017】本発明のマルチメディア通信システムは、
予め定められた制御プロトコルを用いたマルチメディア
通信を行う複数のマルチメディア通信装置と、このマル
チメディア通信装置の入出力を張替先マルチメディア通
信装置の入出力に切替える切替手段とを備え、前記マル
チメディア通信装置の張替を行うとき送信モードを予め
定められた固定モードに変更する構成を有している。こ
の構成により、送信モードにおける通信状態情報の引継
ぎを不要とし、呼を切断せずに複数のマルチメディア通
信装置から張替先マルチメディア通信装置への状態の張
替を簡潔な構造で行うことが可能となる。
【0018】本発明のマルチメディア通信システムは、
予め定められた制御プロトコルを用いたマルチメディア
通信を行う複数のマルチメディア通信装置と、このマル
チメディア通信装置の入出力を張替先マルチメディア通
信装置の入出力に切替える切替手段とを備え、前記マル
チメディア通信装置の張替を行うとき前記張替先マルチ
メディア通信装置において受信モードが判明されるまで
受信データを無効として扱う構成を有している。この構
成により、送信モードにおける通信状態情報の引継ぎを
不要とし、呼を切断せずに複数のマルチメディア通信装
置から張替先マルチメディア通信装置への状態の張替を
簡潔な構造で行うことが可能となる。
【0019】本発明のマルチメディア通信システムは、
予め定められた制御プロトコルを用いたマルチメディア
通信を行う複数のマルチメディア通信装置と、このマル
チメディア通信装置の入出力を張替先マルチメディア通
信装置の入出力に切替える切替手段とを備え、前記マル
チメディア通信装置の張替を行った後に予め定められた
チャネルを通して相手方に対し自分の受信能力の送信を
独立に開始する能力交換シーケンスを行う構成を有して
いる。この構成により、能力における通信状態情報の引
継ぎを不要とし、呼を切断せずに複数のマルチメディア
通信装置から張替先マルチメディア通信装置への状態の
張替を簡潔な構造で行うことが可能となる。
【0020】本発明のマルチメディア通信システムの張
替方法は、マルチメディア通信を行う複数のマルチメデ
ィア通信装置のうち通信中のマルチメディア通信装置内
の通信状態情報を予め定めた張替先マルチメディア通信
装置に引き継ぐ手順と、前記マルチメディア通信装置の
入出力を前記張替先マルチメディア通信装置の入出力に
切替える切替手順とを有し、前記マルチメディア通信装
置の張替を行うとき、前記マルチメディア通信装置を非
通信中の状態に遷移させ、前記張替先マルチメディア通
信装置を通信中の状態に遷移させることを特徴としてい
る。この特徴により、呼を切断せずに複数のマルチメデ
ィア通信装置から張替先マルチメディア通信装置への状
態の張替を簡潔な構造で行うことが可能となる。
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0021】本発明の第1の実施の形態のマルチメディ
ア通信システムは、ITU−T勧告H.324とITU
−T勧告H.320のマルチメディア通信プロトコル変
換装置(以下、単に「プロトコル変換装置」という。)
を有し、図1に示すように、プロトコル変換を行う通信
中のマルチメディア通信装置2と、プロトコル変換を行
う非通信中の張替先マルチメディア通信装置3と、マル
チメディア通信装置2、張替先マルチメディア通信装置
3およびそれ以外の図示しない多数のプロトコル変換装
置を実装する交換機に装備された全体システム制御部4
と、切替器5、5aと、通信網6を経由して接続するマ
ルチメディア通信端末(以下、単に「端末」という。)
7、7aとを備えている。
【0022】マルチメディア通信装置2は、回線インタ
フェース部10、10a、制御インタフェース部11、
引継ぎ情報領域12、マルチメディア多重部およびマル
チメディア分離部(以下、単に「マルチメディア多重分
離部」という。)14、14a、音声コーデック16、
16a、画像コーデック17、17a、データ処理部1
8、18a、システム制御部19、19a、19bを含
む。張替先マルチメディア通信装置3は、回線インタフ
ェース部10b、10c、制御インタフェース部11
a、引継ぎ情報領域12a、システム制御部19cを含
む。
【0023】マルチメディア通信装置2のITU−T勧
