JP3338870B2 - Isdn回線を用いた通信装置 - Google Patents
Isdn回線を用いた通信装置Info
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- JP3338870B2 JP3338870B2 JP2001149281A JP2001149281A JP3338870B2 JP 3338870 B2 JP3338870 B2 JP 3338870B2 JP 2001149281 A JP2001149281 A JP 2001149281A JP 2001149281 A JP2001149281 A JP 2001149281A JP 3338870 B2 JP3338870 B2 JP 3338870B2
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- Japan
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- channel
- synchronization pattern
- data
- communication
- circuit
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- Communication Control (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ISDN回線を用
いた通信装置に係リ、特に、複数の通信チャネルを同時
に使用し、それら複数の通信チャネルのデータ速度を合
成した通信速度によって一つの通信を行なうためのIS
DN回線を用いた通信装置に関する。
いた通信装置に係リ、特に、複数の通信チャネルを同時
に使用し、それら複数の通信チャネルのデータ速度を合
成した通信速度によって一つの通信を行なうためのIS
DN回線を用いた通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ISDN基本インタフェースにおいて
は、1回の呼接続により、1つのBチャネル(64kb
ps)を設定する構成となっている。したがって、従来
のISDN回線を用いた通信方法としては、1つの呼接
続によって転送できる回線の最高のデータ速度は1つの
Bチャネルが持つデータ速度(64kbps)となり、
64kbps以上の速度のデータを送受信するディジタ
ル通信を行なう場合、ディジタル専用線もしくは一次群
速度インタフェースを使用していた。
は、1回の呼接続により、1つのBチャネル(64kb
ps)を設定する構成となっている。したがって、従来
のISDN回線を用いた通信方法としては、1つの呼接
続によって転送できる回線の最高のデータ速度は1つの
Bチャネルが持つデータ速度(64kbps)となり、
64kbps以上の速度のデータを送受信するディジタ
ル通信を行なう場合、ディジタル専用線もしくは一次群
速度インタフェースを使用していた。
【0003】この問題を解決する方法として、ISDN
基本インタフェースが有するB1及びB2の2つのチャ
ネルを同時に使用することによって、最大128kbp
sの通信速度まで対応させることが可能となる。
基本インタフェースが有するB1及びB2の2つのチャ
ネルを同時に使用することによって、最大128kbp
sの通信速度まで対応させることが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たように、B1及びB2の両チャネルを1回の呼接続に
よって同時に設定することができないため、B1チャネ
ルとB2チャネルとを各チャネル毎に呼接続することが
必要となる。
たように、B1及びB2の両チャネルを1回の呼接続に
よって同時に設定することができないため、B1チャネ
ルとB2チャネルとを各チャネル毎に呼接続することが
必要となる。
【0005】このように、B1チャネル及びB2チャネ
ル毎に呼接続を行うと、各チャネル毎に接続経路が異
り、各チャネルの伝搬遅延時間に差が生じて、受信デー
タと送信データが異なってしまい、また、各チャネル毎
の呼接続時に、通信装置間で使用するチャネルの対応が
取れなくなってしまうという問題があった。
ル毎に呼接続を行うと、各チャネル毎に接続経路が異
り、各チャネルの伝搬遅延時間に差が生じて、受信デー
タと送信データが異なってしまい、また、各チャネル毎
の呼接続時に、通信装置間で使用するチャネルの対応が
取れなくなってしまうという問題があった。
【0006】本発明の目的は、ISDN回線がB1チャ
ネルとB2チャネルとの伝搬遅延時間の差を吸収し、B
1チャネルとB2チャネルとを同時に使用した通信であ
っても、正確にデータを送受信することができるISD
N回線を用いた通信装置を提供することにある。
ネルとB2チャネルとの伝搬遅延時間の差を吸収し、B
1チャネルとB2チャネルとを同時に使用した通信であ
っても、正確にデータを送受信することができるISD
N回線を用いた通信装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の通信チ
ャネルを有するISDN回線に接続され、1つのデータ
を該複数の通信チャネルを用いて送受信する通信装置に
おいて、呼設定時に、相手通信装置が使用する通信チャ
ネル情報を含む呼設定メッセージを前記ISDN回線か
ら受信した後、当該受信した呼設定メッセージに含まれ
る前記通信チャネル情報と同一の通信チャネル情報を、
チャネル識別子に格納した応答メッセージを前記ISD
N回線に送信し、前記複数の通信チャネルでの呼接続を
行う手段と、所定のデータを前記複数のチャネルに分割
して送出する手段と、最後にそのデータを受信する通信
チャネルがそのデータを受信するまで他の通信チャネル
ヘのデータを蓄積する手段と、全チャネルでそのデータ
を受信したとき、それら全チャネルのデータを所定の順
序で出力する手段とを設け、前記複数の通信チャネルの
遅延差を吸収して通信することを特徴とする。
ャネルを有するISDN回線に接続され、1つのデータ
を該複数の通信チャネルを用いて送受信する通信装置に
おいて、呼設定時に、相手通信装置が使用する通信チャ
ネル情報を含む呼設定メッセージを前記ISDN回線か
ら受信した後、当該受信した呼設定メッセージに含まれ
る前記通信チャネル情報と同一の通信チャネル情報を、
チャネル識別子に格納した応答メッセージを前記ISD
N回線に送信し、前記複数の通信チャネルでの呼接続を
行う手段と、所定のデータを前記複数のチャネルに分割
して送出する手段と、最後にそのデータを受信する通信
チャネルがそのデータを受信するまで他の通信チャネル
ヘのデータを蓄積する手段と、全チャネルでそのデータ
