JP2968565B2 - Isdn回線を用いた通信方法及びその装置 - Google Patents

Isdn回線を用いた通信方法及びその装置

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JP2968565B2
JP2968565B2 JP2166602A JP16660290A JP2968565B2 JP 2968565 B2 JP2968565 B2 JP 2968565B2 JP 2166602 A JP2166602 A JP 2166602A JP 16660290 A JP16660290 A JP 16660290A JP 2968565 B2 JP2968565 B2 JP 2968565B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ISDN回線を用いた通信方法及びその装置に
係り、特に、複数の通信チャネルを同時に使用し、それ
ら複数の通信チャネルのデータ速度を合成した通信速度
によって一つの通信を行なうISDN回線を用いた通信方法
及びその装置に関する。
〔従来の技術〕
ISDN基本インタフェースにおいては、1回の呼接続に
より、1つのBチャネル(64kbps)を設定する構成とな
っている。したがって、従来のISDN回線を用いた通信方
法としては、1つの呼接続によって転送できる回線の最
高のデータ速度は1つのBチャネルが持つデータ速度
(64kbps)となり、64kbps以上の速度のデータを送受信
するディジタル通信を行なう場合、ディジタル専用線も
しくは一次群速度インタフェースを使用していた。
この問題を解決する方法として、ISDN基本インタフェ
ースが有するB1及びB2の2つのチャネルを同時に使用す
ることによって、最大128kbpsの通信速度まで対応させ
ることが可能となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記したように、B1及びB2の両チャネ
ルを1回の呼接続によって同時に設定することができな
いため、B1チャネルとB2チャネルとを各チャネル毎に呼
接続することが必要となる。
このように、各チャネル毎に呼接続を行うと、各チャ
ネル毎に接続経路が異なってしまう。したがって、各チ
ャネルの伝搬遅延時間に差が生じることになり、送信デ
ータと受信データが異なってしまうという問題があっ
た。
本発明の目的は、B1チャネルとB2チャネルとの伝搬遅
延時間の差を吸収し、B1チャネルとB2チャネルとを同時
に使用した通信であっても、正確にデータを送受信する
ことができるISDN回線を用いた通信方法及びその装置を
提供することある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の第1の発明は、呼設定の際に所定のデータを
複数のチャネルに同時に送出し、そのデータを受信する
側では、最後にそのデータを受信するチャネルがそのデ
ータを受信するまで他のチャネルへのデータを蓄積し、
全チャネルでそのデータを受信したとき、それら全チャ
ネルのデータを所定の順序に並び替えるように設定し、
全チャネルの同期を確立することを特徴とする。
また、本発明の第2の発明は、所定のデータを複数の
チャネルに同時に送出する手段と、最後にそのデータを
受信するチャネルがそのデータを受信するまで他のチャ
ネルへのデータを蓄積する手段と、全チャネルでそのデ
ータを受信したとき、それら全チャネルのデータを所定
の順序に並び替える手段とを設け、全チャネルの同期を
確立することを特徴とする。
〔作用〕
以上のように、呼設定のシーケンスの際にB1チャネル
とB2チャネルとの同期を確立するシーケンスを付加し、
このシーケンスにおいて送信側からの同期パターン(B1
チャネル及びB2チャネル上で伝送される)を受信したと
き、その受信タイミングを検出し、同期パターンの受信
が遅い方のチャネルを受信するまでもう一方のチャネル
のデータを蓄積し、B1チャネルとB2チャネルとの両チャ
ネルのデータを受信したときB1チャネルとB2チャネルと
を1つのチャネルに合成し、これを出力する。
これによって、呼設定のシーケンスでB1チャネルとB2
チャネルとの受信データの遅延(時間)差を吸収し、B1
チャネルとB2チャネルとの同期を確立することができ、
B1チャネルとB2チャネルとを合成させてデータ通信を行
なうことが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照し詳細に説明す
る。