告H.324側には、回線インタフェース部10、マル
チメディア多重分離部14、システム制御部19、デー
タ処理部18、画像コーデック17、音声コーデック1
6がある。
【0024】マルチメディア通信装置2のITU−T勧
告H.320側には、回線インタフェース部10a、マ
ルチメディア多重分離部14a、システム制御部19
b、データ処理部18a、画像コーデック17a、音声
コーデック16aがある。
【0025】マルチメディア通信装置2のITU−T勧
告H.324側およびITU−T勧告H.320側の各
構成要素は、図示しないが、データを受信する受信部、
データを送信する送信部を含む。
【0026】切替器5は、全体システム制御部4、通信
網6、回線インタフェース部10、10bに接続されて
いる。切替器5aは、全体システム制御部4、通信網
6、回線インタフェース部10a、10cに接続されて
いる。全体システム制御部4は、切替器5、5a、制御
インタフェース部11に接続されている。マルチメディ
ア多重分離部14は、回線インタフェース部10、音声
コーデック16、画像コーデック17、データ処理部1
8、システム制御部19に接続されている。制御インタ
フェース部11は、引継ぎ情報領域12と一体となって
接続され、全体システム制御部4、システム制御部19
aに接続されている。マルチメディア多重分離部14a
は、回線インタフェース部10a、音声コーデック16
a、画像コーデック17a、データ処理部18a、シス
テム制御部19bに接続されている。マルチメディア多
重分離部14に接続された音声コーデック16、画像コ
ーデック17、データ処理部18、システム制御部19
は、それぞれ音声コーデック16a、画像コーデック1
7a、データ処理部18a、システム制御部19aに接
続されている。システム制御部19は、システム制御部
19aを介して制御インタフェース部11、システム制
御部19bに接続されている。
【0027】端末7、7aは、通信網6を介してそれぞ
れ切替器5、5aにデータを送受信する。端末7は、I
TU−T勧告H.324を装備したW・CDMAモバイ
ルビジュアルホンを含む。端末7aは、ITU−T勧告
H.320を装備したISDN固定ビジュアルホンまた
はTV会議端末を含む。端末7と端末7aとの間のマル
チメディア通信は、マルチメディア通信装置2がITU
−T勧告H.320とITU−T勧告H.324の各プ
ロトコルを相互に変換することによって実現されてい
る。マルチメディア通信装置2および張替先マルチメデ
ィア通信装置3は、ハードウェア、ソフトウェアともに
同一のものである。
【0028】本実施の形態のマルチメディア通信システ
ムにおいて、マルチメディア多重分離部2は、ITU−
T勧告H.223で実現されるものであり、システム制
御部19は、ITU−T勧告H.245で実現されるも
のであり、マルチメディア多重分離部14aは、ITU
−T勧告H.221で実現されるものであり、システム
制御部19bは、ITU−T勧告H.242で実現され
るものである。
【0029】回線インタフェース部10、マルチメディ
ア多重分離部14、音声コーデック16、画像コーデッ
ク17、データ処理部18、システム制御部19は、I
TU−T勧告H.324で実現されるものである。回線
インタフェース部10a、マルチメディア多重分離部1
4a、音声コーデック16a、画像コーデック17a、
データ処理部18a、システム制御部19bは、ITU
−T勧告H.320で実現されるものである。
【0030】本実施の形態のマルチメディア通信システ
ムは、マルチメディア通信装置2を保守などの目的で取
り外すため、呼を切断せずに張替先マルチメディア通信
装置3に張替えることができる。
【0031】このようなマルチメディア通信システムの
張替方法について、以下、(1)〜(5)の各項目の手
順に従って説明する。
【0032】(1)マルチメディア通信装置2の通信状
態の固定(以下、単に「状態ロック」という。)の可否
の判断 マルチメディア通信装置2は、制御インタフェ
ース部11によって、全体システム制御部4から張替開
始の指示を受けると、全体プロトコルとして状態ロック
が可能であることを確認する。例えば、モード変更の実
施中という情報など、引継ぎ情報が変化する予定がある