を受信したとき、それら全チャネルのデータを所定の順
序で出力する手段とを設け、前記複数の通信チャネルの
遅延差を吸収して通信することを特徴とする。
【0008】このような構成を採用することによって、
ISDN回線の呼接続を行う際に、相手通信装置と自通
信装置が使用する複数の通信チャネルの対応関係にズレ
が生じなくなり、複数の通信チャネル間の受信データの
遅延差を吸収を容易な構成で実現し、複数の通信チャネ
ルを合成させたデータ通信を行なうことが可能となる。
ISDN回線の呼接続を行う際に、相手通信装置と自通
信装置が使用する複数の通信チャネルの対応関係にズレ
が生じなくなり、複数の通信チャネル間の受信データの
遅延差を吸収を容易な構成で実現し、複数の通信チャネ
ルを合成させたデータ通信を行なうことが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照し詳細に説明する。
を参照し詳細に説明する。
【0010】図1は、ISDN基本インタフェースのB
1チャネル及びB2チャネルを同時に使用し、128k
bpsの通信速度によって画像情報を転送するシステム
の構成を示す図である。
1チャネル及びB2チャネルを同時に使用し、128k
bpsの通信速度によって画像情報を転送するシステム
の構成を示す図である。
【0011】図1において、ビデオカメラ1で撮映され
た画像信号は、画像コーデック装置2によりアナログ信
号からディジタル信号に変換され、ターミナルアダプタ
3によって出力信号線4に出力される。その信号は、I
SDN交換網13を介して、入力信号線5に送出され
る。ターミナルアダプタ6は、入力信号線5から受信し
た画像信号を画像コーデック装置7に出力する。そし
て、画像信号は、画像コーデック装置7によってアナロ
グ信号に変換され、ビデオモニタ8に送出される。ま
た、ビデオカメラ9によって撮映された画像信号も同様
に、画像コーデック装置7、ターミナルアダプタ6、出
力信号線10,ISDN交換網13、入力信号線11、
ターミナルアダプタ3、及び、画像コーデック装置2を
介して、ビデオモニタ12に出力される。
た画像信号は、画像コーデック装置2によりアナログ信
号からディジタル信号に変換され、ターミナルアダプタ
3によって出力信号線4に出力される。その信号は、I
SDN交換網13を介して、入力信号線5に送出され
る。ターミナルアダプタ6は、入力信号線5から受信し
た画像信号を画像コーデック装置7に出力する。そし
て、画像信号は、画像コーデック装置7によってアナロ
グ信号に変換され、ビデオモニタ8に送出される。ま
た、ビデオカメラ9によって撮映された画像信号も同様
に、画像コーデック装置7、ターミナルアダプタ6、出
力信号線10,ISDN交換網13、入力信号線11、
ターミナルアダプタ3、及び、画像コーデック装置2を
介して、ビデオモニタ12に出力される。
【0012】図2は、ターミナルアダプタ6とISDN
交換網13との間の信号伝達フォーマットを示す図であ
る。
交換網13との間の信号伝達フォーマットを示す図であ
る。
【0013】このフォーマットはB1、B2の2つの6
4kbpsの速度を有するデータ転送用チャネルと、1
6kbpsのデータ速度の呼制御用Dチャネルと、その
他フレーミングビット、直流平衡ビット、Dエコーチャ
ネルビット、補助フレームビット等から構成されてい
る。なお、このフォーマットは、ISDN基本インタフ
ェースとして使用されているものである。
4kbpsの速度を有するデータ転送用チャネルと、1
6kbpsのデータ速度の呼制御用Dチャネルと、その
他フレーミングビット、直流平衡ビット、Dエコーチャ
ネルビット、補助フレームビット等から構成されてい
る。なお、このフォーマットは、ISDN基本インタフ
ェースとして使用されているものである。
【0014】図3は、発着信のDチャネルによる呼制御
シーケンス、及びB1チャネルとB2チャネルとを同時
に使用し、128kbpsのデータ転送速度によって通
信を行なう際のシーケンス、すなわち、B1チャネルと
B2チャネルとの同期を確立するためのシーケンスを示
す図である。
シーケンス、及びB1チャネルとB2チャネルとを同時
に使用し、128kbpsのデータ転送速度によって通
信を行なう際のシーケンス、すなわち、B1チャネルと
B2チャネルとの同期を確立するためのシーケンスを示
す図である。
【0015】図4は、ターミナルアダプタの内部構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【0016】図4において、403はISDN交換網1
3とのインタフェースを行なうISDNインタフェース
回路、402はBチャネル上に送出する同期パターンを
生成・送出する同期パターン送出回路、412はBチャ
ネル上のデータを一時的に蓄積するBチャネルデータ蓄
積回路、417は切替回路、416はBチャネルデータ
蓄積回路412と切替回路417とを制御するデータ蓄
積入出力制御回路、406は同期パターン送出回路によ
り制御される切替回路、425はB1チャネル上の同期
パターン1を検出するB1チャネル同期パターン1検出
回路、426はB2チャネル上の同期パターン1を検出
するB2チャネル同期パターン1検出回路、410はB
1チャネル上の同期パターン2を検出するB1チャネル
同期パターン2検出回路、411はB2チャネル上の同
期パターン2を検出するB2チャネル同期パターン2検
出回路、414はB1チャネル上の同期パターン3を検
出するB1チャネル同期パターン3検出回路、415は
B2チャネル上の同期パターン3を検出するB2チャネ
ル同期パターン3検出回路、405、407乃至40
9、418、420、423、424、及び428乃至
430は各回路の信号線である。
3とのインタフェースを行なうISDNインタフェース
回路、402はBチャネル上に送出する同期パターンを
生成・送出する同期パターン送出回路、412はBチャ
ネル上のデータを一時的に蓄積するBチャネルデータ蓄
積回路、417は切替回路、416はBチャネルデータ
蓄積回路412と切替回路417とを制御するデータ蓄
積入出力制御回路、406は同期パターン送出回路によ
り制御される切替回路、425はB1チャネル上の同期
パターン1を検出するB1チャネル同期パターン1検出
回路、426はB2チャネル上の同期パターン1を検出
するB2チャネル同期パターン1検出回路、410はB
1チャネル上の同期パターン2を検出するB1チャネル
同期パターン2検出回路、411はB2チャネル上の同
期パターン2を検出するB2チャネル同期パターン2検
出回路、414はB1チャネル上の同期パターン3を検
出するB1チャネル同期パターン3検出回路、415は