第1図は、ISDN基本インタフェースのB1チャネル(64
kbps)及びB2チャネル(64kbps)を同時に使用し、128k
bpsの通信速度によって画像情報を転送するシステムの
構成を示す図である。
第1図において、ビデオカメラ1で撮影された画像信
号は、画像コーディック装置2によりアナログ信号から
ディジタル信号に変換され、ターミナルアダプタ3によ
って出力信号線4に出力される。その信号は、ISDN交換
網13を介して、入力信号線5に送出される。ターミナル
アダプタ6は、入力信号線5から受信した画像信号を画
像コーディック装置7に出力する。そして、画像信号
は、画像コーディック装置7によってアナログ信号に変
換され、ビデオモニタ8に送出される。また、ビデオカ
メラ9によって撮影された画像信号も同様に、画像コー
ディック装置7、ターミナルアダプタ6、出力信号線1
0、ISDN交換網13、入力信号線11、ターミナルアダプタ
3、及び、画像コーディック装置2を介して、ビデオモ
ニタ12に出力される。
第2図は、ターミナルアダプタ6とISDN交換網13との
間の信号伝達フォーマットを示す図である。
このフォーマットはB1、B2の2つの64kbpsの速度を有
するデータ転送用チャネルと、16kbpsのデータ速度の呼
制御用Dチャネルと、その他フレーミングビット、直流
平衡ビット、Dエコーチャネルビット、補助フレームビ
ット等から構成されている。なお、このフォーマット
は、ISDN基本インタフェースとして使用されているもの
である。
第3図は、発着信のDチャネルによる呼制御シーケン
ス、及びB1チャネルとB2チャネルとを同時に使用し、12
8kbpsのデータ転送速度によって通信を行なう際のシー
ケンス、すなわち、B1チャネルとB2チャネルとの同期を
確立するためのシーケンスを示す図である。
第4図は、ターミナルアダプタの内部構成を示すブロ
ック図である。
第4図において、403はISDN交換網13とのインタフェ
ースを行なうISDNインタフェース回路、402はBチャネ
ル上に送出する同期パターンを生成・送出する同期パタ
ーン送出回路、412はBチャネル上のデータを一時的に
蓄積するBチャネルデータ蓄積回路、417は切替回路、4
16はBチャネルデータ蓄積回路412と切替回路417とを制
御するデータ蓄積入出力制御回路、406は同期パターン
送出回路により制御される切替回路、425はB1チャネル
上の同期パターン1を検出するB1チャネル同期パターン
1検出回路、426はB2チャネル上の同期パターン1を検
出するB2チャネル同期パターン1検出回路、410はB1チ
ャネル上の同期パターン2を検出するB1チャネル同期パ
ターン2検出回路、411はB2チャネル上の同期パターン
2を検出するB2チャネル同期パターン2検出回路、414
はB1チャネル上の同期パターン3を検出するB1チャネル
同期パターン3検出回路、415はB2チャネル上の同期パ
ターン3を検出するB2チャネル同期パターン3検出回
路、405、407乃至409、418、420、423、424、及び428乃
至430は各回路の信号線である。
以下、第3図に基づいて動作を説明する。
ターミナルアダプタ3から発信する場合、Dチャネル
によりB1チャネルを接続する呼設定メッセージ〔B1〕、
及びB2チャネルを接続する呼設定メッセージ〔B2〕をIS
DN交換網13へ送出する。なお、この時、呼設定メッセー
ジにはどのチャネルに対応するものか着信側のターミナ
ルアダプタ6で判定できるように情報要素「発サブアド
レス」にチャネル情報を設定する。
ターミナルアダプタ3が送出した呼設定メッセージ
〔B1〕、〔B2〕に対し、ISDN交換網13から呼設定受付メ
ッセージ〔B1〕、〔B2〕が返送される。これによって、
B1及びB2チャネルをISDN交換網に接続し、同期パターン
1をISDN交換網13に送出する。
一方、着信側のターミナルアダプタ6は、ISDN交換網
13から受信した呼設定メッセージ〔B1〕、〔B2〕の情報
要素「発サブアドレス」で指定されたBチャネルと同一
チャネルを、応答メッセージ〔B1〕、〔B2〕の情報要素
「チャネル識別子」に指定し、ISDN交換網13へ送出す
る。その応答メッセージに対し、ISDN交換網13から応答
確認メッセージ〔B1〕、〔B2〕が返送され、これによっ
て、BチャネルをISDN交換網13に接続し、Bチャネルに
よる同期シーケンスを開始する。
次に、Bチャネルによる同期シーケンスについて説明
する。
ターミナルアダプタ3は、B1、B2チャネルの呼設定メ
ッセージを送出し、B1、B2それぞれのチャネルに対して