場合、マルチメディア通信装置2は、状態ロックが不能
と判断する。この場合、マルチメディア通信装置2は、
モード変更の終了を待つという情報、モード変更を中止
するという情報、張替を一旦あきらめてリトライすると
いう情報等により、状態ロックが可能である。
【0033】(2)状態ロックの実施 マルチメディア
通信装置2は、状態ロックが可能であればそのまま状態
ロックを行う。マルチメディア通信装置2のITU−T
勧告H.324側においては、シンプルリトランスミッ
ションプロトコル(以下、単に「SRP」という。)の
レベルで状態ロックを行う。すなわち、マルチメディア
通信装置2は、回線インタフェース10で受信したSR
Pを全て破棄し、SRPのレスポンスフレームも送出し
ない。これにより、マルチメディア通信装置2は、端末
7がモード変更やレベル変更などを要求してもこの要求
を破棄し、端末7は、SRPのレスポンスフレームの未
到着をもって要求の未到達を知り、次の状態への遷移を
実施しない。
【0034】ここで、マルチメディア通信装置2は、S
RPの代わりにITU−T V.42で用いられるエラ
ー訂正プロトコル(以下、単に「LAPM」という。)
などを用いる通信においても、SRPのレベルで状態ロ
ックすることが想定される。また、マルチメディア通信
装置2は、SRPのレベルでは状態ロックせずにITU
−T勧告H.245のレベルで状態ロックすることもあ
る程度は可能である。マルチメディア通信装置2がIT
U−T勧告H.245のレベルで状態ロックするには、
例えば、全ての受信したITU−T勧告H.245の規
格の要求メッセージを破棄する方法、要求メッセージの
受信に対して拒絶の応答メッセージを送信する方法等が
想定される。
【0035】しかし、マルチメディア通信装置2は、コ
マンドメッセージに対してはITU−T勧告H.245
のレベルでは拒絶できないため、コマンドメッセージに
対してのみSRPのレベルで状態ロックする必要があ
る。この方法は、メッセージごとに柔軟に対応できる反
面、処理が複雑になり、かつレベル間の独立性を損なう
欠点がある。
【0036】また、マルチメディア通信装置2により、
SRPのレベルでは状態ロックせずにITU−T勧告
H.223のレベルで状態ロックすることも可能であ
る。すなわち、マルチメディア通信装置2において、I
TU−T勧告H.223のレベルで状態ロックするに
は、受信した制御チャネルデータを破棄する。受信した
制御チャネルデータの破棄は、SRPのフレームの破棄
と同じ効果をもつ。
【0037】マルチメディア通信装置2のITU−T勧
告H.320側では、能力情報交換シーケンス(日本の
TTC標準 JT−H242より抜粋され、以下、単に
「シーケンスA」という。)を終了させないことにより
状態ロックする。マルチメディア通信装置2は、シーケ
ンスAに応答すると、その結果に対応して送信モードを
変更しなければならない。張替先マルチメディア通信装
置2の送信モードの変更を避けるため端末7aがシーケ
ンスAを開始した場合には、モード切換シーケンス(日
本のTTC標準 JT−H242より抜粋され、以下、
単に「シーケンスB」という。)を継続し、かつAビッ
トに1をセットすることにより、端末7aがタイムアウ
ト以外の理由でシーケンスAを終了できないようにす
る。ITU−T勧告H.320は、ITU−T勧告上、
受信モードの変更を拒否するすべがない。したがって、
受信モードについては情報引継ぎ中に引継ぎ情報と実際
のモードが食い違う可能性がある。
【0038】状態ロック中、通信状態の遷移を抑制する
処理についてまとめると、次の通りとなる。
【0039】ITU−T勧告H.324側の送信部にお
いて、ITU−T勧告H.245では、一切のメッセー
ジの送信を行わない。また、SRPを送信する送信部に
おいて、SRPを送信せず削除することにより、レイヤ
間でのタイムラグなどにより万一ITU−T勧告H.2
45の規格のメッセージを送信する要求が送信部に渡さ
れたとしても、それが破棄されるため端末7からSRP
のレスポンスフレームが当然到着せず、通常マルチディ
ア通信中と同様のタイムアウト処理を行えばよい。
【0040】ITU−T勧告H.324側の受信部にお
いて、SRP受信部が全てのSRPを破棄する。ITU