B2チャネル上の同期パターン3を検出するB2チャネ
ル同期パターン3検出回路、405、407乃至40
9、418、420、423、424、及び428乃至
430は各回路の信号線である。
【0017】以下、図3に基づいて動作を説明する。
【0018】ターミナルアダプタ3から発信する場合、
DチャネルによりB1チャネルを接続する呼設定メッセ
ージ〔B1〕、及びB2チャネルを接続する呼設定メッ
セージ〔B2〕をISDN交換網13へ送出する。な
お、この時、呼設定メッセージにはどのチャネルに対応
するものか着信側のターミナルアダプタ6で判定できる
ように情報要素「発サブアドレス」にチャネル情報を設
定する。
DチャネルによりB1チャネルを接続する呼設定メッセ
ージ〔B1〕、及びB2チャネルを接続する呼設定メッ
セージ〔B2〕をISDN交換網13へ送出する。な
お、この時、呼設定メッセージにはどのチャネルに対応
するものか着信側のターミナルアダプタ6で判定できる
ように情報要素「発サブアドレス」にチャネル情報を設
定する。
【0019】ターミナルアダプタ3が送出した呼設定メ
ッセージ〔B1〕、〔B2〕に対し、ISDN交換網1
3から呼設定受付メッセージ〔B1〕、〔B2〕が返送
される。これによって、B1及びB2チャネルをISD
N交換網に接続し、同期パターン1をISDN交換網1
3に送出する。
ッセージ〔B1〕、〔B2〕に対し、ISDN交換網1
3から呼設定受付メッセージ〔B1〕、〔B2〕が返送
される。これによって、B1及びB2チャネルをISD
N交換網に接続し、同期パターン1をISDN交換網1
3に送出する。
【0020】一方、着信側のターミナルアダプタ6は、
ISDN交換網13から受信した呼設定メッセージ〔B
1〕、〔B2〕の情報要素「発サブアドレス」で指定さ
れたBチャネルと同一チャネルを、応答メッセージ〔B
1〕、〔B2〕の情報要素「チャネル識別子」に指定
し、ISDN交換網13へ送出する。その応答メッセー
ジに対し、ISDN交換網13から応答確認メッセージ
〔B1〕、〔B2〕が返送され、これによって、Bチャ
ネルをISDN交換網13に接続し、Bチャネルによる
同期シーケンスを開始する。
ISDN交換網13から受信した呼設定メッセージ〔B
1〕、〔B2〕の情報要素「発サブアドレス」で指定さ
れたBチャネルと同一チャネルを、応答メッセージ〔B
1〕、〔B2〕の情報要素「チャネル識別子」に指定
し、ISDN交換網13へ送出する。その応答メッセー
ジに対し、ISDN交換網13から応答確認メッセージ
〔B1〕、〔B2〕が返送され、これによって、Bチャ
ネルをISDN交換網13に接続し、Bチャネルによる
同期シーケンスを開始する。
【0021】次に、Bチャネルによる同期シーケンスに
ついて説明する。
ついて説明する。
【0022】ターミナルアダプタ3は、B1、B2チャ
ネルの呼設定メッセージを送出し、B1、B2それぞれ
のチャネルに対して呼設定受付メッセージを受信する
と、同期パターン1をB1、B2チャネルから各々IS
DN交換網13に対して送出する。
ネルの呼設定メッセージを送出し、B1、B2それぞれ
のチャネルに対して呼設定受付メッセージを受信する
と、同期パターン1をB1、B2チャネルから各々IS
DN交換網13に対して送出する。
【0023】一方、ターミナルアダプタ6は、B1、B
2それぞれのチャネルに対して応答確認メッセージが到
達すると、B1、B2チャネルから各々同期パターン1
を送出し、その後同期パターン2を送出することによっ
て、Bチャネルが正常に接続されていることをターミナ
ルアダプタ3に通知する。ここで、同期パターン1から
同期パターン2に切換えることによって、よリ確実に情
報を通知することを可能にしている。
2それぞれのチャネルに対して応答確認メッセージが到
達すると、B1、B2チャネルから各々同期パターン1
を送出し、その後同期パターン2を送出することによっ
て、Bチャネルが正常に接続されていることをターミナ
ルアダプタ3に通知する。ここで、同期パターン1から
同期パターン2に切換えることによって、よリ確実に情
報を通知することを可能にしている。
【0024】なお、この時、ターミナルアダプタ6は、
ターミナルアダプタ3から送出され続けている同期パタ
ーン1を受信している状態にある(図示せず)。
ターミナルアダプタ3から送出され続けている同期パタ
ーン1を受信している状態にある(図示せず)。
【0025】一方、ターミナルアダプタ3では、B1チ
ャネル及びB2チャネルから各々同期パターン1及び同
期パターン2を受信し、B1チャネル及びB2チャネル
がそれぞれ正常に接続されていることを認識する。B1
チャネル及びB2チャネルが正常に接続されていること
を認識したターミナルアダプタ3は、B1チャネル及び
B2チャネルに対して、同時に同期パターン2を送出
し、その後、B1チャネル及びB2チャネルに対して、
同時に同期パターン3を送出して、送出する同期パター
ンを同期パターン2から同期パターン3へ同時に切換え
る。
ャネル及びB2チャネルから各々同期パターン1及び同
期パターン2を受信し、B1チャネル及びB2チャネル
がそれぞれ正常に接続されていることを認識する。B1
チャネル及びB2チャネルが正常に接続されていること
を認識したターミナルアダプタ3は、B1チャネル及び
B2チャネルに対して、同時に同期パターン2を送出
し、その後、B1チャネル及びB2チャネルに対して、
同時に同期パターン3を送出して、送出する同期パター
ンを同期パターン2から同期パターン3へ同時に切換え
る。
【0026】ターミナルアダプタ6では、ターミナルア
ダプタ3から受信し続けていたB1チャネル及びB2チ
ャネルヘの同期パターン2が、それぞれ、同期パターン
3の受信へと同期パターンが変化したことを検出する。
このとき、B1チャネルが、同期パターン2から同期パ
ターン3へ変化した時間が、B2チャネルが同期パター
ン2から同期パターン3へ変化した時間より早い場合、
B1チャネルが同期パターン2から同期パターン3へ変
化した時間を基準とし、B2チャネルが同期パターン2
から同期パターン3へ変化するまでの時間の時間差を算
出(検出)し、その算出結果をB1チャネルとB2チャ
ネルとのデータ伝送遅延差とする。また、B2チャネル
が同期パターン2から同期パターン3へ変化した時間
が、B1チャネルが同期パターン2から同期パターン3
へ変化した時間より早い場合、B2チャネルが同期パタ
ーン2から同期パターン3へ変化した時間を基準とし、
B1チャネルが同期パターン2から同期パターン3へ変
化するまでの時間の時間差を算出(検出)し、その算出
結果をB2チャネルとB1チャネルとのデータ伝送遅延
差とする。
ダプタ3から受信し続けていたB1チャネル及びB2チ