呼設定受付メッセージを受信すると、同期パターン1を
B1、B2チャネルから各々ISDN交換網13に対して送出す
る。
一方、ターミナルアダプタ6は、B1、B2それぞれのチ
ャネルに対して応答確認メッセージが到達すると、B1、
B2チャネルから各々同期パターン1を送出し、その後同
期パターン2を送出することによって、Bチャネルが正
常に接続されていることをターミナルアダプタ3に通知
する。ここで、同期パターン1から同期パターン2に切
換えることによって、より確実に情報を通知することを
可能にしている。
なお、この時、ターミナルアダプタ6は、ターミナル
アダプタ3から送出され続けている同期パターン1を受
信している状態にある(図示せず)。
一方、ターミナルアダプタ3では、B1チャネル及びB2
チャネルから各々同期パターン1及び同期パターン2を
受信し、B1チャネル及びB2チャネルがそれぞれ正常に接
続されていることを認識する。B1チャネル及びB2チャネ
ルが正常に接続されていることを認識したターミナルア
ダプタ3は、B1チャネル及びB2チャネルに対して、同時
に同期パターン2を送出し、その後、B1チャネル及びB2
チャネルに対して、同時に同期パターン3を送出して、
送出する同期パターンを同期パターン2から同期パター
ン3へ同時に切換える。
ターミナルアダプタ6では、ターミナルアダプタ3か
ら受信し続けていたB1チャネル及びB2チャネルへの同期
パターン2が、それぞれ、同期パターン3の受信へと同
期パターンが変化したことを検出する。このとき、B1チ
ャネルが、同期パターン2から同期パターン3へ変化し
た時間が、B2チャネルが同期パターン2から同期パター
ン3へ変化した時間より早い場合、B1チャネルが同期パ
ターン2から同期パターン3へ変化した時間を基準と
し、B2チャネルが同期パターン2から同期パターン3へ
変化するまでの時間の時間差を算出(検出)し、その算
出結果をB1チャネルとB2チャネルとのデータ伝送遅延差
とする。また、B2チャネルが同期パターン2から同期パ
ターン3へ変化した時間が、B1チャネルが同期パターン
2から同期パターン3へ変化した時間より早い場合、B2
チャネルが同期パターン2から同期パターン3へ変化し
た時間を基準とし、B1チャネルが同期パターン2から同
期パターン3へ変化するまでの時間の時間差を算出(検
出)し、その算出結果をB2チャネルとB1チャネルとのデ
ータ伝送遅延差とする。
これによって、ターミナルアダプタ6は、ターミナル
アダプタ3から受信するB1チャネルとB2チャネルの伝送
遅延差を認識することができる。そしてその後、その伝
送遅延差に基づいて、データバッファ等を制御し、伝送
遅延差を吸収して、B1チャネルとB2チャネルとの同期を
確立する動作を行なう。
また、その後、ターミナルアダプタ3は、画像コーデ
ィック装置2に対し通信が可能な状態になったことを示
す通信可表示を行なうとともに、ターミナルアダプタ6
に対して同期パターン3を送出し、通信開始の要求を行
ない、画像コーディック装置2から受信した画像データ
をB1チャネル及びB2チャネルに分けてターミナルアダプ
タ6に対して送出する。
一方、ターミナルアダプタ6は、ターミナルアダプタ
3からB1チャネル及びB2チャネルによって同期パターン
3を受信すると、画像コーディック装置7に対して通信
が可能な状態になったことを示す通信可表示を行なうと
ともに、ターミナルアダプタ3に対して同期パターン3
をB1チャネル及びB2チャネルに同時に送出する。
ターミナルアダプタ3では、同期パターン3を受信す
ると、B1チャネルが同期パターン2から同期パターン3
に変化した時間と、B2チャネルが同期パターン2から同
期パターン3に変化した時間により、上記した、ターミ
ナルアダプタ6と同様な手順によって、ターミナルアダ
プタ6からターミナルアダプタ3へのB1チャネルとB2チ
ャネルとの伝送遅延差を求め、そのデータ伝送遅延差に
基づいてデータバッファ等を制御し、B1チャネルとB2チ
ャネルとの同期を確立する。
以上のシーケンスによって、ターミナルアダプタ3と
ターミナルアダプタ6との間の両方向の送受信でB1チャ
ネルとB2チャネルとの同期を確立し、画像データの送受
信が行なわれる。
データ通信が終了すると、画像コーディック装置2は
切断指示情報をターミナルアダプタ3に送出する。ター
ミナルアダプタ3は、この切断指示情報を検出するとデ
ータ通信が終了したことを認識し、切断メッセージ〔B
1〕、〔B2〕をISDN交換網13へ送出する。これに対し
て、ISDN交換網13からの解放メッセージ〔B1〕、〔B2〕