−T勧告H.320側の送信部において、一切のモード
変更を行わず、シーケンスBを継続する。繰り返し送信
するBASコマンド以外のITU−T勧告H.230の
コマンドなどは送信しない。マルチメディア通信装置2
のITU−T勧告H.320側の受信部においては通常
通りに動作する。画像、音声等の通信は通常通りに導通
する。
【0041】(3)引継ぎ情報の転送 マルチメディア
通信装置2は、状態ロックすると引継ぎ情報を引継ぎ情
報領域に格納する。格納する情報は、引継ぎバージョン
情報、ITU−T勧告H.324の能力情報、多重化テ
ーブル情報等である。引継ぎバージョン情報とは、ハー
ドウェアやソフトウェアのバージョンアップに伴い引継
ぎの互換性がなくなっているか否かを識別するための情
報である。
【0042】マルチメディア通信装置2は、状態ロック
を行わずに通信状態情報を格納することは可能である
が、引継ぎ中に通信状態がわかった場合にそれを検出し
て再度情報を格納する情報格納方法が必要となる。
【0043】しかし、この情報格納方法では、端末7、
7aの特性や回線状態によっては永久に通信状態が安定
せず引継ぎが完了しないことがありうる。ITU−T勧
告H.320の能力情報は必須ではない。なぜなら、張
替先マルチメディア通信装置3でシーケンスAを行えば
確実に入手できる情報だからである。また、ITU−T
勧告H.320の送信モード情報は必須ではない。なぜ
なら、張替前に特定の送信モード(例えばモード0)に
遷移しておけば、張替先マルチメディア通信装置3はそ
の特定モードで通信を開始すればよいからである。さら
に、ITU−T勧告H.320の受信モード情報は必須
ではない。なぜなら、張替先マルチメディア通信装置3
はその受信モードを確実に入手できるからである。
【0044】マルチメディア通信装置2のシステム制御
部19aは、制御インタフェース部11を介して張替情
報の準備ができたことを全体システム制御部4などに通
知する。全体システム制御部4は、マルチメディア通信
中でない張替先マルチメディア通信装置3のシステム制
御部19cなどに対して制御インタフェース部11aを
介して張替の開始を指示する。先のプロトコル変換装置
3のシステム制御部19cは、制御インタフェース部1
1aを介して引継ぎバージョン情報が不一致でないなら
ば引継ぎ情報を展開し張り替えの準備ができたことを全
体システム制御部4などに通知する。
【0045】(4)経路切替 全体システム制御部4
は、切替器5、5aを用いて経路の切替を行う。全体シ
ステム制御部4は、張替先マルチメディア通信装置3内
の受信同期の確立までの無音、無画像の期間を隠す効果
がある。このため、全体システム制御部4は、端末7、
7aからのデータを一時的にマルチメディア通信装置2
と張替先マルチメディア通信装置3の両方に同報を行い
つつ、マルチメディア通信装置2からのデータのみを端
末7、7aに送信することがより好ましい。マルチメデ
ィア通信装置2は、切替器5、5aの動作が完了した段
階で取り外すことができる。
【0046】(5)張替先マルチメディア通信装置3の
動作 張替先マルチメディア通信装置3は、経路を切替
える時点から有効なデータを受信し始める。マルチメデ
ィア通信装置2のITU−T勧告H.324の送信部に
おいては、展開済の能力情報や多重化テーブル情報など
をもとに通常の通信を開始する。マルチメディア通信装
置2のITU−T勧告H.320側の受信部において
は、張替途中で受信モードが変わっている可能性があ
る。このため、オーディオについてはオーディオのBA
Sコマンドを受信するまで受信された音声をミュートす
る。ビデオは、モード不整合があっても画像コーデック
により、異常を検出することができる。このため、ビデ
オについては、通常通りデコードを行う。マルチメディ
ア通信装置2のITU−T勧告H.320側の送信部に
おいては、切替器5aが同報を終了し張替先マルチメデ
ィア通信装置3からのデータが端末7aに届くようにな
るまで、シーケンスAに応答しない。
【0047】ITU−T勧告H.320の能力情報を引
継ぎ情報で通知しない場合はAビットに1をセットし、
状態ロックしてシーケンスAを行い、切替器5aが同報
を終了したらAビットの状態ロックを解除する。
【0048】次に、本発明の第2の実施の形態のマルチ