ャネルヘの同期パターン2が、それぞれ、同期パターン
3の受信へと同期パターンが変化したことを検出する。
このとき、B1チャネルが、同期パターン2から同期パ
ターン3へ変化した時間が、B2チャネルが同期パター
ン2から同期パターン3へ変化した時間より早い場合、
B1チャネルが同期パターン2から同期パターン3へ変
化した時間を基準とし、B2チャネルが同期パターン2
から同期パターン3へ変化するまでの時間の時間差を算
出(検出)し、その算出結果をB1チャネルとB2チャ
ネルとのデータ伝送遅延差とする。また、B2チャネル
が同期パターン2から同期パターン3へ変化した時間
が、B1チャネルが同期パターン2から同期パターン3
へ変化した時間より早い場合、B2チャネルが同期パタ
ーン2から同期パターン3へ変化した時間を基準とし、
B1チャネルが同期パターン2から同期パターン3へ変
化するまでの時間の時間差を算出(検出)し、その算出
結果をB2チャネルとB1チャネルとのデータ伝送遅延
差とする。
【0027】これによって、ターミナルアダプタ6は、
ターミナルアダプタ3から受信するB1チャネルとB2
チャネルの伝送遅延差を認識することができる。そして
その後、その伝送遅延差に基づいて、データバッファ等
を制御し、伝送遅延差を吸収して、B1チャネルとB2
チャネルとの同期を確立する動作を行なう。
ターミナルアダプタ3から受信するB1チャネルとB2
チャネルの伝送遅延差を認識することができる。そして
その後、その伝送遅延差に基づいて、データバッファ等
を制御し、伝送遅延差を吸収して、B1チャネルとB2
チャネルとの同期を確立する動作を行なう。
【0028】また、その後、ターミナルアダプタ3は、
画像コーデック装置2に対し通信が可能な状態になった
ことを示す通信可表示を行なうとともに、ターミナルア
ダプタ6に対して同期パターン3を送出し、通信開始の
要求を行ない、画像コーデック装置2から受信した画像
データをB1チャネル及びB2チャネルに分けてターミ
ナルアダプタ6に対して送出する。
画像コーデック装置2に対し通信が可能な状態になった
ことを示す通信可表示を行なうとともに、ターミナルア
ダプタ6に対して同期パターン3を送出し、通信開始の
要求を行ない、画像コーデック装置2から受信した画像
データをB1チャネル及びB2チャネルに分けてターミ
ナルアダプタ6に対して送出する。
【0029】一方、ターミナルアダプタ6は、ターミナ
ルアダプタ3からB1チャネル及びB2チャネルによっ
て同期パターン3を受信すると、画像コーデック装置7
に対して通信が可能な状態になったことを示す通信可表
示を行なうとともに、ターミナルアダプタ3に対して同
期パターン3をB1チャネル及びB2チャネルに同時に
送出する。
ルアダプタ3からB1チャネル及びB2チャネルによっ
て同期パターン3を受信すると、画像コーデック装置7
に対して通信が可能な状態になったことを示す通信可表
示を行なうとともに、ターミナルアダプタ3に対して同
期パターン3をB1チャネル及びB2チャネルに同時に
送出する。
【0030】ターミナルアダプタ3では、同期パターン
3を受信すると、B1チャネルが同期パターン2から同
期パターン3に変化した時間と、B2チャネルが同期パ
ターン2から同期パターン3に変化した時間により、上
記した、ターミナルアダプタ6と同様な手順によって、
ターミナルアダプタ6からターミナルアダプタ3へのB
1チャネルとB2チャネルとの伝送遅延差を求め、その
データ伝送遅延差に基づいてデータバッファ等を制御
し、B1チャネルとB2チャネルとの同期を確立する。
3を受信すると、B1チャネルが同期パターン2から同
期パターン3に変化した時間と、B2チャネルが同期パ
ターン2から同期パターン3に変化した時間により、上
記した、ターミナルアダプタ6と同様な手順によって、
ターミナルアダプタ6からターミナルアダプタ3へのB
1チャネルとB2チャネルとの伝送遅延差を求め、その
データ伝送遅延差に基づいてデータバッファ等を制御
し、B1チャネルとB2チャネルとの同期を確立する。
【0031】以上のシーケンスによって、ターミナルア
ダプタ3とターミナルアダプタ6との間の両方向の送受
信でB1チャネルとB2チャネルとの同期を確立し、画
像データの送受信が行なわれる。
ダプタ3とターミナルアダプタ6との間の両方向の送受
信でB1チャネルとB2チャネルとの同期を確立し、画
像データの送受信が行なわれる。
【0032】データ通信が終了すると、画像コーデック
装置2は切断指示情報をターミナルアダプタ3に送出す
る。ターミナルアダプタ3は、この切断指示情報を検出
するとデータ通信が終了したことを認識し、切断メッセ
ージ〔B1〕、〔B2〕をISDN交換網13へ送出す
る。これに対して、ISDN交換網13からの解放メッ
セージ〔B1〕、〔B2〕を受信すると、B1チャネル
及びB2チャネルをISDN回線から切リ放すととも
に、画像コーデック装置2への通信可表示情報の送出を
停止し、ISDN交換網13へ解放完了メッセージ〔B
1〕、〔B2〕を送出する。
装置2は切断指示情報をターミナルアダプタ3に送出す
る。ターミナルアダプタ3は、この切断指示情報を検出
するとデータ通信が終了したことを認識し、切断メッセ
ージ〔B1〕、〔B2〕をISDN交換網13へ送出す
る。これに対して、ISDN交換網13からの解放メッ
セージ〔B1〕、〔B2〕を受信すると、B1チャネル
及びB2チャネルをISDN回線から切リ放すととも
に、画像コーデック装置2への通信可表示情報の送出を
停止し、ISDN交換網13へ解放完了メッセージ〔B
1〕、〔B2〕を送出する。
【0033】一方、ターミナルアダプタ6は、ISDN
交換網13からの切断メッセージ〔B1〕、〔B2〕を
受信すると、B1チャネル及びB2チャネルをISDN
回線から切リ放すとともに、画像コーデック装置7への
通信可表示情報の出力を停止し、ISDN交換網13へ
解放メッセージ〔B1〕、〔B2〕を送出し、ISDN
交換網13からの解放完了メッセージ〔B1〕、〔B
2〕を受信し、通信を終了する。
交換網13からの切断メッセージ〔B1〕、〔B2〕を
受信すると、B1チャネル及びB2チャネルをISDN
回線から切リ放すとともに、画像コーデック装置7への
通信可表示情報の出力を停止し、ISDN交換網13へ
解放メッセージ〔B1〕、〔B2〕を送出し、ISDN
交換網13からの解放完了メッセージ〔B1〕、〔B
2〕を受信し、通信を終了する。
【0034】次に、図4に示されるターミナルアダプタ
の発信時の動作について説明する。
の発信時の動作について説明する。
【0035】まず、画像コーデック装置は信号線401
を介し、ISDNインタフェース回路403に対して発
信の起動をする。ISDNインタフェース回路403