を受信すると、B1チャネル及びB2チャネルをISDN回線か
ら切り放すとともに、画像コーディック装置2への通信
可表示情報の送出を停止し、ISDN交換網13へ解放完了メ
ッセージ〔B1〕、〔B2〕を送出する。
一方、ターミナルアダプタ6は、ISDN交換網13からの
切断メッセージ〔B1〕、〔B2〕を受信すると、B1チャネ
ル及びB2チャネルをISDN回線から切り放すとともに、画
像コーディック装置7への通信可表示情報の出力を停止
し、ISDN交換網13へ解放メッセージ〔B1〕、〔B2〕を送
出し、ISDN交換網13からの解放完了メッセージ〔B1〕、
〔B2〕を受信し、通信を終了する。
次に、第4図に示されるターミナルアダプタの発信時
の動作について説明する。
まず、画像コーディック装置は信号線401を介し、ISD
Nインタフェース回路403に対して発信の起動をする。IS
DNインタフェース回路403は、その起動要求に従がい呼
設定メッセージ〔B1〕及び呼設定メッセージ〔B2〕を、
順次、信号線(送信線)404を介し、ISDN交換網13へ送
出する。これに対して、ISDN交換網13から信号線(受信
線)422を介して呼設定受付メッセージ〔B1〕をISDNイ
ンタフェース回路403が受信すると、信号線405を介して
同期パターン送出回路402に対して起動情報を送出し、
同期パターン送出回路402を起動させ、また、信号線422
を介して呼設定受付メッセージ〔B2〕をISDNインタフェ
ース回路403が受信すると、信号線423を介して同期パタ
ーン送出回路402に対して起動情報を送出し、同期パタ
ーン送出回路402を起動させる。さらに、ISDNインタフ
ェース回路403は、信号線404と信号線402間及び信号線4
22と信号線408間をそれぞれ接続する。
同期パターン送出回路402は、信号線420にて切替回路
406を制御し、信号線430と信号線407を接続する。次
に、同期パターン送出回路402は、ISDNインタフェース
回路403から送出され、信号線424を介して送信される信
号に同期させて対応するBチャネルに対して同期パター
ン1(8ビットデータオール‘0')を連続的に送出す
る。
次に、ISDNインタフェース回路403は、第5図に示さ
れるフォーマットの信号を信号線407から受信すると、
信号線424から出力される信号によってB1チャネルのデ
ータかまたはB2チャネルのデータかを識別し、第2図に
示されるフォーマットに信号を変換して、これを信号線
404へ送出する。
また、ISDNインタフェース回路403は、信号線422から
受信した信号を第5図に示すフォーマットの信号に変換
して、これを信号線408に出力し、このBチャネルの信
号は、B1チャネル同期パターン1検出回路425、B2チャ
ネル同期パターン1検出回路426、B1チャネル同期パタ
ーン2検出回路410、B2チャネル同期パターン2検出回
路411、B1チャネル同期パターン3検出回路414、B2チャ
ネル同期パターン3検出回路415、及びBチャネルデー
タ蓄積回路412へ送出される。
なお、信号線424が接続されている各回路は、その信
号線424が送出される信号によって、B1チャネルとB2チ
ャネルとの識別を可能としている。
B1チャネル同期パターン1検出回路425及びB2チャネ
ル同期パターン1検出回路426は、同期パターン1(8
ビットデータオール‘0')を‘n1'オクテット検出する
と、B1チャネル同期パターン2検出回路410及びB2チャ
ネル同期パターン2検出回路411を起動する。また、B1
チャネル同期パターン2検出回路410及びB2チャネル同
期パターン2検出回路411は、同期パターン2(8ビッ
トデータオール‘1')を‘n2'オクテット検出すると、B
1チャネル同期パターン3検出回路414、B2チャネル同期
パターン3検出回路415及び同期パターン送出回路402を
起動する。同期パターン送出回路402は、B1チャネル同
期パターン2検出回路410とB2チャネル同期パターン2
検出回路411との両方から起動の要求を受信すると、同
期パターン2を、B1チャネル及びB2チャネルの両チャネ
ル同時に、切替回路406、ISDNインタフェース回路403を
介して信号線404に‘n2'オクテット送出し、その後、こ
れと同時に、同期パターン3(8ビットデータオール
‘0')を、B1チャネル及びB2チャネルの両チャネル同時
に‘n3'オクテット送出する。
さらに、同期パターン送出回路402は、同期パターン
2を送出後、信号線419を介し画像コーディック装置へ
通信可表示を行ない、また、信号線420によって切替回