メディア通信システムについて、図2を用いて説明す
る。
【0049】本実施の形態のマルチメディア通信システ
ムは、図2に示すように、マルチメディア通信装置2a
と、張替先マルチメディア通信装置3aと、全体システ
ム制御部4と、切替器5、5b、5cと、通信網6を経
由して接続する端末7とを備えている。
【0050】図2は、プロトコル変換装置ではなく、通
常のマルチメディア通信端末における実施例である。マ
ルチメディア通信装置2aは、回線インタフェース部1
0、制御インタフェース部11、引継ぎ情報領域12、
マルチメディア多重分離部14、音声コーデック16、
画像コーデック17、データ処理部18、システム制御
部19、19aを含む。端末7は、通信網6を介して切
替器5にデータを送受信する。端末7は、ITU−T勧
告H.324を装備したW・CDMAモバイルビジュア
ルホンを含む。
【0051】切替器5は、全体システム制御部4、通信
網6、回線インタフェース部10、10bに接続されて
いる。切替器5bは、全体システム制御部4、AV入出
力装置21、音声コーデック16、16b、画像コーデ
ック17、17bに接続されている。切替器5cは、全
体システム制御部4、データ入出力装置22、データ処
理部18、18bに接続されている。全体システム制御
部4は、切替器5、5b、5c、制御インタフェース部
11に接続されている。マルチメディア多重分離部14
は、回線インタフェース部10、音声コーデック16、
画像コーデック17、データ処理部18、システム制御
部19に接続されている。制御インタフェース部11
は、引継ぎ情報領域12と一体となって接続され、全体
システム制御部4、システム制御部19aに接続されて
いる。制御インタフェース部11aは、引継ぎ情報領域
12と一体となって接続され、全体システム制御部4、
システム制御部19cに接続されている。
【0052】上記各実施の形態のマルチメディア通信シ
ステムは、上記(1)〜(5)の各項目の手順により、
呼を切断せずにマルチメディア通信装置2aの通信状態
情報を張替先マルチメディア通信装置3aに張替えるこ
とができる。上記各実施の形態のマルチメディア通信シ
ステムは、マルチメディア通信中のマルチメディア通信
装置を保守などの目的で取り外すことができる。
【0053】以上の説明において、マルチメディア通信
装置2、2aは、本発明におけるマルチメディア通信を
行う複数のマルチメディア通信装置を構成している。全
体システム制御部4は、本発明における通信中のマルチ
メディア通信装置内の通信状態情報を予め定めた張替先
マルチメディア通信装置3に引き継ぐ手段を構成してい
る。切替器5、5a、5b、5cは、本発明における前
記マルチメディア通信装置の入出力を前記張替先マルチ
メディア通信装置の入出力に切替える切替手段を構成し
ている。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、マルチ
メディア通信を行う複数のマルチメディア通信装置と、
通信中のマルチメディア通信装置内の通信状態情報を張
替先マルチメディア通信装置に引き継ぐ全体システム制
御部と、マルチメディア通信装置の入出力を張替先マル
チメディア通信装置の入出力に切替える切替器とを備
え、前記マルチメディア通信装置の張替を行うときマル
チメディア通信装置2を非通信中の状態に遷移させ、張
替先マルチメディア通信装置を通信中の状態に遷移させ
るので、呼を切断せずにマルチメディア通信装置の通信
状態情報を張替先マルチメディア通信装置に張替えるこ
とができ、容易な構造にすることができるというすぐれ
た効果を有するマルチメディア通信システムおよびその
張替方法を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のマルチメディア通
信システムを示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態のマルチメディア通
信システムを示すブロック図
【符号の説明】