は、その起動要求に従がい呼設定メッセージ〔B1〕及
び呼設定メッセージ〔B2〕を、順次、信号線(送信
線)404を介し、ISDN交換網13へ送出する。こ
れに対して、ISDN交換網13から信号線(受信線)
422を介して呼設定受付メッセージ〔B1〕をISD
Nインタフェース回路403が受信すると、信号線40
5を介して同期パターン送出回路402に対して起動情
報を送出し、同期パターン送出回路402を起動させ、
また、信号線422を介して呼設定受付メッセージ〔B
2〕をISDNインタフェース回路403が受信する
と、信号線423を介して同期パターン送出回路402
に対して起動情報を送出し、同期パターン送出回路40
2を起動させる。さらに、ISDNインタフェース回路
403は、信号線404と信号線402間及び信号線4
22と信号線408間をそれぞれ接続する。
を介し、ISDNインタフェース回路403に対して発
信の起動をする。ISDNインタフェース回路403
は、その起動要求に従がい呼設定メッセージ〔B1〕及
び呼設定メッセージ〔B2〕を、順次、信号線(送信
線)404を介し、ISDN交換網13へ送出する。こ
れに対して、ISDN交換網13から信号線(受信線)
422を介して呼設定受付メッセージ〔B1〕をISD
Nインタフェース回路403が受信すると、信号線40
5を介して同期パターン送出回路402に対して起動情
報を送出し、同期パターン送出回路402を起動させ、
また、信号線422を介して呼設定受付メッセージ〔B
2〕をISDNインタフェース回路403が受信する
と、信号線423を介して同期パターン送出回路402
に対して起動情報を送出し、同期パターン送出回路40
2を起動させる。さらに、ISDNインタフェース回路
403は、信号線404と信号線402間及び信号線4
22と信号線408間をそれぞれ接続する。
【0036】同期パターン送出回路402は、信号線4
20にて切替回路406を制御し、信号線430と信号
線407を接続する。次に、同期パターン送出回路40
2は、ISDNインタフェース回路403から送出さ
れ、信号線424を介して送信される信号に同期させて
対応するBチャネルに対して同期パターン1(8ビット
データオール‘0’)を連続的に送出する。
20にて切替回路406を制御し、信号線430と信号
線407を接続する。次に、同期パターン送出回路40
2は、ISDNインタフェース回路403から送出さ
れ、信号線424を介して送信される信号に同期させて
対応するBチャネルに対して同期パターン1(8ビット
データオール‘0’)を連続的に送出する。
【0037】次に、ISDNインタフェース回路403
は、図5に示されるフォーマットの信号を信号線407
から受信すると、信号線424から出力される信号によ
ってB1チャネルのデータかまたはB2チャネルのデー
タかを識別し、図2に示されるフォーマットに信号を変
換して、これを信号線404へ送出する。
は、図5に示されるフォーマットの信号を信号線407
から受信すると、信号線424から出力される信号によ
ってB1チャネルのデータかまたはB2チャネルのデー
タかを識別し、図2に示されるフォーマットに信号を変
換して、これを信号線404へ送出する。
【0038】また、ISDNインタフェース回路403
は、信号線422から受信した信号を図5に示すフォー
マットの信号に変換して、これを信号線408に出力
し、このBチャネルの信号は、B1チャネル同期パター
ン1検出回路425、B2チャネル同期パターン1検出
回路426、B1チャネル同期パターン2検出回路41
0、B2チャネル同期パターン2検出回路411、B1
チャネル同期パターン3検出回路414、B2チャネル
同期パターン3検出回路415、及びBチャネルデータ
蓄積回路412へ送出される。
は、信号線422から受信した信号を図5に示すフォー
マットの信号に変換して、これを信号線408に出力
し、このBチャネルの信号は、B1チャネル同期パター
ン1検出回路425、B2チャネル同期パターン1検出
回路426、B1チャネル同期パターン2検出回路41
0、B2チャネル同期パターン2検出回路411、B1
チャネル同期パターン3検出回路414、B2チャネル
同期パターン3検出回路415、及びBチャネルデータ
蓄積回路412へ送出される。
【0039】なお、信号線424が接続れさている各回
路は、その信号線424が送出される信号によって、B
1チャネルとB2チャネルとの識別を可能としている。
路は、その信号線424が送出される信号によって、B
1チャネルとB2チャネルとの識別を可能としている。
【0040】B1チャネル同期パターン1検出回路42
5及びB2チャネル同期パターン1検出回路426は、
同期パターン1(8ビットデータオール‘0’)を‘n
1’オクテット検出すると、B1チャネル同期パターン
2検出回路410及びB2チャネル同期パターン2検出
回路411を起動する。また、B1チャネル同期パター
ン2検出回路410双びB2チャネル同期パターン2検
出回路411は、同期パターン2(8ビットデータオー
ル‘1’)を‘n2’オクテット検出すると、B1チャ
ネル同期パターン3検出回路414、B2チャネル同期
パターン3検出回路415及び同期パターン送出回路4
02を起動する。同期パターン送出回路402は、B1
チャネル同期パターン2検出回路410とB2チャネル
同期パターン2検出回路411との両方から起動の要求
を受信すると、同期パターン2を、B1チャネル及びB
2チャネルの両チャネル同時に、切替回路406、IS
DNインタフェース回路403を介し信号線404に
‘n2’オクテット送出し、その後、これを同様に、同
期パターン3(8ビットデータオール‘0’)を、B1
チャネル及びB2チャネルの両チャネル同時に‘n3’
オクテット送出する。
5及びB2チャネル同期パターン1検出回路426は、
同期パターン1(8ビットデータオール‘0’)を‘n
1’オクテット検出すると、B1チャネル同期パターン
2検出回路410及びB2チャネル同期パターン2検出
回路411を起動する。また、B1チャネル同期パター
ン2検出回路410双びB2チャネル同期パターン2検
出回路411は、同期パターン2(8ビットデータオー
ル‘1’)を‘n2’オクテット検出すると、B1チャ
ネル同期パターン3検出回路414、B2チャネル同期
パターン3検出回路415及び同期パターン送出回路4
02を起動する。同期パターン送出回路402は、B1
チャネル同期パターン2検出回路410とB2チャネル
同期パターン2検出回路411との両方から起動の要求
を受信すると、同期パターン2を、B1チャネル及びB
2チャネルの両チャネル同時に、切替回路406、IS