路406を制御し、画像コーディック装置からの画像デー
タを、信号線421、切替回路406、信号線407、及びISDN
インタフェース回路403を介して信号線404へ送出するこ
とを可能にする。なお、画像コーディック装置では、通
信化表示を受信後、同期パターン3を‘n3'オクテット
送出する時間を経過した後に画像データを送出する。
次に、B1チャネル同期パターン3検出回路414、もし
くは、B2チャネル同期パターン3検出回路415のいずれ
か一方が同期パターン3を検出すると、その検出した時
間を基準として、もう一方のBチャネルが同期パターン
3に変化(検出)した時間差(B1チャネルとB2チャネル
との間のデータ伝送遅延差)をデータ蓄積入出力制御回
路406が検出し、そのデータ伝送遅延差に基づいてBチ
ャネルデータ蓄積回路412を制御する。Bチャネルデー
タ蓄積回路412はデータ蓄積入出力制御回路406の制御に
よってB1チャネルとB2チャネルとの間のデータ伝送遅延
差を吸収し、B1チャネルとB2チャネルとの同期を確立す
る。なお、この同期を確立するための動作についての詳
細な説明は後述する。
データ通信が終了し、画像コーディック装置から信号
線401を介してISDNインタフェース回路403が切断指示を
受信すると、ISDNインタフェース回路403は切断メッセ
ージ等を信号線404へ送出し、所定の手順によって切断
処理を行なう。
次に、ターミナルアダプタの着信時の動作について説
明する。
まず、ISDNインタフェース回路403は、信号線422によ
り、呼設定メッセージ〔B1〕及び呼設定メッセージ〔B
2〕を受信すると、応答メッセージ〔B1〕及び応答メッ
セージ〔B2〕を信号線404から送出する。これに対し、I
SDN交換網13が応答確認メッセージ〔B1〕及び応答確認
メッセージ〔B2〕を送出し、これを信号線422を介して
受信すると、信号線405によって、同期パターン送出回
路402を起動するとともに、信号線404と信号線407間及
び信号線422と信号線408間はそれぞれ接続する。
同期パターン送出回路402は、ISDNインタフェース回
路403から起動されると、B1チャネルとB2チャネルとに
対しそれぞれ、同期パターン1を‘n1'オクテット送出
した後に、同期パターン2を連続的に送出する。
なお、このとき、B1チャネル同期パターン1検出回路
425及びB2チャネル同期パターン1検出回路426は同期パ
ターン1を検出し、その後、B1チャネル同期パターン2
検出回路410及びB2チャネル同期パターン2検出回路411
では同期パターン2を検出する。
次に、B1チャネル同期パターン3検出回路414もしく
はB2チャネル同期パターン3検出回路415が同期パター
ン3を検出すると、データ蓄積入出力制御回路416を起
動する。なお、データ蓄積入出力制御回路416の動作はI
SDNインタフェース回路403から信号線408を介して入力
されるB1チャネルとB2チャネルとの関係により異なる。
以下、第6図、第7図及び第8図によりデータ蓄積入
出力制御回路416の動作を説明する。
まず、第6図はB1チャネルとB2チャネルとのデータに
対する受信遅延(時間)差がない場合を説明する図であ
る。データ蓄積入出力制御回路416は、B1チャネルとB2
チャネルとの間に受信遅延差がないことを判別した場
合、信号線428により切替回路417を起動し、信号線408
と信号線427とを論理的に直接接続する。
次に、第7図はB2チャネルの方がB1チャネルと比較し
て、遅れてデータを受信した場合を説明する図である。
データ蓄積入出力制御回路416は、B1チャネル同期パタ
ーン3検出回路414から起動されると、信号線418により
B2チャネルデータ蓄積回路412を起動し、B1チャネルの
同期パターン受信後のデータD1、D3、・・・を蓄積す
る。その後、B2チャネル同期パターン3検出回路415が
同期パターン3を検出し、その同期パターン3検出回路
415から起動がなされると、信号線409によりBチャネル
データ蓄積回路412を起動するとともに、信号線428によ
り切替回路417を起動する。また、Bチャネルデータ蓄
積回路412は、信号線409からの制御によって、蓄積して
いるデータD1、D3、・・・を、順次、信号線429に出力
する。切替回路417は、信号線428からの制御によって、
信号線429と信号線408とを交互に信号線427に接続し、
画像コーディック装置へ受信したデータ(画像データ)
を出力する。
最後に、第8図はB1チャネルの方がB2チャネルと比較
して、遅れてデータを受信した場合を説明する図であ