2 マルチメディア通信装置 3 張替先マルチメディア通信装置 5 切替器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C064 AA01 AA02 AC08 AD08 AD14 5K015 AB01 AB02 JA11 5K030 HB21 JT02 MD02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチメディア通信を行う複数のマルチ
    メディア通信装置と、通信中のマルチメディア通信装置
    内の通信状態情報を張替先マルチメディア通信装置に引
    き継ぐ手段と、前記マルチメディア通信装置の入出力を
    前記張替先マルチメディア通信装置の入出力に切替える
    切替手段とを備え、 前記マルチメディア通信装置の張替を行うとき、呼を切
    断せずに、前記マルチメディア通信装置を非通信中の状
    態に遷移させ、前記張替先マルチメディア通信装置を通
    信中の状態に遷移させることを特徴とするマルチメディ
    ア通信システム。
  2. 【請求項2】 前記マルチメディア通信装置の張替を行
    うとき、前記マルチメディア通信装置の通信状態をロッ
    クすることを特徴とする請求項1に記載のマルチメディ
    ア通信システム。
  3. 【請求項3】 予め定められた制御プロトコルを用いた
    マルチメディア通信を行う複数のマルチメディア通信装
    置と、通信中のマルチメディア通信装置内の通信状態情
    報を張替先マルチメディア通信装置に引き継ぐ手段と、
    前記マルチメディア通信装置の入出力を前記張替先マル
    チメディア通信装置の入出力に切替える切替手段とを備
    え、 前記マルチメディア通信装置の張替を行うとき、前記マ
    ルチメディア通信装置の通信状態のロック中では前記マ
    ルチメディア通信装置が国際電気通信連合電気通信標準
    化部門の規格におけるマルチメディア通信用制御プロト
    コルのメッセージを無視することを特徴とするマルチメ
    ディア通信システム。
  4. 【請求項4】 予め定められた制御プロトコルを用いた
    マルチメディア通信を行う複数のマルチメディア通信装
    置と、通信中のマルチメディア通信装置内の通信状態情
    報を張替先マルチメディア通信装置に引き継ぐ手段と、
    前記マルチメディア通信装置の入出力を前記張替先マル
    チメディア通信装置の入出力に切替える切替手段とを備
    え、 前記マルチメディア通信装置の張替を行うとき、前記マ
    ルチメディア通信装置の通信状態のロック中では前記マ
    ルチメディア通信装置が国際電気通信連合電気通信標準
    化部門の規格におけるマルチメディア通信用制御プロト
    コルの要求メッセージに対して、全て拒絶の応答メッセ
    ージを送出することを特徴とするマルチメディア通信シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 予め定められた制御プロトコルを用いた
    マルチメディア通信を行う複数のマルチメディア通信装
    置と、通信中のマルチメディア通信装置内の通信状態情
    報を張替先マルチメディア通信装置に引き継ぐ手段と、
    前記マルチメディア通信装置の入出力を前記張替先マル
    チメディア通信装置の入出力に切替える切替手段とを備
    え、 前記マルチメディア通信装置の張替を行うとき、前記マ
    ルチメディア通信装置の通信状態のロック中でないとき
    のみ前記マルチメディア通信装置がシンプルリトランス
    ミッションプロトコルの応答フレームを送出することを
    特徴とするマルチメディア通信システム。
  6. 【請求項6】 予め定められた制御プロトコルを用いた
    マルチメディア通信を行う複数のマルチメディア通信装
    置と、通信中のマルチメディア通信装置内の通信状態情
    報を張替先マルチメディア通信装置に引き継ぐ手段と、
    前記マルチメディア通信装置の入出力を前記張替先マル
    チメディア通信装置の入出力に切替える切替手段とを備
    え、 前記マルチメディア通信装置の張替を行うとき、前記マ
    ルチメディア通信装置の通信状態のロック中では前記マ
    ルチメディア通信装置が制御チャネルのデータを無視す
    ることを特徴とするマルチメディア通信システム。