DNインタフェース回路403を介し信号線404に
‘n2’オクテット送出し、その後、これを同様に、同
期パターン3(8ビットデータオール‘0’)を、B1
チャネル及びB2チャネルの両チャネル同時に‘n3’
オクテット送出する。
【0041】さらに、同期パターン送出回路402は、
同期パターン2を送出後、信号線419を介し画像コー
デック装置へ通信可表示を行ない、また、信号線420
によって切替回路406を制御し、画像コーデック装置
からの画像データを、信号線421、切替回路406、
信号線407、及びISDNインタフェース回路403
を介して信号線404へ送出することを可能にする。な
お、画像コーデック装置では、通信可表示を受信後、同
期パターン3を‘n3’オクテット送出する時間を経過
した後に画像データを送出する。
同期パターン2を送出後、信号線419を介し画像コー
デック装置へ通信可表示を行ない、また、信号線420
によって切替回路406を制御し、画像コーデック装置
からの画像データを、信号線421、切替回路406、
信号線407、及びISDNインタフェース回路403
を介して信号線404へ送出することを可能にする。な
お、画像コーデック装置では、通信可表示を受信後、同
期パターン3を‘n3’オクテット送出する時間を経過
した後に画像データを送出する。
【0042】次に、B1チャネル同期パターン3検出回
路414、もしくは、B2チャネル同期パターン3検出
回路415のいずれか一方が同期パターン3を検出する
と、その検出した時間を基準として、もう一方のBチャ
ネルが同期パターン3に変化(検出)した時間差(B1
チャネルとB2チャネルとの間のデータ伝送遅延差)を
データ蓄積入出力制御回路406が検出し、そのデータ
伝送遅延差に基づいてBチャネルデータ蓄積回路412
を制御する。Bチャネルデータ蓄積回路412はデータ
蓄積入出力制御回路406の制御によってB1チャネル
とB2チャネルとの間のデータ伝送遅延差を吸収し、B
1チャネルとB2チャネルとの同期を確立する。なお、
この同期を確立するための動作についての詳細な説明は
後述する。
路414、もしくは、B2チャネル同期パターン3検出
回路415のいずれか一方が同期パターン3を検出する
と、その検出した時間を基準として、もう一方のBチャ
ネルが同期パターン3に変化(検出)した時間差(B1
チャネルとB2チャネルとの間のデータ伝送遅延差)を
データ蓄積入出力制御回路406が検出し、そのデータ
伝送遅延差に基づいてBチャネルデータ蓄積回路412
を制御する。Bチャネルデータ蓄積回路412はデータ
蓄積入出力制御回路406の制御によってB1チャネル
とB2チャネルとの間のデータ伝送遅延差を吸収し、B
1チャネルとB2チャネルとの同期を確立する。なお、
この同期を確立するための動作についての詳細な説明は
後述する。
【0043】データ通信が終了し、画像コーデック装置
から信号線401を介してISDNインタフェース回路
403が切断指示を受信すると、ISDNインタフエー
ス回路403は切断メッセージ等を信号線404へ送出
し、所定の手順によって切断処理を行なう。
から信号線401を介してISDNインタフェース回路
403が切断指示を受信すると、ISDNインタフエー
ス回路403は切断メッセージ等を信号線404へ送出
し、所定の手順によって切断処理を行なう。
【0044】次に、ターミナルアダプタの着信時の動作
について説明する。
について説明する。
【0045】まず、ISDNインタフェース回路403
は、信号線422により、呼設定メッセージ〔B1〕及
び呼設定メッセージ〔B2〕を受信すると、応答メッセ
ージ〔B1〕及び応答メッセージ〔B2〕を信号線40
4から送出する。これに対し、ISDN交換網13が応
答確認メッセージ〔B1〕及び応答確認メッセージ〔B
2〕を送出し、これを信号線422を介して受信する
と、信号線405によって、同期パターン送出回路40
2を起動するとともに、信号線404と信号線407間
及び信号線422と信号線408間をそれぞれ接続す
る。
は、信号線422により、呼設定メッセージ〔B1〕及
び呼設定メッセージ〔B2〕を受信すると、応答メッセ
ージ〔B1〕及び応答メッセージ〔B2〕を信号線40
4から送出する。これに対し、ISDN交換網13が応
答確認メッセージ〔B1〕及び応答確認メッセージ〔B
2〕を送出し、これを信号線422を介して受信する
と、信号線405によって、同期パターン送出回路40
2を起動するとともに、信号線404と信号線407間
及び信号線422と信号線408間をそれぞれ接続す
る。
【0046】同期パターン送出回路402は、ISDN
インタフェース回路403から起動されると、B1チャ
ネルとB2チャネルとに対しそれぞれ、同期パターン1
を‘n1’オクテット送出した後に、同期パターン2を
連続的に送出する。
インタフェース回路403から起動されると、B1チャ
ネルとB2チャネルとに対しそれぞれ、同期パターン1
を‘n1’オクテット送出した後に、同期パターン2を
連続的に送出する。
【0047】なお、このとき、B1チャネル同期パター
ン1検出回路425及びB2チャネル同期パターン1検
出回路426は同期パターン1を検出し、その後、B1
チャネル同期パターン2検出回路410及びB2チャネ
ル同期パターン2検出回路411では同期パターン2を
検出する。
ン1検出回路425及びB2チャネル同期パターン1検
出回路426は同期パターン1を検出し、その後、B1
チャネル同期パターン2検出回路410及びB2チャネ
ル同期パターン2検出回路411では同期パターン2を
検出する。
【0048】次に、B1チャネル同期パターン3検出回
路414もしくはB2チャネル同期パターン3検出回路
415が同期パターン3を検出すると、データ蓄積入出
力制御回路416を起動する。なお、データ蓄積入出力
制御回路416の動作はISDNインタフェース回路4
03から信号線408を介して入力されるB1チャネル
とB2チャネルとの関係によリ異なる。
路414もしくはB2チャネル同期パターン3検出回路
415が同期パターン3を検出すると、データ蓄積入出
力制御回路416を起動する。なお、データ蓄積入出力
制御回路416の動作はISDNインタフェース回路4
03から信号線408を介して入力されるB1チャネル
とB2チャネルとの関係によリ異なる。
【0049】以下、図6、図7及び図8によリデータ蓄
積入出力制御回路416の動作を説明する。
積入出力制御回路416の動作を説明する。
【0050】まず、図6はB1チャネルとB2チャネル
とのデータに対する受信遅延(時間)差がない場合を説
明する図である。データ蓄積入出力制御回路416は、
B1チャネルとB2チャネルとの間に受信遅延差がない