る。データ蓄積入出力制御回路416は、B2チャネル同期
パターン3検出回路415から起動されると、信号線418に
よりBチャネルデータ蓄積回路412を起動し、B2チャネ
ルの同期パターン3受信後のデータD2、D4、・・・を蓄
積する。その後、B1チャネル同期パターン3検出回路41
4が同期パターン3を検出しその同期パターン3検出回
路414から起動されると、信号線409によりBチャネルデ
ータ蓄積回路412を起動するとともに、信号線428により
切替回路417を起動する。また、Bチャネルデータ蓄積
回路412は、信号線409からの制御によって蓄積している
データD2、D4、・・・を信号線429に出力する。切替回
路417は、信号線428からの制御によって、信号線429と
信号線408とを交互に信号線427に接続し、画像コーディ
ック装置へデータ(画像データ)を出力する。
以上の動作により、B1チャネルとB2チャネルとのデー
タ受信遅延差を吸収し、B1チャネルとB2チャネルとの同
期を確立してデータの転送を行なう。
次に、データ通信が終了し、ISDN交換網13からISDNイ
ンタフェース回路403が切断メッセージ〔B1〕及び切断
メッセージ〔B2〕を受信すると、信号線401により画像
コーディック装置に対し、通信可表示を停止する信号を
送出するとともに、所定の手順に従がい切断処理を行な
う。
以上の動作によって、B1チャネルとB2チャネルとの同
期を確立し、B1チャネル及びB2チャネルの両チャネルを
用いて1つのデータ(128kbps)を分けて通信を行なう
ことが可能となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、B1チャネルとB2チャネルとの受信デ
ータ伝送遅延時間差を吸収することができる。これによ
って、B1チャネル(64kbps)及びB2チャネル(64kbps)
の両チャネルを、恰も1つのチャネルとして用いること
ができ、最高128kbpsの伝送速度でデータ通信を行なう
ことが可能となるため、基本インタフェースのISDN回線
を有効に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である画像情報転送システム
の構成を示すシステム構成図、第2図は基本インタフェ
ースのISDN回線の信号フォーマットを示す図、第3図は
本発明の動作を説明するシーケンス図、第4図は本発明
のターミナルアダプタの内部構成を示すブロック構成
図、第5図は本発明のターミナルアダプタ内でのBチャ
ネルのフォーマットを示す図、第6図、第7図、及び第
8図は本発明のターミナルアダプタのデータ受信時の動
作を説明する図である。 1,9……ビデオカメラ、 8,12……ビデオモニタ、 3,6……ターミナルアダプタ、 2,7……画像コーディック装置、 4,5,10,11……加入者線、 403……ISDNインタフェース回路、 402……同期パターン送出回路、 406,417……切替回路、 425……B1チャネル同期パターン1検出回路、 426……B2チャネル同期パターン1検出回路、 410……B1チャネル同期パターン2検出回路、 411……B2チャネル同期パターン2検出回路、 414……B1チャネル同期パターン3検出回路、 415……B2チャネル同期パターン3検出回路、 412……Bチャネルデータ蓄積回路、 416……データ蓄積入出力制御回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】呼設定の際に所定のデータを複数のチャネ
    ルに同時に送出し、そのデータを受信する側では、最後
    にそのデータを受信するチャネルがそのデータを受信す
    るまで他のチャネルへのデータを蓄積し、全チャネルで
    そのデータを受信したとき、それら全チャネルのデータ
    を所定の順序に並び替えるように設定し、全チャネルの
    同期を確立することを特徴とするISDN回線を用いた通信
    方法。
  2. 【請求項2】所定のデータを複数のチャネルに同時に送
    出する手段と、最後にそのデータを受信するチャネルが
    そのデータを受信するまで他のチャネルへのデータを蓄
    積する手段と、全チャネルでそのデータを受信したと
    き、それら全チャネルのデータを所定の順序に並び替え
    る手段とを設け、全チャネルの同期を確立することを特
    徴とするISDN回線を用いた通信装置。
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