  7. 【請求項7】 予め定められた制御プロトコルを用いた
    マルチメディア通信を行う複数のマルチメディア通信装
    置と、通信中のマルチメディア通信装置内の通信状態情
    報を張替先マルチメディア通信装置に引き継ぐ手段と、
    前記マルチメディア通信装置の入出力を前記張替先マル
    チメディア通信装置の入出力に切替える切替手段とを備
    え、 前記マルチメディア通信装置の張替を行うとき、前記マ
    ルチメディア通信装置が、予め定められたチャネルを通
    して相手方に対し自分の受信能力の送信を独立に開始す
    る能力交換シーケンスを無視して、相手方の受信能力に
    合わせた多重化方法に従って送信するモード切替シーケ
    ンスを継続することを特徴とするマルチメディア通信シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 予め定められた制御プロトコルを用いた
    マルチメディア通信を行う複数のマルチメディア通信装
    置と、通信中のマルチメディア通信装置内の通信状態情
    報を張替先マルチメディア通信装置に引き継ぐ手段と、
    前記マルチメディア通信装置の入出力を前記張替先マル
    チメディア通信装置の入出力に切替える切替手段とを備
    え、 前記マルチメディア通信装置の張替を行うとき、前記マ
    ルチメディア通信装置が予め定められたチャネルを通し
    て相手方に対し自分の受信能力の送信を独立に開始する
    能力交換シーケンスに対して、国際電気通信連合電気通
    信標準化部門の規格H.221におけるフレーム同期信
    号の奇数フレーム第3ビットを1にセットして奇数フレ
    ームのフレーム同期信号を送信することを特徴とするマ
    ルチメディア通信システム。
  9. 【請求項9】 予め定められた制御プロトコルを用いた
    マルチメディア通信を行う複数のマルチメディア通信装
    置と、このマルチメディア通信装置の入出力を張替先マ
    ルチメディア通信装置の入出力に切替える切替手段とを
    備え、 前記マルチメディア通信装置の張替を行うとき送信モー
    ドを予め定められた固定モードに変更することを特徴と
    するマルチメディア通信システム。
  10. 【請求項10】 予め定められた制御プロトコルを用い
    たマルチメディア通信を行う複数のマルチメディア通信
    装置と、このマルチメディア通信装置の入出力を張替先
    マルチメディア通信装置の入出力に切替える切替手段と
    を備え、 前記マルチメディア通信装置の張替を行うとき前記張替
    先マルチメディア通信装置において受信モードが判明さ
    れるまで受信データを無効として扱うことを特徴とする
    マルチメディア通信システム。
  11. 【請求項11】 予め定められた制御プロトコルを用い
    たマルチメディア通信を行う複数のマルチメディア通信
    装置と、このマルチメディア通信装置の入出力を張替先
    マルチメディア通信装置の入出力に切替える切替手段と
    を備え、 前記マルチメディア通信装置の張替を行った後に予め定
    められたチャネルを通して相手方に対し自分の受信能力
    の送信を独立に開始する能力交換シーケンスを行うこと
    を特徴とするマルチメディア通信システム。
  12. 【請求項12】 マルチメディア通信を行う複数のマル
    チメディア通信装置のうち通信中のマルチメディア通信
    装置内の通信状態情報を予め定めた張替先マルチメディ
    ア通信装置に引き継ぐ手順と、前記マルチメディア通信
    装置の入出力を前記張替先マルチメディア通信装置の入
    出力に切替える切替手順とを有し、 前記マルチメディア通信装置の張替を行うとき、前記マ
    ルチメディア通信装置を非通信中の状態に遷移させ、前
    記張替先マルチメディア通信装置を通信中の状態に遷移
    させることを特徴とする張替方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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