ことを判別した場合、信号線428により切替回路41
7を起動し、信号線408と信号線427とを論理的に
直接接続する。
とのデータに対する受信遅延(時間)差がない場合を説
明する図である。データ蓄積入出力制御回路416は、
B1チャネルとB2チャネルとの間に受信遅延差がない
ことを判別した場合、信号線428により切替回路41
7を起動し、信号線408と信号線427とを論理的に
直接接続する。
【0051】次に、図7はB2チャネルの方がB1チャ
ネルに比較し、遅れて受信されている場合を説明する図
である。データ蓄積入出力制御回路416は、B1チャ
ネル同期パターン3検出回路414から起動されると、
信号線418によりBチャネルデータ蓄積回路412を
起動し、B1チャネルの同期パターン受信後のデータD
1、D3、・・・を蓄積する。その後、B2チャネル同
期パターン3検出回路415が同期パターン3を検出
し、その同期パターン3検出回路415から起動がなさ
れると、信号線409によりBチャネルデータ蓄積回路
412を起動するとともに、信号線428により切替回
路417を起動する。また、Bチャネルデータ蓄積回路
412は、信号線409からの制御によって、蓄積して
いるデータD1、D3、・・・を、順次、信号線429
に出力する。切替回路417は、信号線428からの制
御によって、信号線429と信号線408とを交互に信
号線427に接続し、画像コーデック装置へ受信したデ
ータ(画像データ)を出力する。
ネルに比較し、遅れて受信されている場合を説明する図
である。データ蓄積入出力制御回路416は、B1チャ
ネル同期パターン3検出回路414から起動されると、
信号線418によりBチャネルデータ蓄積回路412を
起動し、B1チャネルの同期パターン受信後のデータD
1、D3、・・・を蓄積する。その後、B2チャネル同
期パターン3検出回路415が同期パターン3を検出
し、その同期パターン3検出回路415から起動がなさ
れると、信号線409によりBチャネルデータ蓄積回路
412を起動するとともに、信号線428により切替回
路417を起動する。また、Bチャネルデータ蓄積回路
412は、信号線409からの制御によって、蓄積して
いるデータD1、D3、・・・を、順次、信号線429
に出力する。切替回路417は、信号線428からの制
御によって、信号線429と信号線408とを交互に信
号線427に接続し、画像コーデック装置へ受信したデ
ータ(画像データ)を出力する。
【0052】最後に、図8はB1チャネルの方がB2チ
ャネルに比較し、遅れてデータを受信した場合を説明す
る図である。データ蓄積入出力制御回路416は、B2
チャネル同期パターン3検出回路415から起動される
と、信号線418によりBチャネルデータ蓄積回路41
2を起動し、B2チャネルの同期パターン3受信後のデ
ータD2、D4、・・・を蓄積する。その後、B1チャ
ネル同期パターン3検出回路414が同期パターン3を
検出しその同期パターン3検出回路414から起動され
ると、信号線409によりBチャネルデータ蓄積回路4
12を起動するとともに、信号線428により切替回路
417を起動する。また、Bチャネルデータ蓄積回路4
12は、信号線409からの制御によって蓄積している
データD2、D4、・・・を信号線429に出力する。
切替回路417は、信号線428からの制御によって、
信号線429と信号線408とを交互に信号線427に
接続し、画像コーデック装置ヘデータ(画像データ)を
出力する。
ャネルに比較し、遅れてデータを受信した場合を説明す
る図である。データ蓄積入出力制御回路416は、B2
チャネル同期パターン3検出回路415から起動される
と、信号線418によりBチャネルデータ蓄積回路41
2を起動し、B2チャネルの同期パターン3受信後のデ
ータD2、D4、・・・を蓄積する。その後、B1チャ
ネル同期パターン3検出回路414が同期パターン3を
検出しその同期パターン3検出回路414から起動され
ると、信号線409によりBチャネルデータ蓄積回路4
12を起動するとともに、信号線428により切替回路
417を起動する。また、Bチャネルデータ蓄積回路4
12は、信号線409からの制御によって蓄積している
データD2、D4、・・・を信号線429に出力する。
切替回路417は、信号線428からの制御によって、
信号線429と信号線408とを交互に信号線427に
接続し、画像コーデック装置ヘデータ(画像データ)を
出力する。
【0053】以上の動作により、B1チャネルとB2チ
ャネルとのデータ受信遅延差を吸収し、B1チャネルと
B2チャネルとの同期を確立してデータの転送を行な
う。
ャネルとのデータ受信遅延差を吸収し、B1チャネルと
B2チャネルとの同期を確立してデータの転送を行な
う。
【0054】次に、データ通信が終了し、ISDN交換
網13からISDNインタフエース回路403が切断メ
ッセージ〔B1〕及び切断メッセージ〔B2〕を受信す
ると、信号線401により画像コーデック装置に対し、
通信可表示を停止する信号を送出するとともに、所定の
手順に従がい切断処理を行なう。
網13からISDNインタフエース回路403が切断メ
ッセージ〔B1〕及び切断メッセージ〔B2〕を受信す
ると、信号線401により画像コーデック装置に対し、
通信可表示を停止する信号を送出するとともに、所定の
手順に従がい切断処理を行なう。
【0055】以上の動作によって、B1チャネルとB2
チャネルとの同期を確立し、B1チャネル及びB2チャ
ネルの両チャネルを用いて1つのデータ(128kbp
s)を分けて通信を行なうことが可能となる。
チャネルとの同期を確立し、B1チャネル及びB2チャ
ネルの両チャネルを用いて1つのデータ(128kbp
s)を分けて通信を行なうことが可能となる。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、B1チャネルとB2チ
ャネルとの受信データ伝送遅延時間差(複数のBチャネ
ル間の受信データ伝送遅延時間差)を吸収することがで
きる。これによって、B1チャネル(64kbps)及
びB2チャネル(64kbps)の複数チャネルを、恰
も1つのチャネルとして用いることができ、Bチャネル
のn倍の伝送速度でデータ通信を行なうことが可能とな
るため、基本インタフェースのISDN回線を有効に使
用することができる。
ャネルとの受信データ伝送遅延時間差(複数のBチャネ
ル間の受信データ伝送遅延時間差)を吸収することがで
きる。これによって、B1チャネル(64kbps)及
びB2チャネル(64kbps)の複数チャネルを、恰
も1つのチャネルとして用いることができ、Bチャネル
のn倍の伝送速度でデータ通信を行なうことが可能とな
るため、基本インタフェースのISDN回線を有効に使
用することができる。
【0057】また、ISDN回線の呼接続を行う際に、
相手通信装置と自通信装置が使用する複数の通信チャネ
ルの対応関係にズレが生じなくなり、複数の通信チャネ
ル間の受信データの遅延差を吸収を容易な構成で実現
し、複数の通信チャネルを合成させたデータ通信を行な
うことが可能となる。
相手通信装置と自通信装置が使用する複数の通信チャネ
ルの対応関係にズレが生じなくなり、複数の通信チャネ
ル間の受信データの遅延差を吸収を容易な構成で実現
し、複数の通信チャネルを合成させたデータ通信を行な
うことが可能となる。
【図1】本発明の一実施の形態である画像情報転送シス
テムの構成を示すシステム構成図である。
テムの構成を示すシステム構成図である。
【図2】基本インタフェースのISDN回線の信号フォ
ーマットを示す図である。
ーマットを示す図である。
【図3】本発明の動作を説明するシーケンス図である。
【図4】本発明のターミナルアダプタの内部構成を示す
ブロック構成図である。
ブロック構成図である。
【図5】本発明のターミナルアダプタ内でのBチャネル
のフォーマットを示す図である。
のフォーマットを示す図である。
【図6】本発明のターミナルアダプタのデータ受信時の
動作を説明する図である。
動作を説明する図である。
【図7】本発明のターミナルアダプタのデータ受信時の
動作を説明する図である。
動作を説明する図である。
【図8】本発明のターミナルアダプタのデータ受信時の
動作を説明する図である。
動作を説明する図である。
1,9・・・ビデオカメラ、 8,12・・・ビデオモニタ、 3,6・・・ターミナルアダプタ、 2,7・・・画像コーデック装置、 4,5,10,11・・・加入者線、 403・・・ISDNインタフェーズ回路、 402・・・同期パターン送出回路、 406,417・・・切替回路、 425・・・B1チャネル同期パターン1検出回路、 426・・・B2チャネル同期パターン1検出回路、 410・・・B1チャネル同期パターン2検出回路、 411・・・B2チャネル同期パターン2検出回路、 414・・・B1チャネル同期パターン3検出回路、 415・・・B2チャネル同期パターン3検出回路、 412・・・Bチャネルデータ蓄積回路、 416・・・データ蓄積入出力制御回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−157133(JP,A) 特開 昭62−145994(JP,A) 特開 昭61−169044(JP,A) 特開 平3−126348(JP,A) 特開 平2−266632(JP,A) 特開 平2−7752(JP,A) 特許2968565(JP,B2) 特許3210638(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/02 H04L 29/00
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の通信チャネルを有するISDN回
線に接続され、1つのデータを該複数の通信チャネルを
用いて送受信する通信装置において、 呼設定時に、相手通信装置が使用する通信チャネル情報
を含む呼設定メッセージを前記ISDN回線から受信し
た後、当該受信した呼設定メッセージに含まれる前記通
信チャネル情報と同一の通信チャネル情報を、チャネル
識別子に格納した応答メッセージを前記ISDN回線に
送信し、前記複数の通信チャネルでの呼接続を行う手段
と、 所定のデータを前記複数のチャネルに分割して送出する
手段と、 最後にそのデータを受信する通信チャネルがそのデータ
を受信するまで他の通信チャネルヘのデータを蓄積する
手段と、 全チャネルでそのデータを受信したとき、それら全チャ
ネルのデータを所定の順序で出力する手段とを設け、前
記複数の通信チャネルの遅延差を吸収して通信すること
を特徴とするISDN回線を用いた通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001149281A JP3338870B2 (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | Isdn回線を用いた通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001149281A JP3338870B2 (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | Isdn回線を用いた通信装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11023499A Division JP3210638B2 (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | Isdn回線を用いた通信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002033844A JP2002033844A (ja) | 2002-01-31 |
JP3338870B2 true JP3338870B2 (ja) | 2002-10-28 |
Family
ID=18994476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001149281A Expired - Lifetime JP3338870B2 (ja) | 2001-05-18 | 2001-05-18 | Isdn回線を用いた通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
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Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7213036B2 (en) * | 2003-08-12 | 2007-05-01 | Aol Llc | System for incorporating information about a source and usage of a media asset into the asset itself |
-
2001
- 2001-05-18 JP JP2001149281A patent/JP3338870B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002033844A (ja) | 2002-01-31 |
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